JP2003220077A - ドレープを有する器械 - Google Patents
ドレープを有する器械Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無菌ドレープを備える器械であって同時に操
作しやすさが考慮された器械を提供すること、およびド
レープが外科手術に及ぼす負の影響を最小限に抑えるよ
うな仕方でこのような器械を操作する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 器械、例えば手術顕微鏡システム１００
は、手術顕微鏡１０２を支持する支持ユニット１０１を
有している。器械は、少なくとも部分的にドレープ１１
０で覆われている。ドレープ１１０の内側の空気は吸引
ユニットを用いて除去される。ドレープ１１０は、支持
ユニット１０１の一部分にカラー１１５において取り付
けられる。医療器械１００を異なる吸引率で操作するこ
とによって、外科手術処置の間に妨害となるシステムの
振動を最小に抑えることができる。
作しやすさが考慮された器械を提供すること、およびド
レープが外科手術に及ぼす負の影響を最小限に抑えるよ
うな仕方でこのような器械を操作する方法を提供するこ
と。 【解決手段】 器械、例えば手術顕微鏡システム１００
は、手術顕微鏡１０２を支持する支持ユニット１０１を
有している。器械は、少なくとも部分的にドレープ１１
０で覆われている。ドレープ１１０の内側の空気は吸引
ユニットを用いて除去される。ドレープ１１０は、支持
ユニット１０１の一部分にカラー１１５において取り付
けられる。医療器械１００を異なる吸引率で操作するこ
とによって、外科手術処置の間に妨害となるシステムの
振動を最小に抑えることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、器械、例えば無菌
条件下で実施される外科手術に用いられる医療器械に関
する。この器械は、器械ユニットを支持する支持ユニッ
トと、器械ユニットを少なくとも部分的に覆うドレープ
と、ドレープから媒質を除去するための吸引ユニットと
を含む。本発明はまた、このような器械の操作方法にも
関する。
条件下で実施される外科手術に用いられる医療器械に関
する。この器械は、器械ユニットを支持する支持ユニッ
トと、器械ユニットを少なくとも部分的に覆うドレープ
と、ドレープから媒質を除去するための吸引ユニットと
を含む。本発明はまた、このような器械の操作方法にも
関する。
【０００２】
【従来の技術】外科手術においては様々な医療器械が使
用される。手術領域にさらされるこのような器械の部品
は無菌でなければならない。光学顕微鏡に関しては、一
般に、器械の光学機構を取り囲むように配した透明かつ
無菌のドレープによって無菌状態が達成される。顕微鏡
の対物レンズ・システム域では、このようなドレープに
は手術領域を十分かつ明確に見えるようにするための窓
開口が備わっている。しかし、このようなドレープはか
さ張っているために、外科医およびその助手等両者にと
って、手術領域の視界が制限される恐れがある。ドレー
プがかさ張っていると、手術領域と様々な手術用具を操
作したり手渡したりする医療器械との間の空間が狭めら
れる。さらに、ドレープで保護された器械の支持アーム
の下で作業をし、やり取りする外科医あるいはその助手
にとっては、かさ張ったドレープはハンディとなろう。
加えて、ドレープの下にある医療器械の制御ボタンを操
作したり起動させることはいらだたしく、また医療器械
を取り囲んでかさ張るドレープがあったりすれば、操作
ミスにつながりかねない。
用される。手術領域にさらされるこのような器械の部品
は無菌でなければならない。光学顕微鏡に関しては、一
般に、器械の光学機構を取り囲むように配した透明かつ
無菌のドレープによって無菌状態が達成される。顕微鏡
の対物レンズ・システム域では、このようなドレープに
は手術領域を十分かつ明確に見えるようにするための窓
開口が備わっている。しかし、このようなドレープはか
さ張っているために、外科医およびその助手等両者にと
って、手術領域の視界が制限される恐れがある。ドレー
プがかさ張っていると、手術領域と様々な手術用具を操
作したり手渡したりする医療器械との間の空間が狭めら
れる。さらに、ドレープで保護された器械の支持アーム
の下で作業をし、やり取りする外科医あるいはその助手
にとっては、かさ張ったドレープはハンディとなろう。
加えて、ドレープの下にある医療器械の制御ボタンを操
作したり起動させることはいらだたしく、また医療器械
を取り囲んでかさ張るドレープがあったりすれば、操作
ミスにつながりかねない。
【０００３】「ＢＮＩ ＱＵＡＲＴＥＲＬＹ」第４巻
（２）、１９８８には、外科手術で使用される手術顕微
鏡を取り囲むように配置されるこのようなドレープの邪
魔なかさ張りを除去するために、吸引を使用することが
提案されている。このような吸引は、ペンローズ・ドレ
ーン（Ｐｅｎｒｏｓｅ ｄｒａｉｎ）を付けた顕微鏡ス
タンドの水平アームにおいてドレープの端をぴったり閉
じた状態で、顕微鏡ヘッドのフレームに吸引チューブを
取り付けて行う。空気を抜いた状態では、ドレープは顕
微鏡およびスタンド本来の輪郭となる。空気を抜いた顕
微鏡ドレープによって、手術看護婦や助手等の視野が広
がり、顕微鏡の下および周囲での器具の手渡しがはるか
にしやすくなる。
（２）、１９８８には、外科手術で使用される手術顕微
鏡を取り囲むように配置されるこのようなドレープの邪
魔なかさ張りを除去するために、吸引を使用することが
提案されている。このような吸引は、ペンローズ・ドレ
ーン（Ｐｅｎｒｏｓｅ ｄｒａｉｎ）を付けた顕微鏡ス
タンドの水平アームにおいてドレープの端をぴったり閉
じた状態で、顕微鏡ヘッドのフレームに吸引チューブを
取り付けて行う。空気を抜いた状態では、ドレープは顕
微鏡およびスタンド本来の輪郭となる。空気を抜いた顕
微鏡ドレープによって、手術看護婦や助手等の視野が広
がり、顕微鏡の下および周囲での器具の手渡しがはるか
にしやすくなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、無菌
ドレープを備え得る器械であって同時に操作しやすさが
考慮された器械を提供すること、およびドレープが外科
手術に及ぼす負の影響を最小限に抑えるような仕方でこ
のような器械を操作する方法を提供することにある。
ドレープを備え得る器械であって同時に操作しやすさが
考慮された器械を提供すること、およびドレープが外科
手術に及ぼす負の影響を最小限に抑えるような仕方でこ
のような器械を操作する方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は、器械ユニッ
トを支持する支持ユニットと、支持ユニットの一部分に
備えられて、その部分にドレープを取り付ける封止手段
と、またドレープから媒質を除去するための吸引ユニッ
トとを有する器械によって達成される。この封止手段
は、袖などのカラーの形をしている。封止手段には吸引
チューブ用の通路を設けることができ、顕微鏡スタンド
に対してドレープが事実上の気密容器となるように考慮
したものである。ドレープをＶＥＬＣＲＯ留め具やテー
プなどによって取り付ければ、容易かつ迅速に滅菌のた
めに取り替えることができる。器械の吸引ユニットは、
ポンプの振動が器械ユニットに伝わらないような仕方で
器械のスタンドまたは天井取り付けスタンドに配置され
る。別法として、吸引ユニットを、通常の標準的な操作
室にあるような何らかの外部固定ポンプ・ユニットに連
結するように設計することもできる。
トを支持する支持ユニットと、支持ユニットの一部分に
備えられて、その部分にドレープを取り付ける封止手段
と、またドレープから媒質を除去するための吸引ユニッ
トとを有する器械によって達成される。この封止手段
は、袖などのカラーの形をしている。封止手段には吸引
チューブ用の通路を設けることができ、顕微鏡スタンド
に対してドレープが事実上の気密容器となるように考慮
したものである。ドレープをＶＥＬＣＲＯ留め具やテー
プなどによって取り付ければ、容易かつ迅速に滅菌のた
めに取り替えることができる。器械の吸引ユニットは、
ポンプの振動が器械ユニットに伝わらないような仕方で
器械のスタンドまたは天井取り付けスタンドに配置され
る。別法として、吸引ユニットを、通常の標準的な操作
室にあるような何らかの外部固定ポンプ・ユニットに連
結するように設計することもできる。
【０００６】器械の１実施態様は、ドレープから取り除
かれる媒質の出口を備えた吸引ユニットを有しており、
この吸引ユニットは器械ユニットから離れた安全な場所
に配置される。このようにして、ドレープから抜き取ら
れた空気は手術領域からずっと離れた位置に誘導され、
外科手術による傷の感染を回避することができる。
かれる媒質の出口を備えた吸引ユニットを有しており、
この吸引ユニットは器械ユニットから離れた安全な場所
に配置される。このようにして、ドレープから抜き取ら
れた空気は手術領域からずっと離れた位置に誘導され、
外科手術による傷の感染を回避することができる。
【０００７】他の実施態様の器械は、タービン付きポン
プを含んだ吸引ユニットを有する。これによって、手術
顕微鏡を介した外科医の視界を妨害する、吸引に関連す
る振動が最小限に抑えられる。
プを含んだ吸引ユニットを有する。これによって、手術
顕微鏡を介した外科医の視界を妨害する、吸引に関連す
る振動が最小限に抑えられる。
【０００８】さらに他の実施態様の器械は、少なくとも
部分的に輸送ユニットと一体化した吸引ユニットを有す
る。さらに他の態様の器械は、少なくとも部分的に器械
ユニットと一体化した吸引ユニットを有する。このよう
な吸引ユニットは、医療器械をコンパクトに設計するこ
と、および容易に輸送できる医療器械を考慮したもので
ある。
部分的に輸送ユニットと一体化した吸引ユニットを有す
る。さらに他の態様の器械は、少なくとも部分的に器械
ユニットと一体化した吸引ユニットを有する。このよう
な吸引ユニットは、医療器械をコンパクトに設計するこ
と、および容易に輸送できる医療器械を考慮したもので
ある。
【０００９】さらに他の態様の器械は、吸引率制御手段
を含んだ吸引ユニットを有する。このような器械は、吸
引率を瞬間漏れ率に適応させることを考慮したものであ
る。
を含んだ吸引ユニットを有する。このような器械は、吸
引率を瞬間漏れ率に適応させることを考慮したものであ
る。
【００１０】さらに他の態様の器械は、ドレープから媒
質を除去するための開口を１個または複数個含む。この
ような器械は、ドレープからの空気の吸引を非常に効果
的にすることを考慮したものである。
質を除去するための開口を１個または複数個含む。この
ような器械は、ドレープからの空気の吸引を非常に効果
的にすることを考慮したものである。
【００１１】さらに他の態様の器械は、吸引ユニットの
１個または複数個の開口がドレープによって塞がれるの
を防ぐために付与される手段を含む。このようにして、
非常に信頼性の高い器械が提供される。
１個または複数個の開口がドレープによって塞がれるの
を防ぐために付与される手段を含む。このようにして、
非常に信頼性の高い器械が提供される。
【００１２】さらに他の態様の器械は、ドレープの通気
手段を有する。これらドレープ通気手段は、流体の除去
だけでなく入れ替えも可能な例えばターボエンジン等の
バルブまたはポンプを含む。このような器械は、２つの
外科手術の間に容易かつ迅速にドレープを取り替えるこ
とを考慮したものである。
手段を有する。これらドレープ通気手段は、流体の除去
だけでなく入れ替えも可能な例えばターボエンジン等の
バルブまたはポンプを含む。このような器械は、２つの
外科手術の間に容易かつ迅速にドレープを取り替えるこ
とを考慮したものである。
【００１３】さらに他の態様の器械は、少なくとも部分
的に曲げ可能なチューブを備えた吸引ユニットを有す
る。このような器械では、チューブ・システムが顕微鏡
スタンドの操縦性に負の影響を及ぼすことはない。
的に曲げ可能なチューブを備えた吸引ユニットを有す
る。このような器械では、チューブ・システムが顕微鏡
スタンドの操縦性に負の影響を及ぼすことはない。
【００１４】さらに他の態様の器械は、リンク継手を備
えたパイプ・システム付き吸引ユニットを有する。この
ような器械は、ドレープから空気を除去するするための
堅固なシステムを有する。
えたパイプ・システム付き吸引ユニットを有する。この
ような器械は、ドレープから空気を除去するするための
堅固なシステムを有する。
【００１５】本発明の器械操作方法は、器械の器械ユニ
ットを少なくとも部分的に覆うドレープから、吸引ユニ
ットを用いて、器械の第１の操作状態において第１の吸
引率で媒質を除去するステップと、器械の器械ユニット
を少なくとも部分的に覆うドレープから、吸引ユニット
を用いて、器械の第２の操作状態において第２の吸引率
で媒質を除去するステップとを含み、この方法において
第１の吸引率は第２の吸引率よりも大きい。このような
方法は、外科手術のために器械の準備を迅速に行うこと
を考慮したものである。
ットを少なくとも部分的に覆うドレープから、吸引ユニ
ットを用いて、器械の第１の操作状態において第１の吸
引率で媒質を除去するステップと、器械の器械ユニット
を少なくとも部分的に覆うドレープから、吸引ユニット
を用いて、器械の第２の操作状態において第２の吸引率
で媒質を除去するステップとを含み、この方法において
第１の吸引率は第２の吸引率よりも大きい。このような
方法は、外科手術のために器械の準備を迅速に行うこと
を考慮したものである。
【００１６】他の態様の器械操作方法は、さらにドレー
プを通気するステップを含む。このようにして、器械を
取り囲むドレープは、新たな無菌ドレープと取り替える
ために容易に取り外すことができる。
プを通気するステップを含む。このようにして、器械を
取り囲むドレープは、新たな無菌ドレープと取り替える
ために容易に取り外すことができる。
【００１７】以下に本発明を、幾つかの実施形態に関し
て添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
て添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１は、医療器械である手術顕微
鏡システム１００を示す。この手術顕微鏡システム１０
０は、手術顕微鏡１０２の形態を取る器械ユニットのた
めの支持ユニットである顕微鏡スタンド１０１を含む。
顕微鏡スタンド１０１は、フロアスタンドであってもま
たは天井取り付け台であってもよい。手術顕微鏡１０２
は数個のリンク継手１０３、１０４、１０５、１０６、
１０７および１０８を有し、ある手術領域１０９に対し
て手術顕微鏡１０２を意図的に位置決めすることを考慮
したものである。
鏡システム１００を示す。この手術顕微鏡システム１０
０は、手術顕微鏡１０２の形態を取る器械ユニットのた
めの支持ユニットである顕微鏡スタンド１０１を含む。
顕微鏡スタンド１０１は、フロアスタンドであってもま
たは天井取り付け台であってもよい。手術顕微鏡１０２
は数個のリンク継手１０３、１０４、１０５、１０６、
１０７および１０８を有し、ある手術領域１０９に対し
て手術顕微鏡１０２を意図的に位置決めすることを考慮
したものである。
【００１９】無菌作業環境で使用するために、手術顕微
鏡システム１００は部分的に無菌ドレープ１１０で覆わ
れている。このような無菌ドレープ１１０によって、顕
微鏡システム１００のドレープ１１０で覆われている部
分は無菌である必要がなくなる。顕微鏡システム１００
のこの部分はリンク継手１０３、１０４、１０５ならび
にケーブル結線１１１と１１２を含むが、これらを殺菌
することは難しくまた全く殺菌できないこともある。
鏡システム１００は部分的に無菌ドレープ１１０で覆わ
れている。このような無菌ドレープ１１０によって、顕
微鏡システム１００のドレープ１１０で覆われている部
分は無菌である必要がなくなる。顕微鏡システム１００
のこの部分はリンク継手１０３、１０４、１０５ならび
にケーブル結線１１１と１１２を含むが、これらを殺菌
することは難しくまた全く殺菌できないこともある。
【００２０】手術領域１０９から離れた位置で、無菌ド
レープ１１０は、支持ユニットの一部である顕微鏡スタ
ンド１０１のアーム１１３に、カラー１１５に取り付け
られたＶＥＬＣＲＯ留め具１１４によって固定されてい
る。カラー１１５を用いて、ドレープ１１０によって取
り囲まれた空間が密封される。このカラーは、顕微鏡ス
タンドのアーム１１３に気密状態に連結している。すな
わち、封止手段となっている。カラー１１５には、起動
時にドレープ１１０によって取り囲まれた領域を通気さ
せることを考慮したバルブ１１８が備わっている。
レープ１１０は、支持ユニットの一部である顕微鏡スタ
ンド１０１のアーム１１３に、カラー１１５に取り付け
られたＶＥＬＣＲＯ留め具１１４によって固定されてい
る。カラー１１５を用いて、ドレープ１１０によって取
り囲まれた空間が密封される。このカラーは、顕微鏡ス
タンドのアーム１１３に気密状態に連結している。すな
わち、封止手段となっている。カラー１１５には、起動
時にドレープ１１０によって取り囲まれた領域を通気さ
せることを考慮したバルブ１１８が備わっている。
【００２１】カラー１１５は、ドレープ１１０によって
囲まれる器械の未殺菌部のバリヤとなっている。カラー
は、ＶＥＬＣＲＯ留め具１１４によってドレープが押し
付けられ、それによって気密連結する平滑な周囲円柱面
１２２を備えている。したがって、カラー１１５は、器
械の未殺菌部のバリヤとなる機能と、平滑なドレープ取
り付け面１２２となる機能との２つの機能を果たしてい
ることになる。
囲まれる器械の未殺菌部のバリヤとなっている。カラー
は、ＶＥＬＣＲＯ留め具１１４によってドレープが押し
付けられ、それによって気密連結する平滑な周囲円柱面
１２２を備えている。したがって、カラー１１５は、器
械の未殺菌部のバリヤとなる機能と、平滑なドレープ取
り付け面１２２となる機能との２つの機能を果たしてい
ることになる。
【００２２】手術顕微鏡システム１００は、吸引チュー
ブ１１７を有する吸引ユニットと、流体媒質用ポンプ１
１９とを含む。吸引チューブ１１７はカラー１１５の開
口１１６を貫通する。ポンプ１１９は、ポンプ振動が顕
微鏡スタンド１０１に伝わるのを最小限に抑えるため
に、ターボ・エンジンとして設計されている。この目的
に好適なポンプは、Ｗｅｒｎｅｒ Ｒｉｅｔｓｃｈｌｅ
ＧｍｂＨ ＆ Ｃｏ．ＫＧ ｏｆ Ｓｃｈｏｐｆｈｅ
ｉｍ，Ｇｅｒｍａｎｙから製品番号１０２６３１−０１
１１（ＣＨＩＬＩＳＧＰ １６（０１））で入手でき
る。
ブ１１７を有する吸引ユニットと、流体媒質用ポンプ１
１９とを含む。吸引チューブ１１７はカラー１１５の開
口１１６を貫通する。ポンプ１１９は、ポンプ振動が顕
微鏡スタンド１０１に伝わるのを最小限に抑えるため
に、ターボ・エンジンとして設計されている。この目的
に好適なポンプは、Ｗｅｒｎｅｒ Ｒｉｅｔｓｃｈｌｅ
ＧｍｂＨ ＆ Ｃｏ．ＫＧ ｏｆ Ｓｃｈｏｐｆｈｅ
ｉｍ，Ｇｅｒｍａｎｙから製品番号１０２６３１−０１
１１（ＣＨＩＬＩＳＧＰ １６（０１））で入手でき
る。
【００２３】別法として、流体媒質をポンピングするシ
ステムであればいずれのシステムも使用できる。顕微鏡
スタンド１０１の操作性が吸引チューブによって妨げら
れるのを避けるため、吸引チューブ１１７は可撓性材
料、例えばゴムまたは軟質プラスチックで作られる。手
術領域１０９から離れた安全な場所に、開口を有する排
気チューブ１２０が設けられている。このようにして、
手術顕微鏡１０２を覆うドレープ１１０からポンプで排
気される空気は手術領域１０９からずっと離れた位置に
誘導され、それによって感染のリスクを低減する。シス
テムのドレープで覆われた部分は一般に無菌ではない。
ステムであればいずれのシステムも使用できる。顕微鏡
スタンド１０１の操作性が吸引チューブによって妨げら
れるのを避けるため、吸引チューブ１１７は可撓性材
料、例えばゴムまたは軟質プラスチックで作られる。手
術領域１０９から離れた安全な場所に、開口を有する排
気チューブ１２０が設けられている。このようにして、
手術顕微鏡１０２を覆うドレープ１１０からポンプで排
気される空気は手術領域１０９からずっと離れた位置に
誘導され、それによって感染のリスクを低減する。シス
テムのドレープで覆われた部分は一般に無菌ではない。
【００２４】手術顕微鏡１０２は、ポンプを制御し好適
なポンプ率を設定する制御ボタン１２１を有する。この
制御ボタン１２１はポンプ１１９に連結されている。図
１には示さない圧力センサがあって、このセンサは、ポ
ンプ１１９が制御ボタンによって起動すると同時にドレ
ープ内の圧力を感知する。この圧力センサは、ポンプ率
を現在の圧力に適応させるための制御信号を発する。例
えば圧力センサは、ポンプ１１９が低負荷状態での外科
手術の間に圧力が下がると、再び理想状態に達するよう
にポンプ１１９を高負荷に切り替える判断をする。理想
状態にあることを再び圧力センサが検知すると、ポンプ
は低負荷に切り替わる。別法としてまたは上記方法に加
えて、器械における吸引を制御するためのタッチ・スク
リーンまたは音声制御装置を備えることもできる。
なポンプ率を設定する制御ボタン１２１を有する。この
制御ボタン１２１はポンプ１１９に連結されている。図
１には示さない圧力センサがあって、このセンサは、ポ
ンプ１１９が制御ボタンによって起動すると同時にドレ
ープ内の圧力を感知する。この圧力センサは、ポンプ率
を現在の圧力に適応させるための制御信号を発する。例
えば圧力センサは、ポンプ１１９が低負荷状態での外科
手術の間に圧力が下がると、再び理想状態に達するよう
にポンプ１１９を高負荷に切り替える判断をする。理想
状態にあることを再び圧力センサが検知すると、ポンプ
は低負荷に切り替わる。別法としてまたは上記方法に加
えて、器械における吸引を制御するためのタッチ・スク
リーンまたは音声制御装置を備えることもできる。
【００２５】手術顕微鏡システムを外科手術に備えて準
備するために、無菌カラー１１５を顕微鏡スタンド１０
１のアーム１１３の周りに配置する。ポンプ１１９に連
結されたチューブ１１７をカラー１１５の開口１１６を
介して挿入する。次いで、無菌ドレープ１１０を手術顕
微鏡１０２およびスタンド１０１の部分を取り囲むよう
に置く。このドレープの端部を、スタンドのアーム１１
３に、ＶＥＬＣＲＯ留め具１１４などを利用してカラー
１１５によって取り付ける。カラー１１５にあるバルブ
１１８を閉じた状態で、ドレープ１１０によって取り囲
まれた空間領域は、ポンプ１１９によって第１の高負荷
率で減圧排気される。
備するために、無菌カラー１１５を顕微鏡スタンド１０
１のアーム１１３の周りに配置する。ポンプ１１９に連
結されたチューブ１１７をカラー１１５の開口１１６を
介して挿入する。次いで、無菌ドレープ１１０を手術顕
微鏡１０２およびスタンド１０１の部分を取り囲むよう
に置く。このドレープの端部を、スタンドのアーム１１
３に、ＶＥＬＣＲＯ留め具１１４などを利用してカラー
１１５によって取り付ける。カラー１１５にあるバルブ
１１８を閉じた状態で、ドレープ１１０によって取り囲
まれた空間領域は、ポンプ１１９によって第１の高負荷
率で減圧排気される。
【００２６】図２は、空気を抜いた状態の、図１の手術
顕微鏡システムのドレープを示す。手術顕微鏡システム
２００のドレープ２１０が排気され、手術顕微鏡２０２
とスタンド２０１のドレープ２１０で覆われた部分の輪
郭に添う。圧力センサの信号に応答して、ドレープ２１
０が手術顕微鏡と対応するスタンドの輪郭に添うように
なると、ポンプは動作低負荷状態に切り替わる。この動
作低負荷状態においては、空気はドレープ２１０から高
負荷率より小さい低率で除去されるが、ドレープ２１０
が手術顕微鏡２０２とスタンド２０１のドレープ２１０
で覆われた部分の輪郭に添っている場合には、漏れ開口
によって入り込んでくる気体を十分除去できる。圧力セ
ンサによって感知される好適な圧力バルブに応答して自
動的に低負荷状態に切り替わる方法の代替法として、対
応するポンプ率を制御ボタンによって設定することもで
きる。
顕微鏡システムのドレープを示す。手術顕微鏡システム
２００のドレープ２１０が排気され、手術顕微鏡２０２
とスタンド２０１のドレープ２１０で覆われた部分の輪
郭に添う。圧力センサの信号に応答して、ドレープ２１
０が手術顕微鏡と対応するスタンドの輪郭に添うように
なると、ポンプは動作低負荷状態に切り替わる。この動
作低負荷状態においては、空気はドレープ２１０から高
負荷率より小さい低率で除去されるが、ドレープ２１０
が手術顕微鏡２０２とスタンド２０１のドレープ２１０
で覆われた部分の輪郭に添っている場合には、漏れ開口
によって入り込んでくる気体を十分除去できる。圧力セ
ンサによって感知される好適な圧力バルブに応答して自
動的に低負荷状態に切り替わる方法の代替法として、対
応するポンプ率を制御ボタンによって設定することもで
きる。
【００２７】このようにして、ポンプに起因する邪魔な
振動は最小に抑えられ、顕微鏡を介した外科医の光学的
視界に影響を及ぼすことはない。
振動は最小に抑えられ、顕微鏡を介した外科医の光学的
視界に影響を及ぼすことはない。
【００２８】外科手術後にドレープ２１０を取り除き易
くできるように、カラー２１５のバルブ２１８を開放状
態にしてドレープ２１０に通気させる。
くできるように、カラー２１５のバルブ２１８を開放状
態にしてドレープ２１０に通気させる。
【００２９】図３は、図１の手術顕微鏡システムに類似
した基本的配置を有する手術顕微鏡システム３００を示
す。
した基本的配置を有する手術顕微鏡システム３００を示
す。
【００３０】手術顕微鏡システム３００は顕微鏡スタン
ド３０１を有する。この顕微鏡スタンド３０１はフロア
スタンドであってもまたは天井取り付けスタンドであっ
てもよい。顕微鏡スタンド３０１は、手術顕微鏡３０２
が手術領域３０９に対していずれの方向にも意図的に位
置決めできるリンク継手３０３、３０４、３０５、３０
６、３０７および３０８を含む。
ド３０１を有する。この顕微鏡スタンド３０１はフロア
スタンドであってもまたは天井取り付けスタンドであっ
てもよい。顕微鏡スタンド３０１は、手術顕微鏡３０２
が手術領域３０９に対していずれの方向にも意図的に位
置決めできるリンク継手３０３、３０４、３０５、３０
６、３０７および３０８を含む。
【００３１】図１および図２に関して説明した手術顕微
鏡システムの場合と同様、無菌ドレープ３１０は、ケー
ブル結線３１１および３１２などの、システムの殺菌し
難い部分を覆うために備えられている。
鏡システムの場合と同様、無菌ドレープ３１０は、ケー
ブル結線３１１および３１２などの、システムの殺菌し
難い部分を覆うために備えられている。
【００３２】ドレープ３１０は、ＶＥＬＣＲＯ留め具３
１４などによって手術顕微鏡３０２のアーム３１３に緊
密に取り付けられ、器械のアーム３１３に備えられたカ
ラー３１５に取り付けられる。カラー３１５は、カラー
３１５を貫通する通路を開閉するために使用することが
できるバルブ３１６を含む。ドレープ３１０によって取
り囲まれる空間領域は、事実上気密状態に外部環境から
隔離される。
１４などによって手術顕微鏡３０２のアーム３１３に緊
密に取り付けられ、器械のアーム３１３に備えられたカ
ラー３１５に取り付けられる。カラー３１５は、カラー
３１５を貫通する通路を開閉するために使用することが
できるバルブ３１６を含む。ドレープ３１０によって取
り囲まれる空間領域は、事実上気密状態に外部環境から
隔離される。
【００３３】手術顕微鏡システム３００は、図１および
図２に関して説明した顕微鏡システムの吸引ユニットと
は異なる、部分的に顕微鏡スタンド３０１および手術顕
微鏡３０２に一体に組み込まれた吸引ユニットを含む。
図２に関して説明した顕微鏡システムの吸引ユニットと
は異なる、部分的に顕微鏡スタンド３０１および手術顕
微鏡３０２に一体に組み込まれた吸引ユニットを含む。
【００３４】この吸引ユニットは、顕微鏡の一部分３１
７に配置されたポンプを有する。この部分３１７には、
ドレープ３１０の内部から空気を除去するための吸引開
口３１８が設けられている。これら吸引開口３１８の周
りには、ポンプによって空気を排気している間に吸引開
口３１８がドレープ３１０によってふさがれるのを防ぐ
ための手段３１９が配置されている。別法として、顕微
鏡スタンド３０１のすぐそばの、手術顕微鏡システムの
アーム内にポンプを配置することもできる。
７に配置されたポンプを有する。この部分３１７には、
ドレープ３１０の内部から空気を除去するための吸引開
口３１８が設けられている。これら吸引開口３１８の周
りには、ポンプによって空気を排気している間に吸引開
口３１８がドレープ３１０によってふさがれるのを防ぐ
ための手段３１９が配置されている。別法として、顕微
鏡スタンド３０１のすぐそばの、手術顕微鏡システムの
アーム内にポンプを配置することもできる。
【００３５】コンパクトな寸法の顕微鏡システムを可能
にするために、ポンプはターボ・エンジンとして設計さ
れる。負荷性能の良し悪しは別として、このようなポン
プによれば、手術顕微鏡を介した観察者の光学的視野に
何ら負の影響を及ぼすことのない周波数スペクトルを有
する極僅かな振動が引き起こされるだけである。ポンプ
は異なる吸引率で操作されるように設計されており、吸
引率は例えば、図１に示す手術顕微鏡に関して説明した
ような操作ボタン３２２によって設定することができ
る。
にするために、ポンプはターボ・エンジンとして設計さ
れる。負荷性能の良し悪しは別として、このようなポン
プによれば、手術顕微鏡を介した観察者の光学的視野に
何ら負の影響を及ぼすことのない周波数スペクトルを有
する極僅かな振動が引き起こされるだけである。ポンプ
は異なる吸引率で操作されるように設計されており、吸
引率は例えば、図１に示す手術顕微鏡に関して説明した
ような操作ボタン３２２によって設定することができ
る。
【００３６】ドレープ３１０によって囲まれた領域から
ポンプによって排気される空気は、顕微鏡スタンド３０
１の内部に配置されたパイプ・システム３２０内に誘導
され、手術領域から離れた位置に送られる。パイプ・シ
ステム３２０は、顕微鏡スタンド３０１の対応するリン
ク継手に玉継手３２１を含む。これら玉継手は、チュー
ブ・システムを内側に有する顕微鏡スタンドの操作性を
容易にすることを考慮したものであり、ドレープ３１０
から空気を除去するための耐久性のあるシステムが可能
になる。
ポンプによって排気される空気は、顕微鏡スタンド３０
１の内部に配置されたパイプ・システム３２０内に誘導
され、手術領域から離れた位置に送られる。パイプ・シ
ステム３２０は、顕微鏡スタンド３０１の対応するリン
ク継手に玉継手３２１を含む。これら玉継手は、チュー
ブ・システムを内側に有する顕微鏡スタンドの操作性を
容易にすることを考慮したものであり、ドレープ３１０
から空気を除去するための耐久性のあるシステムが可能
になる。
【００３７】バルブ３１６によってドレープ３１０を通
気させる方法に対する別法として、外部からの空気がポ
ンプによってドレープ３１０によって囲まれた領域に押
し込まれるような逆の状態でポンプを起動させることに
よって、ドレープ３１０を通気させることができる。
気させる方法に対する別法として、外部からの空気がポ
ンプによってドレープ３１０によって囲まれた領域に押
し込まれるような逆の状態でポンプを起動させることに
よって、ドレープ３１０を通気させることができる。
【図１】ドレープと外部吸引ユニットを備えた手術顕微
鏡システムの斜視図である。
鏡システムの斜視図である。
【図２】ドレープから空気を取り除いた状態の図１の手
術顕微鏡システムの図である。
術顕微鏡システムの図である。
【図３】ドレープと顕微鏡スタンドに一体に組み込まれ
た吸引ユニットとを備えた手術顕微鏡システムの図であ
る。
た吸引ユニットとを備えた手術顕微鏡システムの図であ
る。
１００、２００、３００ 手術顕微鏡システム
１０１ 支持ユニット（顕微鏡スタンド）
１０２、２０２、３０２ 手術顕微鏡
１０３、１０４、１０５、１０６、１０７、１０８、３
０３、３０４、３０５、３０６、３０７、３０８ リン
ク継手 １０９ 手術領域 １１０、２１０ ドレープ １１１、１１２、３１１、３１２ ケーブル結線 １１３、３１３ アーム １１４、３１４ ＶＥＬＣＲＯ留め具 １１５、２１５、３１５ カラー １１６ 開口 １１７ 吸引チューブ １１８ 通気手段 １１９ ポンプ １２１ 制御ボタン １２２ 平滑取り付け面 ２１８、３１６ バルブ ３０１ 顕微鏡スタンド ３１０ 無菌ドレープ ３１７ 顕微鏡一部分 ３１８ 吸引開口 ３１９ 防止手段 ３２０ パイプ・システム ３２１ 玉継手 ３２２ 操作ボタン
０３、３０４、３０５、３０６、３０７、３０８ リン
ク継手 １０９ 手術領域 １１０、２１０ ドレープ １１１、１１２、３１１、３１２ ケーブル結線 １１３、３１３ アーム １１４、３１４ ＶＥＬＣＲＯ留め具 １１５、２１５、３１５ カラー １１６ 開口 １１７ 吸引チューブ １１８ 通気手段 １１９ ポンプ １２１ 制御ボタン １２２ 平滑取り付け面 ２１８、３１６ バルブ ３０１ 顕微鏡スタンド ３１０ 無菌ドレープ ３１７ 顕微鏡一部分 ３１８ 吸引開口 ３１９ 防止手段 ３２０ パイプ・システム ３２１ 玉継手 ３２２ 操作ボタン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ジェレミー・ディリンガー
アメリカ合衆国・85013・アリゾナ州・フ
ェニックス・ウェスト メリーランド ア
ベニュ・130・ナンバー ９
(72)発明者 ギュンター・グルバウアー
ドイツ連邦共和国・73450・ネレスハイ
ム・シュタイゲネン・８
(72)発明者 クラウス・ゴットバルト
ドイツ連邦共和国・73447・オーベルコヘ
ン・ランガートシュトラーセ・15
(72)発明者 クリステン・シュテプラー
ドイツ連邦共和国・73431・アーレン・ロ
イヒリンシュトラーセ・２
Claims (19)
- 【請求項１】 無菌条件下で行われる外科手術用医療器
械であって、 器械ユニットを支持する支持ユニットと、 前記器械ユニットを少なくとも部分的に覆っているドレ
ープから媒質を除去する吸引ユニットとを有し前記支持
ユニット（１０１、３０１）の一部分に封止手段（１１
５、３１５）が設けられて、その部分に前記ドレープ
（１１０、３１０）を取り付けることができる器械。 - 【請求項２】 前記吸引ユニット（１１９）にドレープ
（１１０）から取り除かれる媒質の出口（１２０）を設
け、その出口を器械ユニット（１０２）から離れた場所
に配置した請求項１に記載の器械。 - 【請求項３】 前記吸引ユニットがタービンを備えた吸
引ポンプ（１１９）を含む請求項１または２に記載の器
械。 - 【請求項４】 前記吸引ユニットが少なくとも部分的に
前記支持ユニット（３０１）と一体化している請求項１
から３のいずれか一項に記載の器械。 - 【請求項５】 前記吸引ユニットが少なくとも部分的に
前記器械ユニット（３０２）と一体化している請求項１
から４のいずれか一項に記載の器械。 - 【請求項６】 前記吸引ユニットの吸引率を制御するた
めの手段（１２１）を設けた請求項１から５のいずれか
一項に記載の器械。 - 【請求項７】 前記吸引ユニットがドレープ（３１０）
から媒質を除去するための１個または複数個の開口（３
１８）を含む請求項１から６のいずれか一項に記載の器
械。 - 【請求項８】 前記吸引ユニットの１個または複数個の
開口（３１８）がドレープ（３１０）によってふさがれ
るのを回避する手段（３１９）を設けた請求項１から７
のいずれか一項に記載の器械。 - 【請求項９】 ドレープ（１１０、３１０）を通気させ
る手段（１１８、３１８）を設けた請求項１から８のい
ずれか一項に記載の器械。 - 【請求項１０】 前記吸引ユニットが少なくとも部分的
に曲げ可能なチューブ（１１７）を含む請求項１から９
のいずれか一項に記載の器械。 - 【請求項１１】 前記吸引ユニットがリンク継手（３２
１）を備えたパイプ・システム（３２０）を含む請求項
１から１０のいずれか一項に記載の器械。 - 【請求項１２】 請求項１から１１に記載の器械（１０
０、２００、３００）を操作する方法であって、 吸引ユニットを用いて、前記器械（１００、３００）の
器械ユニット（１０２、３０２）を少なくとも部分的に
覆っているドレープ（１１０、３１０）から、前記器械
（１００、３００）の第１の吸引率で媒質を除去するス
テップと、 吸引ユニットを用いて、前記器械（２００）の第２の動
作状態において、前記器械（２００）の器械ユニットを
少なくとも部分的に覆っているドレープ（２１０）か
ら、第２の吸引率で媒質を除去するステップとを含み、
前記第１の吸引率が第２の吸引率より大きい方法。 - 【請求項１３】 前記器械（２００）の第３の動作状態
において、ドレープ（２１０）を通記させる請求項１２
に記載の方法。 - 【請求項１４】 無菌条件下で患者に施す外科手術処置
用の医療器械装置であって、 外科手術処置の間外科医が使用する外科手術器械と、 前記外科手術器械を支持する支持ユニットとを含み、 前記外科手術器械が滅菌されていない表面を有し、 前記支持ユニットが、滅菌されていない器械とその周囲
との間のバリヤとなる取り付け構造を有し、 前記取り付け構造がその周囲にわたって平滑面であり、
さらに、 前記外科手術器械の滅菌していない表面を完全に取り囲
む気密ドレープと、 前記ドレープを前記取り付け構造の平滑面に取り付ける
取り付けデバイスであって、前記ドレープと前記平滑面
との間を気密な境界とし、それによって、外科手術処置
の間に患者が前記滅菌していない表面から感染するのを
防ぐ取り付けデバイスとを備えた医療器械装置。 - 【請求項１５】 前記ドレープによって取り囲まれた空
間領域から少なくとも部分的に媒質を除去するための吸
引ユニットをさらに含む請求項１４に記載の医療器械装
置。 - 【請求項１６】 前記支持ユニットが、前記外科手術器
械が取り付けられるアーム組立て体を含み、前記取り付
け構造が、前記アーム組立て体のアームのいずれか１つ
に取り付けられるカラーであり、前記カラーが、前記平
滑面である環状周囲を有する請求項１５に記載の医療器
械装置。 - 【請求項１７】 前記吸引ユニットが、前記カラーに取
り付けられかつ前記空間領域にまで延びる吸引管路を含
む請求項１６に記載の医療器械装置。 - 【請求項１８】 前記ドレープによって取り囲まれた前
記空間領域を通気するために前記カラーに設けられた通
気バルブをさらに含む請求項１７に記載の医療器械装
置。 - 【請求項１９】 前記取り付けデバイスがＶＥＬＣＲＯ
（登録商標）留め具である請求項１４に記載の医療器械
装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US32330801P | 2001-09-20 | 2001-09-20 | |
| US60/323308 | 2001-09-20 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003220077A true JP2003220077A (ja) | 2003-08-05 |
Family
ID=23258628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002261013A Pending JP2003220077A (ja) | 2001-09-20 | 2002-09-06 | ドレープを有する器械 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6805453B2 (ja) |
| EP (1) | EP1295568A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003220077A (ja) |
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