JP2018511750A5

JP2018511750A5 -

Info

Publication number: JP2018511750A5
Application number: JP2017549333A
Authority: JP
Filing date: 2016-03-15
Publication date: 2019-02-28
Anticipated expiration: 2036-03-15

Claims

流体回路デバイスであって、
圧力が変動する関係を介して動作可能に連結されている少なくとも１つの第１の流体ボリュームと少なくとも１つの第２の流体ボリュームとを備え、少なくとも１つの圧力バランスバルブが、前記少なくとも１つの第１の流体ボリュームおよび前記少なくとも１つの第２の流体ボリュームを少なくとも１つの共通の第３の流体ボリュームに流体連通させ、
使用中、前記少なくとも１つの第１の流体ボリュームと前記少なくとも１つの第２の流体ボリュームとの間に圧力差があるとき、前記少なくとも１つの圧力バランスバルブが、
前記共通の第３のボリュームと、前記第１の流体ボリュームまたは前記第２の流体ボリュームのいずれかより圧力が低い方との間に流体流路を提供するように、かつ、
前記共通の第３のボリュームと、前記第１の流体ボリュームまたは前記第２の流体ボリュームのいずれかより圧力が高い方との間の流体流路を制限または閉鎖するように、
作用する、流体回路デバイス。
前記第１の流体ボリュームと前記第２の流体ボリュームとの間の圧力勾配が低いか、またはまったくない場合、前記圧力バランスバルブが、前記共通の第３のボリュームを介した前記第１の流体ボリューム及び前記第２の流体ボリュームの間の接続を可能にし、それによって、前記流体回路内のすべての容積にわたる圧力の平衡が可能になる、請求項１に記載の流体回路デバイス。
前記流体回路が閉回路である、請求項１又は２に記載の流体回路デバイス。
前記少なくとも１つの圧力バランスバルブが、第１の容積変化運動を介して前記第１の流体ボリュームおよび前記第２の流体ボリュームに対する圧力勾配の適用中に、前記第３の流体ボリュームと低圧の第１の流体ボリュームとを接続するように作動すると共に、ほぼ一斉に相対的に高圧の第２の流体ボリュームへの接続を制限または閉鎖し、
前記第１の流体ボリュームおよび前記第２の流体ボリュームに対して逆の容積変化運動を介して逆の圧力勾配が課せられる場合には、前記第３のボリュームと前記第１の流体ボリュームとの接続が制限または閉鎖され、ほぼ一斉に前記第２の流体ボリュームと前記第３の流体ボリュームとの間の接続が行われ、バルブの運動が、前記共通の第３のボリュームを介した前記第１の流体ボリュームおよび前記第２の流体ボリュームのうちのいずれか低圧の方との間の圧力勾配を少なくとも部分的に均等化させる、請求項１〜３のいずれか一項に記載の流体回路デバイス。
前記容積変化運動が線形ストローク運動、角運動、又は回転運動である、請求項４に記載の流体回路。
前記少なくとも１つの圧力バランスバルブが、少なくとも１つのバイアスを介して、少なくとも１つの第１の流体ボリュームまたは第２の流体ボリュームに対して流体流制限位置または閉鎖位置に駆動される、請求項１〜５のいずれか一項に記載の流体回路デバイス。
前記少なくとも１つの圧力バランスバルブが、細長いピン要素を備え、いずれかのピンの端部が、流体流路を制限または閉鎖するシールに接触する、請求項１〜６のいずれか一項に記載の流体回路デバイス。
前記少なくとも１つの圧力バランスバルブが、ハウジング内に位置する細長いピン要素を備え、前記第１のボリュームと前記第２のボリュームとの間に圧力差がある場合、前記ピン要素が、前記ハウジング内を前記ハウジングのいずれかの端部まで移動し、それにより、前記ピンの端部が前記ハウジングのいずれかの端部に位置するシールと接触し、前記第１のシールは前記第１の流体ボリュームと流体連通しており、前記第２のシールは前記第２の流体ボリュームと流体連通しており、それにより、前記第１のボリュームと前記第２のボリュームの一方と前記第３のボリュームとの間にアクセスを開くと共に、ほぼ一斉に前記第１のボリュームと前記第２のボリュームの他方と前記第３のボリュームとの間の流体連通を制限または閉鎖する、請求項１〜７のいずれか一項に記載の流体回路デバイス。
前記圧力バランスバルブが中立位置に駆動され、前記駆動力に打ち勝つのに十分な力が前記ピンに加えられるまで、前記第３のボリュームと前記第１の流体ボリュームおよび前記第２の流体ボリュームの両方とのアクセスを開く、請求項８に記載の流体回路デバイス。
駆動が、少なくとも１つのバイアスによって引き起こされる、請求項９に記載の流体回路デバイス。
単一の圧力バランスバルブを備える、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の流体回路デバイス。
前記流体回路デバイスが、エネルギー吸収装置に一体化されている、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の流体回路デバイス。
前記エネルギー吸収装置が液圧シリンダである、請求項１２に記載の流体回路デバイス。
前記エネルギー吸収装置が粘性ダンパである、請求項１２に記載の流体回路デバイス。
作動圧力変動を受ける流体回路内の作動流体の圧力変動を制御する方法であって、
（ａ）請求項１〜１４のいずれか一項に記載の流体回路デバイスを選択するステップと、
（ｂ）作動圧力変動を受ける装置に前記デバイスを一体化するステップとを含む、方法。