JP2018530173A - 歪み補正方法及び端末 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施例は歪み補正方法を開示する。この方法は、端末のカメラを使用して広角写真を撮影するステップと、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するステップと、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するステップと、前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数であるステップと、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップとを含む。本発明の実施例は端末をさらに開示する。

Description

本発明の実施例は電子装置技術分野に関し、特に歪み補正方法及び端末に関する。
情報技術の急速な発展に伴い、例えば、写真撮影、インターネットサーフィン、ゲーム、買い物など、端末の集積により実現され得る機能はますます増えているが、端末は万能ではない。従来技術において、端末は写真撮影を実現できるが、撮影の際の撮影の範囲には一定の制限がある。
通常の状況では、広角カメラを使用して写真撮影を行うことを考えるが、広角カメラにより撮影される画像は、一定の角度範囲を超える領域に歪みが生じる。このような歪みは、広角カメラ自体の特定によって生じるものであり、ユーザが選択した任意の歪み領域に対して如何に歪み補正を行うかはまだ解決されていない。
本発明の実施例は、カメラ画像中の歪みが生じる領域を補正して歪みの程度を低減するように、歪み補正方法及び端末を提供する。
本発明の実施例は歪み補正方法を提供する。この方法は、
端末のカメラを使用して広角写真を撮影するステップと、
前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するステップと、
ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するステップと、
前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数であるステップと、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップとを含み、
前記M個のプリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う前記ステップは、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するステップと、
第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記中心格子領域に対して第1空間変換を行うステップと、
M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うステップと、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行い、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差であるステップとを含み、
前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する前記ステップは、
歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定するステップと、
歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定するステップとを含む。
本発明の前記歪み補正方法は、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップの後、
前記広角写真の対応する位置に前記歪み補正後の画像を融合するステップを含む。
本発明の前記歪み補正方法において、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得する前記ステップは、
ユーザにより選択された目標領域が前記非歪み領域を含む場合、前記広角写真の歪み領域における前記目標領域の領域を目標歪み領域として確定するステップを含む。
本発明の前記歪み補正方法において、第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換である。
本発明の前記歪み補正方法において、前記補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間を含む。
本発明の実施例は歪み補正方法をさらに提供する。この方法は、
端末のカメラを使用して広角写真を撮影するステップと、
前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するステップと、
ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するステップと、
前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数であるステップと、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップとを含む。
本発明の前記歪み補正方法において、前記M個のプリセットサイズの格子領域に対して歪み補正を行う前記ステップは、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するステップと、
第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記中心格子領域に対して第1空間変換を行うステップと、
M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うステップと、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行い、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差であるステップとを含む。
本発明の前記歪み補正方法において、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する前記ステップは、
歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定するステップと、
歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定するステップとを含む。
本発明の前記歪み補正方法は、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップの後、
前記広角写真の対応する位置に前記歪み補正後の画像を融合するステップを含む。
本発明の前記歪み補正方法において、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得する前記ステップは、
ユーザにより選択された目標領域が前記非歪み領域を含む場合、前記広角写真の歪み領域における前記目標領域の領域を目標歪み領域として確定するステップを含む。
本発明の前記歪み補正方法において、第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換である。
本発明の前記歪み補正方法において、前記補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間を含む。
本発明の実施例は端末をさらに提供する。この端末は、
端末のカメラを使用して広角写真を撮影するための撮影ユニットと、
前記撮影ユニットにより撮影された前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するための第1確定ユニットと、
ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するための取得ユニットと、
前記取得ユニットにより取得された前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割するための分割ユニットであって、Mは1以上の整数である分割ユニットと、
前記分割ユニットにより分割されたM個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うための補正ユニットとを備える。
本発明の前記端末において、前記補正ユニットは、
前記分割ユニットにより分割されたM個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するための第2確定ユニットと、
第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記第2確定ユニットにより確定された中心格子領域に対して第1空間変換を行うための第1変換ユニットと、
M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うための第2変換ユニットと、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行うための補間ユニットであって、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である補間ユニットとを備える。
本発明の前記端末において、前記第1確定ユニットは、
歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定するための第3確定ユニットと、
歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定するための第4確定ユニットとを備える。
本発明の前記端末において、前記端末は、
前記広角写真の対応する位置に前記補正ユニットによる歪み補正後の画像を融合するための融合ユニットをさらに備える。
本発明の前記端末において、前記取得ユニットは、具体的に、
ユーザにより選択された目標領域が前記非歪み領域を含む場合、前記広角写真の歪み領域における前記目標領域の領域を目標歪み領域として確定するために使用される。
本発明の前記端末において、第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換である。
本発明の前記端末において、前記補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間を含む。
本発明の実施例では、端末のカメラを使用して広角写真を撮影し、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定し、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得し、前記目標歪み領域をM個(Mは1以上の整数である)の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。本発明の実施例を使用して、ユーザにより選択された任意の歪み領域に対して歪み補正を行うことができ、それにより、歪み領域の歪み程度を低減する。
以下、本発明の実施例の技術的手段を更に詳細に説明するために、実施例及び説明に必要な図面を簡単に説明する。当然のことながら、下記の説明における図面は本発明の幾つかの実施例に過ぎず、当業者としては、創造的労働を要しないことを前提に、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
図1は、本発明の実施例に係る歪み補正方法の第1実施例のフローチャートである。 図2は、本発明の実施例に係る歪み補正方法の第2実施例のフローチャートである。 図3は、本発明の実施例に係る歪み補正方法の第3実施例のフローチャートである。 図4aは、本発明の実施例に係る端末の第1実施例の構造模式図である。 図4bは、本発明の実施例に係る端末の第1実施例の別の構造模式図である。 図4cは、本発明の実施例に係る端末の第1実施例の別の構造模式図である。 図4dは、本発明の実施例に係る端末の第1実施例の別の構造模式図である。 図5は、本発明の実施例に係る端末の第2実施例の構造模式図である。
以下、本発明の実施例における添付図面を参照しながら、本発明の実施例の技術的解決手段を明確かつ完全に説明する。当然のことながら、ここで説明する実施例は本発明の実施例の全てではなく一部にすぎない。当業者が創造的な作業なしに本発明の実施例に基づいて得られる全ての他の実施例は、本発明の実施例の保護範囲に含まれるべきである。
実施中、本発明の実施例において、端末は、ノートブックコンピュータ、携帯電話、タブレットコンピュータ、スマートウェアラブルデバイスなどを含むことができるが、これらに限定されない。端末のシステムは、装置のオペレーティングシステムを意味し、アンドロイドシステム、シンビアンシステム、ウィンドウズ(登録商標)システム、IOS(アップル社によって開発されたモバイルオペレーティングシステム)、XPシステム、ウィンドウズ(登録商標)8システムなどを含むことができるが、これらに限定されない。なお、例えば、アンドロイド端末はアンドロイドシステムの端末を指し、シンビアン端末はシンビアンシステムの端末を指す。上述した端末は単に一例に過ぎず、網羅的なリストではなく、上述した端末を含むがそれらに限定されない。
実施中、本発明の実施例に記載のカメラは広角カメラであり、その範囲は従来の普通のカメラの撮影角度より大きい。
本発明の実施例は、図1〜図5を参照して本発明の実施例に係る歪み補正方法及び端末を説明する。
図1を参照する。図1は、本発明の実施例に係る歪み補正方法の第1実施例のフローチャートである。本実施例に記載の歪み補正方法は、ステップS101〜S105を含む。
S101では、端末のカメラを使用して広角写真を撮影する。
端末は、この端末のカメラを使用して広角写真を撮影することができる。
可能な実施形態として、端末は、端末のカメラ撮影を使用して広角写真を取る前、この端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。ユーザは、端末のカメラを起動すると、撮影しようとする景物に基づいて撮影の角度範囲を調整することができる。プリ撮影角度範囲は、ユーザが場面中の景物の占める領域の大きさに応じて確定することができる。端末は、まず、ユーザにより選択された撮影角度範囲のタッチ命令を取得し、その命令に従って端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。例えば、場面中の景物範囲が小さい場合、プリ撮影角度範囲は普通のカメラのレンズ範囲に調整することができる。この状況で、撮影して得られた写真の歪みは小さく、歪みがないと見なされてもよい。場面中の景物範囲が大きく、普通のカメラのレンズ範囲を超えた場合、プリ撮影角度範囲の画像に対する歪み補正を必要とすることがある。
可能な実施形態として、端末のカメラは、端末の前置カメラ又は後置カメラであってもよい。或いは、端末のカメラは、端末が無線の方式又は有線の方式で制御するカメラであってもよい。
S102では、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する。
端末は、広角写真中の歪み領域と非歪み領域を確定することができる。端末は、プリセット閾値を予め設定しておき、このプリセット閾値より大きい画素点からなる領域を歪み領域として確定し、このプリセット閾値以下の領域を非歪み領域として確定することができる。さらに、プリセット閾値の大きさは、ユーザによって設定されてもよく、システムデフォルトのものであってもよい。なお、通常の状況で、広角カメラ自体の特定によって、広角カメラの歪みは常に存在しており、広角カメラは通常、対称特性を有し、広角カメラの中心位置から両側へ、歪み係数が対称的な分布を示している。歪み係数は、従来技術において既に知られているため、ここで詳述しない。歪み係数は、広角カメラにより撮影された画像の歪み程度を示す。広角カメラの歪み係数が大きいほど歪みが大きくなる。広角カメラの歪み係数が一定の範囲内にあり、即ち歪み係数があるプリセット閾値より小さい場合、歪み係数があるプリセット閾値より小さい領域は非歪み領域として見なされ、それに対応する撮影角度範囲は無歪み撮影角度範囲として定義することができる。
S103では、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得する。
端末は、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得することができる。通常の状況で、ユーザにより選択された領域は非歪み領域である可能性があり、そのとき、端末はこの領域を補正しなくてもよい。ユーザにより選択された領域が歪み領域と非歪み領域を含む場合、ユーザにより選択された領域の広角写真の歪み領域における領域を目標歪み領域として確定する。
S104では、前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数である。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
S105では、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。
端末は、上記M個の第1プリセットサイズの格子に対して歪み補正を行うことができる。
本発明の実施例では、端末のカメラを使用して広角写真を撮影し、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定し、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得し、前記目標歪み領域をM個(Mは1以上の整数である)の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。本発明の実施例を使用して、ユーザにより選択された任意の歪み領域に対して歪み補正を行うことができ、それにより、歪み領域の歪み程度を低減する。
図2を参照する。図2は、本発明の実施例に係る歪み補正方法の第2実施例のフローチャートである。本実施例に記載の歪み補正方法は、ステップS201〜S208を含む。
S201では、端末のカメラを使用して広角写真を撮影する。
端末は、この端末のカメラを使用して広角写真を撮影することができる。
可能な実施形態として、端末は、端末のカメラ撮影を使用して広角写真を取る前、この端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。ユーザは、端末のカメラを起動すると、撮影しようとする景物に基づいて撮影の角度範囲を調整することができる。プリ撮影角度範囲は、ユーザが場面中の景物の占める領域の大きさに応じて確定することができる。端末は、まず、ユーザにより選択された撮影角度範囲のタッチ命令を取得し、その命令に従って端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。例えば、場面中の景物範囲が小さい場合、プリ撮影角度範囲は普通のカメラのレンズ範囲に調整することができる。この状況で、撮影して得られた写真の歪みは小さく、歪みがないと見なされてもよい。場面中の景物範囲が大きく、普通のカメラのレンズ範囲を超えた場合、プリ撮影角度範囲の画像に対する歪み補正を必要とすることがある。
可能な実施形態として、端末のカメラは、端末の前置カメラ又は後置カメラであってもよい。或いは、端末のカメラは、端末が無線の方式又は有線の方式で制御するカメラであってもよい。
S202では、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する。
端末は、広角写真中の歪み領域と非歪み領域を確定することができる。端末は、プリセット閾値を予め設定しておき、このプリセット閾値より大きい画素点からなる領域を歪み領域として確定し、このプリセット閾値以下の領域を非歪み領域として確定することができる。さらに、プリセット閾値の大きさは、ユーザによって設定されてもよく、システムデフォルトのものであってもよい。なお、通常の状況で、広角カメラ自体の特定によって、広角カメラの歪みは常に存在しており、広角カメラは通常、対称特性を有し、広角カメラの中心位置から両側へ、歪み係数が対称的な分布を示している。歪み係数は、従来技術において既に知られているため、ここで詳述しない。歪み係数は、広角カメラにより撮影された画像の歪み程度を示す。広角カメラの歪み係数が大きいほど歪みが大きくなる。広角カメラの歪み係数が一定の範囲内にあり、即ち歪み係数があるプリセット閾値より小さい場合、歪み係数があるプリセット閾値より小さい領域は非歪み領域として見なされ、それに対応する撮影角度範囲は無歪み撮影角度範囲として定義することができる。
S203では、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得する。
端末は、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得することができる。通常の状況で、ユーザにより選択された領域は非歪み領域である可能性があり、そのとき、端末はこの領域を補正しなくてもよい。ユーザにより選択された領域が歪み領域と非歪み領域を含む場合、ユーザにより選択された領域の広角写真の歪み領域における領域を目標歪み領域として確定する。
S204では、前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数である。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
S205では、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定する。
M個の第1プリセットサイズの格子領域の位置関係に基づいて中心格子領域を確定することができる。
S206では、第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記中心格子領域に対して第1空間変換を行う。
端末は、中心格子領域に対して第1空間変換を行うことができ、第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換であってもよく、即ち、中心格子領域の画像を引き伸ばし処理する。
S207では、M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行う。
ここで、端末は、M個の第1プリセットサイズの格子領域中の中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うことができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
上記第1空間変換は、第1変換係数を使用して空間変換を行うことができ、第2空間変換は、第2変換係数を使用して空間変換を行うことができる。第1変換係数と第2変換係数は異なってもよい。第1変換係数に基づいて第1プリセットサイズの中心格子領域に対して第1空間変換を行うことによって、第2プリセットサイズの目標格子領域は得られる。例えば、中心格子領域の頂点に基づいて、この中心格子領域は平面領域に引き伸ばされてもよく、或いは、中心格子領域の頂点に基づいて、この中心格子領域は曲面領域に引き伸ばされてもよい。上記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の他の格子領域の大きさを第2プリセットサイズと一致させるために、第1プリセットサイズと第2プリセットサイズとのサイズ比に基づいて第2空間変換の第2変換係数を確定し、この第2変換係数に基づいてM個の格子領域中の該中心格子領域以外の他の格子領域に対して第2空間変換を行い、M−1目標格子領域を得ることができる。ここまで、二回の空間変換の後、M個の目標格子領域が得られた。
S208では、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行い、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である。
該M個の格子領域の画像をより自然に見せるために、M個の目標格子領域に対して補間処理を行ってもよい。第1プリセットサイズと第2プリセットサイズとの差に基づいて補間係数を確定することができる。第1プリセットサイズと第2プリセットサイズとの差が小さいほど補間係数が小さくなり、第1プリセットサイズと第2プリセットサイズとの差が大きいほど補間係数が大きくなる。この補間係数を使用して上記M個の格子領域に対して補間処理を行うと、M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに基づいて、M個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行うことができる。サイズ変更の大きさは、第1プリセットサイズと第2プリセットサイズとの差である。目標格子領域iを例とする。この目標格子領域iは、M個の目標格子領域の中の1つである。目標格子領域iは、空間変換が行われた後、第1プリセットサイズから第2プリセットサイズに変更される。第1プリセットサイズと第2プリセットサイズとの差に基づいて補間係数を確定し、この補間係数を使用して目標格子領域iに対して補間処理を行うことができる。
端末は、M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに基づいて、M個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行うことができる。サイズ変更の大きさは、第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である。補間の目的は、格子領域を平滑化処理して、それと周囲の領域との過渡を自然にすることである。補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間などを含んでもよい。
本発明の実施例では、端末のカメラを使用して広角写真を撮影し、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定し、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得し、前記目標歪み領域をM個(Mは1以上の整数である)の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行い、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定し、第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように前記中心格子領域に対して空間変換を行い、M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ空間変換を行い、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行う。前記サイズ変更の大きさは、前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である。本発明の実施例を使用して、ユーザにより選択された任意の歪み領域に対して歪み補正を行うことで、歪み領域の歪み程度を低減することができる。
図3を参照する。図3は、本発明の実施例に係る歪み補正方法の第3実施例のフローチャートである。本実施例に記載の歪み補正方法は、ステップS301〜S306を含む。
S301では、端末のカメラを使用して広角写真を撮影する。
端末は、この端末のカメラを使用して広角写真を撮影することができる。
可能な実施形態として、端末は、端末のカメラ撮影を使用して広角写真を取る前、この端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。ユーザは、端末のカメラを起動すると、撮影しようとする景物に基づいて撮影の角度範囲を調整することができる。プリ撮影角度範囲は、ユーザが場面中の景物の占める領域の大きさに応じて確定することができる。端末は、まず、ユーザにより選択された撮影角度範囲のタッチ命令を取得し、その命令に従って端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。例えば、場面中の景物範囲が小さい場合、プリ撮影角度範囲は普通のカメラのレンズ範囲に調整することができる。この状況で、撮影して得られた写真の歪みは小さく、歪みがないと見なされてもよい。場面中の景物範囲が大きく、普通のカメラのレンズ範囲を超えた場合、プリ撮影角度範囲の画像に対する歪み補正を必要とすることがある。
可能な実施形態として、端末のカメラは、端末の前置カメラ又は後置カメラであってもよい。或いは、端末のカメラは、端末が無線の方式又は有線の方式で制御するカメラであってもよい。
S302では、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する。
端末は、広角写真中の歪み領域と非歪み領域を確定することができる。端末は、プリセット閾値を予め設定しておき、このプリセット閾値より大きい画素点からなる領域を歪み領域として確定し、このプリセット閾値以下の領域を非歪み領域として確定することができる。さらに、プリセット閾値の大きさは、ユーザによって設定されてもよく、システムデフォルトのものであってもよい。なお、通常の状況で、広角カメラ自体の特定によって、広角カメラの歪みは常に存在しており、広角カメラは通常、対称特性を有し、広角カメラの中心位置から両側へ、歪み係数が対称的な分布を示している。歪み係数は、従来技術において既に知られているため、ここで詳述しない。歪み係数は、広角カメラにより撮影された画像の歪み程度を示す。広角カメラの歪み係数が大きいほど歪みが大きくなる。広角カメラの歪み係数が一定の範囲内にあり、即ち歪み係数があるプリセット閾値より小さい場合、歪み係数があるプリセット閾値より小さい領域は非歪み領域として見なされ、それに対応する撮影角度範囲は無歪み撮影角度範囲として定義することができる。
S303では、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得する。
端末は、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得することができる。通常の状況で、ユーザにより選択された領域は非歪み領域である可能性があり、そのとき、端末はこの領域を補正しなくてもよい。ユーザにより選択された領域が歪み領域と非歪み領域を含む場合、ユーザにより選択された領域の広角写真の歪み領域における領域を目標歪み領域として確定する。
S304では、前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数である。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
S305では、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。
端末は、上記M個の第1プリセットサイズの格子に対して歪み補正を行うことができる。
S306では、前記広角写真の対応する位置に前記歪み補正後の画像を融合する。
端末は、歪み補正後の画像を広角写真の対応する位置によりよく融合するように、歪み補正後の領域の大きさを調整し、調整した縁部を平滑化処理することができる。
本発明の実施例では、端末のカメラを使用して広角写真を撮影し、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定し、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得し、前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数であり、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。本発明の実施例を使用して、ユーザにより選択された任意の歪み領域に対して歪み補正を行うことで、歪み領域の歪み程度を低減して、前記広角写真の対応する位置に前記歪み補正後の画像を融合することができる。
図4aを参照する。図4aは、本発明の実施例に係る端末の第1実施例の構造模式図である。本実施例に記載の端末は、撮影ユニット401と、第1確定ユニット402と、取得ユニット403と、分割ユニット404と、補正ユニット405とを備える。
撮影ユニット401は、端末のカメラを使用して広角写真を撮影するために使用される。
撮影ユニット401は、この端末のカメラを使用して広角写真を撮影することができる。
可能な実施形態として、撮影ユニット401が端末のカメラ撮影を使用して広角写真を取る前、確定ユニット(図示せず)はこの端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。ユーザは、端末のカメラを起動すると、撮影しようとする景物に基づいて撮影の角度範囲を調整することができる。プリ撮影角度範囲は、ユーザが場面中の景物の占める領域の大きさに応じて確定するものである。端末は、まず、ユーザにより選択された撮影角度範囲のタッチ命令を取得し、その命令に従って端末のカメラのプリ撮影角度範囲を確定することができる。例えば、場面中の景物範囲が小さい場合、プリ撮影角度範囲は普通のカメラのレンズ範囲に調整することができる。この状況で、撮影して得られた写真の歪みは小さく、歪みがないと見なされてもよい。場面中の景物範囲が大きく、普通のカメラのレンズ範囲を超えた場合、プリ撮影角度範囲の画像に対する歪み補正を必要とすることがある。
可能な実施形態として、端末のカメラは、端末の前置カメラ又は後置カメラであってもよい。或いは、端末のカメラは、端末が無線の方式又は有線の方式で制御するカメラであってもよい。
第1確定ユニット402は、前記撮影ユニット401により撮影された広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するために使用される。
第1確定ユニット402は、広角写真中の歪み領域と非歪み領域を確定することができる。端末は、プリセット閾値を予め設定しておき、このプリセット閾値より大きい画素点からなる領域を歪み領域として確定し、このプリセット閾値以下の領域を非歪み領域として確定することができる。さらに、プリセット閾値の大きさは、ユーザによって設定されてもよく、システムデフォルトのものであってもよい。なお、通常の状況で、広角カメラ自体の特定によって、広角カメラの歪みは常に存在しており、広角カメラは通常、対称特性を有し、広角カメラの中心位置から両側へ、歪み係数が対称的な分布を示している。歪み係数は、従来技術において既に知られているため、ここで詳述しない。歪み係数は、広角カメラにより撮影された画像の歪み程度を示す。広角カメラの歪み係数が大きいほど歪みが大きくなる。広角カメラの歪み係数が一定の範囲内にあり、即ち歪み係数があるプリセット閾値より小さい場合、歪み係数があるプリセット閾値より小さい領域は非歪み領域として見なされ、それに対応する撮影角度範囲は無歪み撮影角度範囲として定義することができる。
取得ユニット403は、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するために使用される。
取得ユニット403は、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得することができる。通常の状況で、ユーザにより選択された領域は非歪み領域である可能性があり、そのとき、端末はこの領域を補正しなくてもよい。ユーザにより選択された領域が歪み領域と非歪み領域を含む場合、ユーザにより選択された領域の広角写真の歪み領域における領域を目標歪み領域として確定する。
分割ユニット404は、前記取得ユニットにより取得された前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割するために使用される。Mは1以上の整数である。
ここで、分割ユニット404は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
補正ユニット405は、前記分割ユニットにより分割されたM個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うために使用される。
補正ユニット405は、上記M個の第1プリセットサイズの格子に対して歪み補正を行うことができる。
可能な実施形態として、図4bに示されるように、図4aに示される端末の補正ユニット405は、第1確定ユニット4021と第2確定ユニット4022を含むことができる。具体的には、
第2確定ユニット4051は、前記分割ユニットにより分割されたM個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するために使用される。
第2確定ユニット4051は、M個の第1プリセットサイズの格子領域の位置関係に基づいて中心格子領域を確定することができる。
第1変換ユニット4052は、第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記第2確定ユニットにより確定された中心格子領域に対して第1空間変換を行うために使用される。
第1変換ユニット4052は、中心格子領域に対して第1空間変換を行うことができ、第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換であってもよく、即ち、中心格子領域の画像を引き伸ばし処理する。
第2変換ユニット4053は、M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うために使用される。
ここで、第2変換ユニット4053は、M個の第1プリセットサイズの格子領域中の中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うことができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
補間ユニット4054は、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行うために使用される。前記サイズ変更の大きさは、前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である。
補間ユニット4054は、M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに基づいて、M個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行うことができる。サイズ変更の大きさは、第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である。補間の目的は、格子領域を平滑化処理して、それと周囲の領域との過渡を自然にすることである。補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間などを含んでもよい。
可能な実施形態として、図4cに示されるように、図4aに係る端末の第1確定ユニット402は、第3確定ユニット4021と第4確定ユニット4022を含むことができる。具体的には、
第3確定ユニット4021は、歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定するために使用される。
第4確定ユニット4022は、歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定するために使用される。
可能な実施形態として、図4eに示されるように、図4aに係る端末は、
前記広角写真の対応する位置に前記補正ユニット405による歪み補正後の画像を融合するための融合ユニット406をさらに含むことができる。
融合ユニット406は、歪み補正後の画像を広角写真の対応する位置によりよく融合するように、補正ユニット405による歪み補正後の領域の大きさを調整し、調整した縁部を平滑化処理することができる。
本発明の実施例に記載の端末は、端末のカメラを使用して広角写真を撮影し、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定し、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得し、前記目標歪み領域をM個(Mは1以上の整数である)の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。本発明の実施例を使用して、ユーザにより選択された任意の歪み領域に対して歪み補正を行うことができ、それにより、歪み領域の歪み程度を低減する。
図5を参照する。図5は、本発明の実施例に係る端末の第2実施例の構造模式図である。本実施例に説明される端末は、少なくとも1つの入力装置1000と、少なくとも1つの出力装置2000と、少なくとも1つのプロセッサ3000、例えばCPUと、メモリ4000とを備える。上記入力装置1000、出力装置2000、プロセッサ3000及びメモリ4000は、バス5000を介して接続される。
上記入力装置1000は、タッチパネル、通常のPC、液晶画面、タッチ画面、タッチボタンなどであってもよい。
上記メモリ4000は、高速RAMメモリであってもよく、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、ディスクメモリであってもよい。上記メモリ4000は、1組のプログラムコードを記憶するために使用される。上記入力装置1000、出力装置2000及びプロセッサ3000は、メモリ4000に記憶されているプログラムコードを呼び出して、以下の動作を実行するように構成されている。
上記プロセッサ3000は、端末のカメラを使用して広角写真を撮影し、
前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定し、
ユーザにより選択された目標歪み領域を取得し、
前記目標歪み領域をM個(Mは1以上の整数である)の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うために使用される。
可能な実施形態として、上述したプロセッサ3000は、前記M個のプリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。具体的には、
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定する。
第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記中心格子領域に対して第1空間変換を行う。
M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行う。
前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行い、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である。
可能な実施形態として、上述したプロセッサ3000は、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する。具体的には、
歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定する。
歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定する。
可能な実施形態として、上述したプロセッサ3000は、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行った後、具体的に、
前記広角写真の対応する位置に前記歪み補正後の画像を融合するために使用される。
可能な実施形態として、上述したプロセッサ3000は、ユーザにより選択された目標歪み領域を取る。具体的には、
ユーザにより選択された目標領域が前記非歪み領域を含む場合、前記広角写真の歪み領域における前記目標領域の領域を目標歪み領域として確定する。
本発明の実施例に記載の端末は、端末のカメラを使用して広角写真を撮影し、前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定し、ユーザにより選択された目標歪み領域を取得し、前記目標歪み領域をM個(Mは1以上の整数である)の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う。本発明の実施例を使用して、ユーザにより選択された任意の歪み領域に対して歪み補正を行うことができ、それにより、歪み領域の歪み程度を低減する。
本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。このコンピュータ記憶媒体は、プログラムを記憶することができる。このプログラムを実行するとき、上述した方法実施例に記載の任意の信号処理方法のステップの一部又は全てを実行する。
上記実施例において、各実施例の説明にはそれぞれ重点がある。ある実施例に詳述されていない部分は、他の実施例の関連する説明を参照することができる。
なお、上記各方法実施例に対して、簡単に説明するために、一連の動作の組み合わせとして説明したが、当業者は、本発明によれば、あるステップを他の順番に従って行うか又は同時に行うことが可能であるので、本発明は記載された動作の順番に限定されないことを理解すべきである。次に、当業者は、明細書に記載された実施例はいずれも好ましい実施例であり、関連する動作やモジュールは本発明によって必ずしも必要とされないことも理解すべきである。
本願で提供される幾つかの実施例において、開示された装置は他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、上述のような装置実施例は、単なる例にすぎない。例えば、前記ユニットの区分は、単なる論理的な機能による区分であり、実際に実現するとき他の区分方式であってもよく、例えば、複数のユニットまたは組立体が別のシステムに合わせまたは一体化してもよく、或いは幾つかの特徴が無視しまたは実行されなくてもよい。一方、示されたまたは解説された相互間の結合又は直接的な結合又は通信接続は、幾つかのインターフェイス、装置又はユニットによる間接的な結合又は通信接続であってもよく、電気的または他の形態であってもよい。
前記分別部材として説明されたユニットは、物理的に分別されてもよく、そうでなくてもよく、ユニットとして示された部材は、物理的なユニットであってもよく、そうでなくてもよく、同じところに位置してもよく、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。実際の需要に応じて、一部または全部のユニットを選択し、本実施例の目的を実現することができる。
なお、本発明の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されていてもよく、各ユニットが単独に物理的に存在していてもよく、2つまたは2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されていてもよい。上述の一体化されたユニットは、ハードウエアの形で実現されてもよく、ソフトウェア機能ユニットの形で実現されてもよい。
前記一体化されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形で実現され、かつ独立した製品として販売または使用されるとき、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、本発明の技術的手段の本質的な部分、即ち、従来技術に貢献する部分、又はこの技術的手段の全部若しくは一部は、ソフトウェア製品の形式で表すことができる。このコンピュータソフトウェア製品は、記録媒体に記録され、コンピュータ装置(パーソナルコンピューター、サーバ又はネットワーク装置などであってもよく、特にコンピュータ装置内のプロセッサであってもよい)に本発明の各実施例における前記方法の全部若しくは一部のステップを実行させる複数の指令を含む。前記記憶媒体は、USBメモリ、リムーバブルハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)又はランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)などの様々なプログラムコードを記憶可能である媒体を含む。
以上の説明及び以上の各実施例は、単に本発明の技術手段を説明するためのものであり、それを制限するものではなく、上述した実施例を参照して本発明について詳述したが、当業者であれば、上述した各実施例に記載の技術手段を修正し、又はその一部の技術特徴を均等物で置き換えることができ、これらの修正又は置き換えは、対応する技術手段の本質を本発明の各実施例の技術手段の精神及び範囲から逸脱させない。
本発明の実施例は電子装置技術分野に関し、特に歪み補正方法及び端末に関する。
本発明は、中国出願日が2015年06月30日の出願番号201510383298.3の優先権を主張する国際出願番号がPCT/CN2016/083690で、国際出願日が2016年05月27日である。以上の出願における全ての内容が本出願に記載されている。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは3×3、5×5、7×7、9×9、11×11、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは3×3、5×5、7×7、9×9、11×11、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、端末は、M個の第1プリセットサイズの格子領域中の中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うことができる。第1プリセットサイズは3×3、5×5、7×7、9×9、11×11、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは3×3、5×5、7×7、9×9、11×11、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、分割ユニット404は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは3×3、5×5、7×7、9×9、11×11、などを含むことができるが、それらに限定されない。
可能な実施形態として、図4bに示されるように、図4aに示される端末の補正ユニット405は、第2確定ユニット4051と第1変換ユニット4052を含むことができる。具体的には、
第2確定ユニット4051は、前記分割ユニットにより分割されたM個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するために使用される。
第2変換ユニット4053は、M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うために使用される。
ここで、第2変換ユニット4053は、M個の第1プリセットサイズの格子領域中の中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うことができる。第1プリセットサイズは3×3、5×5、7×7、9×9、11×11、などを含むことができるが、それらに限定されない。
可能な実施形態として、図4に示されるように、図4aに係る端末は、
前記広角写真の対応する位置に前記補正ユニット405による歪み補正後の画像を融合するための融合ユニット406をさらに含むことができる。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、端末は、M個の第1プリセットサイズの格子領域中の中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うことができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、端末は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
ここで、分割ユニット404は、目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割することができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。
第2変換ユニット4053は、M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うために使用される。
ここで、第2変換ユニット4053は、M個の第1プリセットサイズの格子領域中の中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うことができる。第1プリセットサイズは、、、、、などを含むことができるが、それらに限定されない。

Claims (19)

  1. 歪み補正方法であって、
    端末のカメラを使用して広角写真を撮影するステップと、
    前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するステップと、
    ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するステップと、
    前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数であるステップと、
    前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップとを含み、
    前記M個のプリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う前記ステップは、
    前記M個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するステップと、
    第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記中心格子領域に対して第1空間変換を行うステップと、
    M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うステップと、
    前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行い、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差であるステップとを含み、
    前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する前記ステップは、
    歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定するステップと、
    歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定するステップとを含む、ことを特徴とする歪み補正方法。
  2. 前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う前記ステップの後、
    前記広角写真の対応する位置に前記歪み補正後の画像を融合するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の歪み補正方法。
  3. ユーザにより選択された目標歪み領域を取得する前記ステップは、
    ユーザにより選択された目標領域が前記非歪み領域を含む場合、前記広角写真の歪み領域における前記目標領域の領域を目標歪み領域として確定するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の歪み補正方法。
  4. 第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換である、ことを特徴とする請求項1に記載の歪み補正方法。
  5. 前記補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の歪み補正方法。
  6. 歪み補正方法であって、
    端末のカメラを使用して広角写真を撮影するステップと、
    前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するステップと、
    ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するステップと、
    前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割し、Mは1以上の整数であるステップと、
    前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップとを含む、ことを特徴とする歪み補正方法。
  7. 前記M個のプリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行う前記ステップは、
    前記M個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するステップと、
    第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記中心格子領域に対して第1空間変換を行うステップと、
    M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うステップと、
    前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行い、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差であるステップとを含む、ことを特徴とする請求項6に記載の歪み補正方法。
  8. 前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定する前記ステップは、
    歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定するステップと、
    歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定するステップとを含む、ことを特徴とする請求項6に記載の歪み補正方法。
  9. 前記M個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うステップの後、
    前記広角写真の対応する位置に前記歪み補正後の画像を融合するステップを含む、ことを特徴とする請求項6に記載の歪み補正方法。
  10. ユーザにより選択された目標歪み領域を取得する前記ステップは、
    ユーザにより選択された目標領域が前記非歪み領域を含む場合、前記広角写真の歪み領域における前記目標領域の領域を目標歪み領域として確定するステップを含む、ことを特徴とする請求項6に記載の歪み補正方法。
  11. 第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換である、ことを特徴とする請求項6に記載の歪み補正方法。
  12. 前記補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間を含む、ことを特徴とする請求項6に記載の歪み補正方法。
  13. 端末であって、
    端末のカメラを使用して広角写真を撮影するための撮影ユニットと、
    前記撮影ユニットにより撮影された前記広角写真中の歪み領域及び非歪み領域を確定するための第1確定ユニットと、
    ユーザにより選択された目標歪み領域を取得するための取得ユニットと、
    前記取得ユニットにより取得された前記目標歪み領域をM個の第1プリセットサイズの格子領域に分割するための分割ユニットであって、Mは1以上の整数である分割ユニットと、
    前記分割ユニットにより分割されたM個の第1プリセットサイズの格子領域に対してそれぞれ歪み補正を行うための補正ユニットとを備える、ことを特徴とする端末。
  14. 前記補正ユニットは、
    前記分割ユニットにより分割されたM個の第1プリセットサイズの格子領域の中心格子領域を確定するための第2確定ユニットと、
    第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記第2確定ユニットにより確定された中心格子領域に対して第1空間変換を行うための第1変換ユニットと、
    M−1個の前記第2プリセットサイズの目標格子領域を得るように、前記M個の第1プリセットサイズの格子領域中の前記中心格子領域以外の他の格子領域に対してそれぞれ第2空間変換を行うための第2変換ユニットと、
    前記M個の第1プリセットサイズの格子領域のサイズ変更の大きさに応じてM個の目標格子領域に対してそれぞれ補間処理を行うための補間ユニットであって、前記サイズ変更の大きさは前記第1プリセットサイズと第2プリセットサイズの差である補間ユニットとを備える、ことを特徴とする請求項13に記載の端末。
  15. 前記第1確定ユニットは、
    歪み係数がプリセット閾値より大きい前記広角写真中の領域を歪み領域として確定するための第3確定ユニットと、
    歪み係数がプリセット閾値以下である前記広角写真中の領域を非歪み領域として確定するための第4確定ユニットとを備える、ことを特徴とする請求項13に記載の端末。
  16. 前記広角写真の対応する位置に前記補正ユニットによる歪み補正後の画像を融合するための融合ユニットをさらに備える、ことを特徴とする請求項13に記載の端末。
  17. 前記取得ユニットは、
    ユーザにより選択された目標領域が前記非歪み領域を含む場合、前記広角写真の歪み領域における前記目標領域の領域を目標歪み領域として確定するために使用される、ことを特徴とする請求項13に記載の端末。
  18. 第1空間変換は、線形空間変換又は非線形空間変換である、ことを特徴とする請求項13に記載の端末。
  19. 前記補間処理は、線形補間、双線形補間、2次補間又は非線形補間を含む、ことを特徴とする請求項13に記載の端末。
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