JP3490540B2 - カバー装着補助具 - Google Patents
カバー装着補助具Info
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Description
に装着する際に使用するカバー装着補助具に関する。
において広く用いられている。医療分野で使用される内
視鏡は、患者の体腔内に挿入されたとき先端部や挿入部
などに体液が付着して汚染される。また、内視鏡の挿入
部内に設けられている処置具を挿通するチャンネル内
や、送気・送水を行うための管路を形成するチューブ内
部に体液などが付着して汚染される。このため、一度患
者に使用した内視鏡を再使用する際には、この内視鏡を
介しての感染症を防ぐため、内視鏡の洗浄や滅菌処理な
どを行っていた。しかし、内視鏡を完全に洗浄、消毒す
るためには多くの労力と時間とがかかるので内視鏡の使
用効率が低下する要因になっていた。
め、洗浄・消毒済みのカバーを内視鏡に被覆し、カバー
を装着した状態の内視鏡を体腔内に挿入して検査・処置
などを行い、検査・処置終了後に内視鏡を被っていたカ
バーだけを廃棄するようにした、いわゆる、カバー式内
視鏡が米国特許4646722号などに示されている。
鏡に設けられている挿入部は細長で可撓性を有するた
め、この細長で可撓性を有する内視鏡挿入部にカバーを
装着する作業は煩わしいものである。このため、内視鏡
挿入部にカバーを装着する際の作業性を向上させるカバ
ー装着装置として内視鏡用スタンド装置や、カバーに空
気を送り込んでカバーを膨張させ、カバーと内視鏡挿入
部とのクリアランスを大きくして、装着を容易にする技
術が示されている。
柔軟な素材からなる管状部材で構成した挿入部カバーを
装着する方法としては米国特許4907395号や米国
特許4997084号,特開平5−49592などに様
々な形態が示されている。
ートに備わるハンガーに内視鏡本体を保持させ、内視鏡
カバーを長尺なカバー装着補助具に固定し、前記ハンガ
ーとこのハンガーにかけられている内視鏡本体とを下降
させながら装着する方法を開示すると共に、内視鏡カバ
ーを内視鏡本体に装着した時、内視鏡カバーに備えられ
ている送気・送水・吸引のための管路を構成する口体部
を通ってて後方に延出されているチューブと、カートに
収納されている流体制御装置から導出している管路チュ
ーブとを接続して使用する構成を示している。
ーから垂れ下がっている長尺な可撓管で構成された内視
鏡本体の挿入部を、長尺な剛体からなるカバー装着補助
具にセットされている内視鏡カバーのカバー口体部の開
口から挿入していく。このとき、鉛直状態の内視鏡本体
の挿入部の下方に位置する先端部近傍にカバー口体部を
位置させると、伸直である挿入部カバーと垂下している
内視鏡挿入部との成す角度が直角に近くなる。一方、内
視鏡カバーを鉛直に近い角度で設置すると、上方側に位
置するカバー口体部開口に内視鏡挿入部の先端部を位置
させたとき、内視鏡本体の挿入部が蛇行するよう曲げら
れることになる。このようにいずれの場合でも、内視鏡
の挿入部を大きな角度に曲げて装着しなければならない
ので、挿入部カバーへの挿入性を悪化させて、装着に要
する時間が長くかかるという不具合が発生する。
することも考えられるが、挿入部カバーが伸直状態でな
いとカバーの装着性が悪化するという問題があるばかり
でなく、剛体で形成されているカバー装着補助具も長尺
であるため、取り扱いが面倒で且つ、検査時や保管時に
じゃまになるという問題が発生する。
体から取り外し、新しい内視鏡カバーに取り替える作業
を行う際、内視鏡カバーに設けられている送気・送水・
吸引用のチューブと流体制御装置から導出している送気
・送水・吸引用の管路チューブとのユニバーサルコード
側部にて行われている接続を一度切り離す。このとき、
内視鏡カバーに設けられているチューブは、カバーと共
に破棄されるが、流体制御装置側から導出されている管
路用チューブは繰り返し使用され、その日の全ての検査
終了時に破棄するようになっている。このため、流体制
御装置から導出されている管路用チューブは、次のカバ
ーが装着されるまでの間、放置された状態になり、吸引
チューブや送水チューブ内の液体がチューブ端から漏れ
出て、内視鏡本体や新しいカバー、カート、あるいはカ
ート内の各種周辺装置を汚染するおそれがあった。
のであり、柔軟なカバーを内視鏡にスムーズに装着する
ことができると共に、取り扱い及び保管収納性が良いカ
バー装着補助具を提供することを目的とする。
補助具は、柔軟なカバーを内視鏡に装着する際に使用す
るカバー装着補助具において、前記柔軟なカバーを伸直
に保持するカバー装着補助具の少なくとも一部に、それ
自体が折り畳んだ状態と、伸直した状態とを取り得るこ
とを可能にするヒンジを設けたことを特徴とする。ま
た、本発明によるカバー装着補助具は、カバー用内視鏡
本体における挿入部に内視鏡カバーを装着する際に使用
するカバー装着補助具であって、先端側カバー補助具
と、後端側カバー補助具と、前記先端側カバー補助具
を、後端側カバー補助具に重合する位置と、先端側カバ
ー補助具の後側に後端側カバー補助具が位置すると共に
先端側カバー補助具に設けた溝と後端側カバー補助具に
設けた溝と連通させてなる開放された溝に、前記内視鏡
カバーを伸直に保持できるような位置との間で回動自在
に前記後端側カバー補助具に接続するヒンジとを具備す
ることを特徴とする。
畳んだ状態と伸直した状態とにすることによって、柔軟
なカバーを内視鏡にスムーズに装着することができるの
で、取り扱い及び保管収納性が良くなる。
する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係り、図1
はカバー式内視鏡装置の概略構成を示す図、図2はカバ
ー補助具を示す説明図、図3はカバー補助具の移動部の
詳細図、図4は内視鏡本体の挿入部を挿入部カバーに装
着を始めたときの状態を示す図、図5は内視鏡本体の挿
入部と挿入部カバーとの装着終了前の状態を示す図であ
る。
鏡装置(以下カバー式内視鏡装置と記載)1は内視鏡カ
バー方式の内視鏡(以下カバー式内視鏡と記載)2を有
する。
内視鏡本体(以下内視鏡本体と記載)3と、この内視鏡
本体3を被覆する内視鏡カバー(以下カバーと記載)4
との組み合わせからなっている。また、このカバー式内
視鏡装置1には、前述のカバー式内視鏡2の他にカバー
式内視鏡2と接続される各種周辺機器が納められるカー
ト5と、内視鏡本体3にカバー4を装着する際に使用す
るカバー装着補助具(以下カバー補助具と記載)6とが
備えられている。
よって内視鏡本体3の挿入部31や操作部32などが覆
われ検査後に挿入部31や操作部32などを覆っていた
カバー4が破棄される一方、前記内視鏡本体3には新し
い清潔なカバー4が覆されて繰り返し使用される。これ
により内視鏡本体3の検査後における洗浄、消毒を不要
にすることが特徴となるものである。
1と、この挿入部31の基端に接続される操作部32及
びこの操作部32の側部から延出するユニバーサルコー
ド33とで構成されており、前記ユニバーサルコード3
3端部にはコネクタ34が設けられている。
らなる柔軟な素材で形成された挿入部カバー41を有
し、その先端側には比較的硬質な樹脂で成形された透明
なレンズカバーを備えた先端カバー42が設けられてい
る。前記挿入部カバー41の後端部側には内視鏡本体3
の操作部32、あるいは操作部近傍に取り付けられる口
体部43が接続されている。さらに、この口体部43の
手元側には薄肉な樹脂シート状に形成されている操作部
カバー45が設けられ、この操作部カバー45にはユニ
バーサルコード33をコネクタ34近傍まで一体的に被
覆するユニバーサルコードカバー46が連設している。
部カバー45に連設するユニバーサルコードカバー46
とは、内視鏡本体3と挿入部カバー41との装着が完了
するまでの間、口体部43に設けられている開口が開く
ように口体部近傍に小さく折り畳まれた状態で配置され
ている。
用される送気・送水あるいは吸引や処置具の挿通を行う
ための送気チューブ47、送水チューブ48、吸引チュ
ーブ49が挿入部カバー41内を挿通して口体部43の
後端面から導出するように設けられている。
オプロセッサ52、流体制御装置53が収納されてい
る。またカート5の上面部にはビデオプロセッサ52か
らの映像信号を受けて内視鏡画像を映し出すモニタ54
が載置されている。
コネクタ34を介して接続されるようになっており、こ
のコネクタ34を介すことによって光源装置51の照明
光が内視鏡本体3に供給される。
タ34の側部から延出する信号ケーブル55を介して内
視鏡本体3に着脱自在に接続され、内視鏡本体3に内蔵
される撮像手段の駆動及び撮像手段から出力される信号
に対する信号処理を行い、撮像手段から出力される電気
信号を映像信号に変換してモニタ54へ出力する。
れら電磁弁を制御する制御回路と、送気源となる空気ポ
ンプと、この空気ポンプの駆動回路などが内蔵されてい
る。前記空気ポンプから導出する管路は、別体の送水タ
ンク56を介して所定の電磁弁に設置されている送気管
路チューブ57、送水管路チューブ58に接続されてい
る。また、吸引源(不図示)から延びる吸引管路チュー
ブ59も所定の電磁弁を介して接続されており、前述の
送気管路チューブ57と送水管路チューブ58と共に3
本の管路チューブが前記内視鏡本体3のユニバーサルコ
ード33を挿通する送気チューブ47、送水チューブ4
8、吸引チューブ49に対応して設けられ、それぞれ送
気チューブ47、送水チューブ48、吸引チューブ49
の後端部に着脱自在に接続されるように構成されてい
る。なお、図1においてこれら3本のチューブ47,4
8,49と管路チューブ57,58,59とが接続され
ていない状態を示している。
送気管路チューブ57、送水管路チューブ58、吸引管
路チューブ59は、内視鏡本体3に接触することがない
ように、カート5の側面の反ハンガー側に設けられてい
る係止部材60を介して係止されている。このとき、前
記送気管路チューブ57、送水管路チューブ58、吸引
管路チューブ59の端部は、上向きで、流体制御装置よ
りも高い位置で、且つ内視鏡カバー側のチューブの端部
よりも高い所に位置させて液体などがチューブ端から漏
れ出て機器などを汚染することを防止している。
を鉛直状態に吊り下げるために、操作部32を保持する
ハンガー35が設けられている。このハンガー35は、
カート5の側部に固定されている支柱36に接合されて
いる。この支柱36は、長手方向(高さ方向)に伸縮自
在な構造になっており、この支柱36が伸縮動作したと
き所定の摩擦抵抗力が作用して内視鏡本体3の操作部3
2をハンガー35に保持させた状態で、前記内視鏡本体
3及びハンガー35の上下位置を任意の高さで静止固定
することができるようになっている。
1内に内視鏡本体3の挿入部31をスムーズに挿入させ
るための補助具であり、図1に示されるように柔軟なカ
バー4を伸直状態に配置固定するための溝部61を有す
る長尺体である。前記溝部61は、挿入部カバー41が
配置されて比較的細く形成されたカバー溝部61aと、
手元側に折り畳まれる操作部カバー45とユニバーサル
コードカバー46とが配置される口体部近傍で比較的太
く形成された口体部溝部61bとで構成されている。こ
の口体部溝部61bの側面部には把持部62が設けられ
ている。
助具6は、例えば略中間部に形成した分割面63で2つ
に分割されており、この分割された先端側カバー補助具
65と手元側カバー補助具66とがヒンジ67によって
回動自在に接続されて移動部を形成している。このた
め、カバー補助具6は、前記ヒンジ67を境にして先端
側カバー補助具65と手元側カバー補助具66とが折り
曲げられる構成になっている。そして、前記カバー4を
溝部61に保持した状態で、このカバー補助具6を分割
面63で任意の角度に折り曲げた状態に設定することが
可能なように、前記ヒンジ67の回動部に例えばOリン
グ(不図示)等の摩擦部材を組み込んでいる。
な樹脂素材あるいは金属で形成されており、抗菌性を持
たせるため、樹脂素材に抗菌作用を有する材料を配合し
て形成したり、金属や樹脂で形成したカバー補助具6の
外表面に抗菌剤をコーティングするなどの処置を施すよ
うにしてもよい。
率半径な曲面で構成すると共に、カバー補助具6の両端
部で溝部61を完全に開口させて、洗浄性を向上させて
いる。
って殺菌する場合には、補助具全体を紫外線透過性の高
い透明な素材で形成することにより、外表面全体を簡便
に殺菌消毒することが可能になる。
ー式内視鏡装置1の作用を説明する。内視鏡本体3とカ
バー4とを装着する際、まず、カバー補助具6の溝部に
挿入部カバー41を伸直状態に保持する一方、内視鏡本
体3の操作部32を保持するハンガー35の位置を高く
するためにカート5に固定されている支柱36は伸ばし
た状態にする。そして、この状態のハンガー35に操作
部32を保持する。すると、内視鏡本体の挿入部31が
鉛直方向に垂れ下がった状態になり、内視鏡本体3の挿
入部31の先端面がカート5が置かれている床面39か
らある程度離れた所に位置する。
部31を挿入部カバー41に挿入するため、挿入部31
の先端部を、カバー口体部43の開口に誘導していく。
すると図4に示すように、カバー4が設置されているカ
バー補助具6の分割面63が折り曲げられる。このこと
により、カバー4の口体部43が位置する手元側保持具
66の内視鏡本体3の挿入部31に対する角度θが小さ
く抑えられる。この結果、鉛直に吊り下げられている内
視鏡本体3の柔軟な挿入部31を大きく曲げることな
く、この挿入部31が挿入部カバー41内にスムーズに
挿入されていく。
挿入部31がある程度挿入部カバー内に挿入されて、カ
バー口体部43の位置が高くなったとき、内視鏡本体3
を保持するハンガー35が接合されている支柱36を縮
ませて下降させていく。そして、内視鏡本体3の操作部
32近傍とカバー口体部43とを嵌合固定する位置の高
さを装着作業の行い易い高さに設定して挿入部カバー4
1と挿入部31との装着を完了する。このとき、内視鏡
本体3の挿入部31の先端部及び挿入部カバー41の先
端部は前記カート5が設置されている床面39に近い距
離まで降ろされるが、カバー補助具6が介在しているこ
とによって挿入部カバー41が床面39に接触すること
はない。
してカート5の側面に係止されている送気管路チューブ
57,送水管路チューブ58及び吸引管路チューブ59
と、カバー口体部43の後端から延出している送気チュ
ーブ47,送水チューブ48及び吸引チューブ49とを
それぞれ接続し、口体部近傍に折り畳まれて配置されて
いた操作部カバー45とユニバーサルコードカバー46
とを広げて内視鏡本体3の操作部32及びユニバーサル
コード33を被覆してカバー装着作業を終了する。
ることにより、内視鏡本体の挿入部と挿入部カバーとの
装着時に前記移動部を移動させて所望の角度に折り曲げ
ることによって、内視鏡カバーと内視鏡本体の挿入部と
の装着をスムーズに行うことができる。このことによ
り、症例間におけるカバー装着作業の時間が短縮される
ので、カバー式内視鏡の準備をより短時間で行うことが
可能になる。
けたことによって長尺なカバー補助具を折り畳むことが
可能になるので、長尺なカバー補助具をコンパクト化し
て、検査中、あるいは保管時の省スペース化を実現する
ことができる。
補助具の一ヶ所に移動部を設けているが、移動部を設け
る位置は1箇所に限定されるものではなく、複数箇所設
けるようにしてもよい。
内視鏡装置1としての保管について説明する。図6に示
すように前記カバー補助具6の反溝部側にはフック68
が設けてある。そして、図7に示すようカート5の側部
には前記カバー補助具6に設けたフック68が引掛けら
れる引掛け部71を設けている。このため、カバー補助
具6のフック68を引掛け部71に取り付けてカート5
に保管することができるようになっている。
ー補助具6のフック68をハンガー35にかけて保管す
るようにしてもよい。また、カート5に設けられている
支柱36が、伸縮自在な構成になっているため、保管
時、ハンガー35を下方に降ろしておくことにより占有
する高さを低く抑えることができるので院内における移
動・保管等の取り扱いが便利になる。さらに、伸縮する
支柱36の構造を、複数の筒状体を摺動させて任意の位
置に固定できる構造に構成したり、各伸縮段階毎にクリ
ック部を設け、このクリック部を用いて固定する構成に
してもよい。このとき挿入部31の最下点位置が、内視
鏡本体3の挿入部31の長さによって異なるので、挿入
部の長さ毎に最下点の位置を設定できるようにしてもよ
い。又、前記支柱36の摺動部をカバーリングしたり、
あるいはカート5の筐体内部に内蔵することによって摺
動する嵌合部に液体等がかからない構造にしてもよい。
又、前記支柱36の摺動による伸縮機構をカバー補助具
6に応用し、図8に示すようにカバー補助具6の例えば
内孔を順次変化させた部材69a,69b,69cとし
てスライド自在に接続して伸縮自在な構成にすることに
より、収納するとき短かく縮小することができる。
するため、カバーは1つづつ清潔な状態で梱包されてい
ることが望ましい。このため、カバーを以下のように梱
包している。
素材で形成された梱包板81と滅菌ガスを透過するシー
ト82とにより密封して梱包されている。すなわち、カ
バー4を梱包板81の上に伸直状態に配設して、この梱
包板81とカバー4とにシート82を被せて貼り付けて
ある。このため、使用時には、シート82の口体部側だ
けを開状態にし、カバー4を梱包板81に設置した状態
で内視鏡本体3の挿入部31を装着する。このとき、梱
包板81がカバー4を装着する際のカバー装着補助具と
して用いられるようになっている。
合、図10に示すような補助具支持台(以下支持台と記
載)85を使用する。この支持台85は、カバー4が収
納されている梱包板81を床面に対して口体部側が高く
なるよう斜めに設置するものであり、梱包板81を支持
する傾斜台86と傾斜台の高さが変化する支柱87とで
構成され、前記カバー4を斜めにして固定した後、シー
ト82の開状態部からハンガー35に保持されている内
視鏡本体3の挿入部31を挿入部カバー内へ挿入してい
くものである。なお、この支持台85は、繰り返し使用
されるものであるので、図示は省略するが支持台85に
は前述した実施例のカバー補助具6に設けたのと同様な
フックが備わり、このフックを介してカートに係止され
て保管されるようになっている。
バー装着補助具として使用すると共に、この梱包板に収
納されているカバーを口体部側が高くなるよう斜めに設
置する支持台を用意してカバー式内視鏡装置を構成する
ことにより、梱包部材及び検査に用いる部材を無駄にす
ることなく効率よく利用することができる。そして、前
記支持台を不要時にカートに係止して保管することによ
って検査中、あるいは保管時にじゃまにならない。
に柔軟な管腔部材で主に構成されている挿入部カバー4
1内に糸91が内挿されている。この糸91は、カバー
4先端部の内面側において、先端カバー42に設けた透
孔42aに通され、ここで折り返されて挿入部カバー4
1内に延在している。前記糸91の両端部は、カバー口
体部43の後方の開口から導出されており、一方の端部
には内視鏡本体3の先端に係止される内視鏡係止部材9
2が設けられ、他方の端部にはこの糸91を引っ張るた
めの把持部93が設けられている。
3の挿入部31を装着する際、まず最初に図12に示す
ようにカバー4に延在されている糸91の一端に設けら
れている内視鏡係止部材92を内視鏡本体3の先端部9
4に係止する。次いで、内視鏡本体3の挿入部31を挿
入部カバー41内に挿入していくが、このとき、図13
に示すように糸91の他端に設けられている把持部93
を引っ張る。すると、挿入部カバー41内の糸91が引
っ張られて移動し、内視鏡本体3の挿入部31の先端が
カバー4の先端側に引き込まれていく。そして、内視鏡
本体3の挿入部31の先端面がカバー4の先端の先端カ
バー42に到達して、挿入部カバー41内への挿入部3
1の装着が完了する。この後、内視鏡本体3の先端を先
端カバー42に固定して操作部側にカバー45・46を
被覆する。
止する内視鏡係止部材を一端部に設けた糸を延在させる
ことにより、内視鏡本体の挿入部と挿入部カバーとを装
着するとき、内視鏡係止部材を内視鏡の先端部に係止さ
せてから糸を引っ張ることによって、柔軟で挿入のし難
い管状部材で形成された挿入部カバー内へ内視鏡本体の
挿入部をスムーズかつ迅速に挿入させることができ、短
時間で装着作業を行うことができる。
バー装着補助具を備えたカバー式内視鏡装置において、
前記柔軟なカバーを伸直に保持するカバー装着補助具の
少なくとも一部に移動部を設けたカバー式内視鏡装置。
を伸直な状態に保持する第1の形態と、前記カバーの移
動部が折れ曲がる第2の形態とを有する付記1記載のカ
バー式内視鏡装置。
の折れ曲がる角度を任意の位置に調整可能な付記2記載
のカバー式内視鏡装置。
ある付記2記載のカバー式内視鏡装置。
態が、重力に対して保持されるよう回動部に摩擦部材を
設けた付記3記載のカバー式内視鏡装置。
する部分が伸縮自在である付記1記載のカバー式内視鏡
装置。
する部分の長さが任意に調整可能な付記6記載のカバー
式内視鏡装置。
するカバー式内視鏡の、前記内視鏡を保持するハンガー
有するカートを備えたカバー式内視鏡装置において、内
視鏡カバーの流体チューブに接続される流体制御装置か
ら導出する流体チューブの先端部をカートに係止する管
路チューブ係止部材を設けたカバー式内視鏡装置。
を保持するハンガーの反対側に設けた付記8記載のカバ
ー式内視鏡装置。
ーブの開口を上向きに係止する付記8記載のカバー式内
視鏡装置。
ーブの開口の高さを、ハンガーにかけた内視鏡の、内視
鏡カバー側のチューブ接続部の高さより高く設定した付
記8記載のカバー式内視鏡装置。
ば、カバー装着補助具を折り畳めるという構成にしたの
で、カバー装着補助具をコンパクト化でき、従って、取
り扱い及び保管収納性が良くなり、検査中、あるいは保
管時の省スペース化を実現することができるという顕著
な効果を奏する。また、本第二の発明によれば、本第一
の発明の効果に加え、先端側カバー補助具または後端側
カバー補助具を回動させるだけで開放された溝が形成さ
れることとなり、内視鏡カバーを容易にカバー装着補助
具に保持させることができる。
1はカバー式内視鏡装置の概略構成を示す図
めたときの状態を示す図
了前の状態を示す図
明図
明図
に係止する状態を示す説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 柔軟なカバーを内視鏡に装着する際に使
用するカバー装着補助具において、 前記柔軟なカバーを伸直に保持するカバー装着補助具の
少なくとも一部に、それ自体が折り畳んだ状態と、伸直
した状態とを取り得ることを可能にするヒンジを設けた
ことを特徴とするカバー装着補助具。 - 【請求項2】カバー用内視鏡本体における挿入部に内視
鏡カバーを装着する際に使用するカバー装着補助具であ
って、先端側カバー補助具と 、後端側カバー補助具と 、前記先端側カバー補助具を、後端側カバー補助具に重合
する位置と、先端側カバー補助具の後側に後端側カバー
補助具が位置すると共に先端側カバー補助具に設けた溝
と後端側カバー補助具に設けた溝と連通させてなる開放
された溝に、前記内視鏡カバーを伸直に保持できるよう
な位置との間で回動自在に前記後端側カバー補助具に接
続するヒンジと 、を具備することを特徴とするカバー装着補助具 。
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JPH08308785A JPH08308785A (ja) | 1996-11-26 |
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JP11613795A Expired - Fee Related JP3490540B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | カバー装着補助具 |
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1995
- 1995-05-15 JP JP11613795A patent/JP3490540B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
US12004717B2 (en) | 2020-12-18 | 2024-06-11 | Gyrus Acmi, Inc. | Endoscope with detachable camera module |
US12004708B2 (en) | 2021-04-27 | 2024-06-11 | Gyrus Acmi, Inc. | Insertion sheath for modular disposable endoscope components |
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Publication number | Publication date |
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JPH08308785A (ja) | 1996-11-26 |
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