JP2018533743A - 時刻設定ベゼル及びシャフト結合を有する時計 - Google Patents

時刻設定ベゼル及びシャフト結合を有する時計 Download PDF

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Abstract

時計(100)は,ケーシング(103)の環状肩部上に回転可能なベゼル(104)が取り付けられ,ベゼル(104)にはケーシング(103)内に突出する筒状のギヤ素子(105)が固定されている。ベゼル(104)の回転軸線に直交する回転軸線を有するシャフト(106)が,筒状ギヤに機械的に結合され,ベゼルの回転によりシャフト(106)を回転駆動する。シャフト(106)は,時計(100)内の第1ギヤ素子(105)と係合し,シャフト(106)の回転により第1ギヤ素子(105)を回転駆動する。時計は,時刻設定,日付設定又はゼンマイ巻き上げのために容易に操作可能である。【選択図】図1A

Description

関連出願データ
本願は,2015年11月23日付の米国特許仮出願第14/949,773号の優先権を主張するものであり,その開示は参照として本願に組み込まれる。
本発明は,概して時間測定装置の手動制御機構に関し,特に,時刻設定ベゼル及びシャフト結合を有する時計に関する。
一般的に時計は,指針(ハンズ)が現在の時刻を表示するまで指針をダイヤル周りで移動させることにより時刻合わせを行うための手動操作可能な機構を必要とする。近年において,この機構は,典型的にはキーレス時計機構の一種であって,回転シャフトが,時計の指針を駆動するための駆動機構輪列における分車,筒車,筒カナ,又は他の部分と選択的に係合してこれを回転させるものである。シャフトは,時計ケーシングの外部からアクセス可能なノブ,クランク又は他の部品により回転させる。伝統的に,シャフトの回転を制御する部品は,リュウズと称される小さなノブであった。通常,リュウズは,異なる位置まで引き上げてクラッチ又はギヤを時計の各種機構に係合させるものであり,そのような機構としては,例えば,時計が機械式時計である場合における時計巻き上げ機構,日付調整機構,時刻調整機構等が含まれる。残念なことに,リュウズは小型部品であって,操作するのが困難である。これは,「キャンティーン」とも称されるリュウズカバーで隠された小型のリュウズが,手袋を装着したダイバーにより操作される潜水用の時計において特に問題である。
従って,時刻の設定又は時計の巻き上げのために,より容易に操作可能である機構に対するニーズが存在している。
一態様において,時刻設定ベゼルを有する本発明に係る時計は,少なくとも1つの指針が設けられた報時機構を含む時計文字盤を備え,該時計文字盤がケーシング内に収められる。時計は,前記ケーシングの環状肩部上に取り付けられた回転ベゼルを備え,該回転ベゼルが前記時計文字盤と直交する回転軸線を有し,前記回転ベゼルが,該回転ベゼルに固定されて前記ケーシング内に突出する筒状ギヤ素子を有する。時計は,前記回転ベゼルの回転軸線に対して略直交する回転軸線を有するシャフトを備え,該シャフトが前記筒状ギヤに機械的に結合されることにより,前記回転ベゼルの回転で前記シャフトを回転駆動する。
関連する実施形態において,前記シャフトは,前記筒状ギヤ素子と係合するピニオンギヤを有する特殊な筒カナによって前記筒状ギヤに機械的に結合される。他の実施形態において,前記シャフトは時計内における第1ギヤ素子と係合し,該シャフトの回転により前記第1ギヤ素子を回転駆動する。他の実施形態において,前記第1ギヤ素子は報時機構と係合し,前記第1ギヤ素子の回転により少なくとも1つの指針を回転駆動して時刻を設定する。他の実施形態において,前記第1ギヤ素子は日付表示機構と係合し,前記第1ギヤ素子の回転により前記日付表示機構を回転駆動して日付を設定する。他の実施形態において,前記第1ギヤ素子がゼンマイ巻き上げ機構と係合し,前記第1ギヤ素子の回転により巻き上げ機構を回転駆動してゼンマイを巻き上げる。
関連する他の実施形態において,前記シャフトは,前記第1ギヤ素子から離脱して時計内における第2ギヤ素子と係合するように,軸線方向に移動可能である。他の実施形態において,前記第2ギヤ素子は前記報時機構を係合し,前記第2ギヤ素子の回転により少なくとも1つの指針を回転駆動して時刻を設定する。他の実施形態において,前記第2ギヤ素子は日付表示機構と係合し,前記第2ギヤ素子の回転により前記日付表示機構を回転駆動して日付を設定する。他の実施形態において,前記第2ギヤ素子はゼンマイ巻き上げ機構と係合し,前記第2ギヤ素子の回転により巻き上げ機構を回転駆動してゼンマイを巻き上げる。他の実施形態は,前記ケーシングから突出する押しボタンを更に備え,該押しボタンが前記シャフトに機械的に結合され,前記押しボタンを押し込むことにより前記シャフトが前記第1位置及び第2位置の間で軸線方向に移動する。他の実施形態は,前記ケーシング内にレバーを更に備える。このレバーは,前記押しボタンに機械的に結合された近位端として,前記押しボタンが前記ケーシング内に押し込まれたときに前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれる近位端と,前記レバーの旋回運動の支点と,前記シャフトに機械的に結合された遠位端として,前記シャフトが前記第2位置にあり,前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれたときに,前記遠位端が前記シャフトを前記第1位置から前記第2位置まで外向きに移動させる遠位端と,を備える。他の実施形態は,前記押しボタンをカバーするための着脱可能なキャップを更に備える。
関連する実施形態において,前記シャフトは,前記第2ギヤ素子から離脱して前記時計内における第3ギヤ素子と係合するように,軸線方向に移動可能である。他の実施形態において,前記第3ギヤ素子は前記報時機構と係合し,前記第3ギヤ素子の回転により少なくとも1つの指針を回転駆動して時刻を設定する。他の実施形態において,前記第3ギヤ素子は日付表示機構と係合し,前記第3ギヤ素子の回転により前記日付表示機構を回転駆動して日付を設定する。他の実施形態において,前記第3ギヤ素子はゼンマイ巻き上げ機構と係合し,前記第3ギヤ素子の回転により巻き上げ機構を回転駆動してゼンマイを巻き上げる。他の実施形態は,前記ケーシングから突出する押しボタンを更に備え,該押しボタンが前記シャフトに機械的に結合され,前記押しボタンを押し込むことにより前記シャフトが前記第1位置,第2位置及び第3位置の間で軸線方向に移動する。他の実施形態は,前記ケーシング内にレバーを更に備える。このレバーは,前記押しボタンに機械的に結合された近位端として,前記押しボタンが前記ケーシング内に押し込まれたときに前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれる近位端と,前記レバーの旋回運動の支点と,前記シャフトに機械的に結合された遠位端として,前記シャフトが前記第2位置にあり,前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれたときに,前記遠位端が前記シャフトを前記第2位置から前記第3位置まで外向きに移動させる遠位端と,を備える。他の実施形態は,前記押しボタンをカバーするための着脱可能なキャップを更に備える。
別の態様において,回転ベゼルを使用する時計の制御方法は,回転ベゼルに選択的に係合可能なシャフトを含むキーレス時計機構を有する時計を準備することを含む。この方法は,前記ベゼルを回転させて時計を制御することを含む。
本発明に係る装置及び方法の更なる態様,実施形態及び特徴は,添付図面を参照しての以下の詳細な説明から,当業者において明らかである。添付図面は,図式的なものであり,等尺度で作図されたものではない。各図において,同一又は類似の構成要素は同一の参照符号で表されている。明確性を期するため,各図では全ての構成要素に符号が付されるものではない。また,本発明に係る装置及び方法の各実施形態における構成要素は,当業者が装置及び方法を理解する上で不要である場合には,全てが図示されるものではない。
本発明に係る装置及び方法に関する以下の詳細な記載は,添付図面を酸素賦することにより,一層明確に理解可能である。本発明に係る方法及び装置は,図示の構成及び配置に限定されるものではない点に留意されたい。
本発明に係る時計の一実施形態を示す略線図である。 回転ベゼルの一実施形態を示す略線図である。 本発明に係る時計の一実施形態を示す線図的な切断図である。 特殊筒カナの一実施形態を示す略線図である。 一実施形態における押しボタン,レバー及び特殊筒カナの線図的な部分拡大図である。 軸線方向に移動可能なベゼルを有する時計の一実施形態を示す略線図である。 代替的な時計制御機構の一実施形態を示す略線図である。 代替的な時計制御機構の一実施形態を示す略線図である。 回転ベゼルを使用する時計の制御方法の一実施形態を示すフローチャートである。 回転ベゼルを使用する時計の制御方法の一実施形態を示す略線図である。 回転ベゼルを使用する時計の制御方法の一実施形態を示す略線図である。 回転ベゼルを使用する時計の制御方法の一実施形態を示す略線図である。
図示の実施形態に係る装置は,容易に操作可能な回転ベゼルを有することにより,従来のリュウズ型キーレス時計機構を代替するものである。幾つかの実施形態において,時計ケーシングの外側における押しボタンは,ユーザーが回転ベゼルを1つ又は複数の機構と係合させて日付や時刻を設定し,又は時計の巻き上げを許容する。このボタンは,キャンティーン型のリュウズカバーによりカバーして時計の防水性を高めることができる。その結果,手袋を装着したユーザーであっても,時計ベゼルを回転させて時計を巻き上げ,又は日付や時刻を設定することができる。
図1A〜図1Cは,時刻設定ベゼル100を有する時計の一実施形態を示す。時計100は,文字盤101を備える。文字盤101は,少なくとも1つの指針102が設けられた報時機構を含む。文字盤101は,ケーシング103内に収められている。時計100は,ケーシング103上に取付けられた回転ベゼル104を含む。回転ベゼル104は筒状のギヤ素子105を有し,このギヤ素子105は回転ベゼル104に固定されると共にケーシング内に突出する。時計100は,シャフト106を含む。シャフト106は,回転ベゼル104の回転軸線に略直交する回転軸線を有する。シャフト106は,ベゼルの回転によりシャフトが回転駆動されるよう,筒状ギヤ素子に機械的に結合される。
図1A〜1Cを更に詳細に参照すれば,時計100は文字盤101を備える。文字盤101は,時計文字盤として適当な任意の外観とすることができる。文字盤101は,時計100の内部における幾つかの機構を示すように,全面的又は部分的に開放形式とすることができる。文字盤101は,時間単位を表示する目盛を含むことができる。目盛は,時間,分又は秒を表すマーカーを含むことができる。
例えば,個々の分を表示する第1種のマーカーと,時間及び5分刻み群を表示する第2種のマーカーとを含むことができる。目盛は,数字又は文字を含むことができる。例えば,メモリは各時間を表示する数字御w含むことができる。文字盤は,光輝性とすることができる。文字盤は,1つ又は複数の燐光素子を含むことができる。文字盤は,発光体及び燐光体が協働してラジウムダイヤルにおけると同様に発光を生じさせる構成とすることができる。文字盤は,1つ又は複数の電気的な光源を含むことができる。文字盤における1つ又は複数の指針は,光輝性とすることができる。
文字盤101は,少なくとも1つの指針102を含む報時機構を備える。少なくとも1つの指針102は,時間針を含むことができる。少なくとも1つの指針102は,分針を含むことができる。少なくとも1つの指針102は,秒針を含むことができる。少なくとも1つの指針102は,警報針を含むことができる。報時機構は,日付表示等の追加的特徴を含むことができる。日付表示は,日付,月,年又はこれらの組み合わせを表示することができる。追加的な特徴は,曜日を表示するダイヤル,ストップウォッチダイヤル及びクロノメーターダイヤル等の二次的なダイヤルを含むことができる。時計は,これらのダイヤルの代わりにディジタルディスプレイを含むことができる。
文字盤101は,ケーシング103内に収められている。ケーシング103は,ケーシングを形成するために適当な任意の材料で構成することができる。ケーシングの構成材料は,ステンレス鋼等の金属材料を含むことができる。ケーシングの構成材料は,プラスチック又はシリコーン等の天然又は合成ポリマー材料を含むことができる。幾つかの実施形態において,ケーシングは,回転ベゼル104を支持するための肩部を有する。この肩部は,略環状とすることができる。ケーシングはスリット(図示せず)を含み,このスリットを通してベゼル104の筒状ギヤ105がケーシング103内に突出する構成とすることができる。スリットは,略環状とすることができる。幾つかの実施形態において,時計用クリスタルがケーシング103に取り付けられて文字盤101をカバーする。時計用クリスタルは,少なくとも1つの透明領域を有することができる。幾つかの実施形態において,クリスタルは全体が透明である。クリスタルの透明領域は,任意の透明材料で構成することができ,これにはガラス,クリスタル及びプレキシガラスが含まれる。ケーシングは,全体又は一部がクリスタルでカバーされて文字盤101を表示する前面部を有することができる。ケーシングは,時計100における文字盤とは反対側に位置する背面部を有することができる。ケーシング103は,その前面部を背面部に結合する側壁を有することができる。ケーシング103は,時計をユーザーの手首に装着するためのリストバンド又はブレスレットの取付け用の延長部を有することができる。ケーシング103は,クリスタル以外に他の透明部を有することができる。例えば,ケーシング103の背面部は,幾つかの内部機構を視認可能とする透明窓を有することができる。ケーシング103の背面部は,着脱可能とすることができる。例えば,ケーシング103の背面部は,ケーシングの側壁とのねじ結合部を有し,これにより背面部をケーシング内の所定位置までねじ込み,又はねじを外して時計100の内部機構を露出させる構成とすることができる。ケーシング103は,別の手段により解放することもできる。これには,緩めることによりケーシング103の前面部又は背面部を開放可能とするファスナー,ケーシングの特定部位を捩じることにより開放可能とするプレスフィット,或いはその他のねじ付き部が含まれる。ケーシングは,防水性又は耐水性を有する構成とすることができる。例えば,ケーシングにおける任意の2部分間の結合部を座金又は気密嵌合によりシールして,水の侵入を防止することができる。同様に,ケーシング103内に突出する筒状ギヤ105が通過するスリットも,水の侵入からシールすることができる。ケーシング103は,全体として防水性を有する構成とすることができる。
時計100は,ケーシング103上に回転ベゼル104が取付けられる。回転ベゼル104は,ケーシング103を形成するのに適当な任意の材料又は材料の組み合わせで形成することができる。幾つかの実施形態において,回転ベゼル104は略環状である。回転ベゼル104は,ケーシングにおける略環状の肩部に適合する形状とすることができる。回転ベゼル104は,使用者の手又はグローブとの摩擦を高めるためのローレット又はねじ部,或いはその他の外面特徴を有することができる。回転ベゼル104は,文字盤に対して略垂直な軸線周りで回転可能である。例えば,文字盤がダイヤル形式である場合,回転ベゼル104はダイヤルの周面に沿ってスライドさせることにより回転させることができる。回転ベゼル104は,筒状ギヤ105を有する。筒状ギヤ105は,回転ベゼル104に固定されてケーシング内に突出する。幾つかの実施形態において,筒状ギヤ105は,ケーシング内のスリットを通してケーシング内に突出する。筒状ギヤ105は,ケーシング103を形成するのに適当な任意の材料又は材料の組み合わせで形成することができる。筒状ギヤ105は,角筒形状,中空円筒形状又は環状ベンド形状を有することができる。筒状ギヤ105は,軸線方向に突出するギヤ歯104Aを有することができる。軸線方向に突出するギヤ歯104Aは,ケーシングの背面部に向けて突出させることができる。
時計100は,シャフト106を有する。シャフト106は,図1A〜1Cを参照して記載したケーシング103を形成するのに適当な任意の材料又は材料の組み合わせで形成することができる。シャフト106は,回転ベゼル104の回転軸線に対して略直交する回転軸線を有する。例えば,シャフトの回転軸線は,従来のキーレス時計機構におけるキャッスルホイール又はクラッチと同様に,文字盤101の面に対して略平行とすることができる。シャフト106は,ベゼル104の筒状ギヤ105に機械的に結合される。この場合,ベゼル104をその軸線周りに回転させると,シャフト105がその軸線周りに回転することとなる。幾つかの実施形態において,シャフト106は特殊筒カナ107により筒状ギヤに機械的に結合される。特殊筒カナ107は,筒状ギヤ素子と係合するピニオンギヤ107aを有する。例えば,筒状ギヤ105が軸線方向に突出するギヤ歯を有する場合,特殊筒カナ107は,半径方向に突出するギヤ歯を有するピニオンギヤ107aを含み,半径方向に突出するギヤ歯が,軸線方向に突出するギヤ歯と係合する構成とすることができる。図2は,特殊筒カナの一実施形態を示す詳細図である。筒カナを支持するシャフト106の部分は,他の時計におけるクラッチを支持するキーレス時計機構の部分と同様に角筒形状とすることができる。この場合,シャフト106は特殊筒カナ107にスライド係合させることができるが,シャフト106は,特殊筒カナ107の回転により回転駆動することができる。
シャフトをギヤにスライド係合させると共に,そのギヤにより回転させるための他の機構,例えばスプラインや他の多角形断面は,当業者間において既知である。特殊筒カナ107は,ケーシング103に対して自由に回転することができるが,軸線方向にスライドすることができないので,特殊筒カナ107は筒状ギヤ素子105との係合状態に維持される。
幾つかの実施形態において,シャフト106は,時計の第1ギヤ素子(図示せず)と係合し,シャフトの回転により第1ギヤ素子を回転駆動する。シャフト106は,キーレス時計機構におけるシャフトと同様の態様で第1ギヤ素子と係合させることができる。例えば,シャフトは軸線方向歯を有するクラッチ又はキャッスルホイールを有し,これらの軸線方向歯は,第1ギヤ素子に機械的に結合された別のシャフトにおける軸線方向歯と係合する構成とすることができる。幾つかの実施形態において,第1ギヤ素子は報時機構と係合し,第1ギヤ素子の回転により少なくとも1つの指針を回転駆動して時刻を設定可能とする。例えば,第1ギヤ素子は,時計機構に係合し,又は含まれる時輪,分輪,又は他のギヤで構成することができる。他の実施形態において,第1ギヤ素子は日付表示機構と係合し,第1ギヤ素子の回転により日付表示機構を回転駆動して日付を設定可能とする。例えば,第1ギヤ素子は,日付輪を駆動し,又は支持するギヤで構成することができる。異なる輪列により日付表示の1つ又は複数の部分を駆動する場合には,第1ギヤ素子をその輪冽と係合させることができる。
幾つかの実施形態において,第1ギヤ素子はゼンマイ巻き上げ機構と係合し,第1ギヤ素子の回転により巻き上げ機構を回転駆動してゼンマイを巻き上げ可能とする。例えば,第1ギヤ素子は,リュウズ又は同様な機構に機械的に結合することができる。巻き上げ可能なゼンマイが複数個ある場合,例えばゼンマイ及び警報ゼンマイが含まれる場合には,第1ギヤ素子は一方向に回転させたときに第1ゼンマイを巻き上げ,逆方向に回転させたときに第2ゼンマイを巻き上げる構成とすることができる。幾つかの実施形態において,時計100は,巻き上げ時計である。この場合,第1ギヤ素子は,時計100のゼンマイを巻き上げるための唯一の,又は主要な手段であり得る。他の実施形態において,時計は機械式であるが,異なる主巻き上げ機構,例えば自動時計の重み付けロータ―を有する。この場合,第1ギヤ素子は,ゼンマイを巻き上げるための二次的又は予備的な手段とすることができる。幾つかの実施形態において,第1ギヤ素子は,一方向に回転させたときにのみ,時計の巻き上げを行う。この場合,例えばベゼル104を時計方向に回転させれば時計が巻き上げられるが,反時計方向に回転させてもゼンマイの張力に変化は生じない。他の実施形態において,時計100は,ゼンマイを持たない。例えば,時計はクォーツ式の電気時計であり得る。
他の実施形態において,シャフト106は,シャフト106が第1ギヤ素子から係合解除されると共に時計における第2ギヤ素子(図示せず)と係合する別の位置まで軸線方向に移動可能である。第2ギヤ素子は,第1ギヤ素子が上述した態様で係合可能とされている任意の機構と係合可能とすることができ,これには報時機構,日付表示機構又はゼンマイ巻き上げ機構が含まれる。幾つかの実施形態において,第1ギヤ素子は第1機構と係合し,第2ギヤ素子は第2機構と係合する。例えば,第1ギヤ素子を報時機構と機械的に結合し,第2ギヤ素子は日付表示機構と機械的に結合することができる。この場合,シャフトを第2位置まで移動させるとベゼルが回転して時刻が設定され,シャフトを第3位置まで移動させるとベゼルが回転して日付が設定される。同様に,第1ギヤ素子を報時機構と機械的に結合し,第2ギヤ素子はゼンマイ巻き上げ機構と機械的に結合することができる。代替的に,第1ギヤ素子はゼンマイ巻き上げ機構と機械的に結合し,第2ギヤ素子は日付表示機構と機械的に結合することができる。更なる代替案として,第1ギヤ素子はゼンマイ巻き上げ機構と機械的に結合し,第2ギヤ素子は報時機構と機械的に結合することができる。幾つかの実施形態において,シャフトは1つ又は複数の追加的なギヤ機構と機械的に結合される1つ又は複数の追加的な位置まで移動可能とすることができ,その追加的なギヤ機構は図1A〜1Cについて前述した任意のギヤ機構とすることができる。この場合,例えば,シャフトは3つの位置を有し,回転ベゼル104はシャフトがどの位置にあるかに応じて時刻を設定し,日付を設定し,又はゼンマイを巻き上げる構成とすることができる。第1位置,第2位置及び第3位置の各位置は,報時機構,日付表示機構又はゼンマイ巻き上げ機構の何れかと係合させることができる。
キーレス時計機構におけるシャフトと同様の態様でシャフトの軸線方向位置を変更し,シャフトを回転させて機能を切り替え可能とする多くの方法は,当業者間において既知である。
シャフト106の移動は,他の機能,例えば秒合わせ機能とも関連させることができる。
幾つかの実施形態において,時計100は,ユーザーがケーシング103の外部からアクセルしてシャフトの軸線方向位置を第1位置及び第2位置の間で移動可能とする操作手段を含む。この操作手段は,ユーザーがシャフト106を,上述したようにシャフトが占め得る全ての軸線方向位置の間で移動させることを可能とするように構成することができる。幾つかの実施形態において,操作手段は,ユーザーが通常の時計におけるリュウズと同様にシャフトを押し込み,又は引き出すすることを許容する。例えば,ユーザーが押し込み,又は引き出してシャフト106の軸線方向位置を変更することのできるノブで構成することができる。他の実施形態において,時計100は,ケーシング103から突出する押しボタン108を含み,この押しボタン108がシャフト106に機械的に結合する構成とすることができる。この場合,押しボタン108を押し込んでシャフト106を,第1ギヤ素子との係合位置及び第2ギヤ素子との係合位置の間で軸線方向に移動させることができる。また,押しボタン108を押し込みによりシャフトを上述した追加的な位置間で移動させることもできる。
幾つかの実施形態において,押しボタン108とシャフト106との機械的結合は,ケーシング内におけるレバー109で行う。図3に示すように,レバー109は,押しボタン108に機械的に結合された近位端110を含み,押しボタン108をケーシング103内に押し込んだときに近位端110がケーシング103内に更に押し込まれる構成とすることができる。レバー109は,支点111を含み,レバーが支点111の周りで旋回する構成とすることができる。レバー109は,シャフト106に機械的に結合された遠位端112を含み,シャフト106が第2位置にあって近位端110がケーシング103内に更に押し込まれる際に,遠位端112がシャフト106を第2位置から第1位置まで外向きに移動させる構成とすることができる。シャフト106が第1位置及び第2位置間でのみ移動可能である場合,ボタンを1回押し込むとレバーによりシャフト106を第2位置から第1位置まで外向きに移動させることができる。幾つかの実施形態において,ユーザーは,ケーシング103から突出するシャフトの端部,又はシャフト端部に結合された追加的なボタンを押し込むことによりシャフトを第2位置まで復帰移動させることができる。他の実施形態において,押しボタン108又はレバー109の近位端110は復帰バネ(図示せず)を有し,この復帰バネはボタン108及び遠位端110を外向きに附勢するものである。この場合,遠位端112はシャフト106及び筒カナ107を第2位置まで移動させる。押しボタン108,特殊筒カナ107,シャフト106,又はレバー109の何れかは,ユーザーがボタン108を改めて押し込むまで,復帰バネのバネ力に対抗するキャッチ(図示せず)を有することができる。代替的に,復帰バネによりレバーの遠位端112又は特殊筒カナ107をケーシング103内に押し込む構成とすることもできる。
シャフト106を3つの位置,例えば,時計を巻き上げる第1位置,日付を設定する第2位置及び時刻を設定する第3位置の間で移動可能とした実施形態において,押しボタン108機構は,ボタン108を1回目に押し込むとシャフト106を第2位置まで軸線方向に移動させて,例えば日付を設定し,ボタン108を2回目に押し込むとシャフト106を第3位置まで軸線方向に移動させて,例えば時刻を設定し,ボタン108を3回目に押し込むとシャフト106を第21置まで軸線方向に移動させて時計を巻き上げるように構成することができる。同様の実施形態において,シャフト106は,初期状態で第1位置,即ち時計巻き上げ位置を占める。ボタンを1回目に押し込むと,レバーはシャフトを第2位置,即ち日付設定位置まで移動させる一方,ボタンを2回目に押し込むと,レバーはシャフトを第3位置,即ち時刻設定位置まで移動させる構成とすることができる。上述したように,ユーザーは,次の要領でシャフトを第1位置まで復帰させることができる。即ち,シャフトの端部に結合された第2ボタンを押し込むことにより,或いはボタンを3回目に押し込んで,それまでキャッチにより拘束されていた復帰バネを解放することにより,シャフト及びレバーを上述した態様で第1位置まで復帰させるものである。なお,シャフト106を第1位置,第2位置又は第3位置に拘束するための1つ又は複数のキャッチを配備し得ることは,言うまでもない。この場合,シャウト106は,ユーザーによる意図的な動作が行われていない状態では,現在位置からの移動が防止される。
幾つかの実施形態において,図1Aに示すように,時計100は,押しボタン108を着脱可能にカバーするキャップ113を含む。キャップ113は,ボタン108をカバーしている間に押しボタンの耐水シールを形成することができる。例えば,キャップ113は,ボタン108上にネジ止めされて水密シールを形成するキャンティーン型リュウズカバーとして構成することができる。幾つかの実施形態において,キャップ113は,近位端がケーシング103にピボット結合され,遠位端がキャップ113に取り付けられたアーム上に支持することができる。この場合,アームをケーシングから離れるように旋回させてキャップ113を離脱移動させることにより,ユーザーはボタン108にアクセスすることができる。
他の実施形態において,回転ベゼル104は,シャフト106を筒状ギヤ105から係合解除するために,シャフト106及びケーシング103に対して移動可能である。例えば,図4に示すように,ベゼル104は,軸線方向において,又は時計文字盤に対する垂直方向において,ある程度の摺動自由度をもって時計100に取り付けることができる。時計100は,ベゼル104を時計ケーシングから離れる方向に附勢する附勢手段,例えばバネ405を含むことができる。ユーザーがベゼル104をバネ405に抗して押し込むと,筒状ギヤ105はシャフト106に機械的に結合させ,ベゼル104の回転でシャフトを回転させることができる。この機械的結合は,図1A〜1Cについて前述した特殊筒カナと同様に,シャフト上に支持されるピニオンによって達成することができる。幾つかの実施形態において,ユーザーは,押しボタン(図示せず)を押し込んでシャフト106の軸線方向位置を変更することができる。これは,図1A〜1Cについて前述した態様で実行することができる。押しボタンは,図1A〜1Cについて前述したようなキャップ(図示せず)を有することができる。
図5A及び5Bは,キーレス時計機構を操作する装置の代替的な実施形態を示す。幾つかの実施形態において,図5Aに示すように,時計は回転ベゼルを有しておらず,その代わりに,シャフト106と同一の回転軸線を有するノブ400を含む。ノブ400は,シャフト106に機械的に結合させることができる。
一実施形態において,シャフトは,ノブにおける矩形中央孔に適合する矩形部分を有する。他の実施形態において,シャフトは,ノブにより駆動されるギヤと係合するギヤを有する。シャフト106は,図1A〜1Cについて前述したように,2つ以上の位置間で軸線方向に移動可能とすることができる。幾つかの実施形態において,ユーザーは,押しボタン401を使用してシャフト106の軸線方向位置を変更することができる。押しボタン401は,図1A〜1Cについて前述した押しボタン108と同様に機能させることができる。時計は,押しボタン401をカバーするキャップ408を含むことができる。このキャップは,図1A〜1Cについて前述したキャップの何れかで構成することができる。
図5Bに示すように,幾つかの実施形態において,時計は,回転ベゼルの代わりに,ケーシングから突出するギヤ406を含むことができる。ギヤ406は,シャフト106と機械的に結合させることができ,或いは時刻設定機構,日付設定機構又はゼンマイか見上げ機構の内の1つ又は複数の機構に歯車又は他のギヤを介して機械的に結合させることができる。ギヤ406は,押しボタン407を押し込むことにより時刻設定機構と選択的に係合させることができる。押しボタン407は,図1A〜1Cについて前述した押しボタン108と同様に機能させることができるものである。他の実施形態において,押しボタン407は,ギヤ506をカバーしてその回転を防止するリュウズプロテクター408を開放する。
図6Aは,回転ベゼルを使用する時計の制御方法600を示すフローチャートである。制御方法600は,回転ベゼルと選択的に係合可能なシャフトを含むキーレス時計機構を有する時計を準備するステップ(601)と,ベゼルを回転させて時計を制御するステップ(602)を含む。
図6Aに詳細を示すように,そして図1A〜図4Cも参照すれば,制御方法600は,回転ベゼルと選択的に係合可能なシャフトを含むキーレス時計機構を有する時計を準備するステップ(601)を含む。時計は,図1A〜図4Cに示すように回転ベゼルを有する任意の時計100で構成することができる。幾つかの実施形態において,時計100は,第1位置及び第2位置の間で軸線方向に移動可能なシャフト106を含む。第1位置において,シャフトは,ベゼルの回転によりシャフト106を回転駆動するよう,ベゼル104に結合した筒状ギヤ105に機械的に結合される。第2位置において,シャフト106は,筒状ギヤ105には結合されない。
制御方法600は,ベゼルを回転させて時計を制御するステップ(602)を含む。このステップは,図1A〜図4Cについて記載した態様で実行することができ,図6Bにも示すとおりである。幾つかの実施形態においては,図1A〜図4Cについて記載したように,制御方法600は,シャフト106を第2位置又は第3位置まで,或いはこれら両位置まで,軸線方向に移動させるステップも含む。制御方法は,更に,図1A〜図4Cについて記載したように,ベゼルを回転させて時計を制御するステップを含む。図6C及び図6Dは,時計を制御するためのベゼル104の第3位置までの移動及び回転を示す。即ち,時計を制御するためのベゼル104の回転は,ギヤ素子が第1位置,第2一及び第3位置の何れにおいて係合しているか,並びにシャフト106の現在の軸線方向位置に応じて,時計の巻き上げ,時刻又は日付の設定を含むものである。
言うまでもなく,本発明は,その技術的範囲を逸脱することなく,他の形態でも実施することができる。即ち,上述した実施形態及び実施例は,何れの点においても単なる例示であって限定的なものではなく,本発明は,ここに開示された具体的構成に限定されるものではない。

Claims (20)

  1. 時刻設定用のベゼルを有する時計であって,該時計が:
    ・少なくとも1つの指針が設けられた報時機構を含む時計文字盤を備え,該時計文字盤がケーシング内に収められ;
    ・前記ケーシングの環状肩部上に取り付けられた回転ベゼルを備え,該回転ベゼルが前記時計文字盤と直交する回転軸線を有し,前記回転ベゼルが,該回転ベゼルに固定されて前記ケーシング内に突出する筒状ギヤ素子を有し;更に,
    ・前記回転ベゼルの回転軸線に対して略直交する回転軸線を有するシャフトを備え,該シャフトが前記筒状ギヤに機械的に結合されることにより,前記回転ベゼルの回転で前記シャフトを回転駆動する,時計。
  2. 請求項1に記載の時計であって,前記シャフトが,前記筒状ギヤ素子と係合するピニオンギヤを有する特殊な筒カナによって前記筒状ギヤに機械的に結合される,時計。
  3. 請求項1に記載の時計であって,前記シャフトは時計内における第1ギヤ素子と係合し,該シャフトの回転により前記第1ギヤ素子を回転駆動する,時計。
    時計。
  4. 請求項3に記載の時計であって,前記第1ギヤ素子が報時機構と係合し,前記第1ギヤ素子の回転により少なくとも1つの指針を回転駆動して時刻を設定する,時計。
  5. 請求項3に記載の時計であって,前記第1ギヤ素子が日付表示機構と係合し,前記第1ギヤ素子の回転により前記日付表示機構を回転駆動して日付を設定する,時計。
  6. 請求項3に記載の時計であって,前記第1ギヤ素子がゼンマイ巻き上げ機構と係合し,前記第1ギヤ素子の回転により前記巻き上げ機構を回転駆動してゼンマイを巻き上げる,時計。
  7. 請求項3に記載の時計であって,前記シャフトは,前記第1ギヤ素子から離脱して時計内における第2ギヤ素子と係合するように,軸線方向に移動可能である,時計。
  8. 請求項7に記載の時計であって,前記第2ギヤ素子が前記報時機構を係合し,前記第2ギヤ素子の回転により少なくとも1つの指針を回転駆動して時刻を設定する,時計。
  9. 請求項7に記載の時計であって,前記第2ギヤ素子が日付表示機構と係合し,前記第2ギヤ素子の回転により前記日付表示機構を回転駆動して日付を設定する,時計。
  10. 請求項7に記載の時計であって,前記第2ギヤ素子がゼンマイ巻き上げ機構と係合し,前記第2ギヤ素子の回転により前記巻き上げ機構を回転駆動してゼンマイを巻き上げる,時計。
  11. 請求項7に記載の時計であって,前記ケーシングから突出する押しボタンを更に備え,該押しボタンが前記シャフトに機械的に結合され,前記押しボタンを押し込むことにより前記シャフトが前記第1位置及び第2位置の間で軸線方向に移動する,時計。
  12. 請求項11に記載の時計であって,前記ケーシング内にレバーを更に備え,該レバーが:
    ・前記押しボタンに機械的に結合された近位端であって,前記押しボタンが前記ケーシング内に押し込まれたときに前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれる近位端と;
    ・前記レバーの旋回運動の支点と;
    ・前記シャフトに機械的に結合された遠位端であって,前記シャフトが前記第2位置にあり,前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれたときに,前記遠位端が前記シャフトを前記第1位置から前記第2位置まで外向きに移動させる遠位端と;
    を備える,時計。
  13. 請求項11に記載の時計であって,前記押しボタンをカバーするための着脱可能なキャップを更に備える,時計。
  14. 請求項7に記載の時計であって,前記シャフトは,前記第2ギヤ素子から離脱して前記時計内における第3ギヤ素子と係合するように,軸線方向に移動可能である,時計。
  15. 請求項14に記載の時計であって,前記第3ギヤ素子が前記報時機構と係合し,前記第3ギヤ素子の回転により少なくとも1つの指針を回転駆動して時刻を設定する,時計。
  16. 請求項14に記載の時計であって,前記第3ギヤ素子が日付表示機構と係合し,前記第3ギヤ素子の回転により前記日付表示機構を回転駆動して日付を設定する,時計。
  17. 請求項14に記載の時計であって,前記第3ギヤ素子がゼンマイ巻き上げ機構と係合し,前記第3ギヤ素子の回転により前記巻き上げ機構を回転駆動してゼンマイを巻き上げる,時計。
  18. 請求項14に記載の時計であって,前記ケーシングから突出する押しボタンを更に備え,該押しボタンが前記シャフトに機械的に結合され,前記押しボタンを押し込むことにより前記シャフトが前記第1位置,第2位置及び第3位置の間で軸線方向に移動する,時計。
  19. 請求項18に記載の時計であって,前記ケーシング内にレバーを更に備え,該レバーが:
    ・前記押しボタンに機械的に結合された近位端であって,前記押しボタンが前記ケーシング内に押し込まれたときに前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれる近位端と;
    ・前記レバーの旋回運動の支点と;
    ・前記シャフトに機械的に結合された遠位端であって,前記シャフトが前記第2位置にあり,前記近位端が前記ケーシング内に更に押し込まれたときに,前記遠位端が前記シャフトを前記第2位置から前記第3位置まで外向きに移動させる遠位端と;
    を備える,時計。
  20. 請求項18に記載の時計であって,前記押しボタンをカバーするための着脱可能なキャップを更に備える,時計。
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