JP2018536808A - 水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシールを準備する方法、水中用途のシャフトにリップタイプシャフトシールを設置する方法及び水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシール - Google Patents

水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシールを準備する方法、水中用途のシャフトにリップタイプシャフトシールを設置する方法及び水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシール Download PDF

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Abstract

本発明は、水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシール(20、40、50)を準備する方法、水中用途のシャフトにリップタイプシャフトシールを設置する方法及び水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシールに関する。本発明は、ハビタットを用いることなくフォームロック要素(246、266)を用いることに水中でシャフトの周りにシールを実際に設置できるようなフォームロック要素(246、266)を有する非連続点を含むリップタイプシャフトシールを提供するためとりわけ有利である。

Description

本発明は、水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシールを準備する方法(method of preparing)、水中用途のシャフトにリップタイプシャフトシールを設置する方法及び水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシールに関する。本発明の方法及びリップタイプシャフトシールは、海洋船舶又は潮流発電タービンの用途においてとりわけ適用可能である。本発明の方法及びシャフトシールは、海洋船舶又は潮流発電タービンのシャフトシールを修理する場合にとりわけ好適である。
先行技術によれば、海洋船舶の船体に海水が漏れ出るのを防止する最も外側のリップタイプシャフトシールは、修理すべき点の周りにハビタット(habitat)が配置されるようにダイバーによって修理されてきた。ハビタットは、船体に対して及び/又は海洋船舶の船尾管に液密的に固定されるテント様の構造体を意味する。係るテントには修理を行う人が空気環境下で作業でき得るように空気が充填され得る。シール、一般に1つ以上のリップタイプシャフトシールの実際の修理は、シャフト又はシャフトライナーの周りのシールハウジングからグランドを緩め、その後にグランド及びシールがハウジングから引き出され得る。交換すべき各シールは切断され、シャフト/ライナーの周りから取り外される。新たなシールを設置する場合、新たなシールがシャフト/ライナーの周りに位置し得るように先ず切り込みを入れ、その後に新たなシールの端部が固定ジグに移される。シールの端部は、切断面にエポキシを塗布し、電気ヒーターを用いてエポキシを硬化することによりジグにおいて互いに固定される。シールの端部の固定段階にハビタットの使用が必要となる。ハビタットの設置及びそれを液密/気密にするのは労力及び時間を要する面倒なタスクである。
上記に鑑み、本発明の目的は、ハビタットを必要せずに水中で設置するためのリップタイプシャフトシールを作成する新たな方法を開発することである。
本発明の別の目的は、水中設置のシャフト又はシャフトライナーに、ハビタットを必要とせずにダイバーによって設置が行え得るリップタイプシールを設置する新たな方法を開発することである。
本発明のさらに別の目的は、水中設置のシャフト又はシャフトライナーにハビタットを必要とせずにダイバーにより設置され得る新たなリップタイプシャフトシールを開発することである。
本発明の上記の及び他の目的の少なくとも一部は水中設置のために水中用途のリップタイプシャフトシールを準備する方法によって満たされ、リップタイプシャフトシールは非連続点(point of noncontinuity)を含み、非連続点は2つの端面を含み、端面には2つ以上のフォームロック要素(form-locking elements)が設けられる。
本発明の上記の及び他の目的の少なくとも一部は水中用途のためのリップタイプシャフトシールの設置方法によっても満たされ、リップタイプシャフトシールは、リップタイプシャフトシールに2つの端面を含む非連続点を設け、端面に2つ以上のフォームロック要素を設けることにより設置のために水上で準備され、リップタイプシャフトシールは、リップタイプシャフトシールを水中に移し、シャフト又はシャフトライナーの周りに覆い被せ、リップタイプシャフトシールの端部を互いにフォームロックすることによりリップタイプシャフトシールが水中でシャフト又はシャフトライナーの周りに設置される。
本発明の他の特徴は添付の従属請求項及び本発明の様々な実施形態の下記の説明から明らかになる。
本発明を適用することにより、
・水中で行う必要があるのはシャフト又はシャフトライナーの周りの定位置にシールを設置することだけなので、シャフトシールの修理が簡素になること、
・ハビタットの使用を必要とし得る水中での作業を何ら行う必要はないこと、
という利点の少なくとも一部が得られる。
以下では、水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシールの作成方法、水中用途のシャフトにリップタイプシャフトシールを設置する方法及び水中用途のシャフトのためのリップタイプシャフトシールを下記の添付の図面を参照しながらより詳細に説明する。
図1は、先行技術のシャフトシールを概略的に示す。 図2は、本発明の第1及び第2の好ましい実施形態に係るシャフトシールを概略的に示す。 図3aは、本発明の第1の好ましい実施形態に係るリップタイプシャフトシールの拡大端面図を概略的に示す。 図3bは、図3aの方向A−Aに見た本発明の第1の好ましい実施形態のリップタイプシャフトシールの第2及び第3のリップシール区画を概略的に示す。 図3cは、図3bの方向B−Bに見た本発明の第1の好ましい実施形態のリップタイプシャフトシールの第2及び第3のリップシール区画を概略的に示す。 図4aは、本発明の第2の好ましい実施形態に係るリップタイプシャフトシールの拡大端面図を概略的に示す。 図4bは、図4aの方向C−Cに見た本発明の第2の好ましい実施形態のリップタイプシャフトシールの第2及び第3のリップシール区画を概略的に示す。 図4cは、図4bの方向D−Dに見た本発明の第2の好ましい実施形態のリップタイプシャフトシールの第2及び第3のリップシール区画を概略的に示す。 図5aは、本発明の第3の好ましい実施形態に係るシャフトシールを概略的に示す。 図5bは、本発明の第3の好ましい実施形態に係るリップタイプシャフトシールの拡大端面図を概略的に示す。 図5cは、図5bの方向E−Eに見た本発明の第3の好ましい実施形態のリップタイプシャフトシールの端部を概略的に示す。 図5dは、図5cの方向F−Fに見た本発明の第3の好ましい実施形態のリップタイプシャフトシールの端部を概略的に示す。
図1は先行技術のシャフトシール10を概略的に示す。シャフトシール10は、シャフト又はシャフトライナーの周りにシールリングを設置し始めるときに形成される径方向の切り込み12を有する。係る切り込みの端部は後の段階で接合されるため、切り込みの方向は重要ではない。新たなシールがシャフト/ライナーの周りに配置されると、シール10の端部14及び16は固定ジグに移される。シール10の端面又は切断面はジグにおいて端部又は切断面にエポキシを塗布し、電気加熱器を用いることによりエポキシを硬化させることで互いに固定される。シールの端部の固定工程は水中で行うことができないため、シャフトの周りでハビタットを用いることが必要になる。
ハビタットを避け得る唯一の方法は、シャフト/ライナーの周りに空気環境を設ける必要がないようにダイバーにより水中で互いに固定でき得る端部が予めリップタイプシャフトシールに設けられるようにリップタイプシャフトシールを構成することである。そのため、本発明によれば、リップタイプシャフトシールの端部には、端部を水中で互いに接続することができるようにフォームロック手段が設けられる。
シャフトシールを水中で設置するには、プロペラを取り外すことなくシールを交換する必要があるため、シャフト又はシャフトライナーの周りからシールを取り外すことができるようシールを切断するより他に方法はない。同様に、交換用のシールは連続した円形のリップタイプシャフトシールでないことが要求され得るが、設置目的のために切り込みを設ける必要がある。シャフトを密閉する目的のためのリップタイプシャフトシールの従来の製造方法は、シールを円形の金型内で正確な寸法に成形することでシールは寸法が完全な連続した環状リングになる。このようなシールを製造することにより、密閉端が細いリップは確実に所望の形状及びリップの向きを有するようになる。本発明は切り込みを有するリップタイプシールの端部を互いに接合するためにフォームロックの使用を提案するものであるため、先ず、切り込みが入れられた場合に形成される表面が必要なフォームロック要素を含むようにリップタイプシャフトシールを切断するのは不可能である。何故なら、最終的な密閉能力を保障するのに必要なフォームロック要素及び他の形状は非常に複雑な三次元面が形成されるからである。次に、単に径方向の切り込みをリップタイプシャフトシールに入れ、その後に即ち、切り込みを入れた端面に例えば都度研削することで必要なフォームロック要素及び最終的な密閉能力を確実にするのに必要な他の形状を切断端面に設けることはできない。その唯一の理由は、リップタイプシャフトシールの円周長さが大きく減少するため、フォームロック要素及び他の形状を研削した後にリップタイプシャフトシールの端部がくっつけられた場合、リップタイプシャフトシールが製造後に有していた直径とは同じではなく小さくなり得る。直径が小さくなる結果、細いシールリップが予測不可能に変形すること(皺等)が避けられなくなるため、リップタイプシャフトシールの密閉能力及び耐久性が危険にさらされる。
上記の理由から、図2は本発明の第1及び第2の好ましい実施形態に係るリップタイプシャフトシール20、40を概略的に示す。リップタイプシャフトシール20、40はそれぞれ円周方向に延びる3つのリップシール区画22、24、26及び22、44、46で構成される。リップシール区画の全ては径方向平面において等しい断面プロフィールを有する。第1のシール区画22は(必須ではないが)好ましくはシャフトシールの円周の大半をカバーし、2つの端面222及び224を有する。
図3aは、本発明の第1の好ましい実施形態に係るリップタイプシャフトシール20の端部、より具体的には第2のリップシール区画24の端部の拡大図を概略的に示す。リップタイプシャフトシール20の断面はリップ区画20I及び裏当て区画(backing section)20bを示す。リップ区画20Iは密封すべき面、即ちシャフト又はシャフトライナーの面の方向に延び、実際の密閉機能を行うリップ28を含む。他方、裏当て区画20bはリップ区画20Iに対して実質的に直角に延びる。リップタイプシャフトシール20はそのリップ28が動作時に参照符号30で概略的に示すシャフト又はシャフトライナーに押し付けられるように配置される。
図3bは、図3aの方向A−Aから見た本発明のシャフトシール20の第2のリップシール区画24及び第3のリップシール区画26を概略的に示し、図3cは、図3bの方向B−Bから見た本発明の第1の好ましい実施形態のシャフトシールの第2のリップシール区画24及び第3のリップシール区画26を示す。円周方向に延びる第2のリップシール区画24及び第3のリップシール区画26のそれぞれは好ましくは第1のリップシール区画22(図2)よりも短く、(必須ではないが)好ましくは同じ長さを有し、第1のリップシール区画と同じ曲率を有する。第2のリップシール区画24及び第3のリップシール区画26は第1及び第2の円周端部を有する。第1及び第2の円周方向端部は、第2及び第3のリップシール区画を第1のリップシール区画22の端面222及び224(図2)に固定するための第1の端面242及び262と、第2及び第3のリップシール区画を互いに固定するための2つの第2の端面244及び264を有する。端面244及び264は、シャフト又はシャフトライナーの周りにシールを設置する際に必要な非連続点も形成する。図3bで説明する本発明の好ましい実施形態では、第2のリップシール区画24の第2の端面244には少なくとも2つの溝又は切り欠き246が設けられ、第3のリップシール区画26の第2の端面264には第2のリップシール区画24の各溝246のための突起266が設けられている。係る溝は、突起の外形と合致する内形を有する。溝及び突起の各対は、第2のリップシール区画24と第3のリップシール区画26との間で所謂フォームロック又はダブテール固定を形成する。少なくとも2つの溝及び突起の対は、少なくとも1つの対がリップ区画20I(図3a)に位置し、少なくとも1つの対が裏当て区画20b(図3a)に位置するように配置される。リップ区画20Iにさらなる溝及び突起の対が一対あることが(必須ではないが)好ましい。第2及び第3のリップシール区画は完全な円ではなく所定の長さに成形される点を除いて第1のリップシール区画と同じ方法で、即ち、成形によって製造されることが好ましい。
当然ながら、端面244及び264は、それらがリップシール区画24及び26との間にフォームロック又はダブテール固定を形成されるように配置される限り溝及び突起の双方を有し得ることも本発明の範囲内である。突起を別の固定部材(例えば、砂時計状の部材)に置換することもでき、その場合、第2のリップシール区画の端面244及び第3のリップシール区画の端面246は係る別の固定部材の形状に合致する溝を有するべきである。しかしながら、いずれの場合においても、リップ区画に少なくとも1組のフォームロック要素があり、リップタイプシャフトシールの裏当て区画に1組のフォームロック要素があるべきである。(必須ではないが)好ましくは、リップ区画20Iに及び/又はリップ区画201と裏当て区画20bとを接合する角部にさらに別の溝及び突起の対が一対あることが好ましい。
全ての溝又は切り欠き246について、それらの方向、即ち切り欠きの側面又は軸の方向は、突起266が一方向のみから溝内に滑り込むことができるように同じである得る。切り欠き及び突起の側面又は軸の実際の向きは、密閉すべき面と平行と密閉すべき面に対して直角との間のどこかにあり得る。
図4aは、本発明の第2の好ましい実施形態に係るリップタイプシャフトシール40の端部、より具体的には第2のリップシール区画44の端部の拡大図を概略的に示す。リップタイプシャフトシール40の断面はリップ区画40I及び裏当て区画40bを含む。リップ区画40Iは密閉すべき面の方向に、即ち、シャフト又はシャフトライナーの面の方向に延び、実際の密閉機能を行うリップを含む。他方、裏当て区画40bは、密閉すべき面から径方向外側でリップ区画40Iに対して実質的に直角に延びる。リップタイプシャフトシール40は、図3aに示すのと同様にそのリップがシャフト又はシャフトライナー(図示せず)に動作中に押し付けられるように配置される。図4a及び本実施形態の他の図は、第1のリップシール区画44の内面44i及び外面44oについて説明する。内面44iは、シールが定位置に設置された場合にシールハウジングの内部に面する面であると考えられ、外面44oは、密閉すべきシャフトに面し且つシールの支持部の外面に連続する面であると考えられる。
図4bは、図4aの方向C−Cから見たシャフトシール40の第2のリップシール区画44及び第3のリップシール部分区画46を概略的に示し、図4cは、図4bの方向D−Dから見た本発明の第2の好ましい実施形態のシャフトシールの第2のリップシール区画44及び第3のリップシール区画46を示す。円周方向に延びる第2のリップシール区画44及び第3のリップシール区画46のそれぞれは、第1のリップシール区画22(図2)よりも短いことが好ましく、(必須ではないが)好ましくは同じ長さを有する。第2のリップシール区画44及び第3のリップシール区画46は第1及び第2の円周端部を有し、第1及び第2の円周端部は、第2のリップシール区画44及び第3のリップシール区画464を第1のリップシール区画22の端面222及び224(図2)に固定するための第1の端面442及び462をそれぞれ有し、第2のリップシール区画44及び第3のリップシール区画46を互いに固定するための2つの第2の端面444及び464を有する。端面444及び464はシャフト又はシャフトライナーの周りにシールを設置する際に必要な非連続点も形成する。図4bで説明する本発明の第2の好ましい実施形態では、第2のリップシール区画44の第2の端面444には少なくとも2つの溝又は切り欠き446が設けられ、第3のリップシール区画46の第2の端面464には第2のリップシール区画44の各溝446のための突起466が設けられている。係る溝は、突起の外形に合致する内形を有する。溝及び突起の各対は、第2のリップシール区画44と第3のリップシール区画46との間で所謂フォームロック又はダブテール固定を形成する。少なくとも2対の溝及び突起は、少なくとも1対がリップ区画40I(図4a)に位置し、少なくとも1対が裏当て区画40b(図4a)に位置するように配置される。(必須ではないが)好ましくはリップ区画40Iに及び/又はリップ区画40Iと裏当て区画40bとを接合する角部にさらに別の溝及び突起の対が一対あることが好ましい。
全ての溝又は切り欠き446について、その方向、即ちノッチの側面又は軸の方向は、突起466が一方向のみから溝内に滑り込むことができるように同じである。ノッチ及び突起の側面又は軸の実際の向きは、密閉すべき面と平行と密閉すべき面に対して直角の間のどこかであり得る。
しかしながら、図4cで最も分かり易く示すように、第2のリップシール区画44及び第3のリップシール区画46の溝446及び突起466は、リップシール区画44及び46の厚さ全体ではなく一方のリップシール区画の厚さ全体にわたって延びている。本実施形態では、第3のリップシール区画46には、第3のリップシール区画の端面464及び突起466を越えて内面46iの延長として続く張り出し部468が設けられている。それに対応するように、第2のリップシール区画44には、第2のリップシール区画44及び第3のリップシール区画46を互いに接合した場合に張り出し部468を収容するために第2のリップシール区画の内面44iに凹設されたポケット448が端部又はエッジ領域に設けられている。即ち、ポケット448が設けられることは、第2のリップシール区画44の端部におけるエッジ領域の厚さが小さくなっていることを意味する。張り出し部468及びポケット448の目的は1つにシール区画44及び46の端部における接合の密閉能力を向上させるために、フォームロック要素446及び466を効率的に覆うためである。上述したフォームロックのさらなる変形例として、張り出し部の外端領域に溝又は突起のいずれかを有し、突起又は溝に対応し且つ突起又は溝と協働する凹状ポケットが反対側の面に設けられるようなフォームロックが挙げられる。
当然ながら、端面444及び464は、それらがリップシール区画44及び46との間にフォームロック又はダブテール固定を形成するように配置される限り、双方が溝及び突起の双方を有し得ることも本発明の第2の好ましい実施形態の範囲内にある。突起を別の固定部材(例えば、砂時計状の部材)に置換することもでき、その場合、第2のリップシール区画の端面444及び第3のリップシール区画の端面446は係る別の固定部材の形状に合致する溝を有するべきである。張り出し部468及びポケット448については、リップタイプシャフトシールの設置方法に起因して、それらは第1のリップシール区画及び第2のリップシール区画の一方の端部領域のみに位置し得る。しかしながら、張り出し部は第2及び第3のリップシール区画のいずれかの面の延長部として位置し得る。即ち、いずれかはリップシール区画の内面の延長であるか又はリップシール区画の外面の延長である。同様に、張り出し部とポケットの双方がリップシール区画の同じ側にある限り、即ち、その内側又は外側のいずれかにある限り、ポケットは第2及び第3のリップシール区画の内面又は外面のいずれかに凹設され得る。
図5aは、本発明の第3の好ましい実施形態に係るリップタイプシャフトシール50を概略的に示す。第3の好ましい実施形態のリップタイプシャフトシール50は非連続点、即ち環状シャフトシール50が切り込みを有する点を除いて環状リングであり、第1の端部54は端面522を有し、第2の端部56は端面524を有し、端面522及び524にはフォームロック要素が設けられている。
図5bは、リップタイプシャフトシール50の端部、より具体的にはリップタイプシャフトシール50の(図5aの)左側又は第1の端部54の拡大端面図を概略的に示す。リップタイプシャフトシール50の断面はリップ区画50I及び裏当て区画50bを含む。リップ区画501は、密閉すべき面の方向、即ちシャフト又はシャフトライナーの面の方向に延び、実際の密閉機能を行うリップを含む。他方、裏当て区画50bは密閉すべき面の径方向外側でリップ区画50Iに対して実質的に直角に延びる。リップタイプシャフトシール50は、図3aに示すのと同様にそのリップが動作時にシャフト又はシャフトライナー(図示せず)に押し付けられるように配置される。図5b及び本実施形態の他の図は、フォームロック手段を形成する少なくとも2対の溝546及び突起又は切り欠き566を有する端面522及び524を有するリップタイプシャフトシール50の第1の端部54及び第2の端部56を説明する。例えば、図3a〜図3c及び図4a〜図4cに関連して溝及び突起とそれらの位置について先に説明したことがここでも当てはまる。そのため、本発明の第3の実施形態は、図3a〜図3cで説明した単なるフォームロック要素を有するリップタイプシャフトシールの端部54及び56を含む第1のもの及び図4a〜図4cで説明したフォームロック要素並びに押し出し部及びそのためのポケットを有するリップタイプシャフトシールの端部54及び56を含む第2のものを変形例として有する。
明瞭にするために、図5b〜図5dでは、本発明の第3の好ましい実施形態の第2の変形例を説明する。図5bでは、リップタイプシャフトシール50の内面54i及び外面54oが導入される。内面54iは、シールが定位置に設置された場合にシールハウジングの内部に面する面であると考えられ、外面54oは、密閉すべきシャフトに面するとともにシールの支持部の外面に連続する面であると考えられる。
図5cは、図5bの方向E−Eから見たシャフトシール50の端部54及び56を概略的に示し、図5dは、図5cの方向F−Fから見たシャフトシールの端部54及び56を示す。リップタイプシャフトシール50の端部54及び56は、シャフトシール50の端部54及び56を互いに固定するための端面522及び524を有する。図5cで説明する本発明の第3の好ましい実施形態の第2の変形例では、リップタイプシャフトシールの第1の端部54の端面522に少なくとも2つの溝又は切り欠き546が設けられ、反対側の端面、即ちリップタイプシャフトシール50の第2の端部56の端面524には、端面522における各溝546のための突起566が設けられている。溝は、突起の外形に合致する内形を有する。溝及び突起の各対は、リップタイプシャフトシール50の端部54と56との間で所謂フォームロック又はダブテール固定を形成する。少なくとも2対の溝及び突起は、少なくとも1対がリップ区画50I(図5b)に位置し、裏当て区画50b(図5b)に少なくとも1対が位置するように配置される。(必須ではないが)好ましくは、リップ区画50Iに及び/又はリップ区画50Iと裏当て区画50bとを接合する角部にさらに別の溝と突起の対が一対存在する。
しかしながら、図5c及び図5dで最も分かり易く示すように、リップタイプシャフトシールの端部54及び56の溝546及び突起566は、リップシールシャフトシールの厚さ全体ではなく端部54及び56の一方の厚さ全体にわたって延びている。第3の実施形態の本変形例では、リップタイプシャフトシール50の第2の端部56には、リップタイプシャフトシールの第2の端部56の端面524及び突起566を越えて内面56iの延長として続く張り出し部568が設けられている。それに対応するように、リップタイプシャフトシールの第1の端部54には、リップタイプシャフトシール50の端部を互いに接合した場合に張り出し部568を収容するためにシャフトシール50の左側端部の内面54iに凹設されたポケット548が端部領域に設けられている。即ち、ポケット548が設けられることは、リップタイプシャフトシール50の第1の端部54における端部領域の厚さが小さくなっていることを意味する。張り出し部568及びポケット548の目的は1つにリップタイプシャフトシール50の端部54及び56における接合の密閉能力を向上させるために、フォームロック要素546及び566を効率的に覆うことである。上述したフォームロックのさらなる変形例として、張り出し部の外端領域に溝又は突起のいずれかを有し、突起又は溝に対応し且つ突起又は溝と協働する凹状ポケットが反対側の面に設けられるようなフォームロックが挙げられる。
当然ながら、端面522及び524は、それらがリップシールシャフトシール50の端部54及び56との間にフォームロック又はダブテール固定を形成するように配置される限り、双方が溝及び突起の双方を有し得ることも本発明の第3の好ましい実施形態の範囲内にある。突起を別の固定部材(例えば、砂時計状の部材)に置換することもでき、その場合、リップタイプシャフトシールの端面522及び524の双方は係る別の固定部材の形状に合致する溝を有するべきである。張り出し部568及びポケット548については、リップタイプシャフトシールの設置方法に起因して、リップタイプシャフトシールの第1及び左側端部の一方の端部領域のみに位置し得る。しかしながら、張り出し部はリップタイプシャフトシールの第1及び第2の端部のいずれかの面の延長として位置する。即ち、いずれかはリップタイプシャフトシールの内面の延長であるか又はリップタイプシャフトシールの外面の延長である。同様に、張り出し部とポケットの双方がリップタイプシャフトシールの同じ側にある限り、即ち、その内側又は外側のいずれかにある限り、ポケットはリップタイプシャフトシールの内面又は外面のいずれかに凹設され得る。
本発明の第3の好ましい実施形態によれば、リップタイプシャフトシールは、フォームロック要素を備える切り込みを有する一体のリップタイプシャフトシールユニットに直接成形することにより製造され得る。即ち、リップタイプシャフトシールは2つの端部と、フォームロック要素を含む端面とを有する。このような場合、リップタイプシャフトシールの端部は、図3及びおよび図4に、とりわけ図3b、図3c、図4b及び図4cに示すようなものになり得る。これは、円形/環状のリップタイプシャフトシールの製造を目的とした従来の円形又は環状の金型ではなく、金型を円周方向に閉じる中間部品を備えたものであり、中間部はリップタイプシャフトシールの端部、フォームロック要素並びに任意で張り出し部及びポケットの金型を含む。当然ながら、金型の直径は、端部の金型のために余地を残すために製造されるリップタイプシャフトシールの直径よりも幾分大きい必要がある。金型の別の選択肢は金型が幾分か螺旋状であり、それにより金型の直径は製造されるリップタイプシャフトシールの直径と同じであり得る。そのため、端面、フォームロック要素並びに任意の張り出し部及びポケットのための金型は幾分ずらされて配置されている(staggered)。
本発明の方法によれば、シャフトシールの実際の交換、即ち、古いシールの取り外し及び新しいシールの設置の両方は、ハビタットの使用を必要とせずにダイバーによって行われ得る。シャフトシールの修理又は新しいシールの設置は図2〜図4cで説明した第1及び第2の実施形態の原理を適用することにより開始され、とりわけ対象となるシャフト又はシャフトスリーブのための寸法を有する新しい好適なリップタイプシャフトシールが水面の上のどこかで事前に準備され、第1のリップシール区画22、42を形成するために所定の長さ(第2及び第3のリップシール区画の合計長さに対応)のリップタイプシャフトシールが、完全な寸法を有する完全に円形のリップタイプシャフトシールから取り外される。リップタイプシャフトシールに切り込みを入れながら所定の長さのリップタイプシャフトシールを取り外すことにより、第2及び第3のリップシール区画を固定して後にリップの曲率半径が元のリップタイプシャフトシールと全く同じものとなることが確かになる。切り込みは、シールの円周方向に対して直角に入れられることが好ましいが、切り込み端面222、422及び224、424(図2)は、第2のリップシール区画24、44の端面242、442及び第3のリップシール区画26、46の端面262、462の方向と同じであるならば、切り込みは実際にどの方向であってもよい。その後、それらの円周長さが適切な寸法を有するようにされた第2のリップシール区画24、44及び第3のリップシール区画26、46は、第1のリップシール区画22の端部222及び第2のリップシール区画24の端部242をジグ内に挿入し、面222と242との間にエポキシを適用し、面を互いに押し付け、エポキシを硬化させるためにエポキシを、即ちジグを加熱することにより第1のリップシール区画22の端面222及び224(図2)に固定される。第1のリップシール区画22及び第3のリップシール区画26の反対側の端部についても同じことが、即ち、第1のリップシール区画22の端部224及び第3のリップシール区画26の端部262をジグ内に挿入し、面224と262との間にエポキシを適用し、面を互いに押し付け、エポキシを硬化させるためにエポキシを、即ちジグを加熱することが繰り返される。これによりシール20を設置する準備ができる。第3の実施形態の原理が適用された場合、新たなシールはシールの製造業者に注文されるか又は在庫から取り出される。いずれの場合も、準備されたシールがダイバーに渡され、ダイバーは海洋船舶の底部の下にシールを運び、本願の先行技術の箇所で説明したように古いシールを取り外し、新たなシールでシャフトの周りを覆い、ダブテール固定をスライドさせて実施する。新たなシールがそのハウジングに押し込まれてグランドにより定位置に固定されると、フォームロック固定は開くことができない。そのため、本発明の方法を用いる場合、設置するための条件の新たなシールの完全な準備は予め水面上で行われ、唯一残る作業、即ち、シャフト又はシャフトスリーブの周りにシールを設置することが乾燥した環境、即ちハビタットの存在を何ら必要とすることなく水面下又は水中で行われ得る。
なお、上記では本発明の最も好ましい実施形態のいくつかのみを説明した。そのため、本発明は上述の実施形態に限定されず、添付のクレームの範囲内で多くの異なる方法で適用され得ることは明らかである。所定の実施形態に関連して説明した本発明の特徴は本発明の基本的な概念の範囲内にある。そのため、それらは本発明の別の実施形態と関連して使用され得る。そのため、本発明の異なる特徴はそのようなものが望ましく、そのための技術的な可能性が利用可能であれば、組み合わせて使用されてもよい。
先行技術によれば、海洋船舶の船体に海水が漏れ出るのを防止する最も外側のリップタイプシャフトシールは、修理すべき点の周りにハビタット(habitat)が配置されるようにダイバーによって修理されてきた。ハビタットは、船体に対して及び/又は海洋船舶の船尾管に液密的に固定されるテント様の構造体を意味する。係るテントには修理を行う人が空気環境下で作業でき得るように空気が充填され得る。シール、一般に1つ以上のリップタイプシャフトシールの実際の修理は、シャフト又はシャフトライナーの周りのシールハウジングからグランドを緩め、その後にグランド及びシールがハウジングから引き出され得る。交換すべき各シールは切断され、シャフト/ライナーの周りから取り外される。新たなシールを設置する場合、新たなシールがシャフト/ライナーの周りに位置し得るように先ず切り込みを入れ、その後に新たなシールの端部が固定ジグに移される。シールの端部は、切断面にエポキシを塗布し、電気ヒーターを用いてエポキシを硬化することによりジグにおいて互いに固定される。シールの端部の固定段階にハビタットの使用が必要となる。ハビタットの設置及びそれを液密/気密にするのは労力及び時間を要する面倒なタスクである。
2つの半分部分(two halves)で構成されるシャフトシールを開示する米国特許第4500096号で別の先行技術の選択肢が説明されている。ドエルピンが挿入される垂直なガイド孔によってシールの2つの半分部分がシャフトの周りで互いに整合される。2つの半分部分は一度整合されるとボルトによって互いに固定される。
本発明の上記の及び他の目的の少なくとも一部は水中設置のために水中用途のリップタイプシャフトシールを準備する方法によって満たされ、リップタイプシャフトシールはリップ区画及び裏当て区画を有し、リップタイプシャフトシールは非連続点(point of noncontinuity)を含み、非連続点は2つの端面を含み、端面には2つ以上のフォームロック要素(form-locking elements)が設けられ、少なくとも1組のフォームロック要素がリップ区画に設けられ、少なくとも1組のフォームロック要素がリップタイプシャフトシールの裏当て区画に設けられる
本発明の上記の及び他の目的の少なくとも一部は水中用途のためのリップタイプシャフトシールの設置方法によっても満たされ、リップタイプシャフトシールは、リップタイプシャフトシールに2つの端面を含む非連続点を設け、少なくとも1組のフォームロック要素をリップ区画に設け、少なくとも1組をリップタイプシャフトシールの裏当て区画に設け、端面に2つ以上のフォームロック要素を設けることにより設置のために水上で準備され、リップタイプシャフトシールは、リップタイプシャフトシールを水中に移し、シャフト又はシャフトライナーの周りに覆い被せ、リップタイプシャフトシールの端部を互いにフォームロックすることによりリップタイプシャフトシールが水中でシャフト又はシャフトライナーの周りに設置される。

Claims (31)

  1. 水中設置のために水中用途のためのリップタイプシャフトシールを準備する方法であって、
    a)前記リップタイプシャフトシールに非連続点を設けるステップであって、該非連続点は2つの端面を含む、ステップと、
    b)前記端面に2つ以上のフォームロック要素を設けるステップと、
    を特徴とする方法。
  2. ステップb)において、前記リップタイプシャフトシールの端面に2つ以上の溝及び/又は突起を設けることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記リップタイプシャフトシールは、内面と外面とを有する第1の端部及び内面と外面とを有する第2の端部という2つの端部を有し、
    前記第1の端部の内面及び外面の一方に、前記第1の端部の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部を設け、前記第2の端部の内面及び外面の一方にポケットを凹設することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記リップタイプシャフトシールは、内面と外面とを有する第1の端部及び内面と外面とを有する第2の端部という2つの端部を有し、
    前記第2の端部の内面及び外面の一方に前記第2の端部の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部を設け、前記第1の端部の内面及び外面の一方にポケットを凹設することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記リップタイプシャフトシールを一体成形することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. a)第1の端面及び第2の端面を有する円周端を含む第1のリップシール区画を提供するためにリップタイプシャフトシールに切り込みを入れるステップと、
    b)第1の端面及び第2の端面を有する円周端を含む第2のリップシール区画を提供するステップと、
    c)第1の端面及び第2の端面を有する円周端を含む第3のリップシール区画を提供するステップと、
    d)前記第2のリップシール区画の端面に1つ以上のフォームロック要素を設けるステップと、
    e)前記第3のリップシール区画の端面に1つ以上のフォームロック要素を設けるステップと、
    f)前記第1のリップシール区画の第1の端面を前記第2のリップシール区画の第1の端面に固定するステップと、
    g)前記第1のリップシール区画の第2の端面を前記第3のリップシール区画の第1の端面に固定するステップを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. ステップd)において、前記第2のリップシール区画の端面に1つ以上の溝及び/又は突起を設けることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. ステップe)において、前記第3のリップシール区画の端面に1つ以上の溝及び/又は突起を設けることを特徴とする、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記第2のリップシール区画は内面及び外面を有し、
    ステップd)において、前記第2のリップシール区画の内面及び外面の一方に前記第2のリップシール区画の第2の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部を設けるか又は前記第2のリップシール区画の内面及び外面の一方にポケットを凹設することを特徴とする、請求項6乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第3のリップシール区画は内面及び外面を有し、
    ステップe)において、前記第3のリップシール区画の内面及び外面の一方に前記第3のリップシール区画の第2の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部を設けるか又は前記第3のリップシール区画の内面及び外面の一方にポケットを凹設することを特徴とする、請求項6乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. ステップf)及びg)において、前記第1のリップシール区画の第1の端面及び前記第2のリップシール区画の第1の端面の少なくとも一方及び前記第1のリップシール区画の第2の端面及び前記第3のリップシール区画の第1の端面の少なくとも一方にエポキシを塗布し、該端面を互いに押し付け、該エポキシを硬化させるために該エポキシを加熱することを特徴とする、請求項6乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 水中用途のためのリップタイプシャフトシールを設置する方法であって、
    a)設置のために前記リップタイプシャフトシールを水の上で準備するステップであって、
    i)前記リップタイプシャフトシールに2つの端面を含む非連続点を設けることと、
    ii)前記端面に2つ以上のフォームロック要素を設けることと
    により行われるステップと、
    b)水中にあるシャフト又はシャフトライナーの周りに前記リップタイプシャフトシールを設置するステップであって、
    i)前記リップタイプシャフトシールを水中に移すことと、
    ii)前記シャフト又はシャフトライナーの周りに前記リップタイプシャフトシールを覆い被せることと、
    iii)前記リップタイプシャフトシールの端部を互いにフォームロックすることと、
    により行われるステップと、
    を特徴とする方法。
  13. ステップa)のii)において、前記リップタイプシャフトシールの端面に2つ以上の溝及び/又は突起を設けることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記リップタイプシャフトシールは、内面と外面とを有する第1の端部及び内面と外面とを有する第2の端部という2つの端部を有し、
    前記第1の端部の内面及び外面の一方に前記第1の端部の第1の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部を設け、前記第2の端部の内面及び外面の一方にポケットを凹設することを特徴とする、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 前記リップタイプシャフトシールは、内面と外面とを有する第1の端部及び内面と外面とを有する第2の端部という2つの端部を有し、
    前記第2の端部の内面及び外面の一方に前記第2の端部の第2の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部を設け、前記第1の端部の内面及び外面の一方にポケットを凹設することを特徴とする、請求項12又は13に記載の方法。
  16. 前記リップタイプシャフトシールを一体成形することを特徴とする、請求項12乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. ステップa)のi)において、
    1)第1の端面及び第2の端面を有する円周端を含む第1のリップシール区画を提供すること、
    2)第1の端面及び第2の端面を有する円周端を含む第2のリップシール区画を提供すること、
    3)第1の端面及び第2の端面を有する円周端を含む第3のリップシール区画を提供すること、
    が行われ、
    ステップa)のii)において、
    4)前記第2のリップシール区画の端面に1つ以上のフォームロック要素を設けること、
    5)前記第3のリップシール区画の端面に1つ以上のフォームロック要素を設けること、
    が行われ、
    ステップa)として、
    iii)前記第1のリップシール区画の第1の端面を前記第2のリップシール区画の第1の端面に固定することと、
    iv)前記第1のリップシール区画の第2の端面を前記第3のリップシール区画の第1の端面に固定することと、
    が行われ、
    ステップb)のiii)において
    前記フォームロック要素を用いることにより、前記第2のリップシール区画の第2の端面及び前記第3のリップシール区画の第2の端面を互いにフォームロックすることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  18. ステップa)のii)の4)において、前記第2のリップシール区画の端面に1つ以上の溝及び/又は突起を設けることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. ステップa)のii)の5)において、前記第3のリップシール区画の端面に1つ以上の溝及び/又は突起を設けることを特徴とする、請求項17又は18に記載の方法。
  20. ステップb)のiii)において、別々のロック部材を用いて前記第2のリップシール区画の第2の端面と前記第3のリップシール区画の第2の端面とを互いにフォームロックすることを特徴とする、請求項17乃至19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第2のリップシール区画は内面及び外面を有し、前記第3のリップシール区画は内面及び外面を有し、
    前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の内面及び外面の一方に前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の第2の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部を設け、前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の内面及び外面の一方にポケットを凹設することを特徴とする、請求項17乃至20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 水中用途のシャフト又はシャフトライナーを密閉するためのリップタイプシャフトシールであって、
    当該リップタイプシャフトシールは非連続点を含み、該非連続点は2つの端面で形成され、該2つの端面には2つ以上のフォームロック要素が設けられることを特徴とする、リップタイプシャフトシール。
  23. 前記リップタイプシャフトシールの端面には2つ以上の溝及び/又は突起が設けられることを特徴とする、請求項22に記載のリップタイプシャフトシール。
  24. 前記リップタイプシャフトシールは内面と外面とを有する第1の端部及び内面と外面とを有する第2の端部という2つの端部を有し、
    前記第1の端部の内面及び外面の一方には前記第1の端部の第1の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部が設けられ、前記第2の端部の内面及び外面の一方にはポケットが凹設されることを特徴とする、請求項22又は23に記載のリップタイプシャフトシール。
  25. 前記リップタイプシャフトシールは内面と外面とを有する第1の端部及び内面と外面とを有する第2の端部という2つの端部を有し、
    前記第2の端部の内面及び外面の一方には前記第2の端部の第2の端面及びフォームロック要素を越えて延びる張り出し部が設けられ、前記第1の端部の内面及び外面の一方にはポケットが凹設されることを特徴とする、請求項22又は23に記載のリップタイプシャフトシール。
  26. 前記リップタイプシャフトシールは、円周方向に延びる第1のリップシール区画、第2のリップシール区画及び第3のリップシール区画の3つのリップシール区画で構成されることを特徴とする、請求項22に記載のリップタイプシャフトシール。
  27. 前記第1のリップシール区画は2つの端面を有する2つの円周端部を含み、前記第2のリップシール区画は2つの端面を有する2つの円周端部を含み、前記第3のリップシール区画は2つの端面を有する2つの円周端部を含むことを特徴とする、請求項26に記載のリップタイプシャフトシール。
  28. 前記第1のリップシール区画の第1の端面は前記第2のリップシール区画の第1の端面に固定され、前記第1のリップシール区画の第2の端面は前記第3のリップシール区画の第1の端面に固定され、前記第2のリップシール区画及び前記第3のリップシール区画の第2の端面にはフォームロック要素が設けられることを特徴とする、請求項27に記載のリップタイプシャフトシール。
  29. 張り出し部は前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の第2の端面及びフォームロック要素を越えて延在し、前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の第2の端部にポケットがあることを特徴とする、請求項28に記載のリップタイプシャフトシール。
  30. 前記張り出し部は、前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の内面の延長であり、前記ポケットは前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の内面に凹設されていることを特徴とする、請求項29に記載のリップタイプシャフトシール。
  31. 前記張り出し部は、前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の外面の延長であり、前記ポケットは前記第2のリップシール区画又は前記第3のリップシール区画の外面に凹設されていることを特徴とする、請求項29に記載のリップタイプシャフトシール。
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