JP2018518632A - ブリードバルブおよびそのようなバルブを備えたセルフブリードポンプ - Google Patents

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Abstract

長手方向軸を有するブリードバルブ(400)であって、ブリードバルブ(400)は、作動構成を有し、長手方向軸は、垂直方向に延び、ブリードバルブ(400)は、ブリードバルブ(400)がその作動構成にあるときにブリードバルブ(400)の下から上へ垂直整列する、一方向バルブ(404,405,406,407)と、中間ダクト(416)と、サポート(408)と、キャップ(410)と、を備え、一方向バルブ(404,405,406,407)は、それが開放構成をとるときに、下貫通孔(107)を中間ダクト(416)と連通させ、サポート(408)は、ボール(409)が収容されるキャビティを形成するように、キャップ(410)に連結され、キャップ(410)には、ブリードバルブ(400)の外側と連通する主開口(412)が設けられ、前記キャビティは、ボール(409)を、下限位置と、ボール(409)が主開口(412)を塞ぐ上限位置と、の間で移動させるように適合され、下限位置は、ボール(409)が重力だけを受けるときにとり、ブリードバルブ(400)が作動構成にあり、サポート(408)がボール(409)を支持し、ブリードバルブ(400)は、サポート(408)に、中間ダクト(416)と連通する通路(415)が設けられ、キャップ(410)には、ブリードバルブ(400)の外側と連通する二次開口(413)がさらに設けられ、ボール(409)は、それが下限位置にあるときにサポート(408)の通路(415)を塞ぎ、キャップ(410)は、ボール(409)が上限位置にあるときにキャップ(410)とボール(409)との間に間隙(414)を形成するように適合された形状および寸法を有し、上限位置では、間隙(414)は、二次開口(413)を前記キャビティと連通させ、二次開口(413)は、前記キャビティ内でボール(409)がとるあらゆる位置で前記キャビティと常に連通することを特徴とする。そのようなブリードバルブ(400)を備えたセルフブリードポンプ。【選択図】図4

Description

本発明は、ブリードバルブおよびそのようなバルブを備えたセルフブリードポンプ(特にダイヤフラム投与ポンプ)に関し、それは、簡単で、信頼性のある、効率的で、安価な方法で、ポンプのポンピングチャンバに存在するガスを取り除くことを可能にし、ポンプの効率を高め、腐食性化学物質および/またはガス生成物を投与するのにポンプを適合するようにし、人手の介入の必要を減らす。
この記載の以下では、主にダイヤフラム投与ポンプが述べられる。しかしながら、本発明によるブリードバルブは、ダイヤフラムポンプとは異なる容積可変ポンピングチャンバの流体の容積ポンピングを行うように構成されたポンプに適用されてもよく、例えばプランジャピストンポンプであり、それは、投与および混合とは異なる用途の任意の流体圧回路で使用されてよく、依然として、本発明の保護の範囲内である。
投与装置が普及していることが知られている。特に、産業および専門分野で、そのような装置は、例えば酸化剤、酸味料、アルカリ化剤、潤滑剤、消毒剤、および石鹸などの、濃縮化学物質の添加を可能にする。
そのような装置は、容積可変ポンピングチャンバの流体の容積ポンピングを行うように構成された投与ポンプを備え、それは、水または他の処理溶液に様々な物質を加えるのに寄与する。
特に、ダイヤフラム投与ポンプは、ダイヤフラムを備え、ダイヤフラムは、往復運動をするように構成されたピストンに一体的に連結されたプレートに連結され、ダイヤフラムは、ポンピングチャンバの容積を変更する往復運動もする。ポンピングチャンバには、一方向吸引バルブおよび一方向送出バルブが設けられ、そのそれぞれは、通常二重ボールバルブによって実施される。
ポンプが定常状態で作動するとき(すなわち初期プライミング段階の後)、容積ポンピングが、液体が吸引ライン(通常タンクを備える)から吸い込まれてポンピングチャンバを満たす吸引段階の、およびポンピングチャンバの液体が外部送出ラインに押される送出段階の、入れ代わりを通じて生じる。特に、吸引段階の初めに(ピストンのリターンの段階と一致する)、ポンピングチャンバの容積は最小(およびポンピングチャンバの死容積に等しい)、ならびに吸引および送出バルブに存在している圧力は、吸引バルブを開くようにし、送出バルブを閉じるようにし、液体は、吸引バルブを通じて、ポンピングチャンバにその容積が最大になるまで吸引され、異なって、送出段階の初めに(ピストンの押し込み段階と一致する)、ポンピングチャンバの容積は最大(およびポンピングチャンバの死容積に等しい)、ならびに吸引および送出バルブに存在している圧力は、吸引バルブを閉じるようにし、送出バルブを開くようにし、液体は、送出バルブを通じて、ポンピングチャンバの容積が最小になるまで、ポンピングチャンバから送出ラインに押し出される。
ほとんどのダイヤフラム投与ポンプは、チャネルも有し、チャネルは、通常ブリードマニュアルバルブで中断され、送出バルブのボールの対の間またはポンピングチャンバに接続され(すなわち、吸引および送出バルブの対の間に置かれる)、そのチャネルは、ポンピングチャンバに場合により存在するガスのブリージングを許容する。ガスは、プライミング中にポンピングチャンバの死容積(ポンピングチャンバの最小容積に等しい)に存在する空気、または、ポンプの吸引ラインから吸引された空気、不安定流体(液体)から放出されたガス、または、吸引ラインの低圧下で放出される傾向がある、溶解しているガスの含有量が多いガス、であり得る。
ポンプの送出ラインが大気圧よりも高い圧力でラインに接続されるとき、ポンピングチャンバの死容積がポンプへの流体(液体)によって完全に占められないならば、ポンピングチャンバ内のガスは、送出バルブを開くための力を上回るよりも圧縮するのに仕事が少なく、ポンプの非作動を引き起こす。この場合、ブリードマニュアルバルブを開くことは、ガスを大気圧で、ポンピングチャンバの死容積がポンプへの流体(液体)で完全に満たされるまで、放出することを許容する。ポンピングチャンバの全容積が満たされると、ブリードマニュアルバルブは閉じられる。
ブリードマニュアルバルブを開閉するそのような動作は、典型的にポンプの最初のプライミング中であり、その動作は、通常オペレーターの存在下において行われる。しかしながら、オペレーター介入が、溶存ガスを含む流体(液体)の場合に、またはポンプへの流体(液体)の一次的不足によるデプライミングの場合に、さらに必要である。
これは深刻な問題である。それは、オペレーターの介入を必要とし、ポンプの自動動作を妨げるからである。
そのような問題のいくつかの従来技術の解決策は、セルフブリードポンプを提示してきた。
第1の従来技術のセルフブリードポンプが図1aに示され、図1aでは、ポンプ本体700は、吸引バルブ701および送出バルブ703以外に、二重ボールバルブによって実施される特定のブリードバルブ702を備えた追加のチャネルを備え、それは、送出段階でわずかに開き、吸引段階で通常閉じ、それは、ポンピングチャンバの最上点で垂直に位置し、通常は最上位置に位置する傾向があるガスをブリードするようになっている。第2の従来技術のセルフブリードポンプが図1bおよび1cに示され、そのポンプ本体800も、吸引バルブ801および送出バルブ803以外に、やはりポンピングチャンバの最上点に垂直に配置された、図1aのポンプのものと類似しているブリードバルブ802を備える。
図1の2つの従来技術のセルフブリードポンプでは、ポンプヘッドのポンプ本体700または800の最上部分にあるブリードバルブ702または802の配置は、送出バルブ703または803を、傾いた(図1aのポンプのように)またはダイヤフラム面に直交する(図1bおよび1cのポンプのように)横位置に位置決めすることを暗示し、通常スチールの金属ばね804の使用を課し、それは、そのような送出バルブ703または803の(単一)ボール805を所定の位置に正確に保ち、知られているように、ばねは、送出バルブが垂直に位置する場合は通常必要とされない。この場合、ボールは重力によって所定の位置に保たれるからである。
図1bおよび1cのポンプと類似しているセルフブリードポンプは、ドイツ企業ProMinent Dosiertechinik GmbHから入手できるBeta(登録商標)PPSEKポンプである。
金属ばねの使用は、腐食性化学物を投与するのにポンプを使用できないなどの、さらなる欠点を生じさせる。
従来技術のセルフブリードポンプの別の欠点は、投与効率の悪さである。ブリードバルブ702または802は、送出段階中に、送出ラインの方ではなく吸引ラインの方に、かなりの量の流体を通常ブリードするからである。その上、ブリードチャネルの手動閉鎖を提供することは不可能であり、それは、代わりにポンプからの液体の脱気が必要ないときに最大効率でのポンプ動作を許容する。
従来技術では、他のセルフブリードポンプ(例えば特許文献1および特許文献2によって開示されるものなど)も提示されてきたが、それは、しかしながら、特に複雑であり、結果的に高価であり、完全に効率的でなく、必ずしも腐食性化学物質と共に使用するのに適合せず、頻繁にメンテナンスを必要とするという、欠点を抱える。セルフブリードポンプのさらなる例は、特許文献3に開示されている。
米国特許公開4898077A 国際公開第2013156087A1 欧州特許公開2728189A1
従って、本発明の目的は、簡単で、信頼性のある、効率的で、安価な方法で、ポンプのポンピングチャンバに存在するガスを取り除くことを可能にし、ポンプの効率を高め、腐食性化学物質および/またはガス生成物を投与するのにポンプを適合するようにし、人手の介入の必要を減らすことである。
本発明の特定の主題は、長手方向軸を有するブリードバルブであり、ブリードバルブは作動構成を有し、長手方向軸は、垂直方向に延び、ブリードバルブは、ブリードバルブがその作動構成にあるときにブリードバルブの下から上へ垂直整列する、一方向バルブと、中間ダクトと、サポートと、キャップと、を備え、一方向バルブは、それが開放構成をとるときに、下貫通孔を中間ダクトと連通させ、サポートは、ボールが収容されるキャビティを形成するように、キャップに連結され、キャップには、ブリードバルブの外側と連通する主開口が設けられ、前記のキャビティは、ボールを、下限位置と、ボールが主開口を塞ぐ上限位置と、の間で移動させるように適合され、下限位置は、ボールが重力だけを受けるときにとり、ブリードバルブが作動構成にあり、サポートがボールを支持し、ブリードバルブは、サポートに、中間ダクトと連通する通路が設けられ、キャップには、ブリードバルブの外側と連通する二次開口がさらに設けられ、ボールは、それが下限位置にあるときにサポートの通路を塞ぎ、キャップは、ボールが上限位置にあるときにキャップとボールとの間に間隙を形成するように適合された形状および寸法を有し、上限位置では、間隙は、二次開口を前記のキャビティと連通させ、二次開口は、前記のキャビティ内でボールがとるあらゆる位置で前記のキャビティと常に連通することを特徴とする。特に、ブリードバルブがその作動構成にあるときにブリードバルブの長手方向軸が延びる垂直方向は、実質的に垂直方向であり、キャップは、サポートの高さよりも実質的に高い高さであり、サポートは、中間ダクトの高さよりも実質的に高い高さであり、中間ダクトは、一方向バルブの高さよりも実質的に高い高さである。
言い換えれば、垂直方向をとるように構成された長手方向軸を有する、発明によるブリードバルブは、下一方向バルブを備え、下一方向バルブは、それが開放構成をとるときに、下貫通孔を中間ダクトと連通させ、ブリードバルブは、サポートをさらに備え、サポートは、上ボールが収容される上キャビティを形成するように、キャップに連結され、サポートは、上ボールを支持するように構成され、中間ダクトと連通する通路が設けられ、キャップには、主開口および二次開口が設けられ、前記の上キャビティは、上ボールが、下限位置と、それが主開口を塞ぐ上限位置と、の間で動くことができるように、上ボールを収容するように構成され、下限位置は、上ボールが静止時にとり、上ボールがサポートの通路を塞ぎ、キャップは、上ボールが上限位置をとるときに、二次開口を前記の上キャビティと連通させる間隙がキャップと上ボールとの間に存在するように、構成され、キャップは、前記の上キャビティ内で上ボールがとるあらゆる位置で、二次開口は常に前記の上キャビティと連通するように構成される。
発明の別の態様によると、主開口は、軸方向位置に配置されてよく、二次開口は、横位置に配置されてよい。
発明のさらなる態様によると、主開口および/または二次開口は、円筒形であってよい。
発明の追加の態様によると、二次開口の断面は、主開口の断面の面積よりも小さい面積を有してよい。
発明の別の態様によると、中間ダクトおよび/または通路は、軸方向位置に配置されてよい。
発明のさらなる態様によると、中間ダクトおよび/または通路は、円筒形であってよい。
発明の追加の態様によると、通路の断面は、中間ダクトの断面の面積よりも小さい面積を有してよい。
発明の別の態様によると、一方向バルブは、ボールバルブであってよい。
本発明の特定の主題は、セルフブリードポンプが作動構成にあるときに容積可変ポンピングチャンバの流体の容積ポンピングを行うように構成されたセルフブリードポンプであり、セルフブリードポンプは、吸引入口と、送出出口と、を備え、吸引入口は、セルフブリードポンプがその作動構成にあって吸引ダクトを通じてポンピングチャンバに接続されるときに、垂直配向で配置された吸引バルブを収容し、送出出口は、セルフブリードポンプがその作動構成にあって送出ダクトを通じてポンピングチャンバに接続されるときに、垂直配向で配置された送出バルブを収容し、セルフブリードポンプは、それがさらにブリード出口を備え、ブリード出口は、先に記載したブリードバルブを収容し、ブリードバルブは、セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、その作動構成にあり、ブリードバルブは、ブリードダクトを通じてポンピングチャンバに接続されることを特徴とする。
発明のさらなる態様によると、ブリージングを可能にするマニュアルバルブが、ブリードダクトに挿入されてよく、マニュアルバルブが開放構成をとるときに、ブリードバルブはポンピングチャンバに接続され、マニュアルバルブが閉鎖構成をとるときにブリードバルブはポンピングチャンバから切り離される。
発明の別の態様によると、ブリードバルブは、セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、ポンピングチャンバの最上点に接続されてよい。
発明の追加の態様によると、吸引バルブは、セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、ポンピングチャンバの最下点または中間点に接続されてよい。
発明の別の態様によると、送出バルブは、セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、ポンピングチャンバの最上点または中間点に接続されてよい。
発明のさらなる態様によると、セルフブリードポンプは、ダイヤフラムポンプまたはプランジャピストンポンプであってよい。
言い換えれば、発明によるブリードバルブは、セルフブリードポンプを作ることを可能にし、セルフブリードポンプでは、送出バルブもブリードバルブも垂直方向に配置され、少なくともブリードバルブは、ポンピングチャンバの最上点に接続される。任意に、ポンプには、ブリードバルブの動作を可能または不可能にすることができるマニュアルバルブを設けてよい。
発明によるブリードバルブによっておよび関連するセルフブリードバルブによってもたらされる利点は、明らかである。
まず、発明によるセルフブリードポンプは、腐食性化学物質と相性が良くない金属ばね(例えばスチールの)を必ずしも必要としない。しかしながら、発明によるセルフブリードポンプの配置に、用途が許容する場合は(すなわち、化学的にアグレッシブな流体がないとき)ばねを設けることもできることに、留意すべきである。
その上、発明によるブリードバルブは、実質的に無視できる量まで送出段階中にブリードダクト(および吸引ライン)に向かう流体のブリージングを最小限にするように、実施され、ポンプ効率はブリードバルブの動作に影響を受けない。
本発明は、添付図面の図に特に言及することによって、その好ましい実施形態に従って、実例として、限定としてではなく、これから記載される。
第1の従来技術のセルフブリードポンプの概略前方断面図(図1a)と、第2の従来技術のセルフブリードポンプの概略正面図(図1b)および図1bの平面A‐Aに沿った断面図(図1c)を示す。 発明によるセルフブリードポンプの第1実施形態の正面図(図2a)、一部の平面図(図2b)、および図2bの平面C‐Cに沿った断面図(図2c)を示す。 図2のセルフブリードポンプの正面図(図3a)、吸引段階中の図3aの平面A‐Aに沿った断面図(図3b’)、吸引段階中の図3aの平面B‐Bに沿った断面図(図3b’’)、送出段階中の図3aの平面A‐Aに沿った断面図(図3c’)、および送出段階中の図3aの平面B‐Bに沿った断面図(図3c’’)を示す。 発明によるブリードバルブの第1実施形態の平面図(図4a)、図4aの平面A‐Aに沿った断面図(図4b)、および図4bの図のある特定の拡大(図4c)を示す。 図2のセルフブリードポンプの分解斜視図を示す。
図では、同一の符号が同様の要素に使用される。
図2および3を参照し、発明によるセルフブリードポンプの好ましい実施形態が、ポンピングチャンバを内蔵するポンプ本体100を備えるダイヤフラムポンプであることが見られ、ポンピングチャンバの容積は、電磁石または他の機構によって作動されるときに往復運動を行うダイヤフラム600の位置に応じて変化する。セルフブリードポンプの好ましい実施形態は、吸引入口101および送出出口103をさらに備え、吸引入口101は吸引バルブ300を内蔵し、吸引バルブ300は、垂直方向に配置され、吸引ダクト110を通じてポンピングチャンバの最下点に接続され、送出出口103は、送出バルブ500を内蔵し、送出バルブ500は、垂直方向に配置され、送出ダクト120を通じてポンピングチャンバの中間点(最下点の上)に接続される。
また、セルフブリードポンプの好ましい実施形態は、ブリード出口104を備え、ブリード出口104は、発明によるブリードバルブの好ましい実施形態(符号400で示される)を内蔵し、それは、垂直方向に配置され、ブリードダクト130を通じてポンピングチャンバの最上点に接続され、ブリードダクト130には、ブリージングを可能にするマニュアルバルブ200が挿入される。
通常、吸引入口101、送出出口103およびブリード出口104は、外部ダクトの取り付けを可能にする各ねじ付き端部をそれぞれ有する。
特に、図3は、以下に示されるように、吸引および送出段階中の流体の回路を示す。
図3b’は、吸引段階中ポンピングチャンバが最大容積105を有するときの、マニュアルバルブ200で遮られる、吸引入口101とブリード出口104との間の流体の回路の断面図を示す。図3b’’は、やはり吸引段階中ポンピングチャンバが最大容積105を有するときの、吸引入口101と送出出口103との間の流体の回路の断面図を示す。図3b’および3b’’の両方で、ダイヤフラム600はその休止位置にある。
図3c‘は、送出段階中ポンピングチャンバが最小容積106を有するときの、マニュアルバルブ200で遮られる、吸引入口101とブリード出口104との間の流体の回路の断面図を示す。図3c’’は、やはり送出段階中ポンピングチャンバが最小容積106を有するときの、吸引入口101と送出出口103との間の流体の回路の断面図を示す。図3c’および3c’’の両方で、ダイヤフラム600はその最大ストロークの位置にある。
最大容積105と最小容積106との間の差は、ダイヤフラム600の動作サイクル当たりに押し出される流体(液体)の量に等しい。
ポンピングチャンバが完全に液体のみで満たされず、全体的にまたは部分的にガスがあるとき、ポンプの吸引能力は、最小容積106に相当する死容積によって制限される。この関連で、最大容積105に対する最小容積106の比率が高いほど、上のヘッド構成でポンプの吸引高さは低い(すなわち、正である吸引高さhaspについて、haspは、各タンクでポンプへの液体の水位の高さと吸引入口101の高さとの間の差に等しい)。
ブリード出口104に収容された発明によるブリードバルブ400がない場合は、ポンピングチャンバ(それが送出段階中に最大容積106を有するときにも)が液体のみで完全に満たされない限り、送出出口103に収容された送出バルブ500を通じて送出ラインに液体を移送する可能性は、送出ラインの圧力が大気圧よりも高いときに、阻止される。送出バルブ500を開くのに必要な仕事は、送出バルブ500が高上流圧を受けるときに、ポンピングチャンバ中に存在するガスを圧縮するのに必要な仕事よりも大きいからである。
ブリード出口104に収容された発明によるブリードバルブ400は、そのような問題を解決可能にする。特に図4を参照し、発明によるブリードバルブの好ましい実施形態が、コンテナ(図2‐3で同じブリードバルブを全体として示す符号400で示される)を備えることが見られ、コンテナは長手方向軸(バルブがブリード出口104に収容されるときに垂直方向をとる)を有し、その中に、Oリング405を受け取るように下環状台座404が収容され、Oリング405は、係止リング406によって所定の位置に維持され、係止リング406は、コンテナ400の下内側輪郭と当接する。下ボール407は、下軸方向キャビティ内に収容され、静止時に、重力によってOリング405にもたれかかって密封を保証し、下ボールバルブを実施する。下軸方向キャビティは、下ボール407がその休止位置から持ち上げられるときに、下環状台座404の貫通孔107と連通するように構成され、それは、順にブリードダクト130と連通する。
下ボール407を収容する下軸方向キャビティは、(随意に円筒形の)軸方向中間ダクト416と連通し、その上に、上ボール409のサポート408が当接し、サポート408には、(随意に円筒形の)軸方向通路415が設けられ、軸方向通路415は、軸方向中間ダクト416と連通し、その断面は、軸方向中間ダクト416の断面の面積よりも小さい面積を有利に有する。キャップ410はサポート408に当接し、サポート408およびキャップ410が、上ボール409が収容される上軸方向キャビティを形成するようになっており、キャップ410には、(随意に円筒形の)軸方向主開口412および(随意に円筒形の)横二次開口413が設けられ、横二次開口413の断面は、軸方向主開口412の断面の面積よりも小さい面積を有利に有する。特に、軸方向主開口412と横二次開口413とは、互いから独立してブリードバルブの外側と連通する、すなわち、軸方向主開口412と横二次開口413とは、ブリードバルブの外側に向かって2つの区別される開口である。
上軸方向キャビティは、上ボール409を収容するように構成され、上ボール409は、下限位置と上限位置との間を動くことができるようになっており、下限位置は、それが重力によってとり、それがサポート408の軸方向通路415を塞ぎ(従って上専用バルブを実施する)、軸方向主開口412および横二次開口413の両方を上ボール409を収容する上軸方向キャビティと連通させ、上限位置は、それが軸方向主開口412を塞ぎ、軸方向主開口412および横二次開口413の両方を上ボール409を収容する上軸方向キャビティと連通させる。
キャップ410は、上軸方向キャビティ内で上ボール409がとるあらゆる位置で、横二次開口413が、上ボール409を収容する上軸方向キャビティと常に連通するように、構成され、特に、上ボール409が、それが軸方向主開口412を塞ぐ上限位置をとるときにも、横二次開口413を上軸方向キャビティと連通させる間隙が、キャップ410と上ボール409との間に常に存在する。言い換えれば、キャップ410は、上ボール409がその上限位置にあるときに、キャップ410と上ボール409との間に間隙414を形成するように適合される形状および寸法を有し、間隙414は、横二次開口413を上軸方向キャビティと連通させるように適合される。
注目すべきは、発明によるブリードバルブの他の実施形態は、円筒形状とは異なる、任意の形状を有するキャップ410の軸方向主開口および/または横二次開口を備えてよいことである。その上、主開口は、軸方向のものとは異なる位置に配置されてもよい、および/または二次開口は、横のものとは異なる位置に配置されてもよい。同様に、貫通孔のおよび/またはキャビティのおよび/またはダクトの配置は、必ずしも軸方向でならないわけではなく、それは他でもあり得る。
また、発明によるブリードバルブのさらなる実施形態は、図2‐5に関する好ましい実施形態について示されたものとは異なる構成要素の数および/または形状および/または寸法を備えてよい。
さらに、発明によるブリードバルブの他の実施形態は、下ボールバルブ(構成要素404,405,406および407によって実施される)とは異なる下一方向バルブを備えてよい。
その上、発明によるセルフブリードポンプのさらなる実施形態は、ポンプのブリード機能が常に可能となる、ブリージングを可能にするマニュアルバルブ200を欠いていてよい。
また、発明によるセルフブリードポンプの他の実施形態は、ポンピングチャンバの最上点に接続された送出バルブを有してもよく、この場合、送出ダクト120およびブリードダクト130は、最初の部分を共有し得る。
その上、発明によるセルフブリードポンプのさらなる実施形態は、ポンピングチャンバの最上点に正確に接続されないブリードバルブを有し得るが、それは、有利にポンピングチャンバの上部分に配置された、中間点に接続され得る。
また、発明によるセルフブリードポンプの他の実施形態は、ポンピングチャンバの最下点に接続されていない吸引バルブを有してよく、例えば吸引バルブ300は、ポンピングチャンバの中間点に接続されてよい。
ブリージングを可能にするマニュアルバルブ200が、ブリードダクト130が同じマニュアルバルブ200によって閉じられないように、設定されているときに、送出段階でポンピングチャンバが少なくとも部分的にガスを含んでいる場合、ガスは(特にそれが送出バルブ500を開くことができないとき)、下環状台座404の貫通孔107に到達し、その後、それは、下ボール407を持ち上げ(すなわち、それは下ボールバルブを開き、従って、貫通孔107の圧力が軸方向中間ダクト416の圧力よりも高いときに、開放構成をとる)、軸方向中間ダクト416を通って、サポート408の軸方向通路415に到達およびそれを通過し(それはガスであるから)、それは、キャップ410の軸方向主開口412および横二次開口413から出る。
依然としてブリードダクト130が、ブリージングを可能にするマニュアルバルブ200によって閉じられず、送出段階でポンピングチャンバが完全に液体を含む場合、液体は、下環状台座404の貫通孔107に到達し、その後、それは下ボール407を持ち上げる(すなわち、それは下ボールバルブを開く)。軸方向中間ダクト416を通って、それは、サポート408の軸方向通路415に到達し、それは、パルス状に上ボール409を、キャップ410の軸方向主開口412を塞ぐように移動させ、従ってブリードバルブ400からの流体のブリージングを大幅に制限する。上記のように、キャップ410の横二次開口413は、決して完全に塞がれず、間隙414は、横二次開口413を軸方向中間ダクト416と連通させ、同じ軸方向中間ダクト416の加圧を回避し、それは、ブリードするように、場合により再びポンピングチャンバに存在する(例えば、ポンプへの流体が溶解しているガスを含む場合またはポンプデプライミングの場合)ガスによる下ボール407の開口(すなわち、下ボールバルブの開口)の持ち上げをそれ以上許容しない。
図5は、当業者がすぐに理解できる、発明によるセルフブリードポンプの好ましい実施形態の分解斜視図を示す。
特に、ブリードバルブのコンテナ400の支持環状ベース402によって所定の位置に維持される密封用Oリング401は、ブリード出口400の内側に位置し、ブリード出口400では、環状ベース402が、ブリードダクト130の内側輪郭と当接し、さらなる密封用Oリング403が、ブリードバルブの環状ベース402と下環状台座404との間に置かれる。
吸引バルブは、コンテナ(図2‐3で同じ吸引バルブを全体として示す符号300で示される)を備え、コンテナは長手方向軸(バルブが吸引入口101に収容されるときに垂直方向をとる)を有し、その中に、下ボールバルブおよび上ボールバルブが収容される。吸引バルブの下ボールバルブは、第1密封用Oリング301を備え、第1密封用Oリング301は、第2Oリング303を受け取る環状台座302の下に収容され、第2Oリング303は、コンテナ300の下内側輪郭に対して当接する係止リング304によって所定の位置に維持され、下ボール305は、コンテナ300の下軸方向キャビティの内側に収容され、静止時に、それは重力によっておよび/または密封を保証する吸引ダクト110の加圧によって第2Oリングにもたれかかる。吸引バルブの上ボールバルブは、第1密封用Oリング310を備え、第1密封用Oリング310は、円筒形中空台座309の上に収容され、円筒形中空台座309は、上ボール308が収容される軸方向キャビティを有し、その上ボールは、静止時に、係止リング307にもたれかかるように構成され、係止リング307は、コンテナ300の上内側輪郭に対して当接し、第2Oリング306を所定の位置に維持し、上ボール308は、静止時に、重力によっておよび/または密封を保証する吸引ダクト110の加圧によって第2Oリングにもたれかかる。
送出バルブは、コンテナ(図2‐3で同じ送出バルブを全体として示す符号500で示される)を備え、コンテナは長手方向軸(バルブが送出出口103に収容されるときに垂直方向をとる)を有し、特に、送出バルブのコンテナ500の支持環状ベース502によって所定の位置に維持される密封用Oリング501は、送出出口500の内側に位置し、送出出口500では、環状ベース502は、送出ダクト120の内側輪郭に当接する。下ボールバルブおよび上ボールバルブは、コンテナ500内に収容される。送出バルブの下ボールバルブは、第1密封用Oリング503を備え、第1密封用Oリング503は、コンテナ500の支持環状ベース502と、第2Oリング505を受け取る環状台座504と、の間に置かれ、第2Oリング505は、コンテナ500の下内側輪郭に対して当接する係止リング506によって所定の位置に維持され、下ボール512は、コンテナ500の下軸方向キャビティの内側に収容され、静止時に、それは重力によっておよび/または密封を保証する送出ダクトの加圧によって第2Oリング505にもたれかかる。送出バルブの上ボールバルブは、第1密封用Oリング511を備え、第1密封用Oリング511は、円筒形中空台座510の上に収容され、円筒形中空台座510は、上ボール509が収容される軸方向キャビティを有し、その上ボールは、静止時に、係止リング507にもたれかかるように構成され、係止リング507は、コンテナ500の上内側輪郭に対して当接し、第2Oリング508を所定の位置に維持し、上ボール509は、静止時に、重力によっておよび/または密封を保証する送出ラインの加圧によって第2Oリングにもたれかかる。
ブリードダクト130を開閉するように構成された、ブリージングを可能にするマニュアルバルブ200には、進角リミッタ201および密封用Oリング202が設けられる。
上記で、この発明の好ましい実施形態が記載され、多くの変形が提案されたが、当然のことながら、当業者は、添付の「特許請求の範囲」によって定められる、その保護の範囲から逸脱することなく、他の変形および変更を加えることができる。

Claims (14)

  1. 長手方向軸を有するブリードバルブ(400)であって、前記ブリードバルブ(400)は、作動構成を有し、前記長手方向軸は、垂直方向に延び、前記ブリードバルブ(400)は、前記ブリードバルブ(400)がその作動構成にあるときに前記ブリードバルブ(400)の下から上へ垂直整列する、一方向バルブ(404,405,406,407)と、中間ダクト(416)と、サポート(408)と、キャップ(410)と、を備え、前記一方向バルブ(404,405,406,407)は、それが開放構成をとるときに、下貫通孔(107)を前記中間ダクト(416)と連通させ、前記サポート(408)は、ボール(409)が収容されるキャビティを形成するように、前記キャップ(410)に連結され、前記キャップ(410)には、前記ブリードバルブ(400)の外側と連通する主開口(412)が設けられ、前記キャビティは、前記ボール(409)を、下限位置と、前記ボール(409)が前記主開口(412)を塞ぐ上限位置と、の間で移動させるように適合され、前記下限位置は、前記ボール(409)が重力だけを受けるときにとり、前記ブリードバルブ(400)が作動構成にあり、前記サポート(408)が前記ボール(409)を支持し、前記ブリードバルブ(400)は、前記サポート(408)に、前記中間ダクト(416)と連通する通路(415)が設けられ、前記キャップ(410)には、前記ブリードバルブ(400)の外側と連通する二次開口(413)がさらに設けられ、前記ボール(409)は、それが下限位置にあるときに前記サポート(408)の前記通路(415)を塞ぎ、前記キャップ(410)は、前記ボール(409)が前記上限位置にあるときに前記キャップ(410)と前記ボール(409)との間に間隙(414)を形成するように適合された形状および寸法を有し、前記上限位置では、前記間隙(414)は、前記二次開口(413)を前記キャビティと連通させ、前記二次開口(413)は、前記キャビティ内で前記ボール(409)がとるあらゆる位置で前記キャビティと常に連通することを特徴とする、ブリードバルブ。
  2. 請求項1に記載のブリードバルブ(400)であって、前記主開口(412)は、軸方向位置に配置され、前記二次開口(413)は、横位置に配置されることを特徴とする、ブリードバルブ。
  3. 請求項1または2に記載のブリードバルブ(400)であって、前記主開口(412)および/または前記二次開口(413)は、円筒形であることを特徴とする、ブリードバルブ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブリードバルブ(400)であって、前記二次開口(413)の断面は、前記主開口(412)の断面の面積よりも小さい面積を有することを特徴とする、ブリードバルブ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブリードバルブ(400)であって、前記中間ダクト(416)および/または通路(415)は、軸方向位置に配置されることを特徴とする、ブリードバルブ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のブリードバルブ(400)であって、前記中間ダクト(416)および/または前記通路(415)は、円筒形であることを特徴とする、ブリードバルブ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のブリードバルブ(400)であって、前記通路(415)の断面は、前記中間ダクト(416)の断面の面積よりも小さい面積を有することを特徴とする、ブリードバルブ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のブリードバルブ(400)であって、前記一方向バルブ(404,405,406,407)は、ボールバルブであることを特徴とする、ブリードバルブ。
  9. セルフブリードポンプであって、前記セルフブリードポンプが作動構成にあるときに容積可変ポンピングチャンバの流体の容積ポンピングを行うように構成され、吸引入口(101)と、送出出口(103)と、を備え、前記吸引入口(101)は、前記セルフブリードポンプがその作動構成にあって吸引ダクト(110)を通じて前記ポンピングチャンバに接続されるときに、垂直配向で配置された吸引バルブ(300)を収容し、前記送出出口(103)は、前記セルフブリードポンプがその作動構成にあって送出ダクト(120)を通じて前記ポンピングチャンバに接続されるときに、垂直配向で配置された送出バルブ(500)を収容し、前記セルフブリードポンプは、それがさらにブリード出口(104)を備え、前記ブリード出口(104)は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のブリードバルブ(400)を収容し、前記ブリードバルブ(400)は、前記セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、その作動構成にあり、前記ブリードバルブ(400)は、ブリードダクト(130)を通じて前記ポンピングチャンバに接続されることを特徴とする、セルフブリードポンプ。
  10. 請求項9に記載のセルフブリードポンプであって、ブリージングを可能にするマニュアルバルブ(200)が、前記ブリードダクト(130)に挿入され、前記マニュアルバルブ(200)が開放構成をとるときに、前記ブリードバルブ(400)は前記ポンピングチャンバに接続され、前記マニュアルバルブ(200)が閉鎖構成をとるときに前記ブリードバルブ(400)は前記ポンピングチャンバから切り離されることを特徴とする、セルフブリードポンプ。
  11. 請求項9または10に記載のセルフブリードポンプであって、前記ブリードバルブ(400)は、前記セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、前記ポンピングチャンバの最上点に接続されることを特徴とする、セルフブリードポンプ。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載のセルフブリードポンプであって、前記吸引バルブ(300)は、前記セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、前記ポンピングチャンバの最下点または中間点に接続されることを特徴とする、セルフブリードポンプ。
  13. 請求項9〜12のいずれか1項に記載のセルフブリードポンプであって、前記送出バルブ(300)は、前記セルフブリードポンプがその作動構成にあるときに、前記ポンピングチャンバの最上点または中間点に接続されることを特徴とする、セルフブリードポンプ。
  14. 請求項9〜13のいずれか1項に記載のセルフブリードポンプであって、それがダイヤフラムポンプまたはプランジャピストンポンプであることを特徴とする、セルフブリードポンプ。
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