JP2018512964A - 薬物送達デバイスおよび薬物送達デバイスのための所定の破断部材 - Google Patents

薬物送達デバイスおよび薬物送達デバイスのための所定の破断部材 Download PDF

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Abstract

薬物送達デバイスは、ハウジング(2)と、ハウジング(2)に少なくとも部分的に収容される機械式アセンブリ(3)とを含む。機械式アセンブリ(3)は、ハウジング(2)から強制的に分離されるときに破損するよう構成される、所定の破断部材(13)を含む。

Description

本開示は、薬物送達デバイス、たとえば注射デバイスに関する。薬物送達デバイスは、基本的に特許文献1に開示されたデバイスとして設計される。
薬物送達デバイスは、薬物リザーバが空になったとき処分されるように構成された使い捨てデバイスであることが好ましい。このような薬物送達デバイスは、補充薬物を用いて補充および/または再使用するように構成されていないので、補充不能デバイスまたは再使用不能デバイスとも称される。補充とは、空の薬物リザーバを、薬物を含む薬物リザーバと交換すること、または空の薬物リザーバに薬物を補充することを意味することができる。
薬物送達デバイスは、補充されることは意図されていないが、不正操作されたデバイスが市場に出ている。このように不正操作されたデバイスに補充された薬物は、元々デバイスに含まれていた薬物とは同一ではないことが多い。一例として、不正操作されたデバイスに補充された薬物は、元の薬物が希釈されたものである場合がある。希釈された薬物は、使用者に元の薬物との識別ができず、これは使用者に重大な健康上の危険をもたらす場合がある。
WO2004/078239A1
本発明の目的は、改善された特性を有する薬物送達デバイスを提供することである。
本発明の第1の態様によれば、薬物送達デバイスは、ハウジングと、ハウジングに少なくとも部分的に収容される機械式アセンブリを含む。薬物送達デバイスは、ピストンロッドを含んでよい。機械式アセンブリは、薬物の用量を投薬するために、ピストンロッドを前方へ駆動するよう構成される。デバイスの使用中、特に投薬操作中に、ピストンロッドおよび/または機械式アセンブリの部材は、デバイスの開始位置から終了位置に向かって移動できる。開始位置は、それぞれの部材がハウジングに対して最も近位の位置であってよい。さらに機械式アセンブリは、投薬する用量のサイズを設定するように構成することができる。投薬量を設定することは、用量のサイズを選択すること、および/または投薬操作のための機械式アセンブリを準備することを含んでよい。
薬物送達デバイスは、注射デバイス、特にペン型の注射デバイスであってよい。デバイスは、薬物リザーバ、特にカートリッジを含んでよい。薬物リザーバは、ハウジングの遠位端に取付けられるよう構成される。「遠位端」という用語は、デバイスの端部、またはデバイスの投薬端部に最も近いデバイス部分を表すことができる。「近位端」という用語は、デバイスの端部、またはデバイスの投薬端部から最も遠く離れたデバイス部分を表すことができる。同様に、「遠位方向」という用語は、デバイスの投薬端部へ向かう方向を表し、「近位方向」という用語は、デバイスの投薬端部から離れる方向を表すことができる。
薬物送達デバイスは、再使用不能なデバイスであってよい。一例として、デバイスは薬物リザーバを取り外すのをサポートしないように構成される。薬物リザーバは、強制的でなければハウジングから取り外せない。デバイスの再使用には、機械式アセンブリおよび/またはピストンロッドを、デバイスの開始位置にリセットすることが、さらに必要となる場合がある。薬物送達デバイスは、このようなリセットをサポートしないように構成される。たとえば薬物送達デバイスは、デバイスをリセットするために必要な、機械式アセンブリをハウジングから取り外すことをサポートしないよう構成される。一例として、薬物送達デバイスは、機械式アセンブリがハウジングから完全に引き抜かれるのを止めるための、止め具を含むことができる。しかし、デバイスが再使用するよう構成されず、かつ意図されなくても、使用者がデバイスを強制的に分解し、薬物を補充して、デバイスの構成要素をそれぞれの開始位置にリセットしようと試みる場合がある。
機械式アセンブリは、機械式アセンブリまたはその部材が強制的にハウジングから分離されるときに破損するように構成される、所定の破断部材を含む。特に、所定の破断部材は、強制的にハウジングから分離されるときに破損するように構成される。所定の破断部材の破損は、破断部材に発生するひび割れ、破断部材の部分的または完全な破断、および/または所定の破断部材の変形を含んでよい。好ましくは、一旦機械式アセンブリまたはその部材がハウジングから分解されたら、所定の破断部材は、そのデバイスが再使用されるのを防ぐよう構成される。特に、強制的な分離中に起こる所定の破断部材の破損が、機械式アセンブリの適切な機能を無効にすることができ、および/または、デバイスを正確に再組立できなくすることができる。しかし、所定の破断部材は、デバイスの通常の使用中、たとえば設定中または投薬操作中には破損しないように十分に安定していることが好ましい。
所定の破断部材は、デバイスの通常の使用中、特に用量の設定中および/または用量の投薬操作中に、ハウジングから部分的に突出するように、および/またはハウジングの中に入るように構成される。それによって、所定の破断部材は、使用者が外部から接触可能となってよい。機械式アセンブリをハウジングから分解しようと試みるとき、所定の破断部材は、使用者によって把持されて強制的にハウジングから完全に引き出される。一例として、所定の破断部材は、所定の破断部材がハウジングから完全に引き出されるのを防ぐように構成された止め具に接してよい。たとえば、所定の破断部材をハウジングから引き出して、止め具を越えさせるためには、大きい曲げ力、および/または軸力を所定の破断部材に加える必要がある。所定の破断部材とともに、機械式アセンブリの別の部材がハウジングから引き出される。
所定の破断部材は、スリーブの形状を有してよい。用量を設定する間、所定の破断部材はハウジングから外れるように遠ざかる。用量を投薬する間、所定の破断部材は再びハウジングに向かって動く。
一例として、所定の破断部材は、使用者に情報を表示するためのインジケータ部材として構成される。特に、インジケータ部材は、投薬する薬物の用量サイズを表示するように構成される。インジケータ部材は、標示、特に数字を含んでよい。設定された用量サイズ、またはデバイスの現在の状態に関する他の情報を示す標示は、用量ディスプレイにおいて、特にハウジングの開口部を通して視認可能であってよい。
所定の破断部材は、ハウジングからの分解中に所定の破断部材が破損するように構成される、所定の破断領域を含む。したがって、所定の破断領域は、所定の破断部材の決められた弱点、または領域である。特に、所定の破断領域は、所定の破断部材の別の領域と比べて低い機械的安定性を有する領域であってよい。
一実施形態において、所定の破断領域は、薄くした材料厚を有する、または目打ち穴として構成される少なくとも1つのスポットを含む。このスポットは、点型の幾何形状、または破線型の幾何形状を有してよい。一例として、このスポットはスリットとして構成される。
所定の破断領域は、いくつかのこのようなスポットを含んでよい。一例として、このスポットは1列の線に配置される。この場合、所定の破断部材をハウジングから強制的に分離する間、ひび割れはこの線に沿って発生し得る。このスポットの線は、所定の破断部材の円周の周りを進んでもよい。一例として、この線は、所定の破断部材の円周の周りの閉じた線として進んでもよい。別の例として、このスポットの線は、所定の破断部材の円周の周りを螺旋状に進んでもよい。
所定の破断部材は、ねじ山を含んでよい。一例として、所定の破断部材は、デバイスの通常の使用の間、ハウジング、またはハウジングに固定された部材とねじ係合される。所定の破断領域は、ねじ山の溝に位置する。一例として、所定の破断領域は、上述のようなスポットの線を含んでよく、このスポットの線は溝に位置する。
好ましくは、所定の破断領域は、所定の破断部材の全長に沿っては延びない。一例として、所定の破断領域は、溝の一部だけに沿って位置する。所定の破断領域は、所定の破断部材の遠位部分にのみ位置する。所定の破断領域は、使用者がデバイスの不正操作を試みるときに、ハウジング、またはハウジングに固定された部材と直接係合する部材の部分にのみ位置する。不正操作中に、このような部分に大きい力が発生する場合があるので、この部分が最も破損する傾向がある。
一実施形態において、所定の破断領域は、薬物送達デバイスの外側からは視認できないように構成される。特に、所定の破断領域は、少なくとも所定の破断部材が部分的にハウジングに収容されている限り、視認できない。これは、使用者が所定の破断領域を認識できないという利点を有する。
一例として、所定の破断領域は、所定の破断部材がハウジングと組み立てられる限り、常にハウジング、またはデバイスの他の部材に覆われている部材の部分にのみ、位置する。所定の破断領域は、所定の破断部材の遠位端の近くにのみ位置する。
別の例として、所定の破断領域にある所定の破断部材の外面は、所定の破断部材のより安定した領域の外面からは識別できなくてよい。より安定した領域とは、所定の破断領域よりも高い機械的安定性を有する領域のことである。換言すると、所定の破断領域は、たとえハウジング、またはデバイスの他の部材によって覆われていなくても、使用者が所定の破断領域の存在を検出できないように設計される。一例として、所定の破断領域は、薄くした材料厚を有する少なくとも1つのスポットを含んでよく、ここで薄くした材料厚は外側からは視認できない。特に、このスポットは、所定の破断部材の外側には延びない、所定の破断部材の内面のくぼみとしてよい。
この場合、所定の破断領域は、デバイスの通常の使用中に、ハウジングから突出する所定の破断部材の一部に位置する。一例として、所定の破断領域は、デバイスの遠位端近くで始まり、所定の破断部材の全長の2/3まで延びてよい。
一実施形態によれば、所定の破断部材は、投薬する薬物の用量サイズを表示するためのインジケータ部材として構成される。特に、インジケータ部材は数字スリーブであってよい。インジケータ部材は、ハウジング、またはハウジングに固定された部材と係合するねじ山を含んでよい。ハウジングに固定された部材は、たとえばハウジング挿入物であってよい。所定の破断領域は、ねじ山の溝の内部に位置する。さらに、薬物送達デバイスは、インジケータ部材がハウジングから完全に引き出されるのを、特に回されて外れるのを防止するように構成された止め具を含んでよい。止め具は、用量が、薬物リザーバに残っている薬物の量よりも多く設定されるのを防ぐために、最大用量のための止め具であってよい。一例として、所定の破断部材は、最大用量に設定されるときに止め具に接するよう構成される。したがって、所定の破断部材は、ハウジングから完全に引き出されないように止められる。しかし、強制的な分離が可能である場合があるが、それによって所定の破断領域の所定の破断部材に破損をもたらすことができる。
本発明の別の態様による、薬物送達デバイスにおける機械式アセンブリのための所定の破断部材が開示される。所定の破断部材は、デバイスのハウジングから強制的に分離されるときに破損するように構成される。所定の破断部材は、上記で開示したすべての構造的および機能的特性を有してよい。一例として、所定の破断部材は、薬物送達デバイスのためのインジケータ部材として構成される。所定の破断部材破断は、薄くした材料厚を有する、または目打ち穴として構成される1つまたはそれ以上のスポットを含む、所定の破断領域を有してよい。このスポットは、所定の破断部材の円周の周りを螺旋状に進む線に沿って位置する。
本明細書で使用する用語「薬物」は、好ましくは少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、たとえば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、たとえば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、たとえば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、たとえば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、たとえば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、たとえば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、たとえば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(たとえば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、たとえば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、たとえば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、たとえば、アルカリまたはアルカリ土類、たとえば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、たとえば、水和物である。
さらなる特徴、改善点、および利点が、図面とともに以下の例示的な実施形態の記載から、明白になる。
組み立てられた状態の、薬物送達デバイスの側面図である。 分解された状態の、図1の薬物送達デバイスの斜視図である。 一実施形態による、所定の破断部材の側面図である。 別の実施形態による、所定の破断部材の側面図である。 別の実施形態による、所定の破断部材の側面図である。
同様の要素、同種の要素、および同一の作用の要素には、図面中で同じ参照番号が提供される。
図1は、薬物送達デバイス1を示す。薬物送達デバイス1は、注射デバイス、特にペン型の注射デバイスである。薬物送達デバイスは、基本的にWO2004/078239A1に開示されたデバイスのように設計される。
薬物送達デバイス1は可変用量デバイスであり、したがって使用者は用量サイズを選択できる。代替で、薬物送達デバイス1は不変用量デバイス、すなわち用量サイズが不変であり、したがって使用者は用量サイズを選択できない。薬物送達デバイス1は、複数の用量の適用のために構成することができる。この場合、使用者はデバイスから複数の用量を投薬することができ、すなわちデバイスをいくつかの用量の投薬操作に使用できる。
薬物送達デバイス1は、機械式アセンブリ3が部分的に収容される、ハウジング2を含む。機械式アセンブリ3は、薬物リザーバ(図示せず)から薬物を排出するため、ピストンロッド4を前方へ駆動するよう構成される。ピストンロッド4は、親ねじとして構成される。ピストンロッド4は、たとえばハウジング2に固定された部材によって、ハウジング2とねじ連結される。薬物はインスリンを含んでよい。薬物リザーバは、ハウジング2の遠位端5に取付けることができる。薬物リザーバは、カートリッジとして構成することができる。カートリッジは、カートリッジホルダに収容することができる。薬物リザーバは、ピストンロッド4によって前方へ移動されるように構成された栓を含んでよい。
薬物送達デバイス1は、デバイスの状態、特に設定された用量サイズについての情報を表示するためのインジケータ部材7を含む。用量設定部材6が、インジケータ部材7に固定される。インジケータ部材7は、インジケータ部材7がハウジング2とねじ連結するためのねじ山8を含む。インジケータ部材7は、直接ハウジング2と、特にデバイス1の外側ハウジングに係合されるか、またはハウジング2に固定された部材と係合される。インジケータ部材7は、その外面に標示(ここでは図示せず)、たとえば設定用量サイズを示す数字を含む。
用量を設定するため、用量設定部材6は回転される。それによって、所望の用量サイズが設定され、および/または機械式アセンブリ3が後続の投薬操作のために準備される。用量を設定するとき、用量設定部材6およびインジケータ部材7は、ハウジング2から外れるように遠ざかり、特にハウジング2から螺旋状に並進運動して外れる。選択された用量サイズは、用量ディスプレイ9で視認可能であってよい。特に、用量ディスプレイ9は、ハウジング2に開口部を含んでよく、開口部を通してインジケータ部材7の一部が視認できる。用量ディスプレイ9で視認できるインジケータ部材7上の標示は、選択された用量に対応してよい。
所望の用量が設定されると、次に使用者は、デバイス1の近位端11における用量ボタン10を押し下げることによって、用量を投薬できる。それによって、インジケータ部材7はハウジング2内に戻され、ピストンロッド4が機械式アセンブリ3によって遠位方向に前進する。それによって、ピストンロッド4は、カートリッジ内の栓を前方へ駆動し、カートリッジから用量を排出する。デバイス1を初めて使用する前に、ピストンロッド4は、ハウジングに対してピストンロット4の最も近位の位置である開始位置に位置する。用量がデバイス1から投薬されるとき、ピストンロット4は遠位へ移動する。すべての用量がデバイスから投薬されたとき、ピストンロッド4は、ハウジング2に対して最も遠位の位置である終了位置に到達する。同様に、機械式アセンブリ3またはその部材は、開始位置および終了位置を有してよい。
薬物送達デバイス1は使い捨てデバイスであり、すなわちデバイス1は、薬物リザーバが空のとき処分されることになる。換言すると、薬物送達デバイス1は、補充、および補充された薬物を伴って再使用されるために設計されていない。補充するとは、空のカートリッジを新しいカートリッジと交換することを意味するか、空のカートリッジに薬物を補充することを意味してよい。デバイス1を補充および再使用するには、ピストンロッド4および/または機械式アセンブリ3を、それらのそれぞれの開始位置にリセットすることが必要となり得る。このようなリセットは、機械式アセンブリ3またはその部材が、ハウジング2から分解されたときのみ可能となる。
デバイス1が、機械式アセンブリ3を取り外せるように設計されていなくても、軸力および/または曲げ力を機械式アセンブリ3、特にインジケータ部材7に加えることによって、強制的な取り外しが可能となる場合がある。特に、インジケータ部材7は、デバイス1の止め具機能によってさらなる近位への移動が妨げられるまで、ハウジング2から外れる方向に回される。そのとき、点線のボックスによって示された用量ディスプレイ9の領域における不正操作によって、機械的力はインジケータ部材7からハウジング2に移される。加えられた力が、ハウジング2の機械的安定性を超過するとき、ハウジング2は変形し、インジケータ部材7がハウジングから分離する場合がある。機械式アセンブリ3は、インジケータ部材7を介してのみハウジング2と連結され、したがってインジケータ部材7の分離は、機械式アセンブリ3のハウジング2からの分離をもたらし得る。さらに、インジケータ部材7に加えられる力によって、機械式アセンブリ3はピストンロッド4からも係合解除される。それによって、インジケータ部材7および機械式アセンブリ3は、ハウジング2から強制的に分解される。
図2は、機械式アセンブリ3をハウジング2から強制的に取り外した、図1のデバイス1を示す。特に、インジケータ部材7は、ねじ山付き挿入物12とともにハウジング2から強制的に外された。ねじ山付き挿入物12は、インジケータ部材7のねじ山8とねじ係合される。ねじ山付き挿入物12はハウジング2に固定されており、それによって、図1に示されるようなデバイス1が組み立てられた状態に、インジケータ部材7をハウジング2にねじ連結する。
薬物送達デバイス1は、一旦機械式アセンブリ3またはその部材が強制的にハウジング2から取り外されると、デバイス1の再使用を防止するように構成される。特に、薬物送達デバイス1は、機械式アセンブリ3またはその部材がハウジング2から強制的に外されると、破損、特に破断されるように構成された、所定の破断部材13を含む。好ましくは、所定の破断部材13の破損は、デバイス1のリセットおよび/または再使用を防止する。
一例として、インジケータ部材7は、所定の破断部材13として構成される。代替または追加で、機械式アセンブリ3の他の部材が、所定の破断部材13として構成される。
図3は、所定の破断部材13の実施形態を、特にインジケータ部材7として具現化して示す。所定の破断部材13は所定の破断領域14を含み、そこで所定の破断部材13は、部材13がハウジング2から強制的に分離されるとき、特に、強制的にハウジング2から引き出されるか、回転させて外されるときに、破損するように構成される。所定の破断部材13の破損は、デバイス1の機械的機能が復元されるのを防止できる。所定の破断領域14は、部材13の他の領域と比べて低い機械的安定性を有する領域である。一例として、所定の破断領域14は、薄くした材料厚または目打ち穴を有する1つまたはそれ以上のスポット15を含む。
一例として、所定の破断領域14は、インジケータ部材7に沿って螺旋状に延びることができる。特に、所定の破断領域14は、部材13のねじ山8の溝16に位置する。所定の破断領域14は、ねじ山8全体に沿っては延びない。特に、ねじ山8は機械的に脆弱にされていない安定した領域17を含む。
好ましくは、インジケータ部材7が所定の破断領域14を含むことを、外部からは視認できない。一例として、図1に示されるようにデバイス1が組み立てられた状態のときに、所定の破断領域14は、外部から視認できない所定の破断部材13の部分18に位置する。特に、所定の破断領域14は、インジケータ部材7の遠位端19の近くにのみ位置する。遠位端19は、デバイス1が組み立てられた状態において、常にハウジング2に収容される部分であってよい。好ましくは、所定の破断領域14は用量ディスプレイ9を通しても視認できない。特に、所定の破断領域14は、ハウジング2と組み立てられたときに、常にハウジングの一部によって覆われる。デバイス1を不正操作するとき、最大のひずみがインジケータ部材7の遠位端19の近くに加わる。したがって、インジケータ部材7の遠位端19に、所定の破断領域14を提供することは、最も効果的にインジケータ部材7の破損をもたらす。
一例として、インジケータ部材7は、標示20を、特に用量ディスプレイ9において選択された用量サイズを示すための数字を含むことができる。設定される最大用量は数字「80」(図示せず)によって示される80単位であってよい。デバイス1を不正操作するとき、インジケータ部材7を、止め具の位置に到達するまで、まずハウジング2から外へ回転させる。止め具の位置は、80単位が示されるインジケータ部材7の位置であってよい。所定の破断領域14は、たとえば80単位標示と54単位標示との間に位置する。この部分18は、デバイス1の通常の使用中は、常にハウジング2に収容される。
図4は、所定の破断部材13の別の実施形態を示す。図3に示される実施形態とは対照的に、所定の破断領域14は、デバイス1のハウジング2に覆われていなくても、所定の破断部材13の別の部分から識別されない。
一例として、所定の破断領域14は、目打ち穴として構成された、または薄くした材料厚を有するスポット15を含むことができ、スポット15は所定の破断部材13の被覆材料21によって覆われる。スポット15は、閉じられた目打ち穴と称される。一例として、このスポットは、所定の破断部材13の内面範囲の1つまたはそれ以上のくぼみとして構成される。特に、所定の破断部材13はスリーブを含んでよく、スリーブの内面がくぼみを含む。好ましくは、くぼみはスリーブの外面23には延びない。スポット15は、図3のように溝16に位置するか、または所定の破断部材13の他の範囲に位置する。
所定の破断領域14の外面23は、所定の破断部材13の安定領域の外面24から識別できないため、所定の破断領域14は、外側から視認可能な部材13の部分にも位置する。一例として、所定の破断領域14は、デバイス1の通常の使用中にハウジング2から突出することができる部分22に位置する。
開いた目打ち穴がないように構成された、所定の破断領域14の別の利点は、所定の破断部材13に適用される、潤滑グリースの損失を防止できることである。
図5は、図4で示されたものと同様の、所定の破断部材13を示す。ここで、所定の破断領域14は、近位方向にさらに延びている。矢印および点線で示されたように、所定の破断領域14は、所定の破断部材13の全長の約3/4まで軸方向に延びることができる。一例として、所定の破断領域14は、デバイスの通常の使用中にハウジング2から突出することができる部分22に延びることができる。それによって、不正操作中に、所定の破断部材13の破損は、部材13の遠位端の近くだけではなく、部材13の別の部分でも起こり得る。
図1から図5に示される所定の破断部材13は、射出成形プロセスで製造される。特に、プラスチック材料が、構成要素を製造するために使用される。所定の破断領域14、特に目打ち穴またはくぼみは、金属コアを幾何学的に調整することによって製造される。特に、1つまたはそれ以上の半径方向の突条、特に局部的な半径方向オフセットを有する調整された金属コアを製造することによって、薄くした材料厚が、したがって所定の破断領域14を所定の破断部材13に製造することができる。くぼみおよび/または目打ち穴、特にそれらの半径方向および軸方向の延長の形状およびサイズ、くぼみおよび/または目打ち穴の数、ならびに所定の破断領域14の延長は様々であってよい。
1 薬物送達デバイス
2 ハウジング
3 機械式アセンブリ
4 ピストンロッド
5 ハウジングの遠位端
6 用量設定部材
7 インジケータ部材
8 ねじ山
9 用量ディスプレイ
10 用量ボタン
11 近位端
12 ねじ山付き挿入物
13 所定の破断部材
14 所定の破断領域
15 スポット
16 溝
17 安定領域
18 ハウジングに収容された部分
19 部材の遠位端
20 標示
21 被覆材料
22 ハウジングから突出した部分
23 所定の破断領域の外面
24 安定領域の外面

Claims (20)

  1. 薬物送達デバイスであって、
    ハウジング(2)と、
    該ハウジング(2)に少なくとも部分的に収容される機械式アセンブリ(3)とを含み、
    ここで、該機械式アセンブリ(3)は、該機械式アセンブリ(3)またはその部材が、強制的にハウジング(2)から分離されるときに破損するように構成される所定の破断部材(13)を含む、前記薬物送達デバイス。
  2. 所定の破断部材(13)は、デバイス(1)の再使用を防止するように構成される、請求項1に記載の薬物送達デバイス。
  3. 所定の破断部材(13)は、ハウジング(2)から部分的に突出するよう構成される、請求項1または2に記載の薬物送達デバイス。
  4. 所定の破断部材(13)は、ハウジング(2)からの分離中に、所定の破断部材(13)が破損するように構成される所定の破断領域(14)を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  5. 所定の破断領域(14)は、薄くした材料厚を有する、または目打ち穴として構成される少なくとも1つのスポット(15)を含む、請求項4に記載の薬物送達デバイス。
  6. スポット(15)は、所定の破断部材(13)の円周の周りを螺旋状に進む線に沿って配置される、請求項5に記載の薬物送達デバイス。
  7. 所定の破断部材(13)は、ねじ山(8)を含み、所定の破断領域(14)は、ねじ山(8)の溝(16)の内部に位置する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  8. 所定の破断領域(14)は、薬物送達デバイス(1)の外側から視認できないように構成される、請求項4〜7のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  9. 所定の破断領域(14)は、所定の破断部材(13)の遠位端(19)の近くにのみ位置する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  10. 所定の破断領域(14)の外面(23)は、所定の破断部材(13)のより安定した領域(17)の外面(24)から識別できない、請求項1〜9のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  11. 所定の破断領域(14)は、薄くした材料厚を有する少なくとも1つのスポット(15)を含み、該スポット(15)は、所定の破断部材(13)の内面にくぼみとして構成される、請求項10に記載の薬物送達デバイス。
  12. ピストンロッド(4)を含み、ここで、薬物の用量を投薬するために、機械式アセンブリ(3)がピストンロッド(4)を遠位方向に駆動するように構成される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  13. 所定の破断部材(13)は、投薬する薬物の用量サイズを表示するためのインジケータ部材(7)として構成される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  14. ペン型の注射デバイスである、請求項1〜13のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  15. 所定の破断部材(13)は、投薬する薬物の用量サイズを表示するためのインジケータ部材(7)として構成され、ハウジング(2)または該ハウジング(2)に固定される部材と係合するねじ山(8)を含み、所定の破断領域(14)は、ねじ山(8)の溝(16)の内部に位置し、薬物送達デバイス(1)は、所定の破断部材(13)がハウジング(2)から完全に引き出されるのを防止するよう構成される止め具を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
  16. 薬物送達デバイスの機械式アセンブリのための所定の破断部材であって、該所定の破断部材(13)は、デバイス(1)のハウジング(2)から強制的に分離されるときに破損するように構成される、前記所定の破断部材。
  17. 所定の破断部材(13)がハウジング(2)から分離する間に破損するように構成される所定の破断領域(14)を含み、かつねじ山(8)を含み、ここで、所定の破断領域(14)は、ねじ山(8)の溝(16)の内側に位置する、請求項16に記載の所定の破断部材。
  18. 所定の破断部材(13)がハウジング(2)から分離する間に破損するように構成される所定の破断領域(14)を含み、ここで、該所定の破断領域(14)は、薄くした材料厚を有する、または目打ち穴として構成される1つまたはそれ以上のスポット(15)を含み、該スポット(15)は所定の破断部材(13)の円周の周りを螺旋状に進む線に沿って配置される、請求項16または17に記載の所定の破断部材。
  19. 前設定された破断部材(13)は投薬する薬物の用量サイズを表示するためのインジケータ部材(7)として構成される、請求項16〜18のいずれか1項に記載の所定の破断部材。
  20. ピストンロッドを駆動するための機械式アセンブリであって、該機械式アセンブリ(3)は、請求項16〜19のいずれか1項に記載の所定の破断部材(13)を含み、ここで、機械式アセンブリ(3)は、薬物の用量を投薬するために、ピストンロッド(4)を遠位方向に駆動するよう構成される、前記機械式アセンブリ。
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