JP2018521721A - 巻き解き機構を含む手術用ドレープ - Google Patents

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Abstract

手術用ドレープは、手術室の無菌性を確実に維持し、ロボット手術用アームの端部にある手術器具のような手術器具への取り付けや取り外しを容易かつ効率的に可能にする。手術用ドレープは、展開された形態において、シースの第2の端部がシースの第1の端部から比較的離れて離間され、展開されていない形態では、シースの第2の端部がシースの第1の端部に比較的近接して離間されるように、移行シースを備える。シースは、第2の端部に固定された補強部材と、補強部材に結合された引張部材と、各アクセスポートがシースを通る手術器具の通過に適合するように、シースの第1の端部に形成された少なくとも1つのアクセスポートとをさらに含むことができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年6月1日に出願された米国仮特許出願第62/168,952号に対する優先権及びその利益を主張し、内容が参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
低侵襲医療処置に使用されるロボット外科手術システムまたは「遠隔手術」は、例えば、鉗子、ステープラ、または把持ツールを含むことができるエンドエフェクタを有するロボットアーム及び手術器具を支持するコンソールまたはカートを含み得る。ロボットアームは、手術器具の動作及び移動に機械的な力を提供する。医療処置の間、外科医は一般に、患者のいる場所とは異なる可能性のある場所から、手術部位に対する手術器具の動きを遠隔制御するコントローラを操作する。
無菌ドレープは通常、存在する可能性がある生物から創傷を保護するために使用されるが、手術室でロボット外科手術システムなど未殺菌の大型特殊手術器具が必要とされる場合、現在のドレープ技術は効果がない。従来の無菌ドレープでロボット外科手術システムをカバーしようとすることは、設置が困難で時間がかかり、手術部位の可視性を妨げ、またはシステムの動きを制限する可能性がある。
したがって、手術室での無菌状態を確実に維持し、手術器具への容易で効率的な取り付け及び取り外しを可能にする新規の手術用ドレープが望ましい。
本開示による手術用ドレープは、外科処置の間に手術装置の無菌バリアを生成または維持するために使用される。この手術用ドレープは、多数の処置具及び/またはロボット外科手術システムならびに関連する手術器具及び/またはそれに関連する駆動ツールの周りに無菌バリアを生成または維持するために使用され得る。
本開示の一態様によると、手術装置用の手術用ドレープが提供され、この手術用ドレープは、シース、補強材及び引張部材を含む。手術用ドレープのシースは、手術器具がその中に挿入されるように適合された第1の閉鎖端部及び第2の開放端部を含む。さらに、シースは、第2の開放端部が第1の閉鎖端部に比較的近接して離間された展開されていない形態と、第2の開放端部が第1の閉鎖端部から比較的離れて離間された展開された形態との間で移行可能である。手術用ドレープの補強材は、シースの第2の開放端部に隣接して固定される。手術用ドレープの引張部材は、補強材に結合された第1の端部と第2の自由端部を含む。本開示によると、引張部材の長さは、シースが展開されていない形態で補強材の周りに巻き付けられ、シースが展開された形態では補強材から巻き付けが解かれる。さらに、引張部材の第2の自由端部は、シースの展開された形態及び展開されていない形態の両方にアクセス可能である。
手術用ドレープの実施形態において、シースは、少なくとも部分的には実質的に円筒形であり、第1の閉鎖端部はほぼ半球形状であり得る。
さらなる実施形態において、シースの第2の開放端部は、展開されていない形態において、シースの第1の閉鎖端部に向かって、シース上に転動することができる。
シースは、可塑性材料から製作することができる。
実施形態において、補強材は砂時計の形をしていてもよい。
手術用ドレープは、引張部材の第2の自由端部に配置された引張タブを含むことができる。
さらなる実施形態において、手術用ドレープは、シースの第1の閉鎖端部に隣接して形成された少なくとも1つのアクセスポートを含むことができる。
実施形態において、シースの第2の開放端部は、半径方向内側に付勢され得る。
さらに別の実施形態において、手術用ドレープは、複数の補強材及び複数の引張部材をさらに含むことができ、複数の補強材は、シースの第2の開放端部の周りに放射状に配置される。
本開示の別の態様によると、ロボットアーム及び手術用ドレープを含むロボット外科手術アセンブリが提供され、この手術用ドレープは、ロボットアームと外部環境との間に無菌バリアを提供する。ロボット外科手術アセンブリの手術用ドレープは、シースと、補強材と、引張部材と、少なくとも1つのアクセスポートとを含む。手術用ドレープのシースは、ロボットアームがその中に挿入されるように適合された第1の閉鎖端部及び第2の開放端部を含む。さらに、シースは第2の開放端部が第1の閉鎖端部に比較的近接して離間された展開されていない形態と、第2の開放端部が第1の閉鎖端部から比較的離れて離間された展開された形態との間で移行可能である。手術用ドレープの補強材は、シースの第2の開放端部に隣接して固定される。手術用ドレープの引張部材は、補強材に結合された第1の端部と第2の自由端部とを含む。本開示によると、引張部材の長さは、シースが展開されていない形態では補強材の周りに巻き付けられ、シースが展開された形態では補強材から巻き付けが解かれる。さらに、引張部材の第2の自由端部は、シースの展開された形態及び展開されていない形態の両方にアクセス可能である。手術用ドレープの少なくとも1つのアクセスポートは、シースの第1の閉鎖端部に隣接して形成される。
本開示のさらに別の態様によると、無菌手術器具を維持する方法が開示される。この方法は、手術器具を提供することと、シースが展開されていない形態の間に、手術器具の上にシースの開放端部を置くこととを含む。シースの展開されていない形態において、シースの一部は、それ自体の上に巻き上げられている。その後、シースが手術器具の所望の部分を覆うように、シースの巻き上げ部分を広げることによって、展開された形態に手動で移行される。
無菌手術器具を維持する方法に関する実施形態において、シースは、シースの開放端部に隣接して固定された補強材と、補強材と協働係合する引張部材とをさらに含むことができる。シースを展開された形態に手動で移行する間、引張部材を引っ張り、シースの巻き上げ部分を広げることができる。
さらなる実施形態において、この方法は、無菌バリアを生成するために所望の位置で手術器具へのシースの開放端部を固定することをさらに含むことができる。手術器具は、ロボット手術用アームの端部にあってもよく、シースを展開された形態に手動で移行することは、シースがロボット手術用アームの所望の部分を覆うように、シースの巻き上げ部分を広げることを含む。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本開示の実施形態及び上述の本開示の一般的な説明と共に、下記の実施形態の詳細な説明を示し、本開示の原則を説明するのに役立つ。
本開示によるロボット外科手術システムの概略図である。 ロボットアームの上に取り付けられた外科手術アセンブリを有するロボットアームの斜視図である。 展開されていない形態で手術用ドレープを備えた図2のロボットアームにかけられた本開示による手術用ドレープの正面概略図である。 展開された形態で手術用ドレープを備えた図3Aの正面概略図である。 図3Bの手術用ドレープの側面図である。 図3Aの手術用ドレープの一実施形態の正面図である。 アクセスポートを含む図3Aの手術用ドレープの一実施形態の正面図である。 点線で示された補強材を含む図3Aの手術用ドレープの一実施形態の正面図である。 アクセスポート及び点線で示された補強材を含む図3Aの手術用ドレープの一実施形態の正面図である。 アクセスポートと、点線で示された補強材と、補強材に結合された引張部材とを含む図3Aの手術用ドレープの一実施形態の正面図である。 本開示による図5C〜5Eの補強材の一実施形態の正面図である。 図6Aの補強材の代替実施形態の正面図である。 図6Aの補強材の別の実施形態の正面図である。 図6Aの補強材の別の実施形態の正面図である。 図5Eの引張部材に結合された図6Aの補強材の正面斜視図である。 補強材の周りに巻かれた引張部材を備えた図7Aの補強材の正面図である。
本開示の実施形態は、図面を参照して詳細に説明され、同様の参照符号は、幾つかの図の各々において同一または対応する要素を示す。本明細書で使用する「遠位」という用語は、ユーザからもっと遠い装置の部分を指し、「近位」という用語は、ユーザにもっと近い装置の部分を指す。
以下では、ロボット外科手術システムまたは「遠隔手術」について論じるが、本明細書で開示する実施形態は、公開手術中に使用される従来の器具、低侵襲器具、または無菌バリアが所望される任意の器具またはツールで動作するように構成され得る。簡潔にするために、本明細書に開示された装置の特徴は、ロボット外科手術システムに向けられる。ロボット外科手術システムは、外科医を支援し、手術器具の遠隔操作(または部分的な遠隔操作)を可能にするために、様々なロボット要素を使用する。様々なロボットアーム、ギア、カム、滑車、電気モータ及び機械モータなどをこの目的のために使用することができ、手術または治療の過程で外科医を支援するために、ロボット外科手術システムで設計することができる。このようなロボット外科手術システムは、遠隔操縦可能システム、自動可塑性外科手術システム、遠隔的可塑性外科手術システム、遠隔関節外科手術システム、無線外科手術システム、モジュール式または選択的構成可能な遠隔操作式外科手術システムなどを含むことができる。
ロボット外科手術システムは、手術室に隣接するか、遠隔地に位置する1つ以上のコンソールと共に使用され得る。この例では、外科医または看護師の1つのチームが手術のために患者を準備し、本明細書に開示された1つ以上の器具を用いてロボット外科手術システムを構成し、別の外科医(または外科医のグループ)がロボット外科手術システムを介して、器具を遠隔制御する。理解され得るように、高度に熟練した外科医は、自身の遠隔コンソールを離れることなく、複数の場所で複数の手術を行うことができ、これは経済的に好都合であり、患者または一連の患者にとって有益であり得る。
図1を参照すると、複数のロボットアーム2、3と、制御装置4と、制御装置4に結合された手術用コンソール5とを含むロボット外科手術システム1が提供される。手術用コンソール5は、特に3次元画像を表示するように設定された表示装置6と、人(図示せず)、例えば外科医がロボットアーム2、3を遠隔操作することができる手動入力装置7、8とを含む。
複数のロボットアーム2、3の各々は、接合部を介して接続された複数の部材を含む。ロボット外科手術システム1はまた、ロボットアーム2、3の各々の遠位端に接続された外科手術アセンブリ100を含む。外科手術アセンブリ100は、器具駆動装置300と、器具駆動装置300に着脱可能に結合された手術器具200とを含む。手術器具200は、エンドエフェクタ230を含む。
ロボットアーム2、3は、制御装置4に接続された電気駆動装置(図示せず)によって駆動され得る。制御装置4(例えば、コンピュータ)は、ロボットアーム2、3及びそれらの手術用アセンブリ100が、手動入力装置7、8によって定義された動きに従って、所望の動きを実行するといった方法で、特にコンピュータプログラムを用いて、駆動装置を作動させるように設定される。制御装置4はまた、制御装置4がロボットアーム2、3及び/またはその駆動装置の動きを規制するという方法で設定され得る。
引き続き図1を参照すると、ロボット外科手術システム1は、エンドエフェクタ230を用いて低侵襲方式で治療される患者テーブル12上に横たわる患者13に使用するように構成される。ロボット外科手術システム1は、3つ以上のロボットアーム2、3を含むことができる。追加するロボットアームは、制御装置4にさらに接続されて操作コンソール5によって遠隔操作が可能になる。1つ以上の追加の外科手術アセンブリ100及び/または手術器具200はまた、追加のロボットアームに装着することができる。
制御装置4は、手術器具200のエンドエフェクタ230に結合された1つ以上のケーブル(図示せず)の押し込みまたは引っ張りを駆動するように構成された各モータで、複数のモータ(モータ1〜n)を制御することができる。また、ケーブルをロッドなどに置き換えることもできると考えられる。使用時には、これらのケーブルが押されたり引っ張られたりすると、ケーブルは手術器具200のエンドエフェクタ230の動作及び/または移動を引き起こす。制御装置4は、1つ以上のエンドエフェクタ230の動き及び/または移動を調整するために、1つ以上のケーブルの押し込みまたは引っ張り動作を調整するために様々なモータ(モ―タ1〜n)の起動を調整することが考えられる。
実施形態において、各モータは1つ以上のケーブルに加えて、またはその代わりに、エンドエフェクタ230の動作及び/または移動を引き起こすために、駆動ロッドまたはレバーアームを作動させるように構成することができる。
制御装置4は、一組の命令に従って計算及び/または操作を行うように適合された任意の適切な論理制御回路を含むことができる。制御装置4は、無線(例えば、Wi−Fi(商標)、Bluetooth(登録商標)、LTE(商標)など)及び/または有線接続を介して、遠隔システム「RS」と通信するように構成することができる。遠隔システム「RS」は、ロボット外科手術システム1の様々なコンポーネント、アルゴリズム、及び/または操作に関するデータ、命令及び/または情報を含むことができる。遠隔システム「RS」は、任意の適切な電子サービス、データベース、プラットフォーム、クラウド「C」(図1参照)などを含むことができる。制御装置4は、メモリに操作可能に接続された中央処理装置を含むことができる。メモリは、一時的なタイプのメモリ(例えば、RAM)及び/または非一時的なタイプのメモリ(例えば、フラッシュメディア、ディスク媒体など)を含むことができる。幾つかの実施形態において、メモリは遠隔システム「RS」の一部であり、及び/または遠隔システム「RS」に操作可能に結合される。
制御装置4は、例えばドライバ回路を通じて、ロボット外科手術システム1のコンポーネントとインターフェースで接続する複数の入力及び出力を含むことができる。制御装置4は、入力信号を受信し、及び/または出力信号を生成し、ロボット外科手術システム1の様々なコンポーネント(例えば、1つ以上のモータ)の1つ以上を制御するように構成され得る。出力信号は、ユーザによって予めプログラムされ得る及び/または入力され得るアルゴリズム命令を含むことができる及び/またはアルゴリズム命令に基づくことができる。制御装置4は、遠隔システム「RS」に結合され得るユーザインターフェース(例えば、操作コンソール5のスイッチ、ボタン、タッチスクリーンなど)から複数のユーザ入力を受け入れるように構成され得る。
データベース14は、直接及び/または間接的に制御装置4に結合され得る。データベース14は、生体及び/または解剖図解書からの術前データを記憶するように構成することができる。データベース14は、遠隔システム「RS」の一部であり得る、及び/または遠隔システム「RS」に動作可能に結合されたメモリを含むことができる。ロボット外科手術システム1の構築及び動作の詳細な説明のために、2011年11月3日に出願された「Medical Workstation」という名称の米国特許公開第2012/0116416号を参照することができ、この全体の内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
ここで図2を参照すると、手術用アセンブリ100は、ロボットアーム2に結合された器具駆動装置300と、器具駆動装置300に解放可能に結合された手術器具200とを含む。器具駆動装置300は、手術器具200が器具駆動装置300に着脱可能に結合されるように、手術器具200のアダプタ部分を受けるように構成された切り欠きを画定する本体を含む。このように、様々な手術器具は、器具駆動装置300と交換可能に使用され得る。例えば、2014年4月21日に出願された「Adapter Assembly with Gimbal for Interconnecting Electromechanical Surgical devices and Surgical Loading Units,and Surgical Systems Thereof」という名称の米国特許出願第14/257,063号は、外科用ステープルを発射するために回転可能なリードスクリューに動作可能に結合された遠位方向に前進可能なスレッドを支持するエンドエフェクタを備えた外科用ステープリングデバイスが記載されている。さらに、2014年5月13日に出願された「Robotic Surgical Systems and Instrument Drive Units」と題する米国特許出願第61/992,700号を参照することができ、その全体の内容は参照により本明細書に組み込まれ、手術器具と共に使用する器具制御装置について記述している。手術器具200は、遠位端部上に配置された細長い部材210及びエンドエフェクタ230を含む。エンドエフェクタ230は、ロボット外科手術システム1の使用中に、患者と直接接触し、それにより、手術器具200、器具駆動装置300、及びロボットアーム2に対して、無菌環境を維持する必要が生じることを理解されたい。
図3A〜3Bを参照すると、無菌手術環境を維持するために、処置具を覆うまたは基本的に包囲する手術用ドレープ1000が示される。ロボット外科手術システム1と共に使用する場合、手術用ドレープ1000は、手術器具200を器具駆動装置300に取り付ける前にいずれかの器具駆動装置300の上に配置されるか、または手術器具200が器具駆動装置300に取り付けられた後に、手術器具200及び器具駆動装置300の両方の上に配置される。使用中、手術用ドレープ1000は、手術器具200、器具駆動装置300、及び/またはロボットアーム2の汚染(例えば、体液、周囲環境など)を防ぐ無菌バリアとして働く。
手術用ドレープ1000は、ロボットアーム2(図3B)の一部分に沿って、またはその全長に沿って延びることができ、それにより、外科用器具200、器具駆動装置300及びロボットアーム2を所望の位置に覆う。手術用ドレープ1000は、被覆された手術器具の遮るもののない動作を可能にする柔軟性を提供すると同時に、強力な耐引裂性無菌バリアを提供する、当技術分野で既知の任意の材料から形成されることができる。例えば、手術用ドレープ1000は、可撓性及び/または不透過性プラスチックから製作され得る。手術用ドレープ1000は、例えば、手術器具200、器具駆動装置300、及び/またはロボットアーム2のようなロボット外科手術システム1の構成要素にフィットする、または緩くフィットするように、形成するために適合され得る、または使用中に、それらのそれぞれの動きに自由に対して伸びたり曲がったりするように作られ得る。
図4〜5Eを参照すると、手術用ドレープ1000は、第1の端部1020と、第2の端部1030と、その間の長さとを有するシース1010を含む。第1の端部1020は閉じられ、全体的に球形状または半球形状であり、第2の端部1030は、処置具の挿入に適したオープンカフス1032を画定することがさらに想定される。その上、シース1010は、シース1010の長さ及び/または周囲に沿った特定の位置に、例えば剛性ポリマーシートで形成された補強支持体(図示せず)をさらに含み、処置具及び装置が、使用中にシース1010に破壊力、例えば摩擦力を与えることができる補強表面を提供することができる。
ロボット外科手術システム1との使用のために、オープンカフス1032は、手術器具200、器具駆動装置300が通過する形状及び寸法、及び/またはロボットアーム2の遠位部分9が通る形状及び寸法にすることができる。シース1010の長さはさらに、手術用ドレープ1000が、ロボットアーム2全体及びその上に取り付けられた任意の手術用アセンブリ100に対する保護バリアを提供することができるように、手術器具200の遠位端部205またはロボットアーム2の遠位部分9からロボットアーム2の近位端部10までの全長にほぼ対応するようなサイズにすることができる。
シース1010は、「L2」が「L1」より大きいように、展開されていない場合の長さ「L1」(図3A)を有する展開されていない形態と、展開された場合の長さ「L2」(図3B)を有する展開されていない形態との間で移行可能である。展開された場合の長さ「L2」は、使用者に依存し、オペレータが望む任意の長さにセットすることができることを理解されたい。シース1010が展開されていない形態から展開された形態に移行すると、またはその逆も同様に、シース1010の第2の端部1030は、シース1010の第1の端部1020から離れて、またはシース1010の第1の端部1020に向かって移動する。シース1010の第2の端部1030は、展開されていない形態と展開された形態との間で転動可能に移行し得ることが想定され、逆もまた同様である。シース1010の第2の端部1030がシース1010の第1の端部1020に向かって転動すると、シース1010はまた、シースが第2の端部1020の上を巻き上げ、展開された場合の長さ「L2」が減少するように、前端部1020に向かって転動し、第2の端部1020の周りに巻きシース部分1040を形成する。使用時には、オペレータは、第2の端部1030を第1の端部1020から離して移動させ、転動させ、または広げることによって、シース1010を手動で延ばし、展開された形態に移行させることができる。
シース1010は、シース1010の表面上に配置されたアクセスポート1012をさらに含み、無菌バリアを維持しながら手術器具を通過させるように設計されている。アクセスポート1012は、エンドエフェクタ、把持器、カッター、はさみ、ステープラ、開創器などを含むがその限りではない、様々な手術器具の通過用にサイズ及び寸法決めをすることができる。図5Bに見られるように、多種多様の手術器具を収容するために、シース1010上に提供された異なるサイズ及び寸法の複数のアクセスポート1012a〜cが存在し得ることが想定される。そのような器具が図3Bに示されると、手術器具200のエンドエフェクタ230及び細長い部材210は、アクセスポートに無菌バリアが形成されるように、アクセスポート1012aを通過する。
図3A〜4及び5C〜5Eを参照すると、手術用ドレープ1000は、シース1010の第2端部1030上に配置された補強材1100をさらに少なくとも1つ含むことができる。各補強材1100は、シース1010の第2の端部1030内またはその近くのシース1010の外面に接着されてもよく、シース1010の第2の端部1030の周りに放射線状に配置されてもよい。例えば、シース1010の第2の端部1030の周りに均一に放射線状に配置された2つの補強材1100など、2つ以上の補強材1100を利用することにより、展開された形態と展開されていない形態との間の滑らかで均一な移行をさらに容易にすることができることを理解されたい。図4に見られるように、補強材1100の長手方向軸「A」は、一般にシース1010の長手方向軸「X」を横切る。展開された形態と展開されていない形態との間の移行の間、補強材1100は、第2の端部1030が、第1の端部1020から離れて、及び第1の端部1020に向かって、補強材1100の周りで転動されるように、シース1010の第2の端部1030と協働して移動する。第2の端部1030が補強材1100の周囲に転動されるので、シース1010の一部分もまた、補強材1100の周囲に転動される、または巻き上げられ、補強材1100と共に巻きシース部分1040及び巻きシース部分1040の中央にシース1010の第2の端部1030を形成していることを理解されたい。
図6A〜6Dに見られるように、補強材1100は、例えば、砂時計形1100a(図6A)、長方形1100b(図6B)、正方形1100c(図6C)または管状形状1100d(6D)、または上記の任意の変形のような様々な形状をとることができる。補強材1100は、展開された形態と展開されていない形態との間で移行する場合に、シース1010のカフス1032が閉鎖されない、または遮断されないように、手術用ドレープ1000の構造用支持材を提供するように働く。
図7A及び7Bを参照すると、補強材1100は、引張部材1200に結合され得る。実施形態において、複数の補強材1100があり、各補強材1100は、それぞれの引張部材1200に結合される。引張部材1200は、第1の端部1202と、第2の端部1204と、それらの間の長さ1205とを含み、第1の端部1202は補強材1100に結合される。引張部材1200は、ボアホール1102を介して、または例えば、付着、接着、結束、テープ留め、ホチキス留めなどの当技術分野で既知である任意の他の適切な手段を介して、補強材1100に結合され得る。図7Bに見られるように、シース1010の第2の端部1030がクルクルと巻かれてまたは巻き上げられて、巻きシース部分1040を形成する場合、第2の端部1204が補強材から延びるように、引張部材1200の長さ1205は、補強材1100の長手方向軸「A」の周囲にグルリと巻かれることができる。引張部材1200は、第2の端部1204に配置されたタブ1206をさらに含むことができる。
シース1010の引張部材1200、補強材1100、及び第2の端部1030は、手術用ドレープ1000を展開されていない形態から展開された形態に移行させる際に、使用者を補助するよう協働して作動することが理解されるべきである。手術用ドレープ1000の手動操作及び拡張を、展開された形態にすることに加えて(例えば、巻きシース部分1040との直接的な手動接触によって)、使用者は、図3Aの矢印「D」で示すように、引張部材1200を展開方向に動かすことができる。引張部材1200の展開方向への移動は、補強材1100に力(例えば、回転力)を与え、シース1010の第1の端部1020から離れてシース1010の第2の端部1030の移動支援をもたらし、巻きシース部分1040をシース1010の展開された場合の長さ「L2」に巻き解きまたは広げるのを補助する。
図3A〜3Bを参照すると、手術用ドレープ1000の展開されていない形態から展開された形態への進行をさらに説明する。手術用ドレープ1000は、展開されていない場合の長さ「L1」を有する展開されていない形態で使用者に提供され、シース1010の第2の端部1030は、巻きシース部分1040が形成されるように(図5Eに示すように)、第1の端部1020に密着して位置付けられる。さらに、展開されていない形態では、引張部材1200の第2の端部1204は、巻きシース部分1040から延びる。図3Aに見られるように、手術器具200、器具駆動装置300、またはロボットアーム2の遠位部分9は、手術用ドレープ1000がその上に取り付けられるように、シース1010の開いたオープンカフス1032に挿入される。手術用ドレープ1000は、アクセスポート1012が手術器具200のエンドエフェクタ230または細長い部材210と位置合わせされるように方向付けられ得る。図3Bに見られるように、手術用ドレープ1000は、巻きシース部分1040が巻き解かれるか、または広げられて手術用ドレープが展開された場合の長さ「L2」をとるように、シース1010の第2の端部1030を、第1の端部1020から離れて方向「D」に移動させることによって、展開された形態に移行される。手術用ドレープ1000を展開する際に支援が必要な場合、引張部材1200は、さらに方向「D」に移動されて、シース1010の第2の端部1030の、第1の端部1020から離れる移動を容易にする。
展開されていない形態から展開された構成への移行の間、補強材1100は、オープンカフス1032に剛性と支持材とを提供し、第1の端部1020から離れて、シース1010の第2の端部1030と共に協働的に移動するか、回転するか、巻き解くか、または広げる。手術用ドレープ1000が所望に展開された場合の長さ「L2」に展開されると、シース1010の第2の端部1030は(例えば、引張部材1200を結ぶことによって)ロボットアーム2に締付または固定されることができ、それにより、無菌バリアを形成または維持する。
あるいは、シース1010の第2の端部1030は、使用者が手術用ドレープ1000の展開を完了すると、シース1010の第2の端部1030が自動的に閉鎖して締め付けて無菌バリアを形成または維持するように、半径方向内側に付勢され得る(図4の矢印「R」で示される)。
本開示の一実施形態によると、シース1010は、ロボットアーム2上に緩くフィットし、実質的に円筒形であってもよく、または、特定の処置具または規定された寸法を有するロボットアームに対して予めセットされた、または予め規定された形状を有してもよい。
図1〜7Bを参照すると、無菌手術環境を維持する方法が開示される。外科医、看護師、または他のオペレータ(「オペレータ」)は、最初に手術器具またはロボット外科手術システム1の一部を、展開されていない場合の長さ「L1」を有する展開されていない形態のシース1010を備えた手術用ドレープ1000のシース1010のオープンカフス1032内に挿入し、それにより、手術用ドレープ1000を手術器具またはロボット外科手術システム1の一部上に取り付ける。次に、オペレータは手術用ドレープ1000を、第1の端部1020から離れてシース1010の第2の端部1030を手動で動かすことによって、展開された形態に移行する。さらに、オペレータはシース1010の第1の端部1020から離れるように、引張部材1200を動かすまたは引っ張って、展開された形態への移行を補助することができる。シース1010の展開された場合の長さ「L2」が達成される、または手術器具200またはロボット外科手術システム1の所望のまたは十分な長さが覆われると、第2の端部1030が締め付けられて閉鎖され、無菌バリアを生成または維持する。展開された場合の長さ「L2」は、例えば、無菌バリアが望まれる使用中の外科処置または手術器具に基づいて、オペレータの所望の被覆面積に依存することを理解されたい。
当業者は、本明細書に具体的に記載され、添付の図に示される構造及び方法が非限定的で例示的な実施形態であり、説明、開示及び図は特定の実施形態の単なる例示として解釈されるべきであることを理解するであろう。したがって、本開示は、記載された厳密な実施形態に限定されず、本開示の範囲または趣旨から逸脱することなく、当業者によって様々な他の変更及び修正がもたらされ得ることが理解されるべきである。さらに、特定の実施形態に関連して示されまたは記載された要素及び特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく特定の他の実施形態の要素及び特徴と組み合わせられてもよく、そのような修正及び変形も本開示の範囲内に含まれる。したがって、本開示の主題は、特に示され説明されたものによって限定されない。

Claims (14)

  1. 手術装置用の手術用ドレープであって、
    第1の閉鎖端部及び手術器具を内部に挿入するよう適合された第2の開放端部を含むシースであって、前記シースは、前記第2の開放端部が前記第1の閉鎖端部に比較的近接して離間された展開されていない形態と、前記第2の開放端部が前記第1の閉鎖端部から比較的離れて離間された展開された形態との間で移行可能である、シースと、
    前記シースの前記第2の開放端部に隣接して固定された補強材と、
    前記補強材に結合された第1の端部及び第2の自由端部を含む引張部材であって、前記引張部材の長さは、前記シースの前記展開されていない形態で前記補強材の周囲に巻き付けられ、前記シースの前記展開された形態では前記補強材から巻き付けが解かれ、前記引張部材の前記第2の自由端部は、前記シースの前記展開された形態及び展開されていない形態の両方においてアクセス可能である、引張部材と、を備える、手術用ドレープ。
  2. 前記シースは、少なくとも部分的に実質的に円筒形であり、前記第1の閉鎖端部は、ほぼ半球形状である、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  3. 前記シースの第2の開放端部は、前記展開されていない形態において、前記シースの前記第1の閉鎖端部に向かって、それ自体上に巻かれる、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  4. 前記シースは、可塑性材料から製作される、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  5. 前記補強材は、砂時計の形をしている、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  6. 前記引張部材の前記第2の自由端部に配置された引張タブをさらに含む、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  7. 前記シースの前記第1の閉鎖端部に隣接して形成された少なくとも1つのアクセスポートをさらに含む、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  8. 前記シースの前記第2の開放端部は、半径方向内側に付勢される、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  9. 複数の補強材及び複数の引張部材をさらに備え、前記複数の補強材は前記シースの前記第2の開放端部の周囲に放射状に配置される、請求項1に記載の手術用ドレープ。
  10. ロボット外科手術アセンブリであって、ロボットアームと、
    手術用ドレープと、を備え、前記手術用ドレープは、
    第1の閉鎖端部及び前記ロボットアームを内部に挿入するよう適合された第2の開放端部を含むシースであって、前記シースは、前記第2の開放端部が前記第1の閉鎖端部に比較的近接して離間される展開されていない形態と、前記第2の開放端部が前記第1の閉鎖端部から比較的離れて離間される展開された形態との間で移行可能である、シースと、
    前記シースの前記第2の開放端部に隣接して固定された補強材と、
    前記補強材に結合された第1の端部及び第2の自由端部を含む引張部材であって、前記引張部材の長さは、前記シースの前記展開されていない形態で前記補強材の周囲に巻き付けられ、前記シースの前記展開された形態では前記補強材から巻き付けが解かれ、前記引張部材の前記第2の自由端部は、前記シースの前記展開された形態及び展開されていない形態の両方においてアクセス可能である、引張部材と、
    前記シースの前記第1の閉鎖端部に隣接して形成された少なくとも1つのアクセスポートと、を備え、
    前記シースは、前記ロボットアームと外部環境との間の無菌バリアを提供する、手術用ドレープ。
  11. 無菌手術器具を管理する方法であって、手術器具を提供することと、
    シースが、前記シースの一部がそれ自体の上に巻き上げられた展開されていない形態にある間に、前記手術器具の上に前記シースの開放端部を置くことと、
    前記シースが前記手術器具の所望の部分を覆うように前記シースの巻き上げられた部分を広げることによって、前記シースを展開された形態に手動で移行することと、を含む、方法。
  12. 前記シースは、前記シースの前記開放端部に隣接して固定された補強材と、前記補強材と協働係合した引張部材と、を含み、前記展開された形態に前記シースを手動で移行することは、前記引張部材を引っ張って前記シースの巻き上げられた部分を広げることを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 無菌バリアを生成するために、前記シースの前記開放端部を所望の位置で前記手術器具に固定することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記手術器具は、ロボット手術用アームの端部にあり、前記シースを前記展開された形態に手動で移行することは、前記シースが前記ロボット手術用アームの所望の部分を覆うように、前記シースの巻き上げられた部分を広げることを含む、請求項11に記載の方法。

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