JP2019000859A - 塑性流動結合方法及び塑性流動結合装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アウター部材(アウタードラム20)の結合端部21における軸方向の一側の端面と、上記インナー部材(インナードラム30)の平板部(円板状部32)における上記軸方向の上記一側の面との両面を、パンチ5の上記軸方向の他側の面に当接させて、該両面の上記軸方向の位置を揃えた状態で、上記アウター部材の結合端部21をパンチ5とダイス2とで挟持して上記軸方向に加圧することで、該結合端部21を、上記インナー部材の被結合端面31の凹部34内に塑性流動させる。
【選択図】図5
Description
2 ダイス
3 下側プレッサー(インナー部材側押さえ型)
4 上側プレッサー(アウター部材側押さえ型)
5 パンチ
5a パンチの下面(パンチの軸方向の他側の面)
20 アウタードラム(アウター部材)
21 結合端部
21a 結合端部の内周面
21b 結合端部の上面(結合端部の軸方向の一側の面)
25 底部
30 インナードラム(インナー部材)
31 被結合端面
32 円板状部材(平板部)
32a 円板状部材の上面(平板部の軸方向の一側の面)
34 凹部
40 階段状部(ダイスにおける、アウター部材の底部を挟持する部分)
41 階段状部(アウター部材側押さえ型における、アウター部材の底部を挟持する部分)
50 凸部
60 テーパー部
Claims (6)
- 軸方向の一側に有孔の底部を有する有底筒状をなした金属製のアウター部材における、該底部の孔の内周縁部を結合端部とし、上記軸方向に対して垂直な方向に延びる平板部を有した金属製のインナー部材における、当該平板部の外周面を被結合端面として、上記アウター部材の上記結合端部の内周面と上記インナー部材の上記被結合端面とを塑性流動結合する塑性流動結合方法であって、
上記アウター部材の上記結合端部は、上記底部の孔における内周縁部を、上記インナー部材の上記被結合端面に沿って、上記軸方向の上記一側に向かって延出させることで構成されたものであり、
上記インナー部材の上記被結合端面は、上記軸方向に対して垂直な方向に凹んだ凹部が全周に亘って形成されたものであって、
上記アウター部材の上記結合端部の内周面と上記インナー部材の上記被結合端面とが、上記軸方向に対して垂直な方向に対向するように、上記アウター部材と上記インナー部材とをそれぞれ配置する配置工程と、
上記配置工程で配置された上記アウター部材の上記底部を、該底部の上記軸方向の他側の面と接触するダイスと、該底部の上記軸方向の上記一側の面と接触しかつ筒状をなしたアウター部材側押さえ型とによって、上記アウター部材の上記結合端部における上記軸方向の上記一側の端面が露出した状態で、上記軸方向に挟持するアウター部材挟持工程と、
上記配置工程で配置された上記インナー部材の上記平板部を、該平板部の上記軸方向の上記他側の面と接触するインナー部材側押さえ型と、該平板部の上記軸方向の上記一側の面と接触するパンチとによって、上記軸方向に挟持するインナー部材挟持工程と、
上記アウター部材挟持工程及び上記インナー部材挟持工程の後又は上記各挟持工程と同時に、上記パンチを上記軸方向の上記他側に向かって移動させて、上記アウター部材の上記結合端部における上記軸方向の上記一側の端面と、上記インナー部材の上記平板部における上記軸方向の上記一側の面との両面を、上記パンチの上記軸方向の上記他側の面に当接させて、該両面の上記軸方向の位置を揃える位置合わせ工程と、
上記位置合わせ工程の後又は上記位置合わせ工程と同時に、上記パンチを上記軸方向の上記他側に向かって移動させて、上記アウター部材の上記結合端部を上記パンチと上記ダイスとで挟持して上記軸方向に加圧することで、該結合端部を、上記インナー部材の上記被結合端面の上記凹部内に塑性流動させる塑性流動工程と、を含むことを特徴とする塑性流動結合方法。 - 請求項1に記載の塑性流動結合方法において、
上記アウター部材は、自動車の自動変速機のクラッチ装置におけるクラッチドラムの一構成要素であるアウタードラムであり、
上記インナー部材は、上記クラッチドラムの他の構成要素であるインナードラムであることを特徴とする塑性流動結合方法。 - 請求項1又は2に記載の塑性流動結合方法において、
上記ダイスには、上記軸方向に対して垂直な方向における、上記アウター部材の上記結合端部に対応する部分に、上記軸方向の上記一側に向かって突出した凸部が形成されていることを特徴とする塑性流動結合方法。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の塑性流動結合方法において、
上記アウター部材側押さえ型の内周面には、上記アウター部材を挟持した状態で、上記アウター部材の上記結合端部と対向する部分に、上記軸方向の上記他側に向かって、上記軸方向に対して垂直な方向に広がるテーパー部が形成されていることを特徴とする塑性流動結合方法。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の塑性流動結合方法において、
上記アウター部材の上記底部は、上記軸方向の上記一側に向かって、上記アウター部材の筒内側に傾斜した傾斜構造をなしており、
上記ダイス及び上記アウター部材側押さえ型における、上記アウター部材の上記底部を挟持する部分は、上記筒内側が、該筒内側とは反対側よりも上記軸方向の上記一側に位置するような階段形状を有することを特徴とする塑性流動結合方法。 - 軸方向の一側に有孔の底部を有する有底筒状をなした金属製のアウター部材における、該底部の孔の内周縁部を結合端部とし、上記軸方向に対して垂直な方向に延びる平板部を有した金属製のインナー部材における、当該平板部の外周面を被結合端面として、上記アウター部材の上記結合端部の内周面と上記インナー部材の上記被結合端面とを塑性流動結合する、塑性流動結合装置であって、
上記アウター部材の上記結合端部は、上記底部の孔における内周縁部を、上記インナー部材の上記被結合端面に沿って、上記軸方向の上記一側に向かって延出させることで構成されたものであり、
上記インナー部材の上記被結合端面は、上記軸方向に対して垂直な方向に凹みかつ上記アウター部材の上記結合端部が塑性流動する凹部が、全周に亘って形成されたものであって、
上記アウター部材の上記底部の上記軸方向の他側の面と接触するダイスと、
上記アウター部材の上記底部の上記軸方向の上記一側の面と接触しかつ上記ダイスと協働して、上記アウター部材の上記底部を、上記アウター部材の上記結合端部における上記軸方向の上記一側の端面が露出した状態で該軸方向に挟持するアウター部材側押さえ型と、
上記インナー部材の上記平板部の上記軸方向の他側の面と接触するインナー部材側押さえ型と、
上記インナー部材の上記平板部の上記軸方向の上記一側の面と接触しかつ上記インナー部材側押さえ型と協働して、上記インナー部材の上記平板部を上記軸方向に挟持しかつ上記軸方向に移動可能なパンチとを備え、
上記パンチは、上記アウター部材の上記結合端部の内周面と上記インナー部材の上記被結合端面とが、上記軸方向に垂直な方向に対向するように、上記アウター部材と上記インナー部材とが配置されるとともに、上記アウター部材が上記ダイスと上記アウター部材側押さえ型とにより挟持されかつ上記インナー部材が上記インナー部材側押さえ型と上記パンチとにより挟持された状態で、上記アウター部材の上記結合端部における上記軸方向の上記一側の端面と、上記インナー部材の上記平板部における上記軸方向の上記一側の面との両面の上記軸方向の位置を揃えるように構成され、
さらに上記パンチは、上記両面の上記軸方向の位置を揃えた状態で、上記軸方向の上記他側に移動されて、該結合端部を上記軸方向に加圧するように構成されていることを特徴とする塑性流動結合装置。
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