JP2018531095A6 - ホースクランプホルダを備える医療用ポンプ、ホースクランプ、およびこれら両方を含むシステム - Google Patents
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Abstract
本発明による医療用ポンプ40又は40’、特に媒体を輸送するための輸液ポンプ、は、当該ポンプ40又は40’から別体で、かつホース上に配設されたホースクランプ2又は2’用のシート部42又は42’を有する。互いに対して移動可能な前記ホースクランプ2又は2’の二つのクランプ部4および6又は4’および6’は、それらによってそれらの間に配置されホースをピンチして、当該ホースの内部を媒体が流れることのできない相対閉鎖位置へと移動可能である。更に、前記両クランプ部4および6又は4’および6’は、それらの間に配置された前記ホースをピンチせず、それによって当該ホース内部を媒体が流れることのできる相対開放位置へと、互いに対して移動可能である。本発明による前記ポンプ40又は40’は、前記ホースクランプ2又は2’用の前記シート部42又は42’に、センサ26又は54が設けられていることを特徴とし、このセンサは、前記ホースクランプ2又は2’が前記シート部42又は42’に受け入れられた時に、少なくとも、それらのクランプ部4および6又は4’および6’が前記相対閉鎖位置又は前記相対開放位置にあるか否かを検出する。
Description
本発明は、請求項1の前提部の医療用ポンプ、詳しくは、その内部をポンプによって媒体が輸送可能なホース用であって、ポンプと別体のホースクランプをなんら工具を使用することなく受け入れ設置することが可能なシート部を備える、接続部を有する医療用ポンプに関する。
更に、本発明は、本発明のポンプに取り付け可能で、かつ、それによって、ポンプに取り付けられたホースを当該ホース内部に媒体が流れることができなくなるようにピンチすることが可能な、請求項13又は14によるホースクランプに関する。
最後に、本発明は、又、本発明のポンプと本発明のホースクランプとを有する請求項17によるシステムにも関する。
輸液技術において、薬剤を患者の体内に運び込むために移送システムが使用される。これらの移送システムは、大半のケースにおいては、複数のホース又はホースセットによって薬剤の移送を達成するものであって、通常、その送達を中断させるためにローラクランプ等の閉じ装置を備えている。
高い投与精度が求められる用途においては、重力によってのみ作動する輸液は不十分であって、これが特定の生命維持薬剤の投与のために輸液ポンプが使われる理由である。
輸液ポンプシステムにおいては、輸液ポンプに取り付けられたホースセットの取り扱い中、或いは、薬剤送達を中断するために輸液ポンプを解放する時に、患者にとってその生命を脅かす、自由流動状態、即ち、薬剤が制御されることなく、又、重力による投与でなく、患者に対して供給される状況を回避するために注意しなければならない。
他方、たとえローラクランプが開放されている間でも輸液ポンプの開放中に自由流動状況が生じることを防止するポンプ側の安全クランプを備えた輸液ポンプが特許文献1(EP2716312A1)又は特許文献2(US2013/0253442A1)から知られている。
又、例えば特許文献3(EP2583716A1)又は特許文献4(EP2780070A1)からも輸液システムが知られているが、これらは、所謂セット側自由流動クランプを備えている。このクランプは、使い捨てアイテム、例えば、ホース又はホースセット、に直接取り付けられ、ポンプフラップの開放時にこの使い捨てアイテムを閉じる。
この従来技術の欠点は、ユーザが前記セット側自由流動クランプの機能に頼って、それによって、習慣的にローラクランプを閉じることを怠ることにある。
患者の危険を最小限にするためには、従って、この従来技術に鑑みれば、ポンプ側の安全クランプとセット側の自由流動クランプとを両方を設けることが必要である。
発明の開示
従って、本発明の課題は、特に輸液中において、常用(accustomed)患者の安全性を改善し、それを低コストで確保することができる、医療用ポンプおよび/又はホースクランプを提供することにある。
従って、本発明の課題は、特に輸液中において、常用(accustomed)患者の安全性を改善し、それを低コストで確保することができる、医療用ポンプおよび/又はホースクランプを提供することにある。
この課題は、請求項1,13,14および17の特徴構成によって達成される。好適な更なる発展構成が従属請求項の発明である。
本発明による医療用ポンプ、特に、媒体を輸送するための輸液ポンプは、当該ポンプとは別体であって、かつ、少なくとも部分的に(sections)フレキシブルであるホース上に取り付けられるホースクランプ用のシート部を有する。互いに対して移動可能な前記ホースクランプの二つのクランプ部を、互いに対して相対閉鎖位置と相対開放位置とにすることができる。前記相対閉鎖位置において、両クランプ部は、それらの間に配設された前記ホースをピンチして、媒体がこのホースの内部を流れることをできなくする。前記相対開放位置においては、両クランプ部はホースをピンチせず、従って、媒体又は薬剤および/又は、血液等の体液が、このホースの内部を流れることができるようにする。
本発明の前記ポンプの特徴は、センサが、特に、前記ホースクランプ用の前記シート部に設けられ、このセンサが前記シート部に設けられた前記ホースクランプに対して、少なくとも、それらのクランプ部が前記相対閉鎖位置にあるか、前記相対開放位置にあるか、を検出するように構成されていることにある。
これは、前記センサは、少なくとも二つの測定値を検出可能であることを意味し、そのうちの一つの測定値は、前記シート部に受け入れられたホースクランプの前記両クランプ部の前記相対閉鎖位置と明確に関連付けられ、他方の測定値は、前記シート部に受け入れられたホースクランプの前記両クランプ部の前記相対開放位置と明確に関連付けられている。もしも前記ホースクランプがシート部に載置されていなければ、前記センサは、シート部に受け入れられたホースクランプのクランプ部の前記相対開放位置と同じ測定値を検出する。オプションとして、前記センサは、又、もしもホースクランプがシート部に載置されていないならば明確な第3の測定値を検出するように構成することも可能である。
前記ホースクランプ用の前記シート部は、前記ホースクランプ又は前記二つのクランプ部の少なくとも一方がなんら工具を使用することなくポンプに取り付け可能で、かつ、非破壊的にポンプから取り外し可能であるように構成される。特に、前記シート部は、前記ホースクランプの部分がクランプ可能な下方切り欠き部(undercut)として構成される。
前記センサは、前記シート部に受け入れられたホースクランプの、互いに対して揺動可能な二つのクランプ部の、前記相対閉鎖位置と相対開放位置、とを検出可能に構成することができる。別構成または追加構成として、前記センサは、又、前記シート部に受け入れられたホースクランプの互いに対してシフト可能、又は、互いに対して揺動とシフト可能な二つのクランプ部の、前記相対閉鎖位置と相対開放位置、とを検出可能に構成することができる。
前記センサは、前記ホースクランプ又は前記ホースクランプの一部との接触に応答する触感センサとして構成することができる。別構成として、前記センサは、又、前記相対閉鎖位置を検出するために、光学的、電気的又は磁気的作用を利用するものとして構成することも可能である。
本発明の利点は、患者の危険の発生の前に、セット側ホースクランプ又は自由流動クランプのエラーを検出することが可能であり、それに応じてユーザが対処することができることにある。
オプションとして、前記ホースクランプの製造中に起こるエラー(たとえば冷却による反り)および/又は、ホースクランプが既に市場に出されてから起こるエラー(たとえば、操作ミスによる機械的過負荷)を検出することが可能に構成することができる。
好適には、本発明による前記ポンプに適したホースクランプは、必ずしも第1エラーセキュリティに関する要件を満たす必要はなく、本発明によるクランプに対する品質要件を、通常のローラクランプのレベルにまで下げることができる。これによって、例えば、完全な気密性に関するテストを無くすることによって製造コストをカットすることができる。
安全クランプとしての前記ホースクランプは、通常の使用時において実質的に二つの位置を採る。即ち、ホースがピンチされる閉鎖位置と、ホースがピンチされない開放位置である。これら両方の位置が前記センサによって明確に検出される場合には、センサが常に、ホースクランプの閉じ状態とホースクランプの開放状態との両方において信号を提供するという冗長確認ロジックが実施される。
前記医療用ポンプは、前記両クランプ部の前記相対閉鎖位置から前記相対開放位置、又は、前記相対開放位置から前記相対閉鎖位置、への移行中に、前記センサによって行われる測定の時間的な実際の経過を、測定の時間的標的コースと比較することによって、ホースクランプの使用のために要求される、シート部に受け入れられたホースクランプの構造的および/又は機能的完全性を検出する電子データ処理ユニットを備えることができる。もしも、ホースクランプの実際の動的挙動とホースクランプの予想される動的挙動との間のこの比較において何らかの逸脱があるならば、前記データ処理ユニットはアラーム信号を発することができる。
前記両クランプ部の動的挙動をモニタリングすることは、これによって、ホースクランプに対して徐々に始まる損傷を早期に検出することが可能となる点で有利である。
前記医療用ポンプは、前記シート部に受け入れられたホースクランプの両クランプ部を前記相対閉鎖位置から前記相対開放位置、および/又は、前記相対開放位置から前記相対閉鎖位置へと移動させることが可能なアクチュエータを備えることができる。当該アクチュエータは、具体的には、ステップモータによって移動可能で、閉じられたホースクランプを解放するために、両クランプ部間に貫通してこれら両クランプ部間の距離を増大させる要素である。別構成として、前記アクチュエータは、ロケット状又は洗濯バサミ状ホースクランプを解放するために両クランプ部の一方にのみ作用するものとすることができる。又、前記アクチュエータを、その一方の部材は両クランプ部の一つを一方向に移動させ、他方の部材は同じクランプ部を反対の方向に移動させる二つの部材から構成することも可能である。
制御可能なアクチュエータの利点は、ホースクランプを解放するプロセスを、常に同じように行うことが可能であり、それによって、不適切な開放手順によるダメージをよりよく回避することが可能であることにある。
好適には、前記医療用ポンプは、その閉じ位置において、前記ホースクランプを前記シート部から取り外すことができなくし、又は、当該シート部に挿入することができなくし、その開放位置においては、ホースクランプをシート部から取り外す、又は、当該シート部に挿入することができるようにする、ポンプフラップを備えることができる。
前記ポンプフラップにより、前記センサによって行われる、シート部に受け入れられたホースクランプの両クランプ部の相対位置の測定を、外部からの妨害変動要素に対して保護することができ、それによって、測定の質を確保することが可能となる。前記ホースクランプ又は前記センサにダメージを与える環境的要素すら前記ポンプフラップによってシールドすることが可能である。オプションとして、前記ホースクランプの状態が前記ポンプフラップの動きによって影響されるように前記ポンプフラップを構成することも可能である。例えば、ポンプフラップを閉じるとホースクランプが開放されるように構成することができる。
好適には、前記アクチュエータは、前記ポンプフラップの閉じ位置において、前記シート部に受け入れられたホースクランプの両クランプ部を、前記相対閉鎖位置から前記相対開放位置へ、および/又は、前記相対開放位置から前記相対閉鎖位置へ、移動させることができる。これにより、前記センサによって行われる前記測定と、前記アクチュエータによって行われる開放および閉鎖作業を、有害な妨害的変動要素からシールドすることが可能である。
前記医療用ポンプは、更に、シート部に受け入れられたホースクランプの両クランプ部の前記相対開放位置が、ホースの内部の開放度、従って、このホースを流れる媒体の流量が調節可能となるように、前記アクチュエータによって変化することが可能になるように構成することも可能である。本発明の前記センサは、更に、前記シート部に受け入れられたホースクランプの両クランプ部の複数の相対開放位置を検出可能に構成し、それによって、当該センサがホース内部の開放度、従って、ホースを流れる媒体の流量、を検出可能に構成することができる。
前記センサが、両クランプ部の複数の相対開放位置を検出可能であれば、本発明の前記ホースクランプは、その安全機能をよりよく満たすことができるのみならず、ホースを流れる媒体を測定することも可能となる。安全機能の改善は、ホースクランプがとりうる複数の状態をモニタリングすることによって、機能不全時に両クランプ部の位置をより正確に測定することができることによる。前記ポンプがホースクランプの相対位置を変化させることのできるアクチュエータを備え、そして、前記センサが、前記アクチュエータによって調節される前記相対位置を感知することができる場合、前記ホースクランプによる測定が可能となり、ポンプには、そうでない場合に必要となる、バルブやローラクランプを備える必要がなくなる。
前記センサは、第1クランプ部の位置を感知することによって前記二つのクランプ部の前記相対閉鎖位置を検出するように構成することができる。前記シート部は、特に、前記二つのクランプ部の第2のクランプ部がそれに固定可能となるように構成することができる。この接続は、クランプ接続によって実施することができる。前記シート部と前記センサは、前記第2クランプ部が前記シート部に、特に所定の、そして唯一の方法で、接続された時にのみ、前記両クランプ部の相対閉鎖位置に対する信号をセンサが提供するように、互いに対して配置することができる。
前記センサが前記二つのクランプ部間の距離を測定することによって直接的に両クランプ部の前記相対閉鎖位置を検出するように構成されるならば、ホースクランプのモニタリングを効率的に実施することが可能となる。
ポンプは、ポンプフラップを移動させることができる本体を備えることができる。シート部は、本体またはポンプフラップ上に設けられてもよく、第1クランプ部は、ポンプフラップによって移動可能であってもよい。
前記ホース用の前記接続部は、前記ポンプフラップの下方に配置することができ、これにより、ホースを接続および接続解除するためにはポンプフラップを解放又は閉鎖することが必要となる。具体的には、前記ポンプフラップは、シート部に位置するホースクランプが、ポンプフラップを開放することによって閉じられ、および/又は、シート部に位置するホースクランプが、ポンプフラップを閉鎖することによって解放されるように形成することができる。
ホースクランプに作用するポンプフラップを設けることにより、ホースをポンプから取り外した時にはホースクランプが必ず閉じられるように、或いは、ポンプの適切な開放プロセスが確実に行われ、ホースクランプを閉じるプロセスがなんら問題無く行われた時にのみホースの取り外しが可能となるようにすることが可能となる。
前記センサと前記シート部との両方を本体側に配置することができる。別構成として、両方をポンプフラップ側に設けることも可能である。前記センサおよび前記シート部は、又、二つのポンプ部分(すなわち、センサを本体側に設け、シート部をポンプフラップ側に設ける、或いは、シート部を本体側に設け、センサをポンプフラップ側に設ける)に分散して配置することも可能である。
前記ポンプフラップは前記本体に揺動可能に接続することができる。
本発明による前記センサは、前記両クランプ部の少なくとも一方が、前記ポンプに配置された光源から発せられた光を遮る、変化させる、又は偏光させる、ことに応答する光センサとして構成することができる。
光センサ又は光学センサを前記センサに使用する場合、そのセンサによって測定可能な値範囲のグラデーションをリファインすることによって、測定される前記ホースクランプの状態の数を増やすことが可能となる。測定可能な波長範囲又は照度強度範囲が二つ以上の部分に分割されるならば、例えば、シート部に受け入れられた両クランプ部の前記相対閉鎖位置および相対開放位置を検出することが可能であるばかりではなく、更なる中間位置も検出することが可能となる。
上述したように、前記センサとして触感センサを使用することができる。当該触感センサは、特に、前記第1クランプ部、又は、当該第1クランプ部上の突起、との接触に応答する。
前記センサを、触感センサとして実施する場合、前記ホースクランプ上に設けられ、前記センサによって検出される当該センサの対応部を、特殊な光学特性やその他の材料特性の無いロバスタ(robus)なものとして構成することができる。
本発明によるホースクランプは、二つのクランプ部を有し、これらクランプ部は互いに対して移動可能であり、これら両クランプ部間に配置されたホースがピンチされて当該ホース内部を媒体が流れることができなくなる互いの相対閉鎖位置と、これら両クランプ部間に配置されたホースがピンチされず、当該ホース内部を媒体が流れることができる互いの相対開放位置、との間で移動可能である。前記両クランプ部の少なくとも一方は、本発明による医療用ポンプに接続することができる。前記二つのクランプ部の内の第1のクランプ部は、前記両クランプ部の前記相対閉鎖位置において両クランプ部の内の第2のクランプ部に設けられた開口部をカバーするとともに、前記両クランプ部の前記相対開放位置において前記開口部を少なくとも部分的に解放又は、カバーしない、部分を有する。
特に、前記開口部は、前記第2クランプ部に設けられ、かつ、本発明による医療用ポンプのシート部に受け入れられたホースクランプの両クランプ部の前記相対開放位置において、それを通して、光線が第1方向に放射可能で、かつ、前記シート部に受け入れられた前記ホースクランプの両クランプ部の前記相対閉鎖位置においては、前記第1クランプ部によって隠されて、少なくとも前記第1方向において光線がその開口部を通して放射することができない、或いは、部分的にしか放射することができない、開放部又は凹部である。
開口部を備えるホースクランプの利点は、その開放状態を、光センサによって無接触式に判定することが可能であることにある。
別構成として、本発明によるホースクランプは、二つのクランプ部を有し、これらは互いに対して移動可能であり、かつ、その内の少なくも一方は、なんら工具を使用することなく、本発明による医療用ポンプに接続可能であり、特に、なんら工具を使用することなく、本発明による医療用ポンプから接続解除可能である。前記ホースクランプにはラッチ部材が設けられ、これによって、前記ホースクランプの二つのクランプ部を、相対閉鎖位置に保持可能であり、或いは、前記ホースクランプを閉鎖位置に保持可能である。それらの相対閉鎖位置において、前記両クランプ部は、これら両クランプ部の間に配置され、かつ、少なくとも部分的にフレキシブルなフレキシブルホースをピンチ可能であり、それによって、当該ホースの内に媒体が流れることができなくなる。
前記ラッチ部材に加えて、前記ホースクランプの前記二つのクランプ部の内の第1のクランプ部上に突起が設けられ、当該突起は前記相対閉鎖位置において、前記二つのクランプ部の内の第2のクランプ部に向けて、前記第1クランプ部から離間する第2クランプ部の後側へと延出するように突出している。本発明による前記ホースクランプが前記ポンプに接続されると、前記両クランプ部の前記相対閉鎖位置を、前記医療用ポンプ側の前記第2クランプ部の後方部に配置されたセンサによって検出することができる。
前記ラッチ部材は、その内の一方が前記第1クランプ部側に設けられ、その内の他方が前記第2クランプ部側に設けられている部分を含むことができる。前記両クランプ部の前記相対閉鎖位置において、前記ラッチ部材の前記二つの部分は、特に、形状フィット式に協働し、それによって前記二つのクランプ部の相対移動を防止する。
本発明による前記ホースクランプが医療用ポンプに接続されるホースに取り付けられる場合、本発明の前記ホースクランプの前記構成によって、ホースクランプの状態の単純なモニタリングが可能となる。前記ホースクランプを、前記第2クランプ部が前記ポンプの前記シート部に接続可能なクランプ部となるように形成される場合、前記センサは、前記ポンプの前記シート部内、又はシート部上に配置することが可能となり、これによって、ホースクランプのシート部の設置が容易になる。
前記ホースクランプは、前記突起が前記相対閉鎖位置において、前記第2クランプ部に形成された連続凹部又は穴を通って延出するように構成することができる。
前記相対閉鎖位置において前記第1クランプ部の前記突起によって貫通される連続凹部を前記第2クランプ部に設けることによって、ホースクランプの製造中に生じる反りを簡単かつ確実に検出することが可能となる。
本発明よる前記ホースクランプの前記両クランプ部は、ヒンジによって互いに揺動可能に接続することができる。上述したように、前記ラッチ部材は、それらの一方が前記第1クランプ部側に配置され、他方が前記第2クランプ部側に配置される、二つの部分を含むことができる。前記ラッチ部材のこれらの部分は、それぞれ、対応するクランプ部と一体的に形成されてもよい。前記ラッチ部材のこれらの部分は、それぞれ前記ヒンジから離間する前記二つのクランプ部のそれぞれの側に配置することができる。ホースシート部、特に、シュート状又は溝状のホースシート部を前記ラッチ部材に面する側と、前記ヒンジに面する各クランプ部の側との間に設けることができ、前記ホースシート部は、そこでピンチされるホースが少なくとも部分的に静止可能な表面を有する。前記凹部と前記突起は、互いに、前記ヒンジと対応のクランプ部の各ホースシート部との間に配置され、これら突起とラッチ部材とによって、前記ヒンジの完全性をモニタリングすることが可能となる。
前記ホースを前記ホースクランプのホースシート部に配置し、前記両クランプ部を互いに対して、前記ラッチ部材の前記部分が互いに位置ロックするように互いに向けて移動させると、ユーザは、その結果生じるロック音によってロックプロセスを感知することが可能となる。前記医療用ポンプの前記センサが、前記突起が前記両クランプ部の前記相対閉鎖位置において予想されるほどには前記凹部内に入っていないと判断するならば、前記ヒンジの製造エラー、又は前記ヒンジのダメージを診断することが可能となる。
本発明による医療システムは、上述した態様の少なくとも一つによる医療用ポンプと、上述した態様の少なくとも1つによるホースクランプとを有する。
本発明による前記システムの利点は、患者に対する前記ポンプによる媒体の測量投与後で前記ポンプを閉じた後に、ホースクランプが閉じられ、自由流動状態がないことを容易に確認することができることにある。
以下、添付の図面を参照して、好適な例示的実施例を用いて本発明についてより詳細に説明する。
好適実施例の詳細説明
第1クランプ部4の第1端部には、ヒンジ8が設けられ、これによって、この第1クランプ部は、第2クランプ部6の第1端部に揺動可能に接続される。
第1クランプ部4の第1端部には、ヒンジ8が設けられ、これによって、この第1クランプ部は、第2クランプ部6の第1端部に揺動可能に接続される。
前記二つのクランプ部4および6は、熱可塑性ポリマーから形成することができ、前記ヒンジ8は、フィルムヒンジとして、前記二つのクランプ部4および6と一体に形成することができる。
別構成として、前記ヒンジ8は、前記両クランプ部4および6の第1端部に設けられ、頂点形成状態に互いに係合する突起によっても実現可能であり、或いは、別に製造された取り付けヒンジによっても実施することができる。
その第1端部の反対側の第2端部において、前記第1クランプ部4は、第1バネクランプ10を有する。その第1端部の反対側の第2端部において、前記第2クランプ部6は、第1バネクランプシート部12を有する。前記第1バネクランプ10と前記第1バネクランプシート部12とは、協働でラッチ部材14を形成する。
前記第1バネクランプ10は、前記第1クランプ部4に対して実質的に垂直な前記第1クランプ部4の第2端部から前記第2クランプ部6に向けて延出し、ランプ(ramp)形状の自由端部を有する。前記二つのクランプ部4および6が、図1に図示される開放位置から始まって互いに向けて移動すると、前記両クランプ部4および6の前記第2端部は、これら両クランプ部4,6間に挟まれた第1閉鎖角度から、協働して、第1バネクランプ10が前記第1バネクランプシート部12によってそのランプ形状自由端部によって第1揺動方向に揺動する。より小さな第2閉鎖角度から、前記第1バネクランプ10は、前記第1揺動方向の反対の第2揺動方向に戻り揺動し、かつ、前記ランプ形状自由端部後方に配置された下方切り欠き(undercut)16によって、前記第1バネクランプシート部12とのポジティブ形状嵌合をもたらす。
前記両クランプ部4および6の前記二つの第2端部が前記ポジティブ形状嵌合によって互いに接続されるとき、前記ホースクランプ2は、図3に図示の閉じ位置となり、二つのクランプ部4および6は、相対閉鎖位置となる。
前記二つのクランプ部4および6の前記二つの第2端部間の前記ポジティブ形状嵌合を解除するためには、前記第1バネクランプ10を前記第1揺動方向に移動させる必要があり、それによって、当該第1バネクランプ10側の前記下方切り欠き16が前記第1バネクランプシート部12から係合解除される。
前記第1バネクランプシート部12は、前記第2クランプ部6の第2端部上に設けられ、かつ、当該第2クランプ部に対して実質的に垂直に延出する貫通穴によって実現される。これは、前記下方切り欠き16と形状ロック状(form-locking manner)に協働することができるエッジ18を有する。前記第1クランプ部4から離間する前記貫通穴の側において、当該貫通穴のリムは、エンクロージャ20を備え、これは、前記ホースクランプ2の閉じ位置において、三側方から前記第1バネクランプシート部12の自由端部をシールドし、かつ、実質的に前記第1揺動方向においてのみ第1バネクランプシート部12に対する側方アクセスを許容する。
前記ヒンジ8は、図3に図示の閉じ位置においてはテンション付与され、図1に図示の開放位置においてはテンション付与されないように構成されている。別構成として、ヒンジ8がホースクランプ2の閉じ位置においてもテンション付与されないようにすることも可能である。
前記第1クランプ部4の当該第1クランプ部4の第1端部に面する部分において、フィーラピン22が、前記第2クランプ部6に向かう前記第1クランプ部4に対して実質的に垂直に延出するように設けられている。
第2クランプ部6の第2クランプ部6の第1端部に面する部分において、フィーラピンシート部24が第2クランプ部6に対して実質的に垂直に延出するように設けられている。
前記円筒状フィーラピン22と貫通穴として実現されるフィーラピンシート部24とは、前記ホースクランプ2の閉じ位置において、前記フィーラピン22の自由端部が、前記第1クランプ部4から離間するフィーラピンシート部24の側に位置して、図4に図示されているように、フィーラピン22の自由端部の位置を、前記第2クランプ部6の第1クランプ部4から離間する側に配置された触感センサ26によって検出可能となるように、寸法構成されている。
より正確には、前記フィーラピン22は、前記ホースクランプ2の閉じ位置におけるその自由端部が、ほぼ円形の貫通孔の形状で前記フィーラピンシート部24内に位置する円筒形状の突起であり、ここでは、前記第1クランプ部4から離間する前記自由端部の表面は、第1クランプ部4から離間する第2クランプ部6の側の外面と同一平面(少なくとも部分的に)にある(図3および4を参照)。前記閉じ位置において、前記フィーラピン22の自由端部は、前記フィーラピンシート部24に対して好ましくはオフセットされるように配置されている(すなわち、フィーラピン22の自由端部の外面とフィーラピンシート部24の内面との間のギャップ28は、フィーラピンシート部24のヒンジ8に面する側において、前記ラッチ部材14に面する側においてよりも小さい)。
ホースクランプが図1および2に図示の開放位置にある場合、前記フィーラピン22の自由端部は、当該フィーラピン22又はフィーラピンシート部24の軸心方向において、前記第2クランプ部6の第1クランプ部4から離間する側の外面から、離間し、フィーラピンシート部24のヒンジ8に面する側の前記ギャップ28は、前記ラッチ部材14に面する側においてよりも大きい。
第1の、好ましくはシュート状のホースシート部30が、前記第1クランプ部4の前記フィーラピン22と第1バネクランプ10との間に設けられている。
第2の、好ましくはシュート状のホースシート部32が、前記第2クランプ部6の前記フィーラピンシート部24と第1バネクランプシート部12との間に設けられている。
前記二つのホースシート部30,32は、前記両クランプ部4,6が前記相対閉鎖位置に移動された時に、それらが少なくとも部分的に、前記両クランプ部4,6間に配置されたホースと接触するように形成されている。
図2および4に図示されているように、前記両クランプ部4および6には、前記ヒンジ軸心に対して垂直で、かつ、前記ホースシート部30,32に対して横断するように延出するようにクランプリブ34が設けられ、前記ホースクランプ2の閉じ位置において、前記クランプリブは、両ホースシート部30,32に受け入れられかつ少なくともこの領域においてはフレキシブルな前記ホースに対して局所的な圧力を加え、それにより、前記ホースが圧縮され、当該ホースの内部が前記クランプリブ34の領域においてブロックされる。前記クランプリブ34は、前記ヒンジ軸心に対して垂直な方向にのみならず、前記フィーラピン22又はフィーラピンシート部24と前記ラッチ部材14との間で前記ヒンジ軸心に対して平行な方向にも延出するように構成することができる。
前記第2クランプ部6の側方境界部には、少なくとも第2バネクランプ36と少なくとも第2バネクランプシート部38とが設けられている。
前記ホースクランプ2が医療用ポンプ40に取り付けられると、前記第2クランプ部6が、その輪郭が前記第2クランプ部6の輪郭に等しいポンプ側クランプ部シート部42に受け入れられる。前記ホースクランプ2と前記ポンプ40の間の接続は、突起44又は当該クランプ部シート部42のリムのバネクランプと、前記第2バネクランプ36および/又は第2バネクランプシート部38との間の形状嵌合協働によって確保される。
図2に図示されているように、前記触感センサ26は、当該触感センサ26のフィーラ46が、前記第1クランプ部4の側から離間して前記ポンプ40に取り付けられた開放されたホースクランプ2のフィーラ―ピンシート部24内へと向かって突出するように構成されている。前記ポンプ40に取り付けられた前記ホースクランプ2が閉じられると、前記フィーラ46が、前記第1クランプ部2のフィーラピン22によって前記フィーラピンシート部24から外に変位される(図4を参照)。フィーラ46がどれだけ前記フィーラピンシート部24から外に変位されるかに応じて、前記触感センサ26は、前記二つのクランプ部4および6の開放度に対応する信号(0又は1)を前記ポンプ40の電子制御ユニット(図示せず)に送る。
図5は、ポンプフラップ開放手順の一例を図示している。ポンプ40が、ホースがこのポンプ40に接続されてホースクランプ2によって固定される作動状態にあるならば、前記開放されたホースクランプは、閉じられたポンプフラップの後方に位置する(図5の初期状態を参照)。
前記ポンプフラップの機械式開放システムが作動されると(図5の工程S1を参照)、前記ポンプフラップの機械式開放システムは、先ず、前記ホースクランプ2の前記ラッチ部材14に対して作用することによって、前記ホースクランプ2を閉じる。
もしも前記触感センサ26が、ホースクランプ2が適切に閉じられていることを検出すると(図5の工程S2を参照)、機械式開放システムによるポンプフラップの開放する実際のプロセスによって警告信号が発せられない(図5の工程S3.1を参照)。
もしも前記触感センサ26が、ホースクランプ2が適切に閉じられていないことを検出すると(図5の工程S2を参照)、機械式開放システムによるポンプフラップの開放する実際のプロセスによって警告信号が発せられる(図5の工程S3.2を参照)。
前記警告信号は、視覚的表示(たとえばフラッシュライト)および/又はラウドスピーカによって実現できる。
前記ポンプフラップの機械式開放システムは、ポンプフラップを解放する手続きによってポンプのスイッチオフも起こるように構成することができる。
本発明の第2実施例によるホースクランプ2’が図6〜11に図示されている。このホースクランプ2’も、フィルムヒンジ8’を介して互いに接続される二つのクランプ部4’および6’を有する。
前記第1クランプ部4’の前記フィルムヒンジ8’から離間する端部には、カバー部48が設けられ、これは、前記二つのクランプ部4’および6’の相対閉鎖位置において、第2クランプ部6’に向けて延出する。
前記第2クランプ部6’の前記フィルムヒンジ8’から離間する端部には、開口部50が設けられ、これは、前記二つのクランプ部4’および6’の相対閉鎖位置において、前記カバー部によって隠される。この点に関して、「隠される」とは、前記ホースクランプ2’が開放される場合に、前記第2クランプ部6’の延出の主方向に平行に延出する光線が、前記開口部50を通り(図7Aおよび8を参照)、前記ホースクランプ2’が閉じられる場合には、前記カバー部48に当たる(図10Aおよび11を参照)ことを意味する。
前記第1実施例のホースクランプ2と同様に、第2実施例のホースクランプ2’も、その前記フィルムヒンジ8’に面する端部とこのフィルムヒンジ8’から遠ざかる端部との間の、その第1クランプ部4’にシュート状凹部の形状(図6,7B,9および10Bを参照)の第1ホースシート部30’と、その前記フィルムヒンジ8’に面する端部とこのフィルムヒンジ8’から遠ざかる端部との間の、その第2クランプ部6’にシュート状凹部の形状(図6,7B,9および10Bを参照)の第2ホースシート部32’、とを有する。
図8および11に図示されているように、前記カバー部48は、第1バネクランプシート部12’との協働で、ラッチ部材14’を形成する第1バネクランプ10’によって形成される。そのラッチ作用において、第2実施例の前記ラッチ部材14’は、第1実施例のラッチ部材14に対応する。ここで、前記第1バネクランプ10’は、前記ホースクランプ2’が閉じられると、前記第1バネクランプシート部12’上のエッジ18’と形状フィット状に協働する下方切り欠き16’を備えている。
図8において、ホースクランプシート部42’に受け入れられた前記ホースクランプ2’がその開放状態で図示されている。前記ホースクランプシート部42’は、ポンプ40’の本体64側に設けられ、ポンプフラップ66が図8および11に図示されているように閉鎖位置にある場合、前記本体64に取り付けられたポンプフラップ66によってカバーされる。ハーバービット(harbor bitt)形状のスナップファスナ又はクリップ60が前記ホースクランプシート部42’に設けられ、これは、前記ホースクランプ2’が前記ホースクランプシート部42’に受け入れられる場合に、前記第2クランプ部6’のクリップシート部62と形状フィット状に協働する。当該クリップシート部62は、そのリム又はそのバネラグが弾性的に膨張して、それによって多くの挿入および取り外しプロセスを可能にする、円形開口部の形状を有している。
前記ポンプフラップ66には、その枢支軸心が前記フィルムヒンジ8’のヒンジ軸心に対して実施的に平行に延出する揺動レバーの形状の第1アクチュエータ部材56が設けられている。この第1アクチュエータ部材56によって、前記第1クランプ部4’を、相対開放位置から前記第2クランプ部6’に向かって、相対閉鎖位置へと揺動させることができる。
前記本体64には、その変位方向が前記第1バネクランプ10’に対して横断して延出する直線変位可能なボルトの形状の第2アクチュエータ部材58が設けられている。前記二つのクランプ部4’および6’の前記相対閉鎖位置において、前記第2アクチュエータ部材58は、前記第1バネクランプ10’を、この前記第1バネクランプ部4’上の第1バネクランプ10’の前記下方切り欠き16’が、前記第2クランプ部6’上の前記第1バネクランプシート部12’の前記エッジ18’から係合解除可能となるように、移動させることができる。前記下方切り欠き16’とエッジ18’とが係合解除されると、前記第1クランプ部4’は、ホースクランプ2’によってクランプされているホース内にある程度の最小圧力が発生するやいなや前記開放相対位置へと移動する。別構成として、前記ホースクランプ2’は、前記両クランプ部4および6’が、前記開放相対位置において無テンション状態となるように構成することも可能である。
前記本体64において、前記第2クランプ部6’の前記フィルムヒンジ8’から離間する端部の一方に光源52が設けられ、前記端部の他方の側には光センサ54が設けられている。この明細書と請求項の文脈において、「光」とは、プラスチック又は金属化プラスチックによってシールド可能な任意の電磁放射線として理解される。従って、前記光センサ54は、一般に、少なくとも、光の複数の特性又は一つの特性、例えば、強度、における変化を検出できるという特徴を有する。前記光源52および光センサ54は、前記本体64に、前記クランプ部4’と6’とが前記開放相対位置にある場合には、光線が前記開口部50を通って光源52から前記光センサ54へと放射可能であり、前記クランプ部4’と6’とが前記開放閉鎖位置にある場合には、光源52からの光線が前記カバー部48に当たって、光センサ54まで放射することができないように構成されている。
図1〜11に図示され、上述した、本発明による前記ホースクランプおよび本発明による前記医療用ポンプの実施例は、請求項の発明の一つの可能な実施例を代表するものにすぎない。
例えば、前記フィーラピン22は、必ずしも円筒形状を有する必要はなく、回転体等のほぼ筒状形状のものとすることができる。従って、前記フィーラピンシート部24の断面は、多角形又は楕円形とすることができる。
前記ホースクランプ2は一体物として形成される。別構成として、このホースクランプ2を複数の別々の部材を組み付けことによって製造することも可能である。
上述した実施例において、前記ホースクランプ2の開口度は、フィーラピンシート部24の軸心方向におけるフィーラ46の変位に基づいて検出される。別構成又は追加構成として、フィーラピンシート部24に対するフィーラピン22の、フィーラ―ピンシート部24の軸心方向に対して横断する変位を検出(前記ギャップ28の幅を測定する)するためのフィーラ46を使用することも可能である。
2;2’ ホースクランプ
4;4’ 第1クランプ部
6;6’ 第2クランプ部
8:8’ ヒンジ
10;10’ 第1バネクランプ
12;12’ 第1バネクランプシート部
14;14’ ラッチ部材
16;16’ 下方切り欠き
18;18’ エッジ
20 エンクロージャ
22 フィーラピン
24 フィーラピンシート部
26 触感センサ
28 ギャップ
30;30’ 第1ホースシート部
32:32’ 第2ホースシート部
34 クランプリブ
36 第2バネクランプ
38 第2バネクランプシート部
40;40’ ポンプ
42;42’ ホースクランプ又はクランプ部シート部
44 突起
46 フィーラ
48 カバー部
50 開口部
52 光源
54 光センサ
56 第1アクチュエータ部材
58 第2アクチュエータ部材
60 クリップ
62 クリップシート部
64 本体
66 ポンプフラップ
4;4’ 第1クランプ部
6;6’ 第2クランプ部
8:8’ ヒンジ
10;10’ 第1バネクランプ
12;12’ 第1バネクランプシート部
14;14’ ラッチ部材
16;16’ 下方切り欠き
18;18’ エッジ
20 エンクロージャ
22 フィーラピン
24 フィーラピンシート部
26 触感センサ
28 ギャップ
30;30’ 第1ホースシート部
32:32’ 第2ホースシート部
34 クランプリブ
36 第2バネクランプ
38 第2バネクランプシート部
40;40’ ポンプ
42;42’ ホースクランプ又はクランプ部シート部
44 突起
46 フィーラ
48 カバー部
50 開口部
52 光源
54 光センサ
56 第1アクチュエータ部材
58 第2アクチュエータ部材
60 クリップ
62 クリップシート部
64 本体
66 ポンプフラップ
Claims (17)
- ポンプ(40;40’)とは別体で、かつ、少なくとも部分的にフレキシブルなホース上に配置されたホースクランプ(2;2’)用のシート部(42;42’)を有する、媒体を輸送するための医療用ポンプ(40;40’)であって、
前記ホースクランプが、互いに対して移動可能な2つのクランプ部(4,6;4’,6’)を有し、クランプ部(4,6;4’,6’)間に配置された前記ホースをピンチして、当該ホース内部に媒体が流れることのできない、互いに対する相対閉鎖位置と、前記クランプ部(4,6;4’,6’)間に配置された前記ホースがピンチされず、当該ホース内部に媒体が流れることができる、互いに対する相対開放位置、へと移動可能であるものおいて、
特に前記シート部(42;42’)に設けられ、かつ、前記ホースクランプ(2;2’)が前記シート部(42;42’)に設けられた場合に、少なくとも、それらのクランプ部(4,6;4’,6’)が前記相対閉鎖位置又は前記相対開放位置にあるか否かを検出するセンサ(26;54)を備えていることを特徴とする医療用ポンプ(40;40’)。 - 前記クランプ部(4,4;4’,6’)の前記相対閉鎖位置から前記相対開放位置、又は前記相対開放位置から前記相対閉鎖位置、への移行中に前記センサ(26;54)によって行われる測定の時間的経過の補助によって、前記ホースクランプ(2;2’)の使用のために必要とされる前記シート部(42;42’)に受け入れられた前記ホースクランプ(2;2’)の構造的および/又は機能的完全性を検出する電子データ処理ユニット、を備えている請求項1に記載の医療用ポンプ(40;40’)。
- 前記シート部(42;42’)に受け入れられた前記ホースクランプ(2;2’)の両クランプ部(4,6;4’,6’)を、前記相対閉鎖位置から前記相対開放位置および/又は前記相対開放位置から前記相対閉鎖位置、へと移動させることが可能なアクチュエータ(58)を備える請求項1または2に記載の医療用ポンプ(40;40’)。
- 閉じ位置においては、前記ホースクランプ(2;2’)が前記シート部(42;42’)から取り外されることができないように、或いは、前記シート部(42;42’)に挿入されることができないように、前記シート部(42;42’)をカバーし、そして、開放位置においては、前記ホースクランプ(2;2’)が前記シート部(42;42’)から取り外すことができるように、或いは、前記シート部(42;42’)に挿入されることができるよう、前記シート部(42;42’)を解放する、ポンプフラップ(66)を備えている請求項1〜3の何れか一項に記載の医療用ポンプ(40;40’)。
- 前記アクチュエータ(56,58)は、前記ポンプフラップ(66)の前記閉じ位置において、前記シート部(42;42’)に受け入れられた前記ホースクランプ(2;2’)の前記両クランプ部(4,6;4’,6’)を、前記相対閉鎖位置から前記相対開放位置、および/又は、前記相対開放位置から前記相対閉鎖位置、へと移動させることができる請求項3および4に記載の医療用ポンプ(40;40’)。
- 前記シート部(42;42’)に受け入れられた前記ホースクランプ(2;2’)の前記両クランプ部(4,6;4’,6’)の前記相対開放位置は、前記アクチュエータ(56,58)によって、前記ホースの内部の開口度、従って、当該ホースを通って流れる媒体の流量が調節可能であるように、変えることができる請求項3〜5の何れか一項に記載の医療用ポンプ(40;40’)。
- 前記センサ(26;54)は、前記シート部(42;42’)に受け入れられた前記ホースクランプ(2;2’)の両クランプ部(4,6;4’,6’)の前記相対開放位置の変化を検出可能であり、その結果、前記センサ(26;54)によって、前記ホース内部の開口度、従って、このホースを流れる前記媒体の流量、を検出可能である請求項6に記載の医療用ポンプ(40;40’)。
- 前記センサ(26;54)は、前記二つのクランプ部(4,6;4’,6’)の第1のもの(4;4’)の位置を感知することによって、前記二つのクランプ部(4,6;4’,6’)の前記相対閉鎖位置を検出し、そして、
前記シート部(42;42’)は、2つの前記クランプ部(4,6;4’,6’)の第2のもの(6;6’)がそこに固定可能なように構成されている請求項1〜7の何れか一項に記載の医療用ポンプ(40;40’)。 - 前記ポンプ(40;40’)は、それに対して前記ポンプフラップ(66)が移動可能な本体(64)を有し、
前記シート部(42;42’)は、前記本体(64)に設けられ、そして、
第1クランプ部(4;4’)は、前記ポンプフラップ(66)によって移動可能である請求項4および8に記載の医療用ポンプ(40;40’)。 - 前記センサ(54)は、前記両クランプ部(4’,6’)の少なくとも一方が前記ポンプ(40’)上に配設された光源(52)から放射される光線を、中断、変化および/又は偏光、させることに応答する光センサ(54)である請求項1〜9の何れか一項に記載の医療用ポンプ(40’)。
- 前記センサ(26)は、前記センサ(26)の前記両クランプ部(4,6)の少なくとも一方との接触に応答する触感センサ(26)である請求項1〜9の何れか一項に記載の医療用ポンプ(40)。
- スナップファスナ又はクリップ(60)が前記シート部(42)に設けられ、検出可能な固定のために、前記ホースクランプ(2’)が前記シート部(42’)に受け入れられた時に、前記両クランプ部の一方(6’)に形成されたクリップシート部(62)と形状ロック状に協働する請求項1〜11の何れか一項に記載の医療用ポンプ(40)。
- それらクランプ部(4’,6’)間に配置されたホースがピンチされて当該ホース内に媒体が流れることができない相対閉鎖位置へと互いに対して移動可能で、かつ、前記ホース内を媒体が流れることのできる相対開放位置へと互いに対して移動可能であり、更に、少なくとも1つのクランプ部(6’)が請求項1〜12の何れかの医療用ポンプ(40,40’)に接続可能である、二つのクランプ部(4’,6’)を有するホースクランプ(2’)であって、
前記二つのクランプ部(4’,6’)の第1のもの(4’)が、前記両クランプ部(4’,6’)の相対閉鎖位置においては前記両クランプ部(4’,6’)の第2のもの(6’)に設けられた開口部をカバーし、前記両クランプ部(4’,6’)の相対開放位置においては前記開口部を少なくとも部分的に開放する、又は、それをカバーしない、部分を有するホースクランプ(2’)。 - 互いに対して移動可能で、かつ、ホースクランプ(2)に設けられたラッチ部材(14)によって、それらがそれらの間に配置されたフレキシブルホースをピンチして、そのホース内で媒体が流れることのできない相対閉鎖位置において保持されることが可能な二つのクランプ部(4,6)を有するホースクランプ(2)であって、少なくとも一方のクランプ部(6)が請求項1〜12のいずれかの医療用ポンプ(40)に接続可能であるものにおいて、
前記ラッチ部材(14)に加えて、前記二つのクランプ部(4,6)の第1のもの(4)に突起(22)が設けられ、当該突起が、前記相対閉鎖位置において、第2クランプ部(6)に向けて、それが、第1クランプ部(4)から離間する前記第2クランプ部(6)の後ろ側へと延出するように突出し、前記医療用ポンプ(40)に接続された前記ホースクランプ(2)の前記両クランプ部(4,6)の前記相対閉鎖位置を、前記医療用ポンプ(40)の前記第2クランプ部(6)の後ろ側に配設されたセンサ(26)によって検出可能であるホースクランプ(2)。 - 前記突起(22)は、前記相対閉鎖位置において、前記第2クランプ部(6)の連続凹部(24)を通って延出する請求項14に記載のホースクランプ(2)。
- 前記両クランプ部(4,6)は、ヒンジ(8)によって互いに揺動可能に接続され、
前記ラッチ部材(14)は、前記ヒンジ(8)から離間する側で前記二つのクランプ部(4,6)のそれぞれに配置され、
前記ラッチ部材(14)に面する側と各クランプ部(4,6)の前記ヒンジ(8)に面する側との間にホースシート部(30,32)が設けられ、そして、
連続凹部(24)と前記突起(22)とはそれぞれ、前記ヒンジ(8)と、対応のクランプ部(4;6)の各ホースシート部(30;32)との間に設けられている請求項14又は15に記載のホースクランプ(2)。 - 請求項1〜12の何れか一項に記載の医療用ポンプ(40;40)と、請求項13〜16の何れか一項に記載のホースクランプ(2;2’)とを有する医療システム。
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