JP2003513760A - 静脈麻酔に関する装置 - Google Patents

静脈麻酔に関する装置

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JP2003513760A
JP2003513760A JP2001538015A JP2001538015A JP2003513760A JP 2003513760 A JP2003513760 A JP 2003513760A JP 2001538015 A JP2001538015 A JP 2001538015A JP 2001538015 A JP2001538015 A JP 2001538015A JP 2003513760 A JP2003513760 A JP 2003513760A
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medication
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ヤコブソン、ヤン、ギュスタフ
ストレムベルク、ステファン、パー、アクセル
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アーネオ アーベー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、静脈麻酔において、1人の患者用の部分または付属物から多数の患者用の部分または付属物に汚染微粒子が移動するのを防止するフィルタを使用することによって、1人の患者用の部分または付属物が多数の患者用の部分または付属物から分離される条件が作り出されることが示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は静脈麻酔の装置、より詳しくは、麻酔される患者に液状医薬を調節し
て供給する静脈麻酔で使用する装置に関する。
【0002】 さらに詳しくいうと、本発明は前記液状医薬用の少なくとも1つの容器、単位
時間当たり前記患者に投与される医薬量を調節する回路、および前記容器と前記
患者間のチューブからなる装置に関する。
【0003】 以下の説明で「患者」という用語が使用される。「患者」は外科手術で麻酔を
必要とする人および動物の両方を指す。
【0004】 従来技術 カテーテル、針またはカニューラを使って静脈に導入される非経口栄養剤液ま
たは非経口栄養剤液に類似の液の静脈投与、および塩類溶液などの前記非経口液
が保持され患者のレベルよりも高い位置に置かれた容器と前記カニューラとの間
のチューブ接続は従来から知られている。容器は通常、スタンドから吊るした状
態で使用される。
【0005】 チューブには弁装置が取り付けられており、これによって異なるチューブ絞り
となる、異なる設定で液量が調節できる。すなわち単位時間当たりの投与液量が
調節できる。
【0006】 この種の装置は患者に関するものである。比較的安価な容器、チュ−ブ、弁装
置などは液投与後に廃棄されるので、液投与率の精度についての厳しい要求はな
い。チューブおよびカニューラの液圧は患者レベルより上にある液容器の高さに
依存する。
【0007】 容器中の全液量は1人の患者分だけで決められて使用され、非経口栄養剤液な
どの投与後は空になった容器は、その関連する弁装置やチューブとともに廃棄さ
れるので、非汚染に関する極端な要求はない。
【0008】 しかしながら、静脈麻酔となると、医薬注入率、率設定の時間的変化、供給量
および非汚染の精度について多くの要求が必要となる。 本発明に関する分野の静脈麻酔においては、患者を所望の麻酔深度にするため
に初期段階では麻酔薬は通常多量に患者の静脈に投与され、続いて患者を所望の
麻酔深度の適当な限度内に保つために初期段階より少ない量で投与される。
【0009】 この目的に必要な医薬は標準容量、濃度などの液を入れる容器に供給される。
外科手術に要する時間に応じて、患者に関する基準(年齢、性、人種、体重など
)に基き、適当な麻酔状態にする必要な時間と所望の麻酔状態を評価することや
、医薬容器の容量を選択することについても従来知られている。
【0010】 しかし、外科手術はそれぞれのケースで異なるので、予め手術時間を決めるこ
とは困難であり、このような評価は非常におおまかであった。 手術が予定よりも早く終わると、多量の医薬が容器やチューブ内に残り、すな
わち廃棄しなければならない残余量となる。手術が予定よりも長くかかると、空
になった容器は一杯に充填された新しい容器と交換しなければならない。
【0011】 空の容器を一杯に充填された容器に交換することは外科手術中には不便なこと
であり、接続を誤る危険が生じるだけでなく、通常は必要以上の医薬量を入れた
容器で手術を再開するので、明らかに手術の終了時には残余量が増加する。
【0012】 選択した量が不十分なものと分かれば、使用した空の容器は一杯に充填された
容器に交換しなければならない。経験によれば、新しい容器の過剰な量の医薬は
廃棄しなければならない残余量となる。
【0013】 これらの容器は、単位時間当たりに注入される医薬量が調節される注入ユニッ
ト内に通常置かれており、空の容器を一杯に充填された容器と交換することは時
間を要する作業となる。
【0014】 催眠薬や睡眠薬の静脈注入で麻酔をするときは、通常、鎮痛剤および/または
筋弛緩剤も同時に使用される。 容器、チューブなどはすべて、1人の患者に使用するようになっている。
【0015】 1つの医薬容器を複数の患者で使用することは、バクテリヤ、ビールスおよび
類似の微粒子が最初の患者からチューブを通って容器の医薬に移動して、次の患
者に移動することになる汚染の危険性が高すぎると見られている。
【0016】 このやり方で汚染された医薬はそれから、同一のカニューラおよび/または同
一の容器の使用によって、第2、第3、第4の患者などに供給される。 麻酔される患者に対する液状麻酔剤投与を調整可能に調節する種々の装置は従
来から知られている。容器内を正圧にした注入ユニットポンプ(注射配置)がこ
こでは使用され、医薬がチューブやカニューラを介して患者に送り込まれる。
【0017】 この適用では、高度調整可能な、正確に調節された単位時間当たりの医薬投与
についての要求や、分離できる患者に関する基準に依存するプロセス制御につい
ての要求がいろいろある。
【0018】 静脈麻酔のこのような装置の最も簡単な実施形態は、前記液状医薬を保持する
少なくとも1つの容器と、単位時間当たり患者に供給される医薬量を調節する回
路と、前記容器または前記回路と前記患者との間にあって、その一端が静脈に挿
入されたカニューラなどに取り付けられたチューブとで構成される。
【0019】 容器はチューブや弁装置とともに通常1つのユニットに結合されて、注入ユニ
ットに接続された制御ユニットで制御されるポンプを含む注入ユニット内に配置
される。
【0020】 この公知の配置は次に詳細に記述する図2に示す実施形態で説明する。 注入ユニットが関連制御ユニットとともに使用され、制御ユニットは、単位時
間当たり供給される医薬量および合計の医薬量をステッピングモータの運動に依
存して調節して評価するために、患者に関する要因、その他の要因に基き注射器
内のピストンに連結されたステッピングモータを制御しながら駆動することは従
来知られている。
【0021】 したがって、麻酔、より詳しくは静脈麻酔において使用することが本発明の主
たる目的である。 本発明は、したがって、生物または患者の血管中に麻酔を誘導する単位時間当
たりの液状医薬量を注入できる装置に関して構成される。
【0022】 この際、制御ユニットによって制御され、選択した麻酔深度の限度内で患者を
麻酔深度に導くことができる監視注入ユニット、および人工呼吸器を使用するこ
とが実際には必要である。
【0023】 本発明の説明 (技術的課題) 1つ以上の技術的課題を解決するに際して、専門家が考える必要のある技術的
側面を考慮する場合、考慮する必要のある手順および/または連続する手順およ
び必要な手段の選択を最初に考慮する必要がある。これを基礎として以下の技術
的課題が本発明の達成に関連する。
【0024】 前記の従来技術に鑑みて、外科手術の終了および静脈麻酔の終了の後で、麻酔
状態の持続時間にほとんど関係なく、残余の医薬量を最小にするという簡単な方
法を使用した条件を作り出すことが技術課題であると見なされる。
【0025】 1人の患者用の部分や付属物から多数の患者用の部分や付属物に汚染微粒子が
移らないように、簡単な方法を使って、一定の部分や付属物を1人の患者用にし
、かつ残容量を少なくし、他の部分や付属物を多数の患者用とする条件を作り出
すことも別の技術的課題となる。
【0026】 簡単な方法を使って、1人の患者が使用する部分や付属物と多数の患者が使用
する部分や付属物との間に明確で容易に区別できる接触面を構成して、汚染微粒
子が前者から後者に移動するのを防止することも技術的課題と見なされる。
【0027】 ここで、簡単な方法により、特に麻酔の終了時に残余量を少なくするために、
麻酔薬が空になった容器を麻酔中に主として少量再充填する条件を作り出すこと
も技術的課題である。
【0028】 接続装置および/または別の接続装置および/または追加の接続装置を流れ方
向に設け、医薬が通常一方向に流れる間、小さい汚染微粒子が前記容器に移動す
るのを防止する条件をこの技術分野で作り出すことの重要性を実現することも技
術的課題である。
【0029】 大きい容積の容器を少なくとも2つの部分に分割し、すなわち、一部は注入ユ
ニット中で少量の医薬を保持する容器(例えば注射器、ポンプなど)とし、一部
は前記容器に直接または間接に接続され、多量の医薬を保持するリザーブ容器と
する重要性を実現することも技術的課題である。
【0030】 注入ユニットの容器に医薬再充填する接続を備える重要性と有利性を実現する
ことも技術的課題である。この接続は容器の医薬出口の近辺またはこの出口と結
合しなければならない。
【0031】 注入ユニットの容器の中をまず空にし、それから少量の麻酔薬をリザーブ容器
から前記容器に移すことで残余量を少なくするような注入ユニットの制御ユニッ
トとする重要性と有利性を実現することも技術的課題である。
【0032】 容器とリザーブ容器との間に、例えば一方向弁からなる弁装置を挿入する重要
性を実現することも技術的課題である。 汚染微粒子が多数の患者用の部分や付属物と1人の患者用の部分や付属物との
接触面を横切るのを防止するため、接続装置に、またはこれに隣接して、簡単な
方法でフィルタを配置する重要性と有利性を実現することも技術的課題である。
【0033】 液または医薬を連続して流す方法ではなくて、患者へ連続して医薬投与できる
条件を簡単な方法で作り出すことも技術的課題である。 前記フィルタに医薬の連続流を閉止する手段を設ける重要性と有利性を実現す
ることもさらなる技術的課題である。
【0034】 バクテリヤ、ビールスおよび類似の汚染微粒子がリザーブ容器の医薬にまで移
動しないように容器とレザーブ容器との間にフィルタを配置することで、リザー
ブ容器の医薬を複数の別の人や患者が使用する追加の容量として使用できるよう
にすることの重要性と有利性を実現することも別の技術的課題である。
【0035】 リザーブ容器と接続装置との間に閉め弁を配置する重要性と有利性を実現する
ことも技術的課題である。 発明の範囲内で、選択された容器および/またはリザーブ容器は硬い容器から
構成され、また2つの容器および/またはリザーブ容器は柔軟な容器から構成さ
れる。
【0036】 前記接続装置は、リザーブ容器が特に硬い容器であるとき、リザーブ容器から
医薬を移動し空気を送り込む装置と共通にすることも技術的課題である。 2重通路のフィルタまたは接続装置、すなわち互いに分離された1つの医薬通
路と1つの空気通路または空気通路に配置され空気中のバクテリヤ、ビールスお
よびその他の汚染微粒子を阻止するフィルタを設けることの重要性と有利性を実
現することも技術的課題である。
【0037】 患者を所望の麻酔深度とするために、麻酔の初期段階で必要な量に相当する第
1の容量を有する注入ユニットの容器を使用する重要性と有利性を実現すること
もさらに技術的課題である。初期段階が経過した後は、患者を所望の麻酔状態の
適当な範囲内に保つために、注入ユニットは単位時間当たり、より少ない量の医
薬を患者に供給するようにする。
【0038】 容器、リザーブ容器および患者側チューブに接続された三方コネクタとともに
、リザーブ容器とチューブのラインに一方向弁を使用する。リザーブ容器の一方
向弁は圧力がリザーブ容器からの液圧よりもいくぶん大きい予め選択した値を超
えたときにのみ、医薬を通過させるようになっている。これらの重要性を実現す
ることも技術的課題である。
【0039】 フィルタは一方向フィルタの上流および/または下流に配置すること、および
/または一方向フィルタは前記フィルタの上流および/または下流に配置できる
ことを実現することで、技術的課題を解決しなければならない。
【0040】 一方向弁とフィルタを結合して互いに近辺に配置する重要性と有利性を実現す
ることも技術的課題である。接触面は三方コネクタと一方向弁との間に配置でき
る。別のやり方として、前記接触面はフィルタの上流で、好ましくはリザーブ容
器の近辺に配置することができる。
【0041】 第1の容積よりも小さい第2の容積を有する注入ユニットの容器を使用し、前
記第2の容積を空にして充填することを選択した回数繰り返すことによって患者
を初期に所望の麻酔深度に導く。初期段階を過ぎると、患者を所望の麻酔深度の
適当な限度内に保つために、単位時間当たり、より少ない量の医薬を供給するよ
うな注入ユニットとする。これらの重要性と有利性を実現することも技術的課題
である。
【0042】 フィルタにチューブを接続し、前記フィルタの上流および/または下流に接触
面をもってくることの重要性と有利性を実現することも技術的課題である。 調節回路が、例えば一方向弁をそれぞれの側に有するピストン・シリンダ装置
で構成され、ピストンの往復運動が注入ユニットの制御回路で制御される。この
場合、前記ピストン・シリンダ装置と前記一方向弁を1つのユニットにして、そ
の外形を注入ユニットの容器用のレセス形状に合わせるようにする。またフィル
タは前記ユニットの上流および/または下流に設け、前記接触面も前記フィルタ
の上流および/または下流に設ける。これらの重要性と有利性を実現することも
技術的課題である。
【0043】 1つ以上のフィルタを介した大きい容積の容器と医薬調節回路とカニューラな
どの間にチューブを配置することの重要性と有利性を実現することも技術的課題
である。
【0044】 医薬の供給を調節するために、前記回路で制御ユニットのプレートまたは類似
の周囲部を使用して断面を絞りおよび/または開けるようにし、また前記フィル
タは前記回路の上流および/または下流に配置することの重要性と有利性を実現
することも技術的課題である。
【0045】 医薬調節回路で患者に関する基準だけに基いて医薬供給を制御し、医薬は患者
のレベルより上にある容器から供給されることの重要性と有利性を実現すること
も技術的課題である。
【0046】 医薬の供給を調節するために、前記回路で、制御ユニットのポンプまたは類似
の周囲部を使用して、断面を絞りおよび/または開けるようにすることの重要性
と有利性を実現することも技術的課題である。前記ポンプユニットの上流および
/または下流に1つ以上のフィルタを配置し、フィルタの上流および/または下
流に接触面を配置することができる。
【0047】 (解決策) 本発明は静脈麻酔で麻酔される患者に液状医薬の投与を行なう装置に基いてい
る。この装置は前記液状医薬を保持する少なくとも1つの容器と、前記患者に単
位時間当たりに供給する医薬量を調節する回路と、前記回路および/または前記
容器と前記患者の間のチューブとから構成され、前記容器と前記チューブ間に接
続装置が備えられ、前記チューブを介して前記回路および/または容器から患者
に医薬を流せるように配置される。
【0048】 1つ以上の前記の技術的課題を解決するために、本発明では、多数の患者用の
部分や付属物を1人の患者用の部分や付属物から分離するフィルタが接続装置に
含まれ、前記フィルタは汚染微粒子が前者の部分や付属物に移動するのを防止す
る接触面を形成することが示される。
【0049】 発明の概念をさらに詳細に説明すると、流れの方向に配置された接続装置およ
び/または別の接続装置および/または追加の接続装置は、医薬が一方向に正常
に流れるとき小さな汚染微粒子が前記容器に通じるのを防止し、そして接続装置
は残余量を少なくするように配置される。
【0050】 前述の種類の装置において、開発の将来のラインのアイデアとして、容器を少
なくとも2つの部分、すなわち1つは注入ユニット内の容器の部分、1つは前記
容器に接続されたリザーブ容器の部分に細分することも本発明で規定する。
【0051】 さらに本発明によると、注入ユニットの容器には医薬出口の近辺に位置する、
または医薬出口と結合した医薬充填コネクタを備える。 さらに本発明によると、注入ユニットの制御ユニットは注入ユニットの容器内
を空にして、それから残余量を少なくするために少量の医薬をリザーブ容器から
移動させるようにされ、そのように制御可能である。
【0052】 本発明によると、少なくとも1つの一方向弁を含む弁装置が容器とリザーブ容
器の間に配置される。 さらに本発明によると、前記フィルタがバクテリヤ、ビールスおよび類似の汚
染微粒子がリザーブ容器に保持された医薬まで移動するのを阻止するようにされ
、容器とリザーブ容器の間に配置される。
【0053】 またリザーブ容器と接続装置の間に弁を配置することができる。 リザーブ容器および/または容器は硬い容器(フラスコ)または、さらに好ま
しくは柔軟な容器(袋)で構成することができる。硬い容器の場合は、前記接続
装置はリザーブ容器に空気を送る装置にする必要がある。
【0054】 本発明によると、接続装置は2つの部分、すなわち医薬通路および空気通路と
、空気に含まれたバクテリヤ、ビールスおよび類似の汚染微粒子を阻止する、空
気通路に配置されたフィルタとを備える必要がある。
【0055】 本発明の規定によると、注入ユニットの容器は、初期段階で所望の麻酔深度に
導くために必要な医薬量に相当する第1の容積をもつ必要がある。 注入ユニットは、初期段階の後に、患者を麻酔深度の適当な限度内に保つため
に単位時間当たり、より少ない量の医薬を供給し、残余量を少なくするように計
画されている。
【0056】 三方コネクタが容器、リザーブ容器および患者のチューブに接続され、一方向
弁はリザーブ容器とチューブのラインに配置される。 リザーブ容器の一方向弁は圧力が予め選択した値、すなわちリザーブ容器から
の液圧よりいくぶん高い値を超えたときにのみ医薬を通過させるようになってい
る。
【0057】 フィルタは前記一方向弁の上流に配置されることが有利であり、一方向弁は前
記フィルタの上流に配置されることが有利である。 開閉弁は前記一方向弁の上流に配置できる。
【0058】 一方向弁およびフィルタは互いの近くで接続することができる。 ここで、前記接触面は三方コネクタと一方向弁の間に配置できる。 したがって前記接触面はフィルタの上流に配置され、および/または接触面は
リザーブ容器の近辺に配置できる。
【0059】 注入ユニットの容器は第1の容積よりも小さい第2の容積を有し、初期段階で
前記第2の容器を空にしてから充填することを選択した回数繰り返して、初期に
所望の麻酔深度に導くようになっている。
【0060】 注入ユニットは、初期段階の後、患者を所望の麻酔深度の適当な限度内に保持
するために、単位時間当たり、より少ない量の医薬を供給するようになっている
【0061】 ここでチューブはフィルタに接続でき、接触面は前記フィルタの上流および/
または下流に配置できる。 調節回路は一方向弁をそれぞれの側に有するピストン・シリンダ装置などで構
成でき、ピストンの往復運動は注入ユニットの制御回路で制御される。
【0062】 前記ピストン・シリンダ装置と前記一方向弁は有形のユニットに結合され、そ
の外形は注入ユニットの容器用レセスにちょうど合うように作られる。 また本発明によれば、フィルタが前記ユニットの上流に配置され、前記接触面
が前記フィルタの上流および/または下流に配置される。
【0063】 1つ以上のフィルタを介し、医薬調節回路から離れた容積の大きい容器とカニ
ューラなどとの間にチューブが配置される。 ここで前記回路は、医薬の供給を調節するために、チューブの周りに制御ユニ
ットのプレートなどの作用で、チューブ断面を絞りおよび/または開くようにな
っている。
【0064】 前記フィルタが前記回路の上流および/または下流に配置され、前記接触面が
前記フィルタの上流および/または下流に配置される。 医薬調節回路は患者に関する基準のみに基づいて医薬の供給を制御するように
され、医薬は患者のレベルより上の容器から供給されることが有利である。
【0065】 また前記回路は医薬の供給を制御するために、チューブの周りのポンプまたは
制御ユニットの作用で、チューブ断面を絞りおよび/または開くようになってい
る。
【0066】 ここで、本発明によると、1つ以上のフィルタが前記ポンプユニットの上流お
よび/または下流に配置される。 前記接触面は1つ以上のフィルタの上流および/または下流に配置できる。
【0067】 また医薬調節回路は、単位時間当たりに供給される医薬量または合計供給量に
ついての情報しか考慮しないが、患者に関する基準に基づいて医薬の供給や供給
される医薬量などを制御するように配置される。
【0068】 この場合でも、患者のレベルより上にある容器から医薬は供給される。
【0069】 (有利性) 本発明による装置の主要な利点は、簡単な手段により、好ましくはフィルタが
含まれる接続装置を使用することによって、一定の部分と付属物を多数の患者用
とし、その他の部分を1人の患者用とする条件を作り出している点である。1人
の患者用の部分と付属物は残余量が少なくなるようにし、これによって廃棄され
ることになる麻酔薬の好ましくない残余量が制限される。
【0070】 これは、麻酔の適当な経過時間で所望の麻酔深度と他の関係基準に必要な医薬
量に等しいかいくぶん少ない医薬量となる注入ユニットの容器を使用することに
よって実際に達成される。さらに医薬が必要になったときは、引続きリザーブ容
器から少量供給することができ、このことによって麻酔の終期には残余量が少な
くできる条件ができる。
【0071】 注入ユニットの医薬容積は安全のために、かなり大き過ぎるサイズとなってい
たので、したがって本発明のものでは通常は除去され廃棄される医薬の量は少な
くなる。接続装置とフィルタとで相俟って、1人の患者から汚染された医薬が1
人以上の他の患者用の医薬に移動するのが防止される。
【0072】 静脈麻酔によって麻酔状態に導かれる患者に供給する液状医薬を調節する装置
の主要な重要な特徴は請求項1の特徴部分に記載されている。 添付した図を参照して、患者に液状医薬を静脈投与する従来の2つの装置を本
発明の装置とともに詳細に説明する。
【0073】 (従来技術の説明) 図1は人の静脈に注入する塩類溶液などの非経口栄養剤供給液の調整可能で精
度が制限された調節装置である。
【0074】 図1は腕3の静脈2に挿入したカニュール1を示す。 カニュール1はチューブ4の一端4aに接続され、チューブ4の他端4bは、
例えば塩類溶液などの液を入れた通常は柔軟なプラスチック容器である容器5に
接続される。
【0075】 弁装置7がチューブ4またはその周りに取り付けられ、単位時間当たりの液投
与量は弁装置7の作用により従来の方法で調節できる。 この場合、液の投与はそれほど正確に行なう必要がないことに注意すべきであ
る。したがって、単位時間当たりの液投与量が決定的なものでないときは、簡単
な弁装置7が使用できる。
【0076】 さらに、例えば500ml/時間にも達し、瞬間的にはこれ以上の量となる液
がこの弁装置で供給できる。 麻酔された患者に投与する医薬液の量を調節する装置はもっと精度のあるもの
が要求される。
【0077】 初期は大きな流量で投与し、その後は調整可能なレベルに流量を大幅に減少さ
せて、所望の麻酔深度にするプロセスが必要である。図9にこのことを示す。 図2は、ステッピングモータ15を含み、容器12、ピストン13および制御
ユニット14を有する注射器11の注入ユニット10内の概略図である。
【0078】 図2による装置は少なくとも1つの液薬16用容器12と前記患者に単位時間
当たりの医薬量投与を調節する調節回路または制御ユニット14とで構成される
【0079】 さらに前記容器12と前記患者Pとの間にチューブ4が配置される。 前記容器12と前記チューブ4との間の接続装置17は前記制御ユニット14
および前記チューブ4を介し、前記容器12から前記患者Pまで医薬16が流れ
るように配置される。
【0080】 図2には、1つ以上の容器11,11’がチューブ4’に接続できる三方コネ
クタまたは同等のものにチューブの一端4aが接続され、他端がカニューラに接
続される配置が示されている。
【0081】 (提案する実施形態の説明) 本発明は、空の注射器11を新しいものに交換あるいは空の注射器11に外科
手術中に医薬16を充填することを避けるため、麻酔中に消費する量よりもかな
り多い量の医薬16を使用者は通常選択するという経験に基いている。
【0082】 このように残余量は非常に多いが、感染の危険があるので他の患者には使用で
きない。 本発明は、静脈麻酔中に麻酔患者に投与する液薬の使用を調節する装置に基い
ており、本装置は前記液薬を保持する少なくとも1つの容器、単位時間当たりの
医薬投与量を調節する調節回路または制御ユニットおよび前記回路または容器と
前記患者との間のチューブから構成され、前記容器から患者に医薬が流れるよう
に接続装置が設けられる。
【0083】 多数の患者用の部分や付属物から1人の患者用の部分や付属物を分離するのに
、接続装置にはフィルタが結合されている。前記フィルタは汚染された物質が多
数の患者用の部分や付属物に移るのを防止する接触面を形成する。
【0084】 これは、医薬16の量は麻酔を行なうに必要な計算量よりもかなり余裕をみて
いくらか少な目とし、医薬の補充量はリザーブ容器11bから注射器11に送れ
ることを意味する。
【0085】 容器11aおよびリザーブ容器11bは弁(V1,V2)およびフィルタ(F
1)を含む接続装置31によって相互に作用する。 フィルタを有し、流れの方向に配置された、前記接続装置31および/または
他の接続装置および/または追加の接続装置は、医薬がチューブを通って所定の
方向に通常流れる間は小さな汚染微粒子が前記容器11bおよび/または11a
に移るのを防ぐようになっている。接続装置は残余量が少なくなるように配置さ
れている。
【0086】 図3には容器11が少なくとも2つの部分11a,11bに分割されたものが
示され、1つは選択された少量の医薬を保持する注入ユニット10の容器または
注射器11aであり、1つは前記容器11aに接続された多量の医薬を保持する
リザーブ容器11bである。
【0087】 この際、容器11aの医薬量は、予備量がリザーブ容器11bで十分に確保で
きるという理由で、外科手術中に必要とされる量よりもかなり少ない量とするよ
うに選択することもできる。
【0088】 本発明では1つ以上のフィルタFが使用され、この/これらのフィルタは多数
の患者用の部分や付属物Aを1人の患者用の部分や付属物Bから分離する。 フィルタFは汚染微粒子が1人の患者用の部分や付属物Bから多数の患者用の
部分Aに移動するのを防止する接触面Cを形成する。
【0089】 1人の患者用の部分や付属物Bは麻酔の終了時に残余量の少ない量となるよう
にしている。これは例えば容器11aはほぼ空になるようにすることを意味する
。他の部分や付属物は残余量が少なくなるように選択される。
【0090】 図3は本発明に関係する特徴を有する第1の実施例を概略的に示す。 注入ユニット10の容器11aには医薬を充填する接続器11b’があり、こ
の接続器は近辺に配置されるか、または医薬出口11a’で構成される。
【0091】 注入ユニット10の制御ユニット14は注入ユニットの容器11aの中を空に
して、その後、必要な時は引続き少量の麻酔薬をリザーブ容器11bから送るこ
とで、1人の患者用の部分の残余量を少なく保つようにすることができる。
【0092】 容器11bから容器11aに医薬を吸引し、そして容器11aから三方コネク
タとチューブを介して患者まで医薬を送るために、図3に示す破線範囲内でピス
トン13が往復運動をすることで、これが達成される。
【0093】 容器11aは空で、チューブの断面積は小さいことから、残余量が少ない状態
で麻酔が終了する。 一方向弁を含む多数の弁装置Vが容器11aとリザーブ容器11bの間に配置
される。
【0094】 第1の一方向弁V1は前記三方コネクタ31内に組み込まれるか、この近辺に
接続され、第2の一方向弁V2は前記三方コネクタ31内に組み込まれるか、こ
の近辺でリザーブ容器11bへの経路で接続される。
【0095】 一方向弁V2は第1のフィルタF1に接続される。 別の方法として、フィルタF2および一方向弁V3をリザーブ容器11b近辺
に接続することができる。
【0096】 フィルタF1と一方向弁V2は場合によっては省略することができる。この場
合、選択した接触面はC1で示す位置に移動する。 フィルタF1および/またはフィルタF2はバクテリア、ビールスおよび類似
の汚染微粒子がリザーブ容器11bの医薬16aに移動するのを阻むように計画
されている。
【0097】 リザーブ容器11bおよび/または容器11aは柔軟な、または硬い容器とす
ることが好ましい。 硬い容器11bが使用されるときは、医薬16aを空にするためリザーブ容器
11b内に空気を供給するような配置が提案される。
【0098】 医薬の出口と空気の入口を設けることを妨げるなにものもない。 図4に示すように、この種の組み合わせた装置が2つの部分、すなわち医薬の
通路43と空気の通路44とに分割され、空気の通路にはバクテリヤ、ビールス
および類似の汚染微粒子が周囲の空気から容器11bに入ってくるのを防ぐため
フィルタ45が配置される。
【0099】 医薬通路43には医薬16aを充填した上部スペース43aがある。この医薬
は追加のフィルタF3や弁を通過するまでに、フィルタユニット43bと点滴ノ
ズル43cを通り、このノズルでガス(空気)を充満したスペース43dを通り
ぬけて落下する。
【0100】 図3にはまた、初期に急速に所望の麻酔深度にする第1の大容量11aの注入
ユニット10の容器11aが使用されることが示される。 注入ユニットではまた、初期段階の経過後に、患者を所望の麻酔深度の適当な
限度内に保つために、単位時間当たり医薬をより少ない量で供給するようになっ
ている。
【0101】 ここで、t0からt1の初期に投与される催眠薬の量は、3から4分で10か
ら30ml、例えば2分で20mlの投与が提案されることに注意すべきである
。残りのt1からt2までは50から100ml/時で供給される。麻酔中の合
計投与量は100から500mlである。
【0102】 ここで、初期のt0からt1の間に投与される鎮痛剤の量は1から2mlが提
案されることに注意すべきである。残りの時間に投与される量は10から50m
l/時とすることができる。
【0103】 ここで、初期のt0からt1の間に投与される筋弛緩剤の量は3から5mlが
提案されることに注意すべきである。残りの時間に投与される量は3から5ml
/時とすることができる。
【0104】 前記薬剤はそれぞれ別の注入ユニットと制御ユニットが必要になることに注意
すべきである。 睡眠薬は逐次投与することが好ましい。長時間効く鎮痛剤も逐次投与すること
が好ましく、一方筋弛緩剤は制御された条件で連続投与することができる。
【0105】 三方コネクタ31は、リザーブ容器11bとチューブ4のライン中の一方向弁
によって、容器11a,リザーブ容器11bおよびチューブ4に接続される。1
つ以上のフィルタを三方コネクタに組み込むことができる。
【0106】 リザーブ容器11b用の一方弁(V2)は、圧力がリザーブ容器11bからの
液圧よりもいくぶん高い、予め選択した値を超えたときにのみ、医薬16aの通
過が可能となるようになっている。
【0107】 フィルタF1は前記一方向弁V2のいくぶん上流に配置され、追加の一方向弁
V3は前記フィルタF1の上流に配置される。 図示しない開閉弁は前記一方向弁V3の上流に配置することができる。
【0108】 一方向弁V2(V3)およびフィルタF1(F2)は互いに近辺に接続し、1
つのユニットを形成するのが好ましい。 接触面Cは三方コネクタ31と一方向弁V2間に配置するのが有利であるが、
接触面をフィルタF1の上流および/またはリザーブ容器11bの近辺に配置し
てもかまわない。
【0109】 図5には図3とは別の図が示され、注入ユニット10の容器11a’が第1の
容積E1よりかなり少ない第2の容積E2を有し、初期段階で前記第2の容積E
2を空にして充填することを選択した回数繰り返して患者を所望の麻酔深度にす
るようになっている。
【0110】 初期段階で十分な量の医薬投与を行なうためには、容積E2はいわゆる2ない
し5回空にする必要があることが提案される。 注入ユニットは、初期段階を経過した後は、患者を所望の麻酔深度の適当な限
度内に保つために、単位時間当たり、より少ない量の医薬を供給するようになっ
ている。
【0111】 容器11aを撤去し、医薬は容量の大きい1つの容器11bだけから供給する
別の実施形態を図6に示す。 ここで、チューブ4はフィルタF4および/またはF5に接続され、1つ以上
の接触面C2,C3,C4,C5が前記フィルタの上流および/または下流に配
置される。
【0112】 ここで、調節回路または制御ユニット14は一方向弁V4,V5をそれぞれの
側に有するピストン・シリンダ装置61からなり、ピストンの往復運動は注入ユ
ニット内の制御回路14で制御される。
【0113】 前記ピストン・シリンダ装置61および前記一方向弁V4,V5は単一ユニッ
ト62として互いに結合されて、その外形は容器11aを保持するように計画さ
れた注入ユニットのレセス形状に適合する。
【0114】 フィルタF4を前記ユニット62の上流に配置することが重要である。 前記接触面C2,C3は前記フィルタF4の上流および/または下流に配置さ
れる。
【0115】 図7に示す実施形態によれば、単一のチューブ4が容量の大きい容器11b、
医薬調節回路71およびカニューラなどの間で、それぞれ1つ以上のフィルタF
6およびF7を介して配置される。
【0116】 前記回路71は、医薬供給を調節するために、プレート71aなど、ストッパ
71b、制御ユニット14およびステッピングモータ15を使用して、チューブ
断面を絞りおよび/または開くようになっている。
【0117】 前記フィルタF6,F7が前記回路の上流および/または下流に配置され、1
つ以上の接触面C6C7,C8,C9が前記フィルタF6,F7の上流および/
または下流に配置される。
【0118】 医薬調節回路または制御回路14は患者に関する基準のみに基いて医薬供給を
制御するようになっている。単位時間当たりに供給される医薬量および/または
容積は外科医に有用な情報を与えるために評価されうるものであるが、制御プロ
セスの一部を構成するものではない。これらの量は制御ユニットおよびステッピ
ングモータの設定値から得ることができる。
【0119】 患者に関する基準およびこれの選択は1999年5月10日に出願した、発明
名称" Arrangemang for att kunna tilldela en levande varelse ett anestesi
alt tillstand "(生物を麻酔する装置)のスウェーデン特許出願990168
8−3に記載された方法によることができる。
【0120】 前記特許出願の内容は本出願の一部とみなされる。 ここで、医薬は患者レベルよりも高い位置にある容器11bから投与される。 図8に示すように、制御ユニット14はチューブの周りの(蠕動作用で液や医
薬を下流に送る)ポンプまたは類似のユニット81を使用して、ステッピングモ
ータ15を有する医薬調節回路によりチューブ4の横断面を絞りおよび/または
開いて、医薬の供給を調節する。
【0121】 フィルタF8,F9は前記ポンプユニット81の上流および/または下流に配
置され、C10,C11,C12,C13などの前記接触面はフィルタF8,F
9の上流および/または下流にそれぞれ配置される。
【0122】 医薬調節回路は、患者に関する基準に従いおよび単位時間に供給される医薬の
瞬間量についての情報から医薬の供給を調節するために主として配置される。 図9に示す実線は患者を迅速に麻酔状態に導くために、初期段階のt0からt
1の間に比較的多い量の医薬が供給されることを示す。所望の麻酔深度は破線で
示される。
【0123】 患者を所望の麻酔深度に保ち、あるいは麻酔深度の調節を制御するために、比
較的少量の調節された麻酔誘導医薬がt1−t2の短時間に患者に投与される。 t1からt2の期間で調節するために患者に関する基準の値を使用して、経験
値と矛盾しない量とレートで医薬を供給する可能性もまた本発明の範囲に入る。
【0124】 医薬または薬剤の「逐次」投与は空の容器11aが一定量(1/2)に再充填
されることを意味する。この量が使用されて空になったときは、より少ない量(
1/4)に再充填される。
【0125】 本発明は明らかに上記の典型的な実施形態に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に示す発明概念の範囲内で修正され得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】塩類溶液などの液の容器から患者の静脈に非経口栄養剤液を投与す
る原理を図示する。
【図2】静脈麻酔で人に医薬を調節投与する注入装置の主用部を示す。
【図3】本発明による第1の実施形態の原理を図示する。
【図4】医薬通路および空気通路用のフィルタ付接続装置の縦断面を示す。
【図5】本発明による第2の実施形態の原理を図示する。
【図6】本発明による第3の実施形態の原理を図示する。
【図7】本発明による第4の実施形態の原理を図示する。
【図8】本発明による第5の実施形態の原理を図示する。
【図9】麻酔中に投与される医薬量の変化を示す時間ダイヤグラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静脈麻酔で麻酔される患者に対する液状医薬の投与を制御可能に調節する装置
    であって、前記装置は液状医薬用の少なくとも1つの容器と、前記患者に供給す
    る単位時間当たりの医薬量を調節する回路と、前記回路または容器と前記患者と
    の間のチューブとで構成され、前記容器から患者まで医薬の通路が形成される接
    続装置を備えた装置において、 前記接続装置には多数の患者用の部分および付属物を1人の患者用の部分およ
    び付属物から分離するフィルタが形成され、前記フィルタで汚染微粒子が多数の
    患者用の部分および付属物に移動することを防止する接触面が形成されたことを
    特徴とする。
  2. 【請求項2】 流れの方向に配置された前記接続装置および/または別の接続装置および/ま
    たは追加の接続装置は、医薬が一方向に正常に流れるとき小さな汚染微粒子が前
    記容器に移動することが防止でき、かつ前記接続装置は残余量が少なくなるよう
    に配置されたことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 容器が2つの部分、すなわち注入ユニットの容器の部分と、前記容器に接続ま
    たは隣接するリザーブ容器の部分とに細分されたことを特徴とする請求項2記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 注入ユニットは、医薬の出口近辺に位置するか、または出口と結合した、医薬
    を充填するコネクタを備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 注入ユニットの制御ユニットは注入ユニットの容器を空にして、それから残余
    量を少なくするために少量の麻酔薬をリザーブ容器から移動させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの一方向弁を含む弁装置が容器とリザーブ容器との間に配置さ
    れたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタはバクテリヤ、ビールスおよび類似の汚染微粒子がリザーブ容器
    内の医薬に移動することを防止するようにされ、容器とリザーブ容器との間に配
    置されたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 リザーブ容器と接続装置との間に弁が配置されたことを特徴とする請求項2記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 リザーブ容器は硬い容器であることを特徴とする請求項2または3記載の装置
  10. 【請求項10】 リザーブ容器は柔軟な容器であることを特徴とする請求項2または3記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 前記接続装置にはリザーブ容器に空気を送り込む装置が含まれることを特徴と
    する請求項9記載の装置。
  12. 【請求項12】 接続装置が2つの部分、すなわち医薬通路および空気通路の部分と、空気に含
    まれるバクテリヤ、ビールスおよび類似の汚染微粒子を阻止し、空気通路に配置
    されるフィルタの部分とに分割されたことを特徴とする請求項9記載の装置。
  13. 【請求項13】 注入ユニットの容器は、患者を所望の麻酔深度に導く初期段階で必要とする医
    薬量に相当するように選択された第1の容積を有することを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  14. 【請求項14】 注入ユニットは、初期段階が経過した後、患者を麻酔深度の適当な限度内に保
    つため、単位時間当たり、より少ない量の医薬を供給するようにされたことを特
    徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 三方コネクタが容器、リザーブ容器および患者チューブに接続され、一方向弁
    がリザーブ容器とチューブのラインに配置されたことを特徴とする請求項13記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 リザーブ容器の一方向弁は圧力が予め選択した値、すなわちリザーブ容器から
    の液圧よりいくぶん高い値を超えたときにのみ医薬を通過させるようにしたこと
    を特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 フィルタが一方向弁の上流に配置されたことを特徴とする請求項1または16
    記載の装置。
  18. 【請求項18】 一方向弁が前記フィルタの上流に配置されたことを特徴とする請求項1,16
    または17記載の装置。
  19. 【請求項19】 開閉弁が前記一方向弁の上流に配置されたことを特徴とする請求項18記載の
    装置。
  20. 【請求項20】 一方向弁およびフィルタは互いに結合および/または近辺に配置されたことを
    特徴とする請求項1または15記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記接触面が三方コネクタと一方向弁との間に配置されたことを特徴とする請
    求項1または15記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記接触面がフィルタの上流に配置されたことを特徴とする請求項1または1
    5記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記接触面がリザーブ容器の近辺に配置されたことを特徴とする請求項1また
    は15記載の装置。
  24. 【請求項24】 初期段階で患者を所望の麻酔深度に導くため、注入ユニットの容器は第1の容
    積よりも小さい第2の容積を有し、初期段階で前記第2の容積を空にして充填す
    ることを選択した回数繰り返すことによって患者を所望の麻酔深度に導くことを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  25. 【請求項25】 注入ユニットは、初期段階が経過した後、患者を所望の麻酔深度の適当な限度
    内に保持するために、単位時間当たり、より少量の医薬を供給するようにされた
    ことを特徴とする請求項24記載の装置。
  26. 【請求項26】 チューブはフィルタに接続され、接触面が前記フィルタの上流および/または
    下流に配置されたことを特徴とする請求項1記載の装置。
  27. 【請求項27】 調節回路は、例えば一方向弁をそれぞれの側に有するピストン・シリンダ装置
    で構成され、ピストンの往復運動は注入ユニットの制御回路で制御されることを
    特徴とする請求項1または26記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記ピストン・シリンダ装置と前記一方向弁は1つのユニットに結合され、そ
    の外形は注入ユニットの容器用レセスの形状に合うことを特徴とする請求項27
    記載の装置。
  29. 【請求項29】 フィルタが前記ユニットの上流および/または下流に配置されたことを特徴と
    する請求項27または28記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記接触面が前記フィルタの上流および/または下流に配置されたことを特徴
    とする請求項29記載の装置。
  31. 【請求項31】 チューブが1つ以上のフィルタを介して容量の大きい容器、および医薬調節回
    路およびカニューラなどの間に配置されたことを特徴とする請求項1記載の装置
  32. 【請求項32】 前記回路は、医薬の投与を調節するために、プレートなどを使って、注入ユニ
    ットのチューブ断面を絞りおよび/または開けるようにしたことを特徴とする請
    求項31記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記フィルタが前記回路の上流および/または下流に配置されたことを特徴と
    する請求項31記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記接触面が前記フィルタの上流および/または下流に配置されたことを特徴
    とする請求項1または33記載の装置。
  35. 【請求項35】 医薬調節回路は患者に関する基準だけに基いて医薬投与を制御するようにされ
    たことを特徴とする請求項31記載の装置。
  36. 【請求項36】 医薬は患者のレベルよりも高い位置の容器から投与されるように配置されたこ
    とを特徴とする請求項32記載の装置。
  37. 【請求項37】 前記回路は、医薬投与を調節するために、チューブの周囲にポンプまたは類似
    の手段によって、注入ユニットのチューブ断面を絞りおよび/または開くように
    したことを特徴とする請求項31記載の装置。
  38. 【請求項38】 1つ以上のフィルタが前記ポンプユニットの上流および/または下流に配置さ
    れたことを特徴とする請求項37記載の装置。
  39. 【請求項39】 接触面がフィルタの上流および/または下流に配置されたことを特徴とする請
    求項37記載の装置。
  40. 【請求項40】 医薬調節回路が、患者に関する基準に基いて、例えば単位時間当たりに供給さ
    れる医薬量の情報に基いて、医薬投与を調節するように配置されたことを特徴と
    する請求項37記載の装置。
  41. 【請求項41】 医薬は患者のレベルよりも高い位置の容器から投与されるように配置されたこ
    とを特徴とする請求項37記載の装置。
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