JP2018533028A - サンプルの水分を測定する装置及び方法 - Google Patents

サンプルの水分を測定する装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018533028A
JP2018533028A JP2018543450A JP2018543450A JP2018533028A JP 2018533028 A JP2018533028 A JP 2018533028A JP 2018543450 A JP2018543450 A JP 2018543450A JP 2018543450 A JP2018543450 A JP 2018543450A JP 2018533028 A JP2018533028 A JP 2018533028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
measuring
chamber
measurement
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018543450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018533028A5 (ja
JP6933655B2 (ja
Inventor
フレミュース,ケイ
ナベフェルド,トビアス
Original Assignee
ブラベンダー メステクニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト
ブラベンダー メステクニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブラベンダー メステクニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト, ブラベンダー メステクニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト filed Critical ブラベンダー メステクニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト
Publication of JP2018533028A publication Critical patent/JP2018533028A/ja
Publication of JP2018533028A5 publication Critical patent/JP2018533028A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6933655B2 publication Critical patent/JP6933655B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N19/00Investigating materials by mechanical methods
    • G01N19/10Measuring moisture content, e.g. by measuring change in length of hygroscopic filament; Hygrometers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N25/00Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
    • G01N25/56Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating moisture content
    • G01N25/66Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating moisture content by investigating dew-point
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/04Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
    • G01N27/048Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance for determining moisture content of the material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/021Gases
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/44Resins; Plastics; Rubber; Leather
    • G01N33/442Resins; Plastics

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

【課題】【解決手段】本発明は、固体混合物を含むサンプルの含水率を測定する装置(10)に関し、当該装置は前記サンプルを受け取るための少なくとも1つのサンプルチャンバ(14)と、前記サンプルを包囲するガス混合物の特性を測定するための少なくとも1つのセンサ(26、28)と、少なくとも1つの前記特性から前記サンプルの前記含水率を測定するための測定装置(36)と、を有する。本発明によれば、装置(10)は、流体的に少なくとも1つの前記サンプルチャンバ(14)から選択的に分離可能又は前記サンプルチャンバ(14)に接続可能で、排気可能な測定チャンバ(12)を備え、少なくとも1つのセンサ(26、28)は、前記測定チャンバ(12)の中の前記ガス混合物の前記特性を測定するように構成されている。本発明は、さらに固体混合物を含むサンプルの含水率を測定するための対応する方法に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、固体混合物を含むサンプルの含水率を測定する装置に関し、(i)前記サンプルを受け取るための少なくとも1つのサンプルチャンバと、(ii)前記サンプルを包囲するガス混合物の特性を測定するための少なくとも1つのセンサと、(iii)少なくとも1つの前記特性から前記サンプルの前記含水率を測定するための測定装置と、を含む。本発明は、さらに固体混合物を含むサンプルの含水率を測定するための対応する方法に関する。
このような装置は、DD155115A1からバルク材料の含水率を測定する装置として知られている。この装置では、例えばバルク材料を搬送するためのスクリューコンベアー内に空間が生じ、その中でバルク材料自体及びこのバルク材料の上方のガス空間が存在する。この装置は、ガス空間に存在するガス混合物の温度と露点の特性を測定する温度センサならびに露点センサを備える。これらのセンサの出力信号は、露点−温度曲線を考慮して出力信号を変換及び連結することによって含水率を測定するための測定装置に供給され、ディスプレイ又は制御のための出力信号を次々に出力する。この文献に記載されているバルク材料の含水率の測定精度は、ガスと固体混合物との間の水分量が平衡状態に達するまで待機しないため、比較的低い。
固体混合物を含むそのようなサンプルの含水率をより正確に測定するために他の測定原理に基づく方法及び装置が現在使用されている。既知の測定原理では、試薬又は化学物質の形態の他の消耗材料が使用される。これらは部分的に毒性であり、健康に有害であり、及び/又は容易に可燃性である。また、それらは数回測定した後に交換しなければいけない。使用された材料はその後適切に回収され、費用を集中して配置しなければならない。
本発明の目的は、消耗材料を使用することなくサンプルの含水率の迅速かつ正確な測定が可能なサンプルの含水率を測定する装置及び対応する方法を提供することである。
本発明による当該目的は、独立請求項の特徴によって達成される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項で特定される。
請求項1のプレアンブルに記載された特徴を備えた固体混合物を含むサンプルの含水率を測定する本発明に係る装置では、当該装置は排気が可能で、少なくとも一つのサンプルチャンバに選択的かつ流体的に非接続及び接続が可能な測定チャンバを有し、少なくとも1つのセンサは測定チャンバ内のガス混合物の特性を測定するように構成されている。当該装置は、好ましくはバルク材料又は固体混合物からなる他のサンプルの含水率を測定するための装置である。
サンプルの含水率は、以下のように装置によって測定される。まず、サンプルがサンプルチャンバに導入され、任意にサンプルチャンバにおいて所望の方法でサンプルを包囲するガス混合物が形成されるように準備される。
次に、サンプルチャンバは、前に排気された測定チャンバに流体的に接続され、サンプルを包囲するガス混合物の一部がサンプルチャンバから測定チャンバに流れ、そこでガス混合物の少なくとも1つの特性の測定が起こる。続いて、測定チャンバ内に配置されたサンプルの含水率が、少なくとも1つの測定された特性から測定デバイスによって決定される。排気された測定チャンバのサンプルチャンバ又は複数のサンプルチャンバの1つとの後続の流体接続によって、サンプルチャンバから測定チャンバへのガス混合物の膨張が起こり、測定チャンバに入ったガス混合物が正確な測定に必要な露点曲線上の動作点にあるようにサンプルチャンバの測定チャンバに対する容量比が選ばれる。排気により露点温度TTaupunktは例えば−20度になる。測定チャンバの内部の容積は、好ましくは約3リットルである。サンプルチャンバは、通常かなり低い内部容積を有する。
有利には、装置は、バルブ又はシャッターのような少なくとも1つの遮断フィッティングを備え、それによって少なくとも1つのサンプルチャンバは測定チャンバと任意に流体的に接続されるか、又は測定チャンバから切り離される。
本発明の望ましい実施形態によれば、装置は少なくとも一つのサンプルチャンバ内においてサンプルを加熱するためのヒーターを少なくとも1つ含む。加熱により、サンプルは望ましい温度に達し、これによりサンプルの周囲のガス混合物はより明確に規定される。加熱温度は、好ましくは100度以上、より好ましくは150度≦T≦250度のような200度の範囲である。測定チャンバは、(少なくとも測定時に)T<<Tのように著しく低い温度T、好ましくは室温などを有する。しかしながら、典型的には60度までの測定温度Tが可能である。測定チャンバ及びサンプルチャンバの使用は、センサが加熱されていない測定チャンバ内又はその中に取り付けられているため、ベーキング可能である必要がないという利点を有する。
原則的に測定チャンバは、もちろん外部真空ポンプによって排気することができる。しかしながら、本発明の好ましい実施形態によれば、装置は測定チャンバを選択的に排気するための特有のポンプを有する。ポンプが測定チャンバを大まかな真空範囲、すなわち数hPa又はmbarの残留ガス圧(例えば10hPa)の範囲に排気/空にすることができる場合、通常は完全に十分である。ポンプは、好ましくは流体的に測定チャンバに接続されるか、バルブ又はシャッターのような遮断フィッティングによって測定チャンバから切り離される。
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、複数のサンプルチャンバが設けられる。この実施形態では、いくつかのサンプルが並行して加熱することができ、対応する特性は比較的高い測定速度、すなわち高い測定の反復速度で測定することができる。
本発明のさらに別の好ましい実施携帯によれば、複数のセンサが設けられる。これらのセンサは、好ましくは異なる特性を測定する。有利には複数のセンサの1つは、温度センサである。
一般的に前記装置には様々な可能なセンサが使用のために利用できる。例えば、電量Pセンサ又は毛髪湿度計を挙げることができる。これらのセンサの特性から測定装置はサンプルの含水量を決定することができる。
しかし、本発明の好ましい実施形態によれば、複数のセンサ又は少なくとも1つのセンサが露点センサであることが提供される。したがって、基本的な測定原理がDD155115A1の上述した測定原理と類似する装置が得られる。しかしながら、上述した追加の手段によって、サンプルの含水量の測定においてより高い精度を達成することができる。
本発明のこの実施形態では特に露点センサが、容量センサ素子によって露点温度を決定することが提供される。そのようなセンサ素子は、金属セラミック又はポリマーセンサー素子に基づくセンサー素子であってもよい。水分に依存する容量及びガスの温度は較正手順で測定される。
あるいは、露点センサは、センサー素子として露点ミラーを備えていることが提供される。これは、絶対湿度の基準要素として使用することもできる。
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、装置はさらに、少なくとも1つのセンサーに信号的に接続され、測定装置を形成する測定、制御及び/又は調整装置を備える。好ましくは、測定、制御及び/又は調整装置は、少なくとも1つのヒーター及び/又は遮断フィッティング又は複数の遮断フィッティングにも信号的に接続される。測定、制御及び/又は調整装置によって、含水量を決定する全工程が制御又は調整され、最終的にサンプルの含水量が、測定された特性又は測定された複数の特性から決定される。
本発明のさらに好ましい実施形態によれば、装置は、測定チャンバが流体的に相互接続される少なくとも1つの流体循環システムをさらに備える。この流体循環システムによって、例えば、測定システムの残留水分を均等に配分することができる。
有利には、この実施形態では少なくとも1つのサンプルチャンバが少なくとも1つの流体循環システムにおいて選択的に相互接続可能であるか、又は永久に相互接続されていることが提供される。この測定のおかげで、サンプルを包囲するガス混合物は迅速かつ制御された方法で測定チャンバに導入することができる。
サンプルチャンバにサンプルを供給し、
サンプルを取り囲むガス混合物の特性を測定し、及び
少なくとも1つの特性からサンプルの含水量を決定する、工程を含む、固体混合物を含むサンプルの含水量を測定するための本発明に係る方法において、
サンプルを取り囲むガス混合物は、測定チャンバから流体的に分離されたサンプルチャンバ内に予め形成される一方で、ガス混合物の少なくとも1つの特性の測定は、少なくとも1つのサンプルチャンバに流体的に接続された測定チャンバ内で実施される。サンプルチャンバ内のサンプルを取り囲むガス混合物の明確な形成を達成するために、サンプルチャンバ内のサンプルは好ましくは所定の温度に加熱される。
本発明は、好ましい実施形態に基づき、添付した図面を参照して実施例によって説明され、以下に示す特徴は、個々に、又は組み合わせのいずれにおいても本発明の一態様を表すことができる。
本発明の好ましい実施形態に係る固定混合物を含むサンプルの含水量を測定するための装置の概略図を示す。 ポンピング工程の間の本発明のさらに好ましい実施形態による固体混合物を含むサンプルの含水量を測定するための装置を示す。 設定段階の間の図2に示される装置を示す。 測定工程の間の図2及び図3に示される装置を示す。 リンス工程の間の図2〜図4に示される装置を示す。
図1は、固体混合物(サンプルは不図示)を含むサンプルの含水量を測定するための装置10を示す。この装置は、主な構成として測定チャンバ12と、サンプルを受け取るためのサンプルチャンバ14と、を含む。一般に、装置10は、もちろん複数のこのようなサンプルチャンバ14を含むことができるが、これは概略的な表示に過ぎず、これらのサンプルチャンバ14のうちの一つのみが示されている。測定チャンバ12の内部の容積は、好ましくは約3リットルである。サンプルチャンバ14は、通常はかなり少ない内部容積を有する。サンプルチャンバ14は、接続チューブとして構成された流体接続要素16を介して測定チャンバ12に流体的に接続されるか、または測定チャンバ12と流体連通する。流体接続要素16には、バルブとして構成された遮断フィッティング18が接続されている。装置は、測定チャンバ12を選択的に排気するためのポンプ20をさらに備える。ポンプ20は、また、接続チューブとして構成された流体接続要素22を介して測定チャンバ12に流体的に接続されるか、又は測定チャンバ12と流体連通する。この流体接続要素22にも、バルブとして構成された遮断フィッティング24が接続されている。測定チャンバ12内又は測定チャンバ12には、測定チャンバの内部に配置されたガス混合物の特性を測定するための2つのセンサー26、28が取り付けられている。センサーの一つは露点センサー26であり、もう一つは温度センサー28である。サンプルチャンバ14内又はサンプルチャンバ14には、サンプルチャンバ14のチャンバ内部、すなわち特に内部に配置されたサンプルを加熱するためのヒーター30が取り付けられている。このヒーター(又はサンプルチャンバー)には、温度センサー32も取り付けられている。装置10は、さらに、センサー26、28、少なくとも一つのヒーター30及び温度センサー32、ポンプ20及び遮断フィッティング18、24に信号技術的に接続された測定、制御及び/又は調整装置34を含む。前記構成要素18、20、24、30は、測定、制御及び/又は調整装置34によって駆動されることができ、前記センサー及び測定センサー26、28、32は、測定、制御及び/又は調整装置34によって読み取られることができる。
次の作用が得られる。
測定すべき既知の密度のサンプルが秤量され、サンプルチャンバ14に配置される。サンプルチャンバ14と測定チャンバ12との間のフィッティング18は閉じられている。ヒーター30は、サンプルチャンバ14及びその中に置かれたサンプルを所望の温度(例えば約200度)に加熱する。ポンプ20と測定チャンバ12の間のバルブ24が開かれ、測定チャンバ12がポンプ20によって取り出される。数分後(測定チャンバ12のサイズ及びポンプ20の力に依存)、安定した負圧ひいては対応する露点(すなわち、対応する露点温度)が成立し、サンプルチャンバ14の中に配置されたサンプルとサンプルチャンバ14は測定のために一定の温度に達する。ここで、ポンプ20と測定チャンバ12との間の遮断フィッティング24が閉じられ、その後、サンプルチャンバ14が遮断フィッティング18を開放することによって空の測定チャンバ12に流体的に接続され、サンプルを包囲するガス混合物の一部はサンプルチャンバ14から測定チャンバ12に流れ、そこでこのガス混合物の特性の測定が行われる。上昇した測定温度及び減少した蒸気圧によってサンプルからの水は、サンプルからガス相へ進み、測定チャンバ12内の露点を変化させる。しばらくすると、露点は一定になる。続いて、測定チャンバ14内に配置されたサンプルの水分は、測定、制御及び/又は調整装置34によって形成された測定装置36によって測定された特性から決定される。測定された温度と露点に基づいて、単位体積当たりの現在の水の量を計算することができる。測定範囲内の体積及びサンプルの容積(重量と密度による)が分かっているので、システム内に存在する水の絶対量が計算でき、サンプルの元の重量と比較することができる。
したがって、測定チャンバ12とサンプルチャンバ14の別個の使用は、センサー10又はセンサー26、28が加熱されていない測定チャンバ12に取り付けられているため、ベーク可能である必要がないという利点を有する。
ここで、装置10の流体システムが排気でき、次のサンプルを測定することができる。サンプルチャンバ14は依然として高温であるため、さらなるサンプルチャンバ14は接続要素16及びフィッティング18を介して測定チャンバ12に接続することができる。これにより、より短い間隔で測定をスケジュールすることができる。
含水率の判定精度を上げるために、露点が求められ、単位体積当たりの水分量が実際の測定に先立って算出される。サンプルチャンバ14及び接続された接続要素16の空気中に存在する水の絶対量は、測定の最後に計算されたシステム内の水の絶対量から差し引かれる。
水分測定のためのこのような装置10により、固体混合物サンプル中の水分量は、消耗材料なしで数ppmの範囲で信頼性をもって決定することができる。例えば、このような精度を備えた水分測定は、プラスチック顆粒等の固体混合物サンプルの処理において望ましい。
示されている装置10は、移動可能な水分計として、実際には携帯用の水分計として構成される。
図2〜図5は、固体混合物を含むサンプルの水分量を測定するための装置10のさらなる実施形態を示す。図2〜図5に示される装置10は図1に示される装置10に対応しているため、ここでは相違点のみを説明する。
図2〜図5に示される装置は流体循環システム38を含み、この流体循環システム38においてサンプルチャンバ14が選択的に接続可能である一方で、流体循環システム38において測定チャンバ12とポンプ20は流体的に永続的に相互接続される。この目的のために、サンプルチャンバ14はライン部40において接続されており、流体循環システム38はライン部40に平行に接続されるバイパス42を含む。サンプルチャンバ14は2つの遮断フィッティング44、46によってライン部40によって包囲され、バイパスも遮断フィッティング48を有する。これらのフィッティング44、46、48によって、ライン部40又はバイパス42は任意に循環システム38に一体化できる。ここで、これらの遮断フィッティング44、46、48は、とりわけ図1に示される装置の公知の遮断フィッティング24の機能を引き継ぐ。
さらに、装置10は、通気バルブ又は他のフィッティング50、52を含み、これらを介して循環システム38を通気することができる。全てのフィッティング18、44、46、48、50、52は、例えばバルブとして形成されてもよく、好ましくは測定、制御、及び/又は調整装置34によって駆動される。
装置10の実施形態による水分量の測定において特性値の測定のための4つの連続した段階が得られる。
図2は、これらの段階の中の第1段階、すなわちポンピング工程を示す。ポンピング工程の間、測定チャンバ12はポンプ20によって排気される。サンプルチャンバ14は、2つの遮断フィッティング44、46によって循環システム38の残りの部分から分離され、2つの遮断フィッティング44、46はサンプルチャンバ14の上流又は下流に直接配置されている。その結果、サンプル5のベーキング工程はこの段階ですぐに開始することができる。バイパス42を介して、測定チャンバ12からのガスはサンプルチャンバ14を通過してポンプ輸送され、フィッティング50を介して環境(矢印54)中に排出される。ポンピング工程は、予め設定された露点温度(一般的には−20度以下)、又は別のセンサが選択された場合には、所定の負圧(一般的に約10ミリbar絶対)に達するとすぐに終了する。
図3は、複数の段階の中の第2段階、すなわち設定段階を示す。いわゆる設定段階において、循環システム38は外部に対して密閉される。サンプルチャンバ14は、測定チャンバ12からさらに分離され、依然として加熱される。このフェーズでは、ポンプ20がシステム38内の残留ガスを循環させる。残留ガス15のこの循環は、最初に、システム38内に依然として存在する残留水分を均一に分布させる。第2に、相対的に遅い露点温度センサー26及び相対的に遅い温度センサー28は平衡状態に達し、したがって安定した値に達する。これは、実際の測定工程終了時にサンプルの計算された水分量からシステムに残っている残留水分が差し引かれるため、重要である。設定フェーズは、所定の時間(一般的には約2分)後に終了する。
図4は第3段階、すなわち実際の測定段階を示す。測定段階の開始時にバイパス42は遮断フィッティング48によって遮断される。サンプルチャンバ14の上流及び下流の2つの遮断フィッティング44、46は開放されている。ポンプ20によって、サンプルチャンバ14からのサンプルを包囲するガス混合物がシステム38内を循環し、したがってサンプルからの水分をシステム38の全体にわたって迅速かつ均等に分配する。サンプルは、依然として焼かれています。測定段階又は測定工程は、露点温度又はガス温度から計算された値がガスに含まれる水(水分)の量に対して一定であるとすぐに終了できる。
最後に、図5は第4段階、すなわち次の測定の準備におけるすすぎ工程を示す。すすぎ工程の間、システム38内に含まれる水分はシステム38を出ることが可能であることが保証される。フィッティング50、52の両方は、循環システム38を周囲の雰囲気から分離し、直ちに開かれる。ポンプ20は、システム38の全体を通じて周囲の空気流れを供給し、そこで再び大気圧が存在する(矢印54、56)。ライン部40を通ってサンプルチャンバ14を通る流れと、バイパス42を通る流れの両方が提供される。サンプルチャンバ14はもはや加熱されない。空気流れは、より速い冷却工程をも保証する。
10 装置、
12 測定チャンバ、
14 サンプルチャンバ、
16 流体接続要素、
18 遮断フィッティング、
20 ポンプ、
22 流体接続要素、
24 遮断フィッティング、
26 露点センサ、
28 温度センサ、
30 ヒーター、
32 温度センサー、
34 測定、制御及び/又は調整装置、
36 計測装置、
38 流体循環システム、
40 ラインセクション、
42 バイパス、
44 遮断フィッティング、
46 遮断フィッティング、
48 遮断フィッティング、
50 フィッティング、
52 フィッティング、
54 矢印、
56 矢印。

Claims (11)

  1. 固体混合物を含むサンプルの含水率を測定するための装置(10)であって、
    前記サンプルを受け取るための少なくとも1つのサンプルチャンバ(14)と、
    前記サンプルを包囲するガス混合物の特性を測定するための少なくとも1つのセンサ(26、28)と、
    少なくとも1つの前記特性から前記サンプルの前記含水率を測定するための測定装置(36)と、
    少なくとも1つの前記サンプルチャンバ(14)から選択的に流体的に接続を切るか、接続できる排気可能な測定チャンバ(12)と、を備え、
    少なくとも1つのセンサ(26、28)は、前記測定チャンバ(12)の中の前記ガス混合物の前記特性を測定するように構成されていることを特徴とする装置。
  2. 少なくとも1つの前記サンプルチャンバ(14)内の前記サンプルを加熱するための少なくとも1つのヒータ(30)を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記測定チャンバ(12)を任意に排気するためのポンプ(20)を特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記センサ(26、28)は、複数設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記センサ又は前記センサ(26、28)の少なくとも1つは、露点センサであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記露点センサ(26)は、容量製センサ素子によって水蒸気分圧を測定することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 測定装置(36)を形成し、少なくとも1つのセンサ(26、28)に技術的に信号接続された測定、制御、及び/又は調整装置(34)を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記測定チャンバ(12)が流体的に相互接続されている少なくとも1つの流体循環システム(38)を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 少なくとも1つの前記サンプルチャンバ(14)も、少なくとも1つの前記流体循環システム(38)に選択的に相互接続可能又は永久的に相互接続されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記装置(10)は、移動式水分計として、特にポータブル水分計として構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 固体混合物を含むサンプルの含水率を測定する方法であって、以下の工程を含む、
    サンプルチャンバ(14)にサンプルを供給する工程と、
    前記サンプルを包囲するガス混合物の特性を測定する工程と、
    前記少なくとも1つの特性から前記サンプルの含水率を測定する工程と、を有し、
    前記ガス混合物の前記少なくとも1つの特性の測定は、前記少なくとも1つのサンプルチャンバ(14)に流体的に接続された測定チャンバ(12)内で実施され、
    前記測定チャンバ(12)から流体的に分離されたサンプルチャンバ(14)内に前記サンプルを包囲する前記ガス混合物が予め生じることを特徴とする方法。
JP2018543450A 2015-11-09 2016-11-09 サンプルの水分を測定する装置及び方法 Active JP6933655B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015119267.5A DE102015119267A1 (de) 2015-11-09 2015-11-09 Vorrichtung und Verfahren zur Bestimmung der Feuchtigkeit einer Probe
DE102015119267.5 2015-11-09
PCT/EP2016/077169 WO2017081099A1 (de) 2015-11-09 2016-11-09 Vorrichtung und verfahren zur bestimmung der feuchtigkeit einer probe

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018533028A true JP2018533028A (ja) 2018-11-08
JP2018533028A5 JP2018533028A5 (ja) 2019-12-12
JP6933655B2 JP6933655B2 (ja) 2021-09-08

Family

ID=57281216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018543450A Active JP6933655B2 (ja) 2015-11-09 2016-11-09 サンプルの水分を測定する装置及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10852226B2 (ja)
EP (1) EP3374763B1 (ja)
JP (1) JP6933655B2 (ja)
CN (1) CN108369199A (ja)
DE (1) DE102015119267A1 (ja)
ES (1) ES2865203T3 (ja)
WO (1) WO2017081099A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102516475B1 (ko) * 2018-09-10 2023-04-03 유비이 엘라스토머 가부시키가이샤 검사 방법 및 검사 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5694950U (ja) * 1979-12-21 1981-07-28
JPH054716A (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 Matsui Mfg Co 粉粒体材料のオンライン式水分測定装置
JPH0743269A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Mitsubishi Chem Corp 水分測定装置における3方切換え弁の配置構造
JP2001507799A (ja) * 1996-12-13 2001-06-12 パナメトリクス インコーポレイテッド 示差熱検出を行う湿度センサー及び検出方法
JP2012242347A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Espec Corp 露点計、及び湿度計

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE155115C (ja)
CH544918A (de) 1971-11-10 1973-11-30 Ciba Geigy Ag Trocknungsverfahren
DD155115A1 (de) 1980-12-04 1982-05-12 Gerd Arnoldi Verfahren und vorrichtung zur bestimmung der feuchtigkeit von feststoffgemischen
US5082486A (en) * 1987-04-08 1992-01-21 Glogowski Mark E Process for preparing organic compost from municipal refuse
DE4001928C2 (de) * 1990-01-24 1994-02-17 Elba Werk Maschinen Gmbh & Co Vorrichtung zur Messung der Eigenfeuchte von Schüttstoffen, insbesondere zur Messung der Eigenfeuchte von Beton-Zuschlagstoffen
US5191211A (en) * 1992-03-23 1993-03-02 Bridgestone/Firestone, Inc. Thermal desorption method for separating volatile additives from vulcanizable rubber
US5712421A (en) * 1996-01-30 1998-01-27 Arizona Instrument Corporation Moisture analyzer
DE19947969A1 (de) * 1999-10-05 2001-04-12 Gerd H Arnold Verfahren zum Messen von Feuchtigkeit, insbesondere absoluter Feuchtigkeit
JP3416121B2 (ja) * 2001-02-07 2003-06-16 日本たばこ産業株式会社 揮発性成分の抽出装置および抽出方法
EP1658251A2 (en) 2003-08-29 2006-05-24 Chevron Phillips Chemical Company LP System and method for purifying heptane
US7398681B2 (en) * 2005-09-22 2008-07-15 The Regents Of The University Of California Gas sensor based on dynamic thermal conductivity and molecular velocity
US7484399B2 (en) * 2005-12-29 2009-02-03 Microsensor Systems, Inc. System, apparatus and method for dispensing chemical vapor
DE102011088235A1 (de) * 2011-12-12 2013-06-13 Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG Probenvorbereitungseinrichtung für eine Analyseeinrichtung zur Bestimmung einer Messgröße einer flüssigen Probe
CN103091366B (zh) * 2012-12-20 2015-02-18 同济大学 一种用于复杂环境下的露点标定试验方法
CN203786069U (zh) * 2013-12-31 2014-08-20 中山凯旋真空技术工程有限公司 一种真空干燥处理物出水率测量装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5694950U (ja) * 1979-12-21 1981-07-28
JPH054716A (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 Matsui Mfg Co 粉粒体材料のオンライン式水分測定装置
JPH0743269A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Mitsubishi Chem Corp 水分測定装置における3方切換え弁の配置構造
JP2001507799A (ja) * 1996-12-13 2001-06-12 パナメトリクス インコーポレイテッド 示差熱検出を行う湿度センサー及び検出方法
JP2012242347A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Espec Corp 露点計、及び湿度計

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017081099A1 (de) 2017-05-18
EP3374763B1 (de) 2021-03-17
US10852226B2 (en) 2020-12-01
US20180328834A1 (en) 2018-11-15
JP6933655B2 (ja) 2021-09-08
DE102015119267A1 (de) 2017-05-11
EP3374763A1 (de) 2018-09-19
CN108369199A (zh) 2018-08-03
ES2865203T3 (es) 2021-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11519773B2 (en) Methods, systems, and apparatus for mass flow verification based on choked flow
US6981426B2 (en) Method and apparatus to measure gas amounts adsorbed on a powder sample
WO2012014375A1 (ja) ガス供給装置用流量制御器の校正方法及び流量計測方法
US9784637B2 (en) Adsorption characteristic measuring apparatus
US10705545B2 (en) Fluid control device and flow rate ratio control device
US20070256479A1 (en) Gravimetric moisture measurement instrument
CN111670420A (zh) 利用隔离阀进行脉冲气体输送的方法和设备
US9322098B2 (en) Valve-cell vacuum deposition apparatus including a leak detection device and method for detecting a leak in a vacuum deposition apparatus
KR102116586B1 (ko) 감쇠율 측정에서 열적으로 유도되는 에러를 최소화하도록 열 모델을 이용함으로써 질량 유량 제어기 또는 질량 유량계에서 실시간 정정을 위해 감쇠율 측정의 정확도를 개선하기 위한 시스템 및 방법
TWI782196B (zh) 用於基於壓力衰減速率來進行質量流驗證的方法、系統及設備
TW200710374A (en) Absolute flow rate calibration system in flow rate control device
US20070151319A1 (en) System, apparatus and method for dispensing chemical vapor
KR102187959B1 (ko) 과도 가스 흐름의 계측 방법
CN109425414B (zh) 检查流量测量系统的方法
CN112074341B (zh) 使用流动气体对多孔固体和粉末材料进行表面表征的系统和动态体积方法
JP2016105086A (ja) 質量分析によって透過を測定するための方法及び装置
JP6933655B2 (ja) サンプルの水分を測定する装置及び方法
KR102415608B1 (ko) 기판 처리 장치의 유량 제어기에 의하여 출력되는 가스의 출력 유량을 구하는 방법
US20110027457A1 (en) Vapour delivery system
RU2680159C9 (ru) Способ определения объёмов замкнутых полостей
Sugimoto Experiment on the gas separation effect of the pump driven by the thermal edge flow
JP5237644B2 (ja) 水素量測定装置
KR101063089B1 (ko) 탈기체 측정 장치 및 그 측정 방법
US9810564B2 (en) Method of determining an internal volume of a filter or bag device, computer program product and a testing apparatus for performing the method
TWI837862B (zh) 用於基於壓力衰減速率來進行質量流驗證的方法、電子裝置製造系統及非暫態電腦可讀儲存媒體

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6933655

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350