JPS6131681A - 往復動ポンプのガス抜き機構 - Google Patents

往復動ポンプのガス抜き機構

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JPS6131681A
JPS6131681A JP15127584A JP15127584A JPS6131681A JP S6131681 A JPS6131681 A JP S6131681A JP 15127584 A JP15127584 A JP 15127584A JP 15127584 A JP15127584 A JP 15127584A JP S6131681 A JPS6131681 A JP S6131681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
chamber
suction
valve
fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP15127584A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyunei Tanomi
田野実 俊英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP15127584A priority Critical patent/JPS6131681A/ja
Publication of JPS6131681A publication Critical patent/JPS6131681A/ja
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、プランジ・ヤ、ピストン等の往復動により
ポンプ動作を行う往復動ポンプに係り、特にガスの発生
し易い液およびガスを含んだ液の取扱いに適するよう構
成したガス抜き機構に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
一般的に、プランジャ等の往復動を、油圧を介するかま
たは油圧を介さず直接にダイアフラムに伝達してポンプ
動作を行うよう構成したダイアフラムポンプは、定量性
に優れ、しかも取扱液がポンプ駆動機構に接触しないこ
と等から、種々の化学プラント用ポンプとして多用され
ている。
しかしながら、若干の圧力変化または温度変化の条件下
に分解作用を呈する気液混合流体等を取扱う場合、通常
のポンプ室容積ではポンプ移送を行うことは殆んど不可
能である。例えば、常温で塩素ガス、酸素ガスが分離す
る次亜塩素酸ンーダNa0CI!をポンプ移送する場合
、計画流量より遥かに低流量であったり、流量範囲を広
くとったものにおいて低流量域で使用したシすると、特
に夏場にあってはポンプ室内にガス溜りが発生し、吐出
量の低下もしくは送液不能となる。
このため、この種の特殊流体を円滑にポンプ移送するこ
とのできるポンプを得るには、例えばポンプ駆動を行う
ダイアフラムが位置するポンプ室容積を最小限に設定し
て内部流速を増大することによりガスの滞留を防止し、
しかも適正々ガス抜き機構を設けることが必要と六る。
しかしながら、この種のガス抜き機構は、単にポンプ流
路系の一部に自動ガス抜き弁を設置するだけでは充分な
効果は得られず、逆にポンプ効率を低下させる要因とな
り、未だ慴足すべきものは得られていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ポンプ室と連通する流体吸込側通路に
設けられる吸込弁の上流側にガス抜きチャンバを設け、
ポンプ室に流入する流体をその直前においてガス抜きす
ることにより取扱流体の適正な送液を達成することがで
きる往復動ポンプのガス抜き機構を提供するにある。
〔発明の要点〕
本発明に係る往復動ポンプのガス抜き機構は、ダイアフ
ラムによってポンプ室と圧力置換室とを画成し、前記ポ
ンプ室にそれぞれ成体吸込通路および流体吐出通路を連
通ずると共に各通路に吸込弁および吐出弁を設けてなる
往復動ポンプにおいて、前記ポンプ室の上部に流体吸込
通路を連通ずると共にこの通路の−・部に設けた吸込弁
の上部にガス抜きチャンバを隣接配置し、このガス抜き
チャンバの所定レベル位置に流体吸込管を接続し、さら
に前記吸込弁を取扱液の比重より小さい比重の材質から
なるボールを組んだボール弁で構成することを特徴とす
る。
前記のガス燐1機構において、流体吐出通路に設けた吐
出弁はボール弁で構成すると共にボールに対し流体の吐
出方向へ反撥弾力を生じるばね部材で保持するよう構成
すれば好適である。
〔発明の実施例〕
次に、本発明に係る往復動ポンプのガス抜き機構の実施
例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する
第1図は、本発明PA構の一笑施例を示すものであって
、油圧紹動式ダイアフラムポンプに応用した場合である
。すなわち、第1図において、参照符号ioは主プシン
ジャを示し、このプランジャ10は適宜のクランク機構
を介して往復動し、圧力置換室/2内に充満した駆動油
の作用下にダイアフラム/eに脈動圧を与え、ポンプ室
/6の容積変化を行ってポンプ動作を行うよう構成され
る。なお、この種のポンプにおいては、通常圧力置換室
/、2の上方には油溜槽lざを設けてこれを圧力置換室
12と相互に速力置換室/2へ駆動油を自動的に補給す
る自動補給弁(図示せず)および高圧発生を防ぐレリー
フ弁(図示せず)と、圧力置換室/2内に生じた気継を
自動的に除去する自動脱気弁(図示せず)とがそれぞれ
配設される。
ポンプ室76は、ダイアフラムヘッド20の一部におい
て、ダイアフラムl弘の一側面に隣接して比較的小容積
に構成する。このポンプ室/Aを形成するダイア72ム
ヘツド20には、ポンプ室/6にそれぞれ連通する流体
吸込通路jJと流体吐出通路λグとが設けられ、これら
の通路λコ、2弘の一部には流体の逆流を阻止して流体
を一定方向に送液するためのボール弁からなる吸込弁2
tおよび吐出弁、2.1′がそれぞれ設けられる。
しかるに、本実施例ポンプにおいては、ダイアフラムヘ
ッド20の上方に流体吸込通路22が設けられ、この通
路2コは外部接続可能な吸込管30と連通接続し、また
ダイアフラムヘラto フ/l /7−1r:*v f
WF&叶出;糸路、24’A二設けらlt、この通路2
≠は外部接続可能な吐出管32と連通接続する。そこで
、本発明においては、前記流体吸込通路2λの一部に設
けられた吸込弁26を構成するボール弁の上方にガス抜
きチャンバ3≠を設けたことを特徴とする。従って、こ
のガス抜きチャンバ3弘に吸込管3 、Of介して接続
される流体吸込通路、2.2はガス抜きチャンバ3≠の
所定レベル位置に設定し、ガス抜きチャンバElI内の
所定レベルまて常に取扱液を満たして空引きを生じない
ようにする。
また、本発明においては、前記吸込弁λ乙および吐出弁
、2gを流体の通路中に設けることから、例えばボール
弁を構成するボールの材質を取扱液の比重より小さな比
重を有するものとする。例えば、取扱液を次亜塩素酸ソ
ーダとした場合、その比重は約へ2〜/、3でらること
から、ボールをポリプロピレン(比重約Q、りl)で構
成すれば好適である。すなわち、この場合、ポンプ系統
が液で満たされていれば、ボールが常にその浮力によっ
て弁座に当接して逆止機能を保持することができる。し
かも、吸込弁、2乙の周囲にガスが溜れば、液面に応じ
てボールが変位してガス抜きを円滑に達成することがで
きる。
一方、吐出弁2gは、逆止作用を確実にするため、例え
ばボールに対し流体の吐出方向へ反撥弾力を生じるばね
を作用させて弁座に対し常に弾力的に圧接するよう構成
すれば好適である。
この場合、ばねのセット圧力はO0θλ〜O4,2KP
 f 7m2Gが望ましい。従って、このように吐出弁
2gを構成する場合、ボールの材質は取扱液の比重とは
無関係に任意のものを採用することができる。
前述した構成からなる往復動ポンプのガス抜き機構によ
れば、ポンプ室16に連通する流体吸込通路2−の一部
に設けた吸込弁2乙の上流側にガス抜きチャンバ3≠を
隣接配置したことにより、ポンプ室16に吸込まれる直
前の取扱液を貯留してガス抜きを行うことができるので
、ポンプ室16内に流入する液は殆んどガス分を含また
い状態となり、この種ポンプの特性である定量送液を確
実に達成することができる。また、吸込弁、2乙につき
、取扱液の比重より小さい比重の材質からなるボールを
使用したボール弁で構成することにより、ボール弁の周
囲によるガス抜き効果も向上し、前記ガス抜きチャンバ
との併用により、ポンプ室へのガスの流入を有効に防止
してこの種ポンプの定量性およびポンプ効率の向上を容
易に実現することができる。
第一図は、本発明に係る往復動ポンプのガス抜き機構の
別の実施例を示すものでらる。すなわち、本実施例は、
ポンプ構造につきダイアフラムを直接プシンジャで駆動
するようにした直動式ダイアフラムポンプに応用した場
合である。
従って、ポンプ室を画成するダイアフラムヘッド側にお
けるポンプ系統の構成は前記実施例と全く同一であり、
第1図に示す構成部分と同一の構成部分には同一の参照
符号を付してその詳細な説明に省略する。本実施例によ
っても、前述の実施例と全く同様に取扱液のガス抜き金
有鈍V凄慮1 升帽旨hゼンプμmイの中仔妊もrびポ
ンプ効率を向上させることができる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
各種往復動ポンプによってガス分を含んだ液もしくはガ
ス分離を生じ易い液を取扱う場合、ポンプ室へのガスの
流入を簡単な構成でし、かも確実に防止することができ
、往復動ポンプとL2ての機能を充分発揮させることが
できる。特に、本発明によれば、互いに隣接して配置し
たガス抜き°チャンバと取扱液との関係で比重調節を行
ったボール弁からなる吸込弁との併用により、簡単な構
成でしかも効率的なガス抜きを実現でき、しかも従来の
往復動ポンプと略同等のコストで製造することができる
という利点を有する。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る往復動ポンプのガス抜き機構の一
実施例を示す要部断面図、第2図は本発明に係るガス抜
き機構を応用した往復動ポンプの変形例を示す要部断面
図である。 10・・・プランジャ   /2・・・圧力置換室/グ
・・・ダイアフラム   16・・・ポンプ室/♂・・
・油溜4Q       、20・・・ダイアフラムヘ
ッド、22・・・流体吸込通路  24A・・・流体吐
出通路26・・・吸込弁     2g・・・吐出弁3
0・・・吸込管     32・・・吐出管3弘・・・
ガス抜きチャンバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイアフラムによつてポンプ室と圧力置換室とを
    画成し、前記ポンプ室にそれぞれ流体吸込通路および流
    体吐出通路を連通すると共に各通路に吸込弁および吐出
    弁を設けてなる往復動ポンプにおいて、前記ポンプ室の
    上部に流体吸込通路を連通すると共にこの通路の一部に
    設けた吸込弁の上部にガス抜きチャンバを隣接配置し、
    このガス抜きチャンバの所定レベル位置に流体吸込管を
    接続し、さらに前記吸込弁を取扱液の比重より小さい比
    重の材質からなるボールを組んだボール弁で構成するこ
    とを特徴とする往復動ポンプのガス抜き機構。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の往復動ポンプのガス
    抜き機構において、流体吐出通路に設けた吐出弁はボー
    ル弁で構成すると共にボールに対し流体の吐出方向へ反
    撥弾力を生じるばね部材で保持することからなる往復動
    ポンプのガス抜き機構。
JP15127584A 1984-07-23 1984-07-23 往復動ポンプのガス抜き機構 Pending JPS6131681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04132475U (ja) * 1991-05-28 1992-12-08 日機装株式会社 往復動ポンプの構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825221A (ja) * 1971-08-05 1973-04-02

Patent Citations (1)

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JPS4825221A (ja) * 1971-08-05 1973-04-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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