JP2018510676A - 可動性装飾要素 - Google Patents

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Abstract

その内面が互いに平行でその少なくとも1つが透明である2つの壁(5, 6)の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素であり、前記装飾要素はソケット(1)に備えられた貴石または半貴石(2)を含む。前記ソケット(1) が閉じられた底部(4)でありその外面(7)が閉じられた底部(4)が隆起してこの隆起した外面(7)が前記壁のうちの1つの壁の内面に対して適用される際に前記装飾要素の回転を促す閉じられた底部(4)と、前記底部(4)の反対側の開かれた外面(7)であり、前記石(2)とすれすれまたは前記石(2)に対して突き出ており前記装飾要素が前記2つの壁の間に配置される際に、前記壁(5, 6)の他一方の壁に対してベアリング表面を形成する開かれた外面(7)とを含む。前記貴石または半貴石(2)がソケット(1)の胴部(8)の上方に広がり前記石(2)を留め置く複数のアーム(3)によって前記ソケット(1)に設置され、これらのアーム(3)がそれらの間とソケット(1)の胴部(8)の上方に側面開口部(9)を残しアーム(3)の間に石(2)の側面が見え、前記ベアリング表面がソケット(1)の開かれた外面(7)の外周の周りにあって互いに離れている分離された接触領域の形で前記アーム(3)の自由端部によって構成される。

Description

本発明は宝石品目とりわけ指輪やペンダントの中を回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素に関し、可動装飾要素とともに飾られる実用品品目とりわけ腕時計、メガネフレーム、または豪華革製品の中も同様に回転し並進移動する。
移動中のユーザーが時計または宝石を動かす際のその装飾要素の可動性の追求は強い審美的効果を提供しそれをさらに示す時計や宝石に視覚上のアピール性を追加的に与える。時計のダイヤルの周りや文字の上部さえにも石等の宝石要素またはカボション上に設置された石さえも置くことは周知であり、このことはこれらの宝石要素の溝や囲い地における可動性に少なくともある程度の自由をもたらす。
US5319615はケースの外周およびガラスの外側に透明な環によって閉じられた環状路を記述し、その上を言葉の要素を定義するサインを形成する挿入物が移動してもよい。
特許EP0965071 とCH609517は出願人の名においてクレーム1の前文に則り、その内面が互いに平行でありその少なくとも1つが透明である2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素を開示する。この可動装飾要素はソケットに設置された貴石または半貴石を含み、ソケットは閉じられた底部を含みその外面が隆起してこの隆起した外面が前記壁のうちの1つの壁の内面に対して適用される際に前記装飾要素の回転を促す。このソケットはさらに前記底部の反対側の開かれた外面を含み、その外面は前記装飾要素が前記2つの壁の間に適用される際に、石に対してすれすれでありまたはわずかに突き出ており前記壁の他一方の壁に対するベアリング表面を形成する。
CH609517は特に可動装飾要素、特に小さな円筒形のソケットの形状の支持物に設置されるダイヤモンドを記述し、その底部の外面が凸形である。この凸形は摩擦力を軽減するために選ばれて、支持物の可動性、次に可動装飾要素の可動性を向上させた。この回転運動は興味深いシンチレーション効果を有する、なぜならそれが複数の切子面によってダイヤモンドに与えられるシンチレーション効果を示すからである。
一方EP0965071はハウジングに設置される可動装飾要素を記述し、ハウジングの2つの壁の内面が可動装飾要素としてのダイヤモンドのシンチレーション効果を増加させる目的で少なくとも1つの曲率半径に沿って隆起する。
先行技術のすべての場合において、図1が示すとおり可動装飾要素はその円筒形の壁が石を包囲しその環状外面が前記壁のもう一方に壁に対して連続的なベアリング表面を形成する円筒形ソケットに保持された貴石または半貴石からなる。
CH609517とEP0965071に記述された実施例は貴石のランダムな回転と並進移動の間に得られる驚くべき効果によって充分な満足を与え多大なる商業的成功を収めた。
米国特許第5319615号公報
本発明の目的は上述の種類であり、ダイヤモンドのシンチレーション効果を一層目覚ましいものにするよう構成された可動装飾要素を提供することにある。
本発明に従って、2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素はソケットに複数のアームによって保持される貴石または半貴石を含み、アームはソケットの胴部の上方に広がって石を留め置き、これらのアームがそれらの間とソケットの胴部の上方に側面開口部を残しアームの間から石の側面が見える。さらに上記ベアリング表面は、ソケットの開かれた外面の外周の周りにあって互いに離れている分離された接触領域の形で前記アームの自由端部によって構成され、たとえば通常それらが接触ポイントである。
ハウジングの壁の表面と連携する、ソケットの開かれた外面の外周の周りにあって互いに離れている分離された接触領域のために、石の並進運動がより長く回転を伴いそれが石がより速く回転するという印象を与え、一層驚くべき視覚効果を提供するということが注目されてきたのは驚くべきことであり、さらにいえば、その原因は回転するソケットの側面開口部を通してほぼ完全に可視である石が支援なしに独力で回転するという印象を与えることである。
本発明によるソケットは従ってその複数の切子面によってダイヤモンドに与えられるシンチレーション効果を強調し、その効果は石の可視性が増すことで際立つ。
好ましい実施例では、ソケットの前記アームと閉じられた底部は一体からなる。
好ましくは、前記アームと前記側面開口部はソケットの軸を中心に対称に設置されている。
1つの実施例では、ソケットは3つのアームを含むが、バリアントによってはソケットは4つまたは5つまたはもっと多くのアームを含んでもよい。
好ましくは、前記アームの断面は丸みを帯びた爪であり、それによってとりわけ石を2つの可動要素の互いの接触の際または可動要素と可動要素が合体されている品目の表面との接触の際に保護している。
石の寸法によっては、ソケットは閉じられた底部に平行な1つまたは2つの環を含んでもよく、前記アームが底部からこれらの環の上方に広がる。
石をよりよく視覚化するために、ソケットの側面開口部はたとえばソケットの外周の40%または60%を占め、好ましくはソケット(1)の外周の少なくとも75%または90%さえ占める。開口部が大きくなるほど石の可視性がより高まって石がより強調される。
好ましくは、ダイヤモンドが設置されるソケットは一般的に宝石においてダイヤモンドを設置するために使用される貴金属たとえば金からなる。しかしながら、たとえばステンレス鋼等の他の金属を使用することも可能である。
石の異なるサイズが石の様々な形状と同様に提供される。よって、好ましくは、貴石または半貴石とソケットが対応する形状つまりとりわけ一般的な円筒形、楕円形、正方形、三角形、または非対称形状を有する。
バリアントにおいては貴石または半貴石とソケットが異なる形状を有する。
たとえば宝石や腕時計に適用するために可動装飾要素はその内面が互いに平行で少なくとも1つが透明である2つの壁の間を自由に回転し並進移動するように設置される。
品目に設置されて移動するためにその内面が平行である壁と可動装飾要素の高さとの間に遊びが必要である。可動装飾要素の高さと壁の向かい合う内面との間の遊びは0.05 と0.3 mmの間、好ましくは0.05 と0.1 mmの間で構成されてもよい。
1つの実施例では、2つの壁が装飾要素の回転と並進移動における自由な転置のための自由空間の範囲を定める周辺端部をおおうように広がる。
他の実施例では、2つの壁が装飾要素の回転と並進移動における自由な転置のための環状路の範囲を定める2つの端部をおおうように広がる。
本発明による装飾品目の1つの特徴によれば、壁の平行な内面は平坦で、他の特徴によれば壁の平行な内面は隆起している。
本発明による装飾品目の1つの変更においては、ソケットの底部の外面は平坦で前記壁のうちの1つの壁の隆起した内面に対して適用され、それによって装飾要素の回転が促進される。
下記の図面に関して、本発明の特色は事例によってのみ提供されるいくつかの制限されない実施例や技術水準の事例の記述を読めばより明確に現れるだろう。
図1は、技術水準に則り2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素の透視図と断面図である。 図2は本発明に則り2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とし4本のアームを有するソケットと円形の石からなる可動装飾要素の透視図である。 図3は前記図2の可動装飾要素の側面図である。 図3Aは2つの壁の間にある前記図2の可動装飾要素の側面図である。 図4は前記図2の可動装飾要素の上面図である。 図5は前記図2の可動装飾要素の底面図である。 図6は3本のアームを有するソケットとハート形の石からなる可動装飾要素の上面図である。 図7は前記図5の可動装飾要素の側面図であり、前記ソケットがソケットの凸状底面とアームの端部との間の中間環を含む。 図7Aは2つの壁の間にある前記図5の可動装飾要素の側面図である。 図7Bはソケットの底部の外面が平坦であり、隆起した壁に対して押されるよう変更を加えた可動装飾要素を図7Aの可動装飾要素と同様に見た図である。 図8は、2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素のソケットに据え付けることを目的とする石の上面図である。 図9は2つの壁の間に4つの可動装飾要素が挿入された腕時計の断面図である。 図10は、2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素のバリアントの側面図である。
図1は、CH609517とEP0965071に記述されたとおり、2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素を示す。これらの装飾要素は円筒形の容器20からなり、その底部4はわずかに凸状で、容器20は石をはめ込むための環状の溝を有する。石2は容器20の凸状の底部4の反対側の開かれた上部を通して可視である。連続した円形接触面30は石の上部を囲みガラスと接触する。
本発明により、図2−5が示すとおり2つの壁の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素のこの実施例はソケット1に設置された円形の貴石2を含む。ソケット1は技術水準で知られるとおり閉じられた底部4を含み、その外面は隆起しておりこの隆起した外面が前記壁のうちの1つの壁の内面に対して適用される際に前記装飾要素の回転を促す。
貴石2はそのソケット1に4つのアームによって保持され、それらはソケット1の胴部8の上に広がり石2をはめ込む。これらの4つのアーム3はそれらの間とソケット1の胴部8の上方に側面開口部9を残しアーム3の間から石2の側面が見える。
貴石2とソケット1は対応する形状を有し、この例では丸みを帯びている(図4, 5)。ソケット1はさらに底部4の反対側に開かれた外面7を含みこれは石2に対して突き出ており不連続の上部ベアリング表面を前記壁5, 6のうちの壁5に対して、装飾要素が2つの壁の間に設置される際に形成する。
本発明によれば、不連続のベアリング表面はアーム3の自由端部によって、ソケット1の開かれた外面7の周辺のまわりに互いに離れている点状の分離された接触領域の形で構成される。よって、ソケット1が装飾要素の回転の間に壁5の内面と接触するのはこれらの分離された接触領域を介してである。さらに、これらの分離された接触領域によってソケットのより長期の回転とより速い速度での出現が可能になる。
図3Aが示すとおり、可動装飾要素は少なくともそのどちらかが透明である壁5, 6の間に設置される。この例では、ソケット内の石2が見えるために上部壁5が透明でなければならない。
4本の丸みを帯びた断片を有するアーム3と前記側面開口部9はソケット1の軸を中心に対称に設置される。
この実施例によれば、円形の石2は異なる直径を有してもよく、好ましくは2と5 mmの間であろう。ガラスの間の寸法は好ましくは1.5と5.0 mmの間であろう。
図6 が示す実施例では、可動装飾要素は3本のアームを有するソケット1とハート形状の石2からなる。3本の丸みを帯びた断片を有するアーム3と側面開口部9はソケット1の軸を中心に規則的に設置される。
図7 が示すソケット1は底部4の反対側に開かれた外面7を含み外面7は石2に対して突き出ている。さらに、ソケット1は閉じられた底部4に平行な環11を含み、アーム3が底部4からこの環11の上方に広がる。
図7A が示すとおり、可動要素7は2つの平行な壁5, 6の間に設置される。少なくとも上部壁5が透明だが、可動装飾要素が設置される装飾品目の構成によっては2つの平行な壁5, 6が透明であってもよい。
図7Bでの変更によれば、可動要素は平坦な底部を有しガラス5, 6が隆起している。この例では、可動要素の回転を生じさせるのはガラスの隆起である。
もちろん、図7Bは平坦な底部を有する可動要素を有する装飾品目の唯一の変更例である。図示された可動要素の他の実施例に、隆起した底部を隆起した壁に対して押される平坦な底部に差し替えるよう変更を加えてもよい。
図示された実施例では、側面開口部9はソケット1の外周の75%より多くまたは80%さえ占める。側面開口部9のサイズはソケット1の寸法や材料によってまたは石2のサイズや形状によって調整される。
図8 が示すとおり、石の異なる形状がベゼルとも呼ばれるソケット1にはめ込まれてもよい。石2は円形、ハート形、スクウェア、クッション形、三角形、梨形、マーキーズ、楕円または菱形であってもよい。
図9 が示す実施例では、断面図が示す腕時計が、中央部を有するケースに収容された、ダイヤル付きのムーブメントを含み、ケースは一方で底部によって閉じられ、他方でガラス5によって閉じられる。2番目のガラス6がガラス5とダイヤルの間に設置される。
この例では、各ガラス5, 6の各内面が中央部の内面の領域に適用され、その間に予め決定された高さを有する自由空間12の範囲を定める。この例ではクリスタル5, 6の各内面が厳密に平坦である。図示されないバリアントにおいては、各ガラス5, 6の各内面が1つ以上の曲率半径によって形成される軽微な隆起を、隆起の1つ以上の中心または軸を中心に、とりわけEP0965071による異なる断平面に沿って有してもよい。この場合、これらの2つの内面5, 6に与えられた各隆起は、その間に形成された自由空間の高さが一定のままであるように相互に厳密に同一である。
選択的に、EP0965071に従って記述されるとおり、自由空間12の面6の隆起を考慮して、回転効果を取り消すことなしに、しかしながらそれを減少させることによって、ソケット1の底部4の外面が平坦またはごくわずかに隆起していてもよいかもしれない。一方この方法によってソケット1の高さを減少させ結果的に2つのガラス5, 6の間の自由空間12の高さ従って腕時計の高さを減少させられる。
2つのガラス5, 6の間の自由空間12におけるソケット1の連続的な転置による損耗を避けるために、ガラス5, 6の内面はなめらかでひっかきキズがつかない適切な硬度の材料によらねばならない。
ダイヤモンド2が設置されたソケット1は一般的に宝石においてダイヤモンドを設置するために使用される貴金属たとえば金からなるのが好ましい。しかしながら、たとえばステンレス鋼等の他の金属を使用することも可能である。
図9が示す例のような例においては、スペース12の範囲を定める2つの壁5 ,6がガラス、好ましくはサファイヤまたはサファイヤに匹敵する硬度をもつ材料からなる。内部ガラスまたはその一部がダイヤルを覆わずたとえばダイヤルのまわりに配置された環状領域に限定されている場合には、1側面のみが透明となることになる。この場合、サファイヤガラスに代わって非透明の壁がたとえば石やセラミックなど他の適切な材料によって作られてもよい。
図9が示す例においては、ガラス5の上面だけが隆起をもっているが、バリアントでは外部ガラス5の2面が平行で隆起を持っている。隆起を持った外面ガラス5をとりわけ有することで著しく頑丈になるので、宝石品目にふさわしい厚みを得るべく厚みを減らしてもよく、それは腕時計には特に重要である。さらに、隆起したガラスは拡大して見える効果も与える。
EP0965071による壁の選択的な隆起は、可動装飾要素の回転速度に与える効果得る目的には非常に弱い。検査によって直径20 mmのガラスの隆起の高さの好ましい値が0.5と1 mmの間で位置付けられることが示された。より大きな隆起の高さが可能だがさらに大きな隆起の高さのよってダイヤモンドの転置が2つの壁5, 6によって区切られるスペース12の周辺領域に限定される傾向がある。
さらに、壁はたとえば球状の隆起または樽状の隆起を有してもよい(単一軸において)。
2つの壁5, 6によって区切られるスペースにおける可動装飾要素の動作は全くランダムである。回転スピードが速ければ速いほど、並進移動における転置は緩やかになり、逆も然りである。可動装飾要素はこれら装飾要素の動作を開始するために生成されたトルクの方向によって一方向にもその他の方向にも回転できる。この方向は全くランダムなので、2つの壁5, 6の間のスペース12がいくつかの可動装飾要素を保有する際には、互いが分離された異なる点またはコンタクト領域のためにそれらは異なる方向により長く、より速く見える異なるスピードで、および/またはより長く回転でき、よって一層驚くべきすばらしい効果が生じる。
図示しないバリアントにおいて、2つの壁5, 6が前記装飾要素の回転と並進移動における自由な転置のための環状路の範囲を定める2つの端部をおおうように広がる。たとえば、前記可動要素はダイヤルのまわりの周辺環状領域を占めてもよい。
図10が示す本発明の他の実施例によれば、可動性装飾要素は円筒形ソケット1から得られるだろう。この円筒形ソケット1は次に加工されて側面開口部9を有する。この場合、接触点の役割は互いに分離された領域または区分およびその外面が隆起してこの隆起した外面が前記壁のうちの1つの壁の内面に対して適用される際に前記装飾要素の回転を促す閉じられた底部4を有する領域または区分が果たし、前記底部4の反対側にある開かれた外面7が装飾要素が2つの壁の間に配置される際に2つの壁5, 6のうちの他方に対してベアリング壁を形成する環状区分を形成する石2に対してすれすれである。この解決法は特に提供するのが比較的容易であるという利点を有する。
上述の通り、本発明は腕時計に限られずあらゆる種類の品目特に指輪やペンダントのような宝石品目やメガネまたはペンなどの筆記具にも適用できる。本発明による可動性装飾要素を有する品目はまた、ハンドバッグ等の高級革製品と関連付けて認識されるだろう。一般にこれらの可動性装飾要素はその独自の審美的効果と関連付けるために任意の実用品目に適用されるだろう。特に、1つの品目の中に異なる種類のいくつかの装飾要素を含ませて独自の審美的効果を提供することが可能である。
1 ソケット
11 環
12 自由空間、スペース
2 石
20 容器
3 アーム
30 円形接触面
4 底部
5 壁、ガラス、クリスタル、内面、外部ガラス
6 壁、ガラス、クリスタル、内面、面
7 外面
8 胴部
9 側面開口部

Claims (20)

  1. その内面が互いに平行でその少なくとも1つが透明である2つの壁(5, 6)の間を自由に回転し並進移動することを目的とする可動装飾要素であり、前記装飾要素はソケット(1)に備えられた貴石または半貴石(2)を含み、前記ソケット(1)が:
    −閉じられた底部(4)でありその外面(7)が閉じられた底部(4)が隆起してこの隆起した外面(7)が前記壁のうちの1つの壁の内面に対して適用される際に前記装飾要素の回転を促す閉じられた底部(4)、と
    −前記底部(4)の反対側の開かれた外面(7)でありそれが前記石(2)とすれすれまたは前記石(2)に対して突き出ており前記装飾要素が前記2つの壁の間に配置される際に、前記壁(5, 6)の他一方の壁に対してベアリング表面を形成する開かれた外面(7)、とを含み、
    前記貴石または半貴石(2)がソケット(1)の胴部(8)の上方に広がり前記石(2)を留め置く複数のアーム(3)によって前記ソケット(1)に設置され、これらのアーム(3)がそれらの間とソケット(1)の胴部(8)の上方に側面開口部(9)を残しアーム(3)の間に石(2)の側面が見え、前記ベアリング表面がソケット(1)の開かれた外面(7)の外周の周りにあって互いに離れている分離された接触領域の形で前記アーム(3)の自由端部によって構成されることを特徴とする可動装飾要素。
  2. 請求項1に記載の装飾要素であり、前記アーム(3)がソケット(1)とその閉じられた底部と一体からなる装飾要素。
  3. 請求項1または2に記載の装飾要素であり、前記アーム(3)と前記側面開口部(9)はソケット(1)の軸を中心に対称に設置されている装飾要素。
  4. いずれかの先行請求項に記載の装飾要素であり、そのソケット(1)が少なくとも3本のアームを含む装飾要素。
  5. いずれかの先行請求項に記載の装飾要素であり、前記アーム(3)が丸みを帯びた断面の爪である装飾要素。
  6. いずれかの先行請求項に記載の装飾要素であり、そのソケット(1)が閉じられた底部(4)に平行な1つの環(11)を含み、前記アーム(3)が底部(4)からこの環(11)の上方に広がる装飾要素。
  7. いずれかの先行請求項に記載の装飾要素であり、前記側面開口部(9)がソケット(1)の外周の少なくとも40%または60%を占め、好ましくはソケット(1)の外周の少なくとも75%または90%さえ占める装飾要素。
  8. いずれかの先行請求項に記載の装飾要素であり、そのソケット(1)が貴金属からなる装飾要素。
  9. いずれかの先行請求項に記載の装飾要素であり、その石(2)が貴金属とりわけダイヤモンドからなる装飾要素。
  10. いずれかの先行請求項に記載の装飾要素であり、前記貴石または半貴石(2)と前記ソケット(1)が対応する形状つまりとりわけ一般的な円筒形、楕円形、正方形、三角形、または非対称形状を有する装飾要素。
  11. いずれか1つのの先行請求項に記載の少なくとも1つの装飾要素でありその内面が互いに平行でその少なくとも1つが透明である2つの壁(5, 6)の間を自由に回転し並進移動するように設置される装飾要素を含む装飾品目。
  12. 請求項11に記載の装飾品目であり、ソケット(1)の高さと壁(5, 6)の向かい合う内面との間の遊びは0.05 と0.3 mmの間、好ましくは0.05 と0.1 mmの間である装飾品目。
  13. 請求項11または12に記載の装飾品目であり、壁(5, 6)の平行な内面が平坦である装飾品目。
  14. 請求項11−13のいずれかに記載の装飾品目であり、壁(5, 6)の平行な内面が隆起している装飾品目。
  15. 請求項11−14のいずれかに記載の装飾品目であり、2つの壁(5, 6)がサファイヤまたはサファイヤに匹敵する硬度をもつ材料からなる装飾品目。
  16. 請求項11−15のいずれかに記載の装飾品目であり、2つの壁(5, 6)が透明である装飾品目。
  17. 請求項11−16のいずれかに記載の装飾品目であり、2つの壁(5, 6)が装飾要素の回転と並進移動における自由な転置のための自由空間の範囲を定める周辺端部をおおうように広がる装飾品目。
  18. 請求項11−17のいずれかに記載の装飾品目であり、2つの壁(5,6)が装飾要素の回転と並進移動における自由な転置のための環状路の範囲を定める2つの端部をおおうように広がる装飾品目。
  19. 請求項11−18のいずれかに記載の装飾品目であり、腕時計;筆記具;宝石;メガネフレーム;または革製品の形状である装飾品目。
  20. 請求項11−19のいずれかに記載の装飾品目の変更であり、ソケット(1)の底部(4)の外面が平坦で上記壁のうちの1つの壁(6)の隆起した内面に対して適用される装飾品目の変更。
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