JP2020520694A - ロボット手術システムおよびロボット手術システムのコンポーネントを覆うためのドレープ - Google Patents
ロボット手術システムおよびロボット手術システムのコンポーネントを覆うためのドレープ Download PDFInfo
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Abstract
ロボット手術システムを覆うためのドレープは、第1の端部部分と、第2の端部部分と、第1の端部部分と第2の端部部分との間に延在する中間部分と、を含む。第1の端部部分は、その中に内腔を画定し、外側表面および内側表面を有し、外側表面および内側表面を貫く入口を画定する。内腔は、機器駆動ユニットを受容するように寸法決定され、入口と流体連通している。第2の端部部分は、外側表面および内側表面を有し、外側表面および内側表面を貫く出口を画定する。第2の端部部分は、出口と流体連通している内腔をその中に画定する。中間部分は、手術用ロボットアームを受容するように寸法決定された、それを通る細長い導管を画定する。【選択図】図6
Description
ロボット手術システムは、低侵襲医療処置で使用されている。いくつかのロボット手術システムは、手術用ロボットアームと、ロボットアームに取り付けられた、少なくとも1つのエンドエフェクタ(例えば、鉗子または把持ツール)を有する手術器具とを支持するコンソールを含む。ロボットアームは、手術器具に、その操作と動作のために、機械的動力を提供する。
手動操作される手術器具は、多くの場合、手術器具の機能を作動させるためのハンドルアセンブリを含んだ。しかしながら、ロボット手術システムを使用する場合、エンドエフェクタの機能を作動させるハンドルアセンブリは通常存在しない。したがって、ロボット手術システムで各々独自の手術器具を使用するためには、器具駆動ユニットを使用して、選択された手術器具と連動して手術器具の動作を駆動する。
ロボット手術システムの器具駆動ユニット、ロボットアーム、ロボットカート、および/または他のコンポーネントの動作は、熱を生成する。過剰な熱は、機器駆動ユニットの様々なコンポーネントまたはロボット手術システムの他のコンポーネントの機能を損傷または減損させ得る。したがって、手術システムの無菌性を維持しながらも、手術システムのコンポーネントを冷却する手段を提供することは有益であろう。
本開示の一態様によれば、ロボット手術システムを覆い、かつその冷却を容易にするためのドレープが提供される。ドレープは、第1の端部部分と、第2の端部部分と、第1の端部部分と第2の端部部分との間に延在する中間部分とを含む。第1の端部部分は、外側表面および内側表面を有し、外側表面および内側表面を貫く入口を画定する。第1の端部部分はまた、その中に内腔を画定する。内腔は、機器駆動ユニットを受容するように寸法決定され、かつ入口と流体連通している。第2の端部部分は、外側表面および内側表面を有し、外側表面および内側表面を貫く出口を画定する。第2の端部部分はまた、出口と流体連通している内腔をその中に画定する。中間部分は、手術用ロボットアームを受容するように寸法決定された、それを通る細長い導管を画定する。
いくつかの実施形態では、入口は、環状であり、無菌インターフェースモジュールを取り囲むように寸法決定され得る。
第1の端部部分は、入口を覆い、かつ入口を通しての空気の進入を可能にするように構成されたパッチを含み得ると考えられる。パッチは、耐液性で通気性の材料から製造され得る。
ドレープの第1の端部部分は、各々が第1の端部部分の外側表面から延在する、第1のフラップおよび第2のフラップを含み得ると考えられる。第1のフラップは、入口と重なり合って、流体経路の第1の部分を画定し得る。第2のフラップは、第1のフラップと重なり合って、流体経路の第2の部分を画定し得る。流体経路の第1および第2の部分は、互いに平行であり、かつ互いに流体連通し得る。第1の端部部分はまた、第1のリブと第2のリブとを含み得る。第1のリブは、第1のフラップと外側表面との間の間隔を維持するために、流体経路の第1の部分内に配置され、かつそれと平行に延在し得る。第2のリブは、第1のフラップと第2のフラップとの間の間隔を維持するために、流体経路の第2の部分内に配置され、かつそれと平行に延在し得る。
いくつかの実施形態では、第1の端部部分は、第1の端部部分の外側表面に取り付けられた、耐液性で通気性の材料を含み得る。耐液性で通気性の材料は、入口を覆い得る。
第2の端部部分は、第2の部分の外側表面および内側表面を貫く通気口を画定し得ると考えられる。
本開示の別の態様では、ロボット手術システムが提供され、手術用ロボットアームと、手術用ロボットアームの第1の端部部分に連結された手術用アセンブリと、手術用ロボットアームおよび手術用アセンブリを覆うためのドレープとを含む。ドレープは、第1の端部部分と、第2の端部部分と、第1の端部部分と第2の端部部分との間に延在する中間部分とを含む。第1の端部部分は、外側表面および内側表面を有し、外側表面および内側表面を貫く入口を画定する。第1の端部部分はさらに、その中に内腔を画定する。内腔は、手術用アセンブリを受容するように寸法決定され、かつ入口と流体連通している。第2の端部部分は、外側表面および内側表面を有し、外側表面および内側表面を貫く出口を画定する。第2の端部部分はさらに、出口と流体連通している内腔をその中に画定する。中間部分は、手術用ロボットアームを受容するように寸法決定された、それを通る細長い導管を画定する。
いくつかの実施形態では、手術用アセンブリは、手術の無菌領域から、ドレープの入口を通して、手術用アセンブリ内へ、その出口を通してドレープの外へ、および手術の無菌領域から遠くへ、空気を誘引するように構成されたファンを含み得る。ロボット手術システムは、ファンと通信するコントローラをさらに含み得る。コントローラは、ロボットアームの配向に基づいてファンの速度を調整するように構成され得る。ファンの速度は、手術用ロボットアームの関節に連結された歪ゲージによって取得された測定値を使用して調整され得る。コントローラはまた、熱センサ、電流センサ、ならびに/またはファン内のタコメータおよび/もしくはエンコーダに基づいてファンの速度を調整するように構成され得る。
ロボット手術システムは、ドレープに取り付けられた通気口をさらに含み得ると考えられる。コントローラは、ドレープ内の温度および/またはファンの速度に基づいて、通気口を開構成と閉構成との間で動かすようにさらに構成され得る。
手術用アセンブリは、第1の端部部分および第2の端部部分を有する器具駆動ユニットを含み得ると考えられる。ファンが、第1の端部部分に取り付けられ得る。手術用アセンブリは、器具駆動ユニットの第2の端部部分に連結された無菌インターフェースモジュールを含み得る。無菌インターフェースモジュールは、ドレープの入口によって取り囲まれ、空気がドレープの第1の端部部分の内腔内に無菌インターフェースモジュールを介して通過することを可能にするように構成され得る。器具駆動ユニットは、器具駆動ユニットの第1の端部部分から器具駆動ユニットの第2の端部部分まで延在する複数の流体チャネルを有し得る。流体チャネルは、液体の進入が防止され、かつ空気の進入が可能になるように、器具駆動ユニットを貫く蛇行経路をとり得る。いくつかの実施形態では、ロボット手術システムは、第1の端部部分および第2の端部部分を有するロボットカートをさらに含み得る。ドレープの第2の端部部分の内腔は、ロボットカートの第1の端部部分または第2の端部部分の少なくとも一方を受容するように寸法決定され得る。ロボットカートは、ドレープの導管を通して、ドレープの第1の端部部分からドレープの第2の端部部分に向かう方向に、空気流を方向付けるファンを有し得る。
ドレープは、ドレープの中間部分の内側表面に沿って延在する細長い伝導性リブを含み得ると考えられる。
ドレープの入口は、環状であり、手術用アセンブリの器具駆動ユニットの遠位端部部分を取り囲むように寸法決定され得ると考えられる。
いくつかの実施形態では、ドレープの第1の端部部分は、入口を覆い、かつ入口を通しての空気の進入を可能にするように構成されたパッチを含み得る。パッチは、耐液性で通気性の材料から製造され得る。
ドレープの第1の端部部分は、各々が第1の端部部分の外側表面から延在する、第1のフラップおよび第2のフラップを含み得ると考えられる。第1のフラップは、入口と重なり合って、流体経路の第1の部分を画定し得る。第2のフラップは、第1のフラップと重なり合って、流体経路の第2の部分を画定し得る。流体経路の第1および第2の部分は、互いに平行であり、かつ互いに流体連通し得る。第1の端部部分はまた、第1のリブと第2のリブとを含み得る。第1のリブは、第1のフラップと外側表面との間の間隔を維持するために、流体経路の第1の部分内に配置され、かつそれと平行に延在し得る。第2のリブは、第1のフラップと第2のフラップとの間の間隔を維持するために、流体経路の第2の部分内に配置され、かつそれと平行に延在し得る。
いくつかの実施形態では、ドレープの第1の端部部分は、第1の端部部分の外側表面に取り付けられた、耐液性で通気性の材料を含み得る。耐液性で通気性の材料は、入口を覆い得る。
ドレープは、その中間部分に沿って延在する管状部材をさらに含み得ると考えられる。管状部材は、ドレープの第1の端部部分内に配置された近位開口部と、ドレープの第2の端部部分に隣接して配置された遠位開口部とを含み得、したがって、空気が、ドレープの第1の端部部分から近位開口部を介して管状部材内に進行し、管状部材から遠位開口部を介して出る。
本開示の例示的な実施形態のさらなる詳細および態様が、添付の図面を参照して以下により詳細に説明される。
本明細書で使用される場合、平行および垂直という用語は、真の平行および真の垂直から最大で約+または−10度までの、実質的に平行および実質的に垂直である相対的構成を含むものと理解される。
添付の図面を参照しながら本開示の実施形態を本明細書に記載する。
ロボットアームカート、手術用ロボットアーム、手術用アセンブリ(器具駆動ユニット(「IDU」)および手術器具を含む)、および前述のコンポーネントの一部またはすべてを覆うドレープを含む本開示のロボット手術システムの実施形態を、図面を参照して詳細に説明するが、図中、同様の参照番号は、いくつかの図の各々において、同一または対応する要素を示す。本明細書で使用される場合、「遠位」という用語は、ロボットアームカート、手術用ロボットアーム、手術用アセンブリ、またはドレープの患者に近い部分を指し、「近位」という用語は、ロボットアームカート、手術用ロボットアーム、手術用アセンブリ、またはドレープの患者から遠い部分を指す。
以下に詳細に説明するように、ロボット手術システムの様々なコンポーネントを覆い、かつそれらを冷却することを容易にするためのドレープが提供される。ドレープは、その中に配置された手術用アセンブリの無菌性を維持し、かつ、ドレープを通しての、および手術用アセンブリから離れる、空気の転移を容易にすることにより、そのコンポーネントを冷却する。さらに、手術用アセンブリは、その冷却を容易にするために、1つまたは複数のファン、ヒートシンク、および手術用アセンブリのコンポーネントを貫いて画定された迷路状チャネルを含む。
最初に図1〜図3を参照すると、例えばロボット手術システム1などの手術システムは、一般に、ロボットカート10に連結された1つまたは複数のロボットアーム2、3と、手術用ロボットアーム2に連結された手術用アセンブリ100と、ロボットアーム2および手術用アセンブリ100を覆うためのドレープ200(図4A〜図4C)とを含む。いくつかの実施形態では、ドレープ200は、ロボットアームカート10も覆うように寸法決定され得る。手術用アセンブリ100は、手術用ロボットアーム2、3のスライドレール40に連結された器具駆動ユニット(以下「IDU」)110と、手術用アセンブリ100の無菌インターフェースモジュール112によってIDU110に動作可能に連結された電気機械手術器具130とを含む。
手術システム1は、制御デバイス4と、制御デバイス4と連結された操作コンソール5とをさらに含む。操作コンソール5は、特に3次元画像を表示するように設定された表示デバイス6と、人(図示せず)、例えば外科医が、原則として当業者に知られているように、第1の動作モードでロボットアーム2、3を遠隔操作することができる手動入力デバイス7、8とを含む。ロボットアーム2、3の各々は、関節を介して接続された複数の部材2a、2b、2cから構成され得る。ロボットアーム2、3は、制御デバイス4に接続されている電気駆動装置(図示せず)によって駆動され得る。制御デバイス4(例えば、コンピュータ)は、特にコンピュータプログラムによって、ロボットアーム2、3と、取り付けられたロボット手術用アセンブリ100と、ひいては電気機械手術器具130(電気機械エンドエフェクタ(図示せず)を含む)とが、手動入力デバイス7、8によって規定される動きに従って所望の動きを実行するように、駆動装置を作動させるように設定され得る。制御デバイス4は、ロボットアーム2、3の動きを調節するようにも設定され得る。
ロボット手術システム1は、手術器具、例えば電気機械手術器具130によって低侵襲的に治療される、手術台「ST」上に横たわる患者「P」に使用するように構成される。実施形態では、ロボットアーム2、3は、手術台「ST」ではなくロボットアームカート10(図2)に連結され得る。ロボット手術システム1はまた、2つを超えるロボットアーム2、3を含んでもよく、追加のロボットアームは同様に、制御デバイス4に接続され、操作コンソール5によって遠隔操作可能である。手術器具、例えば電気機械手術器具130(電気機械エンドエフェクタを含む)も、追加のロボットアームに取り付けられ得る。
制御デバイス4は、複数のモータ、例えばモータ(モータ1...n)を含んでもよく、各モータは、ロボットアーム2、3の動きを複数の方向で駆動するように構成される。さらに、制御デバイス4は、手術器具130の様々な動作を駆動するロボット手術用アセンブリ100のIDU110のモータアセンブリ114(図7)を制御し得る。加えて、制御デバイス4は、例えば、IDU110のモータアセンブリ114の、ひいては電気機械手術器具130の相対回転を駆動するように構成された手術用アセンブリ100のIDU110のキャニスタモータ「M」(図13)などの回転モータの動作を制御し得る。実施形態では、IDU110の各モータ114は、駆動ロッド/ケーブルまたはレバーアームを作動させて、電気機械手術器具130の動作および/または動きをもたらすように構成することができる。
ロボット手術システムの構成および動作の詳細な説明については、「医療用ワークステーション」と題された米国特許第8,828,023号を参照することができ、その全内容は参照により本明細書に組み込まれる。
図4A〜図7を参照すると、ロボット手術システム1のドレープ200は、例えば管形状などの概ね細長い構成を有し、例えば、液体/水分を通さない天然および/もしくは合成の繊維または層状材料などの弾性材料で製造されている。ドレープ200は、実施形態では、単層または積層体または布地であり得、例えば、蒸気/気体透過性で耐液性であり、したがって液体や汚染物質が通過するのを防ぐ、[1}タイベック{2](登録商標)として知られる不織スパンボンドオレフィン繊維材料で作られ得る。他の実施形態では、ドレープ200は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン、ポリウレタン、および/もしくはポリエチレン材料、または他の類似の非毒性、生体適合性化合物で作られ得る。いくつかの実施形態では、ドレープ200のいくつかの部分のみが、耐液性で通気性の材料から、ドレープ200の様々な位置で、製造され得る。ドレープ200は、ドレープ200が覆う手術用アセンブリ100のコンポーネントが臨床医に見えるように半透明であり得る。ドレープ200は、半透明ではなく不透明であるか、または様々な部分に沿って不透明および半透明であり得ると考えられる。ドレープ200は、第1の端部部分または遠位端部部分200aと、第2の端部部分または近位端部部分200bと、第1の端部部分200aと第2の端部部分200bとの間に延在する中間部分200cとを有する。いくつかの実施形態では、高密度ポリエチレン紡織繊維または合成繊維を、ドレープ200に、接着、熱接着、超音波溶接、縫い付け、面ファスナ固定、またはシーム接着し得る。
ドレープ200は、手術システム1の様々な部分を覆うために任意の適切な長さを有し得る。例えば、図4Aに示すように、ドレープ200は、少なくとも、ドレープ100の第2の端部部分200bが手術用ロボットアーム2の基部または近位部分42に適合するのに十分な長さを有し得る。図4Bに示すように、ドレープ200は、少なくとも、第2の端部部分200bがロボットアームカート10のハンドル部分12に適合し、かつロボットアームカート10の支柱14に固定されるのに十分な長さを有し得る。図4Cに示すように、ドレープ200は、少なくとも、その第2の端部部分200bがカート10のベース16に適合するのに十分な長さを有し得る。ドレープ200は、ロボットアーム2を完全に伸長した位置で収容する長さを有し得る。
図5〜図7を参照すると、手術システム1のドレープ200は、外側表面202および内側表面204を有するドレープ壁206によって画定される。ドレープ壁206は、同じまたは単一の材料から製造され、モノリシックに形成されてもよいし、あるいはいくつかの実施形態では、ドレープ壁206は、異なる材料の層からまたは異なる特性を有する同じ材料から製造されてもよい。その第1の端部部分200aにおけるドレープ200の内側表面204は、その中に内腔208を画定する。第1の端部部分200aの内腔208は、手術用アセンブリ100(例えば、器具駆動ユニット110およびスライドレール40)を受容または封入するように寸法決定されている。
引き続き図5〜図7を参照すると、ドレープ200の第1の端部部分200aは、ドレープ200の外側表面202および内側表面204を貫いて延在する入口またはチャネル210を画定する。入口210は、第1の端部部分200aの内腔208と流体連通している。したがって、入口210は、手術用アセンブリ100のコンポーネントを冷却するための、ドレープ200内への空気流「F」の進入部を提供する。入口210は、手術用アセンブリ100の無菌インターフェースモジュール112と液密封止を形成するように寸法決定された概ね円形または環状の形状を有する。いくつかの実施形態では、入口210は、無菌インターフェースモジュール112が使用されない場合、器具駆動ユニット210の遠位端部部分110b(図3)と液密封止を形成するように寸法決定され得る。組み立てに際し、ドレープ200はレール40および器具駆動ユニット110の上に配置され、無菌インターフェースモジュール112はドレープ200の入口210を通って延在するように配置され、手術器具130はドレープ200の外側表面202から突出する。ドレープ200の入口210は、無菌インターフェースモジュール112がドレープ200の入口210に対しておよびその中で回転することを可能にしながら、無菌インターフェースモジュール112をそこに連結するように構成されたリング(図示せず)を含む。空気流「F」は、無菌インターフェースモジュール112中に画定された専用開口部180を通って進行し、ドレープ200の第1の端部部分200aに侵入する。図8〜図12を参照して説明するように、ドレープ200が1つの入口210のみを有する代わりに、ドレープ200は、後述するように、第1の端部部分200aに2つの入口を有してもよい。
引き続き図5〜図7を参照すると、ドレープ200の中間部分200cは、手術用ロボットアーム2の細長い部材2a、2b、2cを封入または収容するように寸法決定されている。特に、ドレープ200の中間部分200cは、それを通して長手方向に延在し、手術用ロボットアーム、例えばロボットアーム2を受容するように寸法決定された、細長い導管212を画定する。中間部分200cの導管212は、ロボットアーム2を収容するように寸法決定された長さを有する。実施形態では、導管212の長さは、少なくとも、ロボットアーム2がその細長い部材2a、2b、2cの各々を伸長状態で有するとき、ロボットアーム2の全長を収容するように寸法決定される。ドレープ200の中間部分200cは、その第1の端部部分200aと同じ材料から製造され得る。いくつかの実施形態では、ドレープ200の中間部分200cは、第1の端部部分200aと比較して、異なる材料、または異なる可撓性を有する同じ材料から製造され得る。
ドレープ200の中間部分200cは、ドレープ200の内側表面204に取り付けられ、かつそこから延在する細長い伝導性リブまたはフィン214(図5)を有し得る。フィン214は、例えば、金網、グラファイト、銅、またはアルミニウムなどの熱伝導性材料で構成され得る。フィン214は、ドレープ200の第1の端部部分200aからドレープ200の第2の端部部分200bに向かって熱を逃すことを容易にするためのヒートシンクとして作用し得る。いくつかの実施形態では、フィン214は、通過する空気に能動的冷却を適用するための熱電冷却モジュールであり得る。熱電冷却モジュールは、ドレープ200全体を通して様々な位置に配置し得ると考えられる。
ドレープ200の第2の端部部分200bは、その中に内腔216を画定する。第2の端部部分200bの内腔216は、少なくともロボットアーム2の近位部分42および/またはロボットアームカート10の1つもしくは複数の部分を受容または封入するように寸法決定されている。ドレープ200の第2の端部部分200bは、ドレープ200のドレープ壁206を貫いて延在する出口またはチャネル218を有する。したがって、ドレープ200の第2の端部部分200bの出口218は、ドレープ200の第2の端部部分200bの内腔216と流体連通している。ドレープ200の出口218は、カート10のハンドル部分および/またはカート10に、実施形態では、カート10のハンドル部分の全体に適合するように寸法決定された概ね円形または環状の形状を有する。ドレープ200の第2の端部部分200bの出口218は、第1の端部部分200aの入口210のようなドレープ200の側面ではなく、ドレープ200の最近位端部に位置し得る。したがって、ドレープ200はその最近位端部で開いており、その一方で、ドレープ200はその最遠位端部で閉じている。出口218は、ドレープ200の長さに沿ったどこにでも位置し得ると考えられる。
ドレープ200の出口218は、ドレープ200の第2の端部部分200bをカート10に固定するために、その内周(例えば、ドレープ200の内側表面204上)に配置/形成された接着ライニング(図示せず)を含み得ると考えられる。一実施形態では、ドレープ200の出口218は、カート10を第2の端部部分200bの出口218内に固定することを助成するために、第2の端部部分200bの周囲を取り囲む弾性バンド(明示せず)、面ファスナ、シンチライン、バンジーフック、磁性材料などを含み得る。いくつかの実施形態では、出口218が弾性バンドを有する代わりに、出口218は、出口218の直径を調節して、カート10の様々な部分に適合して固定することを可能するために、出口218の周囲に配置された縛りひも(明示せず)を有し得る。
図6を参照すると、ドレープ200の第2の端部部分200bは、ドレープ200のドレープ壁206に配置された1つ以上の感圧通気口220を含み得る。通気口220は、ドレープ200の第2の端部部分200bの内腔216上で開き、その中に閾値量の空気圧を達成するように構成される。このようにして、ドレープ200の出口218が閉じられるかまたはカート10などに対してしっかりと固定され、空気圧が第2の端部部分200b内で高まった場合、通気口220は受動的に開くか、または第1の端部部分200aから、中間部分200cを通り、通気口220を介してドレープ200の第2の端部部分200bの外へ、連続的な空気の通過を可能にするような構成とし得る。いくつかの実施形態では、通気口220は、制御デバイス4(図1)と通信し得、制御デバイス4は、通気口220を、例えばサーボ機構または油圧駆動システムを介して、ドレープ200の第1の端部部分200a、中間部分200c、および/または第2の端部部分200b内の温度または圧力に基づいて、開状態と閉状態との間で動かすように構成され得る。制御デバイス4は、通気口220を、IDU110のファン150の速度に基づいて、開状態と閉状態との間で動かすように構成され得ると考えられる。通気口220は、出口ではなく入口として作用するように開いたままであるように構成し得ると考えられる。通気口220は、空気流の受動的通過を可能にする耐液性で通気性の材料(例えば、ポリエチレン繊維またはポリプロピレン)から製造され得る。一実施形態では、閾値温度に達すると膨張するように構成された形状記憶材料(例えば、形状記憶合金)を使用して、通気口220をドレープ200のドレープ壁206に連結し得る。したがって、形状記憶材料は、ドレープ壁206に対して通気口220を持ち上げるかまたは掲げ、それによって、ドレープ壁206に開口部を作成して空気を通過させる。
第2の端部部分200bは、ドレープ200の第1の端部部分200aから第2の端部部分200bの出口218に向かって空気を誘引するファン(図示せず)も含み得る。いくつかの実施形態では、カート10は、カート10のベース16および/またはハンドル部分12にそれぞれ取り付けられたファン222、224を含み得る。カート10のファン222、224は、ドレープ200の第1の端部部分200aからドレープ200の第2の端部部分200bの出口218に向かって空気を誘引し得る。
カート10に対してドレープ200を組み立てるまたは適用する際、ドレープ200の第2の端部部分200bは、図5に示すように、カート10のハンドル部分12上に配置され、カート10の支柱14に固定される。いくつかの実施形態では、組み立てに際し、ドレープ200の第2の端部部分200bは、図6に示すように、カート10のハンドル部分12、支柱14、およびベース16を覆い、カート10のベース16の下面に固定され得る。ドレープ200の第2の端部部分200bがカート10に固定されている間、ドレープ200の第2の端部部分200bの出口218は、空気流「F」が通過できるように開いたままである。
IDU110のファン150を作動させて、第1の端部部分200aの内腔208内に負圧を生成し、これにより、空気流「F」を無菌領域からドレープ200内に無菌インターフェースモジュール112を通して誘引する。空気流「F」は、IDU110を通って進行し続けて、IDU110のコンポーネントを冷却する。次いで、空気流「F」は、ファン150を通ってIDU110の外へ出て、ドレープ200の第1の端部部分200a、中間部分200c、次いで第2の端部部分200bを通って進行する。IDU110の動作から発生する熱を吸収することにより今や温められた空気流「F」は、最終的に、出口218および/または通気口220を介してドレープ200の外へ出て、手術室または非無菌領域内に移動する。
図8および9を参照すると、手術用アセンブリ100、手術用ロボットアーム2、およびロボットアームカート10の部分を覆うための別の実施形態のドレープ300が提供される。ドレープ300は、外側表面302および内側表面304を有するドレープ壁306を含む。ドレープ壁306の外側表面302および内側表面304は、各々同じ材料から製造され、互いにモノリシックに形成されている。いくつかの実施形態では、ドレープ300のドレープ壁306の外側表面302および内側表面304の一方または各々は、異なる材料層または異なる特性を有する同じ材料から製造され得る。ドレープ300の第1の端部部分300aの内側表面304は、その中に内腔308を画定する。ドレープ300の第1の端部部分300aの内腔308は、手術用アセンブリ100(例えば、器具駆動ユニット110およびスライドレール40)を受容または封入するように寸法決定されている。
ドレープ300の第1の端部部分300aが図5〜図7を参照して上述したドレープ200の第1の端部部分200aにおけるように1つの入口のみを有する代わりに、本実施形態のドレープ300の第1の端部部分300aは、各々がドレープ300のドレープ壁306を貫いて延在する、少なくとも2つの入口310a、310bを画定する。したがって、第1および第2の入口310a、310bは各々、第1の端部部分300aの内腔308と流体連通している。ドレープ200の入口210と同様のドレープ300の第1の入口310aは、手術用アセンブリ100の無菌インターフェースモジュール112との封止を形成するように寸法決定された概ね円形または環状の形状を有する。いくつかの実施形態では、第1の入口310aは、無菌インターフェースモジュール112ではなく、器具駆動ユニット110の底部110b(図3)との封止を形成するように寸法決定され得る。
使用中、ドレープ300は手術用アセンブリ100上に配置され、無菌インターフェースモジュール112は第1の入口310aを通って延在するように配置され、手術器具130がドレープ300から突出する。
ドレープ300の第1の端部部分300aの第2の入口310bは、第1の入口310aの遠位側に(すなわち、ドレープ300の第2の端部部分300bからさらに離れて)配置される。第2の入口310bは、図8に示すように、ドレープ300が手術用アセンブリ100上に配置されたときに器具駆動ユニット110の側面部分に隣接するドレープ300の第1の端部部分300aの位置に配置される。ドレープ300の第2の入口310bは、第2の入口310bを通しての空気の進入を可能にしつつ、液体/水分が第1の端部部分300aの内腔308内に進むのを禁止する通気性パッチ319で覆われ得る。例えば、パッチ319は、[1}タイベック{2](登録商標)として一般に知られている不織スパンボンドオレフィン繊維材料で作成し得る。パッチ319は、パリレン、HDPE、PTFE、ポリマーコーティングされた防水性で蒸気/気体透過性の布地、フラッシュスパン高密度ポリエチレン繊維、織布または不織布、多孔質ポリマー、またはこれらの任意の組み合わせを含む、任意の適切な有機、天然、および/または合成の単層または多層材料で作成し得る。このようにして、パッチ319は、液体がドレープ300の内部に入るのを禁止し、その一方で、空気がドレープ300の第1の端部部分300aの内腔308に入り、次いで、それが器具駆動ユニット110を通過して器具駆動ユニット110の内部コンポーネントを冷却することを可能する。
図8および図9を引き続き参照すると、ドレープ300の中間部分300cは、手術用ロボットアーム2の細長い部材2a、2b、2cを封入または収容するように寸法決定されている。特に、ドレープ300の中間部分300cは、それを通って長手方向に延在し、手術用ロボットアーム、例えばロボットアーム2を受容するように寸法決定された細長い導管312を画定する。中間部分300cの導管312は、ロボットアーム2を収容するように、実施形態では、少なくとも、ロボットアーム2がその細長い部材2a、2b、2cの各々を伸長状態で有するときのロボットアーム2の全長を収容するように寸法決定された長さを有する。ドレープ300の中間部分300cは、第1の端部部分300aと同じエラストマー材料から製造され得る。いくつかの実施形態では、ドレープ300の中間部分300cは、第1の端部部分300aと比較して、異なる材料、または異なる可撓性を有する同じ材料から製造され得る。
中間部分300cは、ドレープ300の内側表面304に取り付けられた、ドレープ200のフィン214と同様の細長い伝導性リブまたはフィン(明示なし)を有し得る。ドレープ300のフィンは、ドレープ300の第1の端部部分300aからドレープ300の第2の端部部分300bに向かって熱を逃がすことを容易にするヒートシンクとして作用し得る。
ドレープ300の第2の端部部分300bは、その中に内腔316を画定する。第2の端部部分300bの内腔316は、少なくともロボットアーム2の近位部分42および/またはロボットカート10の1つまたは複数の部分を受容または封入するように寸法決定されている。ドレープ300の第2の端部部分300bは、ドレープ300のドレープ壁306を貫いて延在する出口318を有する。したがって、第2の端部部分300bの出口318は、ドレープ300の第2の端部部分300bの内腔316と流体連通している。ドレープ300の出口318は、カート10のハンドル部分12またはカート10全体に適合するように寸法決定された概ね円形または環状の形状を有する。ドレープ300の第2の端部部分300bの出口318は、第1の端部部分300aの第1および第2の入口310a、310bのようにドレープ300の側面ではなく、ドレープ300の最近位端部に位置し得る。したがって、ドレープ300はその最近位端部で開いており、その一方で、ドレープ300はその最遠位端部で閉じている。
使用中、ドレープ300は、図8に示されるように、手術用アセンブリ100、ロボットアーム2、およびカート10のハンドル部分12の上に配置される。無菌インターフェースモジュール112は、無菌インターフェースモジュール112の上部が第1の端部部分300aの内腔308内にあり、無菌インターフェースモジュール112の底部がドレープ300の外側に配置されるように、ドレープ300の第1の入口310aを通って延在する。ドレープ300の第2の入口310bは、器具駆動ユニット110の側面部分に隣接して配置され、器具駆動ユニット110に画定された開口部131と整列する。例えばファン150によって生成される空気流「F」は、ドレープ300の第2の入口310bを通ってドレープ300の内腔308内に移動する。特に、空気流「F」がドレープ300の第2の入口310bを通って移動するとき、パッチ319を介して内腔308内に進むので、空気流「F」とともに移動する水分の実質的にすべてが、ドレープ300の内腔308に入ることなく、パッチ319によって捕捉される。次いで、空気流「F」は、IDU110の内部コンポーネントを冷却するために、IDU110に画定された開口部131を介してIDU110内に進行し、ファン150を介してIDU110を出る。IDU110の作動コンポーネントによって生成された熱を今や吸収した空気流「F」は、ドレープ300の中間部分300cの導管312を通って移動し、出口318を介してドレープの第2の端部部分300bの外へ出る。いくつかの実施形態では、空気は、第2の入口310bだけでなく、第1および第2の入口310a、310bの両方を介してドレープ300内に進行する。
図10〜図12を参照すると、図8および図9を参照して説明したドレープ300と同様の、別の実施形態のドレープ400が示されている。ドレープ400は、ドレープ300と同様であるが、ただし、パッチ319(図9)を有することに加えて、またはパッチ319を有することに代えて、ドレープ400の第1の端部部分400aが、入口410bを覆う第1および第2の重なり合うフラップまたはバッフル432、434を含む。第1および第2のフラップ432、434は、ドレープ400の外側表面402から延在している。第1のフラップ432は、ドレープ400の外側表面402よりも硬質で、可撓性が低い材料から製造される。いくつかの実施形態では、第1のフラップ432は、ドレープ400と同じ通気性材料、またはドレープ400よりも弾性/可撓性の材料から製造され得る。第1のフラップ432は、第2の入口410bの第1の側部に隣接する位置でドレープ400の外側表面402に接続された第1の端部部分432aを有する。
入口410bは、空気流「F」が通過することを可能にし、その一方で、水分が通過することを禁止する、穿孔被覆部またはセクション419を有する。いくつかの実施形態では、穿孔被覆部419を有する代わりに、入口410bは、耐液性で通気性の被覆部を有してもよいし、あるいは、パッチ319で覆われたり、第1および第2のフラップ432、434以外には何らの被覆部もなくてもよい。
第1のフラップ432は、外側表面402と実質的に平行である第1の流体経路またはチャネル「F1」を画定するために、外側表面402から間隔を空けて入口410bの上に延在する第2のまたは自由な端部部分432bを有する。
ドレープ400の第2のフラップ434は、第1のフラップ432と同様であり、第2の入口410bの第1の側部とは反対側の、第2の入口410bの第2の側部に隣接するドレープ壁406の外側表面402に接続された第1の端部部分434aを有する。第2のフラップ434は、第1の流体経路「F1」と実質的に平行である第2の流体経路「F2」を画定するために、第1のフラップ432の第2の端部部分432bから間隔を空けて第1のフラップ432の第2の端部部分432bの上に延在する第2のまたは自由な端部部分434bを有する。第1および第2の流体経路「F1」、「F2」は、互いに流体連通し、空気が、第2の流体経路「F2」から、第1の流体経路「F1」を通り、第2の入口410bを介して第1の端部部分400aの内腔408内へ進むことを可能にする。
図12を参照すると、ドレープ400の第1の端部部分400aは、第2の入口410bの第1および第2の経路「F1」、「F2」にそれぞれ配置され、それらと平行に延在する第1および第2のリブ436、438を含み得る。いくつかの実施形態では、リブ436、438は、垂直など、第2の入口410bの経路「F1」、「F2」に対して任意の適切な配向で延在し得る。第1および第2のリブ436、438は各々、細長い構成を有し、第1および第2の経路「F1」、「F2」を通る空気流を妨害しないように、第1および第2の経路「F1」、「F2」の幅よりも狭い幅である。第1のリブ436は、ドレープ400の第1の端部部分400aの外側表面402と第1のフラップ432との間に配置される。第2のリブ438は、第1のフラップ432と第2のフラップ434との間に配置されるように、第2のフラップ434の内側表面に取り付けられる。第1および第2のリブ436、438は、第1のフラップ432と第2のフラップ434との間、および第1のフラップ432とドレープ400の第1の端部部分400aの外側表面402との間の間隔を維持することにより、流体経路「F1」、「F2」が圧潰するのを防止する、かつ/またはそれに抵抗する。第1および第2のリブ436、438は、第1および第2のフラップ432、434よりも可撓性の低い材料から製造され得ると考えられる。
いくつかの実施形態では、リブ436、438を使用して流体経路「F1」、「F2」が圧潰するのを防止する、かつ/またはそれに抵抗する代わりに、第2の入口410bの第1および第2の経路「F1」、「F2」は、その中に配置されたスポンジ/メッシュ、連続気泡発泡体、バネ、もしくはチューブ、またはフラップ432、434の両側に配置された対向磁石を含み得る。
使用中、ドレープ400は、図10に示されるように、手術用アセンブリ100、ロボットアーム2、およびカート10のハンドル部分12の上に配置される。無菌インターフェースモジュール112は、無菌インターフェースモジュール112の上部が第1の端部部分400aの内腔408内にあり、無菌インターフェースモジュール112の底部がドレープ400の外側に配置されるように、ドレープ400の第1の入口410aを通って延在する。ドレープ400の第2の入口410bは、器具駆動ユニット110の側部に隣接して配置され、器具駆動ユニット110に画定された開口部131と整列する。空気流「F」は、(無菌領域から)第2の流体経路「F2」内に移動し、次いで、第1の流体経路「F1」を通って、第2の入口410bを介して第1の端部部分400aの内腔408内に移動する。
空気流「F」は、ドレープ400の第2の入口410bを通って移動すると、IDU110の内部コンポーネントを冷却するために、IDU110に画定された開口部131を介してIDU110内に進み、ファン150を介してIDU110を出る。いくつかの実施形態では、空気流「F」は、最初にファン150を介してIDU110内に進行し、IDU110の開口部131またはIDU110の他の開口部を通って出てよい。IDU110の作動コンポーネントによって生成された熱を今や吸収した空気流「F」は、ドレープ400の中間部分400cの導管312を通って移動し、第2の端部部分400bの出口418を介してドレープの第2の端部部分400bの外へ出て、非無菌領域内へ移動する。いくつかの実施形態では、空気は、第2の入口410bだけでなく、第1および第2の入口410a、410bの両方を介してドレープ400内に進行する。
図13〜図20を参照すると、ロボットアーム2または3(図2)と、またはそれに連結されるように構成される手術システム1の手術用アセンブリ100は、一般に、IDU110、無菌インターフェースモジュール112、および電気機械手術器具130(図2)を含む。上記で簡単に述べたように、IDU110は、そのモータ114から電気機械手術器具130の被動部材(図示せず)へ動力および作動力を伝達し、電気機械手術器具130のエンドエフェクタのコンポーネントの動き、例えば、ナイフブレード(図示せず)の動きおよび/もしくはエンドエフェクタの顎部材の開閉、ステープラの作動または発射、ならびに/または電気手術エネルギーベースの器具の作動または発射などを最終的に駆動する。IDU110のモータアセンブリ114は、IDU110に配置されたモータ「M」によって回転され、その回転運動を電気機械手術器具130に伝達する。
図13〜図15Eを参照すると、IDU110は、手術用ロボットアーム2のレール40に連結されたハウジングカバー113を含む。IDU110のハウジングカバー113は、IDU110の内部コンポーネントを包み込み、覆い、保護する。IDU110のハウジングカバー113は、概ね円筒形の構成を有し得るが、いくつかの実施形態では、ハウジングカバー113は、例えば、正方形、三角形、細長い、湾曲、半円筒形などの様々な構成をとり得る。上述のように、ハウジングカバー113は、モータアセンブリ114と、動力およびデータをIDU110のコンポーネントに伝達するフレックススプールアセンブリ160とを含む、IDU110の様々なコンポーネントを保護または遮蔽する。
IDU110のモータアセンブリ114は、4つのモータ、例えばキャニスタモータなどを含み得、各モータは、無菌インターフェースモジュール112の対応するドライブ185(図17A)と連動するように構成された駆動シャフト121を有する。IDU110は4つのモータを有するものとして示されているが、IDU110は任意の適切な数のモータを含み得ると考えられる。IDU110の駆動シャフト121は、非円形の横断面輪郭(例えば、実質的にD字形など)を有する。モータアセンブリ114の4つのモータは、それぞれの駆動シャフト121がすべて互いに平行であり、かつすべてが共通の方向に延在するように、長方形編成に配置されている。モータアセンブリ114のモータが作動されると、それぞれの駆動シャフト121の回転が、無菌インターフェースモジュール112のそれぞれの駆動伝達シャフト185を介して手術器具130の駆動アセンブリのギアまたはカプラに伝達され、手術器具130の様々な機能を作動させる。
図14および図15A〜図15Eを参照すると、IDU110は、その底部110bに複数の入口または開口部117を画定する。IDU110の開口部117は、無菌インターフェースモジュール112に画定された対応するチャネル180(図17A〜図17C)と流体連通して、空気が無菌インターフェースモジュール112からIDU110の開口部117を介してIDU110内に進むようになっている。IDU110は、IDU110の対向する端部110a、110bの間を長手方向に延在する複数のチャネル119(図15A〜図15C)を画定する。特に、チャネル119は、IDU110の底部110bに画定された開口部117と流体連通し、IDU110の上部110aに位置するIDU110のファン150に隣接して終端する。チャネル119は、モータアセンブリ114のモータ間に配置され、モータアセンブリ114を冷却するために、そこを通る空気の通路を提供する。チャネル119はまた、IDUの細長いフレックス回路基板127およびIDU110のネクサス129に沿って延在し、細長いフレックス回路基板127と、細長いフレックス回路基板127と接続するネクサス129とによって生成される熱の進入部を提供する。チャネル119は、フレックススプールアセンブリ160に画定された中央内腔162内で終端し、空気が中央内腔162を通過してフレックススプールアセンブリ160を冷却できるようになっている。
IDU110は、その上部または近位端部部分110a内に配置されたファン150を含み、フレックススプールアセンブリ160の上に配置される。ファン150は、図16Aに示されるように、放射状送風ファンである。いくつかの実施形態では、図16Bに示されるように、ファン150は軸流ファンの形態であり得る。例えば、遠心ファン、ダイアフラムまたはピストン作動式空気ポンプ、ぜん動ポンプ、サーマルチムニー、遠心ポンプ、エアコンプレッサを介して実装されるベンチュリポンプなど、任意の他の適切なファンを使用し得ると考えられる。ファン150は、フレックススプールアセンブリ160の上に位置し、フレックススプールアセンブリ160の中央内腔162と流体連通し、それによって、ファン150は、フレックススプールアセンブリ160の中央内腔162から空気を受容または誘引するので、空気はIDU110のチャネル119を通過する。ファン150は、ドレープ200の第1の端部部分200aの内腔208内に負圧を発生させて、ドレープ200内に空気を誘引する。
ファン150は、プロセッサ、例えば制御デバイス4(図1)に連結する、またはそれと通信し得る。ファン150はまた、手術用アセンブリ100のコンポーネントのいずれか、またはドレープ200、300、または400内に配置された、温度センサ、集積回路、中央処理装置、モータ、抵抗器、歪ゲージ、サーミスタ、または圧力センサと通信し得る。制御デバイス4は、ロボットアーム2の配向に基づいてファン150の速度を調整するように構成される。例えば、ロボットアーム2が折り畳まれた状態にあり、ロボットアーム2の全長が短くなっている場合、ドレープ200、300、または400の1つを通って空気が進行する距離が減少するため、ファン150の速度を低下させ得る。ロボットアーム2が伸長状態にあり、ロボットアーム2の全長が長くなっている場合、ファン150の速度を上げて、ドレープ200、300、または400を通って空気が進行すべき距離の増大に対処し得る。制御デバイス4は、ロボットアーム2の関節に取り付けられた歪ゲージを使用して、ロボットアーム2が折り畳まれた状態にあるか、または伸長状態にあるかを検出することができる。
制御デバイス4はまた、圧力センサおよび温度センサによって感知された圧力または温度に基づいてファン150の速度を調整するように構成され得る。例えば、ドレープ200、300、または400内の温度が上昇すると、ファン150の速度を増加させ得、温度の低下に伴ってファン150の速度を低下させ得る。いくつかの実施形態では、ファン150の速度は、ドレープ200、300、または400の外部の周囲温度に基づいて調整し得る。制御デバイス4は、ドレープの様々な状態について制御デバイス4にフィードバックを提供する様々なセンサを使用して、ドレープ200、300、または400内の温度を測定することができる。例えば、ドレープ200、300、400は、ドレープ200、300、または400の様々な部分に配置された熱センサを含み得る。
他の実施形態では、制御デバイス4は、例えば、マイクロプロセッサ、統合コンポーネント、モータコントローラ、感知抵抗器、歪ゲージ、またはモータ巻線など、手術用アセンブリ100のコンポーネントの温度を感知する、またはこれらによって使用される電流/電力を測定するセンサと通信し得る。
ハウジングカバー113の上部113aは、空気がIDU110の外へ転移することを可能にするため、その中に複数の通気口またはスリット152を画定し得る。ファン150は、負圧を生成し、それが空気を、無菌インターフェースモジュール112を通して、モータアセンブリ114と次いでフレックススプールアセンブリ160とを通してIDU110に画定されたチャネル119内に、そしてスリット152を通してハウジングカバー113の上部113aから外へ誘引して、電子機器をその動作中に冷却し、かつIDU110を通して一定の負圧を維持するように構成される。
図17A〜図20を参照すると、上述のように、手術用アセンブリ100は、IDU110と電気機械手術器具130とを選択的に相互接続するための無菌インターフェースモジュール112をさらに含み得る。電気機械手術器具130は、ロボット手術用アセンブリ100の無菌インターフェースモジュール112に、横方向に連結(例えば、側面装填)、または横方向に連結解除し得る。一般に、無菌インターフェースモジュール112は、器具駆動ユニット110の底部110b(すなわち、遠位端部)と電気機械手術器具130などの電気機械手術器具との間のインターフェースを提供するように機能する。このインターフェースは、有利なことに、無菌性を維持し、IDU110と電気機械手術器具130との間の電気通信を伝達する手段を提供し、電気機械手術器具130で機能を実行するためにIDU110から電気機械手術器具130に回転力を伝達するように構成された構造を提供し、かつ/または(例えば、迅速な器具交換のために)電気機械手術器具130をIDU110に/から選択的に取り付け/取り外しするための構造を提供する。
無菌インターフェースモジュール112は、その112カラー182に複数の開口部180を画定する。開口部180は、無菌インターフェースモジュール112のカラー182の周りに周方向に配置される。カラー182は、ドレープ200の入口210、ドレープ300の第1の入口310a、またはドレープ400の第1の入口410aから遠位側に突出するように構成され、それによって、空気が、無菌インターフェースモジュール112の開口部180内へ、そして使用されるドレープに応じてドレープ200、300、または400内へと進むことができる。無菌インターフェースモジュール112は、その近位表面を貫いて画定された中央通路184を含み、無菌インターフェースモジュール112の開口部180と流体連通している。中央通路184は、IDU110の底部110bと整列することおよび嵌合方向を規定することを助成するために、キー形状の構成を有する。いくつかの実施形態では、中央通路184は、任意の適切な象徴的形状をとり得る。
無菌インターフェースモジュール112をIDU110の底部110b(図14)に接続すると、IDU110の底部110bを貫いて画定された開口部117は、無菌インターフェースモジュール112の中央通路184と流体連通する。したがって、空気は、ドレープ200、300、または400の外部から、無菌インターフェースモジュール112の開口部180を介して無菌インターフェースモジュール112内に、IDUの開口部117を介してIDU110内に進み、IDU110の内部コンポーネント、例えば、モータアセンブリ114、細長いフレックス回路基板127、ネクサス129、および/またはフレックススプールアセンブリ160を冷却し得る。
動作中、手術用ロボットアーム2の近位部分42はカート10に連結され、無菌インターフェースモジュール112が取り付けられた器具駆動ユニット110は、手術用ロボットアーム2のスライドレール40に連結される。本明細書で説明されるドレープ200、300、400のいずれかを使用して、手術用ロボットアセンブリ100、ロボットアーム2、およびカート10を覆い得る。例えば、ドレープ300を使用して、手術用アセンブリ100(例えば、IDU110、および無菌インターフェースモジュール112の上部)、手術用ロボットアーム2、およびカート10のハンドル部分12を覆い得る。
特に、ドレープ300の第2の端部部分300bの出口318は、手術用アセンブリ100上に配置され、近位方向に引張られて、スライドレール40を含む手術用アセンブリ100を第1の端部部分300aの内腔308内に、かつ手術用ロボットアーム2の細長い部材2a、2b、2cをドレープ300の中間部分300cの導管312内に配置する。手術用ロボットアーム2に沿ったドレープ300の近位側への動きは、ドレープ300の第2の端部部分300bの弾性バンド、引きひも、面ファスナ、引きひも、シンチライン、バンジーフック、磁性材料などが、カート10のハンドル部分12上を通過し、それによって、カート10のハンドル部分12をドレープ300の第2の端部部分300bの内腔316内に配置するまで継続される。
また、使用中、無菌インターフェースモジュール112のカラー182は、ドレープ300の第1の端部部分300aの第1の入口310aを通過して、無菌インターフェースモジュール112に画定された開口部180をドレープ300の外部の環境に露出させる。ドレープ300の第1の入口310aは、第1の入口310aを取り囲むドレープ300に設けられたリング、例えばプラスチックリング(明示せず)を使用して、または第1の入口310aを取り囲む弾性バンド、面ファスナ、シンチライン、バンジーフック、磁性材料などを使用して、無菌インターフェースモジュール112に固定される。ドレープ300のリングは、無菌インターフェースモジュール112をその中で軸方向に固定して維持しながら、無菌インターフェースモジュール112がドレープ300の第1の入口310aに対して、かつその中で回転することを可能する。ドレープ300の第2の端部部分300bは、ドレープ300の第2の端部部分300bが弾性バンドおよび/または縛りひもを有するかどうかに応じて、ドレープ300の第2の端部部分300bの弾性バンドを内向きに偏倚させてカート10のハンドル部分12を係合させることにより、またはドレープ300の第2の端部部分300bの縛りひもをカート10の支柱14の周りに縛り付けることにより、カート10に固定され得る。
ドレープ300が手術用アセンブリ100、手術用ロボットアーム2、およびカート10のハンドル部分12の各々を覆っている状態で、手術器具130を無菌インターフェースモジュール112に取り付け得る。手術用アセンブリ100の動作中、IDU110のファン150および/またはカート10のファンを作動させて、ドレープ300を通る空気経路または負圧を生成し得る。特に、IDU110のファン150は、最初に、IDU110のチャネル119内に負圧を生成し、それが、無菌インターフェースモジュール112のカラー182に画定された開口部180内に空気を送り込む。空気は、無菌インターフェースモジュール112の開口部180を通り、無菌インターフェースモジュール112の中央通路184を介してIDU110のチャネル119内に進行する。空気が無菌インターフェースモジュール112の中央通路184を通過すると、空気はドレープ300の第1の入口310aを通過する。
空気が第1の入口310aを介してドレープ300内に進行することに加えて、空気を、第2の入口310bを介してドレープ300内に進ませ得る。特に、IDU110のファン150を作動させると、第2の入口310bの第1および第2の流体経路「F1」、「F2」を介して、IDU110のハウジング113に画定された側面開口131を通して空気をIDU110内に送り込むチャネル119内に負圧が生成される。
空気がIDU110のチャネル119に進入すると、IDU110内の空気は、IDU110の内部コンポーネント(例えば、モータアセンブリ114、回路基板127、ネクサス129、フレックススプールアセンブリ160など)によって生成される熱を吸収し、IDU110の通気口152を介してIDU110の外へ出る。カート10のファン、ロボット手術アーム2のファン、および/またはドレープ300の第2の端部部分300bのファンも作動して、温められた空気を、ドレープ300の第1の端部部分300aの内腔308から、ドレープ300の中間部分300cの導管312を通り、ドレープ300の出口318を介してドレープ300の第2の端部部分300bの外へ、誘引し得る。IDU110の内部コンポーネントが閾値温度を超える温度に達すると、IDU110のファン150および/またはドレープ300、ロボットアーム2、またはカート10に取り付けられた他のファンは、速度を上げて、空気がドレープ300を通してより高速で流れるようにし得る。蛇行経路(例えば、捻転、屈曲、および概ね非線形)をとる、IDU110を通して画定される流体経路により、液体が通過するのを防ぎながら、空気を通過させることが可能である。
図21を参照すると、手術用アセンブリ100、手術用ロボットアーム2、およびロボットアームカート10の部分を覆うためのさらに別の実施形態のドレープ500が提供されている。図21のドレープ500は、例えば、その長さに沿って延在するホース520などの管状部材を有することにより、本開示の他のドレープ200、300、および400とは異なる。ホース520は、ドレープ500の第1の端部部分500aからドレープ500の第2の端部部分500bに向かって、そしてドレープ500の外へ、温められた空気の動きを容易にするように構成されている。
ドレープ500は、外側表面502および内側表面504を有するドレープ壁506を含む。ドレープ500の第1の端部部分500aの内側表面504は、その中に内腔508を画定する。ドレープ500の第1の端部部分500aの内腔508は、手術用アセンブリ100(例えば、器具駆動ユニット110およびスライドレール40)を受容または封入するように寸法決定されている。ドレープ500の第1の端部部分500aは、ドレープ500の外側表面502および内側表面504を貫いて延在する入口またはチャネル510を画定する。入口510は、第1の端部部分500aの内腔508と流体連通している。したがって、入口510は、手術用アセンブリ500のコンポーネントを冷却するために、ドレープ500内への空気流の進入部を提供する。入口510は、手術用アセンブリ100の無菌インターフェースモジュール112との封止を形成するように寸法決定された概ね円形または環状の形状を有する。
ドレープ500の中間部分500cは、手術用ロボットアーム2の細長い部材2a、2b、2cを封入または収容するように寸法決定されている。特に、ドレープ500の中間部分500cは、それを通って長手方向に延在し、手術用ロボットアーム、例えばロボットアーム2を受容するように寸法決定された細長い導管512を画定する。中間部分500cの導管512は、ロボットアーム2を収容するように、実施形態では、少なくとも、ロボットアーム2がその細長い部材2a、2b、2cの各々を伸長状態で有するときのロボットアーム2の全長を収容するように寸法決定された長さを有する。
ドレープ500の第2の端部部分500bは、その中に内腔516を画定する。第2の端部部分500bの内腔516は、少なくともロボットアーム2の近位部分42および/またはロボットカート10の1つまたは複数の部分を受容または封入するように寸法決定されている。ドレープ500の第2の端部部分500bは、ドレープ500のドレープ壁506を貫いて延在する出口518を有する。したがって、第2の端部部分500bの出口518は、ドレープ500の第2の端部部分500bの内腔516と流体連通している。ドレープ500の出口518は、カート10のハンドル部分12またはカート10全体に適合するように寸法決定された概ね円形または環状の形状を有する。
上述したように、ドレープ500は、ドレープ壁506に組み込まれ、その長さに沿って走るホース520を有する。ホース520は、手術用アセンブリ100(例えば、IDU110)の動作中に温められた空気を、ドレープ500の第1の端部部分500aから第2の端部部分500bの出口518を介してドレープ500の外へ進ませるために構成されている。ホース520は、ドレープ500の外への熱の伝達を容易にするために、例えば、金網、グラファイト、銅、またはアルミニウムなどの熱伝導性材料から製造し得る。ホース520は、遠位開口部520aおよび近位開口部520bと、それらの間に延在する中央通路(明示なし)とを有する。ホース520の遠位開口部520aは、ドレープ500の第1の端部部分500aの内腔508内に配置され、近位開口部520bは、ドレープ500の第2の端部部分500bに隣接するドレープ500の外側に配置される。いくつかの実施形態では、ホース520の近位および遠位開口部520a、520bは、ドレープ500の様々な位置に配置され得、例えば、ホース520の近位開口部520bは、内腔516の外側ではなく、ドレープ500の第2の端部部分500bの内腔516内に配置され得る。遠位開口部520aは、IDU110のファン150上に取り付けられ、したがって、空気がファン150によってかつそれを通して引張られ、遠位開口部520aを介してホース520内に引き込まれる。
ドレープ500のホース520は、ホース520が手術用アセンブリ100、ロボットアーム2、およびロボットアームカート10の各々に沿って走行して、各々から熱を遠ざけるように、手術用アセンブリ100、ロボットアーム2、およびロボットアームカート10の様々な部分に取り付けられ得る。例えば、ホース520は、面ファスナ、クリップ、磁性材料などを使用して、手術システム1のこれらのコンポーネントに取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、ホース520がドレープのドレープ壁506に組み込まれる代わりに、ホース520は、ドレープ520とは別個に離れて、手術用アセンブリ100、ロボットアーム2、およびロボットアームカート10の様々な部分に、これらのコンポーネントがドレープ500で覆われる前に、取り付けられ得る。
ホース520は、その近位開口部520bで、ホース520を通して空気を引張るための真空/ポンプ525(例えば、上述のポンプ/真空のいずれか)と連結されるように構成され得る。特に、ホース520は、真空/ポンプ525から延在する補助空気ホース529に連結するために、ホース520の近位開口部520bに流体連結された空気ホースプラグ527を含み得る。真空/ポンプ525は、カート10上に支持され、ドレープ500の外側に配置され得る。空気ホース529がホース520の空気ホースプラグ525に取り付けられたら、真空/ポンプ525の作動により、ホース520を通して空気を誘引し、ドレープ500内で増大した熱気をドレープ500の外へ運ぶ。
本明細書に開示された実施形態に様々な変更が加えられてもよいことが理解されるであろう。したがって、上記の説明は、限定するものとして解釈されるべきではなく、単に様々な実施形態の例示として解釈されるべきである。当業者は本明細書に添付される特許請求の範囲および趣旨内での他の修正を想定するであろう。
Claims (28)
- ロボット手術システムを覆うためのドレープであって、
外側表面および内側表面を有し、前記外側表面および前記内側表面を貫く入口を画定する第1の端部部分であって、器具駆動ユニットを受容するように寸法決定され、かつ前記入口と流体連通している内腔をその中に画定する第1の端部部分と、
外側表面および内側表面を有し、前記外側表面および前記内側表面を貫く出口を画定する第2の端部部分であって、その中にあり、かつ前記出口と流体連通している内腔を画定する第2の端部部分と、
前記第1の部分と前記第2の部分との間に延在し、手術用ロボットアームを受容するように寸法決定された細長い導管を画定する中間部分と、を備える、ドレープ。 - 前記入口は、環状であり、器具駆動ユニットの遠位部分を取り囲むように寸法決定されている、請求項1に記載のドレープ。
- 前記第1の端部部分は、前記入口を覆うパッチを含み、前記パッチは、前記入口を通しての空気の進入を可能にするように構成されている、請求項1に記載のドレープ。
- 前記パッチは、耐液性で通気性の材料から製造されている、請求項3に記載のドレープ。
- 前記第1の端部部分は、
前記第1の端部部分の前記外側表面から延在し、かつ前記入口と重なり合って、流体経路の第1の部分を画定する、第1のフラップと、
前記第1の端部部分の前記外側表面から延在し、かつ前記第1のフラップと重なり合って、前記流体経路の第2の部分を画定する、第2のフラップと、を含む、請求項1に記載のドレープ。 - 前記流体経路の前記第1および第2の部分は、互いに平行であり、かつ互いに流体連通している、請求項5に記載のドレープ。
- 前記第1の端部部分は、前記第1の端部部分の前記外側表面に取り付けられ、かつ前記入口を覆う、耐液性で通気性の材料を含む、請求項5に記載のドレープ。
- 前記第1の端部部分は、
前記第1のフラップと前記外側表面との間の間隔を維持するために、前記流体経路の前記第1の部分内に配置され、かつそれと平行に延在する第1のリブと、
前記第1のフラップと前記第2のフラップとの間の間隔を維持するために、前記流体経路の前記第2の部分内に配置され、かつそれと平行に延在する第2のリブと、を含む、請求項5に記載のドレープ。 - 前記第2の端部部分は、その前記外側表面および前記内側表面を貫く通気口を画定する、請求項1に記載のドレープ。
- ロボット手術システムであって、
第1の端部部分および第2の端部部分を有する手術用ロボットアームと、
前記手術用ロボットアームの前記第1の端部部分に連結された手術用アセンブリと、
ドレープと、を備え、前記ドレープは、
外側表面および内側表面を有し、前記外側表面および前記内側表面を貫く入口を画定する第1の端部部分であって、前記手術用アセンブリを受容するように寸法決定され、かつ前記入口と流体連通している内腔をその中に画定する第1の端部部分と、
外側表面および内側表面を有し、前記外側表面および前記内側表面を貫く出口を画定する第2の端部部分であって、その中にあり、かつ前記出口と流体連通している内腔を画定する第2の端部部分と、
前記第1の部分と前記第2の部分との間に延在し、前記ロボットアームを受容するように寸法決定された細長い導管を画定する中間部分と、を含む、ロボット手術システム。 - 前記手術用アセンブリは、手術の無菌領域から、前記ドレープの前記入口を通して、前記手術用アセンブリ内へ、その前記出口を通して前記ドレープの外へ、および前記手術の前記無菌領域から遠くへ、空気を誘引するように構成されたファンを含む、請求項10に記載のロボット手術システム。
- 前記ファンと通信し、前記ロボットアームの配向に基づいて前記ファンの速度を調整するように構成されたコントローラをさらに備える、請求項11に記載のロボット手術システム。
- 前記コントローラは、前記手術用ロボットアームの関節に連結された歪ゲージによって取得された測定値を使用して前記ファンの前記速度を調整するように構成されている、請求項12に記載のロボット手術システム。
- 前記ドレープに取り付けられた通気口をさらに備え、前記コントローラは、前記ドレープ内の温度または前記ファンの前記速度の少なくとも一方に基づいて、前記通気口を開構成と閉構成との間で動かすようにさらに構成されている、請求項12に記載のロボット手術システム。
- 前記手術用アセンブリは、第1の端部部分および第2の端部部分を有する器具駆動ユニットを含み、前記ファンは、前記第1の端部部分に取り付けられている、請求項11に記載のロボット手術システム。
- 前記器具駆動ユニットの前記第2の端部部分に連結された無菌インターフェースモジュールをさらに備え、前記無菌インターフェースモジュールの少なくとも一部分は、前記ドレープの前記入口によって取り囲まれ、空気が前記ドレープの前記第1の端部部分の前記内腔内に前記無菌インターフェースモジュールを介して通過することを可能にするように構成されている、請求項15に記載のロボット手術システム。
- 前記器具駆動ユニットは、前記器具駆動ユニットの前記第1の端部部分から前記器具駆動ユニットの前記第2の端部部分まで延在する複数の流体チャネルを有し、前記複数の流体チャネルは、液体の進入が防止され、かつ空気の進入が可能になるように、前記機器駆動ユニットを貫く蛇行経路をとる、請求項15に記載のロボット手術システム。
- 第1の端部部分および第2の端部部分を有するロボットカートをさらに備え、前記ドレープの前記第2の端部部分の前記内腔は、前記ロボットカートの前記第1の端部部分または前記第2の端部部分の少なくとも一方を受容するように寸法決定されている、請求項10に記載のロボット手術システム。
- 前記ロボットカートは、前記ドレープの前記導管を通して、前記ドレープの前記第1の端部部分から前記ドレープの前記第2の端部部分に向かう方向に、空気流を方向付けるファンを有する、請求項18に記載のロボット手術システム。
- 前記ドレープは、前記ドレープの前記中間部分の内側表面に沿って延在する少なくとも1つの細長い伝導性リブを含む、請求項10に記載のロボット手術システム。
- 前記ドレープの前記入口は、環状であり、前記手術用アセンブリの無菌インターフェースモジュールの遠位端部部分を取り囲むように寸法決定されている、請求項10に記載のロボット手術システム。
- 前記ドレープの前記第1の端部部分は、前記入口を覆うパッチを含み、前記パッチは、前記入口への空気の進入を可能にするように構成されている、請求項10に記載のロボット手術システム。
- 前記パッチは、耐液性で通気性の材料から製造されている、請求項22に記載のロボット手術システム。
- 前記ドレープの前記第1の端部部分は、
前記第1の端部部分の前記外側表面から延在し、かつ前記入口と重なり合って、流体経路の第1の部分を画定する、第1のフラップと、
前記第1の端部部分の前記外側表面から延在し、かつ前記第1のフラップと重なり合って、前記流体経路の第2の部分を画定する、第2のフラップと、を含む、請求項10に記載のロボット手術システム。 - 前記流体経路の前記第1および第2の部分は、互いに平行であり、かつ互いに流体連通している、請求項24に記載のロボット手術システム。
- 前記ドレープの前記第1の端部部分は、前記ドレープの前記第1の端部部分の外側表面に取り付けられ、かつ前記入口を覆う、耐液性で通気性の材料を含む、請求項24に記載のロボット手術システム。
- 前記ドレープの前記第1の端部部分は、
その前記第1のフラップと前記外側表面との間の間隔を維持するために、前記流体経路の前記第1の部分内に配置され、かつそれと平行に延在する、第1のリブと、
前記第1のフラップと前記第2のフラップとの間の間隔を維持するために、前記流体経路の前記第2の部分内に配置され、かつそれと平行に延在する、第2のリブと、を含む、請求項24に記載のロボット手術システム。 - 前記ドレープは、その前記中間部分に沿って延在し、前記ドレープの前記第1の端部部分内に配置された近位開口部と、前記ドレープの前記第2の端部部分に隣接して配置された遠位開口部と、を有する、管状部材を含み、したがって、空気が、前記ドレープの前記第1の端部部分から前記近位開口部を介して前記管状部材内に進行し、前記管状部材から前記遠位開口部を介して出る、請求項10に記載のロボット手術システム。
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