JP2018530473A - 自動車の構造構成要素およびこのような構成要素を備える前方下部 - Google Patents

自動車の構造構成要素およびこのような構成要素を備える前方下部 Download PDF

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Abstract

クレードルタイプの構造要素(7)に接続されるように意図されているこの構成要素(9)は、前端(50a)と前記構造要素(7)に面するように構成される後端(50b)との間で長手方向に延在する延長部分(50)を備える。構成要素(9)は、前記延長部分(50)の長手方向壁から突出し、前記構造要素(7)の領域(40)に面するように構成される接触面(54)を備える、停止要素(52)を備え、前記停止要素(52)は、前記延長部分(50)が前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記接触面(54)が前記領域(40)と接触し、前記衝撃によって生じる力の一部を前記領域(40)に伝達するように構成される。

Description

本発明は、クレードルタイプの自動車の構造要素に接続されるように意図されている前記自動車の構造構成要素に関し、前記構成要素は、前端と後端との間で長手方向に延在する延長部分を備え、前記後端は、前記構成要素が前記構造要素に接続される場合に前記構造要素に面するように構成される。
本発明は、特に、自動車の前方低部領域部分の構成要素に関する。
車両の前部は、衝突の場合に、特に正面衝突中に主要な役割を演ずる。特に、車両の前部は、衝撃吸収に、すなわち衝突によって生じる力の吸収および散逸への寄与に関与することができなければならない。
衝突中の車両の前部の挙動は、制約を受け、そのうちのいくつかは、標準化された方法で説明される。これらには、特に、修復性衝撃とも呼ばれる低速衝撃中の、および高速衝撃中の前部の挙動を支配する基準が含まれる。
前部の挙動を改善するために、特に高速衝撃の場合には、衝撃中に生じる力をいくつかの荷重経路に分散させるように、特にこれらの力を車両の前部の上部領域、中間領域および底部領域の間に分散させるようにこの前部を構成することが有利である。
中間領域は、一般に、車両の長手方向に延在する2つのストリンガーを備え、中間領域の2つのストリンガーは、横ビームによってさらに接続される。
低部領域は、一般に、車両のフロントサスペンションを支持することを目的としているクレードル、すなわち前部クレードルを含む。低部領域はまた、車両の両側に配置される2つの延長部分を含み、各延長部分は、車両の前部クレードルから後部に向かって実質的に長手方向に延在する第1の細長い部分を含む。この種の低部領域構造は、特に、文献仏国特許出願公開第2887211号明細書に説明されている。
延長部分は、前部クレードルに直接的または間接的に接続され、特に正面で衝突によって生じる力を吸収し、これらの力のうちの少なくとも一部が前部クレードルに向かって通過することになるように構成される。
高速正面衝突中には、車両は、50km/hを超える速度で障害物に衝突する。
低速正面衝突中には、車両は、約16km/hの速度で障害物に衝突する。このような衝突が起こる場合に、車両のシャーシ、特にそのストリンガー、前部クレードル、および低部領域の延長部分は、塑性変形されてはならない。
高速正面衝突中の重量および挙動に関する要件は、最近、ますます大きな力が車両の前方低部領域を通過することになる原因となっている。
しかしながら、高速正面衝突中に前方低部領域によってますます大きな力を吸収すると、低速正面衝突中に前方低部領域に増加した力がかけられ、それによってこのような低速衝突中に低部領域の挙動が変わり、特に、延長部分によって伝達される力の影響下でクレードルを塑性変形させる原因となっている。
低速衝撃中の前方低部領域、特にクレードルの挙動を改善するために、1つの解決策は、たとえばクレードルの厚さを大きくするかまたは補強材をそれに加えることによって前部クレードルを強化することからなる。そのような解決策は、十分に満足のいくようなものではない。
仏国特許出願公開第2887211号明細書
したがって、本発明の1つの目的は、低速衝撃中にクレードルの変形を回避することを可能にする前方低部領域、特に延長部分である。
そのために、本発明は、前述のタイプの構造構成要素であって、前記延長部分の長手方向壁から横方向に突出する停止要素を備え、前記停止要素は、前記構成要素が前記構造要素に接続される場合に前記構造要素の第1の領域に面するように構成される第1の接触面を備え、前記停止要素は、さらに、前記延長部分が前記前端から前記後端に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記停止要素の前記第1の接触面が前記構造要素の前記第1の領域と接触し、前記構造要素の前記第1の領域に前記衝撃によって生じる力の第1の部分を伝達するように構成されることを特徴とする、構造構成要素に関する。
特定の実施形態によれば、構成要素は、単独で、または任意の技術的に可能な組み合わせに従って考慮される、次の特徴のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、
前記停止要素は、前記停止要素の前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達される力の前記第1の部分が、前記衝撃によって生じる力とは無関係に、第1の所定の力閾値より小さいままであるように構成され、
前記第1の所定の力閾値は、第1の所定の速度での衝撃、特に低速衝撃中に、前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達される力に対応する第2の力閾値よりも大きいかまたはそれに等しく、
前記第1の所定の力閾値は、第2の所定の速度での衝撃、特に高速衝撃中に、前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達されることになる力に対応する第3の力閾値よりも小さく、
前記停止要素は、脆弱な締結手段によって前記延長部分の前記長手方向壁に固締され、
前記脆弱な締結手段は、力の前記第1の部分が前記第1の所定の力閾値と等しくなると破壊するように構成され、
構成要素は、曲げ開始領域を含み、力の前記第1の部分が前記第1の所定の力閾値に等しくなる場合に、前記構成要素が前記曲げ開始領域で曲がるように構成され、それによって、前記停止要素の前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達される力の前記第1の部分は、前記第1の所定の力閾値よりも小さいままであり、
前記後端は、前記構成要素が前記構造要素に接続される場合に前記構造要素の少なくとも1つの第2の領域に面するように意図されている少なくとも1つの第2の接触面を備え、前記構成要素は、前記延長部分が前記前端から前記後端に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面は前記構造要素の前記第2の領域と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素の前記第2の領域に伝達するように構成され、
前記第1および第2の接触面は、それぞれ第1および第2の平面内に延在し、前記第1および第2の平面が、別々であり、
前記後端は、1つの第2の接触面および第3の接触面を含み、前記第3の接触面は、第1および第2の平面と別個の第3の平面内に延在し、前記延長部分は、前記延長部分が前記前端から前記後端に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面が前記構造要素の前記第2の領域と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素の前記第2の領域に伝達し、前記第3の接触面が前記構造要素の第3の領域と接触し、前記衝撃によって生じる力の第3の部分を前記構造要素の前記第3の領域に伝達するように構成され、
前記延長部分は、前記長手方向に延在する細長い部分と前記細長い部分の1つの端部に固定される中間部分とを備え、前記中間部分は、前記第2の接触面を備え、
前記中間部分は、前記第3の接触面をさらに備え、
前記停止要素は、570MPaよりも大きいかまたはそれに等しい引っ張り強さを有する鋼から作られる。
本発明はまた、本発明による構成要素、および第1の領域を備えるクレードルタイプの構造要素を備える自動車の前方低部領域部分であって、前記構成要素が前記構造要素に接続され、前記停止要素が前記構造要素の第1の領域に面し、前記停止要素は、前記延長部分が前記前端から前記後端に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記停止要素の前記第1の接触面が前記構造要素の前記第1の領域と接触し、前記衝撃によって生じる力の第1の部分を前記構造要素の前記第1の領域に伝達するように構成される、前方低部領域部分に関する。
特定の実施形態によれば、前方低部領域部分は、単独で、または任意の技術的に可能な組み合わせに従って考慮される、次の特徴のうちの1つまたは複数を含む。すなわち、
前記後端は、前記構造要素の少なくとも1つの第2の領域に面する少なくとも1つの第2の接触面を備え、前記構成要素は、前記延長部分が前記前端から前記後端に向かって前記長手方向に力発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面が前記構造要素の前記第2の領域と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素の前記第2の領域に伝達するように構成され、
前記第1の接触面と前記第1の領域との間の第1の距離は、前記第2の接触面と前記第2の領域との間の第2の距離に実質的に等しく、前記第1の距離と前記第2の距離との間の差は、絶対値で1.0mmよりも小さいかまたはそれと等しく、
第1の接触面および第2の接触面は、それぞれ第1および第2の平面内に延在し、前記第1の平面および第2の平面は別個であり、
前記後端は、1つの第2の接触面および第3の接触面を備え、前記第3の接触面は、第1および第2の平面とは別個の第3の面内に延在し、前記延長部分は、前記延長部分が前記前端から前記後端に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面が前記構造要素の前記第2の領域と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素の前記第2の領域に伝達し、前記第3の接触面が前記構造要素の第3の領域と接触し、前記衝撃によって生じる力の第3の部分を前記構造要素の前記第3の領域に伝達するように構成され、
前記第2の接触面と前記第2の領域との間の第2の距離は、前記第3の接触面と前記第3の領域との間の第3の距離に実質的に等しく、前記第2の距離と前記第3の距離との間の差は、絶対値で1.0mmよりも小さいかまたはそれと等しく、
前記停止要素は、前記停止要素の前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達される力の前記第1の部分が、前記衝撃によって生じる力とは無関係に、第1の所定の力閾値より小さいままであるように構成され、
前記第1の所定の力閾値は、第1の所定の速度での衝撃、特に低速衝撃中に、前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達される力に対応する第2の力閾値よりも大きいかまたはそれに等しく、
前記第1の所定の力閾値は、第2の所定の速度での衝撃、特に高速衝撃中に、前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達されることになる力に対応する第3の力閾値よりも小さく、
前記停止要素は、脆弱な締結手段によって前記延長部分の前記長手方向壁に固締され、
前記脆弱な締結手段は、力の前記第1の部分が前記第1の所定の力閾値と等しくなると破壊するように構成され、
構成要素は、曲げ開始領域を含み、力の前記第1の部分が前記第1の所定の力閾値に等しくなる場合に、前記構成要素は前記曲げ開始領域で曲がるように構成され、それによって、前記停止要素の前記第1の接触面によって前記構造要素の前記第1の領域に伝達される力の前記第1の部分が、前記第1の所定の力閾値よりも小さいままであり、
前記延長部分は、前記長手方向に延在する細長い部分と前記細長い部分の1つの端部に固定される中間部分とを備え、前記中間部分は、前記第2の接触面を備え、
前記中間部分は、前記第3の接触面をさらに備え、
前記停止要素は、570MPaよりも大きいかまたはそれに等しい引っ張り強さを有する鋼から作られる。
本発明はまた、本発明による前方低部領域部分を備える自動車構造体に関する。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面と同様に、次の説明を読むと明らかになるであろう。
本発明の1つの実施形態による前方低部領域部分を備える、自動車の前部を側面から概略的に示す図である。 図1の前方低部領域部分の詳細図である。 さまざまな強度の衝撃中に伝達される力を示すグラフである。 1つの代替案による、図1の前方低部領域部分の詳細図である。 もう1つの代替案による、前方低部領域部分の詳細図である。
この文献の残りの部分においては、選択された向きは情報のためだけに提供され、自動車に関して理解されるべきである。特に、用語「上端の(top)」、「底の(bottom)」、「前部の(front)」、および「後部の(rear)」は、要素、構成要素または部品が自動車構造体に組み立てられる場合にそれらの典型的な向きに関して使用される。
さらに、用語「横向きの(transverse)」および「縦の(longitudinal)」は、自動車の伸びおよび動きの軸である自動車の長手方向軸に関して理解されなければならない。
図1は、本発明の第1の実施形態による車両の前部1を示している。
前部は、以下ではストリンガーまたは前部ストリンガーと呼ばれる、細長い構造要素2を含む。ストリンガー2は、車両の第1の実質的に長手方向に延在する前部4と、第1の方向の下に、第1の方向に対して実質的に平行な第2の方向に延在する後部5と、前部4と後部5との間で後部に向かって下方に延在し、前部4および後部5を接続する移行部6とを備える。
ストリンガー2は車両の構造要素7の頂部をなし、以後、クレードルと呼ばれる、前部クレードルを形成する。このクレードル7は、一般に、車両のフロントサスペンションを支持することを目的としているファスナ(図示せず)を備えたプラットフォームを備える。
クレードル7は、たとえば、厚さが少なくとも3mmの金属シートから形成され、好ましくは、その弾性限度が500MPaよりも大きい鋼から形成される。
ストリンガー2の前部4およびクレードル7は、一般に、互いに平行な平面内に延在するが、ストリンガー2の後部5は、クレードル7の高さに隣接する高さで延在する。クレードル7は、たとえば、溶接、リベット結合もしくはボルト止め、または振動をフィルタリングする柔軟なシステムを用いることによって、ストリンガー2の後部5に堅固に固定される。
前部1は、クレードル7の前にクレードル7に面する構造構成要素9をさらに備える。
構造構成要素9は、前端9aと後端9bとの間で車両の実質的に長手方向に延在する。構成要素9の後端9bは、クレードル7に面している。構成要素9は、ストリンガー2の前部4に実質的に平行な後端9bから、ストリンガー2の前部4の前端4aに実質的に張り出して位置しているその前端9aまで延在する。
パイプハンガーとも呼ばれる細長い部分13は、ストリンガー2の前部4を構成要素9に、特に前部4の前端4aを構成要素9の前端9aに垂直に接続する。パイプハンガー13は、たとえばビーム要素の形で作られる。
さらに、連結装置15が、構成要素9の前端9aとパイプハンガー13との間に取り付けられる。連結装置15は、構成要素9がパイプハンガー13に対して移動できるように構成される。この動きは本質的に縦方向である。
好ましくは、連結装置15は、着脱自在の拘束部材を備えたガイドウェイ式のリンクを備える。ガイドウェイという単語は、ここに、永続的な接触の有無にかかわらず、カムのように必ずしも直線的ではない動きの任意の案内を指す。着脱自在の拘束部材は、その組立ての観点から、所定の破断力を受けて、任意の許容範囲内で撓みまたは壊れるように構成される。したがって、パイプハンガー13に対する構成要素9の動きは、着脱自在の拘束部材の所定の破断力よりも大きいかまたはそれに等しい(特に、縦方向、前部から後部に)加えられた力によってしか行われ得ない。より少ない力の場合は、この動きは妨げられる。
ストリンガー2の前部4は、その前端4aにおいて衝撃吸収部材、または吸収体17を受け止める。構成要素9は、その前端9aにおいて吸収体19を受け止める。正面衝突中に、吸収体17および19は、一般にそれらの長さに沿って、所定量のエネルギーを散逸させながら変形するように設けられる。
ストリンガー2の前部4は、吸収体17を介して中間バンパー横材21の片側を担持する。構成要素9は、吸収体19を介して下部バンパー横材23を部分的に支持する。
上述の車両の前部は、対称的に、第2のストリンガー2の第2の前部4、第2の構成要素9、第2のパイプハンガー13、第2の連結装置15、および第2の吸収体17および19をさらに備える。したがって、横材21および23は、それぞれ2つのストリンガー2の前部4によって、および2つの構成要素9によって支持される。
構成要素9、横材23、任意選択的に吸収体19、ならびにクレードル7を備えるアセンブリは、一般に前方下部領域と呼ばれる。ストリンガー2、横材21、および吸収体17を備えるアセンブリは、一般に、前方上部領域がより上に存在し得ることに留意して、前方中間領域と呼ばれる。
さらに、説明および特許請求の範囲においては、用語「前方領域部分」は、車両の片側に配置される前方領域の半分を指すことになる。この場合、前方下部領域部分は、車両の片側に配置される前方下部領域の半分、および車両の2つの半分で共有される構成要素であり、すなわち構成要素9、吸収体19、クレードル7、および横材23を含む。
構成要素9、クレードル7、およびそれらの配置は、図2により詳細に示されている。
図2においては、クレードル7の前端のみが示されている。
この前端は、横壁30、上部縦壁32、および下部縦壁34を含む。
横壁30は、上縁部30aと下縁部30bとの間で車両のほぼ横断面に沿って(原文のまま)延在する。
示された例においては、横壁30には、貫通開口部35が設けられる。
上部縦壁32は、実質的に水平面内で、上縁部30aから後部に向かって横壁30に対して実質的に直交して延在する。
下部縦壁34は、二重壁である。実際には、これは、上部セグメント36および下部セグメント38を備える。上部セグメント36は、実質的に水平面内で、下縁部30bから前部に向かって、上部セグメントの前縁36aまで、横壁30に対して実質的に直交して延在する。下部セグメント38は、上部セグメント36の前縁36aから後部に向かって、上部セグメント36に実質的に平行な、前縁38aと後縁38bとの間に延在する。したがって、下部セグメント38は、実質的に水平面内で、横壁30に対して実質的に直交して延在する。
上部セグメント36の前縁36aおよび下部セグメント38の前縁38aは、クレードル7の第1の領域40を画定する。
第1の領域40は、実質的に横断面内に延在する第1の接触面42を備える。
横壁30は、クレードル7の第2の領域44を形成する。横壁30は、車両の前部の方へ向けられる第2の接触面46を備え、これは、実質的に横断面内に延在する。
クレードル7の第3の領域48は、部材50によって形成され、これは、たとえばクレードル7を車両の構造に固締するための部材である。
クレードルの第1の領域40は、クレードルの第2の領域44に対して、好ましくはまたクレードル7の第3の領域48に対しても強化された剛性を持つ領域である。
構成要素9は、延出片、延長部分または付加物とも呼ばれる延長部分50、および停止要素52を備える。
延長部分50は、構成要素9の前端9aおよび後端9bに対応する、前端50aと後端50bとの間で長手方向に延在する(図1)。延長部分50は、前端50aと後端50bとの間に延在する実質的に長手方向の側壁50cを備える。延長部分50は、たとえば、円形または多角形の横断面を持つ管状である。
このように、延長部分50の前端50aは、パイプハンガー13および連結装置15を介してストリンガー2の前部4に接続される。
延長部分50の後端50bは、クレードル7に面しており、特に、クレードル7の第2の領域44に面している。示された例においては、延長部分50の後端50bもまた、クレードル7の第3の領域48に面している。
この実施形態においては、構成要素9、特に延長部分50は、クレードル7に直接固締されるのではなく、パイプハンガー13、連結装置15、およびストリンガー2を介してクレードル7に接続される。
アイドル状態、すなわちいかなる力もない場合、または上述の連結装置15の着脱可能な拘束部材の所定の破断力より小さい力が延長部分50に加えられる場合には、構成要素9は、クレードル7から分離されている。したがって、連結装置15により、振動および摩耗を発生させることができる、構成要素9とクレードルとの間のいかなる不時の接触も避けることができ、同時に、衝撃が発生すると構成要素9が移動できるようになっており、それにより、衝撃によって生じる力の一部が下部領域を通過することができる。
停止要素52は、延長部分50の側壁50cから実質的に横方向に下方に突出している。停止要素52は、延長部分50に固定される。停止要素52は、延長部分50に対する衝撃中に生じる力の一部をクレードルの第1の領域40に伝達するように意図されている。停止要素52は、その弾性限度が好ましくは500MPaよりも大きいかまたはそれに等しく、その引っ張り強さが好ましくは550MPaよりも大きいかまたはそれに等しい鋼から作られる。
停止要素52は、延長部分50がその前端50aからその後端50bに向かって長手方向に力を発生させる衝撃を受けると、この衝撃によって生じる力の第1の部分をクレードル7の第1の領域40に伝達するように、クレードル7に、特にクレードル7の第1の領域40に当接するように構成される。
「長手方向の力を発生させる衝撃」とは、別の方向、特に横方向の力が衝撃によって発生され得るという了解の下で少なくとも長手方向に力を発生させる衝撃を指す。もちろん、衝撃は、延長部分50自体に必ずしも生じるとは限らず、衝撃が発生すると、自動車の構造の他の構成要素によって、特に下部バンパー横材23によって伝達され得る。
停止要素52は、クレードル7の第1の領域40に、特にクレードル7の第1の領域40の第1の接触面42に面する第1の接触面54を備える。好ましくは、停止要素52の第1の接触面54は、特にクレードル7の第1の領域40の第1の接触面42と実質的に平行な、第1の実質的に横断面内に延在する。
停止要素52は、延長部分50がその前端50aからその後端50bに向かって長手方向に力を発生させる衝撃を受けると、この衝撃によって生じる力の第1の部分をクレードル7の第1の領域40に伝達するように、停止要素52の第1の接触面54がクレードル7の第1の領域40と接触するように構成される。
アイドル状態、すなわちいかなる力もない場合、または上述の連結装置15の着脱可能な拘束部材の所定の破断力より小さい力が延長部分50に加えられる場合、停止要素52は、クレードル7の第1の領域40と接触していない。したがって、停止要素52の第1の接触面54および42およびクレードルの第1の領域40は接触しておらず、互いにd1で示されるある距離を置いており、下述のように、距離d1は予め定められている。したがって、停止要素52は、第1の接触面54と42との間の距離が互いに所定の距離d1に配置されるように、その長手方向に沿って延長部分50の側壁上に配置される。
延長部分50が前部から後部へ長手方向の力を受け、この力が連結装置15の着脱可能な拘束部材の所定の破断力よりも大きいかまたはそれに等しい場合は、延長部分50は長手方向に移動するように構成され、この場合、停止要素52は、クレードル7の第1の領域40に当接し、延長部分50が受ける力の第1の部分をクレードル7の第1の領域40に伝達する。特に、停止要素52の第1の接触面54は、クレードルの第1の領域の第1の接触面42に対して接触し、それによって、停止要素52は、延長部分が受ける力の第1の部分をクレードルの第1の領域40に伝達する。
延長部分50は、細長い部分64と、後にカップと呼ばれる中間部分66とを含む。
細長い部分64は、延長部分の前端50aを形成し、構成要素9の前端9aに対応する前端前端64aと後端64bとの間に実質的に長手方向に延在する。細長い部分64は、延長部分の側壁50cを備える。
細長い部分64は、その弾性限度がたとえば少なくとも670MPaであり、その引っ張り強さが少なくとも780MPaである鋼から作られる。細長い部分64は、好ましくは、「プログラムされた変形を持つ」形式のものであり、すなわち、圧縮力の影響下でのその変形法則が決定される。そのような部分は、特に、文献国際公開第2005/003587号パンフレットに説明されている。
カップ66は、細長い部分64の後端64bに固定される。カップ66は、細長い部分64とクレードル7との間、特に細長い部分64とクレードル7の第2および第3の領域44、48との間に挿入される。カップ66は、たとえば鋼から作られ、その弾性限度は、好ましくは400MPaよりも大きい。カップ66の厚さは、たとえば、1.5mmと3.0mmとの間に含まれる。
カップ66は、実質的に横壁68と、壁68から後部に向かって、すなわちクレードル7に向かって実質的に長手方向に突出するスタッド70とを含む。好ましくは、図2に示されるように、スタッド70は、クレードル7の横壁30の開口部35に受け入れられる。
壁68は、後面72を備え、これは、クレードル7の第2の領域44、特に第2の接触面46に面する。後面72は、第2の接触面を形成するが、第2の実質的に横断面内に延在し、クレードル7の第2の接触面46と実質的に平行である。第2の平面は、第1の接触面54が延在する第1の平面とは別個である。好ましくは、第2の平面は、長手方向に第1の平面の後ろに配置される。
構成要素9は、延長部分50がその前端50aからその後端50bに向かって長手方向に力を発生させる衝撃を受けると、この衝撃によって生じる力の第2の部分をクレードル7の第2の領域44に伝達するように、第2の接触面72がクレードル7の第2の領域44と接触するように構成される。
アイドル状態、すなわちいかなる力もない場合、または連結装置15の着脱可能な拘束部材の所定の破断力より小さい力が延長部分50に加えられる場合、第2の接触面72は、クレードル7の第2の領域44と接触していない。したがって、延長部分50の第2の接触面72およびクレードル7の第2の領域44の第2の接触面46は、接触しておらず、互いにd2で示されるある距離を置いており、下述のように、距離d2は予め定められている。
延長部分50が前部から後部へ長手方向の力を受け、この力が連結装置15の着脱自在の拘束部材の所定の破断力よりも大きいかまたはそれに等しい場合は、延長部分50は長手方向に移動するように構成され、延長部分50の第2の接触面72は、クレードル7の第2の領域44の第2の接触面46に対して接触し、それによって、延長部分は、これが受ける力の第2の部分をクレードル7の第2の領域44に伝達する。
スタッド70は、クレードル7の第3の接触領域48に面する後面74を含む。後面74は、第3の接触面を形成するが、第3の実質的に横断面内に延在する。
第3の平面は、第2の接触面72が延在する第2の平面とは別個であり、また、第1の接触面54が延在する第1の平面とも別個である。第3の平面は、長手方向に第2の平面の後ろに配置される。
構成要素9は、延長部分50がその前端50aからその後端50bに向かって長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、この衝撃によって生じる力の第3の部分をクレードル7の第2の領域44に伝達するように、第3の接触面74がクレードル7の第3の領域48と接触するように構成される。
アイドル状態、すなわちいかなる力もない場合、または連結装置15の着脱可能な拘束部材の所定の破断力より小さい力が延長部分50に加えられる場合、第3の接触面74は、クレードル7の第3の領域48と接触しておらず、クレードルの第3領域からd3で示されるある距離を置いている。
延長部分50が前部から後部へ長手方向の力を受け、この力が連結装置15の着脱自在の拘束部材の所定の破断力よりも大きいかまたはそれに等しい場合、延長部分50は長手方向に移動するように構成され、延長部分50の第3の接触面74は、クレードル7の第3の領域48と接触し、それによって、延長部分は、これが受ける力の第3の部分をクレードル7の第3の領域48に伝達する。
したがって、この実施形態においては、延長部分50が前部から後部へ長手方向の力を発生させる衝撃を受け、これらの力が連結装置15の着脱自在の拘束部材の所定の破断力よりも大きいかまたはそれに等しい場合、延長部分50は、長手方向に移動するように構成されている。この場合、停止要素52は、クレードル7の第1の領域40に当接し、延長部分50が受ける力の第1の部分をクレードル7の第1の領域40に伝達する。さらに、第2の接触面72は、クレードル7の第2の領域44と接触し、この衝撃によって生じる力の第2の部分をクレードルの第2の領域44に伝達する。最後に、第3の接触面74は、クレードル7の第3の領域48と接触し、衝撃によって生じる力の第3の部分をクレードルの第3の領域48に伝達する。
したがって、延長部分50が受ける力は、クレードルの3つの別々の領域に分配されながらクレードル7に伝達される。したがって、延長部分50に停止要素52が存在することにより、クレードル7の第2および第3の領域に伝達される力を低減し、それによって、特に低速衝撃中に、第2の領域44および第3の領域48に停止要素がなければ伝達されることになる力よりも小さい力を受けさせることができる。したがって、停止要素54により、低速衝撃中に、クレードル7を損傷する危険、特にクレードルの塑性変形の危険を制限することができる。
クレードル7の第1の領域40、第2の領域44、および第3の領域48に対する力の分配は、相対距離d1、d2およびd3に依存する。
距離d1、d2およびd3は、クレードル7の第1、第2および第3の領域に伝達される力を分配するように選択され、それによって、延長部分50が低速衝撃に対応する衝撃を受ける場合に、
第1の領域40に伝達される力の第1の部分は、停止および/または第1の領域40の破壊閾値より小さく、
第2の領域44に伝達される力の第2の部分は、横壁30の所定の変形閾値を超える屈曲変形が認められることになる閾値より小さく、
第3の領域48に伝達される力の第3の部分は、第3の領域48の保持閾値より小さい。
所定の変形閾値は、たとえば、超えられるべきでない最大反り、たとえば1.0mmの最大反りとして定義される。この場合は、距離d1、d2およびd3は、延長部分50が低速衝撃に対応する衝撃を受ける場合に、第2の領域44に伝達される力の第2の部分が1.0mm以上の横壁30の最大反りが認められることになる閾値より小さいように選択される。
もう1つの例によれば、所定の変形閾値は、たとえば2%に設定される、横壁30の塑性変形限界である。この場合は、距離d1、d2およびd3は、延長部分50が低速衝撃に対応する衝撃を受ける場合に、第2の領域44に伝達される力の第2の部分が横壁30の2%以上の塑性領域における屈曲変形が認められることになる閾値より小さいように選択される。
これらの2つの基準は、組み合わせられ得る。したがって、1つの例によれば、距離d1、d2およびd3は、延長部分50が低速衝撃に対応する衝撃を受ける場合に、第2の領域44に伝達される力の第2の部分が、1.0mm以上の横壁30の最大反りが認められることになる第1の閾値より小さく、かつ横壁30の2%以上の塑性領域における屈曲変形が認められることになる第2の閾値より小さいように選択される。
たとえば、距離d1およびd2は実質的に等しくなるように選択され、これは、衝撃が発生してその前端50aからその後端50bに向かって長手方向に延長部分50に力を発生させると、停止要素52の第1の表面44とクレードル7の第1の領域40との間の接触、および第2の接触面72とクレードルの第2の領域44との間の接触が実質的に同時に起こることを意味する。「実質的に等しい」とは、距離d1と距離d2との差が1.0mmよりも小さいかまたはそれに等しいことを意味する。
好ましくは、距離d1は、距離d2よりも小さいかまたはそれに等しい。
このように、衝撃が発生してその前端50aからその後端50bに向かって長手方向に延長部分50に力を発生させると、停止要素52の第1の表面44とクレードル7の第1の領域40との間の接触が第2の接触面72とクレードルの第2の領域44との間の接触の前に行われ、それにより、クレードル7の、特にクレードル7の第2の領域44の塑性変形の危険を低減することができる。
さらに、距離d3は、たとえば、距離d1およびd2に実質的に等しくなるように選択され、これは、衝撃が発生してその前端50aからその後端50bに向かってその長手方向に延長部分50に力を発生させると、停止要素52の第1の表面44とクレードル7の第1の領域40との間の接触、第2の接触面72とクレードル7の第2の領域44との接触、および第3の接触面74とクレードル7の第3の領域48との接触が実質的に同時に起こることを意味する。特に、距離d2と距離d1との間の差は、絶対値で1.0mmよりも小さいかまたはそれと等しく、距離d2と距離d3との間の差は、絶対値で1.0mmよりも小さいかまたはそれと等しい。
一般に、低速衝撃中に、第1の領域40に伝達される力の第1の部分は、一定の距離d2およびd3に対して、第1の接触面54と42との間の距離d1が小さい場合はさらにより大きいことが認められる。これに反して、一定の距離d2およびd3に対して、第1の接触面54と42との間の距離d1が増加すると、力の第1部分、第1の領域40に伝達される力の第1部分が減少し、その結果、これは、第2および第3の領域44および48に伝達される力の増加、およびクレードルを損傷する危険の増加を生じる。
したがって、図3は、低速衝撃中に上述の力の第1の部分に対応する、停止要素52の第1の接触面54とクレードル7の第1の領域40との間の接触力F1を示す、第1の曲線Aを示している。この曲線は、距離d1に対応する距離d1maxについて中断され、それについては、第1の領域40に伝達される力の第1部分が不十分であり、それにより、クレードル7の第2および/または第3の領域への力の過大な伝達、およびクレードル7の損傷が生じる。
高速衝撃中に、第1の領域40に伝達される力の第1部分は、図3の曲線Bによって示されるように、距離d1から事実上独立している。
好ましくは、停止要素52は、延長部分50が前端50aから後端50bに向かって長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合、第1の接触面54によってクレードル7の第1の領域40に伝達される力の第1の部分が、延長部分50が受ける衝撃によって生じる力に関係なく第1の所定の力閾値より小さいままであるように構成される。
好ましくは、力の第1の部分がこの第1の所定の力閾値より小さいままである限り、力のこの第1の部分は、延長部分50が受ける衝撃によって生じる力の第1の小部分に対応する。しかしながら、いったん力の第1の部分がこの第1の所定の力閾値に等しくなれば、力の第1の部分は、第1の小部分よりも小さい、延長部分50が受ける衝撃によって生じる力の第2の小部分に対応する。
したがって、停止要素52は、このような可融性機能なしで伝達されることになる第1の力が第1の所定の力閾値より大きいことになる場合に、力のより小さな小部分を、クレードル7の第1の領域に、あるいはより一般的にはクレードルの任意の領域に伝達するために可融性機能を組み込む。
この第1の所定の力閾値は、好ましくは、力の第1の部分の第1の値V1と力の第1の部分の第2の値V2との間の設定距離d1、d2、およびd3について構成される。
力の第1の部分の第1の値V1は、低速衝撃中に停止要素52に、次いで第1の領域40に延長部分50によって伝達される力に対応する。
力の第1の部分の第2の値V2は、停止要素52に延長部分50によって伝達され、高速衝撃中に第1の領域40に向けられた力に対応する。
言い換えれば、停止要素52は、少なくとも第2の力閾値に等しい力を発生させる衝撃について、第1の領域40に力の第1の小部分を伝達するように構成され、これは、たとえば低速衝撃中に生じる力に等しい。
逆に言えば、停止要素52は、衝撃によって生じる力が高速衝撃によって生じる力よりも大きいかまたはそれに等しい場合に、力のより小さな小部分をクレードル7の第1の領域に、またはより一般的にはクレードルの任意の領域に伝達する。これにより、停止要素52による高速衝撃中の衝突動力学の破壊および前方低部領域の動きを制限することができる。
図3は、一例として、所与の距離d1cに対して設定される第1の所定の力閾値S1cを示す点Cを示している。第1の力閾値S1cは、低速衝撃中に停止要素52によって第1の領域40に伝達される力V1cよりも大きいが、高速衝撃中に停止要素52によって第1の領域40に伝達されることになる力V2cよりも小さいことが分かる。これにより、少なくとも延長部分50によって受け取られる力が低速衝撃中に受け取られる力と等しい限り、しかし、多くて延長部分50によって受け取られる力が高速衝撃中に受け取られる力と等しい限り、停止要素52は力の第1の小部分を第1の領域40に伝達することを確実にすることができる。
そのために、停止要素52は、第1の領域40に伝達されることになる停止要素52に伝達される力が第1の所定の力閾値より大きい場合は、第1の領域40を、より一般的にはクレードル7を変形させるかまたはそれから離れるように構成される。一般に、停止要素52は、停止要素52に伝達される力が第1の所定の力閾値に等しくなる場合は、第1の接触面54が第1の領域40に伝達される力を制限するように第1の領域40から少なくとも部分的に離れるように構成される。
たとえば、停止要素52は、脆弱な締結手段78、たとえばねじによって延長部分50、特に細長い部分64に締結され、脆弱な締結手段は、停止要素52によって第1の領域40に伝達される力の第1の部分が第1の所定の力閾値に等しくなる場合には壊れるように構成される。したがって、停止要素52によって第1の領域40に伝達される力の第1の部分は、依然として第1の所定の力閾値より小さいままである。
代替的にまたは追加的に、図4に示されるように、構成要素9は、停止要素52に作られる曲げ開始領域80を含む。この曲げ開始領域は、たとえば、停止要素の残りの部分より薄い領域であり、曲げの開始を容易にする。構成要素9は、この曲げ開始領域80で曲がるように構成され、それによって、力の第1の部分が第1の所定の力閾値に等しくなると、停止要素52と第1の領域40との間の接触面が減少する。
図4に示される例においては、停止要素52は、溶接によって延長部分50に固締される。停止要素52は、前部52aおよび後部52bを備え、後部52bは、第1の接触面54を備える。曲げ開始領域80は、前部52aと後部52bとの間の接合点に配置される。好ましくは、後部52のみが延長部分50に、たとえば溶接継ぎ目82に沿って溶接され、前部52aは、停止要素52が第1の領域40と接触する場合は単に延長部分50を圧迫するに過ぎない。あるいは、停止要素52は、細長い部分64と一体に作られ、この場合、溶接シーム82は、細長い部分64と停止要素52との間の連続する連結帯によって置き換えられる。
停止要素52によってクレードル7の第1の領域40に伝達される力の第1の部分が第1の所定の力閾値に達すると、延長部分50および停止要素52を含む構成要素9は、曲げ開始領域80で曲がるように構成される。したがって、停止要素52とクレードル7との間の接触面が減少し、それによって、停止要素52によってクレードル7に伝達される力の小部分が少なくされる。
図5に示されるもう1つの代替案によれば、構成要素9は、延長部分50の後端50bとクレードル7との間、特に延長部分50の後端50bとクレードル7の第2の領域との間、より具体的にはカップ66とクレードル7の第2の領域との間に挿入される弾性関節部90を用いてクレードル7に固締される。
弾性関節部90は、たとえば概ね環状である。弾性関節部90により、連結装置15と同様に、振動および摩耗を発生させることができる、構成要素9とクレードル7との間のいかなる不時の接触も避けることができ、同時に、衝撃が発生すると構成要素9が移動できるようになっており、それにより、衝撃によって生じる力の一部が下部領域を通過することができる。
弾性関節部90は、たとえば、延長部分50が所定の力閾値を超えるその前端50aからその後端50bに向かって長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、それぞれ構成要素の第2の接触面72および第3の接触面74とクレードル7の第2の領域44および第3の領域48との間の接触を可能にする凹部を含む。この代替案においては、連結装置15は省略されることができ、パイプハンガー13は、ストリンガー2の前部4を構成要素9に直接接続する。
上述の例示的な実施形態は限定的ではないことを理解されたい。
特に、カップ66は延長部分50に存在しないこともでき、この場合、延長部分50の後端50bは、細長い部分の後端64bによって形成される。もう1つの代替案によれば、カップ66は、スタッド70を備えず、延長部分50は、クレードル7の第3の領域と接触するように意図されている第3の接触面を備えていない。
さらに、図5に示される代替案においては、停止要素52は、脆弱な締結手段7によって延長部分50に固締されるが、図4に示されるように、細長い部分64と一体になり、または細長い部分64に溶接されることもでき、曲げ開始領域80を含むこともできる。

Claims (19)

  1. クレードルタイプの前記自動車の構造要素(7)に接続されるように意図されている自動車構造構成要素(9)にして、前記構成要素(9)が、前端(50a)と後端(50b)との間で長手方向に延在する延長部分(50)を備え、前記構成要素(9)が前記構造要素(7)に接続される場合に前記後端(50b)が前記構造要素(7)に面するように構成される、自動車構造構成要素(9)であって、
    前記延長部分(50)の長手方向壁から横方向に突出する停止要素(52)を備え、前記停止要素(52)は、前記構成要素(9)が前記構造要素(7)に接続される場合に前記構造要素(7)の第1の領域(40)に面するように構成される第1の接触面(54)を備え、前記停止要素(52)は、さらに、前記延長部分(50)が前記前端(50a)から前記後端(50b)に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記停止要素(52)の前記第1の接触面(54)が前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)と接触し、前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)に前記衝撃によって生じる力の第1の部分を伝達するように構成されることを特徴とする、自動車構造構成要素(9)。
  2. 前記停止要素(52)が、前記停止要素(52)の前記第1の接触面(54)によって前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)に伝達される力の前記第1の部分が、前記衝撃によって生じる力とは無関係に、第1の所定の力閾値より小さいままであるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の構成要素(9)。
  3. 前記第1の所定の力閾値が、第1の所定の速度での衝撃、特に低速衝撃中に、前記第1の接触面(54)によって前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)に伝達される力に対応する第2の力閾値よりも大きいかまたはそれに等しいことを特徴とする、請求項2に記載の構成要素(9)。
  4. 前記第1の所定の力閾値が、第2の所定の速度での衝撃、特に高速衝撃中に、前記第1の接触面(54)によって前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)に伝達されることになる力に対応する第3の力閾値よりも小さいことを特徴とする、請求項3に記載の構成要素(9)。
  5. 前記停止要素(52)が、脆弱な締結手段(78)によって前記延長部分(50)の前記長手方向壁に固締されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の構成要素(9)。
  6. 前記脆弱な締結手段(78)が、力の前記第1の部分が前記第1の所定の力閾値と等しくなると破壊するように構成されることを特徴とする、請求項2から4、および請求項5のいずれか一項に記載の構成要素(9)。
  7. 曲げ開始領域(80)を含み、力の前記第1の部分が前記第1の所定の力閾値に等しくなる場合に、前記構成要素(9)が前記曲げ開始領域(80)で曲がるように構成され、それによって、前記停止要素(52)の前記第1の接触面(54)によって前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)に伝達される力の前記第1の部分が、前記第1の所定の力閾値よりも小さいままであることを特徴とする、請求項2から4のいずれか一項に記載の構成要素(9)。
  8. 前記後端(50b)が、前記構成要素(9)が前記構造要素(7)に接続される場合に前記構造要素(7)の少なくとも1つの第2の領域(44)に面するように意図されている少なくとも1つの第2の接触面(72)を備え、前記構成要素(9)は、前記延長部分(50)が前記前端(50a)から前記後端(50b)に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面(72)が前記構造要素(7)の前記第2の領域(44)と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素(7)の前記第2の領域(44)に伝達するように構成されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の構成要素(9)。
  9. 第1の接触面(54)および第2の接触面(72)が、それぞれ第1および第2の平面内に延在し、前記第1および第2の平面が、別々であることを特徴とする請求項8に記載の構成要素(9)。
  10. 前記後端(50b)が、1つの第2の接触面(72)および第3の接触面(74)を含み、前記第3の接触面(74)が、第1および第2の平面と別個の第3の平面内に延在し、前記延長部分(50)は、前記延長部分(50)が前記前端(50a)から前記後端(50b)に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面(72)が前記構造要素(7)の前記第2の領域(44)と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素(7)の前記第2の領域(44)に伝達し、前記第3の接触面(74)が前記構造要素(7)の第3の領域(48)と接触し、前記衝撃によって生じる力の第3の部分を前記構造要素(7)の前記第3の領域(48)に伝達するように構成されることを特徴とする、請求項9に記載の構成要素(9)。
  11. 前記延長部分(50)が、前記長手方向に延在する細長い部分(64)と前記細長い部分(64)の1つの端部(50b)に固定される中間部分(66)とを備え、前記中間部分(66)が、前記第2の接触面(72)を備えることを特徴とする、請求項8から10のいずれか一項に記載の構成要素(9)。
  12. 前記中間部分(66)が、前記第3の接触面(74)をさらに備えることを特徴とする、請求項10および11に記載の構成要素(9)。
  13. 前記停止要素(52)が、570MPaよりも大きいかまたはそれに等しい引っ張り強さを有する鋼から作られることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の構成要素。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の構成要素(9)、および第1の領域(40)を備えるクレードルタイプの構造要素(7)を備える自動車の前方低部領域部分であって、前記構成要素(9)が前記構造要素(7)に接続され、前記停止要素(52)が前記構造要素(7)の第1の領域(40)に面し、前記停止要素(52)は、前記延長部分(50)が前記前端(50a)から前記後端(50b)に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記停止要素(52)の前記第1の接触面(54)が前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)と接触し、前記衝撃によって生じる力の第1の部分を前記構造要素(7)の前記第1の領域(40)に伝達するように構成される、前方低部領域部分。
  15. 前記後端(50b)が、前記構造要素(7)の少なくとも1つの第2の領域(44)に面する少なくとも1つの第2の接触面(72)を備え、前記構成要素(9)は、前記延長部分(50)が前記前端(50a)から前記後端(50b)に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面(72)が前記構造要素(7)の前記第2の領域(44)と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素(7)の第2の領域(44)に伝達するように構成されることを特徴とする、請求項14に記載の前方低部領域部分。
  16. 前記第1の接触面(54)と前記第1の領域(40)との間の第1の距離(d1)が、前記第2の接触面(72)と前記第2の領域(44)との間の第2の距離(d2)に実質的に等しく、前記第1の距離(d1)と前記第2の距離(d2)との間の差が、絶対値で1.0mmよりも小さいかまたはそれと等しいことを特徴とする、請求項15に記載の前方低部領域部分。
  17. 第1の接触面(54)および第2の接触面(72)が、それぞれ第1および第2の平面内に延在し、前記第1および第2の平面が別個であり、
    前記後端(50b)が、1つの第2の接触面(72)および第3の接触面(74)を備え、前記第3の接触面(74)が、第1および第2の平面とは別個の第3の面内に延在し、前記延長部分(50)は、前記延長部分(50)が前記前端(50a)から前記後端(50b)に向かって前記長手方向に力を発生させる衝撃を受ける場合に、前記第2の接触面(72)が前記構造要素(7)の前記第2の領域(44)と接触し、前記衝撃によって生じる力の第2の部分を前記構造要素(7)の前記第2の領域(44)に伝達し、前記第3の接触面(74)が前記構造要素(7)の第3の領域(48)と接触し、前記衝撃によって生じる力の第3の部分を前記構造要素(7)の前記第3の領域(48)に伝達するように構成される、
    ことを特徴とする、請求項15または16のいずれか一項に記載の前方低部領域部分。
  18. 前記第2の接触面(72)と前記第2の領域(44)との間の第2の距離(d2)が、前記第3の接触面(74)と前記第3の領域(48)との間の第3の距離(d3)に実質的に等しく、前記第2の距離(d2)と前記第3の距離(d3)との間の差が、絶対値で1.0mmよりも小さいかまたはそれと等しいことを特徴とする、請求項16および17に記載の前方低部領域部分。
  19. 請求項14から18のいずれか一項に記載の前方低部領域部分を備える自動車構造体。
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