JP2007512106A - スライド式留め具 - Google Patents

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Abstract

スライド式留め具がスロットを有し、スロットを通して流体チューブが取り付けられる。チューブは、スロットの流通区画または閉止区画に移動させ得る。流通および閉止区画を相互接続する、閉止区画よりも狭い締めつけ区画がある。締めつけ区画は、閉止区画と流通区画の間でのチューブの移動に抵抗する。締めつけ区画は、同区画のスロットから横方向外側位置にある開口を作る一対の湾曲梁を含む。チューブが閉止区画から流通区画に向かう強制力を受けて湾曲梁が外側に撓み、チューブを通過させ得る。しかし、チューブに十分な力が加えられない場合は湾曲梁に打ち勝てず、湾曲梁がチューブの動きを止める。チューブが通過した後、湾曲梁は休止位置に弾発的に戻り、再び停止機能を有する。湾曲梁は対称的に形成されており、いずれの方向へのチューブの移動も許す。開口は、留め具用の識別標識でもある。

Description

本発明は、広い意味で、点滴(I.V.)チューブを通る医療用流体の流れを制御するために用いる留め具に係わり、具体的に云えば、チューブの閉止位置から非閉止位置への留め具の偶然の動きを防ぐスライド式留め具に関するものである。
医者は、通常、医療用流体が正確に患者に供給されることを望む。したがって、薬物注入ポンプ等の機器が流体の供給を高精度で調節するために用いられる。そのような薬物注入ポンプは、いつでも流体ラインを閉止する。すなわち、薬物注入ポンプによってもたらされる閉止の位置は変化するものの、いつでも流体源から患者への直接の流路が存在しなくなる。薬物注入ポンプ、または、その他の機器による調節なしに、I.V.チューブを通って自由に流体が流れる時、望ましくない事態が起きる可能性がある。この事態は、自由流危険(free flow hazard)として知られている。流体ラインの流体充填、または、流体ラインのポンプからの取り外し等の作業が自由流危険の可能性を高める。そのような自由流状態を避けるために、流れを停止させる必要がある時、チューブを挟圧(クリンプ)して流体通路を閉止させるためにI.V.チューブの一部分に沿って手動留め具を配置することができる。
流体ラインを閉止させるために使用できる従来技術による留め具は、一般に知られているローラ留め具およびスライド式留め具を含む、多くの異なる形態をとる。ローラ留め具の一例が、米国特許第3802463号に示されている。スライド式留め具は、通常ローラ留め具よりも廉価であり、異なる方法で作動し、かつ、自動化された作動または作動停止機構に有用である。多くのスライド式留め具は、その中に形成される流量調節スロットを有するプレートで形成され、それを貫通して流体ラインが配設される。この開口部は通常閉止区画および流通区画を有する。I.V.チューブは開口部を貫通して配設され、また、I.V.チューブは、チューブが閉止される位置である閉止区画、および、チューブを通る流体流が妨げられない位置である流通区画に、開口部内で摺動可能である。閉止区画は、スロット内に閉止した形状でチューブを保持するために大きな摩擦を与えるが、プレートは、突発的な衝撃または障害によって、この構造部分から外れ易い状態にある。万一外れが起きて、閉止区画からチューブが移動し、かつ、この移動が看護師、または、その他の介護士によって検出されずに経過すると、潜在的な自由流危険が存在するだろう。
突発的な外れに対する解決策は、従来技術によって考察されている。開口部のチューブ接触表面をスライド式留め具の全深さを越えて延在させることによって、比較的広い表面が作動位置にあるI.V.チューブと接触したままになる。これが、流通区画と閉止区画の間のスライド式留め具に対するI.V.チューブの突発的な移動に対抗するかなりの摩擦力を与える。しかしながら、この解決策の欠点は、この装置によって付加される増大した摩擦抵抗が、閉止区画から流通区画にチューブを移動させること、および、その逆を困難にさせることである。さらに、留め具による反復する閉止、開放の後に、増大した摩擦抵抗力がチューブ壁の破断をもたらす可能性がある。
かくして、必要な時に流通位置に容易に移動させることのできる安全な閉止構造を流体ラインに設けるという改善されたスライド式留め具の必要性が当業者に認識されている。製造費用が低廉で、使用特性のよい簡単な設計に対する必要性も認識されている。本発明は、これらの必要性、および、その他の必要性を満たすものである。
本発明は、I.V.チューブを通る医療用流体の流れを制御するためのスライド式留め具に関するものである。このスライド式留め具は、より大きな力がチューブに加えられるまで、留め具の閉止区画から外れるチューブの動きに抵抗する締めつけ区画、または、狭隘区画を含む。
具体的に云えば、流体通路を有するチューブで用いるためのスライド式留め具が、縦方向長さ、および、横幅を有するプレートと、このプレートに設けたスロットとを含み、スロットは或る幅を有し、また、スロットは、チューブが流通区画に位置する時、スロット幅が、流体通路を通る流体の自由流を許す寸法になされた流通区画と、前記チューブが閉止区画に位置する時、スロット幅が、流体通路を通る流体の自由流を妨げる寸法になされた閉止区画とを含み、また、スロットは流通区画と閉止区画を相互接続する締めつけ区画を含み、該締めつけ区画におけるスロット幅が閉止区画におけるスロット幅よりも小さな狭隘形状を有し、もって、該締めつけ区画は、流通区画または閉止区画のいずれかから他方の区画へのチューブの移動に抵抗し、さらに、締めつけ区画のスロット幅は、所望のチューブ移動方向でチューブに閾値力が加わった時に締めつけ区画を通るチューブの移動を許容するように拡張する拡張される形状を有し、また、締めつけ区画は、チューブが流通区画または閉止区画のいずれからも締めつけ区画を通って移動することができる双方向性である。
本発明の別の特徴によれば、締めつけ区画は、チューブが締めつけ区画を通過した後、スロット幅が弾発的に狭い形状に戻るように形成される。また、締めつけ区画が或る長さを有し、チューブが或る直径を有し、チューブが締めつけ区画に位置する時に、締めつけ区画の長さがチューブの直径よりも小さい。締めつけ区画は低摩擦表面特性を有する材料で作られる。
別の特徴によれば、締めつけ区画が一対の湾曲梁を含み、スロットが該一対の湾曲梁の間に存在し、前記湾曲梁は、スロットが狭い形状になった第1位置と、スロットが拡がった形状になる第2位置とを含み、また、前記湾曲梁は第1位置と第2位置の間で弾発的に動き得るように形成されており、それによって、前記湾曲梁が、流通区画または閉止区画のいずれかから他方の区画へのチューブの移動に抵抗する。プレート内に一対の緩和部分が形成され、この緩和部分のうちの1つが湾曲梁のうちの1つから横方向外側に存在し、他方の緩和部分が他方の湾曲梁から横方向外側に存在する。各湾曲梁の外側に存在する該緩和部分は、丸穴を含み、それらの寸法は所望形状で可撓性の湾曲梁になるように選択され、それによって、湾曲梁の可撓性が、締めつけ区画を通って移動するためにチューブに求められる力の閾値を決める。湾曲梁は、変形力を受けた後に、当初の形状に戻るための弾発性を有する変形可能な材料で形成される。
別の特徴では、湾曲梁は対称形であり、それによって、締めつけ区画は隣接する流通区画および隣接する閉止区画に対して締めつけ区画が対称形状である。湾曲梁を第1位置に向かって付勢するための付勢手段も設けられ、付勢手段は、湾曲梁を形成するプレート材料を含み、締めつけ区画が狭い形状をなす時に湾曲梁は互いに向かって湾曲し、締めつけ区画が拡がった形状をなす時に、湾曲梁は互いから離れて横方向外側に曲がる。
本発明のさらに別の特徴では、流体通路を有するチューブと共に使用するためのスライド式留め具が提供され、
この留め具は、縦方向の或る長さ、および、横方向の或る幅を有するプレートと、このプレートに設けたスロットを含み、
このスロットは、通路を通る流体の自由流を許す寸法になされた流通区画と、通路を通る流体の自由流を妨げる寸法になされた閉止区画と、前記非閉止区画と閉止区画を相互接続する狭隘区画とを含み、
この狭隘区画は、間に空間が存在する一対の湾曲梁と、閉止区画の幅よりも狭い幅を有する第1位置と、湾曲梁を曲げるために十分な力をチューブが受けた時に、流通区画から閉止区画へ、また、閉止区画から流通区画へのチューブの移動を許すように前記空間の幅を拡げるために湾曲梁が曲がる第2位置とを含み、
湾曲梁は、チューブが前記空間を通って移動した後に湾曲梁が前記第1位置に曲がって戻るように形成され、また、湾曲梁を曲げるには不十分な力をチューブが受けた時には、湾曲梁が、閉止区画から流通区画へのチューブの移動に抵抗する。
また、前記狭隘区画は、チューブと接触する平坦な表面を有し、該狭隘区画の表面は低摩擦表面特性を有する材料で作られる。チューブと接触する閉止区画の表面は、先が細くなった縁によって作られ、該閉止区画の表面は低摩擦表面特性を有する材料で作られる。最後に、プレートは、変形可能な弾発性材料で作られ、この材料は、これを変形させることのできる力を受けた後に、初期形状を取り戻す弾発性を有する。
本発明のその他の特徴と利点は、本発明の原理を例示的に示す添付図面を見ながら行う以下の詳細な説明から明らかになるだろう。
次に、複数の図面(類似符号は類似または同一部材を示す)を見ると、図1に留め具を貫通して配置される点滴(I.V.)チューブ(図示せず)を通る医療用流体の流れを制御するためのスライド式留め具10を示す。この留め具は、スライド式留め具の本体を形成するプレート12と、プレートに形成されたスロット14を含む。このスロットは、図2に詳細断面を示す流通区画16、および、図3に詳細断面を示す閉止区画18を含む。スロットは、先に述べたとおり、自由流に伴う危険を防ぐべく、閉止区画からの不用意なI.V.チューブの外れに抵抗するための、流通区画と閉止区画の間に配置された締めつけ区画20を更に含む。
締めつけ区画20は、狭隘区画の外観をしており、閉止区画18と比較して減少した幅のスロット長さをもたらし、したがって、閉止区画に配置されているチューブがその区画を離れ流通区画16に移動する移動に抵抗する停止部として働く。図1の締めつけ区画は左右対称であり、閉止区画と流通区画16の間に配置され、図1の実施例では、流通区画からのチューブの移動にも抵抗する。さらに、停止区画は弾発性があり、締めつけ区画内にチューブを移動させ、また、締めつけ区画を通過してチューブを移動させるべく、増大した力をチューブに加えて、その抵抗力に打ち勝つことができる。締めつけ区画は、閉止区画と流通区画の両方の間に配置され、また、それが左右対称であるため、いずれかの区画から他方の区画への移動に対する停止部になるが、所望の移動方向に十分な克服力がチューブに加えられる時、前記移動が許容される。さらに、締めつけ区画は弾発性があるので、その抵抗力に打ち勝つことが、停止区画を永久的または塑性的に変形させることはなく、締めつけ区画は多数回機能するだろう。
図1に示すように、締めつけ区画20は左右対称であるだけでなく、対称的でもある。閉止区画に面するその端部は、流通区画に面するその端部と同じ形状を有する。テーパのついた導入区画22は、図1の実施例では、流通区画の一部を形成すると考えることもできるが、締めつけ区画20と流通区画16の間に配置される。別の場合では、テーパのついた導入区画は締めつけ区画の一部分を形成すると考えることもでき、その場合は停止区画はその結果対照的ではない。
図1の締めつけ区画20をさらに詳細に確認すると、一対の湾曲梁24、26がその間に配置された締めつけ区画のスロット28を有する。この形状の詳細を断面図として図4に示す。以上で簡単に論じたように、締めつけ区画のスロットは流通区画16のスロットおよび閉止区画18のスロットのいずれよりも狭く、そのため、いずれかの区画に配置されたチューブの移動に対して抵抗力をもたらす。しかしながら、締めつけ区画のスロットは、それにもかかわらず、スライド式留め具10に取り付けられたチューブが正しい条件の下でそれを通過できるスロットである。この場合、締めつけ区画のスロットは、図1に示す狭隘形状に締めつけ区画を保持する力よりも大きな力によって締めつけ区画内に強制的に入れられるチューブによって、締めつけ区画のスロットに圧力が加えられた時、チューブの通過を受容するために、大きな寸法(拡張形状)に拡張するように構成されている。
締めつけ区画20の開口部28の拡張可能な性質を達成するために、2つの開口部が締めつけ区画から横方向外側に、締めつけ区画のスロットの両側に形成される。この開口部は、形状が丸く、締めつけ区画のスロット近くに配置されるので、それらは湾曲梁24、26を形成する。すなわち、第1の湾曲梁24は、スロットの横方向外側に第1の開口30を形成することの結果として形成される。同様に、第2の湾曲梁26は、スロットの横方向外側に第2の開口32を形成することによって形成される。開口の位置および寸法は湾曲梁を形成し、並びに梁に打ち勝ち、締めつけ区画のスロットを拡張するのに必要な力の量を決める。例えば、梁が薄いほどスロットを拡張するために要する力は小さくなり、一方梁が厚いほどスロットを拡張するためにより大きな力が必要となるだろう。より薄い梁は閉止区画18のチューブが流通区画16に移動するのに対するより少ない停止力をもたらし、より破断し易いことも理解されたい。より薄い梁は、上記で論じた自由流危険に対するより低い保護をもたらし、一方より厚い梁は、締めつけ区画を拡張するために非常に大きな力を要する可能性があり、その結果チューブの完全性が危険に曝される可能性がある。
したがって、開口30、32は、閉止区画18と流通区画16の間チューブの望ましくない移動を停止する、または抵抗するために締めつけ区画に向かって、結果として湾曲梁24、26を内側に付勢するまたは押しやることになるばねのような機能をもたらす。これは、締めつけ区画のスロットの狭い形態として知られている。湾曲梁がこの狭い形態のところにあるとき、締めつけ区画のスロットは、閉止区画18の幅より狭い幅を有する。締めつけ区画が梁が外側に押される拡張された形態にあるとき、締めつけ区画のスロット28はチューブがこの締めつけ区画20を横断できるようにより広い幅に拡張する。
湾曲梁24、26は、上記で論じたように開口30、32に起因してプレートから形成されるのでプレート12と一体である。図1を参照することによって、この湾曲梁が内側に、すなわち、締めつけ区画のスロットに向かって丸くなっていることが分かる。したがって、それらは、両方向に面する締めつけ区画に対して、すなわち、閉止区画に向かって、かつ流通区画に向かって丸くなったテーパを与える。したがって、締めつけ区画は左右対称である、またはチューブが閉止区画から締めつけ区画内に、または流通区画から締めつけ区画内へ移動させることができるという点で2方向性である。移動の所望の方向に十分な力がチューブに加えられた場合は、湾曲梁は締めつけ区画のスロットを拡張するように外側に移動するであろう。湾曲梁がプレートに、湾曲梁の中央部の後ろに開口を有し両方の端部のところで取り付けられているので、かつ梁が弾性材料で形成されているので、この梁は締めつけ区画を通るチューブの移動を収容するように拡張した形態に外側に撓むまたは曲がることができるが、それらの弾性および取り付け構造に起因してチューブが締めつけ区画を通った後図1に示す狭い形状にさらに戻るであろう。
上記は図5〜図8を参照することによって分かる。図5に、スライド式留め具10の流通区画16にあるI.V.チューブ34を示す。閉止が望まれるとき、このI.V.チューブは締めつけ区画20を通り流通区画から移動される。図6に示すように、弾性の湾曲梁24、26はチューブが締めつけ区画を通過する時、外側に曲がるか、または、変形する。締めつけ区画のこの動作は、開口30、32の円からの変形をより明瞭に見ることができる図7(平面図)で確認できる。湾曲梁はチューブの通過を収容するように平担にされているように見えるように外側に曲げられている。図示のようにチューブが平担にされているとき、湾曲梁の長さはチューブの直径より小さいことも図7から注目することができる。チューブの内部通路36の一部分は実際に開いており、流れが起きることができる。これは、チューブが流通区画から来て閉止区画に移動する、またはその逆のいずれかであるので許容できる。閉止区画の目的は完全な閉止をもたらすことにあり、一方締めつけ区画は留め具10内でいずれの方向であってもチューブの移動に抵抗するようにのみ働く。閉止区画18の機能は、チューブがその直径全体にわたり完全に閉止される図8で見ることができる。締めつけ区画20が完全なチューブ直径の全面的な閉止をもたらす必要がないので、長さをより短く作ることができ、製造するのにより容易である。
図面では、湾曲梁24、26を形成するのに使用される開口30、32は円形である。しかしながら、他の形状も使用することができる。
効果的な締めつけ区画20を形成するために、湾曲梁24、26は、スライド式留め具の普通の使用で通常遭遇する力よりかなり大きな力を締めつけ区画を通りチューブを移動させるためにチューブに対して必要とするように、外側に曲げることに対し十分な抵抗力を有しなければならない。この締めつけ区画力の閾値は通常、普通の障害および突発的な衝撃から予想することができる力以上に設定されるであろう。前記のとおり、湾曲梁の可撓性は、湾曲梁の厚さ、幅、および湾曲梁の形成材料によって決まる。閾値を超える力がない場合は、チューブを閉止区画から外へ、かつ流通区画内へ戻し移動させるいかなる試みも失敗するであろう。
チューブが締めつけ区画20を通った後で、梁24、26が締めつけ区画のスロットが狭い形状にあるそれらの休止位置に曲がって戻ることにも注目されたい。再度、締めつけ区画はチューブ34の所望されない移動に対する効果的な停止部を形成するであろう。
プレート12は、変形後に初期形状を取り戻すような弾発性を有する変形可能な材料で作ることができる。それには、例えば、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、または同様な材料などの、射出成型でき、良好な弾性を有する任意のプラスチック材料を含むことができる。この材料故に、湾曲梁の特別な形状、かつそれらの対応する湾曲梁から外側に配置された開口30、32の存在によって助けられ、この湾曲梁は、ばねに似た特性を示す。この結果、チューブ34から適切な力が湾曲梁に加えられる時、湾曲梁はチューブから曲がって離れ、チューブが閉止区画18内に通過して入ることができる。チューブが締めつけ区画を通過した後、湾曲梁は図1、図8に示すようにそれらの初期形状に弾性復元する。しかしながら、外側に曲げるための湾曲梁による抵抗力が大きすぎると、チューブの壁に対する損傷効果を有する可能性がある。したがって、閾値力は過度に高く設定すべきでない。
閉止区画18は、図3の断面に見える先の細くなった表面38を含む。この先の細くなった表面は、チューブ34と接触し、チューブの壁を押し付けるのに十分な力を加える。これは結果として、チューブを通る全ての液体の流れが停止させられる閉止になる。そのような縁部はチューブと接触する表面積を減少させ、それによってチューブが流通区画16から閉止区画18に、また、その逆方向に移動せしめられる時、チューブに加わる摩擦力を減少させる。減少した摩擦力の故に、スライド式留め具10内でのチューブの移動は、閉止区画の接触表面がより大きな表面積を有する場合の移動より困難でなくなるだろう。さらにチューブに接触する閉止区画の表面は、テフロン(登録商標)(Teflon)、デルリン(Delrin)、Kel−F、または任意の他の適切な材料などの低摩擦表面特性を有する材料から製作することができる。低摩擦表面特性を有する材料は、閉止区画内でのチューブの移動の困難性をなくすのを助ける。さらに、チューブがそれらの表面間に押し付けられるとき作り出されるより低い摩擦力は、繰り返し押し付けられる点でのチューブ壁の切断または実質的な弱体化の傾向を減少させる。
好ましい実施例では、チューブ34と接触する締めつけ区画20の表面は、スライド式留め具内のチューブの繰り返し移動が万一必要な場合は、チューブが締めつけ区画を通り移動するときチューブ壁の剪断を避けるために図4に示すように平らである。上記で述べたように、チューブの完全な閉止は締めつけ区画の機能ではない。チューブ壁に対する剪断または損傷をさらに避けるために、チューブ32と接触する締めつけ区画の表面も、テフロン(登録商標)、デルリン、Kel−F、または任意の他の適切な材料などの低摩擦表面特性を有する材料から製作することができる。
したがって、本発明の留め具を使用する輸液セットは、上記で述べたように留め具およびチューブを操作することによってI.V.チューブを通る流体の流れを成功裏に制御することができる。多くの従来技術の留め具と異なり、本発明の留め具はチューブが閉止位置から不用意に移動するという望ましからざる事態を防ぐ。ここで、この事態は、すでに閉止区画18内にあるチューブ34がスロットの流通区画16の方向にチューブ34に対する偶然の力を受けるとき、生じる可能性がある。そのような偶然の力は、突発的な衝撃または障害から結果として生じる可能性がある。締めつけ区画の保護なしでは、チューブは流体の流れが制御されないスライド式留め具10の流通区画に移動する可能性が十分ある。しかしながら、本発明の特徴によれば、この締めつけ区画は、チューブ34の流通区画16に向かう意図しない移動を防ぎ、その結果、予期しない自由流に伴う、可能性のある事故を防ぐ。
このスライド式留め具10は、チューブの所望の流れ、または、非流れ形状を達成するためにチューブを横切って手動で移動させることができるが、機構を利用してもよい。図9は、医療機器40で機能するスライド式留め具の使用に関するシステム図を示す。前記のとおり、チューブ34が、スライド式留め具(この場合は、スロット14の流通区画16)内に係合している。このチューブは、チューブ・アンカー(固定具)42、44によってスライド式留め具の上および下で固定されている。スライド式留め具は、チューブに対するスライド式留め具の位置を制御するスライド式留め具制御器46と係合している。或る場合において、チューブ・アンカーは、スライド式留め具がスライド式留め具によってチューブに対して移動する間、チューブを静止状態に保持する。この場合は、スライド式留め具制御器が、チューブを通る流れが可能になるようにスライド式留め具を丁度右に移動させている。流れが完了し、チューブを機器から取り外すべきときは、スライド式留め具制御器は次いでチューブが機器から取り外される前にチューブを閉止するためにスライド式留め具を左に移動させるであろう。別の実施例では、スライド式留め具制御器は静止したままであり、チューブ・アンカーが、チューブを、スライド式留め具方向に、または、スライド式留め具から離れる方向に移動させて、所望どおりにチューブを通る流れを可能にし、或いはまた、停止させる。
送信機50がスライド式留め具10の開口30、32を通るエネルギ・ビームを送信するスライド式留め具確認システム48も配設されている。スライド式留め具の両側に配置されたセンサ52がビームを検出し、それらの信号をプロセッサ54に伝達する。このプロセッサは、送信機およびセンサを監視し、センサからの検出信号の受信または不受信に基づきスライド式留め具を確認し、或いはまた、スライド式留め具が医療機器40で使用するには適切でないことを判定する。プロセッサは、スライド式留め具制御器46も制御することができる。分かり易さを維持するために多くの詳細はこの議論に含まれていない。例えば、別の検出器システムを、1つのスライド式留め具、任意のスライド式留め具が機器内に挿入されていることを判定するために使用することができる。表示器または音声装置を、スライド式留め具の確認または確認の欠落に関する情報を伝達するために設けることができる。この留め具制御器46は、プロセッサがスライド式留め具を確認できないと判定した場合は、機能しないことができる。
本発明を好ましい構造に則して説明してきたが、この分野の技術者には本発明から逸脱することなく明らかな改変を行うことができることは明らかであろう。全てのそのような改変は、本明細書で定義され、かつ添付の特許請求の範囲によって保護される本発明の趣旨および範囲に含まれるものとする。
流通区画、閉止区画、およびこの2つを相互接続する締めつけ区画を有するスロットを示す本発明の特徴によるスライド式留め具の平面図。 スロットの流通区画を示す、線2−2に沿って截断した図1の横断面図。 スロットの閉止区画を示す、線3−3に沿って截断した図1の横断面図。 スロットの締めつけ区画を示す、線4−4に沿って截断した図1の側断面図。 流通区画に配置されたチューブを示す、本発明の特徴によるスライド式留め具の斜視図。 締めつけ区画に配置されたチューブを示す、本発明の特徴によるスライド式留め具の斜視図。 チューブが通過できるように外側に曲がった湾曲梁を有する締めつけ区画に位置するチューブを示す、本発明の特徴によるスライド式留め具の平面図。 閉止区画に位置するチューブを示す、本発明の特徴によるスライド式留め具の斜視図。 スロットの流通区画に位置するチューブと、スライド式留め具をチューブに対して動かした時にチューブを所定位置に保持するための機構と、スライド式留め具を動かすための機構と、スライド式留め具を識別するためにプレートの2つの緩和部分の存在を検知するための検知器システムとを示す、本発明の特徴によるスライド式留め具の斜視図。

Claims (18)

  1. 流体通路を有するチューブで用いるためのスライド式留め具において、
    縦方向長さ、および、横幅を有するプレートと、
    該プレートに設けたスロットとを含み、
    前記スロットは或る幅を有し、また、前記スロットは、流通区画と、閉止区画とを含み、前記流通区画における前記スロット幅は、前記チューブが該流通区画に位置する時に前記流体通路を通る流体の自由流を許す寸法になされ、前記閉止区画における前記スロット幅は、前記チューブが閉止区画に位置する時に前記流体通路を通る流体の自由流を妨げる寸法になされており、
    前記スロットは、前記流通区画と前記閉止区画を相互接続する締めつけ区画を含み、
    該締めつけ区画における前記スロット幅が、前記閉止区画における前記スロット幅よりも小さな狭隘形状を有し、もって、前記締めつけ区画は、前記流通区画または前記閉止区画のいずれかから他方の区画への前記チューブの移動に抵抗し、
    前記締めつけ区画の前記スロットは、所望のチューブ移動方向で前記チューブに閾値力が加わった時に前記締めつけ区画を通る前記チューブの移動を許容するように前記スロット幅が拡張する拡張形状を有し、
    前記締めつけ区画は、前記チューブが前記流通区画または前記閉止区画のいずれからも前記締めつけ区画を通って移動することができる双方向性である、流体通路を有するチューブで用いるためのスライド式留め具。
  2. 前記締めつけ区画が、前記チューブが前記締めつけ区画を通過した後、前記スロット幅が前記狭い形状に弾発的に戻るように形成された請求項1に記載されたスライド式留め具。
  3. 前記締めつけ区画が或る長さを有し、かつ、前記チューブが或る直径を有し、前記チューブが前記締めつけ区画に位置づけられた時に、前記締めつけ区画の前記長さが前記チューブの前記直径よりも小さい請求項1に記載されたスライド式留め具。
  4. 前記締めつけ区画が低摩擦表面特性を有する材料で作られている請求項1に記載されたスライド式留め具。
  5. 前記締めつけ区画が、該締めつけ区画の前記スロットが間に存在する一対の湾曲梁を含み、
    前記湾曲梁が、
    前記スロットが前記狭隘形状になる第1位置と、前記スロットが前記拡張形状になる第2位置とを含み、また
    前記湾曲梁は、前記第1位置と第2位置の間で弾発的に動くように形成されており、
    それによって、前記湾曲梁が、前記流通区画または前記閉止区画のいずれかから他方の区画への前記チューブの移動に抵抗するようになっている請求項1に記載されたスライド式留め具。
  6. 前記プレートに形成された一対の開口を更に含み、前記開口の1つが前記湾曲梁のうちの1つから横方向外側に存在し、前記開口のうちの他方が前記湾曲梁のうちの他方から横方向外側に存在する請求項5に記載されたスライド式留め具。
  7. 各湾曲梁の外側に存在する前記開口が丸穴を含み、それら丸穴の寸法は、所望形状と可撓性を有する湾曲梁になるように選択され、
    それによって、前記湾曲梁の前記可撓性が、前記締めつけ区画を通って移動するために前記チューブに要求される前記閾値力を規定する請求項6に記載されたスライド式留め具。
  8. 前記湾曲梁が変形可能な材料で形成され、該変形可能な材料は、該変形可能な材料を変形させることができる力を受けた後に、初期形状に戻る弾発性を有する請求項5に記載されたスライド式留め具。
  9. 前記湾曲梁が対称形状であり、
    それによって、前記締めつけ区画が、隣接する前記流通区画および隣接する前記閉止区画との関係で対称形状である請求項5に記載されたスライド式留め具。
  10. 前記湾曲梁を前記第1位置に向かって付勢するための付勢手段を更に含む請求項6に記載されたスライド式留め具。
  11. 前記狭隘形状になる第1位置と、前記スロットが前記拡張形状
    前記付勢手段が、前記湾曲梁を形成する前記プレートの材料を含み、
    前記締めつけ区画が前記狭隘形状になっている時に、前記湾曲梁は互いに向かって湾曲し、
    前記締めつけ区画が前記拡張形状になっている時に、前記湾曲梁が互いから離隔して横方向外側に曲がるようになっている請求項10に記載されたスライド式留め具。
  12. 流体通路を有するチューブと共に使用するためのスライド式留め具において、
    縦方向の或る長さ、および、横方向の或る幅を有するプレートと、このプレートに設けたスロットと、
    前記スロットは、前記流体通路を通る流体の自由流を許す寸法になされた流通区画と、前記流体通路を通る流体の自由流を妨げる寸法になされた閉止区画と、前記非閉止区画と前記閉止区画を相互接続する狭隘区画とを含み、
    前記狭隘区画は、
    間に空間が存在する一対の湾曲梁と、
    前記湾曲梁の間の前記空間が、前記閉止区画の幅よりも狭い非拡張幅を有する第1位置と、
    前記湾曲梁を曲げるために十分な力を前記チューブが受けた時に、前記流通区画から前記閉止区画へ、また、前記閉止区画から前記流通区画への前記チューブの移動を許すように前記空間の幅を拡げるために前記湾曲梁が曲がる第2位置とを含み、
    前記湾曲梁は、前記チューブが前記空間を通って移動した後に前記湾曲梁が前記第1位置に曲がって戻るように形成され、また、前記湾曲梁を曲げるには不十分な力を前記チューブが受けた時には、前記湾曲梁が、前記閉止区画から前記流通区画への前記チューブの移動に抵抗するように構成された、流体通路を有するチューブと共に使用するためのスライド式留め具。
  13. 前記湾曲梁を曲げている間の緩和を行なうために、各湾曲梁に隣接する緩和部分を更に含む請求項12に記載されたスライド式留め具。
  14. 前記狭隘区画が前記チューブと接触するための平坦表面を有する請求項12に記載されたスライド式留め具。
  15. 前記狭隘区画の表面が低摩擦表面特性を有する材料で作れられている請求項14に記載されたスライド式留め具。
  16. 前記チューブと接触するための前記閉止区画の表面が、先が細くなった縁によって作られている請求項12に記載されたスライド式留め具。
  17. 前記閉止区画の表面が低摩擦表面特性を有する材料で作られている請求項16に記載されたスライド式留め具。
  18. 前記プレートが、変形可能な弾発性材料で作られ、該変形可能な材料は、該変形可能な材料を変形させることができる力を受けた後に、初期形状に戻る弾発性を有する請求項12に記載されたスライド式留め具。
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