JP2018510521A - ジオフェンシングを実施するための方法及びモバイルデバイス - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、ジオフェンシングを実施するための方法を提供する。方法は、ジオフェンスが設定されていることが検出された場合、第1の座標系における前記ジオフェンスを表す第1座標を決定し、前記第1の座標系は、前記ジオフェンスにより使用される座標系であり、前記第1座標を第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換し、前記第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、前記第1の座標系は、前記第2の座標系とは異なり、前記測位技術を使用して測定された測位結果の座標を、前記ジオフェンスを表す前記第2座標と比較し、前記測位結果の座標と前記ジオフェンスを表す前記第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガする。

Description

本発明は、移動通信の分野に関連し、特に、ジオフェンシングを実施するための方法及びモバイルデバイスに関する。
ジオフェンシング(Geo-fencing)は、モバイルデバイスと特定の地理的領域との間の関係を監視し、その関係に従って情報サービスを提供するための技術である。特定の地理的領域は、ジオフェンス(geo-fence)によって決定される。ジオフェンシングを実施するプロセスは通常以下の通りである:まず、ジオフェンスを確立し、次いで、リアルタイムの測位を開始し、その後、前記ジオフェンスの座標を測位結果の座標と比較して、モバイルデバイスが前記ジオフェンスの内部に又は外部に位置しているかどうかを判断し、最後に、リマインダや警告メッセージの送信や地図上の測位点の表示などの判断結果に従って対応する動作を実行する。
通常、ジオフェンスの座標と測位結果の座標は双方とも同じ座標系を使用する。しかし、実際のアプリケーションにおいて、前記ジオフェンスの座標系は、前記測位結果のそれとは整合しないことがしばしばあり、比較的大きな偏差がある。例えば、ユーザが、GCJ02、BD09、又はBD09LL座標系を使用して地図から直接地点を取得することによりジオフェンスを確立し、測位技術として全地球測位システム(英語:Global Positioning System, 略してGPS)を使用する場合には、前記ジオフェンスの座標系は、GPSを用いて取得された測位結果により使用される座標系WGS84とは異なる。
上記の問題に関して、先行技術は、別のジオフェンシングを実施するための方法を提供する:ジオフェンスと測位結果によりそれぞれ使用され得る座標系が直接規定され、座標系間の変換は内部で実施され、測位が成功するたびに、前記測位結果の座標が前記ジオフェンスにより使用される座標系の座標に変換され、その後、変換して得られた測位結果の座標が、前記ジオフェンスの座標と比較される。しかし、この方法においては、測位結果は、ジオフェンシングが開始される各間隔で取得され得る(例えば、測位結果が20秒ごとに得られる)。各測位結果に対して座標変換をする必要があり、それに続いて変換によって得られる各測位結果の座標がジオフェンスの座標と比較されるため、全体の動作処理が複雑となり、ジオフェンシングを実施するための消費電力が比較的大きくなることになる。
本発明の実施形態は、ジオフェンシングを実施するための消費電力を効果的に低減する、ジオフェンシングを実施するための方法及びモバイルデバイスを提供する。
第1の態様は、ジオフェンシングを実施するための方法を提供し、
ジオフェンスが設定されていることが検出された場合、第1の座標系における前記ジオフェンスを表す第1座標を決定するステップであって、前記第1の座標系は、前記ジオフェンスにより使用される座標系である、ステップと、
前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換するステップであって、前記第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、前記第1の座標系は、前記第2の座標系とは異なる、ステップと、
前記測位技術を使用して測定された測位結果の座標を、前記ジオフェンスを表す前記第2座標と比較するステップと、
前記測位結果の座標と前記ジオフェンスを表す前記第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガするステップと、
を含む。
第1の態様に関連し、第1の態様の第1の可能な実施様式において、前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換する前記ステップは、
前記第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するステップ
を含む。
第1の態様に関連し、第1の態様の第2の可能な実施様式において、前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換する前記ステップは、
前記第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するステップ
を含む。
第2の態様は、モバイルデバイスを提供し、
ジオフェンスが設定されているかどうかを検出するように構成されている検出モジュールと、
前記検出モジュールが、前記ジオフェンスが設定されていることを検出した場合に、第1の座標系における前記ジオフェンスを表す第1座標を決定するように構成されている決定モジュールであって、前記第1の座標系は、前記ジオフェンスにより使用される座標系である、決定モジュールと、
前記決定モジュールにより決定された前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換するように構成されている変換モジュールであって、前記第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、前記第1の座標系は、前記第2の座標系とは異なる、変換モジュールと、
前記測位技術を使用して、前記モバイルデバイスの測位結果を決定するように構成されている測位モジュールと、
前記測位モジュールにより測定された前記測位結果の座標と、前記ジオフェンスを表す前記第2座標とを比較するように構成されている比較モジュールと、
前記測位モジュールにより測定された前記測位結果の座標と前記ジオフェンスを表す前記第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガするように構成されているトリガモジュールと、
を含む。
第2の態様に関連し、第2の態様の第1の可能な実施様式において、前記変換モジュールは、前記第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するように特に構成されている。
第2の態様に関連し、第2の態様の第2の可能な実施様式において、
前記変換モジュールは、前記第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するように特に構成されている。
第3の態様は、メモリとプロセッサを備えたモバイルデバイスを提供し、前記メモリは、プログラムコードの1つのグループを格納し、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記プログラムコードを呼び出し、以下の動作:
ジオフェンスが設定されていることが検出された場合、第1の座標系における前記ジオフェンスを表す第1座標を決定することであって、前記第1の座標系は、前記ジオフェンスにより使用される座標系である、決定することと、
前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換することであって、前記第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、前記第1の座標系は、前記第2の座標系とは異なる、変換することと、
前記測位技術を使用して測定された測位結果の座標を、前記ジオフェンスを表す前記第2座標と比較することと、
前記測位結果の座標と前記ジオフェンスを表す前記第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガすることと、
を実行するように構成されている。
第3の態様に関連し、第3の態様の第1の可能な実施様式において、
前記プロセッサは、
前記第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換する
ようにさらに構成されている。
第3の態様に関連し、第3の態様の第2の可能な実施様式において、
前記プロセッサは、
前記第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換する
ようにさらに構成されている。
本発明において、測位技術を用いて測定された測位結果が得られる前に、前記ジオフェンスにより使用される第1の座標系におけるジオフェンスの第1座標が、前記測位技術により使用される第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標にまず変換されるため、この方法により、各測位結果がその後前記ジオフェンスと比較される場合、前記測位結果は、ジオフェンスにより使用される座標系における測位結果に変換される必要が無い。座標変換は、プロセス全体で一度だけ実行される。座標変換が各測位結果に対して一度実行される必要がある背景技術と比べ、本発明は、ジオフェンシングの消費電力を低減するように、ジオフェンシング動作の複雑さをかなり低減でき、ジオフェンスと測位結果の異なる座標系に起因する位置偏差の問題を解決することができる。
図1は、本発明によるジオフェンシングを実施するための方法における実施形態のフローチャートである。 図2は、本発明によるジオフェンシングを実施するための方法における反復オフセット推定アルゴリズムの使用の概略図である。 図3は、本発明によるモバイルデバイスの実施形態の概略構成図である。 図4は、本発明によるモバイルデバイスの別の実施形態の概略構成図である。 図5は、本発明によるモバイルデバイスのさらに他の実施形態の概略構成図である。
本発明の実施形態は、ジオフェンシングを実施するための消費電力を低減する、ジオフェンシングを実施するための方法及びモバイルデバイスを提供する。
当業者が本発明の技術的解決策をより理解できるように、以下では、本発明の実施形態における添付図面を参照して本発明の実施形態における技術的解決策を明瞭かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく一部にすぎない。創作的労力なしで本発明の実施形態に基づいて当業者が取得する他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれなければならない。
本発明の明細書、特許請求の範囲、及び添付の図面における「include(含む)」、「contain(含む)」及び他の異形は、非排他的な包含をカバーすることを意味し、例えば、ステップ又はユニットのリストを含む処理、方法、システム、製品、又はデバイスは、必ずしもそれらのユニットに限定されるものではなく、明示的にリストされていない、又は、処理、方法、システム、製品、又はデバイスなどに固有の他のユニットを含むことができる。
このテキストに関与するジオフェンシング(Geo-fencing)は、デバイス内のアプリケーションまたは機能として実現され得、ジオフェンス(geo-fence)は、デバイスの画面上でユーザにより設定されるフェンスであることに留意すべきである。
図1を参照すると、本発明の一実施形態におけるジオフェンシングを実施するための方法は、
101:ジオフェンスが設定されていることが検出された場合、第1の座標系におけるジオフェンスを表す第1座標を決定し、第1の座標系は、ジオフェンスにより使用される座標系である、
ことを含む。
ジオフェンスのために異なる設定方法が使用される場合、異なる設定方法は、異なる座標系を使用できるため、ジオフェンスは、異なる設定方法における異なる座標を有し得る。ジオフェンスが設定されていることを検出した場合、ジオフェンスの座標及びその座標の座標系が決定される。説明を容易にするために、座標は、第1座標として参照され、座標系は、第1の座標系である。
「ジオフェンスが設定されている」とは、デバイスの画面上でユーザが指をスライドさせることにより得られたジオフェンス、ユーザが保存するデバイスを選択するジオフェンス、又はデバイスの画面上に円の中心と半径を入力することにより、また別のアプリケーションを使用して、ロードすることにより、ユーザにより得られるジオフェンス、として理解され得ることに留意すべきである。「第1の座標系におけるジオフェンスを表す第1座標」とは、第1の座標系における第1座標が、ジオフェンスを表し得ると理解され得る。第1座標は、複数の座標のセット又は1つの座標であってよい。
異なるジオフェンスは、同一の又は異なる座標系を使用し得、本明細書に限定されないことを理解すべきである。
102:第1座標を、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換し、第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、第1の座標系は、第2の座標系とは異なる。
ジオフェンシングが実施される場合、モバイルデバイスは、指定された測位技術に従って測位結果を取得し、取得された測位結果をジオフェンスにより囲まれた地理的領域と比較して、ジオフェンスと測位結果との間の関係を判定する。比較の間、モバイルデバイスは、ジオフェンスの座標を、測位結果の座標と比較する。しかし、ジオフェンスにより使用される座標系(すなわち、第1の座標系)と、ジオフェンシングを実施するために設定され、測位技術により使用される座標系(すなわち、第2の座標系)は、同じ座標系である必要はない。したがって、第1の座標系が、第2の座標系とは異なる場合、第1座標は、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換される。「第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標」とは、第2の座標系における第2座標がジオフェンスを表し得ると理解し得ることを理解すべきである。第2座標は、複数の座標のセット又は1つの座標であり得る。
実際のアプリケーションにおいて、第1座標が第2座標に変換される前に、第1の座標系と第2の座標系が同じであるかどうかは、最初に判定され得、第1の座標系と第2の座標系が同じであるならば、第1座標は変換される必要が無く、又は第1の座標系と第2の座標系が異なっているならば、第1座標は、第2座標に変換される。あるいは、第1の座標系と第2の座標系が同じであるかどうかは、判定されなくてもよいが、第1座標は、第2座標に直接変換され、第1の座標系と第2の座標系が同じであるならば、変換により得られた第2座標と第1座標は同じであり、又は第1の座標系と第2の座標系が異なっているならば、変換により得られた第2座標と第1座標は異なっている。
第1座標を第2座標に変換するための方法は複数ある。例えば、第1の座標系が使用し得る座標系が第2の座標系が使用し得る座標系に変換される場合に必要となる変換モデルは、プリセットされ得る。第1座標が第2座標に変換される場合、現在使用されるのに適している変換モデルは、様々な変換モデルから選択され、変換モデルに従って、変換が実施される。
少なくとも2つのジオフェンスが設定されていることが検出される場合、各ジオフェンスの第1座標が変換されることを理解すべきである。
103:測位技術を使用して測定された測位結果の座標と、ジオフェンスを表す第2座標を比較する。
複数の位置技術があり、例えば、全地球的航法衛星システム(英語:Global Navigation Satellite, 略してGNSS)、セルラ測位、ワイファイ測位(英語:Wireless-Fidelity, 略してWi-Fi)、センサ測位、Bluetooth(登録商標)測位等のうちの任意の1つ又は複数である。GNSSは、全地球測位システム(英語:Global Positioning System, 略してGPS)、北斗衛星導航系統(英語:BeiDou Navigation Satellite System, 略してBDS)、ガリレオ測位システム等の内の少なくとも1つであり得る。異なる位置技術は、同じ又は異なる座標系を使用し得る。
ジオフェンシングを実施するための処理において、測位技術が選択された後、測位技術に対応する測位機能が開始される。具体的には、測位機能を開始する時間は、第1座標が第2座標に変換される場合の時間より前であっても、第1座標が第2座標に変換される場合の時間の後であってもよく、本明細書において限定されない。
実際のアプリケーションにおいて、各測位技術における測位の頻度は、プリセットされていてもよい。例えば、測位は、毎分60回実行され、又は、測位は、毎分30回実行される。異なる位置技術における測位の頻度は、同じであっても、異なっていてもよく、本明細書において限定されない。1つの測位結果が得られる毎に、測位結果の座標がジオフェンスの第2座標と比較される。
少なくとも2つのジオフェンスが設定されていることが検出される場合、各ジオフェンスの第2座標が測位結果の座標と比較されることを理解すべきである。
104:測位結果の座標とジオフェンスを表す第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガする。
例えば、トリガ条件は、測位結果がジオフェンス内に位置しているか、又は測位結果がジオフェンスに近いプリセット領域内に位置していることであり得る。トリガ条件が満たされる場合には、プリセットイベントは、プリセットエリアに関連する広告をプッシュしたり、プリセットエリアのソーシャルネットワークに自動的にログインしたり、リアルタイム位置を表示したりし得る。あるいは、トリガ条件は、測位結果は、ジオフェンスの外側に位置していることであってもよい。トリガ条件が満たされる場合には、プリセットイベントは、プリセットエリアのソーシャルネットワークなどから自動的に抜けてもよい。
当然、トリガ条件及びプリセットイベントの前述の説明は、例を使用して提供されたのみであり、限定されるものではない。好適には、複数の代替トリガ条件及びトリガイベントがプリセットされ得る。ユーザが設定を完了した後、モバイルデバイスは、選択され設定されたトリガ条件に従って、選択され設定されたプリセットイベントを実行する。
少なくとも2つのジオフェンスが設定されていることが検出された場合、異なるジオフェンスは、同じ又は異なるプリセットイベントに対応してもよく、測位結果と異なるジオフェンスとの間で満たされる必要があるトリガ条件は、同じであっても異なっていてもよい。異なるジオフェンスに対応するプリセットイベントの優先順位もプリセットされ得る。測位結果と、少なくとも2つのジオフェンスとの間で、対応するトリガ条件が同時に満たされる場合には、プリセットイベントは、優先順位に従って実行される。
この実施形態において、測位技術を用いて測定された測位結果が得られる前に、ジオフェンスにより使用される第1の座標系におけるジオフェンスの第1座標が、測位技術により使用される第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標にまず変換されるため、この方法により、各測位結果がその後ジオフェンスと比較される場合、測位結果は、ジオフェンスにより使用される座標系における測位結果に変換される必要が無い。座標変換は、プロセス全体で一度だけ実行される。座標変換が各測位結果に対して一度実行される必要がある背景技術と比べ、本発明は、ジオフェンシングの消費電力を低減するように、ジオフェンシング動作の複雑さをかなり低減でき、ジオフェンスと測位結果の異なる座標系に起因する位置偏差の問題を解決することができる。
この実施形態において、ステップ101から104が実行される場合、ステップ101から104は、モバイルデバイス(携帯電話又はタブレットコンピュータ等)又はアプリケーションプロセッサ(英語:Application Processor, 略してAP)により実行され得る。好適には、ステップ101から104は、APとは独立した低消費電力プロセッサ、又はAPとは独立した低消費電力システム・オン・チップ(英語:System on Chip, 略してSoC)でも実行され得る。低消費電力プロセッサと低消費電力SoCのそれぞれは、APの消費電力よりも消費電力が少ないプロセッサとSoCを指す。この方法により、ジオフェンシングの間必要とされる消費電力が、低減され得る。
この実施形態において、モバイルデバイスは、測位のための測位技術を使用する必要がある。実際のアプリケーションにおいて、1つだけの測位技術が測位のために使用され得るだけでなく、少なくとも2つの位置技術も使用され得、測位の間、少なくとも2つの位置技術の間で切り替えが行われる。好適には、ジオフェンシングのために使用される1つ又は複数の位置技術はプリセットされ得る。
少なくとも2つの位置技術を切り替えるための測位モードが使用される場合、ステップ102において、各ジオフェンスに対し、ジオフェンスの第1座標は、異なる位置技術により使用される座標系におけるジオフェンスを表す新しい座標に別々に変換される必要がある。ステップ103において、ジオフェンスが各測位結果と比較される場合、測位結果に対応する座標系における、ジオフェンスの新しい座標がまず決定され、その後決定された新しい座標が測位結果の座標と比較される。
この実施形態において、第1座標は、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換される必要がある。好適には、第1座標は、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換される。反復オフセット推定アルゴリズムは、以下で説明される。
反復オフセット推定アルゴリズムを簡潔に説明するために、最初に留意されるのは、モバイルデバイス内の任意の測位技術により使用される座標系Bがジオフェンスにより使用される座標系Aに変換される変換モデル(略してB−A変換モデルと称される)がモバイルデバイスに格納されることである。図2を参照すると、図2は、本発明によるジオフェンシングを実施するための方法における反復オフセット推定アルゴリズムの使用の概略図である。
目標位置における第1座標は、1次元空間における座標であるとする。1次元座標系A(すなわち、第1の座標系)における目標位置の座標は、x1(すなわち、第1座標)であり、x1に対応する1次元座標系B(すなわち、第2の座標系)における座標値x(すなわち、第2座標)が求められることが知られている。反復オフセット推定アルゴリズムは、以下で詳細に説明される。
ステップa:第1座標x1と第2座標xとの間のオフセット値を推定する。座標変換に関して、以下の2つの合理的な仮定がある。1:座標系Bにおける任意の2つの隣接点(点1及び点2として参照される)に対し、2つの点を、座標系Aに別々に写像して、2つの写像点(点1'及び点2'として参照される)を取得し、点1'と点1との間のオフセットは、点2'と点2との間のオフセットに近似する。2:座標系Aにおける1点の座標値aは、座標系Bにおける点の座標値bに距離的に近い。
図2に示されているように、座標系Bにおける点mの座標値は、xであり、座標系Aに写像された点m'の座標値はx1である。座標系Bにおける点nの座標値は、x1であり、座標系Aに写像された点n'の座標値は、x2であり、x2は、B−A変換モデルに従って計算された座標系Bにおけるx1を、座標系Aに写像したときに得られる座標値である。
前述の第2の合理的な仮定によれば、xとx1は距離的に近い。したがって、座標系Bにおける点mと点nは隣接している。さらに、前述の第1の合理的な仮定によれば、点m'と点mの間のオフセットdは、点n'と点nとの間のオフセットd1に近く、ここで、d=x1−x、d1=x2−x1、すなわちd≒d1である。
ステップb:xの推定値x'を計算する。d≒d1、x1−x≒x2−x1であるため、x≒x1−(x2−x1)であり、すなわちx'=x1−(x2−x1)である。
ステップc:反復動作を実行する。図2に示されているように、x'は、x1よりも実際のxに近いため、座標系Bにおける点nの座標値は、x'に置き換えられる。座標系Bにおける座標値がx'である点の座標系Aにおける写像点の座標値はx2'であることが、B−A変換モデルに従って計算され、すなわち、座標系Aにおける点n'の座標値は、x2'と置き換えられる。したがって、新しいオフセット値d1=x2'−x'は、古いd1=x2−x1よりもオフセット値dに近い。したがって、x2'−x'≒x1−xである。したがって、x≒x1−(x2'−x')、すなわち、xの新しい推定値x''=x1−(x2'−x')。
同様に、x''は、x'よりも実際のxに近い。したがって、点nの座標値は、x''に置き換えられる。ステップcは、x1と、点nの置き換えられた座標値が座標系Aに写像されたときに得られた座標値との間の差の絶対値がプリセット値より小さくなるまで、すなわち、座標系Aにおいて直近に得られた点n'と点m'との間の距離がプリセット値より小さくなるまで繰り返され、その後実際のxに近い推定値が取得される。プリセット値は、必要に応じてモバイルデバイスにより設定され、例えば、遅延や計算の複雑さなどの要件に応じて設定される。
2次元座標及び3次元座標に関しては、各次元の変換原理は、1次元座標の変換と同じであり、2次元座標及び3次元座標は、前述のステップを拡張することで取得され得る。詳細な処理はここでは詳細に説明しない。
同様に、ジオフェンスの第1座標が複数の座標のセットである場合、第1座標における各座標に対して前述の反復オフセット推定方法が用いられる限り、第2の座標系に変換された各座標の座標は、計算され得る。したがって、第2の座標系における計算された座標のセットは、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標である。
この実施形態において、ジオフェンスの第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、第2座標に変換することは、異なる座標系を変換するための要件を満たすことができ、異なる座標系を使用するジオフェンシングに適用でき、より広い適用範囲を有する。
理解の便宜のために、本発明のこの実施形態におけるジオフェンシングを実施するための方法が、実際の適用シナリオを用いて以下に説明される。
この実施形態において、モバイルデバイスは携帯電話である。ジオフェンスが設定されている場合、携帯電話のタッチスクリーンには、地図が表示され、地図により使用される座標系は、BD09である。ユーザは、タッチスクリーン上をスライドすることにより地図上の地理的領域を手動で囲む。携帯電話は、地理的領域の端にある点の座標値を取得し、点の座標値をジオフェンスに設定する。したがって、ジオフェンスにより使用される座標系は、BD09である。携帯電話が、ジオフェンスが設定されていることを検出した場合、座標系BD09におけるジオフェンスを表す第1座標が決定される。
ジオフェンシングを実施するために設定され、測位技術により使用される、携帯電話にプリセットされている座標系は、GLONASSシステム(英語では略してGLONASS)であり、GLONASSにより使用される座標系は、PE-90である。座標系PE-90を座標系BD09に変換するために必要な変換モデルは、携帯電話に予め格納されている。
携帯電話は、第1座標における各座標値を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、座標系PE-90におけるジオフェンスを表す第2座標に変換する。
第2座標が計算された後、携帯電話は、指定された測位技術に従ってGLONASS測位機能を有効にし、携帯電話の位置を決定する。測位頻度は、携帯電話にプリセットされている。測位結果の座標は、測位機能を有効にしたのち、間隔を置いて取得され、測位結果の座標が、第2座標と比較される。
測位結果の座標がジオフェンスの外側に位置し、ジオフェンスへの最小距離が5メートル以下であると判定された場合、携帯電話は、携帯電話が領域にまさに入ろうとしていることを示すリマインダを送信する。リアルタイムの測位結果がジオフェンスの内側に位置すると判定された場合、携帯電話は、領域のソーシャルネットワークに自動的にログインし、その領域に関する広告情報をプッシュする。リアルタイム測位結果がジオフェンスの外側に位置し、ジオフェンスへの距離が5メートルより大きいと判定された場合、携帯電話は、その領域のソーシャルネットワークから自動的に抜ける。
以上、本発明の実施形態におけるジオフェンシングを実施するための方法について説明したが、本発明の実施形態におけるモバイルデバイスについて以下に説明する。図3を参照すると、本発明のこの実施形態におけるモバイルデバイス300は、
ジオフェンスが設定されているかどうかを検出するように構成されている検出モジュール301と、
検出モジュールが、ジオフェンスが設定されていることを検出した場合に、第1の座標系におけるジオフェンスを表す第1座標を決定するように構成されている決定モジュールであって、第1の座標系は、ジオフェンスにより使用される座標系である、決定モジュール302と、
決定モジュールにより決定された第1座標を、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換するように構成されている変換モジュールであって、第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、第1の座標系は、第2の座標系とは異なる、変換モジュール303と、
測位技術を使用してモバイルデバイスの測位結果を決定する測位モジュール304と、
測位モジュールにより測定された測位結果の座標を、ジオフェンスを表す第2座標と比較するように構成された比較モジュール305と、
測位モジュールにより測定された測位結果の座標とジオフェンスを表す第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガするように構成されたトリガモジュール306と、
を含む。
この実施形態において、測位技術を用いて測定された測位結果が得られる前に、ジオフェンスにより使用される第1の座標系におけるジオフェンスの第1座標が、測位技術により使用される第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標にまず変換されるため、この方法により、各測位結果がその後ジオフェンスと比較される場合、測位結果は、ジオフェンスにより使用される座標系における測位結果に変換される必要が無い。座標変換は、プロセス全体で一度だけ実行される。座標変換が各測位結果に対して一度実行される必要がある背景技術と比べ、本発明は、ジオフェンシングの消費電力を低減するように、ジオフェンシング動作の複雑さをかなり低減でき、ジオフェンスと測位結果の異なる座標系に起因する位置偏差の問題を解決することができる。
オプションとして、変換モジュールは、第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換するように特に構成されている。
オプションとして、変換モジュールは、第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換する
ように特に構成されている。
好適には、モバイルデバイスは、APと、APよりも消費電力の低い、APとは独立した低消費電力プロセッサ若しくは低消費電力SoCとを含み、比較モジュールは、低消費電力プロセッサ又は低消費電力SoCにおいて特に実装される。
理解の便宜のため、本発明のこの実施形態におけるモバイルデバイスは、実際の適用シナリオを使用して以下に説明される。
図4を参照すると、図4は、本発明によるモバイルデバイスの別の実施形態の概略構成図である。この実施形態において、モバイルデバイス400は、アプリケーションモジュール401、ジオフェンシング・エンジンモジュール402、及びジオフェンシング・監視モジュール403を含む。アプリケーションモジュール401とジオフェンシング・監視モジュール403は、ジオフェンシング・エンジンモジュール402との接続を別々に確立し、ジオフェンシング・エンジンモジュール402を使用して通信を実行する。
アプリケーションモジュール401は、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011を含む。ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、ジオフェンシングを実施するために使用されるジオフェンスと、測位技術とを設定し、ジオフェンスのトリガ条件が満たされた場合に実行されるプリセットイベントを設定し、トリガ条件が満たされた場合にはプリセットイベントを実行するように特に構成されている。
好適には、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、ジオフェンスが設定されていることが検出された場合に、第1の座標系におけるジオフェンスを表す第1座標を決定するように構成され、第1の座標系は、ジオフェンスにより使用される座標系である。
オプションとして、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、ジオフェンスを編集、削除、起動、または無効にするようにさらに構成されてもよい。あるいは、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、測位動作モードをさらに設定してもよい。測位動作モードは、2種類を含み得、1つのタイプはただ1つだけの測位技術を使用して測位を実行するものであり、他のタイプは、少なくとも2つの位置技術を使用して測位を実行するものである。あるいは、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011が少なくとも2つのジオフェンスを設定する場合、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、ジオフェンスに対応するトリガイベントの優先順位を設定するようにさらに構成されるので、少なくとも2つのジオフェンスのトリガ条件を同時に満たす場合、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、ジオフェンスに対応するプリセットイベントを優先順位に従って実行することができる。
好適には、アプリケーションモジュール401は、別の位置情報サービス(英語:Location Based Services, 略してLBS)アプリケーションユニット4012をさらに含んでもよい。別のLBSアプリケーションユニット4012は、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011に仮想フェンスセットを提供し得る。ジオフェンスを設定する場合、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、別のLBSアプリケーションユニット4012における仮想フェンスをジオフェンスとしてロードし得る。あるいは、別のLBSアプリケーションユニット4012は、ジオフェンスのトリガ条件が満たされる場合にトリガされるプリセットイベントをプリセットし、ジオフェンスのトリガ条件が満たされる場合に、プリセットイベントをトリガしてもよい。
ジオフェンシング・エンジンモジュール402は、座標変換ユニット4021とジオフェンシング・管理ユニット4022とを含む。
座標変換ユニット4021は、決定された第1座標を第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換するように構成され、第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、第1の座標系は、第2の座標系とは異なる。
ジオフェンシング・管理ユニット4022は、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011により設定され、ジオフェンシングを実施するために使用される測位技術に従って測位ユニット4031を開始するように構成されている(以下の説明を参照)。測位動作モードがジオフェンシング・アプリケーションユニット4011においてさらに設定されている場合、ジオフェンシング・管理ユニット4022は、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011により設定された測位動作モードに従って測位ユニット4031を開始するようにさらに構成されている。
ジオフェンシング・監視モジュール403は、測位ユニット4031と位置監視ユニット4032とを含む。測位ユニット4031は、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011により設定された測位技術に従ってモバイルデバイスの測位結果を決定し、測位結果を位置監視ユニット4032にさらに送信するように構成されている。
位置監視ユニット4032は、測位ユニット4031から受信した測位結果を、座標変換ユニット4021から受信した第2座標と比較し、測位結果とジオフェンスとの間でトリガ条件が満たされているかどうかを判定し、測位結果とジオフェンスとの間でトリガ条件が満たされる場合、ジオフェンスステータス変更通知をジオフェンシング・管理ユニット4022に送信し、ジオフェンシング・管理ユニット4022がアプリケーションモジュール401をトリガし、プリセットイベントを実行する。
好適には、位置監視ユニット4032は、APとは独立した低消費電力プロセッサに設定されるか、又はAPとは独立した低消費電力SoCに統合され、ジオフェンシングの稼働消費電力を低減するように、APの呼び出し頻度を低下させる。
以上、本発明のこの実施形態におけるモバイルデバイスは、機能エンティティのユニット化の観点から説明したが、以下では、本発明の実施形態におけるモバイルデバイスについて、ハードウェア処理の観点から説明される。図5を参照すると、図5は、本発明によるモバイルデバイスのさらに他の実施形態の概略構成図である。この実施形態において、モバイルデバイス500は、メモリ501とプロセッサ502とを含む。メモリ501とプロセッサ502は、バス503を使用して接続されている。
メモリ501は、プログラムコードの1つのグループを格納し、プロセッサ502は、メモリ501に格納されたプログラムコードを呼び出し、以下の動作:
ジオフェンスが設定されていることが検出された場合、第1の座標系におけるジオフェンスを表す第1座標を決定することであって、第1の座標系は、ジオフェンスにより使用される座標系である、決定することと、
第1座標を、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換することであって、第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、第1の座標系は、第2の座標系とは異なる、変換することと、
測位技術を使用して測定された測位結果の座標を、ジオフェンスを表す第2座標と比較することと、
測位結果の座標とジオフェンスを表す第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガすることと、
を実行するように構成されている。
好適には、プロセッサ502は、
第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換する
ようにさらに構成されている。
好適には、プロセッサ502は、
第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、第2の座標系におけるジオフェンスを表す第2座標に変換する
ようにさらに構成されている。
当業者であれば、簡潔かつ簡単な説明のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作処理については、前述の方法の実施形態における対応する処理を参照して明確に理解し得、詳細はここでは再び説明しない。
さらに、本発明の実施形態は、実行された場合に以下の動作を実行するコンピュータ可読命令を含むコンピュータ可読媒体をさらに提供する:前述の実施形態におけるステップ101から104を実行することであって、ここでは再び説明しない。
さらに、実施形態は、前述のコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。
この明細書において提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、及び方法は、他の様式で実装され得ることは理解すべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単なる例示にすぎない。例えば、ユニット分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実装において他の分割であっても良い。例えば、複数のユニット又は構成要素は、別のシステムに組み合わせ又は統合してもよいし、又は、一部の特徴は、無視してもよいし、又は実行しなくてもよい。さらに、表示され又は議論された相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェースを使用して実装され得る。装置あんたはユニット間の間接的結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形状で実装されてもよい。
別個の部品として説明されたユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして表示されている部品は、物理的ユニットであってもなくてもよく、1カ所に配置されてもよいし、又は複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の必要に応じて選択されてよい。
また、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、又は物理的に単独で存在してもよく、又は、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されても、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売又は使用される場合には、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本質的に本発明の技術的解決策、又は先行技術に寄与する部分、又は技術的解決策のすべてまたはいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであり得る)に、本発明の実施形態に説明されている方法のステップの全部または一部を実行するように指示するためのいくつかの命令を含む。上記記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブル・ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM, Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM, Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光学ディスクなどのプログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
前述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するためのものであって、本発明を限定するものではない。本発明は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決策の精神及び範囲から逸脱することなく、前述の実施形態で説明した技術的解決策を変更したり、その技術的特徴の一部を等価に置き換えたりできることは理解すべきである。
301 検出モジュール
302 決定モジュール
303 変換モジュール
304 測位モジュール
305 比較モジュール
306 トリガモジュール
401 アプリケーションモジュール
4011 ジオフェンシング・アプリケーションユニット
4012 他のLBSアプリケーションユニット
402 ジオフェンシング・エンジンモジュール
4021 座標変換ユニット
4022 ジオフェンシング・管理ユニット
403 ジオフェンシング・監視モジュール
4031 測位ユニット
4032 位置監視ユニット
501 メモリ
502 プロセッサ
複数の位置技術があり、例えば、全地球的航法衛星(英語:Global Navigation Satellite, 略してGNSS)システム、セルラ測位、ワイファイ(英語:Wireless-Fidelity, 略してWi-Fi)測位、センサ測位、Bluetooth(登録商標)測位等のうちの任意の1つ又は複数である。GNSSは、全地球測位システム(英語:Global Positioning System, 略してGPS)、北斗衛星導航系統(英語:BeiDou Navigation Satellite System, 略してBDS)、ガリレオ測位システム等の内の少なくとも1つであり得る。異なる位置技術は、同じ又は異なる座標系を使用し得る。
好適には、アプリケーションモジュール401は、別の位置情報サービス(英語:Location Based Service, 略してLBS)アプリケーションユニット4012をさらに含んでもよい。別のLBSアプリケーションユニット4012は、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011に仮想フェンスセットを提供し得る。ジオフェンスを設定する場合、ジオフェンシング・アプリケーションユニット4011は、別のLBSアプリケーションユニット4012における仮想フェンスをジオフェンスとしてロードし得る。あるいは、別のLBSアプリケーションユニット4012は、ジオフェンスのトリガ条件が満たされる場合にトリガされるプリセットイベントをプリセットし、ジオフェンスのトリガ条件が満たされる場合に、プリセットイベントをトリガしてもよい。

Claims (9)

  1. ジオフェンシングを実施するための方法であって、
    ジオフェンスが設定されていることが検出された場合、第1の座標系における前記ジオフェンスを表す第1座標を決定するステップであって、前記第1の座標系は、前記ジオフェンスにより使用される座標系である、ステップと、
    前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換するステップであって、前記第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、前記第1の座標系は、前記第2の座標系とは異なる、ステップと、
    前記測位技術を使用して測定された測位結果の座標を、前記ジオフェンスを表す前記第2座標と比較するステップと、
    前記測位結果の座標と前記ジオフェンスを表す前記第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガするステップと、
    を具備することを特徴とするジオフェンシングを実施するための方法。
  2. 前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換する前記ステップは、
    前記第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するステップ
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のジオフェンシングを実施するための方法。
  3. 前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換する前記ステップは、
    前記第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するステップ
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のジオフェンシングを実施するための方法。
  4. モバイルデバイスであって、
    ジオフェンスが設定されているかどうかを検出するように構成されている検出モジュールと、
    前記検出モジュールが、前記ジオフェンスが設定されていることを検出した場合に、第1の座標系における前記ジオフェンスを表す第1座標を決定するように構成されている決定モジュールであって、前記第1の座標系は、前記ジオフェンスにより使用される座標系である、決定モジュールと、
    前記決定モジュールにより決定された前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換するように構成されている変換モジュールであって、前記第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、前記第1の座標系は、前記第2の座標系とは異なる、変換モジュールと、
    前記測位技術を使用して、前記モバイルデバイスの測位結果を決定するように構成されている測位モジュールと、
    前記測位モジュールにより測定された前記測位結果の座標と、前記ジオフェンスを表す前記第2座標とを比較するように構成されている比較モジュールと、
    前記測位モジュールにより測定された前記測位結果の座標と前記ジオフェンスを表す前記第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガするように構成されているトリガモジュールと、
    を具備することを特徴とするモバイルデバイス。
  5. 前記変換モジュールは、前記第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するように特に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のモバイルデバイス。
  6. 前記変換モジュールは、前記第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換するように特に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のモバイルデバイス。
  7. メモリとプロセッサを具備したモバイルデバイスであって、前記メモリは、プログラムコードの1つのグループを格納し、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記プログラムコードを呼び出し、以下の動作:
    ジオフェンスが設定されていることが検出された場合、第1の座標系における前記ジオフェンスを表す第1座標を決定することであって、前記第1の座標系は、前記ジオフェンスにより使用される座標系である、決定することと、
    前記第1座標を、第2の座標系における前記ジオフェンスを表す第2座標に変換することであって、前記第2の座標系は、ジオフェンシングを実施するように設定され、測位技術により使用される座標系であり、前記第1の座標系は、前記第2の座標系とは異なる、変換することと、
    前記測位技術を使用して測定された測位結果の座標を、前記ジオフェンスを表す前記第2座標と比較することと、
    前記測位結果の座標と前記ジオフェンスを表す前記第2座標との間の関係が、トリガ条件を満たす場合、プリセットイベントをトリガすることと、
    を実行するように構成されていることを特徴とするモバイルデバイス。
  8. 前記プロセッサは、
    前記第1座標を、反復オフセット推定アルゴリズムを使用して、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換する
    ようにさらに構成されていることを特徴とする請求項7に記載のモバイルデバイス。
  9. 前記プロセッサは、
    前記第1座標を、プリセットされた変換モデルに従って、前記第2の座標系における前記ジオフェンスを表す前記第2座標に変換する
    ようにさらに構成されていることを特徴とする請求項7に記載のモバイルデバイス。
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