JP2018508187A - 摺動式磁性粒子分離のためのアダプタ - Google Patents

摺動式磁性粒子分離のためのアダプタ Download PDF

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Abstract

プレートと磁石設置陥凹壁とを含む、試料処理システムの摺動ヘッドのためのアダプタが設けられる。プレートは、上面と、底面と、上面と底面との間に延在する前壁と、上面と底面との間に延在する後壁とを含む。磁石設置陥凹壁は上面に設置される。磁石設置陥凹壁は、試料処理システムの摺動ヘッドの磁石を収容するように構成されている。底面の少なくとも一部分は前壁から後壁まで第1方向に湾曲し、上面に対して凹状である。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2015年1月13日に出願された米国特許出願第14/595,926号の優先権を主張し、その内容全体が参照により援用される。
所望の成分を液体試料に存在する他の成分から隔離する液体試料の処理は、多様な分野に遍在している。例えば、DNA配列決定は、標的DNAを含有する細胞を最初に溶解して、所望の核酸と細胞残屑や溶解試薬など他の成分との複雑混合物である溶解物を形成することを伴いうる。所望の核酸は、増幅、検出、および数量化された後に、これら他の成分から隔離されなければならない。
ある実施形態例では、試料処理システムの摺動ヘッドのためのアダプタが設けられる。このアダプタは、プレートと磁石設置陥凹壁とを含む。プレートは、上面と、底面と、上面と底面との間に延在する前壁と、上面と底面との間に延在する後壁とを含むが、これらに限定されない。磁石設置陥凹壁は上面に設置される。磁石設置陥凹壁は、試料処理システムの摺動ヘッドの磁石を収容するように構成されている。底面の少なくとも一部分は前壁から後壁まで第1方向に湾曲し、上面に対して凹状である。
別の実施形態例では、試料処理システムの摺動ヘッドが設けられる。摺動ヘッドは、ハウジングと磁石とアダプタとを含むが、これらに限定されない。ハウジングは基部を含むが、これに限定されない。磁石はハウジングに設置されて基部に延在する。アダプタはハウジングの基部に設置される。アダプタは、プレートと磁石設置陥凹壁とを含むが、これらに限定されない。プレートは、上面と、底面と、上面と底面との間に延在する前壁と、上面と底面との間に延在する後壁とを含むがこれらに限定されない。磁石設置陥凹壁は上面に設置される。磁石設置陥凹壁は磁石を収容するように構成されている。底面の少なくとも一部分は前壁から後壁まで第1方向に湾曲し、上面に対して凹状である。
本開示の他の主な特徴および利点は、以下の図面、詳細な説明、および添付の請求項の検討時に当業者に明白となるだろう。
本開示の例示的実施形態が添付図面を参照して以下で説明され、同様の数字は同様の要素を指している。
例示的実施形態による試料処理システムの斜視図を表す。 図1Aの試料処理システムの正面図を表す。 図1Aの試料処理システムの右側面図を表す。 図1Aの試料処理システムの正面断面図を表す。 図1Aの試料処理システムにより実施される隔離方法を表す。 図1Aの試料処理システムにより実施される隔離方法を表す。 図1Aの試料処理システムにより実施される隔離方法を表す。 図1Aの試料処理システムにより実施される隔離方法を表す。 図1Aの試料処理システムの内ハウジングの斜視断面図を表す。 図3Aの内ハウジングの底面斜視図を表す。 図1Aの試料処理システムのアダプタの上面斜視図を表す。 図4Aのアダプタの底面斜視図を表す。 図4Aのアダプタの正面図を表す。 図4Aのアダプタの右側面図を表す。 図4Aのアダプタの正面断面図を表す。 図4Aのアダプタの一部分の拡大図を表す。 図4Aのアダプタの断面図を表す。 図1Aの試料処理システムの試料プレートの斜視図を表す。 図7Aの試料プレートの正面図を表す。 図7Aの試料プレートの右側面図を表す。 図7Aの試料プレートの上面図を表す。 図7Aの試料プレートの正面断面図を表す。 第二例示的実施形態による試料処理システムの正面図を表す。
図1A〜Dを参照すると、例示的実施形態による試料処理システム100の図が示されている。図1Aを参照すると、試料処理システム100の斜視図が示されている。図1Bを参照すると、試料処理システム100の正面図が示されている。図1Cを参照すると、試料処理システム100の右側面図が示されている。図1Dを参照すると、断面A−Aにおける試料処理システム100の正面断面図が示されている。試料処理システム100は、付加的な、少数の、または異なる構成要素を含みうる。
試料処理システム100は、標的分析物が固体基質(常磁性ビーズなど)に結合されている液体試料から標的分析物を隔離するのに使用されうる。試料処理システム100は、固体基質と、結合した標的分析物とを、基板の表面に形成された一つ以上の独立した液体収容ゾーン(液滴または液体充填ウェルなど)へ(磁石などを介して)液体試料から移動させることにより標的分析物を隔離するいかなる装置も含みうる。試料処理システム100は、多様なタイプの標的分析物(タンパク質、核酸、細胞など)を、液体試料(溶剤、血液、尿、唾液、植物、細胞など)に存在しうる他の成分から隔離するため、何らかのタイプの液体試料(生体試料など)を処理するのに使用されうる。そのため、試料処理システム100は、DNAまたはタンパク質精製、細胞分離などのためのプラットフォームとして使用されうる。このような技術は、基礎実験研究、医薬品開発、病気診断および監視などに広く使用されている。
試料処理システム100により実施される例示的な隔離方法が、図2A〜2Dに概略的に図示されている。図2Aに示されているように、第1ウェル204と第2ウェル208と第3ウェル212とは、基板216の表面に設置されうる。ここで使用される際に、「設置」の語は、接合、一体化、接続、連結、連動、挿入、懸架、保持、添付、装着、締結、結合、貼付、固定、ボルト締め、ネジ止め、リベット締め、はんだ付け、溶接、接着、上部形成、内部形成、積層、成型、支承、支持、当接、および他の同様の語を含む。「に設置される」、「へ設置される」の語句や同等の語句は、言及される要素の内部または外部を指している。これらの語句は、直接設置(言及される要素が直接接触している)と、間接設置(言及される要素が直接接触せずに中間要素を通して接続されている)も内含する。互いへ設置されると言及される要素はさらに、例えば、当業者に理解されている成型または熱成形プロセスを使用して一緒に一体成形されうる。その結果、互いへ設置されるとここに記載される要素は、独立した構造要素を必要としない。他に指定がなければ、要素は永久的に、着脱可能に、または解離可能に設置されうる。
液体試料220は、第1ウェル204に充填されうる。液体試料220は、複数の粒子224に結合された標的分析物(細胞など)を含む多様な成分を含みうる。粒子224は、磁性、常磁性、または強磁性でありうる。
図2Bに表されている第1ステップでは、アダプタ232に設置されている磁石230からの磁力が、標的分析物に結合された複数の粒子224をアダプタ232の底面に誘引してここに保持するように、磁石230が第1ウェル204の上に配置されている。上、底、右、左、前、後など、方向を示す語の使用は、ここで言及される装置の構成要素を形成する様々な表面の言及を容易にすることを意図したものに過ぎず、いかなる点でも限定的であることを意図していない。
図2Cに表されている第2ステップでは、磁石230が第2ウェル208の上に配置されるまで、磁石230を備えるアダプタ232が軸線240で示されている方向に平行移動される。第2ウェル208には液体210が充填されうる。液体210は、標的分析物を改質するための処理試薬(着色剤など)を含みうる。標的分析物に結合された複数の粒子224は、磁石230が第2ウェル208の上に配置された時に第2ウェル208の液体210に浸される。複数の粒子224に結合されていなかった液体試料220の他の成分は、第1ウェル204に残る。
図2Dに表されている第3ステップで、磁石230を備えるアダプタ232は、磁石230が第3ウェル212の上に配置されるまで軸線240に沿ってさらに平行移動される。第3ウェル212には液体214が充填されうる。液体214は洗浄溶媒を含みうる。標的分析物に結合されている複数の粒子224は、磁石230が第3ウェル212の上に配置された時に第3ウェル212の液体214に浸される。磁石230の解離または反復的磁力の印加は、標的分析物に結合されていた複数の粒子224を放出し、この粒子は続いて第3ウェル212の液体214内に分散する。複数の粒子224の分散は、基板216の下に配置された第2磁石250により容易となりうる。新たに処理され隔離される標的分析物(着色細胞など)を備える複数の粒子224を含む液体214は、さらなる分析のため取り出されうる。
図1A〜Dを再び参照すると、試料処理システム100は、基部102と摺動ヘッド104と試料プレート106とを含みうる。試料処理システム100は自動化システムであるか、当業者に理解されるように利用者の手を用いて手動で使用されうる。利用者がグローブを着用している時でも起こりうる汚染を回避するため、アダプタ232に触れることなくアダプタ232が摺動ヘッド104に設置されうる。基部102は、基部プレート108と前壁110と右側壁112と左側壁114と後壁116とを含みうる。基部プレート108は上面117を含む。基部プレート108は、基部プレート108の右縁部123に沿って上面117から延出する第1レール118と、基部プレート108の左縁部122に沿って上面117から延出する第2レール120とを含みうる。基部102は、右側壁112と第1レール118との間の第1長形通路126と、左側壁114と第2レール120との間の第2長形通路128とを含みうる。基部102は、試料プレート106を固定位置で受容および支持するように構成されている上面117に形成された陥凹部(不図示)を含みうる。
基部プレート108とその壁110,112,114,116とそのレール118,120とは、単体として形成されうる。基部102は、摺動ヘッド104および試料プレート106のための支持構造となる。摺動ヘッド104は、レール118,120と長形通路126,128とを介して長手軸線130に沿って試料プレート106の上を前後に摺動しうるのに対して、試料プレート106は基部102上の位置に固定されている。
摺動ヘッド104は、外ハウジング132と内ハウジング134とカバー136とアダプタ138とを含みうる。アダプタ138は、図2A〜2Dのアダプタ232の例示的実施形態である。外ハウジング132は基部102に設置されうる。外ハウジング132は、内ハウジング134を受容および包囲するように構成されている内部を画定する前壁140と右側壁142と左側壁144と後壁(不図示)とを含みうる。外ハウジング132は、右側壁142から延出する右脚部146と、左側壁144から延出する左脚部148とを含みうる。右脚部146の端部は、基部102の第1レール118および第1長形通路126と係合するように構成されうる。左脚部148の端部は、第2レール120および第2長形通路128と係合するように構成されうる。そのため、摺動ヘッド104は、長手軸線130の方向に基部102の上を前後に摺動しうる。外ハウジング132の壁140,142,144(および後壁)と脚部146,148とは、単体として形成されうる。
内ハウジング134は、外ハウジング132の内部に設置されうる。内ハウジング134は、内部空間を画定する底プレート300(図3A参照)と前壁150と右側壁152と左側壁154と後壁156とを含みうる。底プレート300とその壁150,152,154,156とは単体として形成されうる。
内ハウジング134は、内部空間に形成された複数の通路158a,158b,160を含みうる。通路158a,158bは、第1隆起部材162aと第2剛性部材162bをそれぞれ受容するとともに、基部プレート108の上面117により画定されうる基部102の平面にほぼ垂直に第1および第2剛性部材162a,162bを整列させるように構成されうる。第1および第2剛性部材162a,162bは、内ハウジング134と外ハウジング132とカバー136とに設置されるバネ排出システム164に設置されうる。バネ排出システム164は、利用者がカバー136を下向きに押した時に、第1および第2剛性部材162a,162bをそれぞれ通路158a,158b内で下向きに移動させるように構成されうる。自動化システムにおいて、排出システムは、電子制御で自動的に移動されうる。第1および第2剛性部材162a,162bがアダプタ138の陥凹部414a,414g(図4参照)と接触する時にアダプタ138に加えられる力は、アダプタ138を内ハウジング134から外す。ロッド、バー、ピンなど、多様な剛性部材が使用されうる。
内ハウジング134の通路160の各通路は、複数の磁石166a〜dの磁石を受容するとともに、複数の磁石166a〜dを試料プレート106にほぼ垂直に整列させるように構成されうる。複数の磁石166a〜dは、内ハウジング134の中に設置されるバー168に設置されうる。複数の磁石166a〜dは、線形アレイとして設置されうる。複数の磁石166a〜dは、試料プレート106の上を平行移動する時に、その中心が試料プレート106のウェル712a〜dの中心の上をほぼ通過するように設置されうる。手動システムでは、複数の磁石166a〜dが自由浮動しうる。自動化システムでは、複数の磁石166a〜dが電子制御で自動的に移動されうる。
図3Aを参照すると、図1Aの断面A−Aにおける内ハウジング134の斜視断面図が示されている。図3Bを参照すると、内ハウジング134の底面斜視図が示されている(つまり内ハウジング134が軸線Bを中心に180°回転されている)。内ハウジング134の底プレート300は、上面304と底面306とを有している。底プレート300は、底プレート300に形成された複数の陥凹部308a〜hを含みうる。複数の陥凹部308a〜hの各陥凹部は、底面306から上面304および内面に向かって延出する側壁を有する。陥凹部308eの側壁310eと内面312eとは、例示のため記載されている。複数の陥凹部308a〜hのうち幾つかの陥凹部は、底プレート300に形成されて、第1または第2剛性部材162a,bの端部または複数の磁石166の一つの端部に、陥凹部の内面を通過させて内ハウジング134の内部に到達させる孔を含みうる。陥凹部308aの孔314aは、例示のため記載されている。孔314aは、第1剛性部材162aの端部に内面を通過させて内ハウジング134の内部に到達させる形状および大きさを持ちうる。陥凹部308gは同じく、第2剛性部材162bの端部に、内面を通過させて内ハウジング134の内部へ到達させるように構成されうる。陥凹部308bの孔314bが記載されている。孔314bは、複数の磁石166の磁石の端部に内面を通過させるような形状および大きさを持ちうる。陥凹部308d,308f,308hは陥凹部308bと同じように構成されうる。陥凹部308c,308eは、磁石も剛性部材も受容しない空の陥凹部である。
アダプタ138は、内ハウジング134の底プレート300に設置されうる。底プレート300の複数の陥凹部308a〜hのうち一つ以上は、アダプタ138を底プレート300に設置するためアダプタ138の突起(図5を参照すると500a〜dなど)のタブ(図5を参照すると506a〜dなど)を受容するように構成されている、側壁に形成の溝を含みうる。陥凹部308aの側壁310aに形成されている溝316aは、例示のため記載されている。陥凹部308c,308f,308hは同じように構成されうる。
続いて図1A〜Dを参照すると、摺動ヘッド104のカバー136は、上プレート170と前壁172と右側壁174と左側壁176と後壁178とを含みうる。上プレート170と壁172,174,176,178とは、バネ排出システム164と内ハウジング134と外ハウジング132とを受容および包囲するように構成されている内部を画定する。上プレート170とその壁172,174,176,178とは、単体として形成されうる。
図4A〜D、図5、図6を参照すると、アダプタ138の図が示されている。図4Aを参照すると、アダプタ138の上面斜視図が示されている。図4Bを参照すると、アダプタ138の底面斜視図が示されている(つまりアダプタ138が軸線Cを中心に180°回転されている)。図4Cを参照すると、アダプタ138の正面図が示されている。図4Dを参照すると、アダプタ138の右側面図が示されている。図4Eを参照すると、断面C−Cにおけるアダプタ138の正面断面図が示されている。図5を参照すると、図4Aの区分Dの拡大図が示されている。図6を参照すると、XY軸線401を含有する平面における図4Bの断面図が示されている。図6で、アダプタ138は図4Bに示された配向から180°回転されている。
アダプタ138は、試料処理システム100の摺動ヘッド104に設置される複数の磁石166と、試料プレート106のウェルの液体との間の境界面となるように構成されている。アダプタ138は、上面410と底面412と前壁402と右側壁404と左側壁406と後壁408とを含むアダプタプレート400を含みうる。壁402,404,406,408は、アダプタプレート400の上面410と底面412との間に延在する。アダプタプレート400の上面410は、複数の磁石166a〜dと内ハウジング134の底プレート300とに設置されるように構成されているアダプタ138の設置面の一部を形成しうる。アダプタプレート400の底面412は、試料プレート106に収容されている液体から複数の磁性粒子(常磁性ビーズなど)を収集するとともに、アダプタ138が試料プレート106の上を平行移動する際に複数の磁性粒子を保持するように構成されているアダプタ138の収集面の一部を形成しうる。
アダプタ138は、摺動ヘッド104の複数の磁石166に設置されるように構成されうる。様々な設置構成が使用されうる。例示的実施形態に示されているように、アダプタプレート400は、アダプタプレート400の上面410から底面412に向かって延出する複数の陥凹部414a〜hを含みうる。複数の陥凹部414a〜hの各陥凹部は、内ハウジング134の底プレート300の複数の陥凹部308a〜hの各陥凹部に対応しうる。複数の陥凹部414a〜hの各陥凹部は、開口部を画定する側壁416a〜hと底面418a〜hとを有する。
各陥凹部414a〜hの各開口部の大きさは変化しうる。各陥凹部414a〜hの開口部は、第1または第2剛性部材162a,162bの端部または複数の磁石166a〜dの一つの端部を収容する大きさおよび形状でありうる。例示的実施形態において、アダプタ138が摺動ヘッド104の内ハウジング134に設置される時に、磁石166aの端部は陥凹部414bの底面418bに支承される(図1Dも参照)。磁石166bの端部は陥凹部414dの底面418dに支承される。磁石166cの端部は陥凹部414fの底面418fに支承される。磁石166dの端部は、底面設置陥凹部に支承される。同様に、第1および第2剛性部材162a,162bが下向きに移動される時、第1剛性部材162aの端部が陥凹部414aの底面418aと接触して、第2剛性部材162bの端部が陥凹部414gの底面418gと接触する。このように、陥凹部414a,414gは剛性部材受容陥凹部として構成されている。陥凹部414c,414eは、磁石または剛性部材が設置されないかこれらを受容していない空の陥凹部でありうる。
各陥凹部414a〜hの各開口部の大きさは、試料プレート106のウェルの寸法にも依存する。各陥凹部414a〜hの各開口部の両側の距離は、試料プレート106のウェルの両側の距離とほぼ同じである。各陥凹部414a〜hの各開口部の両側の距離は、各陥凹部414a〜hの幅または直径と呼ばれうる。
同様に、各陥凹部414a〜hの各開口部の形状は変化しうる。例示的実施形態において、各陥凹部414a〜hの各開口部は円筒形状を有する。
しかし、立方体など他の形状が使用されてもよい。試料処理システム100の磁石の数と、内ハウジング134の底プレート300へのアダプタ138の設置点の数とに応じて、アダプタ138は様々な数の陥凹部を含みうる。
アダプタ138は、摺動ヘッド104の内ハウジング134の底プレート300に設置されるように構成されうる。様々な設置構成が使用されうる。例示的実施形態に示されているように、アダプタプレート400は、内ハウジング134の底プレート300にスナップ締結されるように構成されうる。図5を参照すると、図4Aの陥凹部414aの拡大図が示されている。側壁416aは、アダプタ138の上面410より上に延在している。内ハウジング134の底プレート300の陥凹部308aに嵌着するように構成されている複数の突起500a〜dを形成するように、側壁416aには切欠きが形成されうる。各突起500a〜dは、外面502a〜d(外面502bは不図示)と上端部504a〜dとを有している。各突起500a〜dは、各上端部504a〜dの近くで各外面502a〜dから外向きに延出するように設置されているタブ506a〜d(タブ506bは不図示)を有しうる。タブ506a〜dは、内ハウジング134の底プレート300の対応の陥凹部308aの溝316aに嵌着するように構成されうる。図4に示されているように、アダプタプレート400の陥凹部414c,414f,414hは、陥凹部414aと同様に構成されうる。そのため、陥凹部414c,414f,414hは、内ハウジング134の底プレート300の対応陥凹部308a,308c,308f,308hにスナップ締結されるように構成されている。例示的実施形態に示されているように、タブ506a〜dは、各突起500a〜dの一部分のみに所在している。しかし、他の実施形態では、タブは各突起500a〜dに完全に延在しうる。切欠きの幅、つまり突起の間の距離は、選択された剛性を付与するように選択されうる。
図4および5に図示されているスナップ締結構成は、アダプタ138が摺動ヘッド104に迅速かつ容易に装着されてこれから外されることを可能にする。加えて、スナップ締結構成は、アダプタ138が試料プレート106に関してほぼ同じ高さに設置されて、アダプタ138が試料プレート106の上を平行移動する際にほぼ同じ高さのままであることを保証する。
アダプタ138は、アダプタ138が試料プレート106の上を平行移動する際に試料プレート106のウェルに収容された液体へ部分的に突出して磁性粒子の収集を容易にするように構成されうる。磁性粒子がアダプタ138に結合されると、このような突出は、試料プレート106の他のウェルに収容された液体への磁性粒子の浸漬も容易にする。様々な構成が使用されうる。例示的実施形態において、アダプタプレート400は複数の隆起部420a〜dを含み、各隆起部420a〜dは上面410と反対であるアダプタプレート400の底面412から下の試料プレート106に向かって延出する(図1Dも参照)。アダプタプレート400は、複数の隆起部420a〜dのいずれかを含まなくてもよい。各隆起部420a〜dは、互いに対して、そしてアダプタ138の平行移動の方向を画定する平行移動軸線422に対してほぼ平行に整列されうる。各隆起部420a〜dは、アダプタプレート400の対応の磁石設置陥凹部414b,414d,414f,414hの下にほぼ中心が配置されうる。そのため、アダプタ138が複数の磁石166a〜dに設置されると、各隆起部420a〜dは対応の磁石166a〜dの下にほぼ中心が配置されるのである。アダプタ138は、試料処理システム100の磁石の数に応じて様々な数の隆起部を含みうる。
例示的実施形態において、アダプタプレート400は、各隆起部420a〜dの間に延在する複数の湾曲面452a〜dを含みうる。図4Bの例示的実施形態で、底面412を包含する湾曲面452a〜dから複数の隆起部420a〜dが延出するように、湾曲面452a〜dは右側壁404と左側壁406との間の底面412の全長にわたって連続的に延在する。代替的実施形態では、湾曲面452a〜dは右側壁404と左側壁406との間の底面412の長さの一部分のみに延在し、湾曲面452a〜dは右側壁404と左側壁406との間で連続していない。代替的実施形態では、湾曲面452a〜dが含まれなくてもよい。代替的実施形態では、湾曲面452a〜dと隆起部420a〜dの底面424a〜dのいずれも、アダプタプレート400の前壁402から後壁408まで連続的に湾曲していなくてもよい。代わりに、湾曲面452a〜dまたは隆起部420a〜dの底面424a〜dの前縁部と後縁部とが、アダプタプレート400の前壁402から後壁408の方向に湾曲していてもよい。複数の粒子224は、湾曲面452a〜dの部分または湾曲している隆起部420a〜dの底面424a〜dの部分に付着しうる。
隆起部420a〜dは多様な形状を取りうる。例示的実施形態に示されているように、隆起部420a〜dの各々は、底面424a〜dと前壁426a〜dと右側壁428a〜dと左側壁430a〜dと後壁432a〜dとを有し、これらの壁は、底面424a〜dとアダプタプレート400の底面412との間に延在している。
隆起部420a〜dの底面424a〜dは、一つ以上の方向に湾曲していてもよい。例示的実施形態に示されているように、各底面424a〜dは平行移動軸線422と平行な方向に湾曲しうる。複数の湾曲面452a〜dは、各底面424a〜dと同じように湾曲している。図4Bを参照すると、軸線Xは隆起部420bの底面424bの湾曲方向を画定し、軸線Yは軸線Xに垂直であってアダプタプレート400に画定される平面の面内および面外にある。
図6を参照すると、軸線XおよびYの両方を含有する平面におけるアダプタ138の断面図が示されている。(図1Dに示されているように)摺動ヘッド104に設置された時のアダプタ138の配向に対応するように、断面図は180°回転されている。隆起部420bの底面424bは、半径602を有する円600の円弧を形成する。曲率半径は、垂直裁線に最適である円の半径である。
隆起部420bの底面424bは、角度604により形成される円600の周であり、半径602と等しい曲率半径を有する。曲率半径は、磁性粒子の回収を最大にする一方で試料プレート106のウェルの間での液体の持ち越しを最小にする(ウェルでの液体の汚染を回避する)ように選択されうる。幾つかの実施形態において、曲率半径はおよそ0.4インチからおよそ0.7インチの範囲にある。底面424bを形成する円600の中心606は、内ハウジング134の内部の方向において底面424bより上に位置する。ゆえに、底面424bの湾曲は内ハウジング134に対して凹状である。アダプタ138が設置されうる試料プレート106に関して、底面424bの湾曲は凸状である。アダプタ138が設置されうる内ハウジング134に関して、底面424bの湾曲は凹状である。隆起部420a,420c,420dの底面424a,424c,424dは、隆起部420bの底面424bと同様に構成されうる。図4Bおよび4Dを参照すると、アダプタプレート400の底面412も湾曲しうるが、アダプタプレート400の底面412が平坦など別の形状を有してもよい。例示的実施形態に示されているように、底面412の湾曲方向(前から後)、曲率半径、湾曲タイプ(凸状か凹状)は、隆起部420a〜dの底面424a〜dの湾曲方向、曲率半径、および湾曲タイプとほぼ同じでありうる。例を挙げると、曲率半径は−800ミクロン未満でありうる。
隆起部420a〜dは多様な寸法を有しうる。磁性粒子の回収および保有を最大にする一方で試料プレート106のウェルでの液体の乱流を最小にする(試料プレート106のウェルの外側での液体の流出や灯心現象を回避する)ように、寸法が選択されうる。また寸法は、試料プレート106のウェルの寸法にも依存する。隆起部420a〜dの右および左の各側壁428a〜d,430a〜dの間の寸法は、各隆起部420a〜dの幅と呼ばれる。各隆起部420a〜dの幅は、試料プレート106のウェル(図7を参照するとウェル712a〜dなど)の両側の距離より小さい(図1Dも参照)。隆起部420a〜dの前後の各壁426a〜d,432a,423dの間の寸法は、各隆起部420a〜dの長さと呼ばれる。各隆起部420a〜dは、アダプタプレート400の前壁402から後壁408までアダプタプレート400の底面412に延在するのに充分なほど長い。アダプタプレート400の底面412と隆起部420a〜dの各底面424a〜dとの間の寸法は、各隆起部420a〜dの高さと呼ばれる。各隆起部420a〜dの高さは、アダプタ138が摺動ヘッド104に設置された時に試料プレート106に収容された液体に選択距離だけ突出するのに充分である。
図6を参照すると、厚さ608(磁石設置陥凹部414dの底面418dと隆起部420bの底面424bとの間の寸法)は、可能であれば磁石166bの磁力に基づいて、磁石設置陥凹部414dに設置された磁石166dと隆起部420bの液体接触底面424bとの間の距離を減少させるように選択されうる。これは、試料プレート106のウェルに収容されている液体からの磁性粒子の回収および保有を容易にする。図4Eを参照すると、厚さtは、他の磁石設置陥凹部414b,414f,414hと対応の隆起部420a,420c,420dの各々について同様に選択されうる。
図4Aおよび4Bを参照すると、アダプタ138は、アダプタプレート400の前壁402から延出する第1レール434と、アダプタプレート400の後壁408から延出する第2レール436とを含みうる。第1レール434と第2レール436とは、アダプタ138が、試料プレート106の表面より上の液体の凹凸面を掃引して、ウェルからウェルへの液体の持ち越しを防止することを可能にする。
アダプタ138の構成要素は、単体として成型されうる。アダプタ138の構成要素は、充分な強度と生体適合性とを有するプラスチックなどの様々な材料から形成されうる。材料のタイプは、試料プレート106の上でのアダプタ138の一貫した再現可能な配置を保証するのに充分な剛性を有するように選択されうる。材料のタイプは、選択された疎水性と低い生体分子吸着性とを有するように選択されうる。代替的に、選択された材料が、選択された疎水性を有する材料で被覆されてもよい。底面412や隆起部420a〜dなどアダプタ138の表面は、磁性粒子の回収を最大にする一方で試料プレート106のウェル間での液体の持ち越しを最小にする(ウェルの液体の汚染を回避する)のに充分なほど滑らかである(A3+表面仕上げなど)。
図7A〜Eを参照すると、試料プレート106の図が示されている。図7Aを参照すると、試料プレート106の斜視図が示されている。図7Bを参照すると、試料プレート106の正面図が示されている。図7Cを参照すると、試料プレート106の右側面図が示されている。図7Dを参照すると、試料プレート106の上面図が示されている。図7Eを参照すると、断面E−Eにおける試料プレート106の正面断面図が示されている。
試料プレート106は、複数の液体試料(磁性粒子に結合された標的分析物を含む液体混合物など)と他の液体混合物(処理試薬、緩衝剤、洗浄溶剤等を含む液体混合物など)とを保持するように構成されている。試料プレート106は、基部プレート700と前壁702と右側壁704と左側壁706と後壁708とを含みうる。基部プレート700は上面710を含む。基部プレート700は、上面710に形成されるウェル712a〜dを含む複数のウェルを含みうる。複数のウェルは上面710に格子パターンで配設され、格子パターンは、ウェルの横列(横列は例示のためA〜Dと記載されている)と、ウェルの縦列(縦列は例示のため1〜6と記載されている)とを含む。試料処理システム100により処理される液体試料の数と、実施される処理ステップの数とに応じて、試料プレート106は様々な数のウェルを含みうる。
各ウェル712a〜dは液体を保持するように構成されている。各ウェル712a〜dは、各ウェル712a〜dの内部を画定する側壁714a〜dと底面716a〜dとを有する。側壁714a〜dは、基部プレート700の上面710の平面の下および上の両方に延在しうる。図7B,Cに例示されているように、これは、各ウェル712a〜dに収容されている液体の凹凸面711が基部プレート700の上面710より上に突出することを可能にする。側壁714a〜dが上面710より上に延在する量は、上面710より上の凹凸面711を選択された高さにするように選択されうる。幾つかの実施形態では、少なくとも約0.01インチ、少なくとも約0.2インチ、少なくとも約0.04インチ等、側壁714a〜dが上面よりも上に延出している。側壁714a〜dの各々は上縁部715a〜dを有する。上縁部715a〜dは、凹凸面711の形成を促進するのに充分なほど尖鋭である。例えば、上縁部715a〜dは45度と125度の間で傾斜しうる。
各ウェル712a〜dの内部はまた、選択された容積の液体(1mL、0.5mL、0.25mL、0.1mLなど)を収容するように他の大きさおよび形状であってもよい。各ウェル712a〜dは、円形と、楕円形と、方形、矩形、三角形等のような多角形など、側壁714a〜dにより画定される様々な形状を取りうる。試料プレート106の複数ウェルの各ウェルは、ウェル712a〜dと同じように構成されうる。しかし、試料プレート106の複数ウェルのうちのウェルの形状および大きさが互いに異なっていてもよい。このように、試料プレート106は異なる容積の液体を収容できる。例示的実施形態では、縦列1のウェル712a〜dの各々は楕円形状を有し、約0.5mLの容積を収容する大きさである。ウェルは、液体の凹凸面を(ウェルの上縁部に)固定するように設計されている。縦列2のウェルも楕円形状を有しているが、約0.25mLとより少ない容積を収容するような大きさである。残る縦列3,4,5のウェルの各々は円形状を有し、さらに少ない約0.10mLの容積を収容する大きさである。
試料プレート106は、複数ウェルのうちのウェルに収容される液体の相互汚染を軽減するように構成されうる。基部プレート700は、上面710に形成されるリザーバ718a〜dを含む複数のリザーバを含み、各リザーバは複数ウェルのうちの対応ウェルを囲繞している。各リザーバ718a〜dは、対応ウェル712a〜dから流出または灯心現象を起こす液体を捕捉するように構成されている。このような流出または灯心現象は、試料プレート106が攪拌される時、またはアダプタ138の複数の隆起部420a〜dがウェル712a〜dに収容されている液体の中を平行移動されることにより中に収容されている液体を攪乱する時に発生しうる。各リザーバ718a〜dは、側壁720a〜dと底面722a〜dとを有する。各リザーバ718a〜dは、それが囲繞する対応のウェル712a〜dの一つの各側壁714a〜dを共有している。側壁720a〜d,714a〜dと底面722a〜dとは、内部を画定する。各リザーバ718a〜dの内部は、選択された容積の流出または灯心現象による液体を収容する大きさでよい。各リザーバ718a〜dは、側壁720a〜dと714a〜dにより決定される多様な形状を取りうる。複数のリザーバの各リザーバは、リザーバ718a〜dと同じように構成されうる。しかし、試料プレート106の複数のリザーバのリザーバ形状が互いに異なっていてもよい。例示的実施形態において、縦列1のリザーバ718a〜dの各々は楕円形状を有する。縦列2のリザーバの各々は楕円形状を有する。残る縦列3,4,5のリザーバの各々は円形状を有する。
試料プレート106は、基部プレート700の右角部726aで上面710に形成される第1斜面724aと、基部プレート700の左角部726bで上面710に形成される第2斜面724bとを含みうる。第1および第2斜面724a,724bの各々は、それぞれ上面728a,728bを有する。第1斜面724aの傾斜は、基部プレート700の上面710により画定される平面と第1斜面724aの上面728aにより画定される平面との間の角度730を特徴としうる。角度730は、試料プレート106の上への摺動ヘッド104の最初の配置を容易にするように選択されうる。第2斜面724bも同様に構成されうる。
試料プレート106の構成要素は、単体として成型されうる。試料プレート106の構成要素は、充分な強度と剛性と生体適合性とを有するプラスチックなど多様な材料で形成されうる。材料のタイプは、選択された疎水性を有するように選択されうる。代替的に、選択された材料が、選択された疎水性を有する材料で被覆されてもよい。疎水性材料/被覆材の使用は、凹凸面711の形成を促進しうる。試料プレート106の複数のウェルの表面は、ウェルに対する液体の挿入および除去を容易にするのに充分なほど滑らか(A3+表面仕上げなど)である。ウェルの底は、角部での複数の粒子224の捕捉を防止するように湾曲している。
図1Dを参照すると、試料プレート106の上を平行移動される時に、各隆起部420a〜dは、アダプタプレート400の対応磁石設置陥凹部414b,414d,414f,414hのほぼ下に、そして試料プレート106のウェル712a〜dの中心のほぼ上に中心が配置されている。図8に示されている代替的実施形態では、試料プレート106の上を平行移動される時に、複数の湾曲面452a〜dの各々が対応の磁石166a〜dの下にほぼ中心が配置され、試料プレート106のウェル712a〜dの中心の上にほぼ中心が配置されるように、アダプタ138は180度回転されている。各隆起部420a〜dの高さは、複数の湾曲面452a〜dと試料の凹凸面との間に接触を設けるように選択されうる。
「例示的」の語はここでは、例、実例、例示として機能することを意味するのに使用されている。「例示的」とここで記載されている態様または設計は、他の態様または設計よりも好適または有利であると必ずしも解釈されるべきではない。さらに、本開示の目的のため、そして他に指定されていなければ、“a”または“an”は「一つ以上」を意味する。またさらに、「および」や「または」の使用は他に明記されていない限り、「および/または」を含むことが意図されている。
本開示の例示的実施形態の以上の記載は、例示および説明を目的として提示されている。網羅的であることも、開示された形そのものに開示を限定することも意図されておらず、変形および変更は上記の教示を考慮すると可能であるか、開示の実践により得られる。実施形態は、開示の原理を説明するためと、様々な実施形態における、また検討される特定の用途に適した様々な変形による開示の利用を開示の実際的な適用として当業者に可能にするため、選択および記載された。添付の請求項とその同等物とにより開示の範囲が画定されることが意図されている。

Claims (20)

  1. 試料処理システムの摺動ヘッドのためのアダプタであって、
    プレートであり、
    上面と、
    底面であって、少なくとも一部分が前壁から後壁まで第1方向に湾曲するとともに前記上面に対して凹状である底面と、
    前記上面と前記底面との間に延在する前壁と、
    前記上面と前記底面との間に延在する後壁と、
    を包含するプレートと、
    前記上面に設置される磁石設置陥凹壁であって、試料処理システムの摺動ヘッドの磁石を収容するように構成されている磁石設置陥凹壁と、
    を包含するアダプタ。
  2. 前記底面がさらに、前記上面と反対の第2方向に前記底面から延出するように設置される隆起部を包含し、前記隆起部が前記前壁から前記後壁まで前記第1方向に湾曲して前記上面に対して凹状である、請求項1に記載のアダプタ。
  3. 前記上面に設置される複数の磁石設置陥凹壁をさらに包含して、前記磁石設置陥凹壁が前記複数の磁石設置陥凹壁の一つであり、前記複数の磁石設置陥凹壁の各磁石設置陥凹壁が、前記摺動ヘッドの複数の磁石のうち対応する磁石を収容するように構成されている、請求項1に記載のアダプタ。
  4. 前記複数の磁石設置陥凹壁が複数の磁石設置陥凹部を画定し、前記複数の磁石設置陥凹部が前記前壁と前記後壁との間で横列に配設されて前記前壁に沿って長さ方向に延在する、請求項3に記載のアダプタ。
  5. 複数の平行隆起部をさらに包含し、前記隆起部が前記複数の平行隆起部の一つであり、前記複数の平行隆起部の各隆起部が前記底面から前記第2方向に延在するように設置され、前記複数の平行隆起部の各隆起部が前記第1方向に湾曲して前記上面に対して凹状である、請求項2に記載のアダプタ。
  6. 前記第1方向が前記前壁および前記後壁に垂直である、請求項5に記載のアダプタ。
  7. 前記磁石設置陥凹壁が磁石設置陥凹部を画定し、前記隆起部が前記磁石設置陥凹部の下に配置される、請求項2に記載のアダプタ。
  8. 前記磁石設置陥凹壁が磁石設置陥凹部を画定し、前記隆起部が前記磁石設置陥凹部の下に配置されない、請求項2に記載のアダプタ。
  9. 前記隆起部が前記前壁から前記後壁まで前記底面に延在する、請求項2に記載のアダプタ。
  10. 前記隆起部の幅が、前記磁石設置陥凹壁により画定される磁石設置陥凹部の幅より小さい、請求項9に記載のアダプタ。
  11. 前記上面に設置される剛性部材受容壁をさらに包含し、タブが前記剛性部材受容壁の外面に設置されて前記外面から外向きに延出する、請求項1に記載のアダプタ。
  12. 前記剛性部材受容壁が複数のタブをさらに包含し、前記タブが前記複数のタブの一つであり、前記複数のタブの各タブが前記剛性部材受容壁の前記外面に設置されて前記外面から外向きに延出する、請求項11に記載のアダプタ。
  13. 複数の剛性部材受容壁をさらに包含し、前記剛性部材受容壁が前記複数の剛性部材受容壁の一つであり、前記複数の剛性壁受容壁の各剛性部材受容壁が前記上面に設置される、請求項11に記載のアダプタ。
  14. 前記剛性部材受容壁が前記底面と反対の第3方向に前記上面から延出する、請求項11に記載のアダプタ。
  15. 前記第1方向に湾曲している前記底面の部分の曲率半径が0.4と0.7インチの間である、請求項1に記載のアダプタ。
  16. 前記第1方向に湾曲している前記隆起部の曲率半径が0.4と0.7インチの間である、請求項2に記載のアダプタ。
  17. 試料処理システムの摺動ヘッドであって、
    基部を包含するハウジングと、
    前記ハウジングに設置されて前記基部に延在する磁石と、
    前記ハウジングの前記基部に設置されるアダプタであって、
    プレートであり、
    上面と、
    底面であって、少なくとも一部分が前記前壁から前記後壁まで第1方向に湾曲して前記上面に対して凹状である底面と、
    前記上面と前記底面との間に延在する前壁と、
    前記上面と前記底面との間に延在する後壁と、
    を包含するプレートと、
    前記上面に設置される磁石設置陥凹壁であって、前記磁石を収容するように構成されている磁石設置陥凹壁と、
    を包含するアダプタと、
    を包含する摺動ヘッド。
  18. 前記アダプタが、前記上面に設置されて前記底面と反対の第3方向に前記上面から延出する突起をさらに包含し、前記突起が、外面と、前記外面から外向きに延出するように設置されるタブとを包含し、前記基部に形成される陥凹部の側壁に形成される溝を前記基部が包含し、前記アダプタが前記基部に設置された時に前記タブを受容するように前記溝が構成されている、請求項17に記載の摺動ヘッド。
  19. 前記突起が前記磁石設置陥凹壁に設置される、請求項18に記載の摺動ヘッド。
  20. 前記ハウジングに設置されて前記基部に延出可能である剛性部材をさらに包含し、前記上面に設置される剛性部材受容陥凹壁を前記アダプタがさらに包含し、前記剛性部材受容陥凹壁が前記剛性部材を収容するように構成され、前記アダプタを前記基部から排出する前記第1方向の移動を可能にするように前記剛性部材が設置される、請求項17に記載の摺動ヘッド。
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