JPH03205049A - 手術用顕微鏡 - Google Patents

手術用顕微鏡

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JPH03205049A
JPH03205049A JP2210066A JP21006690A JPH03205049A JP H03205049 A JPH03205049 A JP H03205049A JP 2210066 A JP2210066 A JP 2210066A JP 21006690 A JP21006690 A JP 21006690A JP H03205049 A JPH03205049 A JP H03205049A
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浜田 雅巳
Masahiro Kaneda
金田 正煕
Hiroshi Fujiwara
宏 藤原
Takashi Fukaya
孝 深谷
Shigeo Tokunaga
徳永 繁男
Masahiko Kinukawa
正彦 絹川
Tomonori Ishikawa
朝規 石川
Kenji Yoshino
吉野 謙二
Tadao Hagino
萩野 忠夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、手術用顕微鏡、特にドレープを使用する手術
用顕微鏡に関する。
[従来の技術] 顕微鏡を無菌状態にするのにドレープを使用する方法は
既に普及しているが、ドレープ被着後の固定法としては
、ゴムまたは紐によりドレープを束ねて顕微鏡支持アー
ム等に固定するのが普通である。
〔発明か解決しようとする課題〕
ところで、かかる従来の固定法では、ゴムや紐等で束ね
られたドレープの部分以外は弛んだり膨らんだりしてし
まい、特に可動部では手術中に鏡体やアームを動かすこ
とによりドレープか膨らんだままになり、術者の視野の
妨げとなっていた。
また、ドレープの弛み等を取り去るために紐で何個所も
固定すると、手間が掛かるばかりか操作性を損なうこと
もあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、装着されたドレープを鏡
体部やアーム部に密接させることができるようにした、
手術用顕微鏡を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記目的を達成
するために、本発明による手術用顕微鏡は、ドレープで
覆われるべき鏡体部または鏡体を支持するアーム部に吸
気口を設けると共に、ドlノープで覆われた空間内の空
気を吸気口を介して外部へ排出する排気手段を備えてい
る。手術中、排気手段を稼働状態にすることにより、ド
レープは鏡体部やアーム部に密接せしめられる。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第4図を参照して本発明の第1実施例
を説明する。第1図において、■は架台、2は架台lに
水平回転可能に取付けられた光源アーム、3は光源アー
ム2に上下動並びに水平回転可能に取付けられた鏡体支
持アーム、4はアーム3により支持された鏡体部である
。第2図は光源アーム2と鏡体支持アーム3との接続と
光源アーム2の内部構造を示しているが、5はボルト6
によりアーム3に取付けられていて後述するケーブル等
を通すための筒軸で、この筒軸5がボールベアリング7
を介して光源アーム2の筒部8に嵌装されることにより
、鏡体支持アーム3が光源アーf、 2に水平回転可能
に取付けられる。9は筒部8の底部に設けられた通風口
、10は通風口9と共に排気手段を構成するファン、1
1は光入射端がアーム2内のブラケットに取付けられて
いて筒部8内を通過して鏡体支持アーム3内へ導かれた
ライトガイド、12は光源アーム2に固定されたランプ
取付は部材、13はランプ取付は部材12にライトカイ
ト11の光入射端と対面するように着脱可能に取付けら
れたランプ、14は光源アーム2に固定されていて穴1
5を有するファン取付は部材、16はファン取付は部材
14に取付けられたファン、17はランプ13の下部に
設けられた通風口、I8は光源アーム2の側壁に設けら
れた通風口、19は架台1から鏡体部4の駆動部へ駆動
信号を供給するためのケーブルで、筒軸5を通過する部
分は保護チューブ20で被覆されており、ケーブルクラ
ンプにより光源アーム2にライトガイド11ともに固定
されている。各ファン10゜16及びランプ13の電源
は架台1から供給されるようになっている。第3図は極
薄で且つ柔軟な透明シートより成る袋状のドレープ21
を示しており、22は表裏シートの接合縁、23は開口
端、24.25及び26は夫々ドレープ21に溶着され
ていてドレープ21を弛まないように束ねるのに使用さ
れる紐、27は接眼レンズ取付は部、28は側視鏡やT
Vカメラ等を鏡体部4に取付けるのに使用される付属品
取付は部、29及び3oは夫々接眼レンズ取付は部27
と付属品取付は部28の各先端部を引張ることにより容
易に取り去ることを可能にするためのミシン目、31は
伸縮性のある対物レンズキャップ、32は対物レンズキ
ャップ31に着脱可能に嵌着された透明プラスチック板
である。
次に上記第1実施例の作用を説明する。先ず、作用を説
明するのに先立ち、第4図を参照しながら手術用顕微鏡
へのドレープ21の取付は方法を説明する。ドレープ2
1は、開口端23を広げた状態で鏡体部4から鏡体支持
アーム3を経て光源アーム2に至るまでの部分をその中
へ入れ、接眼レンズ取付は部27.27を夫々接眼鏡筒
に嵌めてその端部を輪ゴム33て固定した後先端部27
′を引張ることによりこれをミシン目29の位置で切り
離し、次に対物レンズに対物レンズキャップ31を嵌着
し、最後に紐24.25及び26を用いてドレープ21
が手術中妨げにならないように且つ操作性を損なうこと
のないように、鏡体部4.鏡体支持アーム3及び光源ア
ーム2に夫々結び付けられて、外部が無菌の状態に保持
される。この場合、付属品取付は部28.28は折りた
たまれてテープ等によりドレープ21に固定されている
が、使用される場合は接眼レンズ取付は部27と同様に
取り扱われる。かくして、ドレープ21を被着した後、
ファン10及び16を回転させれば、通風口18より光
源アーム2内へ外気が取り入れられて、矢印Aで示され
る如く流れ、ファン16を通過した後ランプ取付は部材
12に衝突し、その大部分は通風口17から外部へ流出
し、残部は矢印Bで示される如く流れる。ファン10は
、ファン16により送られて来た空気流Bを通風口9か
ら外部へ流出させると共に、鏡体支持アーム3に設けら
れた吸気口3′ (第2図)よりドレープ21内の空気
を吸引して矢印Cで示される如(流過させ、同様に通風
口9から外部へ排出させる。ドレープ21内は実質上気
密状態になっているので、上記の如(して空気が排出さ
れると、内部の気圧は低下し、その結果ドレープ21は
しぼんで鏡体部やアーム部に密接する。従って、ドレー
プ21によって視野が妨げられることは殆どなくなり、
操作性を損なうこともなくなるばかりか、光源アーム2
内でのランプ13の冷却作用は効率的に行なわれ得る。
また、特別に吸気ポンプ等を使用しなくても済むから安
価に実施することができる。なお、上記実施例では、二
つのファンを用いて空気の吸引及び排出を行なってラン
プの冷却を行なうようにしたが、ランプの熱容量が小さ
いか或いはファンの排出風量が大きければ、一つのファ
ンでランプの冷却及びドレープ内の空気の吸引排出を行
なうことが可能であるから、より安価に実施することが
できる。
第5図及び第6図は本発明の第2実施例を示している。
図中、第1実施例と同一の部材及び部分には同一符号が
付されているが、34は鏡体部4の準焦・変倍用の電源
制御装置及び後述のダイアフラムポンプ35を内蔵した
架台、36は架台34上に装備されていてランプ印加電
圧を変化させて照明光の明るさを変えるための切換えス
イッチ、37は架台34上に装備されていてダイアフラ
ムポンプ35の印加電圧を変化させて該ポンプ35の吸
引力を変えるための切換えスイッチ、38は架台34上
に植立された中空の支柱、39は支柱38に取付けられ
ていて鏡体部4を支持する中空のアーム、40は一端が
ダイアフラムポンプ35に接続されていて支柱38及び
アーム39に沿って延び他端がアーム39に設けられた
コネクタ41付近に達して開口している弾力性のある吸
引管、42は光入射端が架台34内の光源装置に対設さ
れていて吸引管40と同様に支柱38及びアーム39に
沿って延び光出射端が鏡体部4に装着されたライトガイ
ドである。なお、吸引管40及びライトガイド42は、
架台34からの引出部が夫々ブツシュにより保護されて
おり、且つ延長部分の途中は適宜間隔で配置されたケー
ブルクランプにより支柱38及びアーム39に一緒に固
定されている。第6図はダイアフラムポンプ35と切換
えスイッチ36と直流電源装置43との接続状態を示し
ている。この図からも明らかなように、切換えスイッチ
36.37は共に表示数字が大きくなる程印加電圧は高
くなり、「0」位置では電源がオフになるように構成さ
れている。また、架台34内から鏡体部4へ供給される
電力や信号は、支柱38及びアーム39の内部を通りコ
ネクタ41を介して鏡体部4に接続されている図示しな
いケーブルにより行なわれる。ドレープ21は第1実施
例の場合と同様にして支柱3Bの一部、アーム39及び
鏡体部4を覆って、外部を無菌状態に保持する。
第2実施例は上記の如く構成されているから、例えば第
6図に示した如く、切換えスイッチ36を「1」にセッ
トしたとすれば、ダイアフラムポンプ35には4Vの直
流電圧が印加されて作動を開始し、これによりドレープ
21内の空気は吸引管40を介して吸引されて外部へ排
出される。この場合、ドレープ21の唯一の開口端23
は紐26を支柱38にしばり付けることにより閉じられ
ているから、ドレープ21内はほぼ気密状態に置かれる
。従って、ダイアフラムポンプ35の作動により内部の
空気が排出されると、ドレープ21内の気圧は下り、そ
の結果ドレープ21はしほむ。
そして、紐26によってしばられた開口端23に残る僅
かな隙間からドレープ21内へ吸い込まれる空気量とダ
イアフラムポンプ35により排出される空気量とが等し
くなった時、ドレープ21のしぼむ運動は停止する。な
お、切換えスイッチ36を「2」または「3」にセット
すると、ダイアフラムポンプ35に印加される電圧は5
Vまたは6Vと高くなり吸引ノJが増加するため、ドレ
ープ21のしぼみ量は更に大きくなる。従って、鏡体部
4やアーム39を動かす場合には吸引力を小さくしてし
ぼむ量を少なくし、これらを固定して使用する場合には
吸引力を大きくしてドレープ21を鏡体部4やアーム3
9に密着させることができるので、ドレープを使用して
も手術用顕微鏡の操作性を損なうことはない。上記説明
で明らかな如く、第2実施例では、吸引管40の開口端
が吸気口となり、吸引管40とダイアフラムポンプ35
が排気手段となる。
第7図及び第8図は本発明の第3実施例を示している9
図中、第1実施例と同一の部材及び部分には同一・符冒
か付されているが、44は架台lに組込まれたポンプユ
ニットであって、その内部にはポンプ45及びポンプ制
御回路46か内蔵されている。47は一端がポンプ45
に接続されていて架台I及び光源アーム2内を通り他端
が鏡体支持アーム3の中途部の外側に固定され且つ開口
している弾力性のある送気管であって、その開口端が送
気口48となっている。49は架台lに接続されたフッ
トスイッチ部、50はフットスイッチ部49に設けられ
た操作スイッチであって、操作スイッチ50は架台1内
を通ってポンプ制御回路46に接続されている。第8図
はポンプ45とポンプ制御回路46と操作スイッチ50
との接続状態を示しており、操作スイッチ50の0N−
OFFによりポンプ制御回路46を介してポンプ45が
作動・停止せしめられるようになっている。51は架台
lに組み込まれたクラッチユニットであって、その内部
にはクラッチ制御回路52が内蔵されている。53は鏡
体支持アーム3の一構成要素であるクラッチアームであ
って、その一端はクラッチ54を介して鏡体吊下げ部5
6に枢着され且つ他端は準焦部57に枢着されている。
58は準焦部57に固定されたハンドグリップ、59は
ハンドグリップ58に設けられたクラッチスイッチであ
って、クラッチスイッチ59はクラッチ制御回路52を
介してクラッチ54と接続されており、クラッチスイッ
チ59の0N−OFFによりクラッチ制御回路52を介
してクラッチ54の断・続が行なわれるようになってい
る。尚、60は架台lに設けられた電源スィッチである
第3実施例は上述の如く構成されており、ドレープ21
を被着した後、ファン10を回転させれば、ドレープ2
1内の気圧が低下し、その結果ドレープ21がしぼんで
鏡体部やアーム部に密接し、ドレープ21によって視野
が妨げられることはなくなり、ドレープ21を紐固定す
ることにより操作性が損なわれることもなくなるのは第
1実施例と同じである。
ところで、術中術者かハンドグリップ58を握り、クラ
ッチスイッチ59をONにしてクラッチ54を切りなが
らクラッチアーム53を回動せしめる即ち鏡体部4を俯
仰せしめ、適当な位置でクラッチスイッチ59をOFF
にしてクラッチ54を継くことにより鏡体部4をその位
置にて保持することかよく行なわれるが、その際ドレー
プ21の密接度か高いど上記俯仰操作が妨げられる虞れ
がある。
そこで、その場合は操作スイッチ50をONにする。す
ると、ポンプ45が作動して送気管48からドレープ2
1内に空気が送り出され、ドレープ21かふくらむので
、上記俯仰操作が容易となる3、 尚、第9図に示した如く、操作スイッチ50がポンプ制
御回路46とクラッチ制御回路52の共通スイッチとし
て作用するように回路を構成すれば、上記俯仰操作を行
なう時常にドレープ21内への送気が行なわれるので、
操作性が一層向上する。
又、操作スイッチ50はハンドグリップ58に設けても
良いことは云うまでも無い。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、ドレープ内の空気を適正
に外部に排出させることができるから、使用中ドレープ
を鏡体や鏡体支持部に密着させたり、多少の弛みが残る
ようにすることもでき、その結果、ドレープを使用する
場合でも、術者の視野を妨げることがなく而も操作性の
良い手術用顕微鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う手術用顕微鏡の第1実施例の全体
側面図、第2図は第1図の要部を破断して示す拡大部分
側面図、第3図はドレープの平面図、第4図はドレープ
を使用した状態を示す第1図と同様の全体側面図、第5
図はドレープを使用した状態で示す本発明に従う手術用
顕微鏡の第2実施例の全体側面図、第6図は第5図の実
施例において使用されるダイアフラムポンプの電源回路
図、第7図はドレープを使用した状態で示す本発明に従
う手術用顕微鏡の第3実施例の全体側面図、第8図は第
7図の実施例において使用されるポンプの制御回路図、
第9図は他の制御回路図である。 1.34・・・・・・架台、2・・・・光源アーム、3
゜39・・・・鏡体支持アーム、3−・・・・吸気口、
4・・・・鏡体部、9・・・・通風口、10.16・・
・・ファン、21・・・・トレーフ、35・・・・ダイ
アフラムポンプ、40・・・・吸引管、44・・・・ポ
ンプユニット、45・・・・ポンプ、47・・・・送気
管、49・・・・フットスイッチ部、50・・・・操作
スイッチ、51・・・・クラッチユニット、53・・・
・クラッチアーム、54・・・・クラッチ、58・・・
・ハンドグリップ。 第 3 図 第 図 6 第 図 第 図 オ8図 1P9図 1゜ 事 件 の 手 表 続 不 補 正 書(自発) 平成 2年 9月20日 特願平2−210066号 6、 補正の内容 (1)明細書箱8頁20行目〜第9頁1行目の「スイッ
チ36・・・印加電圧」を「スイッチ36は表示数字が
大きくなる程ダイアフラムポンプ35の印加電圧1と訂
正する。 以上 2゜ 発 明 の 名 称 手 術 用 顕 微 鏡 4、 代 理 人 〒105東京都港区新橋5の19 電話 東京(432)4576 手 続 補 正 書(自発) I。 事 件 の 表示 特願平2−210066号 2゜ 発 明 の 名 称 手 術 用 顕 微 鏡 4゜ 代 理 人 〒105東京都港区新橋5の19 5゜ 補 正 の 対 象 第 図 6゜ 補正の内容 (1) 第4図及び第7図を夫々別紙添付の通り訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無菌状態に保持するための袋(以下ドレープと呼ぶ)で
    覆われるべき部分に吸気口を設けると共に、ドレープで
    覆われた空間内の空気を該吸気口を介して外部へ排出す
    る排気手段を備えた手術用顕微鏡。
JP21006690A 1989-10-23 1990-08-08 手術用顕微鏡 Expired - Fee Related JP2988980B2 (ja)

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