JP2016105086A - 質量分析によって透過を測定するための方法及び装置 - Google Patents

質量分析によって透過を測定するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016105086A
JP2016105086A JP2015228892A JP2015228892A JP2016105086A JP 2016105086 A JP2016105086 A JP 2016105086A JP 2015228892 A JP2015228892 A JP 2015228892A JP 2015228892 A JP2015228892 A JP 2015228892A JP 2016105086 A JP2016105086 A JP 2016105086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
measurement
permeation
enclosure
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015228892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6630547B2 (ja
Inventor
クロス、ステファン
Cros Stephane
ジョベール、ファビアン
Jaubert Fabien
ルロワ、アルノー
Leroy Arnaud
ウォルシュ、クリスティン
Walsh Christine
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Commissariat a lEnergie Atomique CEA, Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA filed Critical Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Publication of JP2016105086A publication Critical patent/JP2016105086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6630547B2 publication Critical patent/JP6630547B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/62Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating the ionisation of gases, e.g. aerosols; by investigating electric discharges, e.g. emission of cathode
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/08Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials
    • G01N15/082Investigating permeability by forcing a fluid through a sample
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/08Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials
    • G01N15/082Investigating permeability by forcing a fluid through a sample
    • G01N15/0826Investigating permeability by forcing a fluid through a sample and measuring fluid flow rate, i.e. permeation rate or pressure change
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/08Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials
    • G01N2015/0846Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials by use of radiation, e.g. transmitted or reflected light

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Abstract

【課題】材料を通るガスの透過を測定する方法を提供する。【解決手段】a)第1のチャンバ11に、材料Fを通る透過を決定しようとしているガスに対応する標的ガスを含む標的ガス流が供給される、透過エンクロージャ10にガスを供給するステップ、及び、同時に、基準ガスを含む校正流で測定エンクロージャ20にガスを供給するステップ;b)ガスを供給するステップの間、測定エンクロージャ20で、時点tに存在する基準ガス及び透過により材料Fを通過した後の第2のチャンバ12から生じている時点tに存在する標的ガスを測定するステップ;c)時点tに存在する基準ガスの測定を基準ガス校正流と比較することによって、時点tの補正係数を計算するステップ;及びd)時点tの補正係数によって補正された時点tに存在する標的ガスの測定から、前記ガスに対する材料の透過を決定するステップ、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ガス透過の分野に、より具体的には、固体材料を通るガス透過を測定するための装置及び方法に関する。
例えば、パッケージング又は電子装置のような、特定の用途のための材料の選択は、これらの材料を通る特定のガスの透過の検討を必要とする。透過は、材料でのガス吸収ステップにしたがって、材料を通るこのガスの拡散によって、及び材料の他の側でのガスの脱離によって、ガスに材料を通過させるメカニズムを意味する。例えば、選択されることになる材料を通る、酸素又はスチーム(すなわち、水蒸気)に対するガス透過測定は、最も普及している。
例えば、農業食品パッケージング向け材料の場合、材料を通る一般のガス、より具体的には酸素及びスチームの透過の検討が重要である。これらのガスに対する透過性の必要なレベルは極めて低く、透過の検討はしたがって、かなりの感度を有する透過を測定するための装置を必要とする。
この問題に答えて、透過を測定するための多くの装置が、ガスを追跡するための様々な原理に基づいて、開発されており、それぞれ欠点を有している。
特に、透過流を測定するための装置が開発されており、高真空の測定エンクロージャを有し、透過が検討されることになるバリアフィルムが、2つのチャンバの間の接合部分に置かれる。バリアフィルムに対する上流チャンバは、制御された圧力の標的とするガス、例えばスチーム又は酸素で満たされる。真空が、下流チャンバに適用され、例えば質量分析器のような、検査されることになるサンプルを通る透過によって拡散した標的とするガスを検出することができる測定装置と結合される。上流チャンバに存在するガスは、透過プロセスによって下流チャンバの中に送られ、フィルムの透過の測定は、下流側の所定位置にセットされた検出手段によって送られた流れを検出することにある。流れの検出は、標的ガスの質量に対応する電離電流を測定することにある。測定値は次に、基準サンプル又は標的ガスの制御された流れを発生させる基準校正リークを使用することによって、単位表面当たりの送られるガス流J(t)(gm−2−1)に変換される。
このような装置で行われる測定の感度を向上させるために、材料を通る透過を決定しようとしているガスに対して、このガスの同位体ガス、すなわち、異なる質量数を有する、を使用することが提案された。したがって、例えば、測定エンクロージャにおいて分析器として質量分析器を使用することによって、数桁程度透過の検出閾値を減らすことが可能である。実際、これらの要素の天然同位体存在度は非常に低いので、これらの種によるエンクロージャの汚染は、ますます重要でない。
特許文献1は、上述の原理を再び取り上げている透過を測定するための装置を記載し、さらに、幾つかの異なるガスに対する透過測定を同時に実行する利点を有し、これは、良好な感度で測定値を得られる可能性を与え、材料の選択をより迅速にする。
測定手段としての質量分析器の使用は、それが多種のガスの測定を可能にするとともに、標的ガスとしての同位体の使用が、高いバリア形成材料を測定するための大きな十分な測定感度にアクセスする可能性を与えるので、実際、良く適合している。質量分析器は、それらの質量を測定することによって、目的の分子の検出及び識別を可能にする分析手段である。動的な真空状況に置かれたエンクロージャでは、質量分析器は、残留ガスの圧力の測定を可能にする。透過測定の場合、サンプルの透過流は、透過値である安定値までの標的ガスの残留圧力の増加によって表される。質量分析器からの信号は、サンプルを通る透過を決定しようとしている標的ガスに対応する目的の質量の(任意選択で増幅された)電離電流に対応する。例えば、質量4はヘリウムに対して測定され、質量18は水に対して測定され、さらに質量20は重水に対して測定される。
しかし、与えられた質量に対する質量分析器の電離電流は、これがエンクロージャにおける分圧の実際の変化に対応することなしに、時間とともに変化し得ることが確かめられた。この観察は、基準材料(例えば、管理された状態で保管されたポリエステルフィルム)とともにヘリウムガスに対する透過測定を実行することによって確立された。測定はその後、透過の安定した状態における質量4の電離電流に対応する。図1は、厳密に同一の条件(温度、上流ヘリウム圧力、基準サンプル)下で実行されたこのような測定のセットを示す。図1では、基準材料のヘリウムの透過の測定に対する調整カードが示されている。異なる測定の間の電離電流の著しい変動性が見られる一方、測定は同一のはずである。
この変動性は、装置を較正するために及び測定値を互いに比較することができるように、任意の一連の測定の前に、基準に系統的な制御を強いる。校正のためのこれらのステップは、検査されることになるサンプルの透過の測定の前及び/又は後に行われる。例えば、基準フィルムを使用すること又は、測定エンクロージャにおいて制御された量の標的ガスを送り、したがって質量分析器の校正を可能にする校正されたリークを使用することが可能である。特許文献2は、このようなものとして透過測定の前に校正が実行される方法の例を示し、この校正は例えば、その中で標的ガスが高度に希釈されている、すなわち、非常に小さい量の中に存在する、ガスの混合物の流れを使って行われ得る。これらの校正ステップはしかしながら、それらが既に非常に長い透過測定の期間を著しく延ばすので、問題である。さらに、それらは、透過測定の間に生じ得る質量分析器からの信号の異なる修正の微細な補正を許さないので、それらは完全に満足ではない。
US6,624,621 US2010/0223979
したがって、本発明の目的は、前述の欠点の少なくとも1つを解決する可能性を与える透過を測定するための改良された方法及び関連する装置を提案することである。
より具体的には、本発明の目的は、通常の測定時間を延ばすことなく、信頼性が有り且つ正確な透過測定を提供することの可能性を与える、透過を測定するための改良された方法及び関連する装置を提案することである。
この目的を達成するために、第1のチャンバ及び第2のチャンバを有する透過エンクロージャに配置される材料(M)を通るガス透過を測定するための方法が提案され、第1のチャンバは材料(M)によって第2のチャンバから隔てられ、第2のチャンバは測定エンクロージャと流体連通し、方法は以下のステップを有する:
a)透過エンクロージャにガスを供給するステップであって、その間に第1のチャンバが材料(M)を通る透過を決定しようとしているガスに対応する少なくとも1つの標的ガスを含む標的ガス流を供給される、ステップ、及び、同時に、少なくとも1つの基準ガスを含む少なくとも1つの校正流で測定エンクロージャにガスを供給するステップであって、基準ガスは標的ガスと異なる;
b)ガスを供給するステップの間、測定エンクロージャにおいて、ある時点(t)において存在する基準ガス及び透過により材料(M)を通過した後の第2のチャンバから生じている同じ時点(t)において存在する標的ガスを測定するステップ;
c)時点(t)において存在する基準ガスの測定を基準ガスの校正流を比較することによって、時点(t)における補正係数を計算するステップ;及び
d)時点(t)における補正係数によって補正された時点(t)において存在する標的ガスの測定から、前記ガスに対する材料(M)の透過を決定するステップ。
単独又は組み合わせを取られる、この方法の好適であるが非限定的な態様は、以下の通りである:
− それぞれの測定エンクロージャに存在するガスを測定すること及び補正係数を計算することのステップb)及びc)は、ガスを供給するステップa)の間に時間とともに数回実行され、ガスに対する材料(M)の透過を計算する前記ステップd)は、標的ガスの異なる測定から時間とともに実行され、標的ガスのそれぞれの測定は、対応する補正係数によって補正される。
− 基準ガスは、標的ガスに対する中性ガスである。
− 基準ガスの校正流は、幾つかの異なる基準ガスを含み、ステップb)は、時点(t)において測定エンクロージャに存在する異なる基準ガスの同時測定を含み、ステップc)では、幾つかの補正係数は、対応する基準ガスの校正流との時点(t)において存在する各基準ガスの比較から、時点(t)において計算される。
− ステップd)において、時点(t)における測定が時点(t)において存在する標的ガスの測定の強度に最も近い基準ガスに対応する補正係数を選択する。
− 標的ガス流は、材料(M)を通る透過を決定しようとしている幾つかのガスに対応する、幾つかの異なる標的ガスを含み、前記ステップb)は、時点(t)における測定エンクロージャに存在する異なる標的ガスの同時測定を含む。
− 基準ガスの校正流は、アルゴン(Ar)、窒素(N)、クリプトン(Kr)、及びネオン(Ne)から選択される少なくとも1つのガスを含む。
− 標的ガス流は、材料(M)を通る透過を決定しようとしているガスの少なくとも1つの同位体ガスを含む。
− 標的ガス流は、以下の中から選択される少なくとも1つのガスを含む:
・ヘリウム(He);
・酸素(O);
・スチーム(すなわち、水蒸気)に対する透過を測定するための酸化重水素(DO);
・スチーム(すなわち、水蒸気)に対する透過を測定するための酸化重水素の同位体(D 18);
・酸素(0)に対する材料(M)の透過を測定するための酸素18(18);
・酸素(0)に対する材料(M)の透過を測定するための酸素17(17);
・又は、これらの組み合わせ。
− ステップb)において、質量分析器が測定エンクロージャに存在するガスを測定するために使用され、質量分析器は、異なる質量を有するそれぞれの検出されたガスに対して、電離電流として測定信号を送出し、基準ガスに対する電離電流の値が、基準ガス校正流の値との比較によって他の検出されたガスの電離電流の値を補正するために使用される。
− 方法は、スチーム(すなわち、水蒸気)に対する透過を測定するために使用される。
透過を測定するこの方法を適用するように特別に適合された透過を測定するための装置もまた提案される。
特に、材料を通るガスの透過を測定するための装置が、提案した方法を適用するために提案され:
− 材料によって分離される第1のチャンバ及び第2のチャンバを有する透過エンクロージャと、
− 第2のチャンバ及び透過により材料を通過した後に第2のチャンバから生じる測定チャンバに存在するガスを分析するための分析器と流体連通する測定エンクロージャと、を有し、
さらに、一方では基準ガスソースと他方では測定エンクロージャと結合される、測定エンクロージャに基準ガス流を連続的に供給するようにガスを供給するための少なくとも1つのラインを有することを特徴とする。
この装置の好適であるが非限定的な態様によれば、供給ラインはさらに、基準ガスソースと測定エンクロージャとの間に配置されるバルブを有し、バルブは、測定エンクロージャに入る基準ガス流を調整するように構成される。
本発明の他の特徴及び利点はさらに、単に説明的且つ非限定的であるとともに添付図面を参照して読まれるべきである、以下の記載から明らかになるであろう。
既に述べた、先行技術の測定装置の質量分析器での基準サンプルのヘリウム測定を調整するためのカードのグラフである。 同じポリエステルフィルムに連続的に行われた2つの測定に関する質量4(ヘリウム)の電離電流を示すグラフである。 同じポリエステルフィルムに連続的に行われた2つの測定に関する質量20(水)の電離電流を示すグラフである。 本発明による透過を測定するための装置を示すブロック図である。
発明者は、意外にも、同じ分圧に対する、質量分析器の測定変動が、測定される質量に、比例して依存しないことを発見した。
幾つかの透過測定が、ポリエステルの同じフィルムに実際に実行され、この結果は図2及び3の曲線に示されている。
より具体的には、ヘリウム(He)に対する透過の第1の測定が、例えば特許文献1に記載されたもののような、質量分析器を使用する従来の透過装置でポリエステルフィルムに最初に実行された。この測定の結果は、時間に亘る質量3の電離電流の経時変化を示す図2の曲線C1Heに示されている。このヘリウムに対する透過の第1の測定は、水(HO)に対する透過の第1の測定によって即座に続けられ、この測定の結果は、時間に亘る質量20の電離電流の変化を示す図3の曲線C1H20に示されている。
ヘリウム(He)に対する透過の第2の測定及びその後の水(HO)に対する透過の第2の測定はその後行われ、これらの測定の結果はそれぞれ、図2の曲線C2He及び図3の曲線C2H2Oに示されている。
以下の表1は、上述の測定のそれぞれに対する安定化した条件下での電離電流の値を示す。

Figure 2016105086
第1と第2の測定との間で測定される電離電流の低下がヘリウム及び水に関して実質的に同じであることが観測されている。これは、質量分析器の測定変動が、同じ分圧に対して、比例して、測定される質量に依存しないことを裏付ける。
したがって、本発明によれば、透過測定の間、基準ガスの校正リークの使用が提案され、サンプルの標的ガスの透過測定と同時の連続的な方法でのこのガスの測定が提案される。
基準ガスのこのような校正リークは好ましくは、ガス分析器が透過によってサンプルを横切ったガスを分析するために使用される測定チャンバに直接接続され、この分析器は好ましくは質量分析器である。
定義により一定である較正リークの測定で分析器によって確かめられる変動は、したがって、このタイプの装置の使用の間に観測される変動に関連する。
したがって、補正係数が、容易に計算され得るとともに、測定装置に起因する変動が中和されるように、標的ガスの透過の測定に伝えられ得る。
透過測定のために、材料(M)を通る透過を決定しようとしているガスに対応する標的ガスが使用される。したがって、標的ガスとして、材料(M)を通る透過を決定しようとしている特定のガスを使用することができる。好ましくは、使用される標的ガスは、材料(M)を通る透過を決定しようとしているガスの同位体ガス、すなわち、異なる質量数を有する種である。したがって、例えば、測定エンクロージャにおいて分析器として質量分析器を使用することによって、数桁透過の検出閾値を下げることができる。実際、これの要素の天然同位体存在度は非常に低く、これらの種によるチャンバの汚染はますます重要でない。
好ましくは、校正ガス流のために使用される基準ガスは、標的ガスに対して中性であるガスが選択される。標的ガスに対する中性ガスは、前記標的ガスと一緒に存在することが前記標的ガスの測定に影響を及ぼさないガスとして定義される。
好ましくは、質量分析器による電離中、測定エンクロージャの中に発生しない中性ガスが使用され、質量は選択された標的ガスの質量に対応する。
基準ガスとして、例えば、アルゴン(Ar)、窒素(N)、クリプトン(Kr)、及び/又はネオン(Ne)の流れの使用が可能である。
アルゴン(Ar)、窒素(N)、クリプトン(Kr)、及び/又はネオン(Ne)は、それらが、一般的に測定される大抵の標的ガスに対して、特にヘリウム(He)、酸素(O)及び/又はスチーム(すなわち、水蒸気)に対する透過を測定するための酸化重水素(DO)対して、中性ガスのように振る舞うので、実際特に有利である。それらはまた、酸素18(18)及び/又は酸素17(17)が酸素(O)に対する材料(M)の透過を測定するための同位体ガスとして使用されるとき、又はさらに重同位体(D 18)のような酸化重水素の同位体に対して、中性ガスのように振る舞う。
校正中性ガスリークの使用は、以下の追加的な利点とともに、質量分析器の使用の間の固有の変動を補正する可能性を与える。
基準ガス校正流は、ガスの透過の全測定の間に連続的に測定される。したがって、これは、透過測定のリアルタイム補正を可能にし、このリアルタイム補正は、例えば、数週間続き得る水に対する透過の測定のような、長期間続く、及び測定の前又は後の一回限りの校正が概して十分ではない、透過測定において特に有利である。
さらに、この校正中性ガスリークの使用は、(標的ガスの絶対測定を行うための初期校正に限られる)標的ガス校正リークを使用する校正に頼ることを避ける可能性を与え、標的ガスでの測定エンクロージャの汚染を限定し、したがって、検出感度にとって好ましい。実際、測定エンクロージャにおける初期バックグラウンドノイズはこのように強く低減される又は完全に抑制されさえする。
これはまた、標的ガス校正リークが、一組のバルブ及び付随する手順によって、管理されなければならず、これが測定を過度に混乱させるとともに測定感度をかなり制限するので質量分析器と永久的に接触することができないので、測定手順を単純にする。
最終的に、校正中性ガスリークの使用は、単純な校正解決法が存在しない水のようなガスに対する校正を可能にする。実際、水に関して、校正は一般的に、水に対して既知の透過を持つ基準材料を測定することによって達成される(測定は、サンプル及び水大気を所定位置にセットするための期間を考慮せずに少なくとも数時間続く)。測定の間の永久的な校正中性ガスリークの使用は、水に対する任意の特定の校正を排除する可能性を与える。
好適な実施形態によれば、幾つかの異なる基準ガスが同時に使用され、この基準ガスの流れは、測定エンクロージャの入口において較正される。
したがって、信号の強度に応じて、標的ガスの信号とは異なる、補正係数が適用され得る。選択される補正係数は、好ましくは、補正の瞬間における標的ガスの測定に対する強度(電離電流)に最も近い校正リークの測定によって定められたものである。
異なる強度を持つ校正リークの使用は、全測定範囲の分析器の起こり得る変動を制御する可能性を与える。したがって、全測定範囲に亘る信号の線形性を制御することが可能である。
使用される基準ガスは、標的ガスに対して中性であるとともに、(上述された中性性の定義にしたがって)互いに対しても中性である。
好適な実施形態では、幾つかの基準リークの使用のための手段は、リークのタンクのガスのそれぞれの分圧によって決定される各ガスのリーク強度を持つ幾つかのガスを含む単一のリーク(すなわち、単一のタンク)の使用である。この後者の手段は、中性リークのために単一のタンクを使用することによって取付けることを単純化する可能性を与える。
中性リークの強度に関する最も広い可能性があるスペクトルをカバーするための他の手段は、リークの強度を変化させる可能性を与えるリークの出力において流れを変化させるための装置(例えば、制御され得るバルブ)の使用である。後者の場合、測定は、それぞれの関連する流量に関してリークを安定化させるために必要な時間のために、一回限りの測定である。
透過を測定するための提案された方法を適用するために使用され得る透過率計が図4に示される。材料Mを通るガスの透過のプロセスは、フィルムFとして一般的に試される、材料Mの両側の、透過ガスとも呼ばれる、このガスの分圧の差に基づく。
透過率計は、材料MのフィルムFによって隔てられる第1のチャンバ11及び第2のチャンバ12を有する透過エンクロージャ10を有する。装置の上流に位置する第1のチャンバ11と装置の下流に位置する第2のチャンバ12との間の透過ガスの分圧の差を調べるために、上流圧力に比べて、ゼロ又は無視できる下流分圧を確保することが重要である。透過ガスで決定される上流圧力を持つ、制御雰囲気が、試験されることになるフィルムより上に生成される。フィルムの下、高真空が維持される第2のチャンバ12は、上流圧力に対して、ゼロ、又は無視できる下流圧力条件を確保する可能性を与える。
フィルムFの過度な変形を防ぐために、透過エンクロージャ10は好ましくは、多孔質金属フリットのような、支持手段13を有する。フィルムFはしたがって、第1のチャンバ11と第2のチャンバ12との間に配置されるとともに、ガスの透過を可能にするように形成される、この支持手段13に載る。
フィルムFから下流に、第2のチャンバ12に接続される、分析手段が設けられ、透過ガスの下流分圧を追跡するように適合される。測定装置の分析手段は、第2のチャンバ12と流体連通する測定チャンバ20を有する。好ましくは、測定エンクロージャ20は、第2のチャンバ12に、必要であれば、測定チャンバ20を第2のチャンバ12から分離する可能性を与えるバルブ31を介して、接続される。この測定エンクロージャ20は、一次ポンプ23及び二次ポンプ22を有するポンプシステムによって真空に設定され、この一次ポンプ及び二次ポンプは優先的に互いに対して直列に設置される。測定エンクロージャ及びポンプシステムは、バルブ32を介して接続される。
さらに、分析手段は、真空の測定エンクロージャ20に置かれるとともに、ポンプ22及び23によって吸い上げられる前に第2のチャンバ12から生じるガスをできる限り最良の感度で分析できるように配置された、残留ガスの分析器21を有する。分析器21は、例えば、直列に配置されるドライ一次ポンプ23及びターボポンプ22によって排気される測定エンクロージャ20に設置された質量分析器であり得る。より良い感度のために、分析器は、第2のチャンバ12とポンプ22及び23との間のガス流の経路に配置される。圧力ゲージ24もまた、測定エンクロージャ20内に行き渡る全圧を測定するために設けられ得る。
使用される質量分析器21は、低圧でのみ動作することができ、したがって、(最大でほぼ10−4torr程度の)二次真空の測定エンクロージャ20を必要とする。その結果として、測定エンクロージャ20は、サンプルフィルムFを通る透過によるガスの移動の間、ポンプ22及び23で常に排気される。したがって、サンプルを横切ったガスのそれぞれの分圧は、透過流が排気される流れと等しくなるときにそれが安定化するまで、増加する。質量分析器21は、測定される種の原子の電離から生じる電流である信号を送り、この信号はこの種の分圧に比例する。この信号は、電離電流と呼ばれる。排気が効率的且つサンプルの透過が低いとき、安定圧力もまた非常に低いので、サンプルフィルムFの下流面の圧力は時間に亘って疑似ゼロのままであると見なされ得る。サンプルフィルムFを通る透過物質の流れはしたがって、永続的な状態が達成されるとき、追跡される透過物質の分圧に比例する。極めて低い透過流に関して、バルブ32を閉じることは、分析手段21によって設定される全圧限界での、すなわち、上流圧力に対する無視できる下流圧力の基準を守る可能性を与えるほぼ10−4torr程度の全圧限界での、累積的な測定を可能にする。
それによって計算された透過流から、サンプルフィルムFの厚さを考慮することによって、関連するガスに対する材料Mの透過性をそこから推論することが可能である。
測定装置のガス供給手段は、それを介して標的ガス流が透過エンクロージャ10の第1のチャンバ11の中に注入され得る主ガス供給ライン25を有する。標的ガスの流れは、材料Mを通る透過を測定しようとしている1又は複数のガスを含む。
例えば、供給ラインが、標的ガス流の中に注入されることになるガスを選択する可能性を与えるバルブ(33、34、35)を介して幾つかのガスソース(1、2、3)と結合されて提供されてもよい。
標的ガスの中に注入される圧力の測定は一般的に、透過エンクロージャ10の第1のチャンバに直接設置された圧力を制御するための手段26で行われる。
提案された透過装置は、測定エンクロージャ(20)の中への基準ガスの流れの連続的な注入を可能にする追加ガス供給ライン(27)を有する特殊性を有する。
この追加ガス供給ライン(27)はしたがって、測定エンクロージャ(20)に基準ガス流を連続的に供給するために、一方では基準ガスのソース(4)と、そして他方では測定エンクロージャ(20)と結合される。
特定の実施形態によれば、追加ガス供給ライン(27)はさらに、測定エンクロージャ(20)に入る基準ガス流の流量の調整を可能にするバルブ(36)を有する。このようなバルブ(36)は、任意であるが、同じ基準ガスからの異なる流量の幾つかの流れを発生させることが望まれるとき、特に有利であり得る。
追加ガス供給ライン(27)を透過エンクロージャ(10)の第2のチャンバ(12)に直接結合することは可能であるが、上述のようにそれを測定エンクロージャ(20)に直接結合することが好ましく、それは、これが、特に起こり得るパージの間に、第2のチャンバ(12)を適切に分離することができる可能性を与えるとともに、分析器(21)での基準ガスの測定をバランスさせるための時間もまた、追加ガス供給ライン(27)が測定エンクロージャ(20)に直接接続されるとき速くなるからである。
透過率計の提案された構成は限定されるものではなく、他の配置が考慮され得ることが留意されるべきである。特に、幾つかの異なる校正リークを発生させることができるように、測定エンクロージャに接続される幾つかの追加ガス供給ラインの提供がなされ得る。

Claims (11)

  1. 第1のチャンバ及び第2のチャンバを有する透過エンクロージャに配置される材料を通るガス透過を測定するための方法であって、前記第1のチャンバは前記材料によって前記第2のチャンバから隔てられ、前記第2のチャンバは測定エンクロージャと流体連通し、前記方法は:
    a)前記透過エンクロージャにガスを供給するステップであって、その間に前記第1のチャンバが前記材料を通る透過を決定しようとしているガスに対応する少なくとも1つの標的ガスを含む標的ガス流を供給される、ステップ、及び、同時に、少なくとも1つの基準ガスを含む少なくとも1つの校正流で前記測定エンクロージャにガスを供給するステップであって、前記基準ガスは前記標的ガスと異なり;
    b)前記ガスを供給するステップの間、前記測定エンクロージャにおいて、ある時点において存在する前記基準ガス及び透過により前記材料を通過した後の前記第2のチャンバから生じている同じ前記時点において存在する前記標的ガスを測定するステップ;
    c)前記時点において存在する前記基準ガスの測定を前記基準ガスの前記校正流と比較することによって、前記時点における補正係数を計算するステップ;及び
    d)前記時点における補正係数によって補正された前記時点において存在する前記標的ガスの測定から、前記ガスに対する前記材料の透過を決定するステップ;を含む、
    方法。
  2. 前記測定エンクロージャに存在する前記ガスを測定する及び前記補正係数を計算する前記ステップb)及びc)は、前記ガスを供給する前記ステップa)の間に時間とともに数回実行され、前記ガスに対する前記材料の前記透過を計算する前記ステップd)は、前記標的ガスの異なる測定から時間とともに実行され、前記標的ガスのそれぞれの測定は、対応する前記補正係数によって補正される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準ガスは、前記標的ガスに対する中性ガスである、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記基準ガスの前記校正流は、幾つかの異なる前記基準ガスを含み、前記ステップb)は、前記時点において前記測定エンクロージャに存在する前記異なる基準ガスの同時測定を含み、前記ステップc)では、幾つかの前記補正係数は、対応する前記基準ガスの前記校正流との前記時点において存在する各前記基準ガスの比較から、前記時点において計算される、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ステップd)において、前記時点における前記測定が前記時点において存在する前記標的ガスの前記測定の強度に最も近い前記基準ガスに対応する前記補正係数が選択される、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記標的ガス流は、前記材料を通る前記透過を決定しようとしている幾つかのガスに対応する、幾つかの異なる標的ガスを含み、前記ステップb)は、前記時点における前記測定エンクロージャに存在する異なる前記標的ガスの同時測定を含む、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記基準ガスの前記校正流は、アルゴン(Ar)、窒素(N)、クリプトン(Kr)、及びネオン(Ne)から選択される少なくとも1つのガスを含む、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記標的ガス流は、前記材料を通る前記透過を決定しようとしている前記ガスの少なくとも1つの同位体ガスを含む、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記標的ガス流は、
    ・ヘリウム(He);
    ・酸素(O);
    ・水蒸気に対する透過を測定するための酸化重水素(DO);
    ・水蒸気に対する透過を測定するための酸化重水素の同位体(D 18);
    ・酸素(0)に対する前記材料の透過を測定するための酸素18(18);
    ・酸素(0)に対する前記材料の透過を測定するための酸素17(17);
    ・又は、これらの組み合わせ;
    の中から選択される少なくとも1つのガスを含む、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記ステップb)において、質量分析器が前記測定エンクロージャに存在する前記ガスを測定するために使用され、前記質量分析器は、異なる質量を有するそれぞれの検出されたガスに対して、電離電流として測定信号を送出し、前記基準ガスに対する前記電離電流の値が、前記基準ガスの前記校正流の値との比較によって他の検出されたガスの電離電流の値を補正するために使用される、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 水蒸気に対する透過を測定するために使用される、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
JP2015228892A 2014-11-24 2015-11-24 質量分析によって透過を測定するための方法及び装置 Active JP6630547B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1461342 2014-11-24
FR1461342A FR3028950B1 (fr) 2014-11-24 2014-11-24 Procede et dispositif de mesure de permeation par spectrometrie de masse

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016105086A true JP2016105086A (ja) 2016-06-09
JP6630547B2 JP6630547B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=52345430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015228892A Active JP6630547B2 (ja) 2014-11-24 2015-11-24 質量分析によって透過を測定するための方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10088406B2 (ja)
EP (1) EP3023766B1 (ja)
JP (1) JP6630547B2 (ja)
KR (1) KR102475663B1 (ja)
FR (1) FR3028950B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021096158A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 東海電子株式会社 質量分析システム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6702498B2 (ja) * 2017-02-21 2020-06-03 株式会社島津製作所 液体クロマトグラフ質量分析装置
CN107389498B (zh) * 2017-07-07 2024-01-12 金华职业技术学院 一种测量甲烷透过率的方法
CN109490168B (zh) * 2018-11-30 2019-06-18 重庆科技学院 页岩气藏不同传质扩散机理对储层渗流能力贡献率的定量评价方法
CN110146426A (zh) * 2019-06-13 2019-08-20 广州西唐机电科技有限公司 检测水蒸气及气体的透过和泄漏量的标准物及其制备方法
CN113758991A (zh) * 2021-09-10 2021-12-07 北京善为正子医药技术有限公司 高丰度氧-18水的纯度检测方法
KR102589777B1 (ko) * 2023-08-17 2023-10-13 강정민 수소 투과량 측정시스템 및 이를 이용한 측정 방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310589A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Ricoh Co Ltd フィルム用ガス透過量測定装置
JP2004219407A (ja) * 2002-12-25 2004-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス透過率測定方法およびガス透過率測定装置
JP2005233943A (ja) * 2004-01-21 2005-09-02 Taiyo Nippon Sanso Corp フィルム材料のガス透過度測定装置及びガス透過度測定方法
JP3699474B2 (ja) * 2003-02-28 2005-09-28 鹿毛 剛 プラスチック成形体のガスバリア性測定方法
JP2008282749A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Ihi Corp イオン注入装置用の質量分析システムとその校正方法
JP2010190751A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Mitsubishi Chemicals Corp フィルム材料のガス透過度測定装置及びガス透過度測定方法
US20100223979A1 (en) * 2009-03-04 2010-09-09 University Of South Carolina Systems and Methods for Measurement of Gas Permeation Through Polymer Films

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726905B2 (ja) 1986-08-29 1995-03-29 株式会社島津製作所 表面積測定装置
US5131261A (en) 1988-08-26 1992-07-21 The Dow Chemical Company Permeation measurement device
US5265463A (en) 1992-07-24 1993-11-30 Modern Controls, Inc. Apparatus for measuring the transmission rate of volatile organic chemicals through a barrier material
US6624621B2 (en) 2000-04-03 2003-09-23 Howard L. North, Jr. Particle counter volume sensor
BR0110729A (pt) 2000-10-17 2003-06-03 Ball Corp Unidade para testar vida de prateleira
GB2370649B (en) 2000-11-09 2003-06-25 Toppan Printing Co Ltd Measurement of rate of transmission of a vapour through a sample
US6598463B2 (en) 2001-05-02 2003-07-29 Du Pont Method for determining gas accumulation rates
US6766682B2 (en) 2001-10-19 2004-07-27 Desert Cryogenics Llc Precise measurement system for barrier materials
US20040040372A1 (en) 2002-08-30 2004-03-04 George Plester Method for determining the permeation of gases into or out of plastic packages and for determination of shelf-life with respect to gas permeation
TW200422604A (en) * 2002-12-25 2004-11-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gas permeability measurement method and gas permeability measurement device
EP1821093B1 (fr) * 2006-02-15 2018-04-04 Commissariat à l'Énergie Atomique et aux Énergies Alternatives Procédé et dispositif de mesure de perméation
FR2897434B1 (fr) * 2006-02-15 2014-07-11 Commissariat Energie Atomique Procede et dispositif de mesure de permeation
US20070259433A1 (en) * 2006-05-05 2007-11-08 Halliburton Energy Services, Inc. Measurement of formation rock properties by diffusion
US7555934B2 (en) * 2006-09-07 2009-07-07 3M Innovative Properties Company Fluid permeation testing apparatus employing mass spectrometry
US7552620B2 (en) * 2006-09-07 2009-06-30 3M Innovative Properties Company Fluid permeation testing method employing mass spectrometry
ITPI20060108A1 (it) * 2006-09-19 2008-03-20 Extrasolution S R L Metodo e dispositivo per misurare la permeabilita' di gas attraverso film sottile o pareti di contenitori
KR20120138468A (ko) * 2011-06-15 2012-12-26 성균관대학교산학협력단 수분 및 산소 투과도 측정 방법 및 장치
DE102013002724B3 (de) * 2013-02-12 2014-07-03 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung der Permeationsrate von Barrierematerialien

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310589A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Ricoh Co Ltd フィルム用ガス透過量測定装置
JP2004219407A (ja) * 2002-12-25 2004-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス透過率測定方法およびガス透過率測定装置
JP3699474B2 (ja) * 2003-02-28 2005-09-28 鹿毛 剛 プラスチック成形体のガスバリア性測定方法
JP2005233943A (ja) * 2004-01-21 2005-09-02 Taiyo Nippon Sanso Corp フィルム材料のガス透過度測定装置及びガス透過度測定方法
JP2008282749A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Ihi Corp イオン注入装置用の質量分析システムとその校正方法
JP2010190751A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Mitsubishi Chemicals Corp フィルム材料のガス透過度測定装置及びガス透過度測定方法
US20100223979A1 (en) * 2009-03-04 2010-09-09 University Of South Carolina Systems and Methods for Measurement of Gas Permeation Through Polymer Films

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021096158A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 東海電子株式会社 質量分析システム
JP7352956B2 (ja) 2019-12-17 2023-09-29 東海電子株式会社 質量分析システム

Also Published As

Publication number Publication date
FR3028950A1 (fr) 2016-05-27
KR102475663B1 (ko) 2022-12-07
US10088406B2 (en) 2018-10-02
EP3023766A1 (fr) 2016-05-25
US20160146716A1 (en) 2016-05-26
FR3028950B1 (fr) 2018-03-23
JP6630547B2 (ja) 2020-01-15
EP3023766B1 (fr) 2021-09-22
KR20160061898A (ko) 2016-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6630547B2 (ja) 質量分析によって透過を測定するための方法及び装置
US8424367B2 (en) Systems and methods for measurement of gas permeation through polymer films
CN110376272B (zh) 气体分压的在线测量装置及其在线测量方法
JP6281915B2 (ja) ガス透過度測定装置
CN108225972B (zh) 用于确定样品中漏孔的尺寸的设备和方法
KR20040058057A (ko) 가스 투과율 측정 방법 및 가스 투과율 측정 장치
TWI642912B (zh) 用於暫態氣流之度量衡方法
US7810376B2 (en) Mitigation of gas memory effects in gas analysis
CN106814125B (zh) 一种材料辐射致放气的在线测试装置和测试方法
US9874513B2 (en) Method of measuring isotope ratio
US11583805B2 (en) Isotope ratio measurement
JP2014527172A (ja) 冷媒を同定するための装置及び方法
CN111638263B (zh) 一种气体采样分析装置和方法
JP6508674B2 (ja) 流量校正装置
US11585797B2 (en) Dynamic and real-time correction of differential measurement offsets in a gas analysis system
CN210293526U (zh) 气体分压的在线测量装置
JP2008151590A (ja) ガス分析装置
Wettstein et al. Design and validation of the MBW standard humidity generators
US20150300863A1 (en) Method of determining an internal volume of a filter or bag device, computer program product and a testing apparatus for performing the method
JP2004279254A (ja) 試料の水蒸気透過速度測定方法
Setina et al. Measuring volume ratios of vacuum vessels using non-evaporable getters
US3306112A (en) Method for determining the specific surface of non-uniformly shaped substance by measuring the adsorption of noble gases or inert gases at the specimen to be investigated
JP2004157035A (ja) バリヤ膜被覆プラスチック容器のガス透過速度測定装置、バリヤ膜被覆プラスチック容器のガス透過速度測定方法、バリヤ膜被覆プラスチックシートのガス透過速度測定装置およびバリヤ膜被覆プラスチックシートのガス透過速度測定方法
JP2020085834A (ja) ガス透過度測定装置
US3616678A (en) Process for measuring oxygen partial pressure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6630547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250