JP2018537133A - 連続注入プロセスを実行する方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

少なくとも2つの注入装置を用いて連続注入プロセスを実行する方法は、第1の段階において、第1の注入装置を用いて第1の流量で、第1の薬剤容器から第1の送達ラインを通して第1の流体を送達するステップと、第2の段階において、第2の注入装置を用いて第2の流量で、第2の薬剤容器から第2の送達ラインを通して第2の流体を送達するステップとを含む。第1及び第2の送達ラインに接続されている中継装置が、第1の段階において第1の流体を受け取り、第2の段階において第2の流体を受け取るように構成され、中継装置は、第1又は第2の流体を、患者に投与するように中継装置に接続されている出口送達ラインに放出するように構成されている。第1の段階に続いて、第2の注入装置が、中間段階において、第1の流量で第2の流体を送達するよう、所定の送達時間、動作し、送達時間は、出口送達ラインの送達体積を考慮して決定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも2つの注入装置を用いて連続注入プロセスを実行する方法及びシステムに関する。
この種の方法の中で、第1の段階において、第1の注入装置を用いて第1の流量で、第1の薬剤容器から第1の送達ラインを通して第1の流体を送達する。第1の薬剤容器が空になるか又は略空になった後、注入は第2の注入装置に引き継がれ、第2の段階において、第2の注入装置が、第2の流量で、第2の薬剤容器から第2の送達ラインを通して第2の流体を送達するようになっている。第1の送達ライン及び第2の送達ラインは、双方とも中継装置に接続され、中継装置は、第1の段階において第1の送達ラインを介して第1の流体を受け取り、第2の段階において第2の送達ラインを介して第2の流体を受け取るように構成されている。中継装置は、受け取った流体を出口送達ラインに放出し、この出口送達ラインを介して患者への注入を行うことができる。
この種の方法は、例えば、特許文献1から既知である。ここでは、シリンジポンプの形状の2つの注入装置が、連続注入プロセスを達成するために協調して用いられ、これらの注入装置は、送達ラインを介してカプラーに接続され、そしてカプラーを介して共通の注入ラインに接続されている。第1の薬剤容器が空になるか又は略空になると、制御装置が、制御信号を送信し、第1の注入装置の第1のドライバーには第1の薬剤容器からの流体の投与を終了するように、また、第2の注入装置の第2のドライバーには第2の薬剤容器からの流体の投与を開始するように、密接した時間シーケンスで命令することで、自動的に中継機能を遂行する。
この種の方法は、例えば、いわゆるカテコールアミン注入に用いることができる。カテコールアミン注入において、アドレナリン、ノルアドレナリン、又はドブタミン等の薬剤が、例えば蘇生目的で患者に投与される場合がある。これに関する薬剤は、概して、比較的低い投薬速度で静脈内投与される。この場合、投薬速度は安定的かつ持続的であることに注意しなければならない。そうでないと、投与される薬剤の投薬速度のピーク又は降下に起因して血圧及び心拍数のピーク又は降下が生じるおそれがあるためである。
薬剤を一定の投薬速度で比較的長時間にわたって連続的に患者に投与するために、複数の注入装置によるシステムが用いられる場合がある。しかしながら、これに関して、これらの注入装置は、連続的で間断のない注入プロセスを保証するために、第1の注入装置に関連する薬剤容器が空になると、第2の注入装置による第2の薬剤容器からの注入が開始されるように、制御されて協調して動作する必要がある。
しかしながら、これに関して、注入装置に接続されている送達ラインの長さに起因して、第2の注入装置からの第2の薬剤は、第1の注入装置による注入が停止し、第2の注入装置による注入を開始する際に、即座に患者に送達することができない。これは、第1の注入装置による注入中、中継装置と患者とを接続している出口送達ラインが、第1の注入装置に関連する第1の薬剤容器に由来する薬剤で満たされ、第2の注入装置による注入の開始時に、まず、出口送達ライン内の第1の薬剤容器からの残留した薬剤が患者に投与されるようになっていることに起因する。しかしながら、このことは、第2の注入装置の流量が第1の注入装置の流量とは異なる場合に、出口送達ライン内に残留した薬剤を患者に送達する際の投薬速度の増加又は減少につながることで問題となり得る。
そのため、注入を第1の注入装置から第2の注入装置に切り替える際に、一定の投薬速度を得ることができることを確実に保証する方法及びシステムが望まれている。
特許文献2に記載の流体注入システムにおいて、流体注入ポンプは、例えば、速度、体積、開始時間、終了時間、及び持続時間を含む注入ルーチンに従って、流体を被検体に放出する。
特許文献3から既知のシステムにおいて、合流構造体に接続された複数の注入装置を用いて、薬物がキャリア流体と混合され、混合された流体が、合流構造体を介して、例えば患者に送達される。
米国特許出願公開第2008/0269678号 米国特許出願公開第2011/0087189号 米国特許出願公開第2013/0218080号
本発明の目的は、少なくとも2つの注入装置を用いて連続注入プロセスを実行する方法及びシステムであって、特に、1つの注入装置から別の注入装置に切り替えるときに、所望の、特に一定の投薬速度での連続的な注入を可能にする、方法及びシステムを提供することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する方法によって達成される。
したがって、本方法において、第2の注入装置は、第1の段階における第1の注入装置を用いた第1の流体の送達に続いて、中間段階において、所定の送達時間にわたり第1の流量で第2の流体を送達するように動作する。所定の送達時間は、出口送達ラインの既定の送達体積を考慮して決定される。
本方法は、第1の段階の終了時に、すなわち、第1の注入装置が(例えば、第1の薬剤容器が空になるか又は略空になったことに起因して)第1の薬剤容器から第1の送達ラインを通して第1の流体を送達することを終了した後に、第1の流体の残留体積が出口送達ライン内に残っているという所見に端を発している。
この場合(出口送達ライン内に残留した第1の流体が存在する場合)、第2の注入装置が注入を引き継ぎ、第2の薬剤容器から第2の流量で第2の流体を送達するとき、出口送達ライン内に残留した第1の流体が、第1の流量とは異なる場合がある第2の流量で患者に投与されることになる。第2の流量が、例えば第1の流量よりも大きい場合、出口送達ライン内に残留した第1の流体を患者に送達する際の投薬速度の増加をもたらす。また、第2の流量が第1の流量よりも小さい場合、出口送達ライン内に残留した第1の流体は、低減された投薬速度で患者に投与されることになる。
出口送達ライン内に残留した第1の流体を患者に投与する際の投薬速度の変化を克服するため、第2の注入装置は、注入プロセスを引き継ぐ際、既定の送達時間にわたり第1の流量で、すなわち第1の注入装置の流量で動作する。これにより、出口送達ライン内に残留した第1の流体が、第1の注入装置が動作していたのと同じ流量で患者に投与され、それにより、第2の注入装置が注入動作を開始するときに投薬速度の変化は生じない。
第2の注入装置は、所定の送達時間にわたり第1の流量で動作する。所定の送達時間は、ここでは、出口送達ラインの送達体積、すなわち、第1の注入装置の注入動作の終了後に残留した第1の流体が存在しているラインの容積を考慮することによって決定される。出口送達ラインの送達体積は、出口送達ラインの流体容量を示している。第1の注入装置による注入の終了時、出口送達ラインは、第1の注入装置によって送達された第1の流体で(完全に)満たされている。したがって、所定の送達時間は、残留した第1の流体を出口送達ラインから第1の流量で空にするのに必要な時間として決定される。
したがって、中間段階において、第2の注入装置は、第1の流量、すなわち第1の注入装置の流量で動作する。中間段階の終了時、すなわち、出口送達ラインの残留した第1の流体が空になった後、第2の注入装置は、第2の流体を患者に投与するように送達すべき第2の流量に切り替えられる。
第1の流体及び第2の流体は、例えば、同じ薬剤を含むが、異なる濃度である場合がある。そのため、注入プロセス全体にわたって一定の投薬速度(投薬速度は、流量に対して、流体における薬剤の濃度を掛けたものに等しい)を保証するために、異なる注入装置が動作する際の流量は、異なる必要がある。例えば、第1の流体における薬剤の濃度が、第2の流体における薬剤の濃度よりも4倍大きい場合、第1の流量は、第2の流量の4分の1である。したがって、第2の注入装置に切り替える際、第2の注入装置に関連する第2の薬剤容器から、増加した流量で第2の流体を送達するために、第1の注入装置を用いた注入中と同じ投薬速度が得られるように流量が増加される。
上記目的はまた、少なくとも2つの注入装置を用いて連続注入プロセスを実行するシステムによって達成される。本システムは、第1の段階において、第1の流量で、第1の薬剤容器から第1の送達ラインを通して第1の流体を送達するように構成されている第1の注入装置と、第1の段階に続く第2の段階において、第2の流量で、第2の薬剤容器から第2の送達ラインを通して第2の流体を送達するように構成されている第2の注入装置と、上記第1の送達ライン及び上記第2の送達ラインに接続されているとともに、第1の段階において第1の送達ラインを介して第1の流体を受け取り、第2の段階において第2の送達ラインを介して第2の流体を受け取るように構成されている中継装置とを備える。中継装置は、受け取った第1の流体又は第2の流体を、患者に投与するように、中継装置に接続されている、既定の送達体積を有する出口送達ラインに放出するように更に構成されている。
提案される解決策によれば、本システムは、第1の段階における第1の注入装置を用いた第1の流体の送達に続いて、中間段階において、第2の注入装置が、第1の流量で第2の流体を送達するように、所定の送達時間にわたって動作するように構成されている。所定の送達時間は、出口送達ラインの既定の送達体積を考慮して決定される。
方法に関して上述した利点及び有利な実施形態は、上記システムにも等しく当てはまる。
この種の方法及びシステムは、例えば、ドーパミン及びその誘導体による群に属する物質を患者に注入する、カテコールアミン注入に適用可能である。これに関して用いられる薬剤は、例えば、ドーパミン、ノルアドレナリン、又はアドレナリンを含むことができる。このような薬剤の注入は、例えば、患者の蘇生のための集中治療及び救急医療等に用いることができる。薬剤は、患者に静脈内注入されるが、この場合、投薬速度のピーク又は降下を回避するために、一定の投薬速度での、薬剤の安定した確実な注入が所望される。そうでないと、患者の血圧又は心拍数のピーク又は降下につながり得る。
1つの実施形態において、第1の注入装置及び第2の注入装置は、プロセッサをそれぞれ備え、第1の注入装置及び第2の注入装置は、第1の注入装置の動作に応じて第2の注入装置の動作を制御するために、互いに通信接続している。例えば、第1の注入装置に関連する第1の薬剤容器が空になるか又は略空になると、プロセッサのうちの1つによって制御信号を発信することができ、この制御信号は、第2の注入装置が注入動作を開始するように制御し、それとともに、第1の注入装置を停止する別の制御信号が発信される。したがって、第2の注入動作は、患者に対する薬剤の連続的な注入を達成することができるように、第1の注入動作に従って協調して実行される。
注入装置は、互いに通信接続していることができ、連続注入動作を実行するように互いに制御することができる。しかし、制御信号を生成して、第1の注入装置及び第2の注入装置の動作を制御する、外部制御装置を設けることも可能である。
これに関して、3つ以上の注入装置が存在する場合があり、連続注入プロセスに参与することができることにも留意されたい。したがって、第2の注入装置に関連する第2の薬剤容器が空になるか又は略空になった後、第3の注入装置が注入動作を継続することができる。
これに関して、3つ以上の段階を含む連続注入動作を、注入装置を再使用することによって達成することもできることに更に留意されたい。これは、例えば、第1の薬剤容器が空になった後、かつ注入が第2の注入装置に引き継がれた後、第1の注入装置に関連する第1の薬剤容器を補充又は交換することによって行われる。
複数の注入装置を含む連続注入を提供するために、注入装置は、例えば、流量、関連する薬剤容器の充填レベル、開始信号又は停止信号等の動作ステータス、関連する薬剤容器内の流体のタイプ及びその特性に関する情報を有益に交換する。他の情報又は更なる情報が存在してもよく、それらが交換されてもよい。したがって、一方の注入装置は、他方の注入装置の動作ステータスについて知っており、例えば、第2の注入装置は、第1の注入装置による注入に続く中間段階において稼動すべき既定の送達時間を、第1の流量及び出口送達ラインの送達体積に従って決定することができるようになっている。
出口送達ラインの送達体積(デッドボリュームとも呼ぶ)は、例えば、使用者が1つ又は複数の注入装置に入力し、それにより、第1の注入装置及び/又は第2の注入装置に知らせることができる。または、注入セットの認識により、出口送達ラインの送達体積が注入装置に知られるように、注入装置に接続される注入セットに関して送達体積を予め定めることができる。または、出口送達ラインの送達体積は、初期較正ステップにおいて、出口送達ライン内に収容され得る流体の体積を測定することによって測定することができる。代替的には、出口送達ラインの体積に関する結論を導くために、注入装置によって送達ラインにおける圧力の分析を実行することができる。
上述の方法及びシステムは、特に、シリンジを収容するとともに、シリンジの円筒形チューブから薬剤を送達するようにシリンジに対して作用する、シリンジポンプの形状の注入装置を用いることができる。しかし、原則的に、この方法及びシステムは、蠕動式(容積式)注入ポンプ又は他の注入装置等の注入装置を用いることもでき、そのため、本発明は、シリンジポンプの使用に限定されない。
以下、本発明を、図面に示されている実施形態に関して、より詳細に記載する。
薬剤を患者に連続的に注入するのに用いる複数の注入装置を備えるシステムの概略図である。 注入が第1の注入装置によって行われる第1の段階における、図1の図である。 第1の段階の終了時、第1の注入装置の薬剤容器が空になった後の概略図である。 注入が第2の注入装置に引き継がれた中間段階における概略図である。 注入が第2の注入装置によって行われる第2の段階における概略図である。 連続注入プロセスを行う原則的な方法ステップの概略フロー図である。
図1は、図示の実施形態では、2つの注入装置1A、1Bを備え、2つの注入装置1A、1Bは、それぞれ、薬剤容器100A、100Bから送達ライン11A、11Bを通して患者Pへと流体を送達する、シリンジの形状のポンプ装置10A、10Bを備える、システムの概略図を示している。シリンジの形状の各ポンプ装置10A、10Bは、薬剤容器100A、100Bを構成する円筒形チューブと、円筒形チューブ内に受けるプランジャー101A、101Bとを備える。ポンプ装置10A、10Bは、例えば、関連する注入装置1A、1Bの好適な保持装置内に収容される。注入装置1A、1Bは、シリンジポンプとして構成され、電気駆動装置13A、13Bを用いて関連するシリンジのプランジャー101A、101Bに対して作用し、プランジャー101A、101Bを円筒形チューブ100A、100B内に連続的に押し込み、円筒形チューブ100A、100B内に収容されている流体を、一定の流量で患者Pへと送達する。
システムは、連続注入動作を実行するように構築されている。これに関して、送達ライン11A、11Bは、中継装置2の形状の共通の通信ノードにそれぞれ接続されている。送達ライン11A、11Bは、中継装置2の入口20、21に接続されている。中継装置2は、注入装置1A、1Bから送達ライン11A、11Bを通して流体を受け取り、受け取った流体を、端部30において中継装置2の出口22に接続されている出口送達ライン3に放出するように構成されている。出口送達ライン3は、例えば、好適な注射針等によって患者Pに接続することができ、それにより、出口送達ライン3を介して流体を患者Pに投与することができる。
(連続)注入プロセスは、例えば、第1の注入段階において、第1の注入装置1Aが、流体、特に薬剤を、送達ライン11Aを介して第1の流量F1で薬剤容器100Aから送達することで開始する。図2に示されているように、この場合では中継装置2が、流体M1を入口20から出口22へと通し、それにより、送達ライン11Aと出口送達ライン3との間の流体接続をもたらし、流体M1が第1の流量F1で患者Pに送達されるようになっている。
薬剤容器100Aが空になるか又は略空になると、注入プロセスは、第2の注入装置1Bに切り替えられる。この切替えプロセスを制御するために、第1の注入装置1A及び第2の注入装置1Bの双方は、通信ライン120を介して互いに通信しているプロセッサ12A、12Bをそれぞれ備える。さらに、プロセッサ12A、12Bは、通信ライン121を介して、関連する注入装置1A、1Bの電気駆動装置13A、13Bと通信しており、さらに、通信ライン122(図1を参照)を介して中継装置2と接続している。第1の注入段階の終了時(第1の薬剤容器100Aが空になるか又は略空になったとき)、制御信号は、例えば、第1の注入装置1Aに関連するプロセッサ12Aによって発信され、第2の注入装置1Bのプロセッサ12Bに通信される。制御信号は、第1の注入装置1Aの動作を停止させ、同時に、第2の注入装置1Bの動作を開始させる。同時に、中継装置2も(例えば、中継装置2内に収容されている好適な流れ切替え手段を切り替えることによって)切り替えられ、それにより、ここで、入口21と出口22との間の流体接続が得られる。これは、図3に示されている。
図3に見られるように、注入プロセスが第2の注入装置1Bに切り替えられる時点では、第1の注入装置1Aによって送達された第1の流体M1の残留量が、出口送達ライン3内に、より具体的には、一方は中継装置2内の分岐点、他方は出口送達ライン3の患者Pに近い端部31にあるアスタリスク300、310を付した2箇所の間にまだ存在する。第2の注入装置1Bの注入動作の開始時、第1の流体M1のこの残留体積は、第2の流体M2が、第2の注入装置1Bに関連する第2の薬剤容器100Bから出口送達ライン3内に入り、患者Pに到達する前に、患者Pに投与される。
第1の流体M1及び第2の流体M2は、同じ薬剤を含むが、例えば、異なる濃度である場合がある。したがって、一定の投薬速度を保証するために、第1の注入装置1Aの第1の流量F1と、第2の注入装置1Bの第2の流量F2とは異なる。これは、以下のように数学的に表すことができる。
投薬速度1(mg/h)=流量1(ml/h)×濃度1(mg/ml)
投薬速度2(mg/h)=流量2(ml/h)×濃度2(mg/ml)
第1の投薬速度及び第2の投薬速度が等しくなる場合(投薬速度1(mg/h)=投薬速度2(mg/h))、第2の流量が以下のように設定されたことを意味する。
流量2(ml/h)=流量1(ml/h)×濃度1(mg/ml)/濃度2(mg/ml)
例えば、第1の流体M1における薬剤の濃度が、第2の流体M2における薬剤の濃度の2倍である場合、第2の流量F2は、一定の投薬速度を得るために、第1の流量F1の2倍になるように選択されるべきである。
しかし、注入プロセスが第1の注入装置1Aから第2の注入装置1Bに切り替えられるとすぐに、第2の注入装置1Bによる注入動作が第2の流量F2で開始される場合、出口送達ライン3内に残っている第1の流体M1の残留体積が、第2の流量F2で患者Pに投与されることになり、このことは、投薬速度の変化(投薬速度のピーク又は降下)につながり、患者Pに対して不都合な効果を有し得る。
したがって、注入プロセスを第1の注入装置1Aから第2の注入装置1Bに切り替えるときに、中間段階において、第2の注入装置1Bが所定の送達時間にわたり第1の流量F1で稼動するように動作する。これは、図3及び図4に示されている。ここでの所定の送達時間は、出口送達ライン3(中継装置2内のアスタリスク300と出口22との間の流路を含む)の送達体積DV及び第1の流量F1によって決定される。すなわち、所定の送達時間は、送達体積DVを第1の流量F1で除したものに等しい。
T(h)=送達体積DV(ml)/流量1(ml/h)
=送達体積DV(ml)×濃度1(mg/ml)/投薬速度1(mg/h)
第2の注入装置1Bが所定の送達時間Tにわたり第1の流量F1で稼動した後、図5に示されているように第2の流量F2に切り替えられる。所定の送達時間Tの経過後、出口送達ライン3は、第1の注入装置1Aに関連する第1の薬剤容器100Aに由来する第1の流体M1が空になっており、第2の注入装置1Bに関連する第2の薬剤容器100Bに由来する第2の流体M2で満たされている。その後、注入プロセスは、第2の薬剤容器100Bが空になるか又は略空になるまで、第2の流量F2で継続する。第2の薬剤容器100Bが空になるか又は略空になると、別の第3の注入装置に切り替えてもよく、又は、薬剤容器100Aが補充若しくは交換された第1の注入装置1Aに再び切り替えてもよい。
本方法及び本システムを用いると、出口送達ライン3内に残留した流体のデッドボリュームが、その流体を送達すべき流量とは異なる増加又は減少した流量で患者Pに送達されることがないことが確実になり得る。したがって、異なる薬剤流体を注入する異なる注入装置間における切替えの場合でも、一定の変化しない流量での連続的な注入を保証することができる。
本発明の方法は、図6のフローチャートに要約される。
すなわち、第1のステップS1において、第1の薬剤M1を、第1の注入装置1Aを用いて、第1の薬剤容器100Aから第1の流量F1で患者に注入する。
第1の薬剤容器100Aが空になるか又は略空になると、第1の注入装置1Aの注入動作が停止し、同時に、第2の注入装置1Bの注入動作が開始するが、これはまず、第1の注入装置1Aが稼動していた第1の流量F1で行われる。この中間段階は、出口送達ライン3内に残っている残留体積DVを患者Pへと送達するのに必要な所定の時間続く(ステップS2)。
所定の送達時間の経過後、第2の注入装置1Bが第2の流量F2に切り替えられ、第2の注入装置1Bの第2の薬剤容器100Bからの第2の流体を、第2の流量F2で患者Pに送達する(ステップS3)。
本発明の根底にある構想は、上述の実施形態に限定されず、全く異なる様式で実施することさえできる。
特に、本発明は、原則的に、シリンジポンプの使用に限定されず、蠕動式(容積式)注入装置等の他の注入装置を用いることもできる。
1A、1B 注入装置
10A、10B ポンプ装置
100A、100B 薬剤容器(円筒形チューブ)
101A、101B 作動装置(プランジャー)
11A、11B 送達ライン(チューブセット)
12A、12B プロセッサ
120〜122 通信ライン
13A、13B 駆動装置
2 中継装置
20、21 入口
22 出口
3 出口送達ライン
30、31 端部
300、310 アスタリスク
DV 送達体積
F1、F2 流量
M1、M2 薬剤
P 患者
S1〜S3 方法ステップ

Claims (10)

  1. 少なくとも2つの注入装置(1A、1B)を用いて連続注入プロセスを実行する方法であって、該方法は、
    第1の段階において、第1の注入装置(1A)を用いて第1の流量(F1)で、第1の薬剤容器(100A)から第1の送達ライン(11A)を通して第1の流体(M1)を送達することと、
    前記第1の段階に続く第2の段階において、第2の注入装置(1B)を用いて第2の流量(F2)で、第2の薬剤容器(100B)から第2の送達ライン(11B)を通して第2の流体(M2)を送達することと、
    を含み、前記第1の送達ライン(11A)及び前記第2の送達ライン(11B)に接続されている中継装置(2)が、前記第1の段階において前記第1の送達ライン(11A)を介して前記第1の流体(M1)を受け取り、前記第2の段階において前記第2の送達ライン(11B)を介して前記第2の流体(M2)を受け取るように構成され、前記中継装置(2)は、受け取った前記第1の流体(M1)又は前記第2の流体(M2)を、患者(P)に投与するように、該中継装置(2)に接続されている、既定の送達体積(DV)を有する出口送達ライン(3)に放出するように更に構成され、
    前記第1の段階における前記第1の注入装置(1A)を用いた前記第1の流体(M1)の前記送達に続いて、前記第2の注入装置(1B)が、中間段階において、前記第1の流量(F1)で前記第2の流体(M2)を送達するように、所定の送達時間にわたって動作し、該所定の送達時間は、前記出口送達ライン(3)の前記既定の送達体積(DV)を考慮して決定されることを特徴とする、方法。
  2. 前記所定の送達時間は、前記第1の流体(M1)の残留体積を前記出口送達ライン(3)から放出するのに必要な時間によって決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記中間段階に続いて、前記第2の注入装置(1B)は、前記第2の流量(F2)で前記第2の流体(M2)を送達するように動作することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1の流体(M1)及び前記第2の流体(M2)は、等しい薬剤を異なる濃度で含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1の段階及び前記第2の段階において、前記薬剤の投薬速度は等しいことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 少なくとも2つの注入装置(1A、1B)を用いて連続注入プロセスを実行するシステムであって、該システムは、
    第1の段階において、第1の流量(F1)で、第1の薬剤容器(100A)から第1の送達ライン(11A)を通して第1の流体(M1)を送達するように構成されている第1の注入装置(1A)と、
    前記第1の段階に続く第2の段階において、第2の流量(F2)で、第2の薬剤容器(100B)から第2の送達ライン(11B)を通して第2の流体(M2)を送達するように構成されている第2の注入装置(1B)と、
    前記第1の送達ライン(11A)及び前記第2の送達ライン(11B)に接続されているとともに、前記第1の段階において前記第1の送達ライン(11A)を介して前記第1の流体(M1)を受け取り、前記第2の段階において前記第2の送達ライン(11B)を介して前記第2の流体(M2)を受け取るように構成されている中継装置(2)であって、該中継装置(2)は、受け取った前記第1の流体(M1)又は前記第2の流体(M2)を、患者(P)に投与するように、該中継装置(2)に接続されている、既定の送達体積(DV)を有する出口送達ライン(3)に放出するように更に構成されている、中継装置(2)と、
    を備え、
    該システムは、前記第1の段階における前記第1の注入装置(1A)を用いた前記第1の流体(M1)の前記送達に続いて、前記第2の注入装置(1B)が、中間段階において、前記第1の流量(F1)で前記第2の流体(M2)を送達するように、所定の送達時間にわたって動作し、該所定の送達時間は、前記出口送達ライン(3)の前記既定の送達体積(DV)を考慮して決定されるように構成されていることを特徴とする、システム。
  7. 前記第1の注入装置(1A)及び前記第2の注入装置(1B)は、プロセッサ(12A、12B)をそれぞれ備え、前記第1の注入装置(1A)及び前記第2の注入装置(1B)は、前記第1の注入装置(1A)の動作に応じて前記第2の注入装置(1B)の動作を制御するように互いに通信接続していることを特徴とする、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記第1の注入装置(1A)及び前記第2の注入装置(1B)は、
    前記第1の流量(F1)、
    前記第2の流量(F2)、
    前記第1の薬剤容器(100A)の前記充填レベル、
    前記第2の薬剤容器(100B)の前記充填レベル、
    注入動作の前記開始若しくは停止、
    前記第1の段階中に送達される流体の前記タイプ、及び/又は、
    前記第2の段階中に送達される流体の前記タイプ、
    に関する情報を伝達するために、互いに通信するように動作することを特徴とする、請求項6又は7に記載のシステム。
  9. 前記第1の注入装置(1A)及び/又は前記第2の注入装置(1B)は、シリンジポンプとして構成されていることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記第1の薬剤容器(100A)及び/又は前記第2の薬剤容器(100B)は、シリンジの円筒形チューブによって構成されていることを特徴とする、請求項6〜9のいずれか1項に記載のシステム。
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