JP2016202598A - 手術顕微鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気ポンプ手段のメンテナンス作業が容易で且つ横アームの軽量化を図ることができる手術顕微鏡装置を提供する。
【解決手段】排気ポンプ手段17が平行リンク機構Aの後アーム4に取付けられ外部に露出しているため、修理や保守を行う際にはスタンド本体1から排気ポンプ手段17を取り外して作業を行うことができ、メンテナンス作業が容易である。また横アーム6の内部に存在しないため、横アーム6の重量が増すこともない。
【選択図】 図1

Description

本発明はドレープで覆って使用する手術顕微鏡装置に関する。
脳神経外科手術等において使用される手術顕微鏡装置は、手術顕微鏡を空中に釣り下げた状態で支持する。フロアに設置されたスタンド本体に縦方向に延びる平行リンク機構を軸支し、その平行リンク機構の上端から水平方向に延びる横アームを形成し、該横アームの先端側に手術顕微鏡を釣り下げて支持する。
手術顕微鏡装置は、少なくとも手術顕微鏡及び横アームを無菌状態にするためにドレープにて覆われる。ドレープは垂れ下がるとドクター又はアシスタントの視界を妨げるため、横アーム内に内蔵された排気ポンプ手段によりドレープ内の空気を吸引してドレープを手術顕微鏡装置に密着させている(例えば、特許文献1参照)
特許第2988980号公報
しかしながら、このような関連技術にあっては、排気ポンプ手段が横アームの内部に予め内蔵されているため、排気ポンプ手段の修理や保守などのメンテナンス作業が面倒である。また排気ポンプ手段が内蔵されている分、横アームの重量が増すため、全体の重量均衡をとるためのカウンタウェイトも大型化する。
本発明は、このような関連技術の課題に着目してなされたものであり、排気ポンプ手段のメンテナンス作業が容易で且つ横アームの軽量化を図ることができる手術顕微鏡装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の特徴によれば、フロア又は天井に設置されたスタンド本体に対して、2本の平行な前アームと後アームを含む平行リンク機構を、前アームの途中に設定された回転軸を中心に前後傾動自在に取付け、該平行リンク機構の上部は前方へ延長形成された横アームの基端部により構成され、該横アームの先端側に手術顕微鏡を支持し、少なくとも手術顕微鏡及び横アームがドレープにて覆われる手術顕微鏡装置であって、前記横アームは中空構造で、横アームの先端側には吸気口が且つ基端部には接続口が形成され、接続口内に挿入される吸気管を上部に且つ排気口を下端に有する排気管を下部に備えた排気ポンプ手段が、平行リンク機構の後アーム又は前アームのいずれかに取付けられる。
本発明の第2の特徴によれば、排気ポンプ手段が後アームに取付けられる。
本発明の第3の特徴によれば、横アームの基端部における接続口の周辺部がカバーとして取り外し自在である。
本発明の第1の特徴によれば、排気ポンプ手段が平行リンク機構の後アーム又は前アームのいずれかに取付けられ外部に露出しているため、修理や保守を行う際にはスタンド本体から排気ポンプ手段を取り外して作業を行うことができ、メンテナンス作業が容易である。また横アームの内部に存在しないため、横アームの重量が増すこともない。
第2の特徴によれば、排気ポンプ手段が後アームに取付けられているため、排気ポンプ手段の重さが手術顕微鏡の重量を相殺する方向に作用し、スタンド本体の全体的な重量均衡をとるためのカウンタウェイトも小型化できる。
第3の特徴によれば、横アームの基端部における接続口の周辺がカバーとして取り外し自在であるため、排気ポンプ手段の吸気管を予めカバーの接続口に挿入しておき、そのカバーの取付けと同時に排気ポンプ手段を取付けることで、吸気管の横アームの内部への挿入作業を容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る手術顕微鏡装置を示す側面図。 排気ポンプ手段の取付け状態を示す斜視図。 横アームの先端付近を示す斜視図。
本発明の好適な実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
スタンド本体1は手術室内で手術顕微鏡2を吊り下げて使用するためのものである。スタンド本体1には前アーム3と後アーム4を含む平行リンク機構Aが、前アーム4の途中に設定された回転軸5を中心に前後傾倒自在に支持されている。
この平行リンク機構Aの下部にはカウンタウェイトWが設けられている。平行リンク機構Aの上部からは前方に向けて横アーム6が延びている。横アーム6の先端には先端アーム7の下端が軸支され、その下方に吊下げアーム8を介して手術顕微鏡2が支持されている。
横アーム6の前アーム3に対する軸支点9には基端アーム10の下端が軸支されている。基端アーム10は前アーム3内の図示せぬ別の平行リンク機構(第2平行リンク)により常に垂直が維持される。この基端アーム10と先端アーム7の上端同士はサブアーム11にて連結されてさらに別の平行リンク機構(第3平行リンク)を構成する。これにより第3平行リンクの横リンク辺としての横アーム6を軸支点9を中心にして上下に回動させても先端アーム7の垂直状態が維持される。
横アーム6は金属製の円筒形状で上側に湾曲している。上側に湾曲しているのは下側の作業スペースを確保するためである。中空構造の横アーム6の両端は鋳物製の中空部材12、13で形成されている。横アーム6はこれら中空部材12、13も構造として含んだ状態で全体として中空である。中空部材12の前アーム3より後方部分は平行リンク機構Aの一部(横リンク辺)を構成し、横アーム6は平行リンク機構Aと連動する。
横アーム6の先端の中空部材13には吸気口14が開口形成されている。後側の中空部材12は基端アーム10より後側が別部品のカバー15として取付け自在になっている。このカバー15には接続口16が開口形成されている。したがって、吸気口14および接続口16を両端の開口部とする1つの通気路が形成される。
スタンド本体1には手術顕微鏡2から横アーム6を含む必要部分が無菌状態にするためのドレープPにて覆われる。特に横アーム6や手術顕微鏡2を覆う部分のドレープPが下側に垂れ下がると、ドクターやアシスタント等の視野を邪魔するため、ドレープPを横アーム6や手術顕微鏡2に密着させる必要がある。
そのため中空構造の横アーム6を通気路として先端の吸気口14からドレープP内の空気Eを吸引する。吸引は排気ポンプ手段17により行われる。この排気ポンプ手段17はドレープPを被せる前に取付けておく。
排気ポンプ手段17はポンプを内蔵した縦長形状で、その上部に設けられた可撓性を有する吸気管18と、その下部に設けられたストレート管形状の排気管19を備えた構造を有している。排気管19の下端は排気口20になっている。排気ポンプ手段17の一部にはスイッチ21が設けられている。この排気ポンプ手段17の図示せぬ電源コードはスタンド本体1の電源に接続されている。
排気ポンプ手段17の取付け方を説明する。まずカバー15を外し、その接続口16に排気ポンプ手段17の吸気管18を挿入しておく。そしてカバー15をその吸気管18を中空部材12の内部に露呈している横アーム6の端部内に挿入しながら中空部材12に対して取付ける。
カバー15の取付けと同時に、排気ポンプ手段17をその排気管19部分で2つのクランプ22により後アーム4に取付ける。排気ポンプ手段17は後アーム4に取付けることにより後アーム4に沿った状態となり、吸気管18は所定長さ分だけ接続口16から横アーム6内に挿入された状態となる。このようにカバー15の取付けと同時に排気ポンプ手段17を取付けることで、吸気管18の横アーム6の内部への挿入作業を容易に行うことができる。
この排気ポンプ手段17を取付けた後に、この排気ポンプ手段17も含めてドレープPが被せられる。ドレープPを被せた後に排気ポンプ手段17のスイッチ21を押すと、横アーム6内が減圧され、先端の吸気口14からドレープP内の空気Eが吸引され、吸引された空気Eは横アーム6及び排気ポンプ手段17を通過して排気管19の下端の排気口20からドレープPの外部へ排出される。
先端アーム7の垂直姿勢を維持する第3平行リンク機構を構成する横リンク辺としての横アーム6を吸引通路とし先端に吸気口14を設けたため、横アーム6の先端の吸気口14から空気Eが吸引される。そのため、手術顕微鏡2付近及び横アーム6の先端付近のドレープPが確実に吸引されて密着状態となり、周辺にいる人の視野を邪魔しない。
このように排気ポンプ手段17が後アーム4に取付けられ、外部に露出しているため、排気ポンプ手段17の修理や保守を行う際には排気ポンプ手段17を取り外して作業を行うことができ、メンテナンス作業が容易である。
また排気ポンプ手段17自体が横アーム6の内部に存在していないだけでなく、平行リンク機構Aの回転軸5を中心とした手術顕微鏡2とは反対側の後アーム4に取付けられているため、排気ポンプ手段17の重さが手術顕微鏡2の重量を相殺する方向に作用し、スタンド本体1の全体的な重量均衡をとるためのカウンタウェイトWをその分だけ小型化できる。
尚、以上の実施形態では、排気ポンプ手段17を後アーム4に取付ける例を示したが、前アーム3に取付けても良い。
1 スタンド本体
2 手術顕微鏡
3 前アーム
4 後アーム
5 回転軸
6 横アーム
14 吸気口
15 カバー
16 接続口
17 排気ポンプ手段
18 吸気管
19 排気管
20 排気口
A 平行リンク機構
E 空気
P ドレープ
W カウンタウェイト

Claims (3)

  1. フロア又は天井に設置されたスタンド本体に対して、2本の平行な前アームと後アームを含む平行リンク機構を、前アームの途中に設定された回転軸を中心に前後傾動自在に取付け、
    該平行リンク機構の上部は前方へ延長形成された横アームの基端部により構成され、該横アームの先端側に手術顕微鏡を支持し、少なくとも手術顕微鏡及び横アームがドレープにて覆われる手術顕微鏡装置であって、
    前記横アームは中空構造で、横アームの先端側には吸気口が且つ基端部には接続口が形成され、
    接続口内に挿入される吸気管を上部に且つ排気口を下端に有する排気管を下部に備えた排気ポンプ手段が、平行リンク機構の後アーム又は前アームのいずれかに取付けられていることを特徴とする手術顕微鏡装置。
  2. 排気ポンプ手段を後アームに取付けたことを特徴とする請求項1記載の手術顕微鏡装置。
  3. 横アームの基端部における接続口の周辺部がカバーとして取り外し自在であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の手術顕微鏡装置。
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