JP2018536336A - 無線通信システムにおいて使用される基地局および無線装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて使用される基地局および無線装置 Download PDF

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Abstract

無線装置は、少なくとも1つの上りリンクサブフレームおよび少なくとも1つの下りリンクサブフレームを含む時間分割デュプレックスフレームが伝送される通信を制御する基地局を含む無線通信システムにおいて使用される。無線装置は、D2D通信を実行するためのリクエストを基地局に送信するリクエスト送信部と、時間分割デュプレックスフレーム内で空白サブフレームが割り当てられる位置を表す位置情報を基地局から受信する受信部と、位置情報に基づいてD2D通信のスケジュールを決定し、スケジュールを相手無線装置に通知するスケジューラを備える。空白サブフレームは、制御信号のためのシンボルおよび基地局から信号が送信されない複数の空白シンボルを含む。
【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、無線通信システムにおいて使用される基地局および無線装置に係わる。
3GPP(Third Generation Partnership Project)は、移動通信方式の標準化について議論している。例えば、LTE(Long Term Evolution)などの高速無線通信方式が3GPPにおいて標準化されている。3GPPのリリース12では、新しい無線通信方式としてD2D(device-to-device)通信が議論された。なお、D2D通信は、LTE拡張仕様であり、LTE Device to Device Proximity Servicesと呼ばれることがある。
D2D通信においては、無線装置は、基地局を通過することなく、他の無線装置と直接通信を行うことができる。よって、D2D通信は、低遅延通信を提供できると期待されている。また、基地局からの電波が届かないエリア(または、基地局が存在しないエリア)であっても、D2D通信を行うことが可能である。なお、以下の記載では、D2D通信のために無線装置間に設定される通信リンクをD2Dリンクと呼ぶことがある。
D2D通信は、セルラ通信システムを利用して実現されることがある。すなわち、D2D通信は、セルラ通信システム(例えば、LTEシステム)のリソースを使用することがある。ここで、複数のD2Dリンクが設定されるときは、同じリソース(例えば、無線スロットまたは時間スロット)が複数のD2Dリンクに割り当てられることがある。したがって、セルラ通信システムにおいてリソースを効率よくD2Dリンクに割り当てることは重要である。
なお、既存のLTEアーキテクチャに最小限の変更を要する信号構造でD2D通信を可能にする方法および装置は、米国特許公開2015/0049732に記載されている。また、国際公開WO2015/076867は、D2Dデータのチャネルシグナリングについて記載している。
米国特許公開2015/0049732 国際公開WO2015/076867
既存の方式では、セルラ通信システムからD2Dリンクへの干渉を回避または抑制しながら、セルラ通信システムにおいてリソースを効率よくD2Dリンクに割り当てることは困難である。
本発明の1つの側面に係わる目的は、セルラ通信システムからD2Dリンクへの干渉を回避または抑制しながら、セルラ通信システムにおいてリソースを効率よくD2Dリンクに割り当てることである。
本発明の1つの態様によれば、無線装置は、少なくとも1つの上りリンクサブフレームおよび少なくとも1つの下りリンクサブフレームを含む時間分割デュプレックスフレームが伝送される通信を制御する基地局を含む無線通信システムにおいて使用される。この無線装置は、D2D(device-to-device)通信を実行するためのリクエストを前記基地局に送信するリクエスト送信部と、前記時間分割デュプレックスフレーム内で空白サブフレームが割り当てられる位置を表す位置情報を前記基地局から受信する受信部と、前記位置情報に基づいてD2D通信のスケジュールを決定し、前記スケジュールを相手無線装置に通知するスケジューラと、を備える。前記空白サブフレームは、制御信号のためのシンボルおよび前記基地局から信号が送信されない複数の空白シンボルを含む。
発明の目的および利点は、特に特許請求の範囲において指摘される要素およびその組合せを用いて実現および達成される。
上述した一般的な記載および後述する詳細な記載は、例示かつ説明のためのものであって、発明を限定するものではない。
D2D通信を行う無線通信システムの一例を示す図である。 LTE標準において提供されるTDDモードでの上りリンク/下りリンク構成を示す図である。 上りリンク/下りリンク構成の一部を示す図である。 ICICシステムの一例を示す図である。 ABS(Almost Blank Subframe)の一例を示す図である。 基地局の一例を示す図である。 無線装置の一例を示す図である。 D2D通信にリソースを割り当てるシーケンスの一例を示す図である。 D2D通信のために使用されるABSの一例を示す図である。 ABSの生成の一例を示す図である。 ABSによるD2Dデータ伝送のためのシンボル割当ての一例を示す図である。 基地局の動作を示すフローチャートである。 無線装置の動作を示すフローチャートである。
図1は、D2D通信を行う無線通信システムの一例を示す。本発明の実施形態に係る無線通信システムは、図1に示すように、基地局1および複数の無線装置2(2a〜2j)を備える。
基地局1は、この実施例では、eNB(evolved Node B)である。eNBは、LTEにおいて使用される基地局である。よって、基地局1は、LTEのセルラ通信を管理および制御する。すなわち、基地局1は、無線装置から送信されるセルラ通信のデータ信号および制御信号を受信し、受信した信号を処理することができる。また、基地局1は、無線装置にセルラ通信のデータ信号および制御信号を送信することができる。
基地局1は、無線装置間のD2D通信を管理および制御する。すなわち、基地局1は、基地局1のセル内で設定されるD2Dリンクを管理する。たとえば、基地局1は、D2Dリンクに割り当てるリソースを管理する。D2D通信が時間分割デュプレクス(TDD:time division duplexing)で信号を送信するセルにおいて、基地局1は、それぞれのサブフレームまたは時間スロットをD2Dリンクに割り当ててもよい。
無線装置(DUE:D2Dユーザ装置)2は、セルラ通信およびD2D通信をサポートするように構成されている。すなわち、無線装置2は、基地局1を介して、他の無線装置との間でデータを送信および受信することができる。また、無線装置2は、基地局1を介することなく、D2Dリンクを介して他の無線装置との間で直接的にデータを送信および受信することができる。なお、セルラ通信またはD2D通信により伝送されるデータは、音声データ、画像データ、ビデオデータ、テキストデータ等を含んでいてもよい。
図1に示す実施例では、D2DリンクLabは、無線装置2aと無線装置2bとの間に設定される。D2DリンクLcdは、無線装置2cと無線装置2dとの間に設定される。D2DリンクLijは、無線装置2iと無線装置2jとの間に設定される。なお、無線装置2gは、基地局1を介して他の無線装置と通信を行う。
図1に示す無線通信システムにおいては、基地局1は、無線装置2から送られてくるD2D通信を行うためのリクエストに応じて、D2Dリンクにリソースを割り当てることができる。例えば、無線装置2aからリクエストを受信したときに、基地局1は、無線装置2aと無線装置2bとの間のD2D通信(すなわち、D2DリンクLab)に対してTDDフレーム中の1または複数のサブフレームを割り当てることができる。
<既存方式におけるD2D通信>
LTE(Long Term Evolution)システムのデュプレクスモードは、周波数分割デュプレクス(FDD:frequency division duplexing)モードおよび時間分割デュプレクス(TDD)モードを含む。TDDモードでは、eNB(Enhanced NodeB)は、上りリンクおよび下りリンクにおいて同じ周波数でユーザ装置(UE:user equipment)と通信を行う。ここで、上りリンクおよび下りリンクのデータ伝送は時間領域で分割される。TDDを使用する利点の1つは、負荷条件を満足するように、上りリンクと下りリンクとのバランスを動的に変化させることが可能なことである。なお、LTE標準では、様々な条件を満足するために、複数の構成が提供されている。
図2は、LTE標準において提供されるTDDモードでの上りリンク/下りリンク構成を示す。TDDモードでは、LTEシステムにおいてTDDフレームが伝送される。以下の記載では、TDDフレームを単に「フレーム」と呼ぶことがある。フレームの長さは10m秒である。また、フレームは、図2に示すように、10個のサブフレームに分割される。よって、サブフレームの長さは1m秒である。
図2において「D」は、下りリンク伝送のためのサブフレームを表す。「U」は、上りリンク伝送のためのサブフレームを表す。「S」は、下りリンクサブフレームと上りリンクサブフレームとの間のガード区間のためのスペシャルサブフレームを表す。なお、以下の記載では、上りリンク/下りリンク構成のことをTDD構成と呼ぶことがある。
基地局1は、LTEセルラシステムにおける上りリンクトラヒックと下りリンクトラヒックとの比に基づいて上りリンク/下りリンク構成を選択してもよい。例えば、上りリンクと比較して下りリンクのトラヒックが大幅に大きいときは、上りリンク/下りリンク構成「5」を選択してもよい。一方、上りリンクと比較して下りリンクのトラヒックがさほど大きくないときは、上りリンク/下りリンク構成「3」を選択してもよい。
3GPPリリース12の仕様においては、D2D通信は、上りリンクのリソースを使用して実現される。D2D通信のために上りリンクのリソースが使用される理由は、上りリンクのリソースが、通常、下りリンクのリソースと比較して使用量が少ないからである。下りリンクチャネルは、通信量の多い制御シグナリングを含む。よって、セルラネットワークの性能に対してD2D通信が与えるインパクトを最小化するために、3GPPリリース12の仕様において、D2D通信のために上りリンクのリソースを使用することが合意されている。また、D2D通信が単一キャリア周波数分割マルチプルアクセス(SC−FDMA:Single-carrier Frequency-Division Multiple Access)を使用することも合意されている。ここで、SC−FDMAの信号フォーマットは、無線装置が上りリンクにおいて使用するフォーマットと同じである。上りリンクにおいてSC−FDMAが使用される理由は、SC−FDMAは、ピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)が低く、電力効率を高くできるからである。
よって、D2D通信は、通常、上りリンクを使用して実現される。ただし、LTEセルラ通信において、上りリンクサブフレームの数が少ない上りリンク/下りリンク構成が選択されるときは、十分な上りリンクのリソースを得ることが困難なD2Dペアが存在するかも知れない。そこで、以下では、D2D通信に対してどのようにリソースを割り当てるのか、について検討する。
上りリンク伝送と異なり、LTEシステムの下りリンクは、直交周波数分割マルチプルアクセス(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)を使用する。下りリンクサブフレームは、N個の連結された物理リソースブロック(PRB:physical resource block)を含む。例えば、各サブフレームは、時間領域において14個のシンボルから構成され、周波数領域において12個のサブキャリアから構成される。下りリンクサブフレームは、少なくとも1個のCRS(Cell-Specific Reference Signal)を含む。CRSは、下りリンクの復調、移動の測定、チャネル状態情報(CSI:channel-state information)の取得において重要なパイロット信号である。全ユーザのための制御ペイロードは、PDCCH(physical downlink control channel)を介して伝送される。PDCCHのリソース時間は、PCFICH(physical control format indicator channel)を介して通知される。制御ペイロードは、上りリンクデータ(PUSCH:physical uplink shared channel)および下りリンクデータ(PDSCH:physical downlink shared channel)のためのリソースブロック割当て情報を伝送する。PUSCHのためのハイブリッド自動繰返し要求アクノリッジメントは、PHICH(physical hybrid-ARQ indicator channel)信号により伝送される。PDCCHは、各サブフレームの1番目のスロットの全帯域を使用して伝送され、PDSCH信号は、PDCCHを介してシグナリングされた物理リソースブロック上で指定された無線装置に伝送される。
上述したように、3GPPリリース12の仕様においては、D2D通信は上りリンクのリソースを使用して実現される。図1に示す例では、基地局1は、LTEセルラシステムにおける上りリンクトラヒックと下りリンクトラヒックとの比に基づいて上りリンク/下りリンク構成を選択してもよい。たとえば、上りリンクと比較して下りリンクのトラヒックが大幅に大きいときは、図2に示す上りリンク/下りリンク構成「5」を選択してもよい。
ただし、上りリンクサブフレームの数が少ない上りリンク/下りリンク構成が選択されるときは、D2D通信に割り当てることができるリソースは制限される。例えば、セルラ通信において上りリンク/下りリンク構成「5」が選択されているときは、各フレーム内で1個のサブフレームのみがD2D通信に割り当て可能である。この場合、D2D通信のトラヒックは制限されてしまう。
この問題は、D2D通信のトラヒックに応じて上りリンク/下りリンク構成を選択すれば、解決または緩和されるかも知れない。例えば、図3に示すように、上りリンク/下りリンク構成「3」が選択されると、各フレーム内で3個のサブフレームがD2D通信に割り当て可能であり、D2D通信の容量を大きくすることができる。ただし、この方法には以下の問題がある。
(1)TDDネットワークにおいては、上りリンク/下りリンク構成は、通常、上りリンク/下りリンクのトラヒックの比に基づいて決定される。また、D2D通信は、セルラトラヒックに対するアド・オンサービスと考えられている。このため、上りリンク/下りリンクのトラヒックの比が変わらないときは、D2D通信のリソース不足は、セルラ通信の上りリンク/下りリンク構成を変更する理由としては好ましくない。すなわち、D2D通信を提供するために上りリンク/下りリンク構成を変更すると、セルラ通信の性能を低下させるおそれがある。
(2)より多くの上りリンクサブフレームを含むように上りリンク/下りリンク構成を変更するとき、PDCCH、PCFIC、CRSは、上りリンクサブフレーム内で伝送されることは許容されていない。この場合、PDCCH、PCFIC、CRSは、残りの下りリンクサブフレームで伝送されなければならない。即ち、PDCCH、PCFIC、CRSは、下りリンクのリソースを使用して、下りリンクデータの代わりに伝送されることになる。よって、下りリンクのリソースの使用効率が低下する。
したがって、本特許出願の出願人は、上述のシナリオにおいてD2D通信のために下りリンクのリソースを使用する形態を提案する。
<本発明の実施形態>
本発明の実施形態に係わるD2D通信を提供する方法においては、下りリンクのリソースがD2D通信に割り当てられる。例えば、D2D通信のトラヒックが大きいときは、D2D通信のトラヒックの一部が上りリンクのリソースを使用して伝送され、残りのD2D通信のトラヒックが下りリンクのリソースを使用して伝送される。なお、D2D通信のトラヒックが小さいときは、上りリンクのリソースがD2D通信に割り当てられる。
ここで、セルラ通信において上りリンク/下りリンク構成「5」が選択され、その中のサブフレーム#2、#3がD2D通信に割り当てられるものとする。図2に示すように、サブフレーム#2はセルラ通信において上りリンクのために使用され、サブフレーム#3はセルラ通信において下りリンクのために使用される。D2D信号がサブフレーム#2で伝送されるときは、セルラ通信の上りリンク信号およびD2D信号は、基地局1のセル内で伝送される。同様に、D2D信号がサブフレーム#3で伝送されるときは、セルラ通信の下りリンク信号およびD2D信号は、基地局1のセル内で伝送される。したがって、セルラ信号とD2D信号との間の干渉を考慮する必要がある。特に、セルラ信号の電力がD2D信号の電力よりも大きいときは、セルラ信号からD2D信号への干渉を考慮することは重要である。
LTEにおいては、上りリンクでSC−FDMAが使用され、下りリンクでOFDMAが使用される。ここで、D2Dのための3GPPリリース12標準との互換性を考慮すると、下りリンクのリソースがD2D通信に割り当てられるときに、下りリンクのサブフレームでのD2D通信においてもSC−FDMAを使用することが好ましい。この場合、OFDMAのセルラ下りリンク信号およびSC−FDMAのD2D信号が、同じリソース(同じ時間スロット)を使用して伝送される。よって、下りリンクサブフレームにおいてD2D通信のためにSC−FDMAが使用されるときは、D2D信号とセルラ下りリンク信号との間の非直交性が、それらの間に干渉を引き起こす。
D2D信号とセルラ下りリンク信号との間の干渉は、3GPPLTEリリース10、11において議論されたICIC(inter-cell interference coordination)およびABS(almost blank subframe)を利用して抑制される。よって、ICICおよびABSについて簡単に記載する。
図4は、ICICシステムの一例を示す。この実施例では、ICICシステムは、基地局(eNB)1および遠隔無線装置(RRE:remote radio equipment)3を含む。遠隔無線装置3は、セルラ通信のための小セルを提供する基地局である。遠隔無線装置3のセルは、基地局1のセルの中に生成される。
ユーザ装置(UE)4は、基地局1および遠隔無線装置3の双方と通信を行うことができる。このとき、基地局1および遠隔無線装置3は、ユーザ装置4との間で送信および受信する信号を協働して処理する。ユーザ装置4は、受信電力に基づいて、基地局1または遠隔無線装置3を選択することができる。例えば、ユーザ装置4は、下りリンクの参照信号の受信電力(RSRP:reference signal received power)が最も高いセルを選択してもよい。
ところが、ユーザ装置4は、基地局1および遠隔無線装置3の双方から下りリンク信号を受信する。ここで、遠隔無線装置3の送信電力と比較して、基地局1の送信電力は大幅に大きいので、遠隔無線装置3の信号から基地局1の信号への干渉と比べて、基地局1の信号から遠隔無線装置3の信号への干渉は大きくなる。したがって、LTEリリース10によれば、基地局1は、時間領域で指定されたリソース(指定されたサブフレーム)において送信を停止または抑制する。この動作は、LTEリリース10においてエンハンスドICICと呼ばれる。エンハンスドICICにおいては、基地局1は、干渉を削減するために、ABS(almost blanc subframe)を送信することがある。
図5は、ABS(Almost Blank Subframe)の一例を示す。ABSは、他のサブフレームと同様に、時間領域において14個のシンボルから構成され、周波数領域において12個のサブキャリアから構成される。ただし、ABSは、CRS(Cell-Specific Reference Signal)信号および制御情報(図5では「CNT」)のみを伝送する。CRSはパイロット信号であり、下りリンクの復調、移動の測定、チャネル状態情報(CSI)の取得などにおいて使用される。制御情報は、同期情報およびシステム情報を含む。なお、図5に示すCNTのためのリソースは、PDCCHおよびPCFICHを伝送するために使用される。以下の記載では、CRSおよび制御情報を「制御信号」と呼ぶことがある。
図5に示す例では、制御情報は、1番目および5番目のシンボルに割り当てられ、他のシンボルは「ブランク(空白)」である。すなわち、基地局1は、2〜4番目および6〜14番目のシンボルにおいて信号を送信しない。なお、基地局1は、制御信号が割り当てられる1または複数のシンボルを決定できる。
フレーム内でABSが割り当てられる位置およびABSが伝送される周波数は、セル間で協働して制御される。例えば、図4に示す例では、基地局1は、ABSに係わる情報を遠隔無線装置3に送信してもよい。
このように、本発明の実施形態に係わるD2D通信を提供する方法においては、セルラ通信の下りリンクのリソースは、D2D通信に割り当てられる。そして、下りリンクのリソースを使用してD2D通信が実現されるときは、ABSを伝送する下りリンクサブフレームがD2D通信に割り当てられる。
図6は、基地局1の一例を示す図である。基地局1は、図6に示すように、RF受信器11、CP除去部12、FFT回路13、チャネル分離部14、データ信号復調部15、チャネル復号部16、制御信号復調部17、チャネル復号部18、シグナリング処理部19、D2D管理テーブル20、制御信号生成部21、データ信号生成部22、IFFT回路23、CP付加部24、RF送信器25を備える。なお、基地局1は、他の機能を備えていてもよい。
RF受信器11は、無線装置2から送信されるセルラ信号を受信する。CP除去部12は、受信セルラ信号からサイクリックプレフィックス(CP)を除去する。FFT回路13は、受信信号にFFT(高速フーリエ変換)を実行して周波数領域信号を生成する。チャネル分離部14は、周波数領域の受信信号をデータ信号および制御信号に分離する。
データ信号復調部15は、受信データ信号を復調してデータを再生する。チャネル復号部16は、再生データを復号する。制御信号復調部17は、受信制御信号を復調する。チャネル復号部18は、復調された制御信号を復号して制御情報を再生する。
シグナリング処理部19は、無線装置2との間でのシグナリングを実行し、シグナリングのための制御情報を生成する。シグナリング処理部19は、セルラ通信のためのシグナリングおよびD2D通信のためのシグナリングを実行してもよい。D2D通信のためのシグナリングでは、シグナリング処理部19は、D2D管理テーブル20を参照してD2Dリンクにリソースを割り当てる。D2D管理テーブル20は、D2D情報を格納する。D2D情報は、基地局1のセル内で生成されるD2Dペアを表すD2Dリンク情報を含む。D2Dリンク情報は、各D2Dペアから要求されるトラヒックを表す情報を含んでいてもよい。
制御信号生成部21は、シグナリング処理部19により生成される制御情報を伝送する制御信号を生成する。制御信号は、PDCCHまたはPCFICHを用いて無線装置2に伝送されるようにしてもよい。データ信号生成部22は、無線装置2に送信されるデータ信号を生成する。データ信号は、PDSCHを用いて無線装置2に送信される。
IFFT回路23は、制御信号およびデータ信号にIFFT(逆フーリエ変換)を実行して時間領域信号を生成する。CP付加部24は、IFFT回路23から出力される時間領域信号にサイクリックプレフィックスを付加する。RF送信器25は、アンテナを介してセルラ信号を送信する。
CP除去部12、FFT回路13、チャネル分離部14、データ信号復調部15、チャネル復号部16、制御信号復調部17、チャネル復号部18、シグナリング処理部19、制御信号生成部21、データ信号生成部22、IFFT回路23、CP付加部24は、プロセッサおよびメモリを含むプロセッサシステムで実現してもよい。ただし、これらの機能の一部は、ハードウェア回路で実現してもよい。
図7は、無線装置2の一例を示す。無線装置2は、セルラ通信およびD2D通信をサポートする。無線装置2は、図7に示していない他の機能を備えていてもよい。
セルラ通信をサポートするために、無線装置2は、トラヒック処理器31、チャネル符号化部32、IFFT回路33、CP付加部34、RF送信器35、RF受信器36、チャネル復調部37を備える。
トラヒック処理器31は、セルラ通信で送信されるトラヒックを生成する。このトラヒックは、基地局1とのシグナリングのための制御情報を含む。チャネル符号化部32は、トラヒック処理器31から出力されるトラヒックを符号化する。IFFT回路33は、チャネル符号化部32の出力信号にIFFTを実行して時間領域信号を生成する。CP付加部34は、IFFT回路33から出力される時間領域信号にサイクリックプレフィックスを付加する。RF送信器35は、アンテナを介してセルラ信号を送信する。
RF受信器36は、基地局1から送信されるセルラ信号を受信する。チャネル復調部37は、受信セルラ信号を復調する。基地局1から無線装置2に送信されるセルラ信号は、例えば、PDSCH信号、PDCCH信号、またはPCFICH信号である。D2D通信のための制御情報が基地局1からPDCCHまたはPCFICHを用いて送信されるときは、チャネル復調部37は、PDCCHまたはPCFICHから制御情報を抽出し、その制御情報をD2Dスケジューラ41に導く。
D2D通信をサポートするために、無線装置2は、D2Dスケジューラ41、制御信号生成部42、D2Dデータ生成部43、ディスカバリ信号生成部44、RF送信器45、RF受信器46、ディスカバリ信号検出部47、制御信号復調部48、データ信号復調部49を備える。
D2Dスケジューラ41は、無線通信システムにより提供されるリソースまたは予め用意されているリソースからD2D通信のためのリソースを決定できる。例えば、D2Dスケジューラ41によりD2D通信のための時間スロット(TDDフレーム中のサブフレーム)が決定されるときは、無線装置2は、決定したサブフレームを使用してD2D通信を行う。
制御信号生成部42は、D2Dスケジューラ41から与えられる指示に基づいて制御信号を生成する。この制御信号は、D2D通信のためのスケジューリング情報を含む。D2Dデータ生成部43は、D2Dスケジューラ41の制御の下で、D2D通信の送信データを生成する。ディスカバリ信号生成部44は、ディスカバリ信号を生成する。ディスカバリ信号は、ディスカバリ信号を生成する無線装置自身の識別情報を伝送する。また、ディスカバリ信号は、例えば、PUSCHを利用して送信される。RF送信器45は、アンテナを介してD2D信号(D2D制御信号、D2Dデータ信号、ディスカバリ信号を含む)を送信する。
RF受信器46は、他の無線装置2から送信されるD2D信号(D2D制御信号、D2Dデータ信号、ディスカバリ信号を含む)を受信する。ディスカバリ信号検出部47は、他の無線装置2から送信されるD2D信号中のディスカバリ信号を検出する。ディスカバリ信号検出部47は、検出したディスカバリ信号により伝送されてきたメッセージから、そのディスカバリ信号の送信元無線装置の識別情報を取得してもよい。制御信号復調部48は、受信D2D信号を復調してD2D制御情報を再生する。データ信号復調部49は、受信D2D信号を復調してD2Dデータを再生する。
トラヒック処理器31、チャネル符号化部32、IFFT回路33、CP付加部34、チャネル復調部37、D2Dスケジューラ41、制御信号生成部42、D2Dデータ生成部43、ディスカバリ信号生成部44、ディスカバリ信号検出部47、制御信号復調部48、データ信号復調部49は、プロセッサおよびメモリを含むプロセッサシステムで実現してもよい。ただし、これらの機能の一部は、ハードウェア回路で実現してもよい。
図8は、D2D通信にリソースを割り当てるシーケンスの一例を示す。この例では、無線装置(DUE)2aは、D2D信号を他の無線装置に送信する送信側D2Dユーザ装置である。また、基地局1と無線装置2aとの間でRRC(radio resource control)コネクションが確立されているものとする。
無線装置2aがD2D通信を開始するときは、無線装置2aは、D2Dリクエストメッセージを基地局1に送信する。D2Dリクエストメッセージを受信すると、基地局1は、D2Dディスカバリシーケンスのために使用されるディスカバリリソースを決定する。そして、基地局1は、ディスカバリリソースを表すメッセージを無線装置2aに送信する。
無線装置2aは、ディスカバリ信号をブロードキャストする。ディスカバリ信号は、そのディスカバリ信号を生成した無線装置の存在を他の無線装置に通知するために使用される。したがって、ディスカバリ信号は、そのディスカバリ信号の送信元の無線装置の識別情報を含むメッセージを伝送する。ディスカバリ信号のメッセージは、例えば、PUSCH(physical uplink shared channel)を用いて伝送される。無線装置2aから送信されるディスカバリ信号は、無線装置2aの近くに位置する無線装置により受信される。この実施例では、無線装置2bがこのディスカバリ信号を受信する。この結果、無線装置2bは、無線装置2aが存在することを検出する。
無線装置2bは、無線装置2aにディスカバリフィードバック信号を返送する。ディスカバリフィードバック信号は、そのディスカバリフィードバック信号の送信元の無線装置の識別情報を含む。
無線装置2aは、基地局1にD2Dペアリングメッセージを送信する。D2Dペアリングメッセージは、D2D通信を行う1組の無線装置を表す。この実施例では、D2Dペアリングメッセージは「無線装置2a、2b」を表す。また、D2Dペアリングメッセージは、1組の無線装置間のD2D通信のトラヒックを表してもよい。
D2Dペアリングメッセージを受信すると、基地局1は、要求されたD2D通信を許可するか否かを決定する。要求されたD2D通信を許可するときは、基地局1は、D2D管理テーブル20にD2Dペアを登録する。そして、基地局1は、受信したD2Dペアリングメッセージにより要求されるトラヒックに基づいて、D2D通信のために割り当てるリソースを決定する。
この実施例では、無線装置2aにより要求されたD2D通信のトラヒックが大きく、そのトラヒックを満足するために下りリンクサブフレームが必要であるものとする。この場合、基地局1は、D2Dペアリングメッセージにより要求されるトラヒックに基づいて、TDDフレーム中でのABS(almost blank subframe)の位置を決定する。なお、ABSは、下りリンクサブフレームとして基地局1から送信される。また、基地局1は、D2Dデータ伝送のために使用されるD2Dリソースを決定する。
基地局1は、RRCシグナリングにより、ABS位置メッセージを無線装置2aに送信する。ABS位置メッセージは、TDDフレーム中でのABSの位置を表す。また、基地局1は、PDCCHを使用して、D2Dリソース割当てメッセージを無線装置2aに送信する。D2Dリソース割当てメッセージは、DCI(downlink control information)フォーマット5を含むようにしてもよい。DCIフォーマット5の内容は以下の通りである。
PSCCHのためのリソース:6ビット
PSCCHおよびPSSCHのためのTCPコマンド:1ビット
周波数ホッピングフラグ:1ビット
リソースブロック割当ておよびホッピング割当て:5〜13ビット
時間リソースパターン:7ビット
基地局1からABS位置メッセージおよびD2Dリソース割当てメッセージを受信すると、無線装置2aは、D2Dデータ送信のスケジュールを決定し、スケジューリングメッセージを生成する。スケジューリングメッセージは、SCI(sidelink control information)を含む。LTEリリース12においては、送信側DUE(送信側のD2Dユーザ装置)は、スケジュール割当て期間内にPSSCHのために使用されるリソースを表すために、PSCCHを介してSCIフォーマット0を送信する。SCIフォーマット0の内容は以下の通りである。
変調および符号の方式(MCS):5ビット
時間リソースパターン:7ビット
タイミングアドバンス指定:11ビット
グループ宛先ID:8ビット
リソースブロック割当ておよびホッピング割当て:5〜13ビット
周波数ホッピングフラグ:1ビット
本発明の実施形態に係わるD2D通信を提供する方法においては、SCIフォーマット0に「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」が追加される。なお、以下の記載では、「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」が付加されたSCIを「SCIフォーマットx」を呼ぶことがある。
「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」は、基地局1から与えられるABS位置メッセージおよびD2Dリソース割当てメッセージに基づいて生成される。この実施例では、「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」は、TDDフレーム内でのABSの位置を表す。また、「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」は、さらにABS内でD2Dデータ送信のために使用されるシンボルの数およびそれらの各シンボルの位置を表す。ABS内でD2Dデータ送信のために使用されるシンボルの数は、無線装置2a、2b間でのトラヒックに基づいて決定されるようにしてもよい。
SCIフォーマットxの総ビット数は、SCIフォーマット0よりも多い。よって、SCIフォーマットxは、SCIフォーマット0と比較して、より高い符号化率またはより多くの物理リソースブロックで送信されるようにしてもよい。
無線装置2aは、SCIフォーマットxを含むスケジューリングメッセージを無線装置2bに送信する。そうすると、無線装置2bは、無線装置2a、2b間のD2Dデータ送信のスケジュールを認識する。そして、無線装置2aは、SCIフォーマットxにより指定されるスケジュールの下で、D2Dデータを無線装置2bに送信する。
図9は、D2D通信のために使用されるABS(almost blank subframe)の一例を示す。この実施例では、3番目のシンボルがD2D通信に割り当てられている。なお、制御信号(CRS、PDCCH、PDFICH)を伝送するためのシンボルは、D2D通信に割り当てられることはない。図9に示す例では、1番目および5番目のシンボルは、それぞれ制御信号を伝送する。よって、1番目および5番目のシンボルは、D2D通信に割り当てられない。すなわち、2〜4番目および6〜14番目のシンボルから1または複数のシンボルが選択され、選択されたシンボルがD2D通信に割り当てられる。図9では、3番目のシンボルが選択されてD2D通信に割り当てられている。
図10は、ABSの生成の一例を示す。この実施例では、基地局1と無線装置2との間のセルラ通信のためのTDDフレームとして上りリンク/下りリンク構成「5」が選択されている。すなわち、1番目および4〜10番目のサブフレームが下りリンクに割り当てられ、3番目のサブフレームのみが上りリンクに割り当てられている。2番目のサブフレームは、スペシャルサブフレームとして使用される。また、無線装置2aは、基地局1のセル内でD2D通信を行う。
ABS(almost blank subframe)は、下りリンクのためのサブフレームが割り当てられる領域で生成され得る。よって、図10では、ABSは、1番目または4〜10番目のサブフレームにおいて生成される。
図10(a)に示す例では、ABSは5番目のサブフレームにおいて生成されている。この場合、基地局1は、基地局1のセル内に位置する無線装置2にABSを送信する。無線装置2aは、上りリンクサブフレームおよびABSを使用してD2Dデータを送信することができる。よって、無線装置2aは、3番目および5番目のサブフレームを使用してD2Dデータを送信することができる。
ここで、上述したように、セルラ通信の上りリンク信号およびD2D通信の信号は、いずれもSC−FDMAで伝送される。よって、上りリンク信号とD2D通信の信号との間の干渉は、十分に削減される。一方、セルラ通信の下りリンク信号は、OFDMAで伝送される。すなわち、下りリンク信号とD2D通信の信号との間で信号のフォーマットは互いに異なっている。よって、下りリンク信号とD2D通信の信号との間で干渉が発生し得る。ただし、無線装置2aがD2Dデータを送信するときは、基地局1はABSを送信する。したがって、セルラ信号からD2D信号への干渉が削減される。セルラ信号からD2D信号への干渉が削減される理由については後で記載する。
無線装置2aにより要求されるD2D通信のトラヒックが大きくなると、基地局1は、より多くのABSを生成することで、D2D通信により多くのリソースを割り当てることができる。例えば、図10(b)に示す例では、基地局1は、TDDフレーム内で2個のABSを生成している。具体的には、基地局1は、5番目および7番目のサブフレームにおいてABSを生成している。この例では、無線装置2aは、3番目、5番目、7番目のサブフレームを使用してD2Dデータを送信できる。
TDDフレーム内でのABSの位置は、図8に示すように、ABS位置メッセージを使用して基地局1から無線装置2aに通知される。図10(a)に示す例では、基地局1から無線装置2aに「ABS=5」が通知される。図10(b)に示す例では、基地局1から無線装置2aに「ABS=5、7」が通知される。そして、無線装置2aは、SCIフレームx内の「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」を用いて、ABSの位置を無線装置2bに通知する。
図11は、ABS(almost blank subframe)によるD2Dデータ伝送のためのシンボル割当ての一例を示す。この例では、図5または図9に示すように、1番目および5番目のシンボルは、制御信号(CRS、PDCCH、PCFICH)に割り当てられている。
図11(a)に示す例では、ABS内の3番目のシンボルがD2Dデータ伝送に割り当てられている。この場合、基地局1は、1番目および5番目のシンボルで制御信号を送信するが、ABS内の他のシンボルでは信号を送信しない。よって、無線装置2aが3番目のシンボルにおいてD2D信号を無線装置2bに送信するとき、基地局1は信号を送信しない。したがって、セルラ通信の下りリンク信号からD2D信号への干渉が回避される。
図4において基地局1がABSを送信するとき、遠隔無線装置(RRE)3は、D2Dユーザ装置(DUE)4に下りリンク信号を送信するかも知れない。例えば、無線装置2aが3番目のシンボルでD2D信号を送信するとき、遠隔無線装置3は、D2Dユーザ装置4に下りリンク信号を送信するかも知れない。ところが、遠隔無線装置3から送信される下りリンク信号の送信電力は、基地局1から送信される下りリンク信号の送信電力と比べて十分に小さい。したがって、遠隔無線装置3から送信されるセルラ通信下りリンク信号からD2D信号への干渉は、無視できる程度に小さい。
D2Dデータのトラヒックが大きいときは、無線装置2aは、ABS内の複数のシンボルを使用できる。図11(b)に示す例では、ABS内の3番目、6番目、9番目、および12番目のシンボルがD2Dデータ伝送に割り当てられている。この場合、無線装置2aは、3番目、6番目、9番目、および12番目のシンボルにおいてD2Dデータを送信できる。なお、制御信号(CRS、PDCCH、PCFUCH)が割り当てられているシンボルは、D2Dデータ伝送に割り当てられない。換言すれば、制御信号(CRS、PDCCH、PCFUCH)が割り当てられていないシンボルは、D2Dデータ伝送に割り当て可能である。
D2Dデータ伝送に割り当てられるシンボルは、SCIフレームx内の「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」を用いて、無線装置2aから無線装置2bに通知される。図11(a)に示す例では、「シンボル=3」が無線装置2bに通知される。図11(b)に示す例では、「シンボル=3、6、9、12」が無線装置2bに通知される。
「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」は、ABSの位置を表す情報およびABS内でシンボルの位置を表す情報を含む。例えば、図10(a)に示すようにABSが生成され、図11(a)に示すようにD2Dデータ伝送にシンボルが割り当てられるときは、SCIフレームxを利用して、無線装置2aから無線装置2bに「ABS=5、シンボル=3」が通知される。
このように、本発明の実施形態に係わるD2D通信を提供する方法においては、セルラ通信システムの下りリンクリソースがD2D通信に割り当てられ得る。よって、D2D通信のトラヒックが増加する場合であっても、図2に示す上りリンク/下りリンク構成を変更することなく、D2D通信に十分なリソースが割り当てられる。また、下りリンクリソースがD2D通信に割り当てられるとき、基地局1はABSを生成する。したがって、セルラ通信信号からD2D信号への干渉が回避または抑制される。
図12は、基地局1の動作を示すフローチャートである。なお、図12は、無線装置間でD2Dディスカバリが実行された後の動作を示す。
S1において、シグナリング処理部19は、D2D通信を実行するためのリクエストを無線装置(DUE)2aから受信する。この実施例では、受信したリクエストは、1組の無線装置およびそれら無線装置間でのトラヒックを表す。そして、シグナリング処理部19は、1組の無線装置によるD2DリンクをD2D管理テーブル20に登録する。
S2において、シグナリング処理部19は、要求されたトラヒックに基づいて、要求されたD2D通信のために下りリンクのリソースが必要であるか否かを判定する。例えば、要求されたトラヒックが所定の閾値よりも大きければ、シグナリング処理部19は、要求されたD2D通信のために下りリンクのリソースが必要であると判定する。このとき、この閾値は、セルラ通信のために選択されている上りリンク/下りリンク構成に基づいて決定してもよい。例えば、上りリンクサブフレームの数が少ない上りリンク/下りリンク構成(例えば、上りリンク/下りリンク構成「5」)が選択されているときは、閾値も小さい。一方、上りリンクサブフレームの数が多い上りリンク/下りリンク構成(例えば、上りリンク/下りリンク構成「3」)が選択されているときは、閾値も大きい。よって、シグナリング処理部19は、要求されたトラヒックおよびセルラ通信のために選択されている上りリンク/下りリンク構成に基づいて、要求されたD2D通信のために下りリンクのリソースが必要であるか否かを決定してもよい。
要求されたD2D通信のために下りリンクのリソースが必要であるときは、S3において、シグナリング処理部19は、TDDフレーム内でのABSの位置を決定する。このとき、TDDフレーム内で、1または複数の下りリンクサブフレームの代わりに、ABSが生成されるようにしてもよい。そして、シグナリング処理部19は、TDDフレーム内でのABSの位置を表すABS位置メッセージを生成する。例えば、図10(a)に示す例では、「ABS=5」を含むABS位置メッセージが生成される。図10(b)に示す例では、「ABS=5、7」を含むABS位置メッセージが生成される。なお、要求されたトラヒックが大きいほど、ABSの個数も大きくなる。
S4において、シグナリング処理部19は、RRCシグナリングで、ABS位置メッセージを無線装置2aに送信する。なお、要求されたD2D通信のために下りリンクのリソースが必要でないときは、S3〜S4はスキップされる。すなわち、要求されたD2D通信が上りリンクのリソースのみで適切に実行され得るときには、シグナリング処理部19は、無線装置2aにABS位置メッセージを送信する必要はない。
S5において、シグナリング処理部19は、DCI(downlink control information)を生成する。なお、DCIフォーマット5は、上述したように「PSCCHのためのリソース」「PSCCHおよびPSSCHのためのTCPコマンド」「周波数ホッピングフラグ」「リソースブロック割当ておよびホッピング割当て」「時間リソースパターン」を含む。S6において、シグナリング処理部19は、PDCCHおよびPCFICHで、DCIを無線装置2aに送信する。
図13は、無線装置の動作を示すフローチャートである。なお、図13は、無線装置間でD2Dディスカバリが実行された後の動作を示す。
S11において、D2Dスケジューラ41は、D2D通信を実行するためのリクエストを基地局(eNB)1に送信する。この実施例では、このリクエストは、1組の無線装置およびそれら無線装置間でのトラヒックを表す。
S12において、D2Dスケジューラ41は、RCCシグナリングにおいて、基地局1からABS位置メッセージを受信する。ABS位置メッセージは、図12を参照して記載したように、TDDフレーム内でのABSの位置を表す。尚、上りリンクのリソースのみでD2D通信を適切に実行できると基地局1が判定したとき(図12のS2:No)は、D2Dスケジューラ41は、基地局1からABS位置メッセージを受信しない。
S13において、D2Dスケジューラ41は、PDCCHおよびPCFICHで、基地局1からDCIを受信する。DCIは、基地局1においてシグナリング処理部19により生成される。
S14において、D2Dスケジューラ41は、トラヒック条件を満足するようにD2Dスケジュールを決定する。例えば、上りリンクサブフレームおよび下りリンクサブフレーム中の1個のシンボルを用いてD2Dデータを送信できるときは、D2Dスケジューラ41は、下りリンクサブフレーム中で1個のシンボルが必要であると判定する。この場合、D2Dスケジューラ41は、図11(a)に示すように、所定の下りリンクサブフレーム(すなわち、ABS)から1個のシンボルを選択する。上りリンクサブフレームおよび下りリンクサブフレーム中の4個のシンボルを用いてD2Dデータを送信できるときは、D2Dスケジューラ41は、下りリンクサブフレーム中の4個のシンボルが必要であると判定する。この場合、D2Dスケジューラ41は、図11(b)に示すように、所定の下りリンクサブフレームから4個のシンボルを選択する。
S15において、D2Dスケジューラ41は、D2Dスケジュールを表す情報を含むSCI(sidelink control information)を生成する。下りリンクのリソースがD2D通信に割り当てられるときは、SCIは、上述した「下りリンクサブフレームのためのリソースの指定」を含む。すなわち、SCIフォーマットxが生成される。そして、D2Dスケジューラ41は、相手DUE(図8に示す例では、無線装置2b)にSCIを送信する。S16において、無線装置2aは、割り当てたリソースを使用して、無線装置2bにD2Dデータを送信する。
<他の実施形態>
上述した実施例では、基地局1は、要求されたトラヒックに基づいて、要求されたD2D通信のために下りリンクのリソースが必要であるか否かを決定する。ただし、本発明はこの方法に限定されるものではない。すなわち、基地局1は、要求されたD2D通信のために下りリンクのリソースが必要であるか否かを他のパラメータに基づいて決定してもよい。
基地局1は、基地局1のセル内で生成されるD2Dリンクを管理する。ここで、D2Dリンクの数が増加すると、D2D通信に割り当てられるリソースも増加する。よって、基地局1は、基地局1のセル内で生成されるD2Dリンクの数に基づいて、D2D通信のために下りリンクのリソースが必要であるか否かを決定してもよい。
この明細書において提示される実施例および条件を表す語は、読者が発明および発明者により技術に貢献するコンセプトを理解することを目的とするものであり、それらの実施例および条件に限定して解釈されるものではない。本発明の幾つかの実施例について記載したが、発明の意図および範囲を逸脱しない範囲で、様々な変形、置換え、変更が可能である。

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの上りリンクサブフレームおよび少なくとも1つの下りリンクサブフレームを含む時間分割デュプレックスフレームが伝送される通信を制御する基地局を含む無線通信システムにおいて使用される無線装置であって、
    D2D(device-to-device)通信を実行するためのリクエストを前記基地局に送信するリクエスト送信部と、
    前記時間分割デュプレックスフレーム内で空白サブフレームが割り当てられる位置を表す位置情報を前記基地局から受信する受信部と、
    前記位置情報に基づいてD2D通信のスケジュールを決定し、前記スケジュールを相手無線装置に通知するスケジューラと、を備え、
    前記空白サブフレームは、制御信号のためのシンボルおよび前記基地局から信号が送信されない複数の空白シンボルを含む
    ことを特徴とする無線装置。
  2. 前記スケジューラは、前記空白サブフレーム中の複数の空白シンボルのうちから、D2D通信に割り当てられる少なくとも1つのシンボルを選択することで、前記スケジュールを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記スケジューラは、前記上りリンクサブフレームに割り当てられる時間スロットおよび前記空白サブフレームに割り当てられる時間スロットを用いてD2D信号が送信されるように、前記スケジュールを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 前記無線通信システムは、3GPPLTE(Third Generation Partnership Project Long Term Evolution)advanceに基づいて構成され、
    前記空白フレームは、ABS(Almost Blank Subframe)である
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  5. 無線通信システムにおいて少なくとも1つの上りリンクサブフレームおよび少なくとも1つの下りリンクサブフレームを含む時間分割デュプレックスフレームが伝送される通信を制御する基地局であって、
    D2D(device-to-device)通信を実行するためのリクエストを無線装置から受信する受信部と、
    前記時間分割デュプレックスフレーム内で空白サブフレームが割り当てられる位置を表す位置情報を生成するシグナリング処理部と、
    前記位置情報を前記無線装置に送信する送信部と、を備え、
    前記空白サブフレームは、制御信号のためのシンボルおよび前記基地局から信号が送信されない複数の空白シンボルを含む
    ことを特徴とする基地局。
  6. 前記シグナリング処理部は、前記時間分割デュプレックスフレーム中の下りリンクサブフレームの代わりに前記空白サブフレームを生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  7. 前記無線装置から要求されるD2D通信のトラヒックが所定の閾値より大きいときに、前記シグナリング処理部は、前記位置情報を生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  8. 前記基地局により提供されるセル内で生成されるD2Dリンクの数が所定の閾値より多いときに、前記シグナリング処理部は、前記位置情報を生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  9. 無線装置と、
    無線通信システムにおいて少なくとも1つの上りリンクサブフレームおよび少なくとも1つの下りリンクサブフレームを含む時間分割デュプレックスフレームが伝送される通信を制御する基地局と、を備え、
    前記無線装置は、D2D(device-to-device)通信を実行するためのリクエストを前記基地局に送信し、
    前記基地局は、前記時間分割デュプレックスフレーム内で空白サブフレームが割り当てられる位置を表す位置情報を生成して前記無線装置に送信し、
    前記無線装置は、前記位置情報に基づいてD2D通信のスケジュールを決定し、決定したスケジュールを相手無線装置に通知し、
    前記空白サブフレームは、制御信号のためのシンボルおよび前記基地局から信号が送信されない複数の空白シンボルを含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  10. 少なくとも1つの上りリンクサブフレームおよび少なくとも1つの下りリンクサブフレームを含む時間分割デュプレックスフレームが伝送される通信を制御する基地局を含む無線通信システムにおいて使用される無線装置により実行される無線通信方法であって、
    D2D(device-to-device)通信を実行するためのリクエストを前記基地局に送信し、
    前記時間分割デュプレックスフレーム内で空白サブフレームが割り当てられる位置を表す位置情報を前記基地局から受信し、
    前記位置情報に基づいてD2D通信のスケジュールを決定し、
    前記スケジュールを相手無線装置に通知し、
    前記空白サブフレームは、制御信号のためのシンボルおよび前記基地局から信号が送信されない複数の空白シンボルを含む
    ことを特徴とする無線通信方法。
  11. 無線通信システムにおいて少なくとも1つの上りリンクサブフレームおよび少なくとも1つの下りリンクサブフレームを含む時間分割デュプレックスフレームが伝送される通信を制御する基地局により実行される無線通信方法であって、
    D2D(device-to-device)通信を実行するためのリクエストを無線装置から受信し、
    前記時間分割デュプレックスフレーム内で空白サブフレームが割り当てられる位置を表す位置情報を生成し、
    前記位置情報を前記無線装置に送信し、
    前記空白サブフレームは、制御信号のためのシンボルおよび前記基地局から信号が送信されない複数の空白シンボルを含む
    ことを特徴とする無線通信方法。
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