JP2018520077A - ガラス製造装置および方法 - Google Patents

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Abstract

ガラス製造方法は、供給装置の中の溶融材料の自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えることによって、溶融材料の自由表面を、作動高さへ偏倚させる工程(I)を有する。いくつかの実施形態では、加えた圧力が、0kPaより大きく、かつ、3.5kPa以下の絶対値を有する。他の実施形態では、ガラス製造装置が、供給装置の内部容積部と流体連通する圧力源を備える。圧力源が、供給装置の内部容積部の自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えて、溶融材料の自由表面を作動高さへ偏倚させるように構成された。

Description

関連出願の相互参照
本願は、米国特許法第119条の下、2015年4月29日出願の米国仮特許出願第62/154,385号の優先権の利益を主張し、その内容は依拠され、参照により全体として本明細書に組み込まれる。
本開示は、概して、ガラス製造装置および方法、特に、供給槽を含むガラス製造装置、および、溶融材料ステーションの中の溶融材料の自由表面を作動高さへ偏倚させながら、ガラスを製造する方法に関する。
ガラス製造装置に、ガラス製造装置の溶融材料ステーションの中に自由表面を有する大量の溶融材料を、備えることが知られている。自由表面の高さは、溶融材料の体積流量、溶融材料の組成、および、大気圧などの様々な条件に基づいて決まりうる。
詳細な記載で説明するいくつかの例示的態様の基本的理解のために、以下に本開示の概要を簡略化して示す。
第1の実施形態によれば、ガラス製造方法は、供給装置の中の溶融材料の自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えることによって、溶融材料の自由表面を、作動高さへ偏倚させる工程(I)を含む。方法は、更に、自由表面を、作動高さへ偏倚させている間に、溶融材料を、供給装置から形成槽へ通過させる工程(II)を含むガラス製造方法。
一実施形態において、工程(I)は、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、自由表面に、大気圧より高い圧力を加える処理を含む。
他の実施形態において、工程(I)は、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、自由表面に、大気圧より低い圧力を加える処理を含む。
更に他の実施形態において、工程(I)は、作動高さを、所定の範囲の作動高さに維持する処理を含む。
更なる実施形態において、方法は、供給装置の中の溶融材料の自由表面の実際の高さを測定する工程を更に含み、工程(I)は、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の自由表面を、実際の高さから作動高さへ偏倚させる処理を含む。
更なる実施形態において、方法は、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、溶融材料の組成を変化させる工程を、更に含み、工程(I)は、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の組成の変化を相殺する処理を含む。
更に他の実施形態において、方法は、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、供給装置を通過する溶融材料の体積流量を変化させる工程を、更に含み、工程(I)は、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の体積流量の変化を相殺する処理を含む。
他の実施形態において、加えた圧力が、0kPaより大きく、かつ、3.5kPa以下の絶対値を有する。
第2の実施形態によれば、ガラス製造方法は、上流側溶融材料ステーションの中の溶融材料の自由表面に、0kPaより大きく、かつ、3.5kPa以下の絶対値だけ、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えることによって、溶融材料の自由表面を、作動高さへ偏倚させる工程(I)を含む。方法は、次に、自由表面を、作動高さへ偏倚させている間に、溶融材料を、上流側溶融材料ステーションから形成槽へ通過させる工程を含む。
一実施形態において、工程(I)は、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、自由表面に、大気圧より高い圧力を加える処理を含む。
第2の実施形態の他の実施形態において、工程(I)は、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、自由表面に、大気圧より低い圧力を加える処理を含む。
更に他の実施形態において、工程(I)は、作動高さを、所定の範囲の作動高さに維持する処理を含む。
更に他の実施形態において、方法は、供給装置の中の溶融材料の自由表面の実際の高さを測定する工程を、更に含み、工程(I)は、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の自由表面を、実際の高さから作動高さへ偏倚させる処理を含む。
更なる実施形態において、方法は、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、溶融材料の組成を変化させる工程を、更に含み、工程(I)は、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の組成の変化を相殺する処理を含む。
更なる実施形態において、方法は、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、供給装置を通過する溶融材料の体積流量を変化させる工程を、更に含み、工程(I)は、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の体積流量の変化を相殺する処理を含む。
更なる実施形態において、上流側溶融材料ステーションを、清澄槽、混合槽、および、供給装置からなる群から選択する。
第3の実施形態によれば、ガラス製造装置は、ガラスを溶融材料から形成するように構成された、形成槽と、溶融材料を上流側溶融材料ステーションから形成槽へ通過させるように構成された内部容積部を含む、供給装置であって、溶融材料が、供給装置の内部容積部の中に自由表面を有するものである、供給装置とを備える。ガラス製造装置は、更に、供給装置の内部容積部と流体連通する圧力源を含む。圧力源は、供給装置の内部容積部の自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えて、溶融材料の自由表面を作動高さへ偏倚させるように構成されている。
一実施形態において、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、圧力源が、自由表面に大気圧より高い圧力を加えるように構成されている。
他の実施形態において、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、圧力源が、自由表面に大気圧より低い圧力を加えるように構成されている。
更に他の実施形態において、装置は、作動高さを所定の範囲の作動高さに維持するように、圧力源を動作させるように構成された制御部を、更に備える。
更に他の実施形態において、装置は、溶融材料の自由表面の実際の高さを測定するように構成された測定装置を、更に備える。制御部は、測定した自由表面の実際の高さに応じて圧力源を動作させて、溶融材料の自由表面を、実際の高さから所定の範囲の作動高さの中の作動高さへ偏倚させるように構成されている。
上記概略的な記載および次の詳細な記載の両方が、本開示の実施形態を示し、記載および請求する実施形態の本質および特徴を理解するための概観および枠組みを提供することを意図すると理解されるべきである。添付の図面は、実施形態の更なる理解のために含めたものであり、本明細書に組み込まれ、その一部を構成する。図面は、本開示の様々な実施形態を示し、記載と共に、実施形態の原理および動作を説明する役割を果たす。
本発明のこれらの、および、他の特徴、態様、および、利点は、添付の図面を参照して読むことで、更に理解しうる。
本開示の一実施形態によるガラス製造装置の概略図である。 ガラス製造装置の図1の2−2線に沿った断面斜視図である。 溶融材料ステーション内の溶融材料の、大気圧下での1つの高さの自由表面を示す。 溶融材料ステーション内の溶融材料の、大気圧下での他の高さの自由表面を示す。 溶融材料ステーション内の溶融材料の自由表面に、大気圧より低い圧力を加えることによって、作動高さへ偏倚された溶融材料の自由表面を示す。 溶融材料ステーション内の溶融材料の、大気圧下での1つの高さの自由表面を示す。 溶融材料ステーション内の溶融材料の、大気圧下での他の高さの自由表面を示す。 溶融材料ステーション内の溶融材料の自由表面に、大気圧より高い圧力を加えることによって、作動高さへ偏倚された溶融材料の自由表面を示す。
ここで、本開示の実施形態を示す添付の図面を参照しながら、装置および方法をより完全に説明する。全図面を通して、同じ、または、類似した部分を参照するには、可能な限り同じ参照符号を用いる。しかしながら、本開示は、多数の異なる形態で実施してもよく、本明細書に示した実施形態に限定されると解釈すべきではない。
本開示の様々なガラス製造装置および方法を、ガラス物品(例えば、容器、リボンなど)の製造に用いてもよい。特定の一実施形態において、ガラス製造装置および方法は、1枚以上のガラスシートに更に加工してもよいガラスリボンを含む、ガラス物品の製造に用いてもよい。例えば、ガラス製造装置を、ダウンドロー、アップドロー、フロート、フュージョン、圧延、スロットドロー、または、他のガラス形成技術によってガラスリボンを形成するように、構成してもよい。
これらの任意の処理によるガラスリボンは、次に分割されて、望ましい表示装置での利用のために更に処理するのに適した、ガラスシートが提供される。具体的には、液晶表示装置(LCD)、電気泳動表示装置(EPD)、有機発光ダイオード表示装置(OLED)、プラズマ表示パネル(PDP)などの広範囲の表示装置での利用に、ガラスシートを、用いうる。
図1は、ガラスリボン103を線引きするように構成されたガラス製造装置101の一実施形態を示す概略図である。例示のために、ガラス製造装置101を、フュージョンダウンドロー装置として示しているが、更なる実施形態では、アップドロー、フロート、圧延、スロットドロー用などに構成された他のガラス製造装置が提供されてもよい。更に、上記のように、本開示の実施形態は、ガラスリボンの製造に限定されない。確かに、本開示で提示する概念を、広範囲のガラス製造装置で使用して、広範囲のガラス物品を製造してもよい。
図示したように、ガラス製造装置101は、保存容器109から1回分の材料107を受け取るように構成された溶融槽105を含みうる。1回分の材料107を、モータ113によって駆動されるバッチ供給装置111によって、導入しうる。矢印117で示したように、モータ113は、溶融槽105へ、望ましい量の1回分の材料107を導入しうる。次に、溶融槽105は、1回分の材料107を、大量の溶融材料121へ溶融してもよい。
ガラス製造装置101は、溶融槽105の下流側に配置されると共に、第1の接続管129によって溶融槽105に連結された、例えば清澄管などの清澄槽127も含みうる。例えば、攪拌室などの混合槽131も、清澄槽127の下流側に配置され、供給装置133も、混合槽131の下流側に配置されてもよい。図示したように、第2の接続管135は、清澄槽127を混合槽131へ連結し、第3の接続管137は、混合槽131を供給装置133へ連結しうる。更に示したように、任意の供給パイプ139を、供給装置133の供給槽161からフュージョンドロー機140へ溶融材料121を供給するように、配置しうる。より完全に以下に記載するように、フュージョンドロー機140は、溶融材料121を、ガラスリボン103へ板引きするように構成してもよい。図示した実施形態において、フュージョンドロー機140は、供給槽161から直接または間接的に、例えば供給パイプ139を介して、溶融材料を受け取るように構成された投入口141が設けられた、形成槽143を含みうる。投入口141が設けられた場合には、供給パイプ139を、供給槽161から溶融材料を受け取るように構成し、形成槽143の投入口141を、供給パイプ139から溶融材料を受け取るように構成しうる。
図示したように、溶融槽105、清澄槽127、混合槽131、供給装置133、および、形成槽143は、ガラス製造装置101に沿って順に並んでもよい溶融材料ステーションの実施形態である。
溶融槽105、および、形成槽143の特徴構造物は、代表的には、例えば耐火セラミック(例えば、セラミックレンガ、セラミック一体形成体など)の耐火材料から作製される。ガラス製造装置101は、更に、代表的には、白金、または、例えば、白金ロジウム、白金イリジウム、および、これらの組合せなどの白金含有金属から作製された構成要素を含んでもよく、構成要素は、モリブデン、パラジウム、レニウム、タンタル、チタン、タングステン、ルテニウム、オスミウム、ジルコニウム、および、これらの合金、並びに/若しくは、二酸化ジルコニウムなどの耐火金属も含んでもよい。白金含有構成要素は、第1の接続管129、清澄槽127(例えば、清澄管)、第2の接続管135、混合槽131(例えば、攪拌室)、第3の接続管137、投入口141、および、形成槽143の特徴構造物のうちの1つ以上を含みうる。供給装置133の一部は、供給装置133の供給槽161、供給パイプ139、および/または、スタンドパイプ163などの白金含有構成要素も含みうる。
図2は、ガラス製造装置101の図1の2−2線に沿った断面斜視図である。図示したように、形成槽143は、投入口141から溶融材料121を受け取るように構成されたトラフ部200を含みうる。更に、形成槽143は、下斜めに収束する1対の表面部分203、205を有する形成ウェッジ201を含み、表面部分203、205は、形成ウェッジ201の対向する端部の間に延伸している。下斜めに収束する1対の表面部分203、205は、板引き方向207に沿って収束し、根元部209を形成する。板引き平面211は、根元部209を通り抜けて延伸し、そこで、ガラスリボン103を、板引き平面211に沿った板引き方向207に板引きしてもよい。図示したように、板引き平面211は、根元部209を2等分してもよいが、板引き平面211は、根元部209に対して他の向きに延伸してもよい。
図2を参照すると、一実施形態において、溶融材料121は、投入口141から、形成槽143のトラフ部200へ流れ込みうる。次に、溶融材料121は、対応する堰部202a、202bを越えて、更に、堰部202a、202bの対応する外面204a、204bを下方へ同時に流れることによって、トラフ部200から溢れ出しうる。次に、溶融材料の各流れは、形成ウェッジ201の下斜めに収束する表面部分203、205に沿って流れて、流れが収束してガラスリボン103へ融合される形成槽143の根元部209から、板引きされる。次に、ガラスリボン103を、板引き方向207に、板引き平面211内で根元部209から離れるように板引きしてもよい。
図2に示したように、第1の主表面213および第2の主表面215を有するガラスリボン103を、根元部209から板引してもよい。図示したように、第1の主表面213および第2の主表面215は、反対方向を向いて、例えば、約50μmから約750μm、例えば、約100μmから約700μm、例えば、約200μmから約600μm、例えば、約300μmから約500μm、および、これらの全ての部分範囲などの1mm以下でありうる厚さ217を有する。上記範囲および部分範囲に加えて、更なる実施形態において、厚さ217は、例えば、約1mmから約3mm、および、全ての部分範囲など、1mmより厚くてもよい。
いくつかの実施形態において、ガラスリボンをフュージョンドローするガラス製造装置101は、少なくとも1つの縁部ロールアセンブリ149a、149bも含みうる。図示した各縁部ロールアセンブリ149a、149bは、対応するガラスリボン103の対向した縁部223a、223bを適切な仕上がりにするように構成された、1対の縁部ロール221を含みうる。更なる実施形態において、ガラス製造装置101は、第1および第2の引きロールアセンブリ151a、151bを、更に含みうる。図示した各引きロールアセンブリ151a、151bは、ガラスリボン103を板引き平面211の板引き方向207へ引っ張るのを容易にするように構成された、1対の引きロール153を含みうる。
ガラス製造装置101は、更に、ガラス製造装置の1つ以上の溶融材料ステーション(例えば、清澄槽127、混合槽131、および、供給装置133)の内部容積部と流体連通する圧力源を、含みうる。圧力源を備えた場合には、圧力源を、溶融材料ステーションの内部容積部の中の溶融材料の自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えるように構成して、溶融材料の自由表面を作動高さへ偏倚させうる。圧力を加えることについて、大気圧は、海水面に対する溶融材料ステーションの高さでの大気の圧力だと考えうる。例えば、溶融材料ステーションが海水面に位置する場合、大気圧は1気圧(つまり、101.325kPa)を有してもよい。更なる実施形態において、溶融材料ステーションが海水面より下の高さに位置する場合、大気圧は1気圧より高くてもよい。同様に、更なる実施形態において、溶融材料ステーションが海水面より上に位置する場合、大気圧は1気圧より低くてもよい。
いくつかの実施形態において、ガラス製造装置101の一部または全部が、ガラス製造処理に悪影響を与えうる条件を制御するように設計された格納容器の中に、配置されてもよい。例えば、ガラス製造装置101の一部または全部が、不活性ガス(例えば、窒素)で満たされた格納容器の中に配置されて、白金、または、ガラス製造装置の他の成分の、酸素との接触を削減または無くすようにしてもよく、そうでない場合には、ガラス製造装置の一部を酸化させるかもしれない。そのような実施形態において、格納容器を加圧して、酸素濃縮空気が、格納容器内へ漏れ入るのを防止してもよい。そのような実施形態において、大気圧は、格納領域の中の気体の絶対圧力(つまり、ゲージ圧力に、海水面に対する溶融材料ステーションの高さでの大気の圧力を足した圧力)と考えてもよい。
圧力を加えることについて、大気圧より高い圧力を加えるとは、大気圧Pよりゲージ圧力Pgaugeだけ高い、絶対圧力Pabsoluteを加えることを意味し、したがって、Pabsolute=P+Pgaugeである。更に、圧力を加えることについて、大気圧より低い圧力を加えるとは、大気圧Pよりゲージ圧力Pgaugeだけ低い、絶対圧力Pabsoluteを加えることを意味し、したがって、Pabsolute=P−Pgaugeである。
圧力を加えることについて、溶融材料の自由表面の作動高さは、形成槽143を用いて高品質ガラスを生成している間、自由表面が維持される高さを意味しうる。高品質ガラスは、製造品質ガラスを含み、ガラスの光学性能を阻害しうる欠陥が実質的にない、実現可能な最高品質ガラスなどの受け入れ可能な品質のガラスを製造することが期待される。いくつかの実施形態において、作動高さは、高品質ガラスを、溶融材料ステーションの下流側で製造している間の、溶融材料ステーションの中の溶融材料の高さである。例えば、溶融材料が作動高さの自由表面を有する間に、溶融材料は、溶融材料ステーションを通り抜けてもよい。この溶融材料は、結果的に、形成槽によって、高品質ガラスへ処理されうる。任意の特定の実施形態に限定することなく、単に一実施形態において、溶融材料の自由表面が作動高さに維持される間に、溶融材料は、供給装置133を通り抜けてもよい。次に、その溶融材料を、形成槽143によって、ガラスリボンへ板引きしてもよく、ガラスリボンは、ガラスの光学性能を阻害しうる欠陥が実質的にない高品質ガラスを含む。いくつかの実施形態において、高品質ガラスリボンが、形成槽143から連続して板引きされている間、溶融材料の自由表面は、作動高さで、何時間か、何日間か、または、それより長い間、維持されてもよい。
上述したように、圧力源は、ガラス製造装置の1つ以上の溶融材料ステーション(例えば、清澄槽127、混合槽131、および、供給装置133)の内部容積部と流体連通して備えられてもよい。例えば、図1に概略的に示したように、圧力源171は、任意で、圧力線173a、173bによって、清澄槽127と流体連通して備えられてもよい。任意で、制御部177によって動作しうる流体多岐管175を備え、圧力源171によって、清澄槽127に望ましいレベルの圧力を提供してもよい。いくつかの実施形態において、圧力源は、(例えば、窒素などの)不活性ガス源を含み、ガラス製造装置の白金または白金合金材料の酸化を削減、または、防止するようにしてもよい。圧力源は、圧縮機によって加圧される圧力槽を含んでもよいが、更なる実施形態において、1つ以上のポンプまたは他の圧力源を備えてもよい。
更に、図示したように、圧力源171は、任意で、圧力線173a、173cによって、混合槽131と流体連通して備えられてもよい。任意で、制御部177によって動作しうる流体多岐管175を備え、圧力源171によって、混合槽131に望ましいレベルの圧力を提供してもよい。更に図示したように、圧力源171は、任意で、圧力線173a、173dによって、供給装置133と流体連通して備えられてもよい。任意で、制御部177によって動作しうる流体多岐管175を備え、圧力源171によって、供給装置133に望ましいレベルの圧力を提供してもよい。
図1は、単一の圧力源171を示しているが、更なる実施形態は、複数の圧力源を含んでもよい。例えば、正の圧力源および負の圧力源を備えてもよい。更なる実施形態において、各溶融材料ステーション(例えば、清澄槽127、混合槽131、および、供給装置133)は、対応する別々の圧力源171を含んでもよい。更に、いくつかの実施形態において、圧力線は、図示した流体多岐管を使わずに、溶融材料ステーションと直接連通して配置されてもよい。
図示した実施形態において、清澄槽127は、上流側溶融材料ステーション(例えば、図示した溶融槽105)からの溶融材料121を通過させて、それを、下流側で形成槽143が受け取るように構成された内部容積部179を含み、溶融材料121は、清澄槽127の内部容積部179の中に自由表面181を有する。更に図示したように、混合槽131は、上流側溶融材料ステーション(例えば、図示した清澄槽127)からの溶融材料121を通過させて、それを、下流側で形成槽143が受け取るように構成された内部容積部183を含み、溶融材料121は、混合槽131の内部容積部183の中に自由表面185を有する。更に図示したように、供給装置133は、上流側溶融材料ステーション(例えば、図示した混合槽131)から形成槽143へ溶融材料121を通過させるように構成された、内部容積部187を含み、溶融材料121は、供給装置133の内部容積部187の中に自由表面189を有する。一実施形態において、図示したように、供給装置133は、溶融材料121を、供給装置133の供給パイプ139から形成槽143の投入口141へ通過させることによって、溶融材料121を、直接、形成槽143へ通過させる。図示したように、供給装置133の自由表面189は、スタンドパイプ163の中に位置しているが、更なる実施形態において、自由表面は、供給槽161の中に位置していてもよい。
上記のように、圧力源171は、溶融材料ステーション(例えば、清澄槽127、混合槽131、および、供給装置133)の内部容積部179、183、187と流体連通して備えられてもよい。圧力源171を、溶融材料ステーション(例えば、清澄槽127、混合槽131、および、供給装置133)の内部容積部179、183、187の中の自由表面181、185、189に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えるように構成して、溶融材料の自由表面を、作動高さまで偏倚させてもよい。
特定の一実施形態において、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、圧力源171を、自由表面に大気圧より高い圧力を加えるように構成してもよい。他の実施形態において、更に追加で、または、その代わりに、作動高さが、自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、圧力源171を、自由表面に大気圧より低い圧力を加えるように構成してもよい。
任意で、作動高さが、所定の範囲の作動高さに維持されるように、圧力源171を動作させるように構成しうる(例えば、「プログラムしうる」、「符号化しうる」、「設計しうる」、および/または、「製作しうる」)制御部177を備えてもよい。例えば、制御部177は、対応する溶融材料ステーション内の自由表面181、185、189の実際の高さを測定する測定装置191a、191b、191cから、通信線193a、193b、193cによって、信号を受信してもよい。制御部177を、測定した自由表面の実際の高さに応じて圧力源171を動作させるように構成して、溶融材料の自由表面を、実際の高さから所定の範囲の作動高さへ偏倚させてもよい。
ここで、図3から8に示した供給装置133を参照して、ガラス製造方法を記載するが、更なる実施形態において、方法は、他の溶融材料ステーション(例えば、清澄槽127、混合槽131など)に適用してもよいと理解されるものである。図3から8は、供給装置133の内部容積部187の中の自由表面189の上の気体303の圧力を示すために、任意で備えてもよい圧力指示器301を含む。
図3は、概略的高さゲージ305が「0」で示した作動高さでの、供給装置133の中の溶融材料121の自由表面189を概略的に示す。処理条件の変化に対応して、作動高さに変化が生じるかもしれない。一実施形態において、生産キャンペーンの最後には、溶融材料の組成が変化しているかもしれない。そのような組成の変化は、溶融材料の濃度、粘度、または、他の属性の変化を引き起こし、それに対応して、自由表面189の作動高さに変化を生じうる。例えば、溶融材料の組成の変化は、溶融材料の粘度を上昇させ、それは、図4の高さゲージ305が「−1」で概略的に示したように、自由表面189の作動高さを低くしうる。したがって、図4に「−1」で示した高さは、溶融材料の組成の変化に基づいて、大気圧下で自由表面が実現する基準高さの変化を示しうる。
他の実施形態において、供給装置を通り抜ける溶融材料の体積流量の変化に対応して、自由表面189の作動高さに変化を引き起こしうる。例えば、体積流量の低下は、図4の高さゲージ305が「−1」で概略的に示したように、自由表面189の作動高さを低下させる。したがって、図4に「−1」で示した高さは、供給装置を通り抜ける溶融材料の体積流量の変化によって、自由表面が実現する基準高さの変化も示しうる。
本開示の実施形態は、図4に示したような、供給装置の中の溶融材料の自由表面189を、図5の高さゲージ305が「0」で示した作動高さへ偏倚させる工程を含みうる。偏倚は、溶融材料の自由表面に、0kPaより大きく3.5kPa以下だけ、大気圧より低い負の圧力を加えることによって、実現しうるものであり、更なる実施形態において、3.5kPaより大きい圧力を用いてもよい。例として、3.5kPaだけ、大気圧より低い圧力は、自由表面189の作動高さを、図4に示した高さから図5に示した高さに上昇させうる。したがって、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の組成の変化、または、体積流量の変化を相殺してもよい。確かに、図5に示したように、方法は、(図5に示した)作動高さが、自由表面が大気圧下(図4の圧力指示器301によって「0」圧力として示した)で実現するだろう基準高さ(例えば、図4に「−1」で示した高さ)より高くなるように、自由表面189に、(例えば、3.5kPaまでだけ)大気圧より低い圧力を加える工程を含みうる。
他の実施形態において、溶融材料の組成の変化は、溶融材料の粘度を低下させて、結果的に、自由表面189の作動高さを、図6の高さゲージが概略的に示した「0」から図7の高さゲージ305が概略的に示した高さ「+1」へ上昇させる。したがって、図7に「+1」で示した高さは、溶融材料の組成の変化に基づいた、大気圧下で実現される自由表面の基準高さの変化を示しうる。
他の実施形態において、体積流量の増加は、結果的に、自由表面189の作動高さを、図6の高さゲージが概略的に示した「0」から図7の高さゲージ305が概略的に示した高さ「+1」に上昇させる。したがって、図7に「+1」で示した高さは、供給装置を通り抜ける溶融材料の自由表面が、体積流量の変化によって実現する基準高さの変化も示している。
本開示の実施形態は、図7に示した供給装置の中の溶融材料の自由表面189を、図8の高さゲージ305が「0」で示した作動高さへ偏倚させる工程を含みうる。偏倚は、溶融材料の自由表面に、0kPaより大きく3.5kPa以下だけ、大気圧より高い正の圧力を加えることによって実現され、更なる実施形態では、3.5kPaより大きい圧力を用いて加えてもよい。例として、大気圧より3.5kPaだけ高い圧力は、自由表面189の作動高さを、図7に示した高さから図8に示した高さに低下させうる。したがって、溶融材料の自由表面に加える圧力を調節して、溶融材料の組成の変化または体積流量の変化を相殺してもよい。確かに、図8に示したように、方法は、(図8に示した)作動高さが、(図7の圧力指示器301に「0」圧力と示した)大気圧下で自由表面が実現するだろう基準高さ(例えば、図7に「+1」で示した高さ)より低くなるように、大気圧より(例えば、3.5kPaまでだけ)高い圧力を自由表面189に加える工程を含んでもよい。
本開示の方法は、作動高さを、所定の範囲の作動高さに維持する工程も含みうる。例えば、例としては、自由表面189の作動高さを、図3から8の圧力指示器が示したように、−1と+1の間に維持してもよい。測定装置191cは、供給装置133の中の溶融材料121の自由表面189の実際の高さを測定しうる。次に、自由表面189に加える圧力を調節して、溶融材料の自由表面を、実際の高さから作動高さに偏倚させてもよい。例えば、測定装置191cが、図4に示した「−1」より低く低下する自由表面189の実際のレベルを測定すると、制御部177は流体多岐管175を稼働させて、圧力源171から負の圧力が加えられるようにして、自由表面のレベルを図5に示した作動レベルに上昇させてもよい。一方、測定装置191cが、図7に示した「+1」より高く変化する自由表面189の実際のレベルを測定すると、制御部177は流体多岐管175を稼働させて、圧力源171から正の圧力が加えられるようにして、自由表面のレベルを図8に示した作動レベルに低下させてもよい。
自由表面を作動高さへ偏倚させると、方法は、自由表面を作動高さへ偏倚させながら、供給装置から形成槽に溶融材料を通過させる工程を、更に含みうる。
更なる実施形態において、追加で、上記の方法と同様または同一の特徴を含む方法を提供してもよい。更なる実施形態において、方法は、0kPaより大きく3.5kPa以下の絶対値だけ、また、更なる実施形態では、3.5kPaより大きい絶対値分、大気圧より高いか、または、低い圧力を溶融材料の自由表面に加えることによって、上流側溶融材料ステーション(例えば、清澄槽127、混合槽131、および、供給装置133)の中の溶融材料121の自由表面189を、作動高さへ偏倚させる工程を含みうる。次に、方法は、自由表面を作動高さへ偏倚させながら、上流側溶融材料ステーションから下流側溶融材料ステーションへ、溶融材料を通過させる工程を含みうる。
自由表面に圧力を加えて、自由表面の望ましい作動高さを提供することによって、システム内の変化の結果生じる異なる作動高さに適応するように溶融材料ステーションを再設計する必要なく、システム内の変化(例えば、溶融材料の体積流量、溶融材料の組成など)を相殺しうる。したがって、システム内の変化により変化した自由表面レベルで運転するように、溶融材料ステーションの全体を再設計するのではなく、圧力を調節して、自由表面の高さを、溶融材料ステーションが適応できる高さの範囲内に維持してもよい。そのような実施形態において、圧力を調節して自由表面を望ましいレベルに維持するのを助けてもよいので、様々なシステム設計に適応しうる単一の溶融材料ステーションを備えてもよい。
本明細書で開示した構造、および、その構造的等価物、または、それらの1つ以上の組合せを含む、本明細書に記載の実施形態および機能的動作は、デジタル電子回路において、若しくは、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、または、ハードウェアにおいて実現しうる。本明細書に記載の実施形態は、1つ以上のコンピュータプログラム製品、つまり、データ処理装置によって実行されるために、または、その動作を制御するために、有形プログラム担体上で符号化されたコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールとして実現しうる。有形プログラム担体は、コンピュータ読み取り可能な媒体でありうる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、機械で読み取り可能な記憶装置、機械で読み取り可能な記憶基板、メモリ装置、または、それらの1つ以上の組合せでありうる。
模式図で示すと共に記載したように、制御部177(図1を参照)は、様々な機能のうち任意の1つの機能、または、それらの組合せを行うために提供されてもよい。単一の制御部177を図示したが、更なる実施形態において、多数の制御部を備えてもよい。「制御部」(例えば、「プロセッサ」)という用語は、例えば、プログラム可能プロセッサ、コンピュータ、若しくは、多数のプロセッサまたはコンピュータなどを含む、全てのデータ処理装置、デバイス、および、機械を包含しうる。プロセッサは、ハードウェアの他に、例えば、プロセッサファームウェアを構成するコード、プロトコールスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、または、それらの1つ以上の組合せなど、当該コンピュータプログラム用の実行環境を生成するコードを含みうる。
(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、または、コードとしても知られている)コンピュータプログラムは、コンパイル型またはインタプリト型言語、若しくは、宣言型または手続き型言語を含む任意の形態のプログラム可能言語で記述しうると共に、スタンドアローンプログラムとして、若しくは、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、または、計算環境での使用に適した他のユニットとしてを含む任意の形態で展開しうる。コンピュータプログラムは、必ずしも、ファイルシステムのファイルと対応していない。プログラムは、他のプログラムまたはデータ(例えば、マークアップ言語ドキュメントに記憶された1つ以上のスクリプト)を保持するファイルの一部に、当該プログラム専用の単一のファイルに、または、多数の協働ファイル(例えば、1つ以上のモジュール、サブプログラム、または、コードの一部を記憶するファイル)に、記憶しうる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、若しくは、1つの場所に位置する、または、多数の場所に亘って分散されて通信ネットワークによって互いに接続された多数のコンピュータ上で実行するように展開しうる。
本明細書に記載の処理は、1つ以上のコンピュータプログラムを実行して、入力データを処理し出力を生成することによって機能を行う1つ以上のプログラム可能プロセッサを含みうる、1つ以上の制御部によって行いうる。処理および論理フローは、例えば、いくつかを挙げれば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、または、ASIC(特定用途向けIC)などの専用論理回路によって行われ、更に、装置も、それらとして実現しうる。
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例えば、汎用および専用マイクロプロセッサの両方、並びに、任意の種類のデジタルコンピュータの1つ以上のプロセッサを含む。概して、プロセッサは、読み取り専用メモリ、または、ランダムアクセスメモリ、若しくは、それらの両方から、命令およびデータを受け取る。コンピュータの必須構成要素は、命令を行うプロセッサ、および、命令およびデータを記憶する1つ以上のデータメモリ装置である。概して、コンピュータは、例えば、磁気、光磁気、または、光ディスクなどの、データを記憶するための1つ以上の大型記憶装置も含むか、若しくは、動作可能に連結されて、そこからデータを受け取ったり、または、そこへデータを転送したりしうる。しかしながら、コンピュータは、そのような装置を有する必要はない。更に、コンピュータは、例えば、いくつかを挙げれば、携帯電話、個人情報端末(PDA)などの他の装置に埋め込まれうる。
コンピュータプログラム命令およびデータの記憶に適したコンピュータ読み取り可能媒体は、不揮発性メモリ、媒体、および、メモリ装置を含む、全ての形態のデータメモリを含み、例としては、例えば、EPROM、EEPROM、および、フラッシュメモリ装置などの半導体メモリ装置、例えば、内蔵ハードディスクまたはリムーバブルディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、並びに、CD‐ROMおよびDVD−ROMディスクを含む。プロセッサおよびメモリは、専用論理回路によって補助されるか、または、それに組み込まれてもよい。
ユーザとのインタラクションを提供するために、本明細書に記載の実施形態は、例えば、CRT(陰極線管)またはLCD(液晶表示)モニタなどの、ユーザに情報を表示する表示装置、並びに、ユーザが、それによってコンピュータに入力を行いうる、キーボード、および、例えば、マウスまたはトラックボール、若しくは、タッチスクリーンなどのポインティングデバイスを有するコンピュータに実装しうる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供するために使用でき、例えば、ユーザから、音響、音声、または、触覚入力を含む任意の形態の入力を受け取ることができる。
本明細書に記載の実施形態は、例えば、データサーバとしてバックエンドコンポーネントを含むか、例えば、アプリケーションサーバなどのミドルウェアコンポーネントを含むか、ユーザが、それを通して、実装された本明細書に記載の特徴構造物とインタラクションしうる、例えば、グラフィカルユーザインターフェイスまたはウェブブラウザを有するクライアントコンピュータなどのフロントエンドコンポーネントを含むか、若しくは、そのようなバックエンド、ミドルウェア、または、フロントエンドコンポーネントの1つ以上の任意の組合せを含むコンピューティングシステムに実装しうる。システムの構成要素は、例えば、通信ネットワークなど、デジタルデータ通信の任意の形態または媒体によって、インタラクションしうる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)および、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)を含む。
コンピュータシステムは、クライアントおよびサーバを含みうる。クライアントおよびサーバは、通常、互いに遠く離れて位置し、代表的には、通信ネットワークを介してインタラクションする。クライアントとサーバの関係は、各々のコンピュータ上で動作すると共に、互いにクライアント‐サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって発生する。
様々な開示した実施形態が、特定の実施形態に関連して記載した特定の特徴、構成要素、または、工程を含んでもよいことが、分かるだろう。更に、特定の特徴、構成要素、または、工程を、特定の実施形態との関係で記載したが、それらを、様々な不図示の組合せ、または、順番で、代わりの実施形態と置き換えて、または、組み合わせてもよいことも分かるだろう。
さらに、本明細書では、原文の英語の定冠詞および不定冠詞は、「少なくとも1つ」を意味すると理解されるべきであり、そうでないことを明示しない限りは、「1つだけ」に限定されるべきではない。同様に、「複数」は、「1より多いこと」を表すことを意図している。
本明細書において、範囲は、「約」1つの特定の値から、および/または、「約」特定の他の値までと表しうる。そのような範囲を表した場合には、実施形態は、その1つの特定の値から、および/または、その特定の他の値までを含む。同様に、値を、「約」という接頭語を用いて概数で表した場合には、その特定の値が、他の態様を形成するものと理解される。更に、各範囲の端点は、他方の端点との関係で、および、他方の端点とは独立にの両方で重要であると理解される。
本明細書で用いた「実質的」、「実質的に」、および、それらの変形は、記載した特徴が、値または記載内容に等しいか、または、略等しいことを表すことを意図している。
別段の明示的記載がない限り、本明細書に示した任意の方法の工程が、特定の順番に行われることを要すると解釈されることを全く意図していない。したがって、方法の請求項が、工程の行われるべき順番を実際に記載していないか、または、請求項または記載において、工程が特定順番に限定されるというように別段の特定の記載がない場合には、特定の順番が推定されることを全く意図していない。
特定の実施形態の様々な特徴、構成要素、または、工程を、「含む」という移行句を用いて記載したかもしれないが、代わりの実施形態においては、「からなる」または、「実質的にからなる」とういう移行句を用いて記載してもよいものを含むと理解されるべきである。したがって、実施形態について、A+B+Cを含む装置が示唆する代わりの実施形態は、装置がA+B+Cからなる実施形態、および、装置が本質的にA+B+Cからなる実施形態を含む。
当業者には、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本開示に様々な変更および変形が可能なことが明らかだろう。したがって、本発明は、本開示の変更および変形も、添付の請求項および等価物の範囲である限りは、網羅することを意図する。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
ガラス製造方法において、
(I)供給装置の中の溶融材料の自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えることによって、前記溶融材料の前記自由表面を、作動高さへ偏倚させる工程と、次に、
(II)前記自由表面を、前記作動高さへ偏倚させている間に、溶融材料を、前記供給装置から形成槽へ通過させる工程と、
を含むガラス製造方法。
実施形態2
工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、該自由表面に、大気圧より高い圧力を加える処理を含むものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態3
工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、該自由表面に、大気圧より低い圧力を加える処理を含むものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態4
工程(I)が、作動高さを、所定の範囲の作動高さに維持する処理を含むものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態5
前記供給装置の中の前記溶融材料の前記自由表面の実際の高さを測定する工程を、
更に含み、
前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の該自由表面を、前記実際の高さから前記作動高さへ偏倚させる処理を含むものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態6
前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記溶融材料の組成を変化させる工程を、
更に含み、
前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記組成の変化を相殺する処理を含むものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態7
前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記供給装置を通過する前記溶融材料の体積流量を変化させる工程を、
更に含み、
前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記体積流量の変化を相殺する処理を含むものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態8
前記加えた圧力が、0kPaより大きく、かつ、3.5kPa以下の絶対値を有するものである、実施形態1に記載の方法。
実施形態9
ガラス製造方法において、
(I)上流側溶融材料ステーションの中の溶融材料の自由表面に、0kPaより大きく、かつ、3.5kPa以下の絶対値だけ、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えることによって、前記溶融材料の前記自由表面を、作動高さへ偏倚させる工程と、次に、
(II)前記自由表面を、前記作動高さへ偏倚させている間に、溶融材料を、前記上流側溶融材料ステーションから形成槽へ通過させる工程と、
を含むガラス製造方法。
実施形態10
工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、該自由表面に、大気圧より高い圧力を加える処理を含むものである、実施形態9に記載の方法。
実施形態11
工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、該自由表面に、大気圧より低い圧力を加える処理を含むものである、実施形態9に記載の方法。
実施形態12
工程(I)が、作動高さを、所定の範囲の作動高さに維持する処理を含むものである、実施形態9に記載の方法。
実施形態13
前記供給装置の中の前記溶融材料の前記自由表面の実際の高さを測定する工程を、
更に含み、
前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の該自由表面を、前記実際の高さから前記作動高さへ偏倚させる処理を含むものである、実施形態9に記載の方法。
実施形態14
前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記溶融材料の組成を変化させる工程を、
更に含み、
前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記組成の変化を相殺する処理を含むものである、実施形態9に記載の方法。
実施形態15
前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記供給装置を通過する前記溶融材料の体積流量を変化させる工程を、
更に含み、
前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記体積流量の変化を相殺する処理を含むものである、実施形態9に記載の方法。
実施形態16
前記上流側溶融材料ステーションを、清澄槽、混合槽、および、供給装置からなる群から選択するものである、実施形態9に記載の方法。
実施形態17
ガラス製造装置において、
ガラスを溶融材料から形成するように構成された、形成槽と、
前記溶融材料を上流側溶融材料ステーションから前記形成槽へ通過させるように構成された内部容積部を含む、供給装置であって、該溶融材料が、前記供給装置の前記内部容積部の中に自由表面を有するものである、供給装置と、
前記供給装置の前記内部容積部と流体連通する圧力源と、
を備え、
前記圧力源が、前記供給装置の前記内部容積部の前記自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えて、前記溶融材料の該自由表面を作動高さへ偏倚させるように構成された、ガラス製造装置。
実施形態18
前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、前記圧力源が、該自由表面に大気圧より高い圧力を加えるように構成された、実施形態17に記載の装置。
実施形態19
前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、前記圧力源が、該自由表面に大気圧より低い圧力を加えるように構成された、実施形態17に記載の装置。
実施形態20
前記作動高さを所定の範囲の作動高さに維持するように、前記圧力源を動作させるように構成された、制御部を、
更に備えた、実施形態17に記載の装置。
実施形態21
前記溶融材料の前記自由表面の実際の高さを測定するように構成された測定装置を、
更に備え、
前記制御部が、測定した前記自由表面の前記実際の高さに応じて前記圧力源を動作させて、前記溶融材料の該自由表面を、該実際の高さから前記所定の範囲の作動高さの中の作動高さへ偏倚させるように構成されたものである、実施形態20に記載の装置。
101 ガラス製造装置
103 ガラスリボン
105 溶融槽
109 保存容器
111 バッチ供給装置
113 モータ
127 清澄槽
129 第1の接続管
131 混合槽
133 供給装置
135 第2の接続管
137 第3の接続管
139 供給パイプ
140 フュージョンドロー機
141 投入口
143 形成槽
149a、149b 縁部ロールアセンブリ
151a、151b 引きロールアセンブリ
153 引きロール
161 供給槽
163 スタンドパイプ
171 圧力源
173a、173b、173c、173d 圧力線
175 流体多岐管
177 制御部
179、183、187 内部容積部
181、185、189 自由表面
191a、191b、191c 測定装置
193a、193b、193c 通信線
200 トラフ部
201 形成ウェッジ
202a,202b 堰部
203、205 表面部分
204a,204b 外面
209 根元部
213 第1の主表面
215 第2の主表面
221 縁部ロール
223a、223b 縁部
301 圧力指示器
305 高さゲージ

Claims (15)

  1. ガラス製造方法において、
    (I)供給装置の中の溶融材料の自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えることによって、前記溶融材料の前記自由表面を、作動高さへ偏倚させる工程と、次に、
    (II)前記自由表面を、前記作動高さへ偏倚させている間に、溶融材料を、前記供給装置から形成槽へ通過させる工程と、
    を含むガラス製造方法。
  2. 工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、該自由表面に、大気圧より高い圧力を加える処理を含むものである、請求項1に記載の方法。
  3. 工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、該自由表面に、大気圧より低い圧力を加える処理を含むものである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記供給装置の中の前記溶融材料の前記自由表面の実際の高さを測定する工程を、
    更に含み、
    前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の該自由表面を、前記実際の高さから前記作動高さへ偏倚させる処理を含むものである、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記溶融材料の組成を変化させる工程を、
    更に含み、
    前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記組成の変化を相殺する処理を含むものである、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記供給装置を通過する前記溶融材料の体積流量を変化させる工程を、
    更に含み、
    前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記体積流量の変化を相殺する処理を含むものである、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. ガラス製造方法において、
    (I)上流側溶融材料ステーションの中の溶融材料の自由表面に、0kPaより大きく、かつ、3.5kPa以下の絶対値だけ、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えることによって、前記溶融材料の前記自由表面を、作動高さへ偏倚させる工程と、次に、
    (II)前記自由表面を、前記作動高さへ偏倚させている間に、溶融材料を、前記上流側溶融材料ステーションから形成槽へ通過させる工程と、
    を含むガラス製造方法。
  8. 工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、該自由表面に、大気圧より高い圧力を加える処理を含むものである、請求項7に記載の方法。
  9. 工程(I)が、前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、該自由表面に、大気圧より低い圧力を加える処理を含むものである、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記供給装置の中の前記溶融材料の前記自由表面の実際の高さを測定する工程を、
    更に含み、
    前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の該自由表面を、前記実際の高さから前記作動高さへ偏倚させる処理を含むものである、請求項7から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記溶融材料の組成を変化させる工程を、
    更に含み、
    前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記組成の変化を相殺する処理を含むものである、請求項7から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さを変化させるものである、前記供給装置を通過する前記溶融材料の体積流量を変化させる工程を、
    更に含み、
    前記工程(I)が、前記溶融材料の前記自由表面に加える圧力を調節して、該溶融材料の前記体積流量の変化を相殺する処理を含むものである、請求項7から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. ガラス製造装置において、
    ガラスを溶融材料から形成するように構成された、形成槽と、
    前記溶融材料を上流側溶融材料ステーションから前記形成槽へ通過させるように構成された内部容積部を含む、供給装置であって、該溶融材料が、前記供給装置の前記内部容積部の中に自由表面を有するものである、供給装置と、
    前記供給装置の前記内部容積部と流体連通する圧力源と、
    を備え、
    前記圧力源が、前記供給装置の前記内部容積部の前記自由表面に、大気圧より高いか、または、低い圧力を加えて、前記溶融材料の該自由表面を作動高さへ偏倚させるように構成された、ガラス製造装置。
  14. 前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより低くなるように、前記圧力源が、該自由表面に大気圧より高い圧力を加えるように構成された、請求項13に記載の装置。
  15. 前記作動高さが、前記自由表面が大気圧下で実現するだろう基準高さより高くなるように、前記圧力源が、該自由表面に大気圧より低い圧力を加えるように構成された、請求項13または14に記載の装置。
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