JP2018515614A5 - - Google Patents

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本明細書で提示されるPKおよびPD試験で示されるように、LB100自体が組織に入るが、一部は組織内でエンドタールに変換される。LB−100の精製標的タンパク質プロテインであるホスファターゼPP2Aの阻害剤として、エンドタールは強力で、約90nMのIC50を有する。インビボで、エンドタールは、LB−100より長い半減期を有し、その半減期がおよそ6時間であるのに対して、LB−100は約1時間以下である。したがってLB−100は、それ自体活性な抗癌作用因子であるとともに、さらにインビボでエンドタールへ変換されることによって組織内の目的の標的PP2Aに対する有効な阻害期間が増加している。数時間の活性の半減期は、はるかに短い持続期間よりも、臨床的に望ましい。LB−100の置換基の修飾は、LB−100の臨床的有用性、例えば、経口吸収を改善し、疾患プロセスを有する特定の器官、例えば脳への取り込みを改善し、さらには、組織への親化合物および/またはエンドタールの有効な送達のための変換率を改変することによって臨床的有用性をさらに増強する機会をもたらす。
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以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
構造:
(ここで、
Xは、OR1、NR23、OH、O−アルキル、O−アルケニル、O−アルキニル、O−アリール、O−アルキルアリール、O−ヘテロアリール、
であり、
ここで、R1はH、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルアリール、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、O(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
2およびR3は、それぞれ独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、O(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、C(O)O−t−Buまたは−CH2CNであり、
18は、Hまたはアルキルであり、
19は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
ここで、R4はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
5はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
6およびR7はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
8はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり;
Yは、OR9またはNR1011であり、
ここで、
9は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルアリール、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
であり、
10は、Hであり、
11は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
ここで、YがOR9であり、R9がH、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルアリールである場合、Xは、
であり、
ここで、Xが
であり、R17がCH3である場合、Xは、−O(C4アルキル)−OP(O)(OEt)2または−NH(C4アルキル)−OP(O)(OEt)2以外である)を有する、化合物またはその塩もしくはエステル。
[2]
構造:
(ここで、
17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニルまたはアルキルアリールであり;
Yは、OR9またはNR1011であり、
ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213、
であり、
10は、Hであり、
11は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである)を有する、項1に記載の方法。
[3]
前記化合物が、構造:
(ここで、
17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニルまたはアルキルアリールであり;
Yは、OR9であり、
ここで、R9は、
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
Zは、アミノ酸置換基であり、
AAは、アミノ酸部分である)を有する、項2に記載の方法。
[4]
前記化合物が、構造:
(ここで、
17は、H、メチル、エチル、CH2CH2OH、CH2(フェニル)であり;
Yは、OR9であり、
ここで、R9は、
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
Zは、アミノ酸置換基であり、
AAは、アミノ酸部分である)を有する、項3に記載の方法。
[5]
構造:
(ここで、
Yは、OR9であり、
ここで、R9は、
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
Zは、アミノ酸置換基であり、
AAは、アミノ酸部分である)を有する、項4に記載の化合物。
[6]
構造:
(ここで、
17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニルまたはアルキルアリールであり;
Yは、NR1011であり、
ここで、
10は、Hであり、
11は、
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
Zは、アミノ酸置換基であり、
AAは、アミノ酸部分である)を有する、項2に記載の化合物。
[7]
構造:
(ここで、
17は、H、メチル、エチル、CH2CH2OH、CH2(フェニル)であり;
Yは、NR1011であり、
ここで、
10は、Hであり、
11は、
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
Zは、アミノ酸置換基であり、
AAは、アミノ酸部分である)を有する、項6に記載の化合物。
[8]
構造:
(ここで、
Yは、NR1011であり、
ここで、
10は、Hであり、
11は、
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
Zは、アミノ酸置換基であり、
AAは、アミノ酸部分である)を有する、項7に記載の化合物。
[9]
Xは、OR1またはNR23であり、
ここで、R1は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
2は、Hであり、
3は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
ここで、R4はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
5はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
6およびR7はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
8はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり;
Yは、OR9またはNR1011であり、
ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
であり、
10は、Hであり、
11は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、O(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、項1に記載の化合物。
[10]
Xは、OR1であり、
ここで、R1は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
ここで、R4はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
5はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
6およびR7はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
8はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり;
Yは、OR9であり、
ここで、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、項9に記載の化合物。
[11]
Xは、OR1であり、
ここで、R1は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
ここで、R4はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
5はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
6およびR7はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
8はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり;
Yは、NR1011であり、
ここで、
10は、Hであり、
11は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、項9に記載の化合物。
[12]
Xは、NR23であり、
ここで、
2は、Hであり、
3は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
ここで、R4はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
5はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
6およびR7はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
8はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり;
Yは、NR1011であり、
ここで、
10は、Hであり、
11は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、項9に記載の化合物。
[13]
9は、
である、項3から5のいずれか一項に記載の化合物。
[14]
9は、
である、項3から5のいずれか一項に記載の化合物。
[15]
9は、
である、項3から5のいずれか一項に記載の化合物。
[16]
9は、
である、項3から5のいずれか一項に記載の化合物。
[17]
10は、Hであり、
11は、
である、項6から8のいずれか一項に記載の化合物。
[18]
10は、Hであり、
11は、
である、項6から8のいずれか一項に記載の化合物。
[19]
10は、Hであり、
11は、
である、項6から8のいずれか一項に記載の化合物。
[20]
10は、Hであり、
11は、
である、項6から8のいずれか一項に記載の化合物。
[21]
構造:
(ここで、
9は、
である)を有する、項5に記載の化合物。
[22]
構造:
(ここで、
11は、
である)を有する、項5に記載の化合物。
[23]
構造:
(ここで、
17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、C(O)O−t−Buまたは−CH2CNであり;
Yは、OR9であり、ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12または(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである)を有する、項1に記載の化合物。
[24]
17は、H、メチル、エチル、CH2CH2OH、CH2(フェニル)であり;
Yは、OR9であり、ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12または(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、項23に記載の化合物。
[25]
17は、H、メチル、エチル、CH2CH2OH、CH2(フェニル)であり;
Yは、OR9であり、ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12または(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、アルキルである、項24に記載の化合物。
[26]
17は、メチルであり;
Yは、OR9であり、ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12または(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12であり、
ここで、R12はそれぞれの出現において、アルキルである、項25に記載の化合物。
[27]
構造:
を有する、項23に記載の化合物またはその塩。
[28]
構造:
(ここで、
18は、Hまたはアルキルであり、
19は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
であり、
ここで、R4はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
5はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
6およびR7はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
8はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり;
Yは、OR9であり、
ここで、R9は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリールまたはアルキルアリールである)を有する、項1に記載の化合物。
[29]
18は、−Hまたは−CH3であり、
19は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4または(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4である、項28に記載の化合物。
[30]
18は、−Hまたは−CH3であり、
19は、−CH2−O(CO)CH3、−CH(CH3)−O(CO)CH3、−CH2−O(CO)OCH3、−CH(CH3)−O(CO)OCH3である、項29に記載の化合物。
[31]
構造:
(ここで、R20およびR21は、それぞれ独立して、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、またはヘテロアリールである)を有する、化合物またはその塩もしくはエステル。
[32]
20およびR21は、それぞれ独立して、H、メチル、エチル、CH2CH2OH、またはCH2(フェニル)である、項31に記載の化合物。
[33]
項1から32のいずれか一項に記載の化合物と医薬的に許容される担体とを含む医薬組成物。
[34]
項1から32のいずれか一項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩と、抗癌作用因子と、少なくとも1つの医薬的に許容される担体とを含む医薬組成物。
[35]
前記医薬的に許容される担体が、リポソームを含む、項33または34に記載の医薬組成物。
[36]
前記化合物がリポソームもしくはミクロスフェアに含まれているか、または前記化合物および前記抗癌作用因子がリポソームもしくはミクロスフェアに含まれている、項33または34に記載の医薬組成物。
[37]
対象の標的細胞にエンドタールをインビボ送達するための方法であって、前記対象に、項1から32のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含み、ここで、前記化合物における1つまたは2つの結合が、前記対象におけるインビボ加水分解切断を受け、それにより、前記対象の標的細胞にエンドタールを送達することを含む方法。
[38]
前記化合物が、構造:
(ここで、結合αおよび結合βの一方または両方が、前記対象におけるインビボ加水分解切断を受ける)を有する、項37に記載の方法。
[39]
前記化合物が、構造:
(ここで、結合χ、δ、ε、およびφの1つ以上が、前記対象におけるインビボ加水分解切断を受ける)を有する、項37に記載の方法。
[40]
前記対象の標的細胞へのエンドタールの送達が、疾患を患う前記対象における疾患を処置するために有効である、項37から39のいずれか一項に記載の方法。
[41]
構造:
(ここで、
X’は、OH、O(アルキル(alkly))またはNR2223であり、
22は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、もしくはヘテロアリールであり、
23は、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、もしくはヘテロアリールであり、または
22およびR23は、一緒になって、N−メチルピペラジンを形成し;
Y’は、少なくとも1つのアミン窒素を含有する抗癌作用因子Aであり、前記抗癌作用因子の前記窒素が炭素γに直接的に共有結合しているか、または
Y’は、少なくとも1つのヒドロキシル酸素を含有する抗癌作用因子Aであり、前記抗癌作用因子の前記酸素が炭素γに直接的に共有結合しているか、または
Y’は、
であり、
ここで、Aは、少なくとも1つのカルボン酸を含有する抗癌作用因子であり、前記抗癌作用因子の前記カルボン酸のカルボニル炭素が、酸素φに直接的に共有結合しており、R24は、Hまたはアルキルである)を有する、化合物またはその塩もしくはエステル。
[42]
構造:
(ここで、
Aは、少なくとも1つのアミン窒素を含有する抗癌作用因子Aであり、前記抗癌作用因子の前記窒素が炭素γに直接的に共有結合しているか、またはAは、少なくとも1つのヒドロキシル酸素を含有する抗癌作用因子であり、前記抗癌作用因子の前記酸素が炭素γに直接的に共有結合している)を有する、項41に記載の化合物。
[43]
構造:
(ここで、
24は、Hまたはアルキルであり、
Aは、少なくとも1つのカルボン酸を含有する抗癌作用因子であり、前記抗癌作用因子の前記カルボン酸のカルボニル炭素が、酸素φに直接的に共有結合しているか、またはAは、少なくとも1つの第一級アミドを含有する抗癌作用因子であり、前記抗癌作用因子の前記第一級アミドのカルボニル炭素が、窒素φに直接的に共有結合している)を有する、項41に記載の化合物またはその塩もしくはエステル。
[44]
構造:
を有する、項42に記載の化合物またはその塩もしくはエステル。
[45]
構造:
を有する、項43に記載の化合物またはその塩もしくはエステル。
[46]
対象の癌細胞にエンドタールおよび抗癌剤をインビボ送達するための方法であって、前記対象に、項42から45のいずれか一項に記載の構造を有する化合物を投与することを含み、それにより、前記対象の癌細胞にエンドタールおよび前記抗癌剤を送達することを含む方法。
[47]
前記化合物が、構造:
(ここで、結合ηが、前記対象におけるインビボ加水分解切断を受け、それにより、前記対象の癌細胞にエンドタールおよび前記抗癌剤を送達する)を有する、項46に記載の方法。

Claims (16)

  1. 構造:
    (ここで、
    Xは
    あり、
    ここで
    17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、C(O)O−t−Buまたは−CH2CNであり、
    18は、Hまたはアルキルであり、
    19は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R4、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR4、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR42、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R42、(C1〜C4アルキル)NR45、(C1〜C4アルキル)NC(O)R4、(C1〜C4アルキル)C(O)OR4、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR42、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO24、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR45
    であり、
    ここで、R4はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    5はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    6およびR7はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    8はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり;
    Yは、OR9またはNR1011であり、
    ここで、
    9、(1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
    であり、
    10は、Hであり、
    11は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
    であり、
    ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり
    ここで、Xが
    であり、R17がCH3である場合、は、−O(C4アルキル)−OP(O)(OEt)2または−NH(C4アルキル)−OP(O)(OEt)2以外である)を有する、化合物またはその塩もしくはエステル。
  2. 構造:
    (ここで、
    17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニルまたはアルキルアリールであり;
    Yは、OR9またはNR1011であり、
    ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213、
    であり、
    10は、Hであり、
    11は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12、(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR122、(C1〜C4アルキル)−OP(O)(O(C1〜C4アルキル)−O(CO)R122、(C1〜C4アルキル)NR1213、(C1〜C4アルキル)NC(O)R12、(C1〜C4アルキル)C(O)OR12、(C1〜C4アルキル)OC(O)アリール(C1〜C4アルキル)P(O)(OR122、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C2〜C4アルケニル)CO212、(C1〜C4アルキル)OC(O)(C1〜C4アルキル)NH2、(C1〜C4アルキル)C(O)NR1213
    であり、
    ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである)を有する、請求項1に記載の化合物。
  3. 前記化合物が、構造:
    (ここで、
    17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニルまたはアルキルアリールであり;
    Yは、OR9であり、
    ここで、R9
    あり、
    ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、請求項2に記載の化合物
  4. 前記化合物が、構造:
    (ここで、
    17は、H、メチル、エチル、CH2CH2OH、CH2(フェニル)であり;
    Yは、OR9であり、
    ここで、R9
    あり、
    ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    13はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    14およびR15はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、
    16はそれぞれの出現において、独立して、H、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、請求項3に記載の化合物
  5. 構造:
    (ここで、
    9
    ある)を有する、請求項に記載の化合物。
  6. 構造:
    (ここで、
    11
    ある)を有する、請求項に記載の化合物。
  7. 構造:
    (ここで、
    17は、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルケニル、アルキニル、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール、C(O)O−t−Buまたは−CH2CNであり;
    Yは、OR9であり、ここで、R9は、(C1〜C4アルキル)−O(CO)R12または(C1〜C4アルキル)−O(CO)OR12であり、
    ここで、R12はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである)を有する、請求項1に記載の化合物。
  8. 構造
    有する、請求項に記載の化合物またはその塩。
  9. 請求項1に記載の化合物と医薬的に許容される担体とを含む医薬組成物。
  10. 請求項1に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩と、抗癌作用因子と、少なくとも1つの医薬的に許容される担体とを含む医薬組成物。
  11. 17 は、H、メチル、エチル、CH 2 CH 2 OH、CH 2 (フェニル)であり;
    Yは、OR 9 であり、ここで、R 9 は、(C 1 〜C 4 アルキル)−O(CO)R 12 または(C 1 〜C 4 アルキル)−O(CO)OR 12 であり、
    ここで、R 12 はそれぞれの出現において、独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールである、請求項7に記載の化合物。
  12. 17 は、H、メチル、エチル、CH 2 CH 2 OH、CH 2 (フェニル)であり;
    Yは、OR 9 であり、ここで、R 9 は、(C 1 〜C 4 アルキル)−O(CO)R 12 または(C 1 〜C 4 アルキル)−O(CO)OR 12 であり、
    ここで、R 12 はそれぞれの出現においてアルキルである、請求項11に記載の化合物。
  13. 17 は、メチルであり;
    Yは、OR 9 であり、ここで、R 9 は、(C 1 〜C 4 アルキル)−O(CO)R 12 または(C 1 〜C 4 アルキル)−O(CO)OR 12 であり、
    ここで、R 12 はそれぞれの出現においてアルキルである、請求項12に記載の化合物。
  14. Yは、OR 9 であり、ここで、R 9 は、(C 1 〜C 4 アルキル)−O(CO)R 12 である、請求項7に記載の化合物。
  15. またはその医薬的に許容される塩である、請求項14に記載の化合物。
  16. のいずれかから選ばれるかまたはその医薬的に許容される塩である、請求項1に記載の化合物。
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