JP2018520005A5 - - Google Patents
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Description
[0056]本発明をその好ましい態様に関して記載してきたが、これに限定されることを意図してはおらず、むしろ以下の特許請求の範囲に説明する範囲のみに限定されるものとする。さらに、第1、第2などの用語の使用は、重要度の任意の順位を意味するのではなく、第1、第2などの用語は、1つの要素を他の要素と区別するために用いられる。さらに、1つの(a)、1つの(an)などの使用は、量の限定を意味するのではなく、少なくとも1つの参照事項の存在を意味する。
本発明は以下の態様を含む。
[1]
約40重量%のスズ;
約0.5重量%の銅;
約50重量%のインジウム;
約4.5重量%の銀;
約1.8重量%〜約2.1重量%のニッケル;および
約2.9重量%〜約3.2重量%の鉄;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[2]
合金が約1.8重量%のニッケルおよび約3.2重量%の鉄を含有する、[1]に記載の合金。
[3]
合金が約2.1重量%のニッケルおよび約2.9重量%の鉄を含有する、[1]に記載の合金。
[4]
合金が約109℃の固相線温度および約115℃の液相線温度を有する、[1]〜[3]のいずれかに記載の合金。
[5]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約40重量%のスズ、約0.5重量%の銅、約50重量%のインジウム;約4.5重量%の銀、約1.8重量%〜約2.1重量%のニッケル、および約2.9重量%〜約3.2重量%の鉄を含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材(10)上の電気接続部。
[6]
合金が約1.8重量%のニッケルおよび約3.2重量%の鉄を含有する、[5]に記載の電気接続部。
[7]
合金が約2.1重量%のニッケルおよび約2.9重量%の鉄を含有する、[5]に記載の電気接続部。
[8]
合金の重量の約40%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約0.5%を提供するように銅を加える段階;
合金の重量の約50%を提供するようにインジウムを加える段階;
合金の重量の約4.5%を提供するように銀を加える段階;
合金の重量の約1.8%〜約2.1%を提供するようにニッケルを加える段階;および
合金の重量の約2.9%〜約3.2%の鉄を提供するように鉄を加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
[9]
ニッケルを加える段階および鉄を加える段階が、合金の重量の約5%を提供するようにニッケル−鉄合金を加えることにより遂行され、該ニッケル−鉄合金が、約36重量%〜約42重量%のニッケルおよび約58重量%〜約64重量%の鉄を含む、[8]に記載の方法。
[10]
約14重量%〜約15重量%のスズ;
約1重量%のアンチモン;
約1重量%の銅;
約5重量%〜約6重量%の銀;
約1重量%〜約3重量%のニッケル;
約1重量の亜鉛;および
約75重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[11]
合金が、約14重量%のスズ、5重量%の銀、および約3重量%のニッケルを含有する、[10]に記載の合金。
[12]
合金が、約15重量%のスズ、6重量%の銀、および約1重量%のニッケルを含有する、[10]に記載の合金。
[13]
合金が約122℃〜約124℃の範囲の固相線温度および約136℃〜約138℃の範囲の液相線温度を有する、[10]〜[12]のいずれかに記載の合金。
[14]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約14重量%〜約15重量%のスズ、約1重量%のアンチモン、約1重量%の銅、約5重量%〜約6重量%の銀、約1重量%〜約3重量%のニッケル、約1重量%の亜鉛、および約75重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。
[15]
合金が、約14重量%のスズ、5重量%の銀、および約3重量%のニッケルを含有する、[14]に記載の電気接続部。
[16]
合金が約15重量%のスズ、6重量%の銀、および約1重量%のニッケルを含有する、[14]に記載の電気接続部。
[17]
合金の重量の約14%〜約15%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約1%を提供するようにアンチモンを加える段階;
合金の重量の約1%を提供するように銅を加える段階;
合金の重量の約5%〜約6%を提供するように銀を加える段階;
合金の重量の約1%〜約3%を提供するようにニッケルを加える段階;
合金の重量の約1%を提供するように亜鉛を加える段階;および
合金の重量の約75%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
[18]
得られる合金が、約14重量%のスズ、5重量%の銀、および約3重量%のニッケルを含有する、[17]に記載の方法。
[19]
得られる合金が、約15重量%のスズ、6重量%の銀、および約1重量%のニッケルを含有する、[17]に記載の方法。
[20]
約75重量%のスズ;
約5重量%の銀;および
約20重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[21]
合金が約177℃の固相線温度を有し、約188℃の液相線温度を有する、[20]に記載の合金。
[22]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約75重量%のスズ、約5重量%の銀、および約20重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。
[23]
合金の重量の約75%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約5%を提供するように銀を加える段階;および
合金の重量の約20%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
[24]
約7重量%のスズ;
約3重量%の銀;および
約90重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[25]
合金が約135℃の固相線温度および約140℃の液相線温度を有する、[24]に記載の合金。
[26]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約7重量%のスズ、約3重量%の銀、および約90重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。
[27]
合金の重量の約7%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約3%を提供するように銀を加える段階;および
合金の重量の約90%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
本発明は以下の態様を含む。
[1]
約40重量%のスズ;
約0.5重量%の銅;
約50重量%のインジウム;
約4.5重量%の銀;
約1.8重量%〜約2.1重量%のニッケル;および
約2.9重量%〜約3.2重量%の鉄;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[2]
合金が約1.8重量%のニッケルおよび約3.2重量%の鉄を含有する、[1]に記載の合金。
[3]
合金が約2.1重量%のニッケルおよび約2.9重量%の鉄を含有する、[1]に記載の合金。
[4]
合金が約109℃の固相線温度および約115℃の液相線温度を有する、[1]〜[3]のいずれかに記載の合金。
[5]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約40重量%のスズ、約0.5重量%の銅、約50重量%のインジウム;約4.5重量%の銀、約1.8重量%〜約2.1重量%のニッケル、および約2.9重量%〜約3.2重量%の鉄を含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材(10)上の電気接続部。
[6]
合金が約1.8重量%のニッケルおよび約3.2重量%の鉄を含有する、[5]に記載の電気接続部。
[7]
合金が約2.1重量%のニッケルおよび約2.9重量%の鉄を含有する、[5]に記載の電気接続部。
[8]
合金の重量の約40%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約0.5%を提供するように銅を加える段階;
合金の重量の約50%を提供するようにインジウムを加える段階;
合金の重量の約4.5%を提供するように銀を加える段階;
合金の重量の約1.8%〜約2.1%を提供するようにニッケルを加える段階;および
合金の重量の約2.9%〜約3.2%の鉄を提供するように鉄を加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
[9]
ニッケルを加える段階および鉄を加える段階が、合金の重量の約5%を提供するようにニッケル−鉄合金を加えることにより遂行され、該ニッケル−鉄合金が、約36重量%〜約42重量%のニッケルおよび約58重量%〜約64重量%の鉄を含む、[8]に記載の方法。
[10]
約14重量%〜約15重量%のスズ;
約1重量%のアンチモン;
約1重量%の銅;
約5重量%〜約6重量%の銀;
約1重量%〜約3重量%のニッケル;
約1重量の亜鉛;および
約75重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[11]
合金が、約14重量%のスズ、5重量%の銀、および約3重量%のニッケルを含有する、[10]に記載の合金。
[12]
合金が、約15重量%のスズ、6重量%の銀、および約1重量%のニッケルを含有する、[10]に記載の合金。
[13]
合金が約122℃〜約124℃の範囲の固相線温度および約136℃〜約138℃の範囲の液相線温度を有する、[10]〜[12]のいずれかに記載の合金。
[14]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約14重量%〜約15重量%のスズ、約1重量%のアンチモン、約1重量%の銅、約5重量%〜約6重量%の銀、約1重量%〜約3重量%のニッケル、約1重量%の亜鉛、および約75重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。
[15]
合金が、約14重量%のスズ、5重量%の銀、および約3重量%のニッケルを含有する、[14]に記載の電気接続部。
[16]
合金が約15重量%のスズ、6重量%の銀、および約1重量%のニッケルを含有する、[14]に記載の電気接続部。
[17]
合金の重量の約14%〜約15%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約1%を提供するようにアンチモンを加える段階;
合金の重量の約1%を提供するように銅を加える段階;
合金の重量の約5%〜約6%を提供するように銀を加える段階;
合金の重量の約1%〜約3%を提供するようにニッケルを加える段階;
合金の重量の約1%を提供するように亜鉛を加える段階;および
合金の重量の約75%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
[18]
得られる合金が、約14重量%のスズ、5重量%の銀、および約3重量%のニッケルを含有する、[17]に記載の方法。
[19]
得られる合金が、約15重量%のスズ、6重量%の銀、および約1重量%のニッケルを含有する、[17]に記載の方法。
[20]
約75重量%のスズ;
約5重量%の銀;および
約20重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[21]
合金が約177℃の固相線温度を有し、約188℃の液相線温度を有する、[20]に記載の合金。
[22]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約75重量%のスズ、約5重量%の銀、および約20重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。
[23]
合金の重量の約75%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約5%を提供するように銀を加える段階;および
合金の重量の約20%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
[24]
約7重量%のスズ;
約3重量%の銀;および
約90重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。
[25]
合金が約135℃の固相線温度および約140℃の液相線温度を有する、[24]に記載の合金。
[26]
ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、約7重量%のスズ、約3重量%の銀、および約90重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。
[27]
合金の重量の約7%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の約3%を提供するように銀を加える段階;および
合金の重量の約90%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
Claims (27)
- 38〜42重量%のスズ;
0重量%より多く1重量%以下の銅;
48〜52重量%のインジウム;
4〜5重量%の銀;
1.3〜2.6重量%のニッケル;および
2.4〜3.7重量%の鉄;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。 - 合金が1.3〜2.3重量%のニッケルおよび2.7〜3.7重量%の鉄を含有する、請求項1に記載の合金。
- 合金が1.6〜2.6重量%のニッケルおよび2.4〜3.4重量%の鉄を含有する、請求項1に記載の合金。
- 合金が109℃の固相線温度および115℃の液相線温度を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の合金。
- ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、38〜42重量%のスズ、0重量%より多く1重量%以下の銅、48〜52重量%のインジウム、4〜5重量%の銀、1.3〜2.6重量%のニッケル、および2.4〜3.7重量%の鉄を含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材(10)上の電気接続部。 - 合金が1.3〜2.3重量%のニッケルおよび2.7〜3.7重量%の鉄を含有する、請求項5に記載の電気接続部。
- 合金が1.6〜2.6重量%のニッケルおよび2.4〜3.4重量%の鉄を含有する、請求項5に記載の電気接続部。
- 合金の重量の38〜42%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の0重量%より多く1重量%以下を提供するように銅を加える段階;
合金の重量の48〜52%を提供するようにインジウムを加える段階;
合金の重量の4〜5%を提供するように銀を加える段階;
合金の重量の1.3〜2.6%を提供するようにニッケルを加える段階;および
合金の重量の2.4〜3.7%の鉄を提供するように鉄を加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。 - ニッケルを加える段階および鉄を加える段階が、合金の重量の4.5〜5.5%を提供するようにニッケル−鉄合金を加えることにより遂行され、該ニッケル−鉄合金が、34〜44重量%のニッケルおよび56〜66重量%の鉄を含む、請求項8に記載の方法。
- 13.5〜15.5重量%のスズ;
0.5〜1.5重量%のアンチモン;
0.5〜1.5重量%の銅;
4.5〜6.5重量%の銀;
0.5〜3.5重量%のニッケル;
0.5〜1.5重量の亜鉛;および
73〜77重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。 - 合金が、13.5〜14.5重量%のスズ、4.5〜5.5重量%の銀、および2.5〜3.5重量%のニッケルを含有する、請求項10に記載の合金。
- 合金が、14.5〜15.5重量%のスズ、5.5〜6.5重量%の銀、および0.5〜1.5重量%のニッケルを含有する、請求項10に記載の合金。
- 合金が122〜124℃の範囲の固相線温度および136〜138℃の範囲の液相線温度を有する、請求項10〜12のいずれかに記載の合金。
- ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、13.5〜15.5重量%のスズ、 0.5〜1.5重量%のアンチモン、0.5〜1.5重量%の銅、4.5〜6.5重量%の銀、0.5〜3.5重量%のニッケル、0.5〜1.5重量の亜鉛、および73〜77重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。 - 合金が、13.5〜14.5重量%のスズ、4.5〜5.5重量%の銀、および2.5〜3.5重量%のニッケルを含有する、請求項14に記載の電気接続部。
- 合金が14.5〜15.5重量%のスズ、5.5〜6.5重量%の銀、および0.5〜1.5重量%のニッケルを含有する、請求項14に記載の電気接続部。
- 合金の重量の13.5〜15.5%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の0.5〜1.5%を提供するようにアンチモンを加える段階;
合金の重量の0.5〜1.5%を提供するように銅を加える段階;
合金の重量の4.5〜6.5%を提供するように銀を加える段階;
合金の重量の0.5〜3.5%を提供するようにニッケルを加える段階;
合金の重量の0.5〜1.5%を提供するように亜鉛を加える段階;および
合金の重量の73〜77%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。 - 得られる合金が、13.5〜14.5重量%のスズ、4.5〜5.5重量%の銀、および2.5〜3.5重量%のニッケルを含有する、請求項17に記載の方法。
- 得られる合金が、14.5〜15.5重量%のスズ、5.5〜6.5重量%の銀、および0.5〜1.5重量%のニッケルを含有する、請求項17に記載の方法。
- 73〜77重量%のスズ;
4.5〜5.5重量%の銀;および
19.5〜20.5重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。 - 合金が177℃の固相線温度を有し、188℃の液相線温度を有する、請求項20に記載の合金。
- ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、73〜77重量%のスズ、4.5〜5.5重量%の銀、および19.5〜20.5重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。 - 合金の重量の73〜77%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の4.5〜5.5%を提供するように銀を加える段階;および
合金の重量の19.5〜20.5%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。 - 6.5〜7.5重量%のスズ;
2.5〜3.5重量%の銀;および
88〜92重量%のインジウム;
を含む、はんだとしての使用に適した合金。 - 合金が135℃の固相線温度および140℃の液相線温度を有する、請求項24に記載の合金。
- ガラス部材(10);
ガラス部材(10)上の銀を含有する電気接点表面(16);ならびに
ガラス部材(10)上の電気接点表面(16)に、6.5〜7.5重量%のスズ、2.5〜3.5重量%の銀、および88〜92重量%のインジウムを含む元素混合物を有し、はんだとしての使用に適した合金の層(20)で、はんだ付けされている電気コネクター(18、30);
を含む、ガラス部材上の電気接続部。 - 合金の重量の6.5〜7.5%を提供するようにスズを加える段階;
合金の重量の2.5〜3.5%を提供するように銀を加える段階;および
合金の重量の88〜92%を提供するようにインジウムを加える段階;
を含む、はんだとしての使用に適した合金の形成方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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