JP2018529011A5 - - Google Patents
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Description
左側の写真は、本発明のPE−b−PS添加剤が加えられている。写真は、5%の新規なブロックコポリマーPE−b−PSが添加された時の、より高い一定性を示す。PEは、今度は、より一様に分布している。連続相はPSである。そのマトリックス内に、PEは、ずっとより一様に分布しており、加工および凍結破砕は、より柔軟なPEストランドの一部を、新たに破砕された表面から、引き出したが、それらは、依然としてマトリックス内にしっかりと結ばれている。
図内の説明は、SEMで1000倍の倍率で、右側の写真を得るために使用された条件を示す。左側の写真は、同じ条件下であるが400倍の倍率で得られ、このフレームでは、右側の写真と同じスケールになるように、大きさが調節された。
次に、本発明の好ましい態様を示す。
1. 次の構造:
[式中、RおよびR 1 は、同じであっても異なっていてもよく、それぞれ、独立に、アルキルまたはアリール基を表し、Xは、水素であっても、分岐状または直鎖であり得るC 1 −C 20 アルキル基であってもよく、ポリマーBに接合した芳香族環置換基は、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタまたはパラの位置にあり、ポリマーAは、メタロセン触媒作用によって生成された非極性ポリマーであり、ポリマーBは、極性モノマーのラジカル触媒作用によって生成されたポリマーである]
を有する材料の、ポリマーへの添加剤としての使用。
2. i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーが共重合されていてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびジエン化合物、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーから誘導され、ポリマーBは、このような不飽和モノマーと、アルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、
上記1に記載の使用。
3. ポリマー材料の混合物における相溶化剤としての、または、表面活性/界面活性剤としての、上記1または2に記載の使用。
4. ポリマー材料の混合物が、極性および非極性材料の混合物、または様々な極性のポリマー材料の混合物を含む、上記3に記載の使用。
5. 混合物が、ポリオレフィンと、エステル基含有材料との、例えば、ポリエスエテル、または、オレフィンとビニルアセテートもしくはアクリレートエステルのコポリマーなどのアルケンと不飽和エステルのコポリマーとの、混合物を含む、上記4に記載の使用。
6. 極性コポリマー、例えばオレフィン/不飽和エステルコポリマー、および、炭化水素ブロックコポリマー、例えばスチレンとブタジエンまたはイソプレンのマルチブロックコポリマー(これらは水素化されていることもある)をベースとする接着剤配合物における添加剤としての、上記4または5に記載の使用。
7. ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンに由来する単位が組み込まれていてもよいポリエチレン様構造単位の骨格鎖を有する、上記1から6までのいずれか1項に記載の使用。
8. i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーに由来する1種または複数の構造単位が介在していてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、およびジエン化合物、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーに由来する構造単位の鎖を含み、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよく、
ポリマーAおよびポリマーBは、コポリマーが、次の構造:
[式中、RおよびR 1 は、同じであっても異なっていてもよく、それぞれ、独立に、アルキルまたはアリール基を表し、Xは、水素であっても、分岐状または直鎖であり得るC 1 −C 20 アルキル基であってもよく、ポリマーBに接合した芳香族環置換基は、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタまたはパラの位置にある]
を有するように、末端で接合されている、
上記1から7までのいずれか1項に記載の使用。
9. RおよびR 1 が、どちらも、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である、上記1から8までのいずれか1項に記載の使用。
10. ポリマーBに接合した芳香族環置換基が、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタの位置にある、上記1から9までのいずれか1項に記載の使用。
11. ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、アクリレートおよびメタクリレートエステル、ジエン化合物、ビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステルおよび無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーに由来する構造単位の鎖を含み、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、上記1から10までのいずれか1項に記載の使用。
12. ポリオレフィンをベースとするポリマー系の硬度(例えば、針貫入)または剛性(例えば割線弾性係数)を変えるための、上記1から11までのいずれか1項に記載の使用。
13. 1種または複数のポリマーの表面または界面に、表面または界面活性を付与するための、上記1または2に記載の使用。
14. RおよびR 1 が、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である、上記13に記載の使用。
15. ポリマーBに接合した芳香族環置換基が、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタの位置にある、上記13または14に記載の使用。
16. ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、アクリレートおよびメタクリレートエステル、ジエン化合物、ビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、および無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーに由来し、C 2 −C 8 アルケンが共重合されていてもよい、構造単位の鎖からなる、上記13から15までのいずれか1項に記載の使用。
17. シール可能、印刷可能または塗装可能な表面を、ポリオレフィンフィルムまたはコーティングに付与するための、上記13から16までのいずれか1項に記載の使用。
18. ポリマーAがポリオレフィンであり、ポリマーBが、スチレンもしくはその誘導体、またはメタクリレートなどのエステルから誘導される、上記1から17までのいずれか1項に記載の使用。
19. 高分子量ワックスのための硬化剤または軟化剤としての(例えば、針貫入によって測定して)、上記1から18までのいずれか1項に記載の使用。
20. シール可能、印刷可能または塗装可能な表面を、ポリオレフィンフィルムまたはコーティングに付与するための、上記13から19までのいずれか1項に記載の使用。
21. ポリマーと、次の構造:
[式中、RおよびR 1 は、同じであるか、または異なり、それぞれ、独立に、アルキルまたはアリール基を表し、Xは、水素であっても、分岐状または直鎖であり得るC 1 −C 20 アルキル基であってもよく、ポリマーBに接合した芳香族環置換基は、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタまたはパラの位置にあり、ポリマーAは、メタロセン触媒作用によって生成された非極性ポリマーであり、ポリマーBは、極性モノマーのラジカル触媒作用によって生成されたポリマーである]
を有する材料とを含む混合物。
22. i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーと共重合されていてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびジエン化合物、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーから誘導され、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、
上記21に記載の混合物。
23. ポリマーが、ポリマー材料の混合物を含む、上記21または22に記載の混合物。
24. ポリマー材料の混合物が、極性および非極性材料の混合物、または様々な極性のポリマー材料の混合物を含む、上記23に記載の混合物。
25. 混合物が、ポリオレフィンと、エステル基含有材料との、例えば、ポリエスエテル、または、オレフィンとビニルアセテートもしくはアクリレートエステルのコポリマーなどのアルケンと不飽和エステルのコポリマーとの、混合物を含む、上記24に記載の混合物。
26. ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンに由来する単位が骨格鎖に組み込まれていてもよい、ポリエチレン様構造単位の骨格鎖を有する、上記21から25までのいずれか1項に記載の混合物。
27. ポリマーBに接合した芳香族環置換基が、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタの位置にある、上記21から26までのいずれか1項に記載の混合物。
28. ポリマーが、リサイクルポリマーを含む、上記21から27までのいずれか1項に記載の混合物。
29. 前記ポリマーが、少なくとも2種のリサイクルポリマーを含む、上記28に記載の混合物。
図内の説明は、SEMで1000倍の倍率で、右側の写真を得るために使用された条件を示す。左側の写真は、同じ条件下であるが400倍の倍率で得られ、このフレームでは、右側の写真と同じスケールになるように、大きさが調節された。
次に、本発明の好ましい態様を示す。
1. 次の構造:
を有する材料の、ポリマーへの添加剤としての使用。
2. i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーが共重合されていてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびジエン化合物、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーから誘導され、ポリマーBは、このような不飽和モノマーと、アルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、
上記1に記載の使用。
3. ポリマー材料の混合物における相溶化剤としての、または、表面活性/界面活性剤としての、上記1または2に記載の使用。
4. ポリマー材料の混合物が、極性および非極性材料の混合物、または様々な極性のポリマー材料の混合物を含む、上記3に記載の使用。
5. 混合物が、ポリオレフィンと、エステル基含有材料との、例えば、ポリエスエテル、または、オレフィンとビニルアセテートもしくはアクリレートエステルのコポリマーなどのアルケンと不飽和エステルのコポリマーとの、混合物を含む、上記4に記載の使用。
6. 極性コポリマー、例えばオレフィン/不飽和エステルコポリマー、および、炭化水素ブロックコポリマー、例えばスチレンとブタジエンまたはイソプレンのマルチブロックコポリマー(これらは水素化されていることもある)をベースとする接着剤配合物における添加剤としての、上記4または5に記載の使用。
7. ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンに由来する単位が組み込まれていてもよいポリエチレン様構造単位の骨格鎖を有する、上記1から6までのいずれか1項に記載の使用。
8. i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーに由来する1種または複数の構造単位が介在していてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、およびジエン化合物、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーに由来する構造単位の鎖を含み、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよく、
ポリマーAおよびポリマーBは、コポリマーが、次の構造:
を有するように、末端で接合されている、
上記1から7までのいずれか1項に記載の使用。
9. RおよびR 1 が、どちらも、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である、上記1から8までのいずれか1項に記載の使用。
10. ポリマーBに接合した芳香族環置換基が、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタの位置にある、上記1から9までのいずれか1項に記載の使用。
11. ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、アクリレートおよびメタクリレートエステル、ジエン化合物、ビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステルおよび無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーに由来する構造単位の鎖を含み、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、上記1から10までのいずれか1項に記載の使用。
12. ポリオレフィンをベースとするポリマー系の硬度(例えば、針貫入)または剛性(例えば割線弾性係数)を変えるための、上記1から11までのいずれか1項に記載の使用。
13. 1種または複数のポリマーの表面または界面に、表面または界面活性を付与するための、上記1または2に記載の使用。
14. RおよびR 1 が、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である、上記13に記載の使用。
15. ポリマーBに接合した芳香族環置換基が、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタの位置にある、上記13または14に記載の使用。
16. ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、アクリレートおよびメタクリレートエステル、ジエン化合物、ビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、および無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーに由来し、C 2 −C 8 アルケンが共重合されていてもよい、構造単位の鎖からなる、上記13から15までのいずれか1項に記載の使用。
17. シール可能、印刷可能または塗装可能な表面を、ポリオレフィンフィルムまたはコーティングに付与するための、上記13から16までのいずれか1項に記載の使用。
18. ポリマーAがポリオレフィンであり、ポリマーBが、スチレンもしくはその誘導体、またはメタクリレートなどのエステルから誘導される、上記1から17までのいずれか1項に記載の使用。
19. 高分子量ワックスのための硬化剤または軟化剤としての(例えば、針貫入によって測定して)、上記1から18までのいずれか1項に記載の使用。
20. シール可能、印刷可能または塗装可能な表面を、ポリオレフィンフィルムまたはコーティングに付与するための、上記13から19までのいずれか1項に記載の使用。
21. ポリマーと、次の構造:
を有する材料とを含む混合物。
22. i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーと共重合されていてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびジエン化合物、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーから誘導され、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C 2 −C 8 、好ましくはC 2 −C 6 アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、
上記21に記載の混合物。
23. ポリマーが、ポリマー材料の混合物を含む、上記21または22に記載の混合物。
24. ポリマー材料の混合物が、極性および非極性材料の混合物、または様々な極性のポリマー材料の混合物を含む、上記23に記載の混合物。
25. 混合物が、ポリオレフィンと、エステル基含有材料との、例えば、ポリエスエテル、または、オレフィンとビニルアセテートもしくはアクリレートエステルのコポリマーなどのアルケンと不飽和エステルのコポリマーとの、混合物を含む、上記24に記載の混合物。
26. ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンに由来する単位が骨格鎖に組み込まれていてもよい、ポリエチレン様構造単位の骨格鎖を有する、上記21から25までのいずれか1項に記載の混合物。
27. ポリマーBに接合した芳香族環置換基が、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタの位置にある、上記21から26までのいずれか1項に記載の混合物。
28. ポリマーが、リサイクルポリマーを含む、上記21から27までのいずれか1項に記載の混合物。
29. 前記ポリマーが、少なくとも2種のリサイクルポリマーを含む、上記28に記載の混合物。
Claims (9)
- i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーが共重合されていてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびジエン化合物、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーから誘導され、ポリマーBは、このような不飽和モノマーと、アルケンとの、例えば、C2−C8、好ましくはC2−C6アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、
請求項1に記載の使用。 - ポリマー材料の混合物における相溶化剤としての、または、表面活性/界面活性剤としての、請求項1または2に記載の使用。
- i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーに由来する1種または複数の構造単位が介在していてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、およびジエン化合物、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーに由来する構造単位の鎖を含み、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C2−C8、好ましくはC2−C6アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよく、
ポリマーAおよびポリマーBは、コポリマーが、次の構造:
を有するように、末端で接合されている、
請求項1から3までのいずれか1項に記載の使用。 - RおよびR1が、どちらも、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である、請求項1から4までのいずれか1項に記載の使用。
- ポリマーBに接合した芳香族環置換基が、ポリマーAに接合した芳香族環置換基に対してメタの位置にある、請求項1から5までのいずれか1項に記載の使用。
- i)ポリマーAが、エチレンより高級な1−アルケンコモノマーと共重合されていてもよい、エチレン性構造単位の鎖を含み、
ii)ポリマーBが、スチレン、置換スチレン、不飽和エステル、例えば、アクリレート、メタクリレート、およびジエン化合物、およびビニルエステル、フマレートエステル、イタコネートエステル、無水マレイン酸、ならびにこれらの誘導体から選択される、1種または複数のα,β−不飽和モノマーから誘導され、ポリマーBは、このような不飽和モノマーとアルケンとの、例えば、C2−C8、好ましくはC2−C6アルケンとの、コポリマーを含んでいてもよい、
請求項7に記載の混合物。 - ポリマーが、ポリマー材料の混合物を含む、請求項7または8に記載の混合物。
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
GB1516400.7 | 2015-09-16 | ||
GB1516400.7A GB2545156B (en) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | Use of polymers comprising two segments as polymer additives |
PCT/EP2016/071299 WO2017046009A1 (en) | 2015-09-16 | 2016-09-09 | Use of polymers comprising two segments as polymer additives |
Publications (3)
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