本出願は、2015年8月31日に出願した「METHOD AND APPARATUS FOR PRESENTING INFORMATION PRESENTATION ITEM, AND MULTIMEDIA PLAYBACK DEVICE」と題した中国特許出願第2015105494036号の優先権を主張するものであり、この中国特許出願は、参照によりその全体が組み込まれる。
本発明の実施形態は、マルチメディア再生テクノロジーの分野に関し、特に、情報プレゼンテーションアイテムを表示するための方法および装置、ならびにそのマルチメディア再生デバイスに関する。
情報プレゼンテーションアイテムは、ビデオコンテンツを再生している間にマルチメディア再生デバイスによって再生されるコンテンツウィンドウであり、情報プレゼンテーションアイテムは、広告または通知など、ビデオコンテンツに関連するかまたは関連しない可能性がある。インターネットの流行により、情報プレゼンテーションアイテムの応用は、次第に広がり、ますます多くの情報プレゼンテーションアイテムが、セットトップボックスまたはスマートTVを使用するビデオインデマンドにおいて使用され始める。
情報プレゼンテーションアイテムを再生するために、クライアント側が、ビデオを再生する前に情報プレゼンテーションアイテムをまず再生するか、またはビデオの再生中に情報プレゼンテーションアイテムを再生する可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムが再生されると、カウントダウンが開始され、カウントダウンの終わりに、情報プレゼンテーションアイテムの再生が停止され、ビデオの再生が継続される。
本開示によれば、上述の情報プレゼンテーションアイテム再生方法は、少なくとも次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題を有する。
関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムが情報プレゼンテーションアイテムの再生中に自動的に再生され得ないので、ユーザが情報プレゼンテーションアイテムに従って制限された情報を取得し、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が比較的乏しいという、関連するテクノロジーの上述の問題を解決するために、本発明の実施形態は、情報プレゼンテーションアイテムを表示するための方法および装置、ならびにそのマルチメディア再生デバイスを提供する。技術的な解決策は、以下を含む。
本開示の一態様は、情報プレゼンテーションアイテム表示方法を提供する。方法は、マルチメディア再生デバイスに適用され、方法は、
第1のコンテンツを再生するステップと、
サーバによって提供される、第1のコンテンツとは異なる情報プレゼンテーションアイテムを再生するステップと、
マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信するステップと、
確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示するステップであって、説明情報が、表示グラフィックコード(graphic code)を含む、ステップと、
サーバによって受信されたグラフィックコードに対応するグラフィックコードリンクに基づいて、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示するステップであって、第1の拡張情報が、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である、ステップとを含む。
第2の態様は、情報プレゼンテーションアイテムを提示するための装置を提供する。装置は、マルチメディア再生デバイスに適用され、装置は、
情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される決定命令を受信するように構成された決定命令受信モジュールと、
決定命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示するように構成された情報表示モジュールであって、説明情報が、表示されるグラフィックコードを含む、情報表示モジュールと、
グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示するように構成された拡張表示モジュールであって、第1の拡張情報が、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である、拡張表示モジュールとを含む。
マルチメディア再生デバイスは、
1つまたは複数のプログラムを記憶するメモリと、
メモリに結合され、1つまたは複数のプログラムを実行するときに、
情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信すること、
確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示することであって、説明情報が、表示グラフィックコードを含む、表示すること、および
グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示することであって、第1の拡張情報が、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である、表示することを行うように構成された1つまたは複数のプロセッサとを含む。
本発明の実施形態において提供される技術的な解決策の有益な効果は、以下の通りである。
情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わる可能性がありまたは関わらない可能性があり、グラフィックコードをスキャンする可能性がある。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムが情報プレゼンテーションアイテムの再生中に自動的に再生され得ないので、ユーザが情報プレゼンテーションアイテムに従って制限された情報を取得し、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が比較的乏しいという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
本発明の実施形態の技術的な解決策をより明瞭に説明するために、以下で、添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の添付の図面は、本発明の一部の実施形態のみを示しており、当業者は、創造的な努力なしにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出し得る。
本発明の一部の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法に関わる実装環境の概略図である。
本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明の実施形態によるガイダンス情報を表示する情報プレゼンテーションアイテムの概略図である。
本発明の実施形態による説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウ(overlay-floating-window)の概略図である。
本発明の実施形態によるオーバーレイフローティングウィンドウ内に表示するために説明情報を第1の拡張情報によって置き換える概略図である。
本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明の実施形態によるリッチメディアフレームワーク内の情報フローの図である。
本発明の実施形態によるリッチメディアフレームワークの概略図である。
本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置の概略構造図である。
本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置の概略構造図である。
本発明の実施形態によるマルチメディア再生デバイスの概略構造図である。
本開示の技術的な解決策および利点をより明瞭にするために、以下で、さらに、本開示の実装を添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一部の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法に関わる実装環境の概略図である。実装環境は、マルチメディア再生デバイス120、マルチメディア再生デバイス120に合うリモートコントロールデバイス140、モバイルデバイス160、およびサーバ180などを含み得る。
マルチメディア再生デバイス120は、スマートTVである可能性がある。リモートコントロールデバイス140は、マルチメディア再生デバイス120に結びつけられるかまたはマルチメディア再生デバイス120に合う。リモートコントロールデバイス140のキーが押されると、リモートコントロールデバイス140は、キーを押した後に生成された命令をマルチメディア再生デバイス120に送信する。
リモートコントロールデバイス140によって生成された命令は、リモートコントロールデバイス140とマルチメディア再生デバイス120との間でワイヤレスで送信され得る。概して、リモートコントロールデバイス140は、赤外線を使用することによってまたは別の方法でマルチメディア再生デバイス120に信号を送信する。リモートコントロールデバイス140によってマルチメディア再生デバイス120に送信される信号は、通常、予め設定された符号化方法で符号化される。マルチメディア再生デバイス120は、予め設定された符号化方法に対応する復号方法で受信された信号を復号し得る。
概して、モバイルデバイス160は、マルチメディア再生デバイス120上で再生されるビデオを見るユーザによって保持されるデバイスである。モバイルデバイス160は、カメラのスキャン機能を有するスマートフォン、タブレットコンピュータ、または別のデバイスである可能性がある。
サーバ180は、マルチメディア再生デバイス120のための情報プレゼンテーションアイテムを提供する。サーバ180は、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用することによってマルチメディア再生デバイス120およびモバイルデバイス160に接続され得る。
図2を参照すると、図2は、本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。例として、情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、以下を含み得る。
ステップ201:情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される決定命令を受信する。
ステップ202:確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報および表示グラフィックコードを含む説明情報を表示する。
ステップ203:グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示し、第1の拡張情報は、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である。
したがって、本発明のこの実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示方法によれば、情報プレゼンテーションアイテムの表示中に(つまり、情報プレゼンテーションアイテムが現在再生されているときに)、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わる可能性がありまたは関わらない可能性があり、グラフィックコードをスキャンする可能性がある。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムが情報プレゼンテーションアイテムの再生中に自動的に再生され得ないので、ユーザが情報プレゼンテーションアイテムに従って制限された情報を取得し、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が比較的乏しいという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
図3Aを参照すると、図3Aは、本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。例として、情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、以下を含み得る。
ステップ301:情報プレゼンテーションアイテムを再生するときに、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信された確認命令を受信する。
本明細書において説明される情報プレゼンテーションアイテムは、ネットワークビデオ(network video)を再生する間にマルチメディア再生デバイスによって再生されるプレゼンテーションまたは表示アイテム、たとえば、オーバーレイ広告またはリマインダ通知を指す。本明細書において説明されるオーバーレイ広告は、通常、再生されているビデオとは独立した広告データである。オーバーレイ広告は、再生されているビデオのコンテンツに関連するかまたは関連しない可能性がある。本明細書におけるリマインダ通知は、特に限定することなく、天気の通知、または地震担当部署によって送信される地震リマインダ通知、または赤十字部門によって送信される寄付通知などの任意の適切な通知メッセージである可能性がある。
マルチメディア再生デバイスは、ネットワークビデオが再生される前に情報プレゼンテーションアイテムを表示もしくは再生する可能性があり、またはネットワークビデオが再生されているときにネットワークビデオを一時停止し、情報プレゼンテーションアイテムを表示もしくは再生し、情報プレゼンテーションアイテムの再生が完了した後に一時停止されたネットワークビデオの再生を続ける可能性があり、またはネットワークビデオの再生中にネットワークビデオのビデオフレームの上を覆う情報プレゼンテーションアイテムを表示もしくは再生する可能性がある。概して、情報プレゼンテーションアイテムおよびその他のネットワークビデオは、マルチメディア再生デバイス上に順次、連続的に再生され、同じ情報プレゼンテーションアイテムが、様々な種類のネットワークビデオと一緒に順次、連続的に再生されるように構成され得る。「順次、連続的に再生される」は、以下のように、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムが最初に再生され、情報プレゼンテーションアイテムの再生が完了した後に、ネットワークビデオが再生され続けるか、またはネットワークビデオが最初に再生され、ネットワークビデオの再生が予め設定された時間の継続時間完了した後に、情報プレゼンテーションアイテムが再生され続けると理解され得る。
情報プレゼンテーションアイテムは、静的に再生もしくは表示される可能性があり、または動的に再生もしくは表示される可能性がある。たとえば、情報プレゼンテーションアイテムは、いくつかのビデオフレームを含むプレゼンテーションアイテムである可能性があり、または動画である可能性がある。つまり、情報プレゼンテーションアイテムは、ビデオ、音声、写真、テキストなどの形態で再生される可能性がある。特定の実施形態において、情報プレゼンテーションアイテムは、ビデオの形態で再生される。
たとえば、広告主が広告を広めたいとき、広告主は、サーバに広告に送信するためにネットワークのサーバとネゴシエーションする可能性がある。サーバは、広告を情報プレゼンテーションアイテムとしてマルチメディア再生デバイスにプッシュし得る。別の例として、地震担当部署が地震リマインダ通知をユーザにプッシュする必要があるとき、地震担当部署は、地震リマインダ通知をサーバに送信するためにネットワークビデオのサーバとネゴシエーションする可能性がある。サーバは、地震リマインダ通知を情報プレゼンテーションアイテムとしてマルチメディア再生デバイスにプッシュし得る。
特に、サーバは、サーバによって提供されるネットワークビデオの各々に情報プレゼンテーションアイテムを追加する可能性がある。マルチメディア再生デバイスがネットワークビデオのうちの1つを要求するとき、情報プレゼンテーションアイテムおよびネットワークビデオが、マルチメディア再生デバイスに一緒に送信される。この場合、マルチメディア再生デバイスは、取得されたデータを再生する可能性があり、明らかに、ネットワークビデオと一緒に送信された情報プレゼンテーションアイテムは、このとき再生されることになる。
さらに、サーバは、プレイヤーアプリケーションが情報プレゼンテーションアイテムをダウンロードし、任意のネットワークビデオの再生中に、ネットワークビデオを再生している間の予め設定された時点で情報プレゼンテーションアイテムを再生するように、サーバに対応するプレイヤーアプリケーションとネゴシエーションする可能性がある。本明細書に記載の予め設定された時点は、ネットワークビデオの再生前の時点、またはネットワークビデオの再生中の時点、またはネットワークビデオの再生後の時点である可能性がある。
この実施形態は、情報プレゼンテーションアイテムの特定の表現形式、または情報プレゼンテーションアイテムのダウンロードもしくは再生の時間を限定しない。
概して、情報プレゼンテーションアイテムは、リモートコントロールデバイスを制御するようにユーザを案内するために使用されるガイダンス情報を表示する。たとえば、ガイダンス情報は、ユーザにリモートコントロールデバイスのキーを制御させるものとして説明される可能性がある。明らかに、マルチメディア再生デバイスは、リモートコントロールデバイスのキーが押された後にリモートコントロールデバイスによって生成される命令、すなわち、確認命令を取得し得る。つまり、確認命令は、ユーザがそれに対応してガイダンス情報に従ってリモートコントロールデバイスを制御した後に生成される。本明細書において説明されるリモートコントロールデバイスは、マルチメディア再生デバイスを遠隔で制御するように構成されたリモコンである可能性がある。
図3Bを参照すると、図3Bは、本発明の実施形態によるガイダンス情報を伴う情報プレゼンテーションアイテムの概略図である。図3Bにおいては、ガイダンス情報31が、マルチメディア再生デバイス上で再生されている情報プレゼンテーションアイテムの右下の角に表示される。ガイダンス情報31は、リモートコントロールデバイスの予め設定されたキーを押すようにユーザを案内するためのリモートコントロールデバイスのアイコンおよびテキストの説明「リモコンを手に取り、OKキーを押してください」を含む。
明らかに、情報プレゼンテーションアイテム内のガイダンス情報の表示位置は、右下の角に限定されず、別の予め設定された位置である可能性があり、ガイダンス情報のコンテンツも、図3Bに示されたコンテンツに限定されない。
加えて、誘導情報(leading information)を使用することによって誘導されたユーザによってリモートコントロールデバイス上で押される予め設定されたキーも、リモートコントロールデバイスの「OK」キーに限定されない可能性がある。実際の応用において、マルチメディア再生デバイスは、リモートコントロールデバイスの任意のキーが押されるときに生成された命令を受信し得る。リモートコントロールデバイスから受信された命令がマルチメディア再生デバイスによって予め記憶された命令に一致するときにのみ、リモートコントロールデバイスが決定命令を受信すると判定され得る。
本明細書において説明される確認命令は、赤外線を使用することによってリモートコントロールデバイスによりマルチメディア再生デバイスに送信され、確認命令は、マルチメディア再生デバイスおよびリモートコントロールデバイスが合っているときにのみマルチメディア再生デバイスによって認識され得る。
さらに、リモートコントロールデバイスによって送信された命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、命令が予め記憶された命令と同じであるかどうかを検出し、受信された命令が予め記憶された命令と同じである場合、確認命令が受信されると判定する。本明細書における予め記憶された命令は、マルチメディア再生デバイスによって予め記憶され、予め設定された方法でリモートコントロールデバイスによって生成される命令と同じである命令である。
たとえば、本明細書において説明される予め設定された方法は、リモートコントロールデバイスの予め設定されたキーが押されることである可能性がある。予め設定されたキーは、リモートコントロールデバイス上で押すようにユーザを案内するためのガイダンス情報において説明されるキーである可能性があり、たとえば、OKキー、メニューキー、またはリターンキーである可能性がある。
別の例として、本明細書において説明される予め設定された方法は、リモートコントロールデバイスが予め設定された軌道に沿って移動することである可能性がある。予め設定された軌道は、前方への軌道、後方への軌道、円軌道などである可能性がある。
ステップ302:情報プレゼンテーションアイテムの再生を一時停止し、情報プレゼンテーションアイテムの再生のカウントダウンを一時停止する。
確認命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、まず、情報プレゼンテーションアイテムの再生を一時停止する可能性がある。ネットワークビデオの視聴に対する情報プレゼンテーションアイテムの影響を減らすために、情報プレゼンテーションアイテムは、通常、予め設定された再生時間の継続時間を有する。情報プレゼンテーションアイテムが再生され始めるとき、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの再生をカウントダウンし、カウントダウンが予め設定された再生時間の継続時間の終わりに達するとき、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの再生を停止する。したがって、情報プレゼンテーションアイテムが予め設定された再生時間の継続時間を有するとき、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの再生を一時停止した後、さらに、情報プレゼンテーションアイテムに関するカウントダウンを一時停止する必要がある。
ステップ303:情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報のセットをサーバからダウンロードする。
一時停止情報は、少なくとも、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報および第1の拡張情報を含む。説明情報は、表示グラフィックコードを含み、第1の拡張情報は、グラフィックコードが成功裏にスキャンされたことを示すために使用される説明情報を含む。
確認命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報をダウンロードする可能性がある。各情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報のコンテンツは、通常、情報プレゼンテーションアイテムのコンテンツに関連する。たとえば、一時停止情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関わる製品を説明するために使用される説明情報である可能性がある。本明細書における一時停止情報は、写真の形態で提示される可能性がある。明らかに、一時停止情報は、代替的に、特に限定することなく、テキストなどの形態で提示される可能性がある。
各情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報は、少なくとも、説明情報および情報に関連する第1の拡張情報を含む可能性がある。
情報プレゼンテーションアイテムが製品に関連するとき、説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品情報をさらに含む。製品情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品の写真、価格、販売リンクなどを含み得る。第1の拡張情報は、製品情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張情報をさらに含み、拡張情報は、ユーザが製品を使用するための使用法情報である可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムが通知アイテムに関連するとき、説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する詳細な通知情報をさらに含む。たとえば、情報プレゼンテーションアイテムが地震リマインダ通知であるとき、通知情報は、予測される地震のマグニチュード、地震の予測される緯度および経度の範囲、ならびにユーザによって取られる推薦される予防措置などの地震通知のより詳細なコンテンツを含む可能性がある。第1の拡張情報は、通知情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張された情報をさらに含む。たとえば、拡張情報は、地震の地域の地質の状態および歴史的な地震の記録などである可能性がある。
概して、第1の拡張情報内の拡張情報は、説明情報のコンテンツよりもより豊かで、より鮮やかである。たとえば、情報プレゼンテーションアイテムが製品に関連する情報プレゼンテーションアイテムであるとき、拡張情報は、ユーザが製品を身につけるかもしくは使用する写真、または製品が使用されているプレゼンテーションビデオである可能性がある。
本明細書において説明されるグラフィックコードは、2次元コード、バーコード、または情報認識情報を含む任意のその他のグラフィックコードである可能性がある。いかなる限定も、本明細書において意図されない。
明らかに、実際の応用においては、確認命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、最初にステップ302を実行し、それからステップ303を実行する可能性があり、または最初にステップ303を実行し、それからステップ302を実行する可能性がある。この実施形態は、ステップ302およびステップ303の順番を特に限定しない。
ステップ304:説明情報を伴うポップアップオーバーレイフローティングウィンドウを表示する。
説明情報は、表示グラフィックコードを含む可能性があり、説明情報のコンテンツは、情報プレゼンテーションアイテムのコンテンツに関連する。ユーザがモバイルデバイスを使用することによって説明情報内のグラフィックコードをスキャンすることを可能にするために、説明情報は、通常、オーバーレイフローティングウィンドウの形態で表示される。
任意で、オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされるとき、情報プレゼンテーションアイテムのために表示されるページは、確認命令が受信される時点で一時停止される。
情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報が表示されるとき、ユーザが説明情報内のグラフィックコードをスキャンすることを可能にするために、説明情報がデフォルトで表示され、それによって、ユーザとのインタラクションを強化し、情報プレゼンテーションアイテムのプッシュの効率を高める。
図3Cを参照すると、図3Cは、本発明の実施形態による説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウの概略図である。オーバーレイフローティングウィンドウは、説明情報32を表示する。説明情報32は、グラフィックコード32aおよび製品情報32bを含む。明らかに、説明情報32は、グラフィックコード32aをスキャンするようにユーザを案内するためのガイダンス情報「QRコード(登録商標)をスキャンしてください」をさらに含む。製品情報32bは、製品の写真、割引などを含む。
1つの実装の筋書きにおいては、マルチメディア再生デバイス上に表示された説明情報内のグラフィックコードを、モバイルデバイスを使用することによってユーザがスキャンした後、モバイルデバイスは、グラフィックコードリンクを生成する。グラフィックコードリンクは、マルチメディア再生デバイス上に表示されたグラフィックコードと一意に対応する。つまり、異なるモバイルデバイスが同じグラフィックコードをスキャンするとき、異なるグラフィックコードリンクが生成されるか、または同じ情報プレゼンテーションアイテムが異なるマルチメディア再生デバイス上に表示されるとき、異なるグラフィックコードリンクが生成され、明らかに、モバイルデバイスがスキャンを実行した後に得られるグラフィックコードリンクも、異なる。さらに、モバイルデバイスは、グラフィックコードリンクをサーバに送信する可能性があり、サーバは、マルチメディア再生デバイスに通知する。特定の実装が、ステップ305aおよびステップ306aに示される可能性があり、別の可能な実装が、ステップ305bおよびステップ306bに示される可能性がある。
ステップ305a:グラフィックコードがスキャンされることを示すためにサーバによって送信される第1のスキャン完了通知を受信する。
第1のスキャン完了通知は、サーバがモバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクを受信した後、サーバによってマルチメディア再生デバイスにプッシュされ、グラフィックコードリンクは、グラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成される一意に定まるグラフィックコードリンクである。
ステップ306a:第1のスキャン完了通知が受信された後、説明情報内のグラフィックコードがスキャンされることを確認する。
つまり、マルチメディア再生デバイスがサーバからスキャン完了通知を受信するために、マルチメディア再生デバイス上に表示されるグラフィックコードが、サーバによって提供され、サーバが、モバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクに従ってスキャンされたグラフィックコードを判定することができる。
任意で、実際の応用において、グラフィックコードは、マルチメディア再生デバイスによってリアルタイムで生成され、説明情報に追加される可能性がある。同じ情報プレゼンテーションアイテムに関して、異なるマルチメディア再生デバイスによって生成されるグラフィックコードは異なる。つまり、マルチメディア再生デバイスが説明情報内のグラフィックコードを取得すべきであるとき、マルチメディア再生デバイスは、グラフィックコードをリアルタイムで生成する可能性があり、グラフィックコードを説明情報に追加する。この場合、生成されるグラフィックコードは、マルチメディア再生デバイスに一意に対応し、情報プレゼンテーションアイテムに関して、異なる時点で1つのマルチメディア再生デバイスによって生成されるグラフィックコードは、やはり異なる。この場合、マルチメディア再生デバイスが表示グラフィックコードのスキャンが完了しているかどうかを判定する方法は、ステップ305aおよびステップ306aによって提供される方法に限定されず、たとえば、下のステップ305bおよびステップ306bを含む可能性がある。
ステップ305b:マルチメディア再生デバイスに結びつけられたモバイルデバイスによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第2のスキャン完了通知を受信する。
第2のスキャン完了通知は、モバイルデバイスがグラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成され、モバイルデバイスとマルチメディア再生デバイスとの間で確立された接続を使用することによってマルチメディア再生デバイスに送信される。第2のスキャン完了通知は、グラフィックコードを一意に特定するために使用される識別子を運ぶ。
ステップ306b:第2のスキャン完了通知が受信された後、説明情報内のグラフィックコードがスキャンされることを確認する。
たとえば、マルチメディア再生デバイスは、ユーザによって保持されたモバイルデバイスに結びつけられる可能性があり、マルチメディア再生デバイスは、モバイルデバイスへの接続を確立する可能性がある。マルチメディア再生デバイス上に表示されたグラフィックコードを、モバイルデバイスを使用することによってユーザがスキャンした後、モバイルデバイスは、第2のスキャン完了通知を生成し、第2のスキャン完了通知をマルチメディア再生デバイスに送信する。このようにして、マルチメディア再生デバイスは、グラフィックコードがスキャンされることを示す第2のスキャン完了通知をモバイルデバイスから直接受信する可能性がある。この方法は、サーバとマルチメディア再生デバイスとの間のいかなるネットワークの要因によっても影響を受けない。したがって、マルチメディア再生デバイスは、モバイルデバイスによるグラフィックコードのスキャンに非常に高速に応答することができる。
ステップ307:情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示する。
つまり、説明情報内のグラフィックコードがスキャンされると判定した後、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示する。たとえば、マルチメディア再生デバイスは、オーバーレイフローティングウィンドウ内に第1の拡張情報を表示するか、またはレイヤフローティングウィンドウ(layer floating window)内で説明情報を第1の拡張情報によって置き換えるか、またはレイヤフローティングウィンドウ内で説明情報を第1の拡張情報によって置き換えるか、または第1の拡張情報を別の位置もしくは領域に表示する。この実施形態は、第1の拡張情報を表示する特定の方法を限定しない。
概して、第1の拡張情報は、説明情報の拡張情報であり、第1の拡張情報のコンテンツは、通常、説明情報のコンテンツの一部を含み、または第1の拡張情報は、説明情報に対応するコンテンツを含む。
任意で、第1の拡張情報は、グラフィックコードが成功裏にスキャンされることを示すために使用される情報を含む。
図3Dは、本発明の実施形態によるオーバーレイフローティングウィンドウ内で第1の拡張情報によって説明情報を置き換える概略図である。図3Dを参照すると、オーバーレイフローティングウィンドウ内で、表示された説明情報32が、表示するために第1の拡張情報33によって置き換えられる。
したがって、本発明の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示方法によれば、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わるべきか否かもしくは関わらないべきか否か、またはグラフィックコードをスキャンすべきか否かを判断することができる。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
実際の応用において、情報プレゼンテーションアイテムに関連するより多くの情報を提供するために、情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報は、少なくとも第2の拡張情報をさらに含む可能性があり、一時停止情報内の第2の拡張情報の各々は、オーバーレイフローティングウィンドウ内の1つのプレゼンテーションページに対応する可能性がある。図4は、本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。図4を参照すると、ステップ304またはステップ307の後、情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、以下をさらに含み得る。
ステップ308:オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされた後、リモートコントロールデバイスによって送信された次ページ命令を受信する。
次ページ命令は、リモートコントロールデバイスの予め設定された次ページキーがトリガされた後に生成される。予め設定された次ページキーは、音量下げキー、音量上げキー、またはチャンネル上げキーもしくはチャンネル下げキーなどの任意のその他のキーである可能性があり、あるいはリモートコントロールデバイスの専用の次ページキーである可能性がある。この実施形態は、予め設定された次ページキーを限定しない。しかし、概して、次ページめくり命令を生成するためのキーは、決定命令を生成するためのキーとは異なることに留意されたい。
実際の応用においては、レイヤフローティングウィンドウがポップアップされた後、リモートコントロールデバイスによって送信されたページめくり命令は、レイヤフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされないとき、またはレイヤフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされた後、受信される可能性がある。
ステップ309:次ページ命令に従ってレイヤフローティングウィンドウ内に一時停止情報内の第2の拡張情報を表示するように切り替える。
オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされた後、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされないとき、マルチメディア再生デバイスは、次ページ命令を受信した後、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示するために、表示された説明情報から一時停止情報内の第2の拡張情報に切り替える。オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされた後、およびオーバーレイフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされた後、マルチメディア再生デバイスは、次ページ命令を受信した後、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示するために、表示された第1の拡張情報から一時停止情報内の第2の拡張情報に切り替える。
さらなる拡張情報がプルされ得ることをユーザに思い出させるために、プルコントロール、たとえば、図3Cのプルコントロール34が、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示される可能性がある。
任意で、拡張情報と1対1に対応するインジケータ要素が、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示される可能性がある。インジケータ要素は、インジケータ要素グループとして使用される可能性があり、各インジケータ要素は、1つの拡張情報に対応する。拡張情報がオーバーレイフローティングウィンドウ内に現在提示されているとき、拡張情報に対応するインジケータ要素が、際立つように表示され、たとえば、強調表示される。図3Cをさらに参照すると、インジケータ要素グループ35内のインジケータ要素35aが、際立つように表示される。
実装の筋書きにおいて、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報をもはや見たくないとき、オーバーレイフローティングウィンドウを閉じることを選択する可能性があり、これは、図5を特に参照し得る。図5は、本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを提示するための方法の方法流れ図である。ステップ304またはステップ307の後、情報プレゼンテーションアイテムを提示するための方法は、以下のステップをさらに含み得る。
オーバーレイフローティングウィンドウが表示されているとき、オーバーレイフローティングウィンドウを閉じ、つまり、ポップアップされるオーバーレイフローティングウィンドウを閉じ、情報プレゼンテーションアイテムの再生を続け、情報プレゼンテーションアイテムをカウントダウンし続けるようにマルチメディア再生デバイスに命令するためにリモートコントロールデバイスによって送信された閉じる命令を受信する。
同様に、本明細書の閉じる命令は、リモートコントロールデバイスの予め設定された閉じるキーが押された後に生成される。予め設定された閉じるキーは、リモートコントロールデバイスの任意のキーである可能性がある。予め設定された閉じるキーは、概して、次ページ命令のためのキーとは異なる。
マルチメディア再生デバイスは、閉じる命令を受信した後、ユーザがオーバーレイフローティングウィンドウを閉じたいと判定する。この場合、表示されたオーバーレイフローティングウィンドウが閉じられ、情報プレゼンテーションアイテムが再生され続ける。
任意で、情報プレゼンテーションアイテムが予め設定された再生時間の継続時間を有するとき、情報プレゼンテーションアイテムに関するカウントダウンを一時停止するステップ302の後、情報プレゼンテーションアイテムは、カウントダウンを続け得る。
上述の実施形態は、モバイル広告ソフトウェア開発キット(SDK)のためのリッチメディアフレームワークを使用することによって実装され得る。モバイル広告SDKのためのリッチメディアフレームワークは、ネイティブフレームワークと、IAB(インタラクティブ広告協議会(Interactive Advertising Bureau))規格モバイルリッチメディアアドインターフェース定義(MRAID:Mobile Rich Media Ad Interface Definitions)プロトコルに基づいて開発されたJavaScript(登録商標)インターフェースのセットとを使用することによって実装される。プロトコルによって標準化されたインターフェースに加えて、情報プレゼンテーションアイテムの特徴が、リッチメディアページとマルチメディアプレイヤーアプリケーションとの間のインタラクションをより便利で、より速く、より効率的にするために拡張される。以下で、図6Aおよび図6Bを参照してモバイル広告SDKのためのリッチメディアフレームワークを説明する。
図6Aを参照すると、情報プレゼンテーションアイテムに関して、情報プレゼンテーションアイテムが再生されるとき、ネットワークビュー(network view)WebViewがリッチメディアフレームワークに組み込まれる。図6Aに示されるように、WebViewにおいて、マルチメディア素材のためのリッチメディアフレームワークインターフェースを提供するために、Mraid.jsファイルがデフォルトでロードされる。Mraid.jsファイルは、素材の要求を文字列のjsonに変換し、システムコールプロンプトおよびAndroid用のjavascriptのMraidAdViewによって提供されるインターフェースを使用することによって通信を実行する。MraidAdViewは、解析の手段によって得られた要求を、処理するために、対応するハンドラに送信する。ビデオ再生に関連するインターフェース(たとえば、一時停止または再開)が、処理を実行するためにプレイヤー側に提供されたインターフェースを呼び出し、返された値をjson文字列に変換し、json文字列を広告素材に戻す。
この実装は、通常のAndroidシステムにおいてaddjavascriptinterfaceフォーマットによって引き起こされるセキュリティの侵害を効果的に避け、リッチメディアコードがアプリケーションのネイティブコードとインタラクションすることを可能にするための安全なメカニズムを提供する可能性があり、より強力な機能およびより優れた性能を有する。動作中、図6Bを参照すると、ユーザがビデオ再生デバイス(すなわち、ビデオを再生することができるマルチメディア再生デバイス)にビデオプレイヤーアプリケーションをインストールし、そのビデオプレイヤーアプリケーションを開き、ビデオを選択し、視聴した後、ビデオプレイヤーアプリケーションは、広告に関連するデータを取得するための広告SDKをロードし、情報プレゼンテーションアイテムを再生する。情報プレゼンテーションアイテムがリッチメディアタイプの広告である場合、対応するWebviewページがロードされ、リッチメディアパラメータがWebviewに転送される。Webviewは、パラメータの内容に従って(写真、テキスト、または2次元コードなどの)異なるリッチメディア情報をレンダリングし、つまり、説明情報と、第1の拡張情報および第2の拡張情報などの様々な拡張情報とを提示する。
特定のトランザクションプロセスは、Webviewページがビデオプレイヤーアプリケーションによってロードされた後、まず、Webviewページが広告SDKによるインタラクションプロトコルを確立したかどうかがMRAIDプロトコルに従って判定されることを含む。プロトコルが成功裏に確立された場合、そのことは、Webviewがプロトコルに従ってネイティブのビデオプレイヤーアプリケーションとデータをやりとりすることができることを示す。この場合、必要とされるリッチメディアパラメータ(すなわち、情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報)が、広告SDKから取得され得る。リッチメディアパラメータが取得された後、リッチメディアフレームワークが認識することができるテンプレートデータが、確立される。フレームワークは、テンプレートデータに従って最終的な広告パターン(すなわち、オーバーレイフローティングウィンドウ)を生成する。
広告パターンが生成された後、フレームワークは、テンプレートデータに従って様々なイベントを追加し始める。グラフィックコードが要求される必要があることが検出されるとき、グラフィックコードに関する様々なイベントが登録される。まず、マルチメディア再生デバイスが、サーバからのグラフィックコードを要求し、同時にソケットを確立し、グラフィックコードを成功裏に取得した後、ソケットに接続する。ユーザがモバイルデバイスを使用することによってグラフィックコードをスキャンした後、モバイルデバイスは、グラフィックコードリンクをサーバに送信する。サーバは、ソケットメッセージをマルチメディア再生デバイスにプッシュして、グラフィックコードが成功裏にスキャンされたことをマルチメディア再生デバイスに通知する。最後に、jsが、データをレポートし、第1の拡張情報に従ってスキャン成功情報をユーザに対して表示する。
言葉が覆い隠される図3Cおよび図3Dの場合は、インタラクションインターフェースの構成のプレゼンテーションであることにも留意されたい。説明情報および第1の拡張情報または第2の拡張情報が表示されるとき、情報プレゼンテーションアイテムのコンテンツのすべてまたは一部が、覆い隠される可能性がある。図3Cおよび図3Dのプレゼンテーションは、例に過ぎず、表示されるコンテンツおよび表示方法は、本開示の保護範囲を限定するように意図されていない。
図6Aおよび図6Bに含まれる英語文書のすべては、プログラミングの分野で頻繁に使用されるファイルであり、通常、中国語で表現されない。したがって、図6Aおよび図6Bに含まれる英語文書の命名は、本開示の保護範囲を限定するように意図されていない。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置の概略構造図である。例として、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置は、確認命令受信モジュール710、情報表示モジュール720、および拡張表示モジュール730を含み得る。
確認命令受信モジュール710は、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信するように構成される。
情報表示モジュール720は、確認命令受信モジュール710によって受信された確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示するように構成され、説明情報は、表示グラフィックコードを含む。
拡張表示モジュール730は、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示するように構成され、第1の拡張情報は、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である。
したがって、本発明のこの実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置によれば、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わるべきか否かもしくは関わらないべきか否か、またはグラフィックコードをスキャンすべきか否かを判断することができる。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
図8を参照すると、図8は、本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示装置の概略構造図である。説明のための例として、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、確認命令受信モジュール810、情報表示モジュール820、および拡張表示モジュール830を含み得る。
確認命令受信モジュール810は、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信するように構成される。
情報表示モジュール820は、確認命令受信モジュール810によって受信された確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示するように構成され、説明情報は、表示グラフィックコードを含む。
拡張表示モジュール830は、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示するように構成され、第1の拡張情報は、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である。
実装において、情報表示モジュール820は、ダウンロードユニット821およびポップアップユニット822をさらに含み得る。
ダウンロードユニット821は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報のセットをサーバからダウンロードするように構成され、一時停止情報は、少なくとも説明情報および第1の拡張情報を含む。
ポップアップユニット822は、説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウをポップアップするように構成される。
実装において、一時停止情報は、少なくとも1つの第2の拡張情報をさらに含み、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、次ページ命令受信モジュール840ならびに切り替えおよび表示モジュール850をさらに含む。
次ページ命令受信モジュール840は、ポップアップユニットがオーバーレイフローティングウィンドウをポップアップした後、リモートコントロールデバイスによって送信された次ページ命令を受信するように構成される。
切り替えおよび表示モジュール850は、次ページ命令受信モジュール840によって受信された次ページ命令に従ってオーバーレイフローティングウィンドウ内に一時停止情報内の第2の拡張情報を表示するように切り替えるように構成される。
実装において、確認命令受信モジュール810は、命令受信ユニット811、検出ユニット812、および判定ユニット813を含み得る。
命令受信ユニット811は、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される命令を受信するように構成される。
検出ユニット812は、命令が予め記憶された命令と同じであるかどうかを検出するように構成され、予め記憶された命令は、マルチメディア再生デバイスによって予め記憶され、予め設定された方法でリモートコントロールデバイスによって生成される命令と同じである命令である。
判定ユニット813は、検出ユニット812が命令が予め記憶された命令と同じであることを検出するとき、確認命令が受信されると判定するように構成される。
実装において、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、第1の通知受信モジュール861および第1のスキャン確認モジュール871をさらに含み得る。
第1の通知受信モジュール861は、サーバによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第1のスキャン完了通知を受信するように構成され、第1のスキャン完了通知は、サーバがモバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクを受信した後、サーバによってマルチメディア再生デバイスにプッシュされ、グラフィックコードリンクは、グラフィックコードをスキャンした後、モバイルデバイスによって生成される一意に定まるグラフィックコードリンクである。
第1のスキャン確認モジュール871は、第1の通知受信モジュール861が第1のスキャン完了通知を受信した後、グラフィックコードがスキャンされることを確認するように構成される。
実装において、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、第2の通知受信モジュール862および第2のスキャン確認モジュール872をさらに含み得る。
第2の通知受信モジュール862は、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたモバイルデバイスによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第2のスキャン完了通知を受信するように構成され、第2のスキャン完了通知は、モバイルデバイスがグラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成され、モバイルデバイスとマルチメディア再生デバイスとの間で確立された接続を使用することによってマルチメディア再生デバイスに送信され、第2のスキャン完了通知は、グラフィックコードを一意に特定するために使用される識別子を運ぶ。
第2のスキャン確認モジュール872は、第2の通知受信モジュール862が第2のスキャン完了通知を受信した後、グラフィックコードがスキャンされることを確認するように構成される。
実装中、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、第1の通知受信モジュール861および第1のスキャン確認モジュール871のみを含む可能性があり、または第2の通知受信モジュール862および第2のスキャン確認モジュール872のみを含む可能性があり、または第1の通知受信モジュール861、第1のスキャン確認モジュール871、第2の通知受信モジュール862、および第2のスキャン確認モジュール872を同時に含む可能性がある。
実装において、情報プレゼンテーションアイテムは、リモートコントロールデバイスを制御するようにユーザを案内するために使用されるガイダンス情報を表示し、ユーザがそれに対応してガイダンス情報に従ってリモートコントロールデバイスを制御した後、確認命令が生成される。
説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品情報をさらに含み、第1の拡張情報は、製品情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張情報をさらに含む。
したがって、本発明の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置によれば、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わるべきか否かもしくは関わらないべきか否か、またはグラフィックコードをスキャンすべきか否かを判断することができる。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
上述の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置が情報プレゼンテーションアイテムを提示するとき、機能モジュールの分割は説明のための例として使用されるに過ぎないことに留意されたい。実際の応用において、機能は、特定のニーズに応じて異なる機能モジュールに割り振られる可能性があり、つまり、マルチメディア再生デバイスの内部構造は、上述の機能のすべてまたは一部を完成するために異なる機能モジュールに分割される。加えて、上述の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置および情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、同じ概念を有する。装置の特定の実装プロセスに関して、その実装プロセスは、方法の実施形態を参照可能であり、その詳細は、本明細書において繰り返されない。
図9は、本発明の実施形態によるマルチメディア再生デバイスの概略構造図である。マルチメディア再生デバイス900は、スマートTV、スマートTVおよびセットトップボックスの組合せ、またはセットトップボックスの機能を統合するスマートTVとして実装され得る。
マルチメディア再生デバイス900は、1つまたは複数のコンピュータ可読ストレージ媒体を含むメモリ910、信号受信ユニット920、表示ユニット930、ネットワーキングユニット940、オーディオ回路950、近距離ワイヤレス送信モジュール960、1つまたは複数の処理コアを含むプロセッサ970、および電源980などの部分を含み得る。当業者は、図9に示されるマルチメディア再生デバイスの構造がマルチメディア再生デバイスに対するいかなる限定も定めないことを理解するであろう。マルチメディア再生デバイスは、図に示された部分より多くのまたはより少ない部分を含むことがあり、いくつかの部分を組み合わせることがあり、または異なる部分の構成を有することがある。
メモリ910は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するように構成され得る。たとえば、メモリ910は、ビデオを再生するためのソフトウェアプログラム、カウントダウンのためのソフトウェアプログラム、およびサーバまたはモバイルデバイスによって送信された情報を認識するためのソフトウェアプログラムを記憶するように構成される可能性があり、マルチメディア再生デバイスとモバイルデバイスとの間の結びつきの関係、リモートコントロールデバイスに関連する予め記憶された命令、リモートコントロールデバイスによって送信された信号を復号するための予め設定された復号命令などを記憶するようにさらに構成される可能性がある。
プロセッサ970は、メモリに910に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することによって様々な機能アプリケーションを実行し、データ処理を実行する。メモリ910は、主に、プログラムストレージエリアおよびデータストレージエリアを含み得る。プログラムストレージエリアは、オペレーティングシステム、(ビデオ再生機能、画像表示機能、およびタッチスクリーン認識機能などの)少なくとも1つの機能によって必要とされるアプリケーションなどを記憶する可能性がある。データストレージエリアは、マルチメディア再生デバイス900の使用によって生成されたデータなどを記憶する可能性がある。加えて、メモリ910は、高速なランダムアクセスメモリを含む可能性があり、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイスなどの不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、または別の揮発性ソリッドステートストレージデバイスも含む可能性がある。それに対応して、メモリ910は、プロセッサ970および信号受信ユニット920のメモリ910へのアクセスを提供するためのメモリコントローラをさらに含み得る。
信号受信ユニット920は、リモートコントロールデバイスによって送信された信号を受信するように構成され得る。特に、リモートコントロールデバイスによって送信された信号を受信した後、信号受信ユニット920は、プロセッサ970に信号を送信し、プロセッサ970は、メモリによって記憶された予め設定された復号方法で信号を復号する。
表示ユニット930は、取得されたビデオストリーム、サーバから取得された表示される情報などを表示するように構成され得る。表示ユニット930は、表示パネル931を含み得る。任意で、表示パネル931は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)などの形態で構成される可能性がある。
ネットワーキングユニット940は、サーバから関連するビデオストリームまたはその他の情報を取得するためにサーバとネットワーク接続され得る。オーディオ回路950、スピーカ951、およびマイクロフォン952は、ユーザとマルチメディア再生デバイス900との間のオーディオインターフェースを提供し得る。オーディオ回路950は、受信されたオーディオデータが変換された後に得られる電気信号をスピーカ951に送信する可能性があり、スピーカ951は、電気信号を出力のために音声信号に変換する。別の態様においては、マイクロフォン952が、収集された音声信号を電気信号に変換し、オーディオ回路950が、電気信号を受信し、その電気信号をオーディオデータに変換し、それから、オーディオデータを処理するためにプロセッサ970に出力し、そして、オーディオデータは、さらなる処理のためにメモリ910に出力される。オーディオ回路950は、周辺ヘッドセットとマルチメディア再生デバイス900との間の通信を提供するためのヘッドセットジャックをさらに含み得る。
近距離ワイヤレス送信モジュール960は、ワイヤレスフィデリティ(WiFi)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュールなどである可能性がある。マルチメディア再生デバイス900は、近距離ワイヤレス送信モジュール960を使用することによって、ユーザが電子メールを送受信すること、ウェブページを閲覧すること、ストリーミングメディアにアクセスすることなどを助ける可能性がある。マルチメディア再生デバイス900は、ユーザにワイヤレスブロードバンドインターネットアクセスを提供する。図9は近距離ワイヤレス送信モジュール960を示すが、近距離ワイヤレス送信モジュール960は必ずしもマルチメディア再生デバイス900の一部であるとは限らず、必要とされるとき、近距離ワイヤレス送信モジュール960は本開示の本質の範囲を変えることなく省略される可能性があることが、理解され得る。
プロセッサ970は、マルチメディア再生デバイス900の制御の中心であり、様々なインターフェースおよび線を使用することによってモバイルマルチメディア再生デバイス全体の様々な部分に接続される。メモリ910に記憶されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを動作させるかまたは実行し、メモリ910に記憶されたデータを呼び出すことによって、プロセッサ970は、マルチメディア再生デバイス900の様々な機能およびデータ処理を実行し、それによって、モバイルマルチメディア再生デバイスを全体的に監視する。任意で、プロセッサ970は、1つまたは複数の処理コアを含み得る。任意で、プロセッサ970は、アプリケーションプロセッサおよびモデムを組み込む可能性がある。アプリケーションプロセッサは、主として、オペレーティングシステム、ユーザインターフェース、アプリケーションなどを処理する。モデムは、主として、ワイヤレス通信を処理する。上述のモデムはプロセッサ970に組み込まれない可能性があることが、理解され得る。
マルチメディア再生デバイス900は、各部分に電力を供給する電源980(たとえば、バッテリ)をさらに含む。好ましくは、電源は、充電、放電、および電力消費の管理などの機能が電源管理システムを使用することによって実施されるように、電源管理システムを使用することによってプロセッサ970に論理的に接続される可能性がある。電源980は、1つまたは複数の直流電源または交流電源、再充電システム、電源異常検出回路、電源コンバータもしくは電源インバータ、または電源ステータスインジケータなどの任意の構成要素をさらに含み得る。
示されていないが、マルチメディア再生デバイス900は、カメラ、Bluetooth(登録商標)モジュール、ユニバーサルシリアルバス(英語:Universal Serial Bus、USB)ポート、セットトップボックスに接続されるビデオ信号インターフェースVGA、DVI、またはHDMI(登録商標)などをさらに含み得る。詳細は、本明細書において説明されない。この応用の実施形態において、セットトップボックスおよびスマートTVは、この応用のマルチメディア再生デバイスとして働くために統合される。
メモリ910に記憶される1つまたは複数のプログラムは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成される。1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信する動作と、確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示する動作であって、説明情報が、表示グラフィックコードを含む、動作と、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示する動作であって、第1の拡張情報が、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である、動作とを実行するために使用される命令を含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報のセットをサーバからダウンロードする動作であって、一時停止情報が、少なくとも説明情報を含む、動作と、説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウをポップアップする動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、リモートコントロールデバイスによって送信された次ページ命令を受信する動作と、次ページ命令に従ってオーバーレイフローティングウィンドウ内に一時停止情報内の第2の拡張情報を表示するように切り替える動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される命令を受信する動作と、命令が予め記憶された命令と同じであるかどうかを検出する動作であって、予め記憶された命令が、マルチメディア再生デバイスによって予め記憶され、予め設定された方法でリモートコントロールデバイスによって生成される命令と同じである命令である、動作と、命令が予め記憶された命令と同じである場合に、確認命令が受信されると判定する動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、サーバによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第1のスキャン完了通知を受信する動作であって、第1のスキャン完了通知が、サーバがモバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクを受信した後、サーバによってマルチメディア再生デバイスにプッシュされ、グラフィックコードリンクが、グラフィックコードをスキャンした後、モバイルデバイスによって生成される一意に定まるグラフィックコードリンクである、動作と、第1のスキャン完了通知が受信された後、グラフィックコードがスキャンされることを確認する動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたモバイルデバイスによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第2のスキャン完了通知を受信する動作であって、第2のスキャン完了通知が、モバイルデバイスがグラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成され、モバイルデバイスとマルチメディア再生デバイスとの間で確立された接続を使用することによってマルチメディア再生デバイスに送信され、第2のスキャン完了通知が、グラフィックコードを一意に特定するために使用される識別子を運ぶ、動作と、第2のスキャン完了通知が受信された後、グラフィックコードがスキャンされることを確認する動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、情報プレゼンテーションアイテムは、リモートコントロールデバイスを制御するようにユーザを案内するために使用されるガイダンス情報を表示し、確認命令は、ユーザがそれに対応してガイダンス情報に従ってリモートコントロールデバイスを制御した後に生成され、説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品情報をさらに含み、第1の拡張情報は、製品情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張情報をさらに含む。
当業者は、上述の実施形態のステップのすべてまたは一部が、ハードウェアを用いることによって実装される可能性があり、または関連するハードウェアに指示を与えるプログラムによって実装される可能性があることを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。ストレージ媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどである可能性がある。
上述の説明は、本発明の好ましい実施形態であるに過ぎず、本開示を限定するように意図されていない。本開示の精神および原理の中でなされたあらゆる修正、均等な置き換え、または改善は、本開示の保護範囲に入る。
31 ガイダンス情報
32 説明情報
32a グラフィックコード
32b 製品情報
33 第1の拡張情報
34 プルコントロール
35 インジケータ要素グループ
35a インジケータ要素
120 マルチメディア再生デバイス
140 リモートコントロールデバイス
160 モバイルデバイス
180 サーバ
710 確認命令受信モジュール
720 情報表示モジュール
730 拡張表示モジュール
810 確認命令受信モジュール
811 命令受信ユニット
812 検出ユニット
813 判定ユニット
820 情報表示モジュール
821 ダウンロードユニット
822 ポップアップユニット
830 拡張表示モジュール
840 次ページ命令受信モジュール
850 切り替えおよび表示モジュール
861 第1の通知受信モジュール
862 第2の通知受信モジュール
871 第1のスキャン確認モジュール
872 第2のスキャン確認モジュール
900 マルチメディア再生デバイス
910 メモリ
920 信号受信ユニット
930 表示ユニット
931 表示パネル
940 ネットワーキングユニット
950 オーディオ回路
951 スピーカ
952 マイクロフォン
960 近距離ワイヤレス送信モジュール
970 プロセッサ
980 電源
本出願は、2015年8月31日に出願した「METHOD AND APPARATUS FOR PRESENTING INFORMATION PRESENTATION ITEM, AND MULTIMEDIA PLAYBACK DEVICE」と題した中国特許出願第2015105494036号の優先権を主張するものであり、この中国特許出願は、参照によりその全体が組み込まれる。
本発明の実施形態は、マルチメディア再生テクノロジーの分野に関し、特に、情報プレゼンテーションアイテムを表示するための方法および装置、ならびにそのマルチメディア再生デバイスに関する。
情報プレゼンテーションアイテムは、ビデオコンテンツを再生している間にマルチメディア再生デバイスによって再生されるコンテンツウィンドウであり、情報プレゼンテーションアイテムは、広告または通知など、ビデオコンテンツに関連するかまたは関連しない可能性がある。インターネットの流行により、情報プレゼンテーションアイテムの応用は、次第に広がり、ますます多くの情報プレゼンテーションアイテムが、セットトップボックスまたはスマートTVを使用するビデオインデマンドにおいて使用され始める。
情報プレゼンテーションアイテムを再生するために、クライアント側が、ビデオを再生する前に情報プレゼンテーションアイテムをまず再生するか、またはビデオの再生中に情報プレゼンテーションアイテムを再生する可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムが再生されると、カウントダウンが開始され、カウントダウンの終わりに、情報プレゼンテーションアイテムの再生が停止され、ビデオの再生が継続される。
本開示によれば、上述の情報プレゼンテーションアイテム再生方法は、少なくとも次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題を有する。
上述の問題を解決するために、本発明の実施形態は、情報プレゼンテーションアイテムを表示するための方法および装置、ならびにそのマルチメディア再生デバイスを提供する。技術的な解決策は、以下を含む。
本開示の一態様は、情報プレゼンテーションアイテム表示方法を提供する。方法は、サーバに接続されたマルチメディア再生デバイスに適用されて実施され、方法は、
第1のコンテンツを再生するステップと、
サーバによって提供される、第1のコンテンツとは異なる情報プレゼンテーションアイテムを再生するステップと、
マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信するステップと、
確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示するステップであって、説明情報が、表示グラフィックコード(graphic code)を含む、ステップと、
サーバによって受信されたグラフィックコードに対応するグラフィックコードリンクに基づいて、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示するステップであって、第1の拡張情報が、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である、ステップとを含む。
非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに方法の各ステップを実行するコンピュータ実行可能な命令を記録する。
サーバに接続されたマルチメディア再生デバイスは、
1つまたは複数のプログラムを記憶するメモリと、
メモリに結合され、1つまたは複数のプログラムを実行するときに、
第1のコンテンツを再生すること、
サーバによって提供される、第1のコンテンツとは異なる情報プレゼンテーションアイテムを再生すること、
マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信すること、
確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示することであって、説明情報が、表示グラフィックコードを含む、表示すること、および
サーバによって受信されたグラフィックコードに対応するグラフィックコードリンクに基づいてグラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示することであって、第1の拡張情報が、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である、表示することを行うように構成された1つまたは複数のプロセッサとを含む。
本発明の実施形態の技術的な解決策をより明瞭に説明するために、以下で、添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の添付の図面は、本発明の一部の実施形態のみを示しており、当業者は、創造的な努力なしにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出し得る。
本発明の一部の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法に関わる実装環境の概略図である。
本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明の実施形態によるガイダンス情報を表示する情報プレゼンテーションアイテムの概略図である。
本発明の実施形態による説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウ(overlay-floating-window)の概略図である。
本発明の実施形態によるオーバーレイフローティングウィンドウ内に表示するために説明情報を第1の拡張情報によって置き換える概略図である。
本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。
本発明の実施形態によるリッチメディアフレームワーク内の情報フローの図である。
本発明の実施形態によるリッチメディアフレームワークの概略図である。
本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置の概略構造図である。
本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置の概略構造図である。
本発明の実施形態によるマルチメディア再生デバイスの概略構造図である。
本開示の技術的な解決策および利点をより明瞭にするために、以下で、さらに、本開示の実装を添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一部の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法に関わる実装環境の概略図である。実装環境は、マルチメディア再生デバイス120、マルチメディア再生デバイス120に合うリモートコントロールデバイス140、モバイルデバイス160、およびサーバ180などを含み得る。
マルチメディア再生デバイス120は、スマートTVである可能性がある。リモートコントロールデバイス140は、マルチメディア再生デバイス120に結びつけられるかまたはマルチメディア再生デバイス120に合う。リモートコントロールデバイス140のキーが押されると、リモートコントロールデバイス140は、キーを押した後に生成された命令をマルチメディア再生デバイス120に送信する。
リモートコントロールデバイス140によって生成された命令は、リモートコントロールデバイス140とマルチメディア再生デバイス120との間でワイヤレスで送信され得る。概して、リモートコントロールデバイス140は、赤外線を使用することによってまたは別の方法でマルチメディア再生デバイス120に信号を送信する。リモートコントロールデバイス140によってマルチメディア再生デバイス120に送信される信号は、通常、予め設定された符号化方法で符号化される。マルチメディア再生デバイス120は、予め設定された符号化方法に対応する復号方法で受信された信号を復号し得る。
サーバ180は、マルチメディア再生デバイス120のための情報プレゼンテーションアイテムを提供する。サーバ180は、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用することによってマルチメディア再生デバイス120およびモバイルデバイス160に接続され得る。
図2を参照すると、図2は、本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。例として、情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、以下を含み得る。
ステップ201:マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信する。いくつかの実施形態において、確認命令は、情報プレゼンテーションアイテムが現在再生されているときに受信され得る。
ステップ202:確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報および表示グラフィックコードを含む説明情報を表示する。
ステップ203:グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示し、第1の拡張情報は、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である。
したがって、本発明のこの実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示方法によれば、情報プレゼンテーションアイテムの表示中に(つまり、情報プレゼンテーションアイテムが現在再生されているときに)、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わる可能性がありまたは関わらない可能性があり、グラフィックコードをスキャンする可能性がある。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムが情報プレゼンテーションアイテムの再生中に自動的に再生され得ないので、ユーザが情報プレゼンテーションアイテムに従って制限された情報を取得し、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が比較的乏しいという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
図3Aを参照すると、図3Aは、本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。例として、情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、以下を含み得る。
ステップ301:情報プレゼンテーションアイテムを再生するときに、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信された確認命令を受信する。
本明細書において説明される情報プレゼンテーションアイテムは、ネットワークビデオ(network video)を再生する間にマルチメディア再生デバイスによって再生されるプレゼンテーションまたは表示アイテム、たとえば、オーバーレイ広告またはリマインダ通知を指す。本明細書において説明されるオーバーレイ広告は、通常、再生されているビデオとは独立した広告データである。オーバーレイ広告は、再生されているビデオのコンテンツに関連するかまたは関連しない可能性がある。本明細書におけるリマインダ通知は、特に限定することなく、天気の通知、または地震担当部署によって送信される地震リマインダ通知、または赤十字部門によって送信される寄付通知などの任意の適切な通知メッセージである可能性がある。
マルチメディア再生デバイスは、ネットワークビデオが再生される前に情報プレゼンテーションアイテムを表示もしくは再生する可能性があり、またはネットワークビデオが再生されているときにネットワークビデオを一時停止し、情報プレゼンテーションアイテムを表示もしくは再生し、情報プレゼンテーションアイテムの再生が完了した後に一時停止されたネットワークビデオの再生を続ける可能性があり、またはネットワークビデオの再生中にネットワークビデオのビデオフレームの上を覆う情報プレゼンテーションアイテムを表示もしくは再生する可能性がある。概して、情報プレゼンテーションアイテムおよびその他のネットワークビデオは、マルチメディア再生デバイス上に順次、連続的に再生され、同じ情報プレゼンテーションアイテムが、様々な種類のネットワークビデオと一緒に順次、連続的に再生されるように構成され得る。「順次、連続的に再生される」は、以下のように、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムが最初に再生され、情報プレゼンテーションアイテムの再生が完了した後に、ネットワークビデオが再生され続けるか、またはネットワークビデオが最初に再生され、ネットワークビデオの再生が予め設定された時間の継続時間完了した後に、情報プレゼンテーションアイテムが再生され続けると理解され得る。
情報プレゼンテーションアイテムは、静的に再生もしくは表示される可能性があり、または動的に再生もしくは表示される可能性がある。たとえば、情報プレゼンテーションアイテムは、いくつかのビデオフレームを含むプレゼンテーションアイテムである可能性があり、または動画である可能性がある。つまり、情報プレゼンテーションアイテムは、ビデオ、音声、写真、テキストなどの形態で再生される可能性がある。特定の実施形態において、情報プレゼンテーションアイテムは、ビデオの形態で再生される。
たとえば、広告主が広告を広めたいとき、広告主は、サーバに広告に送信するためにネットワークのサーバとネゴシエーションする可能性がある。サーバは、広告を情報プレゼンテーションアイテムとしてマルチメディア再生デバイスにプッシュし得る。別の例として、地震担当部署が地震リマインダ通知をユーザにプッシュする必要があるとき、地震担当部署は、地震リマインダ通知をサーバに送信するためにネットワークビデオのサーバとネゴシエーションする可能性がある。サーバは、地震リマインダ通知を情報プレゼンテーションアイテムとしてマルチメディア再生デバイスにプッシュし得る。
特に、サーバは、サーバによって提供されるネットワークビデオの各々に情報プレゼンテーションアイテムを追加する可能性がある。マルチメディア再生デバイスがネットワークビデオのうちの1つを要求するとき、情報プレゼンテーションアイテムおよびネットワークビデオが、マルチメディア再生デバイスに一緒に送信される。この場合、マルチメディア再生デバイスは、取得されたデータを再生する可能性があり、明らかに、ネットワークビデオと一緒に送信された情報プレゼンテーションアイテムは、このとき再生されることになる。
さらに、サーバは、プレイヤーアプリケーションが情報プレゼンテーションアイテムをダウンロードし、任意のネットワークビデオの再生中に、ネットワークビデオを再生している間の予め設定された時点で情報プレゼンテーションアイテムを再生するように、サーバに対応するプレイヤーアプリケーションとネゴシエーションする可能性がある。本明細書に記載の予め設定された時点は、ネットワークビデオの再生前の時点、またはネットワークビデオの再生中の時点、またはネットワークビデオの再生後の時点である可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの特定の表現形式、または情報プレゼンテーションアイテムのダウンロードもしくは再生の時間については、特に限定しない。
概して、情報プレゼンテーションアイテムは、リモートコントロールデバイスを制御するようにユーザを案内するために使用されるガイダンス情報を表示する。たとえば、ガイダンス情報は、ユーザにリモートコントロールデバイスのキーを制御させるものとして説明される可能性がある。明らかに、マルチメディア再生デバイスは、リモートコントロールデバイスのキーが押された後にリモートコントロールデバイスによって生成される命令、すなわち、確認命令を取得し得る。つまり、確認命令は、ユーザがそれに対応してガイダンス情報に従ってリモートコントロールデバイスを制御した後に生成される。本明細書において説明されるリモートコントロールデバイスは、マルチメディア再生デバイスを遠隔で制御するように構成されたリモコンである可能性がある。
図3Bを参照すると、図3Bは、本発明の実施形態によるガイダンス情報を伴う情報プレゼンテーションアイテムの概略図である。図3Bにおいては、ガイダンス情報31が、マルチメディア再生デバイス上で再生されている情報プレゼンテーションアイテムの右下の角に表示される。ガイダンス情報31は、リモートコントロールデバイスの予め設定されたキーを押すようにユーザを案内するためのリモートコントロールデバイスのアイコンおよびテキストの説明「リモコンを手に取り、OKキーを押してください」を含む。
明らかに、情報プレゼンテーションアイテム内のガイダンス情報の表示位置は、右下の角に限定されず、別の予め設定された位置である可能性があり、ガイダンス情報のコンテンツも、図3Bに示されたコンテンツに限定されない。
加えて、リモートコントロールデバイス上でユーザが押すように案内するための案内情報に記載されたキーも、リモートコントロールデバイスの「OK」キーに限定されない可能性がある。実際の応用において、マルチメディア再生デバイスは、リモートコントロールデバイスの任意のキーが押されるときに生成された命令を受信し得る。しかしながら、リモートコントロールデバイスから受信された命令がマルチメディア再生デバイスによって予め記憶された命令に一致するときにのみ、リモートコントロールデバイスが確認命令を受信すると判定され得る。
本明細書において説明される確認命令は、赤外線を使用することによってリモートコントロールデバイスによりマルチメディア再生デバイスに送信され、確認命令は、マルチメディア再生デバイスおよびリモートコントロールデバイスが合っているときにのみマルチメディア再生デバイスによって認識され得る。
さらに、リモートコントロールデバイスによって送信された命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、命令が予め記憶された命令と同じであるかどうかを検出し、受信された命令が予め記憶された命令と同じである場合、確認命令が受信されると判定する。本明細書における予め記憶された命令は、マルチメディア再生デバイスによって予め記憶され、予め設定された方法でリモートコントロールデバイスによって生成される命令と同じである命令である。
たとえば、本明細書において説明される予め設定された方法は、リモートコントロールデバイスの予め設定されたキーが押されることである可能性がある。予め設定されたキーは、リモートコントロールデバイス上で押すようにユーザを案内するためのガイダンス情報において説明されるキーである可能性があり、たとえば、OKキー、メニューキー、またはリターンキーである可能性がある。
別の例として、本明細書において説明される予め設定された方法は、リモートコントロールデバイスが予め設定された軌道に沿って移動することである可能性がある。予め設定された軌道は、前方への軌道、後方への軌道、円軌道などである可能性がある。
ステップ302:情報プレゼンテーションアイテムの再生を一時停止し、情報プレゼンテーションアイテムの再生のカウントダウンを一時停止する。
確認命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、まず、情報プレゼンテーションアイテムの再生を一時停止する可能性がある。ネットワークビデオの視聴に対する情報プレゼンテーションアイテムの影響を減らすために、情報プレゼンテーションアイテムは、通常、予め設定された再生時間の継続時間を有する。情報プレゼンテーションアイテムが再生され始めるとき、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの再生をカウントダウンし、カウントダウンが予め設定された再生時間の継続時間の終わりに達するとき、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの再生を停止する。したがって、情報プレゼンテーションアイテムが予め設定された再生時間の継続時間を有するとき、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの再生を一時停止した後、さらに、情報プレゼンテーションアイテムに関するカウントダウンを一時停止する必要がある。
ステップ303:情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報のセットをサーバからダウンロードする。
一時停止情報は、少なくとも、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報および第1の拡張情報を含む。説明情報は、表示グラフィックコードを含み、第1の拡張情報は、グラフィックコードが成功裏にスキャンされたことを示すために使用される説明情報を含む。
確認命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報をダウンロードする可能性がある。各情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報のコンテンツは、通常、情報プレゼンテーションアイテムのコンテンツに関連する。たとえば、一時停止情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関わる製品を説明するために使用される説明情報である可能性がある。本明細書における一時停止情報は、写真の形態で提示される可能性がある。明らかに、一時停止情報は、代替的に、特に限定することなく、テキストなどの形態で提示される可能性がある。
各情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報は、少なくとも、説明情報および情報に関連する第1の拡張情報を含む可能性がある。
情報プレゼンテーションアイテムが製品に関連するとき、説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品情報をさらに含む。製品情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品の写真、価格、販売リンクなどを含み得る。第1の拡張情報は、製品情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張情報をさらに含み、拡張情報は、ユーザが製品を使用するための使用法情報である可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムが通知アイテムに関連するとき、説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する詳細な通知情報をさらに含む。たとえば、情報プレゼンテーションアイテムが地震リマインダ通知であるとき、通知情報は、予測される地震のマグニチュード、地震の予測される緯度および経度の範囲、ならびにユーザによって取られる推薦される予防措置などの地震通知のより詳細なコンテンツを含む可能性がある。第1の拡張情報は、通知情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張された情報をさらに含む。たとえば、拡張情報は、地震の地域の地質の状態および歴史的な地震の記録などである可能性がある。
概して、第1の拡張情報内の拡張情報は、説明情報のコンテンツよりもより豊かで、より鮮やかである。たとえば、情報プレゼンテーションアイテムが製品に関連する情報プレゼンテーションアイテムであるとき、拡張情報は、ユーザが製品を身につけるかもしくは使用する写真、または製品が使用されているプレゼンテーションビデオである可能性がある。
本明細書において説明されるグラフィックコードは、2次元コード、バーコード、または情報認識情報を含む任意のその他のグラフィックコードである可能性がある。いかなる限定も、本明細書において意図されない。
明らかに、実際の応用においては、確認命令を受信した後、マルチメディア再生デバイスは、最初にステップ302を実行し、それからステップ303を実行する可能性があり、または最初にステップ303を実行し、それからステップ302を実行する可能性がある。この実施形態は、ステップ302およびステップ303の順番を特に限定しない。
ステップ304:説明情報を伴うポップアップオーバーレイフローティングウィンドウを表示する。
説明情報は、表示グラフィックコードを含む可能性があり、説明情報のコンテンツは、情報プレゼンテーションアイテムのコンテンツに関連する。ユーザがモバイルデバイスを使用することによって説明情報内のグラフィックコードをスキャンすることを可能にするために、説明情報は、通常、オーバーレイフローティングウィンドウの形態で表示される。
任意で、オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされるとき、情報プレゼンテーションアイテムのために表示されるページは、確認命令が受信される時点で一時停止される。
情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報が表示されるとき、ユーザが説明情報内のグラフィックコードをスキャンすることを可能にするために、説明情報がデフォルトで表示され、それによって、ユーザとのインタラクションを強化し、情報プレゼンテーションアイテムのプッシュの効率を高める。
図3Cを参照すると、図3Cは、本発明の実施形態による説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウの概略図である。オーバーレイフローティングウィンドウは、説明情報32を表示する。説明情報32は、グラフィックコード32aおよび製品情報32bを含む。明らかに、説明情報32は、グラフィックコード32aをスキャンするようにユーザを案内するためのガイダンス情報「QRコード(登録商標)をスキャンしてください」をさらに含む。製品情報32bは、製品の写真、割引などを含む。
1つの実装の筋書きにおいては、マルチメディア再生デバイス上に表示された説明情報内のグラフィックコードを、モバイルデバイスを使用することによってユーザがスキャンした後、モバイルデバイスは、グラフィックコードリンクを生成する。グラフィックコードリンクは、マルチメディア再生デバイス上に表示されたグラフィックコードと一意に対応する。つまり、異なるモバイルデバイスが同じグラフィックコードをスキャンするとき、異なるグラフィックコードリンクが生成されるか、または同じ情報プレゼンテーションアイテムが異なるマルチメディア再生デバイス上に表示されるとき、異なるグラフィックコードリンクが生成され、明らかに、モバイルデバイスがスキャンを実行した後に得られるグラフィックコードリンクも、異なる。さらに、モバイルデバイスは、グラフィックコードリンクをサーバに送信する可能性があり、サーバは、マルチメディア再生デバイスに通知する。特定の実装が、ステップ305aおよびステップ306aに示される可能性があり、別の可能な実装が、ステップ305bおよびステップ306bに示される可能性がある。
ステップ305a:グラフィックコードがスキャンされることを示すためにサーバによって送信される第1のスキャン完了通知を受信する。
第1のスキャン完了通知は、サーバがモバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクを受信した後、サーバによってマルチメディア再生デバイスにプッシュされ、グラフィックコードリンクは、グラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成される一意に定まるグラフィックコードリンクである。
ステップ306a:第1のスキャン完了通知が受信された後、説明情報内のグラフィックコードがスキャンされることを確認する。
つまり、マルチメディア再生デバイスがサーバからスキャン完了通知を受信するために、マルチメディア再生デバイス上に表示されるグラフィックコードが、サーバによって提供され、サーバが、モバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクに従ってスキャンされたグラフィックコードを判定することができる。
任意で、実際の応用において、グラフィックコードは、マルチメディア再生デバイスによってリアルタイムで生成され、説明情報に追加される可能性がある。同じ情報プレゼンテーションアイテムに関して、異なるマルチメディア再生デバイスによって生成されるグラフィックコードは異なる。つまり、マルチメディア再生デバイスが説明情報内のグラフィックコードを取得すべきであるとき、マルチメディア再生デバイスは、グラフィックコードをリアルタイムで生成する可能性があり、グラフィックコードを説明情報に追加する。この場合、生成されるグラフィックコードは、マルチメディア再生デバイスに一意に対応し、情報プレゼンテーションアイテムに関して、異なる時点で1つのマルチメディア再生デバイスによって生成されるグラフィックコードは、やはり異なる。この場合、マルチメディア再生デバイスが表示グラフィックコードのスキャンが完了しているかどうかを判定する方法は、ステップ305aおよびステップ306aによって提供される方法に限定されず、たとえば、下のステップ305bおよびステップ306bを含む可能性がある。
ステップ305b:マルチメディア再生デバイスに結びつけられたモバイルデバイスによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第2のスキャン完了通知を受信する。
第2のスキャン完了通知は、モバイルデバイスがグラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成され、モバイルデバイスとマルチメディア再生デバイスとの間で確立された接続を使用することによってマルチメディア再生デバイスに送信される。第2のスキャン完了通知は、グラフィックコードを一意に特定するために使用される識別子を運ぶ。
ステップ306b:第2のスキャン完了通知が受信された後、説明情報内のグラフィックコードがスキャンされることを確認する。
たとえば、マルチメディア再生デバイスは、ユーザによって保持されたモバイルデバイスに結びつけられる可能性があり、マルチメディア再生デバイスは、モバイルデバイスへの接続を確立する可能性がある。マルチメディア再生デバイス上に表示されたグラフィックコードを、モバイルデバイスを使用することによってユーザがスキャンした後、モバイルデバイスは、第2のスキャン完了通知を生成し、第2のスキャン完了通知をマルチメディア再生デバイスに送信する。このようにして、マルチメディア再生デバイスは、グラフィックコードがスキャンされることを示す第2のスキャン完了通知をモバイルデバイスから直接受信する可能性がある。この方法は、サーバとマルチメディア再生デバイスとの間のいかなるネットワークの要因によっても影響を受けない。したがって、マルチメディア再生デバイスは、モバイルデバイスによるグラフィックコードのスキャンに非常に高速に応答することができる。
ステップ307:情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示する。
つまり、説明情報内のグラフィックコードがスキャンされると判定した後、マルチメディア再生デバイスは、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示する。たとえば、マルチメディア再生デバイスは、オーバーレイフローティングウィンドウ内に第1の拡張情報を表示するか、またはレイヤフローティングウィンドウ(layer floating window)内で説明情報を第1の拡張情報によって置き換えるか、またはレイヤフローティングウィンドウ内で説明情報を第1の拡張情報によって置き換えるか、または第1の拡張情報を別の位置もしくは領域に表示する。この実施形態は、第1の拡張情報を表示する特定の方法を限定しない。
概して、第1の拡張情報は、説明情報の拡張情報であり、第1の拡張情報のコンテンツは、通常、説明情報のコンテンツの一部を含み、または第1の拡張情報は、説明情報に対応するコンテンツを含む。
任意で、第1の拡張情報は、グラフィックコードが成功裏にスキャンされることを示すために使用される情報を含む。
図3Dは、本発明の実施形態によるオーバーレイフローティングウィンドウ内で第1の拡張情報によって説明情報を置き換える概略図である。図3Dを参照すると、オーバーレイフローティングウィンドウ内で、表示された説明情報32が、表示するために第1の拡張情報33によって置き換えられる。
したがって、本発明の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示方法によれば、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わるべきか否かもしくは関わらないべきか否か、またはグラフィックコードをスキャンすべきか否かを判断することができる。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
実際の応用において、情報プレゼンテーションアイテムに関連するより多くの情報を提供するために、情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報は、少なくとも第2の拡張情報をさらに含む可能性があり、一時停止情報内の第2の拡張情報の各々は、オーバーレイフローティングウィンドウ内の1つのプレゼンテーションページに対応する可能性がある。図4は、本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示方法の流れ図である。図4を参照すると、ステップ304またはステップ307の後、情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、以下をさらに含み得る。
ステップ308:オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされた後、リモートコントロールデバイスによって送信された次ページ命令を受信する。
次ページ命令は、リモートコントロールデバイスの予め設定された次ページキーがトリガされた後に生成される。予め設定された次ページキーは、音量下げキー、音量上げキー、またはチャンネル上げキーもしくはチャンネル下げキーなどの任意のその他のキーである可能性があり、あるいはリモートコントロールデバイスの専用の次ページキーである可能性がある。この実施形態は、予め設定された次ページキーを限定しない。しかし、概して、次ページめくり命令を生成するためのキーは、決定命令を生成するためのキーとは異なることに留意されたい。
実際の応用においては、レイヤフローティングウィンドウがポップアップされた後、リモートコントロールデバイスによって送信されたページめくり命令は、レイヤフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされないとき、またはレイヤフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされた後、受信される可能性がある。
ステップ309:次ページ命令に従ってレイヤフローティングウィンドウ内に一時停止情報内の第2の拡張情報を表示するように切り替える。
オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされた後、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされないとき、マルチメディア再生デバイスは、次ページ命令を受信した後、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示するために、表示された説明情報から一時停止情報内の第2の拡張情報に切り替える。オーバーレイフローティングウィンドウがポップアップされた後、およびオーバーレイフローティングウィンドウ内に表示された説明情報内のグラフィックコードがスキャンされた後、マルチメディア再生デバイスは、次ページ命令を受信した後、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示するために、表示された第1の拡張情報から一時停止情報内の第2の拡張情報に切り替える。
さらなる拡張情報がプルされ得ることをユーザに思い出させるために、プルコントロール、たとえば、図3Cのプルコントロール34が、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示される可能性がある。
任意で、拡張情報と1対1に対応するインジケータ要素が、オーバーレイフローティングウィンドウ内に表示される可能性がある。インジケータ要素は、インジケータ要素グループとして使用される可能性があり、各インジケータ要素は、1つの拡張情報に対応する。拡張情報がオーバーレイフローティングウィンドウ内に現在提示されているとき、拡張情報に対応するインジケータ要素が、際立つように表示され、たとえば、強調表示される。図3Cをさらに参照すると、インジケータ要素グループ35内のインジケータ要素35aが、際立つように表示される。
実装の筋書きにおいて、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報をもはや見たくないとき、オーバーレイフローティングウィンドウを閉じることを選択する可能性があり、これは、図5を特に参照し得る。図5は、本発明のさらに別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを提示するための方法の方法流れ図である。ステップ304またはステップ307の後、情報プレゼンテーションアイテムを提示するための方法は、以下のステップをさらに含み得る。
オーバーレイフローティングウィンドウが表示されているとき、オーバーレイフローティングウィンドウを閉じ、つまり、ポップアップされるオーバーレイフローティングウィンドウを閉じ、情報プレゼンテーションアイテムの再生を続け、情報プレゼンテーションアイテムをカウントダウンし続けるようにマルチメディア再生デバイスに命令するためにリモートコントロールデバイスによって送信された閉じる命令を受信する。
同様に、本明細書の閉じる命令は、リモートコントロールデバイスの予め設定された閉じるキーが押された後に生成される。予め設定された閉じるキーは、リモートコントロールデバイスの任意のキーである可能性がある。予め設定された閉じるキーは、概して、次ページ命令のためのキーとは異なる。
マルチメディア再生デバイスは、閉じる命令を受信した後、ユーザがオーバーレイフローティングウィンドウを閉じたいと判定する。この場合、表示されたオーバーレイフローティングウィンドウが閉じられ、情報プレゼンテーションアイテムが再生され続ける。
任意で、情報プレゼンテーションアイテムが予め設定された再生時間の継続時間を有するとき、情報プレゼンテーションアイテムに関するカウントダウンを一時停止するステップ302の後、情報プレゼンテーションアイテムは、カウントダウンを続け得る。
上述の実施形態は、モバイル広告ソフトウェア開発キット(SDK)のためのリッチメディアフレームワークを使用することによって実装され得る。モバイル広告SDKのためのリッチメディアフレームワークは、ネイティブフレームワークと、IAB(インタラクティブ広告協議会(Interactive Advertising Bureau))規格モバイルリッチメディアアドインターフェース定義(MRAID:Mobile Rich Media Ad Interface Definitions)プロトコルに基づいて開発されたJavaScript(登録商標)インターフェースのセットとを使用することによって実装される。プロトコルによって標準化されたインターフェースに加えて、情報プレゼンテーションアイテムの特徴が、リッチメディアページとマルチメディアプレイヤーアプリケーションとの間のインタラクションをより便利で、より速く、より効率的にするために拡張される。以下で、図6Aおよび図6Bを参照してモバイル広告SDKのためのリッチメディアフレームワークを説明する。
図6Aを参照すると、情報プレゼンテーションアイテムに関して、情報プレゼンテーションアイテムが再生されるとき、ネットワークビュー(network view)WebViewがリッチメディアフレームワークに組み込まれる。図6Aに示されるように、WebViewにおいて、マルチメディア素材のためのリッチメディアフレームワークインターフェースを提供するために、Mraid.jsファイルがデフォルトでロードされる。Mraid.jsファイルは、素材の要求を文字列のjsonに変換し、システムコールプロンプトおよびAndroid用のjavascriptのMraidAdViewによって提供されるインターフェースを使用することによって通信を実行する。MraidAdViewは、解析の手段によって得られた要求を、処理するために、対応するハンドラに送信する。ビデオ再生に関連するインターフェース(たとえば、一時停止または再開)が、処理を実行するためにプレイヤー側に提供されたインターフェースを呼び出し、返された値をjson文字列に変換し、json文字列を広告素材に戻す。
この実装は、通常のAndroidシステムにおいてaddjavascriptinterfaceフォーマットによって引き起こされるセキュリティの侵害を効果的に避け、リッチメディアコードがアプリケーションのネイティブコードとインタラクションすることを可能にするための安全なメカニズムを提供する可能性があり、より強力な機能およびより優れた性能を有する。動作中、図6Bを参照すると、ユーザがビデオ再生デバイス(すなわち、ビデオを再生することができるマルチメディア再生デバイス)にビデオプレイヤーアプリケーションをインストールし、そのビデオプレイヤーアプリケーションを開き、ビデオを選択し、視聴した後、ビデオプレイヤーアプリケーションは、広告に関連するデータを取得するための広告SDKをロードし、情報プレゼンテーションアイテムを再生する。情報プレゼンテーションアイテムがリッチメディアタイプの広告である場合、対応するWebviewページがロードされ、リッチメディアパラメータがWebviewに転送される。Webviewは、パラメータの内容に従って(写真、テキスト、または2次元コードなどの)異なるリッチメディア情報をレンダリングし、つまり、説明情報と、第1の拡張情報および第2の拡張情報などの様々な拡張情報とを提示する。
特定のトランザクションプロセスは、Webviewページがビデオプレイヤーアプリケーションによってロードされた後、まず、Webviewページが広告SDKによるインタラクションプロトコルを確立したかどうかがMRAIDプロトコルに従って判定されることを含む。プロトコルが成功裏に確立された場合、そのことは、Webviewがプロトコルに従ってネイティブのビデオプレイヤーアプリケーションとデータをやりとりすることができることを示す。この場合、必要とされるリッチメディアパラメータ(すなわち、情報プレゼンテーションアイテムの一時停止情報)が、広告SDKから取得され得る。リッチメディアパラメータが取得された後、リッチメディアフレームワークが認識することができるテンプレートデータが、確立される。フレームワークは、テンプレートデータに従って最終的な広告パターン(すなわち、オーバーレイフローティングウィンドウ)を生成する。
広告パターンが生成された後、フレームワークは、テンプレートデータに従って様々なイベントを追加し始める。グラフィックコードが要求される必要があることが検出されるとき、グラフィックコードに関する様々なイベントが登録される。まず、マルチメディア再生デバイスが、サーバからのグラフィックコードを要求し、同時にソケットを確立し、グラフィックコードを成功裏に取得した後、ソケットに接続する。ユーザがモバイルデバイスを使用することによってグラフィックコードをスキャンした後、モバイルデバイスは、グラフィックコードリンクをサーバに送信する。サーバは、ソケットメッセージをマルチメディア再生デバイスにプッシュして、グラフィックコードが成功裏にスキャンされたことをマルチメディア再生デバイスに通知する。最後に、jsが、データをレポートし、第1の拡張情報に従ってスキャン成功情報をユーザに対して表示する。
言葉が覆い隠される図3Cおよび図3Dの場合は、インタラクションインターフェースの構成のプレゼンテーションであることにも留意されたい。説明情報および第1の拡張情報または第2の拡張情報が表示されるとき、情報プレゼンテーションアイテムのコンテンツのすべてまたは一部が、覆い隠される可能性がある。図3Cおよび図3Dのプレゼンテーションは、例に過ぎず、表示されるコンテンツおよび表示方法は、本開示の保護範囲を限定するように意図されていない。
図6Aおよび図6Bに含まれる英語文書のすべては、プログラミングの分野で頻繁に使用されるファイルであり、通常、中国語で表現されない。したがって、図6Aおよび図6Bに含まれる英語文書の命名は、本開示の保護範囲を限定するように意図されていない。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態による情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置の概略構造図である。例として、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテムを表示するための装置は、確認命令受信モジュール710、情報表示モジュール720、および拡張表示モジュール730を含み得る。
確認命令受信モジュール710は、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信するように構成される。
情報表示モジュール720は、確認命令受信モジュール710によって受信された確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示するように構成され、説明情報は、表示グラフィックコードを含む。
拡張表示モジュール730は、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示するように構成され、第1の拡張情報は、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である。
したがって、本発明のこの実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置によれば、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わるべきか否かもしくは関わらないべきか否か、またはグラフィックコードをスキャンすべきか否かを判断することができる。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
図8を参照すると、図8は、本発明の別の実施形態による情報プレゼンテーションアイテム表示装置の概略構造図である。説明のための例として、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、図1に示された実装環境内のマルチメディア再生デバイス120に適用される。情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、確認命令受信モジュール810、情報表示モジュール820、および拡張表示モジュール830を含み得る。
確認命令受信モジュール810は、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信するように構成される。
情報表示モジュール820は、確認命令受信モジュール810によって受信された確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示するように構成され、説明情報は、表示グラフィックコードを含む。
拡張表示モジュール830は、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示するように構成され、第1の拡張情報は、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である。
実装において、情報表示モジュール820は、ダウンロードユニット821およびポップアップユニット822をさらに含み得る。
ダウンロードユニット821は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報のセットをサーバからダウンロードするように構成され、一時停止情報は、少なくとも説明情報および第1の拡張情報を含む。
ポップアップユニット822は、説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウをポップアップするように構成される。
実装において、一時停止情報は、少なくとも1つの第2の拡張情報をさらに含み、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、次ページ命令受信モジュール840ならびに切り替えおよび表示モジュール850をさらに含む。
次ページ命令受信モジュール840は、ポップアップユニットがオーバーレイフローティングウィンドウをポップアップした後、リモートコントロールデバイスによって送信された次ページ命令を受信するように構成される。
切り替えおよび表示モジュール850は、次ページ命令受信モジュール840によって受信された次ページ命令に従ってオーバーレイフローティングウィンドウ内に一時停止情報内の第2の拡張情報を表示するように切り替えるように構成される。
実装において、確認命令受信モジュール810は、命令受信ユニット811、検出ユニット812、および判定ユニット813を含み得る。
命令受信ユニット811は、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される命令を受信するように構成される。
検出ユニット812は、命令が予め記憶された命令と同じであるかどうかを検出するように構成され、予め記憶された命令は、マルチメディア再生デバイスによって予め記憶され、予め設定された方法でリモートコントロールデバイスによって生成される命令と同じである命令である。
判定ユニット813は、検出ユニット812が命令が予め記憶された命令と同じであることを検出するとき、確認命令が受信されると判定するように構成される。
実装において、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、第1の通知受信モジュール861および第1のスキャン確認モジュール871をさらに含み得る。
第1の通知受信モジュール861は、サーバによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第1のスキャン完了通知を受信するように構成され、第1のスキャン完了通知は、サーバがモバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクを受信した後、サーバによってマルチメディア再生デバイスにプッシュされ、グラフィックコードリンクは、グラフィックコードをスキャンした後、モバイルデバイスによって生成される一意に定まるグラフィックコードリンクである。
第1のスキャン確認モジュール871は、第1の通知受信モジュール861が第1のスキャン完了通知を受信した後、グラフィックコードがスキャンされることを確認するように構成される。
実装において、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、第2の通知受信モジュール862および第2のスキャン確認モジュール872をさらに含み得る。
第2の通知受信モジュール862は、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたモバイルデバイスによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第2のスキャン完了通知を受信するように構成され、第2のスキャン完了通知は、モバイルデバイスがグラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成され、モバイルデバイスとマルチメディア再生デバイスとの間で確立された接続を使用することによってマルチメディア再生デバイスに送信され、第2のスキャン完了通知は、グラフィックコードを一意に特定するために使用される識別子を運ぶ。
第2のスキャン確認モジュール872は、第2の通知受信モジュール862が第2のスキャン完了通知を受信した後、グラフィックコードがスキャンされることを確認するように構成される。
実装中、情報プレゼンテーションアイテム表示装置は、第1の通知受信モジュール861および第1のスキャン確認モジュール871のみを含む可能性があり、または第2の通知受信モジュール862および第2のスキャン確認モジュール872のみを含む可能性があり、または第1の通知受信モジュール861、第1のスキャン確認モジュール871、第2の通知受信モジュール862、および第2のスキャン確認モジュール872を同時に含む可能性がある。
実装において、情報プレゼンテーションアイテムは、リモートコントロールデバイスを制御するようにユーザを案内するために使用されるガイダンス情報を表示し、ユーザがそれに対応してガイダンス情報に従ってリモートコントロールデバイスを制御した後、確認命令が生成される。
説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品情報をさらに含み、第1の拡張情報は、製品情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張情報をさらに含む。
したがって、本発明の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置によれば、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報が、リモートコントロールデバイスの制御の下に表示され、ユーザは、説明情報に従ってグラフィックコードをスキャンしてより多くの情報を得る可能性がある。情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、ユーザは、情報プレゼンテーションアイテムの再生に関わるべきか否かもしくは関わらないべきか否か、またはグラフィックコードをスキャンすべきか否かを判断することができる。したがって、関連するテクノロジーの次の問題、すなわち、再生プロセス中に、情報プレゼンテーションアイテムがただ受動的に再生され、情報プレゼンテーションアイテムからユーザによって取得される情報がかなり制限され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュすることの有効性を下げるという問題が、解決され得る。このようにして、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスとユーザとの間のインタラクションが強化され、情報プレゼンテーションアイテムをプッシュする効果が高められる。
上述の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置が情報プレゼンテーションアイテムを提示するとき、機能モジュールの分割は説明のための例として使用されるに過ぎないことに留意されたい。実際の応用において、機能は、特定のニーズに応じて異なる機能モジュールに割り振られる可能性があり、つまり、マルチメディア再生デバイスの内部構造は、上述の機能のすべてまたは一部を完成するために異なる機能モジュールに分割される。加えて、上述の実施形態において提供される情報プレゼンテーションアイテム表示装置および情報プレゼンテーションアイテム表示方法は、同じ概念を有する。装置の特定の実装プロセスに関して、その実装プロセスは、方法の実施形態を参照可能であり、その詳細は、本明細書において繰り返されない。
図9は、本発明の実施形態によるマルチメディア再生デバイスの概略構造図である。マルチメディア再生デバイス900は、スマートTV、スマートTVおよびセットトップボックスの組合せ、またはセットトップボックスの機能を統合するスマートTVとして実装され得る。
マルチメディア再生デバイス900は、1つまたは複数のコンピュータ可読ストレージ媒体を含むメモリ910、信号受信ユニット920、表示ユニット930、ネットワーキングユニット940、オーディオ回路950、近距離ワイヤレス送信モジュール960、1つまたは複数の処理コアを含むプロセッサ970、および電源980などの部分を含み得る。当業者は、図9に示されるマルチメディア再生デバイスの構造がマルチメディア再生デバイスに対するいかなる限定も定めないことを理解するであろう。マルチメディア再生デバイスは、図に示された部分より多くのまたはより少ない部分を含むことがあり、いくつかの部分を組み合わせることがあり、または異なる部分の構成を有することがある。
メモリ910は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するように構成され得る。たとえば、メモリ910は、ビデオを再生するためのソフトウェアプログラム、カウントダウンのためのソフトウェアプログラム、およびサーバまたはモバイルデバイスによって送信された情報を認識するためのソフトウェアプログラムを記憶するように構成される可能性があり、マルチメディア再生デバイスとモバイルデバイスとの間の結びつきの関係、リモートコントロールデバイスに関連する予め記憶された命令、リモートコントロールデバイスによって送信された信号を復号するための予め設定された復号命令などを記憶するようにさらに構成される可能性がある。
プロセッサ970は、メモリに910に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行することによって様々な機能アプリケーションを実行し、データ処理を実行する。メモリ910は、主に、プログラムストレージエリアおよびデータストレージエリアを含み得る。プログラムストレージエリアは、オペレーティングシステム、(ビデオ再生機能、画像表示機能、およびタッチスクリーン認識機能などの)少なくとも1つの機能によって必要とされるアプリケーションなどを記憶する可能性がある。データストレージエリアは、マルチメディア再生デバイス900の使用によって生成されたデータなどを記憶する可能性がある。加えて、メモリ910は、高速なランダムアクセスメモリを含む可能性があり、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイスなどの不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、または別の揮発性ソリッドステートストレージデバイスも含む可能性がある。それに対応して、メモリ910は、プロセッサ970および信号受信ユニット920のメモリ910へのアクセスを提供するためのメモリコントローラをさらに含み得る。
信号受信ユニット920は、リモートコントロールデバイスによって送信された信号を受信するように構成され得る。特に、リモートコントロールデバイスによって送信された信号を受信した後、信号受信ユニット920は、プロセッサ970に信号を送信し、プロセッサ970は、メモリによって記憶された予め設定された復号方法で信号を復号する。
表示ユニット930は、取得されたビデオストリーム、サーバから取得された表示される情報などを表示するように構成され得る。表示ユニット930は、表示パネル931を含み得る。任意で、表示パネル931は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)などの形態で構成される可能性がある。
ネットワーキングユニット940は、サーバから関連するビデオストリームまたはその他の情報を取得するためにサーバとネットワーク接続され得る。オーディオ回路950、スピーカ951、およびマイクロフォン952は、ユーザとマルチメディア再生デバイス900との間のオーディオインターフェースを提供し得る。オーディオ回路950は、受信されたオーディオデータが変換された後に得られる電気信号をスピーカ951に送信する可能性があり、スピーカ951は、電気信号を出力のために音声信号に変換する。別の態様においては、マイクロフォン952が、収集された音声信号を電気信号に変換し、オーディオ回路950が、電気信号を受信し、その電気信号をオーディオデータに変換し、それから、オーディオデータを処理するためにプロセッサ970に出力し、そして、オーディオデータは、さらなる処理のためにメモリ910に出力される。オーディオ回路950は、周辺ヘッドセットとマルチメディア再生デバイス900との間の通信を提供するためのヘッドセットジャックをさらに含み得る。
近距離ワイヤレス送信モジュール960は、ワイヤレスフィデリティ(WiFi)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュールなどである可能性がある。マルチメディア再生デバイス900は、近距離ワイヤレス送信モジュール960を使用することによって、ユーザが電子メールを送受信すること、ウェブページを閲覧すること、ストリーミングメディアにアクセスすることなどを助ける可能性がある。マルチメディア再生デバイス900は、ユーザにワイヤレスブロードバンドインターネットアクセスを提供する。図9は近距離ワイヤレス送信モジュール960を示すが、近距離ワイヤレス送信モジュール960は必ずしもマルチメディア再生デバイス900の一部であるとは限らず、必要とされるとき、近距離ワイヤレス送信モジュール960は本開示の本質の範囲を変えることなく省略される可能性があることが、理解され得る。
プロセッサ970は、マルチメディア再生デバイス900の制御の中心であり、様々なインターフェースおよび線を使用することによってモバイルマルチメディア再生デバイス全体の様々な部分に接続される。メモリ910に記憶されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを動作させるかまたは実行し、メモリ910に記憶されたデータを呼び出すことによって、プロセッサ970は、マルチメディア再生デバイス900の様々な機能およびデータ処理を実行し、それによって、モバイルマルチメディア再生デバイスを全体的に監視する。任意で、プロセッサ970は、1つまたは複数の処理コアを含み得る。任意で、プロセッサ970は、アプリケーションプロセッサおよびモデムを組み込む可能性がある。アプリケーションプロセッサは、主として、オペレーティングシステム、ユーザインターフェース、アプリケーションなどを処理する。モデムは、主として、ワイヤレス通信を処理する。上述のモデムはプロセッサ970に組み込まれない可能性があることが、理解され得る。
マルチメディア再生デバイス900は、各部分に電力を供給する電源980(たとえば、バッテリ)をさらに含む。好ましくは、電源は、充電、放電、および電力消費の管理などの機能が電源管理システムを使用することによって実施されるように、電源管理システムを使用することによってプロセッサ970に論理的に接続される可能性がある。電源980は、1つまたは複数の直流電源または交流電源、再充電システム、電源異常検出回路、電源コンバータもしくは電源インバータ、または電源ステータスインジケータなどの任意の構成要素をさらに含み得る。
示されていないが、マルチメディア再生デバイス900は、カメラ、Bluetooth(登録商標)モジュール、ユニバーサルシリアルバス(英語:Universal Serial Bus、USB)ポート、セットトップボックスに接続されるビデオ信号インターフェースVGA、DVI、またはHDMI(登録商標)などをさらに含み得る。詳細は、本明細書において説明されない。この応用の実施形態において、セットトップボックスおよびスマートTVは、この応用のマルチメディア再生デバイスとして働くために統合される。
メモリ910に記憶される1つまたは複数のプログラムは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成される。1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムの再生中に、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される確認命令を受信する動作と、確認命令に従って、情報プレゼンテーションアイテムに関連する説明情報を表示する動作であって、説明情報が、表示グラフィックコードを含む、動作と、グラフィックコードがスキャンされることが確認された後、情報プレゼンテーションアイテムに関連する第1の拡張情報を表示する動作であって、第1の拡張情報が、説明情報内のコンテンツを拡張するための情報である、動作とを実行するために使用される命令を含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、情報プレゼンテーションアイテムに関連する一時停止情報のセットをサーバからダウンロードする動作であって、一時停止情報が、少なくとも説明情報を含む、動作と、説明情報を表示するオーバーレイフローティングウィンドウをポップアップする動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、リモートコントロールデバイスによって送信された次ページ命令を受信する動作と、次ページ命令に従ってオーバーレイフローティングウィンドウ内に一時停止情報内の第2の拡張情報を表示するように切り替える動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたリモートコントロールデバイスによって送信される命令を受信する動作と、命令が予め記憶された命令と同じであるかどうかを検出する動作であって、予め記憶された命令が、マルチメディア再生デバイスによって予め記憶され、予め設定された方法でリモートコントロールデバイスによって生成される命令と同じである命令である、動作と、命令が予め記憶された命令と同じである場合に、確認命令が受信されると判定する動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、サーバによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第1のスキャン完了通知を受信する動作であって、第1のスキャン完了通知が、サーバがモバイルデバイスによって送信されたグラフィックコードリンクを受信した後、サーバによってマルチメディア再生デバイスにプッシュされ、グラフィックコードリンクが、グラフィックコードをスキャンした後、モバイルデバイスによって生成される一意に定まるグラフィックコードリンクである、動作と、第1のスキャン完了通知が受信された後、グラフィックコードがスキャンされることを確認する動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、1つまたは複数のプログラムは、以下の動作、すなわち、マルチメディア再生デバイスに結びつけられたモバイルデバイスによって送信され、スキャンされたグラフィックコードを示す第2のスキャン完了通知を受信する動作であって、第2のスキャン完了通知が、モバイルデバイスがグラフィックコードをスキャンした後にモバイルデバイスによって生成され、モバイルデバイスとマルチメディア再生デバイスとの間で確立された接続を使用することによってマルチメディア再生デバイスに送信され、第2のスキャン完了通知が、グラフィックコードを一意に特定するために使用される識別子を運ぶ、動作と、第2のスキャン完了通知が受信された後、グラフィックコードがスキャンされることを確認する動作とを実行するために使用される命令をさらに含む。
任意で、情報プレゼンテーションアイテムは、リモートコントロールデバイスを制御するようにユーザを案内するために使用されるガイダンス情報を表示し、確認命令は、ユーザがそれに対応してガイダンス情報に従ってリモートコントロールデバイスを制御した後に生成され、説明情報は、情報プレゼンテーションアイテムに関連する製品情報をさらに含み、第1の拡張情報は、製品情報に関する拡張可能な説明を提供するための拡張情報をさらに含む。
当業者は、上述の実施形態のステップのすべてまたは一部が、ハードウェアを用いることによって実装される可能性があり、または関連するハードウェアに指示を与えるプログラムによって実装される可能性があることを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。ストレージ媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどである可能性がある。
上述の説明は、本発明の好ましい実施形態であるに過ぎず、本開示を限定するように意図されていない。本開示の精神および原理の中でなされたあらゆる修正、均等な置き換え、または改善は、本開示の保護範囲に入る。
31 ガイダンス情報
32 説明情報
32a グラフィックコード
32b 製品情報
33 第1の拡張情報
34 プルコントロール
35 インジケータ要素グループ
35a インジケータ要素
120 マルチメディア再生デバイス
140 リモートコントロールデバイス
160 モバイルデバイス
180 サーバ
710 確認命令受信モジュール
720 情報表示モジュール
730 拡張表示モジュール
810 確認命令受信モジュール
811 命令受信ユニット
812 検出ユニット
813 判定ユニット
820 情報表示モジュール
821 ダウンロードユニット
822 ポップアップユニット
830 拡張表示モジュール
840 次ページ命令受信モジュール
850 切り替えおよび表示モジュール
861 第1の通知受信モジュール
862 第2の通知受信モジュール
871 第1のスキャン確認モジュール
872 第2のスキャン確認モジュール
900 マルチメディア再生デバイス
910 メモリ
920 信号受信ユニット
930 表示ユニット
931 表示パネル
940 ネットワーキングユニット
950 オーディオ回路
951 スピーカ
952 マイクロフォン
960 近距離ワイヤレス送信モジュール
970 プロセッサ
980 電源