JP2018505113A - 伸縮式レールクランプ - Google Patents

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Abstract

クレーンのようなレールに取り付けられた機械を、縦長のレール部材の対辺をクランプすることで制動又は固定するための伸縮式レールクランプであり、この伸縮式レールクランプは、ボルト止めのような方法で、前記機械に堅固に固定された荷重伝達フレームと、少なくとも左右1対の枢着されたリフトレバーにより前記荷重伝達フレーム内に吊るされ、レールクランプの全体が実質的に垂直にレールから離れて置かれる引き上げられたブレーキ解除位置と、クランプ機構の対向する対となったメインレバーの少なくとも1つがレールの側面に係合する引き下げられたブレーキ位置との間の、第1の段階の動きと第2の段階の動きとの間で動作可能であることを特徴とする前記荷重伝達フレームと、を具備する。【選択図】図14

Description

開示対象の実施の形態において、クレーンのようなレールに取り付けられた機械を、縦長のレール部材の対辺をクランプすることで制動又は固定するための伸縮式レールクランプを提供する。
レールクランプは、しばしばストームブレーキとも呼ばれ、当業者によく知られている。一例として、1976年8月3日に発行されJohnsonに与えられた米国特許番号3,972,392では、電源供給されていない又は無人のクレーンをレールに固定しレールに沿ってクレーンを動かそうとする外部からの力に抵抗するような、フェールセーフモードの動作でレールの側面を把持するのに適したクランプ装置が開示されている。Johnsonの特許では、クレーンレールの側面をクランプするのに適したフェールセーフのクランプ装置は、いくつかの必要条件を満たさなければならない。第1に、クレーンに電源供給されていない状態又は無人状態になった時に動作するような、フェールセーフな手段で独立に電源供給する必要がある。第2に、クランプアセンブリは、ホイールフランジの間の凹凸幅で限定されるので、レール上のクレーンホイールの動きを受け入れてレールに対してクランプの十分な側方向の動きができるようにしなければならない。第3に、クランプアセンブリの側方向の動きは、クランプ面がクレーンレールの側面に近づく角度を大きく変化させてはならない。第4に、クランプ面が実質的にレールより硬いぎざぎざの入った金属シューからなる場合、クレーンがレールに沿って動く時、金属シューがレールをこするのを避けるための手段を用意しなければならない。第5に、クランプアセンブリは、ドック設備の場合、レールが取り付けられた移動面の開口部がレール上部の幅の約3倍を超えないよう、狭い断面でなければならない。そして最後に、レール上のクレーンを動かす前にクランプが完全に解放されていることをクレーンの操作員に示すためにリモートセンシング手段が提供されるような手段を用意しなければならない。Johnsonの特許では、クランプアセンブリを取り外さないで容易に定期的に検査することができるように、クランプ面が外部に取り付けられているフェールセーフのクランプ装置を提供している。
2011年7月12日に発行されBerliantに与えられた米国特許番号7,975,811では、フレームと1組のレバーを有する一定力のレールクランプが開示されている。各レバーは、第1の端部にブレーキパッドを有し、第2の端部にカム従動子を有し、第1の端部と第2の端部との間に配置されたピボットによりフレームに取り付けられている。カムはレバーの間に配置され、スプリングはカムを第1の方向に偏らせる。クランプは、アクチュエータがカムを第1の方向とは逆の第2の方向に動かすような動作を可能にする。可変傾斜となっている1対のカム面がカムの対辺に配置されている。可変傾斜となっているカム面の各々は、対応する1つのレバーのカム従動子と接触し、そして可変傾斜となっているカム面の各々は、カムが移動したときばねの力の変化による影響を弱めるように変化する傾斜面を有し、それにより一定のクランプ力を保持する。
2014年2月11日に発行されBourhill等に与えられた米国特許番号8,646,582では、ベースから上方に伸びるようにベースに取り付けられたアクチュエータフレームを有する台車が含まれる。この台車の上端にあるアクチュエータフレーム中にばねが取り付けられている。アクチュエータは、ベースとばねとの間に取り付けられ、台車を持ち上げるためにサスペンションフレーム上で動作する。ホイールはホイールサポートに取り付けられ、このホイールはレールと係合する。少なくとも1つのサスペンションフレームは、台車に枢着され、反対側でホイールサポートに枢着される。1対のクランプレバーは、台車のベースに枢着され、レバーは、上端が離れてゆくとき最下端が合わさるようクランプするために枢動可能になっている。ブレーキシューはレバーの最下端に取り付けられる。
ここで開示された伸縮式レールクランプは一般に、クレーンにボルトのようなもので堅固に固定された荷重伝達フレームと、少なくとも左右1対の枢着されたリフトレバーにより荷重伝達フレーム内に吊るされ、レールの縦方向が実質的に空くようにレールクランプ全体が配置される、ブレーキが引き上げられ解放状態の第1の段階と、レールの側面にクランプ機構の対向する少なくとも1つのメインレバーが係合する位置にブレーキが下げられた、第2の段階との間で動作可能なクランプ機構とを具備する。
ブレーキ位置が下げられた位置にあるとき、レールクランプにより阻害される主要な力は、レールの縦方向に実質的に平行な方向に作用する。従って、荷重伝達フレームは、下げたブレーキ位置にクランプ機構があるとき、縦方向への遊びが最小限になるようクランプ機構を縦方向に支持するとともに、引き上げた位置と下げた位置との間で荷重伝達フレーム内のクランプ機構の垂直方向と側方向とが十分自由に動けるようにするような内部構造にする。具体的に別の記述がない限り、本明細書において「縦」方向は、レールの長手方向に実質的に平行な方向を意味する。「側方」方向は、レールの長手方向に実質的に垂直な方向を意味する。
いくつかの実施の形態では、荷重伝達フレームは、その上に、荷重伝達フレーム内に配置されたクランプ機構の縦方向の配備をさらに強めるために、縦方向に伸びた内部荷重伝達ビーム又はブレースを具備する。荷重伝達フレームはまた、荷重伝達フレーム内のクランプ機構が引き上げられた位置に戻ってブレーキ解放位置に戻った時側方の中央になるよう、クランプ機構の対応する溝又はカムローラーと協調できるように、ビーム又はブレースの内部に伸びる溝を側方に持つよう構成することが出来る。
クランプ機構は、下部メインレバー連結プレート又はメインレバーアセンブリを有する上部フレームプレート又はフレームアセンブリに連結された、少なくとも2つの間隔を隔たてガイドポストを有するクランプフレームを具備する。この少なくとも1対のリフトレバーの各々は、上部フレームプレートの互いに反対側にある側面に取り付けられたブラケットに枢着される。リフトレバーは、一般に側方に水平に(すなわちレールの縦方向と実質的に垂直に)、側方に対向する1対のC型チャンネルの対応する少なくとも1つの中で、又は、荷重伝達フレームに取り付けられた好ましくは円形の少なくとも1対のペグで、抵抗が最低の状態でクランプ機構が「動く」ことが出来るように、リフトレバーの自由端に減摩カムローラーをさらに具備する。
対向するメインレバーの各々は、メインレバーの上端が側方に離れてゆくとき、対向するメインレバーの各々の対の下端が合わさって固定されるように、メインレバー連結プレートの第1の、上端と、第2の、下端の間に配置されたピボットによりメインレバー連結プレートに枢着されている。ブレーキシューは、互いに反対側にあるメインレバーの下端の内面に取り付けることができ、ベアリング(例えばカムローラー)又はベアリング面(例えばカム従動子)は、互いに反対側にあるメインレバーの上端の内面に取り付けられる。1以上の補助的な伸縮ばねも(対向するメインレバーの各上端同士の間に直接、又は各メインレバーのピボットの同軸上に)、対向するメインレバーの各上端にバイアスを加えるために取り付けることが出来る。メインレバー連結アセンブリは、少なくとも1つの側方に横切る少なくとも1つのレールガイドをさらに具備するか又は、メインレバー連結アセンブリの下面に堅固に取り付けられる。レールガイドは、レールの不均衡に対応するために必要となる可能性があるので、荷重伝達フレーム内で側方にクランプ機構を動かし、低いブレーキが掛かる位置に機構が垂直にレール上に下がってゆくとき、クランプ機構をレールの中央に置くために、必要な荷重を生じさせるような、左右内側に角度を持たせた「二重カム」の外観を有する。レールガイドは、レールヘッドに対して比較的低い摩擦係数をもたらすように、硬化鋼で構成することが好ましいであろう。
ばね板は、クランプフレームのガイドポストに沿ってスライドすることができ、下部メインレバー連結アセンブリとばね板との間に置かれた少なくとも1つの主ぜんまいばねにより、第1のクランプ方向に動かされる。油圧駆動ピストンは、動作可能にばね板に接続され、操作員の管理下で油圧により、上部フレームアセンブリと動作可能に接続された油圧シリンダーから、クランプ方向とは逆の第2の解放方向(すなわち、ぜんまいばねのバイアス力に抗して)油圧により動かすことができる。ガイドポストをスライドさせて受け入れるために、適切な低摩擦ブッシングをばね板の穴に取り付けることが好ましいであろう。
以下に追加説明をおこなうように、ばね板は、第1のクランプ方向又は第2の解放方向のどちらにもクランプフレームに対して相対的にばね板が動くので、(パワーウェッジカムが採用される実施の形態では)ベアリング、又は(カムローラーアセンブリが採用される実施の形態では)対向する対となったメインレバーの各々のベアリング面のどちらかと協調又はどちらかに従う、パワーウェッジカムアセンブリ又は対になったカムローラーアセンブリをさらに具備するか又はその下部面に堅固に固定される。少なくとも、スロットのある1対のリフトリンクは、ばね板の対向する側方端でブラケットに枢着され、このリンクの各々は、(そこからクランプ機構が荷重伝達フレーム内でぶら下がる)枢着されたリフトレバーの側方の少なくとも1対のうちの対応する1つの細長いボディに沿って選択された長さで取り付けられたピンとスライド可能に係合するように、概ね垂直上方に伸びる。
レールクランプの動作の第1の段階では、ばね板とクランプフレームとの間の相対的な動きは、最初に、又は全体的に、荷重伝達フレーム内でクランプ機構の概ね垂直方向の平行移動に変換される。油圧シリンダー内の油圧は、主ぜんまいばねのばね定数を下回る値に減少するので、ぜんまいばねにより、ピストンはシリンダー内に引き入れられ、ばね板はガイドポストに沿ってクランプ方向に(すなわち下部メインレバー連結プレートから離れ上部フレームプレートに向かって)スライドする。リフトレバーは上部フレームプレートに取り付けられ、関連するリフトリンクはばね板に取り付けられるので、ばね板とフレームプレート(すなわちクランプフレーム)との間のこの相対的動作により、リフトリンクのそれに応じた概ね垂直上方への移動がリフトレバーと向かい合って生じる。このリフトリンクの相対的に上方への伸張により、今度は、リフトレバーを上方に枢動させ、クランプ機構をレールに向かって引き下げ、重力によりレールに乗せる。上述したように、そして以下に詳述するように、クランプ機構が最初の接触でレールの側方の中央に配置されなかった場合、左右内側に傾く「二重カム」の輪郭を持つ横軸レールガイド上に作用するクランプ機構の重量により、以下に説明する傾き防止装置と相まって、クランプ機構は、レールの中央にクランプ機構を乗せることができるようにするために必要となる可能性があるので、荷重伝達フレーム内で側方に移動させる。
1対のリフトレバーの各々から引き伸ばされた長さに沿ってピンが位置する(リフトレバーの枢着された端部から自由端に向かって計測された)距離により、リフトレバーのレバー比が決まる。好ましい実施の形態において、レールクランプの動作の第1の段階でのぜんまいばね伸びが25mmに対してクランプ機構が約75mm動くように、リフトレバー動作の比が約3:1と定められる。もちろん他のレバー比も可能であり、ぜんまいばねのストロークとばね比との関連、及び、所定の用途でレールクランプの垂直方向の好ましい(ブレーキ解除位置における)クリアランスとの関連で選択することができる。一般に、ぜんまいばねのばね力のロスを最小限にするときに、クランプ機構の上げ下げを適切にするために、少なくとも2:1のリフトレバー比が好ましい。
一旦クランプ機構がレールに乗せられ、クランプフレームの垂直方向下方へのさらなる移動が不可能になった場合、主クランプレバーは、レールクランプが到達したブレーキ位置まで引き下げた動作の第2の段階において、レールの側面に向かって配置される。クランプフレームの垂直方向下方へのさらなる移動が妨げられたとしても、ばね板とクランプフレームとの間の(クランプ方向及び解放方向の)相対的な動きは、穴をあけたリフトリンクの細長い穴の中でリフトレバーピンが自由に動くので、このクランプ機構の動きのこの第2の段階においても、動きを続けることが可能となる。
ばね板がパワーウェッジカムを具備し、メインレバーがカムローラーベアリングを具備する実施の形態において、(第1の段階での動きと第2の段階での動きの両方において)ばね板とクランプフレームの相対的な動きにより、向き合ったメインレバーのベアリングがこれに応じて動き、パワーウェッジカムの細長い垂直方向に沿う各点で、水平側方向の輪郭に追従する。パワーウェッジカムの側方向の輪郭が広がるにつれて、メインレバーの上端がそれに合わせて側方向に離れてゆく。パワーウェッジカムの側方の輪郭が狭まった時、メインレバーとパワーウェッジカムとの接触を維持するため、対向するメインレバーの上端を合わせるようなバイアスをかけるため1以上の補助伸縮ばねを取り付けることができる。しかし、レバーベアリングにパワーウェッジカムとの転がり接触を維持させるための様々な代替的バイアス手段も可能である。例えば、パワーウェッジカムに取り付けられた垂直に突き出たチャンネル内にスライド可能に係合するよう構成された補助ブラケットをメインレバーの各々に含めることができる。
パワーウェッジカムの側方の水平輪郭は、引き上げられたブレーキ解除位置と引き下げられたブレーキ位置との間でのレールクランプの動作において、異なる場所毎にメインレバーに異なる変位及び/又は力の強さを与えるために、細長い垂直長さ方向に沿って幅及び/又は傾きを変化させることができる。例えば、好ましい実施の形態において、パワーウェッジカムには、横幅が一定の第1の直線状の部分と、パワーウェッジカムの横幅が一定の割合で増加又は増加する割合を増加させて横幅を増加させる第2の概ね円錐台状の部分とが含まれる。この実施の形態において、第1の直線状の部分は、レールクランプ動作の第1の段階に対応し、レールクランプがレール上に下降している間(または上昇している間)、メインレバーが動かされることはなく、第2の円錐台状の部分は、動作の第2の段階に対応し、レールクランプの垂直方向の移動が終わり、メインレバーがレールの側面と係合するよう動かされる。傾斜が一定の及び/又は傾斜が増大する適切である様々な第2の概ね円錐台状の部分が可能であり、与えられた応用例において、ぜんまいばねのストローク及びばね定数に応じて計算することができる。パワーウェッジカムの側方水平方向の代替的な輪郭構成も可能である。例えば、メインレバーが比較的長いストロークとなるような構成となる実施の形態、及び/又は、下部メインレバー連結プレートのメインレバーピボット同士の側方向の距離に比べてレールの幅が小さい実施の形態において、メインレバーのクランピングが早期に完了するので、メインレバーの下端とレールとの間の干渉が生じないため、パワーウェッジカムの第1の直線状の部分を短縮又は完全に廃止することができる。
パワーウェッジカムがメインレバーベアリングに対して相対的な垂直平行移動と同じ距離だけ、メインレバーの各ペアの両方が側方に離れるように、パワーウェッジの側方の輪郭は垂直中央線について通常は対称とする。しかし、レール構成又は他の周囲条件を考慮した場合、メインレバーの動作が非対象であることが好ましいような(すなわち1対のメインレバーのうちの1つが他方より大きく動きレールに届いてクランプするような)代替的実施の形態において、パワーウェッジカムの側方の輪郭は、垂直中央線について非対象にすることができる。
上述した概要と同様の検討内容及び変更点を、対向する対となったメインレバーの各々に取り付けられたベアリング面と協調して動作する1対のカムローラーアセンブリをばね板が具備する実施の形態に対しても適用する。これらの対となったカムローラーの実施の形態において、対となったカムローラーは、1対の縦方向の軸の周りを回転し、ばね板の下部面に組み込まれ又は堅固に固定された少なくとも1つのブラケットにより、互いに隣接し接触して(対応するメインレバーのベアリング面とのそれぞれの接触点と反対側に)保持される。それに応じて対となったカムローラーは、ばね板及びクランプフレームが相対的に動いている間に反対方向に回転し、お互いに接触しているおかげで、対となったカムローラーがメインレバーのベアリング面に向かう動作により生じる側面への圧縮力が等しくなるか又は打ち消される。これにより、摩擦損失が低下するという顕著な改善が得られる結果となり、力の効率を向上させることができる。
このような対となったカムローラーの実施の形態におけるメインレバー(及び/又はメインレバー自身)の向かい合った上端のベアリング面は、メインレバーが枢動するピボット軸のそれぞれからの距離が減少するにつれて、ベアリング面相互の側方方向の水平距離が減少するように、お互いに内側に傾くよう構成されている。従って、対となったカムローラーがメインレバーに対して相対的に上方に垂直に動くとき(そして、それに応じてメインレバーが側方に外側に振れるとき)、下部の迎え角が生じ、大きな機械的な利点もまた生じる。加えて、対となったカムローラーのメインレバーのピボット軸から離れて垂直に伸びることでレバー比が大きくなり、これにより機械的な利点が増すことになる。この機械的な利点全体を組み合わせた全体的な効果により、主ぜんまいばねが圧縮状態から伸張状態に伸びるので、主ぜんまいばねのばね力の損失を巧みに補償することができる。上述のパワーウェッジカムの実施の形態と同様に、レールクランプの運転範囲全体にわたって、メインレバーのベアリング面と対となったカムローラーアセンブリとの間で持続的な接触を維持するために、補助伸縮ばねのようなバイアス手段を採用することができる。
向かい合ったメインレバーのベアリング面の側方の輪郭は、メインレバーの変位の大きさに、及び/又は引き上げた位置と引き下げた位置との間でのレールクランプの動作に伴う異なる点での力に好ましい変化を与えるために、上述したパワーウェッジカムの実施の形態に類似した変更点を含むことができる。
レールガイドの両方が内側に傾いたカム面の間に1つだけ接触点ができるとき(クランプ機構が中央にないレールに引き下げられたときにおこる可能性がある)、クランプ機構が側面に踏み込むことを防止するため、クランプ機構はさらに、クランプ機構の側方への動きを実質的に垂直及び/又は実質的に側方への水平移動に制限するための、少なくとも1つの傾き防止装置の形状を具備する。いくつかの実施の形態では、この傾き防止装置は、クランプ機構と荷重伝達フレームとの間の少なくとも1つの補助的な2重平行四辺形リンケージを具備することができる。他の実施の形態において、クランプ機構の実質的に垂直成分及び実質的に側方への水平成分に作用する、傾けようとする力は、荷重伝達フレーム内でそこからクランプ機構がぶら下げられる対になったリフトレバーの間に中間リンクアセンブリを組み込むことにより達成することができる。
2重平行四辺形リンケージは技術的に知られており、一般に中央リンクボディと2対の枢着された同じ長さのアームとを具備する。第1の対の個々のアームは、第1の(例えば、水平)方向に間隔を隔ててリンクボディに枢着され、第2の対のアームは、第1の方向に垂直な第2の(例えば、垂直)方向に間隔を隔ててリンクボディに枢着される。1対の同じ長さのアームの自由端は間隔を隔てて(リンクボディに接続された対となったアームと同じ距離だけ隔てて)クランプ機構に枢着され、他の1対の同じ長さのアームの自由端は間隔を隔てて(これも、リンクボディに接続された対となったアームと同じ距離だけ隔てて)荷重伝達フレームに枢着される。2重平行四辺形リンケージは、荷重伝達フレーム内のクランプ機構の動きを実質的に垂直方向と実質的に側方水平方向だけに効果的に限定するので、2重平行四辺形リンケージを有する実施の形態において、リフトレバーの減摩カムローラーは、さらなる制約なしに、荷重伝達フレームに取り付けられた簡単なペグ又は板に側方に水平に支持され「浮動」することができる。堆積する埃への自浄作用を容易にするために丸いペグが好ましい。
中間リンクアセンブリを採用する実施の形態において、リフトレバーの減摩カムローラーは、カムローラーの側方への水平移動を可能にする一方、垂直又は縦方向の移動を妨げる少なくとも1つの対応する側方の1対の向かい合う横断C型チャンネル内に拘束される。中間リンクは対になったリフトレバーと枢動可能に接続され、中間リンクとこの対のうちの1つのレバーとの間のピボット軸は、中間リンクと上部フレームプレートの両方のリフトレバーの主ピボットと向き合う対の第2のレバーとの間の対応するピボット軸と垂直に反対側になる。例えば、第1のレバーのリフトレバー/中間レバーピボット軸は、主ピボット軸の上に垂直に配置され、第2のレバーのリフトレバー/中間レバーピボット軸は、主ピボット軸の下に垂直に配置される。中間リンクのリンケージはこれによりリフトレバー同士の動きと同期して動き、対向する横断C型チャンネルにより、対となったリフトレバーの自由端の垂直方向及び水平方向に対する制約と組み合わさって、荷重伝達フレーム内のクランプ機構の動きは、実質的に垂直方向と実質的に水平方向だけに限定される。
開示した内容の本質及び利点、及びその好ましい実施例を十分理解するために、以下の詳細な説明に対して、添付図を参照すべきである。図において、類似する参照番号は類似の又は同様なステップ及び構成要素を示す。
ここに説明した対象の1つの実施の形態によるレールクランプの側方中央線に沿って切り取った垂直断面図であり、レールクランプが引き上げられ、クランプ機構がレールの上方の側方中央にあるブレーキ解放位置を示す。 図1のレールクランプの断面図であり、少し引き下げられたクランプ機構を示す。 図1のレールクランプの断面図であり、レールに接触するまでさらに引き下げられたクランプ機構を示す。 図1のレールクランプの断面図であり、ブレーキ位置まで完全に引き下げられたレールクランプを示す。 図1のレールクランプの断面図であり、レールに対してクランプ機構が側方に移動したブレーキ解放位置まで完全に引き上げられたレールクランプを示す。 図5のレールクランプの断面図であり、少し引き下げられレールと初期接触しているクランプ機構を示す。 図5のレールクランプの断面図であり、クランプ機構がレール上で中央に配置されたブレーキ位置まで完全に引き下げられたレールクランプを示す。 レールクランプの側方平面に沿って切り取った図1又は図5のレールクランプの垂直断面図であり、ここに説明した対象の1つの実施の形態による2重平行四辺形リンケージを示す。 図8の2重平行四辺形リンケージの斜視図である。 ここに説明した対象の第2の実施の形態によるレールクランプの側方中央線に沿って切り取った垂直断面図であり、クランプ機構が側方に移動したブレーキ解放位置まで完全に引き上げられたレールクランプを示す。 図10のレールクランプの断面図であり、少し引き下げられレールと初期接触しているクランプ機構を示す。 図10のレールクランプの断面図であり、さらに引き下げられた位置にあってレール上で中央にあるクランプ機構を示す。 図10のレールクランプの断面図であり、ブレーキ位置まで完全に引き下げられたレールクランプを示す。 図13aのレールクランプの線図であり、通常の幅のレール上のブレーキ位置まで完全に引き下げられたレールクランプを示す。 図13aのレールクランプの線図であり、狭い幅のレール上のブレーキ位置まで完全に引き下げられたレールクランプを示す。 ブレーキ位置まで完全に引き下げられた図10のクランプ機構の等角図である。 ブレーキ位置まで完全に引き下げられた図10のレールクランプの等角図である。 ブレーキ位置まで完全に引き下げられた図10のレールクランプの縦方向中央線に沿って切り取った垂直断面図である。 図10の荷重伝達フレームの等角図である。
好ましい実施の形態についての以下の記載は、特性を例示するだけのもので、決して本発明、用途、又は使用を限定するためのものではない。本発明の伸縮可能なレールクランプは、レールに取り付けられた固定すべき機械の特性、大きさ、重量のような、使用における特別な要求に応じて種々の異なる実施の形態の形式をとることができる。
図1〜9を参照して、クレーンのようなレールに取り付けられた機械(不図示)を停止又は固定するための伸縮式レールクランプ100の1つの実施の形態が示されている。レールクランプ100は、一般に、荷重伝達フレーム102と、側方の対となった枢着されたリフトレバー106のうちの少なくとも1つにより荷重伝達フレーム102内に懸垂させたクランプ機構104とを具備する。以下に詳述するように、クランプ機構104は荷重伝達フレーム102内で、レールクランプ100の全体がレール108から実質的に垂直に離れている引き上げられたブレーキ解放位置と、クランプ機構104の少なくとも1対の対向するメインレバー110がレール108の側面に係合するブレーキ位置との、第1の段階と第2の段階との間の動作を操作することができる。荷重伝達フレーム102は、穴112を貫通してボルト締めすることでレールに取り付けられた機械を固定するのに適している。
図10〜17は、伸縮式レールクランプ200の別の実施の形態を示す。図1〜9の実施の形態の場合と同様に、レールクランプ200は、一般に、荷重伝達フレーム202と、側方の対となった枢着されたリフトレバー206のうちの少なくとも1つにより荷重伝達フレーム202内に懸垂させたクランプ機構204とを具備し、レールクランプ200の全体がレール208から実質的に垂直に離れている、引き上げられたブレーキ解放位置と、クランプ機構204の少なくとも1対の対向するメインレバー210がレール208の側面に係合するブレーキ位置との、第1の段階と第2の段階との間の動作を操作することができる。荷重伝達フレーム202は同様に、穴212を貫通してボルト締めすることでレールに取り付けられた機械を固定するのに適している。
(レールクランプ200に関連して図解された)図16及び17に最もよく示されているように、荷重伝達フレーム102又は202は、荷重伝達フレーム102、202内に配置されたクランプ機構104、204の縦方向の位置選定を向上させるために、1つ以上の縦方向に伸びる内部の荷重伝達ビーム又はブレース114、214(レールクランプ200についての214のみ示されている)をそれぞれ追加的に具備することができる。荷重伝達フレーム102、202はまた、保守を容易にするために、1以上のアクセスポート116、216(レールクランプ200についての216のみ示されている)をそれぞれ有することができる。加えて、レールクランプ100に関して図示したように、荷重伝達フレーム102、202はまた、引き上げられたブレーキ解放位置に戻ったとき荷重伝達フレーム102、202内にクランプ機構104、204を側方向中央に寄せるために、クランプ機構120、220の対応する面取り部又はカムローラーと協調する、面取りされた側方に伸びる内部ビーム又はブレース118、218(レールクランプ100についての118のみ示されている−図1参照)を、それぞれ構成又は具備することができる。
(レールクランプ100)
図1〜9のレールクランプ100について、クランプ機構104は、一般に、上部フレームプレート126を下部メインレバー連結プレート128と連結させる2本の間隔をあけたガイドポスト124を有するクランプフレーム122を具備する。1対のリフトレバー106の各々は、上部フレームプレート126の互いに反対側の側方端部に設けられたブラケット130に枢着される。リフトレバー106は、荷重伝達フレーム102に設けられた、好ましくは円形の対応する1対のペグ134上で、一般に側方水平方向に(すなわち、レール108の縦方向に実質的に垂直に)最小の抵抗値で「動く」ことができるように、それぞれの自由端に減摩カムローラー132をさらに具備する。
クランプ機構104の対向するメインレバー110の各々は、第1の、上端138、及び、第2の、下端140に、対向する対となったメインレバー110の各々の下端が、メインレバー110の上端が側方に離れるように動いたとき、対向する対となったメインレバー110の各々の下端により挟みつけられるように、第1の、上端138と、第2の、下端140との間に配置されたピボット136によりメインレバー連結プレート128に枢着される。ブレーキシュー(不図示)は、各々反対側にあるメインレバー110の下端140の内側面に設けることができ、カムローラーベアリング142は、各々反対側にあるメインレバー110の上端138内側面に設けられる。1以上の伸縮ばね(不図示)が設けられ、対向するメインレバー110の各々の上端138に近づけるようなバイアスをかけるために、対向するメインレバー110の上端138部に直接、又は、各メインレバー110のピボット136と同軸に設けられる。メインレバー連結プレート128は、少なくとも1つの横の側方レールガイド144(図2参照)をさらに具備するか、又はメインレバー連結プレート128の下部面に堅固に固定する。レールガイドは、レールのアンバランスに対応するために必要となる可能性があるので、荷重伝達フレーム内で側方にクランプ機構104を動かすために、そして、機構が垂直にレール上に下げられ、ブレーキ位置にまで下げるときに、クランプ機構104をレール108の中央に置くために、必要な横荷重を生じさせる寸法の輪郭を持つ対称に内側に傾いた「二重カム」を有する。レールガイド144は、レールヘッドに対して比較的低い摩擦係数となるよう硬化鋼で構成することが好ましい。
ばね板146は、クランプフレーム122のガイドポスト124に沿って滑動することができ、各々がガイドポスト124と同軸にそして下部メインレバー連結プレート128とばね板146との間に垂直に設置されている1対の主ぜんまいばね148による、第1のクランプ方向に付勢する。油圧駆動ピストン150は、ばね板146に動作可能に取り付けられ、上部フレームプレート126に動作可能に取り付けられた油圧シリンダー152からのクランプ方向とは逆の(すなわち、ぜんまいばねの付勢力に抗して)第2の方向に、操作員の制御の下、油圧により駆動することができる。適切な低摩擦ブッシング(不図示)は、ガイドポスト124を滑らせながら収容するために、ばね板146の穴154に設けることが好ましいであろう。
ばね板146は、クランプフレーム122に対して相対的に第1のクランプ方向又は第2の解放方向のどちらかにばね板146が動くときに、対向する対となったメインレバー110の各々のカムローラーベアリング142に対して共に作用するパワーウェッジカムアセンブリ156をさらに具備するか、又は、ばね板146の下部にパワーウェッジカムアセンブリ156を堅固に固定する。少なくとも1つの細長い穴のあるリフトリンク158がばね板146の反対側の側方端でブラケット160に枢着され、リンク158の各々は、そこからクランプ機構が荷重伝達フレーム内でぶら下がる側方の1対の枢着されたリフトレバー106の各々対応する1つの細長いボディに沿って選択された距離に設けられたピン162と滑動可能に係合させるために、概ね垂直上方に突き出る。
レールクランプ100の動作の第1の段階で、ばね板146とクランプフレーム122との間の相対的な動きは、最初は又は全体的に荷重伝達フレーム102内で、概ねクランプ機構104の垂直移動に変換される。油圧シリンダー152内の油圧が主ぜんまいばね148のばね定数以下の値に減少すると、ぜんまいばね148により、ピストン150はシリンダー152内に引き込まれ、ばね板146はガイドポスト124に沿ってクランプ方向(すなわち下部メインレバー連結プレート128から離れ、上部フレームプレート126に向かって)滑動する。リフトレバー106は上部フレームプレート126に取り付けられ、対応するリフトリンク158はばね板146に取り付けられるので、ばね板146と上部フレームプレート126との間の相対的な動きにより、リフトレバー106と関係してリフトリンク158が概ね垂直上方へ動く。このリフトリンク158が相対的に上方へ突き出ることにより、リフトレバー106が上方に枢動し、クランプ機構104が重力によりレール108上に下降することができる。上述しさらに以下に詳述するように、クランプ機構104がレール108との最初の接触でレール108の側方向の中央にならない場合、横断レールガイド144に作用する「二重カム」輪郭をもつ両方とも内側に傾くクランプ機構104の重さにより、以下にさらに説明するような補助的な2重平行四辺形リンケージ164と共に、クランプ機構104がレール108上に中央で着座することができるのに必要となる可能性があるので、クランプ機構104は荷重伝達フレーム102内で側方に移動することができる。
対となったリフトレバー106の各々の細長い長さに沿ってピン162が位置する(リフトレバーの枢着された端部から自由端に向かって計測された)長さにより、リフトレバー106のレバー比が決まる。レールクランプ100の動きの第1の段階において、ぜんまいばね148が各々25mm垂直に動くのに対してクランプ機構104が概略75mm動くように、リフトレバーの動きの概略3:1の比率が好ましい。
一旦クランプ機構104がレール108に着座し、クランプフレーム122がさらに垂直下方向へ移動できなくなったとき、メインクランプレバー110は、レールクランプ100の動きの第2の段階の期間、レールクランプ100が降下しブレーキ位置に到達するまで、レール108の表面に向かって配置される。レール108と接触することによりクランプフレーム122のさらなる垂直移動は妨げられるが、リフトレバーピン162が穴のあるリフトリンク158の細長い穴の中で自由に移動ができるおかげでクランプ機構の動きの第2の段階の期間、ばね板146とクランプフレーム122との間での相対的な動き(クランプ方向及び解放方向のどちらへも)を続けることが可能となる。
ばね板146とクランプフレーム122との相対的な動きにより(動きの第1の段階及び第2の段階の両方で)、お互いに反対側にあるメインレバー110のカムローラーベアリング142が、パワーウェッジカムアセンブリ156の垂直方向の細長い垂直長さ方向に沿って各ポイントでの側方水平輪郭に沿って移動することになる。パワーウェッジカム156の側方輪郭が広がると、メインレバー110の上端がそれに応じて側方に離れる。パワーウェッジカムの側方輪郭が狭まったとき、メインレバー110とパワーウェッジカム156との接触を維持するために、対向するメインレバー110の上端138がお互いに近づくよう1以上の補助伸縮ばね(不図示)がバイアスをかける。
図1〜9の実施の形態において、パワーウェッジカム156は垂直中央線について対称であり、一定の側方幅を有する第1の直線状の部分166と、パワーウェッジカム156の側方幅が比較的一定の割合で増大する第2の概ね円錐台状の部分168とを含む。第1の直線状の部分166は、レールクランプ100がレール108上部で引き下げられている(または引き上げられている)間、メインレバー110が移動しないような、レールクランプ100の動きの第1の段階に対応し、第2の円錐台状の部分168は、レールクランプ110の垂直移動が止まり、メインレバー110がレール108の側方の面と係合する動きの第2の段階に対応する。
レールガイド144の内側に両方が傾いているカム面の1つだけとレール108との間で最初の接触が生じたとき(中央にないレールにクランプ機構が下降したときに起こる可能性がある)、クランプ機構104が側方に乗り上げるのを防止するために、クランプ機構104は、クランプ機構104及び荷重伝達フレーム102に連結された少なくとも1つの2重平行四辺形リンケージ164をさらに具備する(図8及び9参照)。2重平行四辺形リンケージ164は、一般に、中央リンクボディ170と2対の枢着された同じ長さのアーム172とを具備する。アーム172の第1の対の個々のアームは、第1の向きに(例えば水平に)互いに間隔をあけてリンクボディ170に枢着され、アーム172の第2の対のアームは、第1の向きとは垂直な第2の向き(例えば垂直に)互いに間隔をあけてリンクボディ170に枢着される。同じ長さのアーム172の一方の対の自由端は、互いに間隔をあけて(このアームがリンクボディに接続されているのと同じ間隔をあけて)クランプ機構104に枢着され、同じ長さの1対のアーム172の他方の自由端は、互いに間隔をあけて(このアームがリンクボディに接続されているのと同じ間隔をあけて)荷重伝達フレーム102枢着される。2重平行四辺形リンケージ164により、クランプ機構104の荷重伝達フレーム102での動きが、実質的に垂直方向及び実質的に水平側方方向のみに制限されるので、リフトレバー106の減摩カムローラー132を、さらなる制限を加えずに荷重伝達フレーム102に設けられた円形のペグで支え、単にその上で側方水平に「浮動」させることができる。
(レールクランプ200)
図10〜17のレールクランプ200に関して、クランプ機構204は、一般に、上部フレームプレート226と下部メインレバー連結アセンブリ228とを連結する4つの間隔をあけたガイドポスト224を有するクランプフレーム222を具備する(図14参照)。第1の対となったガイドポスト224aは、メインレバー連結アセンブリ228の側方に向いた第1のプレート228aと接続し、第2の対となったガイドポスト224bは、アセンブリ228の側方に向いた第2のプレート228bと接続する。連結アセンブリのプレート228a及び228bは、縦方向に向いたプレート228c及び228dと接続し、対となったメインレバー210を収容するための概略長方形の連結アセンブリ228を形成する。
1対のリフトレバー206の各々は、上部フレームプレート226の互いに反対側の端部に設けられたブラケット230に枢着される。リフトレバー206は、それぞれの自由端に減摩カムローラー232をさらに具備し、荷重伝達フレーム202に設けられた横方向の対応する対の対向するC型チャンネル234内に側方方向に一般に水平に最低限の摩擦でクランプ機構204が側方水平方向に(すなわちレール208の縦方向に対して実質的に垂直に)「浮動」することができるようにする。
クランプ機構204の対向するメインレバー210の各々は、第1の上端238と第2の下端240との間に設置されたピボット236により、上端が側方に離れる向きに動いた時、対向する対となったメインレバー210の各々が共にクランプするように、メインレバー連結プレート228に枢着される。ブレーキシュー241は、向かい合う各メインレバー210の下端240の内側面に設けられカム従動子ベアリング面242は、向かい合う各メインレバーの上端の内側面に設けられる。1以上の伸縮ばね(不図示)は、対向するメインレバー210のそれぞれの上端238が近づくようバイアスをかけるために、対向するメインレバー210のそれぞれの上端238の間に直接伸び、又は、各メインレバー210のピボット236に同軸に設けられる。メインレバー連結アセンブリ228は、横の側方レールガイド244の少なくとも1つを、具備するか又はメインレバー連結アセンブリ228の下部面で堅固に固定する。このレールガイドは、レールの不均衡に対応するために必要となる可能性があるので、クランプ機構204を荷重伝達フレーム202内で側方に動かすため、そして、クランプ機構がレール上に垂直に引き下げられたとき、クランプ機構204が中心に寄せられレール208にかぶさり、ブレーキ位置になるようにするために必要な横荷重を生じさせるような輪郭寸法の、対称的に内側に傾いた「二重カム」を有する。レールガイド244は、レールヘッドに対して比較的低い摩擦係数をもたらすように、硬化鋼で構成することが好ましいであろう。
ばね板246は、クランプフレーム122のガイドポスト224に沿ってスライドすることができ、各々下部メインレバー連結プレート228とばね板246との間に置かれた1対の主ぜんまいばね248により、第1のクランプ方向に動かされるよう畜勢される。油圧駆動ピストン250は、動作可能にばね板246と接続され、操作員の管理下で油圧により、上部フレームプレート226と動作可能に接続された油圧シリンダー252から、クランプ方向とは逆の第2の解放方向(すなわち、ぜんまいばねのバイアス力に抗して)油圧により動かすことができる。ガイドポスト224をスライドさせて受け入れるために、適切な低摩擦ブッシング(不図示)をばね板246の穴254に取り付けることが好ましいであろう。
ばね板246は、クランプフレーム222に対して相対的に第1のクランプ方向又は第2の解放方向のどちらかにばね板246が動くときに、対向する対となったメインレバーの各々のベアリング面242と協調してベアリング面242に作用する対となったカムローラーアセンブリ256をさらに具備するか、又は、ばね板246の下面に堅固に固定する。アセンブリ256の対となったカムローラー257は、1対の縦方向の軸の周りを回転し、ばね板246の下部面に組み込まれ又は堅固に固定された少なくとも1つのブラケット259により、互いに隣接し接触して(対応するメインレバー210のベアリング面242とのそれぞれの接触点と反対側に)保持される。それに応じて対となったカムローラー257は、ばね板246及びクランプフレーム222が相対的に動いている間に反対方向に回転し、お互いに接触しているおかげで、対となったカムローラー257がメインレバー210のベアリング面242に向かう動作により生じる側面への水平方向圧縮力が等しくなるか又は打ち消される。対となったカムローラー257の一方は他方に対して、及び関連するメインレバー210のベアリング面242に対して純然たる転がり動作で回転する。対となったカムローラー257に作用する側面への水平方向圧縮力が打ち消されるということは、カムローラー257の軸及びベアリングに強い力が加わらないことを意味し、これにより、(滑り軸受けとは反対に)小さいカムローラー軸及び/又は減摩ローラーベアリングの使用が可能となり、低摩擦で効率の高い機構という結果が得られる。
少なくとも、スロットのある1対のリフトリンク258は、ばね板246の対向する側方端でブラケット260に枢着され、このリンクの各々は、そこからクランプ機構が荷重伝達フレーム内でぶら下がる枢着されたリフトレバー206の側方の少なくとも1対のうちの対応する1つの細長いボディに沿って選択された長さで取り付けられたピン262とスライド可能に係合するように、概ね垂直上方に伸びる。
レールクランプ200の動作の第1の段階では、ばね板246とクランプフレーム222との間の相対的な動きは、最初に、又は全体的に、荷重伝達フレーム202内でクランプ機構204の概ね垂直方向の平行移動に変換される。油圧シリンダー内の油圧は、主ぜんまいばね248のばね定数を下回る値に減少するので、ぜんまいばね248により、ピストン250はシリンダー252内に引き入れられ、ばね板246はガイドポスト224に沿ってクランプ方向に(すなわち下部メインレバー連結プレート228から離れて上部フレームプレート226に向かって)スライドする。リフトレバー206は上部フレームプレート226に取り付けられ、関連するリフトリンク258はばね板246に取り付けられるので、ばね板246とフレームプレート226(すなわちクランプフレーム222)との間のこの相対的動作により、リフトリンク258のそれに応じた概ね垂直上方への移動がリフトレバー206と向かい合って生じる。このリフトリンク258の相対的に上方への伸張により、今度は、リフトレバー206を上方に枢動させ、クランプ機構204をレール208に向かって引き下げ、重力によりレール208に乗せる。上述したように、そして以下に詳述するように、クランプ機構204が最初の接触でレールの側方の中央に配置されなかった場合、左右内側に傾く「二重カム」の輪郭を持つ横軸レールガイド244上に作用するクランプ機構204の重量により、以下に説明する対となったリフトレバー206の間のリンクアセンブリ264(図11及び14参照)と相まって、クランプ機構204は、レール208の中央にクランプ機構204を乗せることができるようにするために必要となる可能性があるので、荷重伝達フレーム202内で側方に移動させる。
1対のリフトレバー206の各々から引き伸ばされた長さに沿ってピン262が位置する(リフトレバーの枢着された端部から自由端に向かって計測された)距離により、リフトレバー206のレバー比が決まる。レールクランプ200の動作の第1の段階でのぜんまいばね248の伸びが25mmに対してクランプ機構204が約75mm動くように、リフトレバー動作の比は約3:1が好ましい。一般に、ぜんまいばねのスプリング力の損失を最小にして適切なクランプ機構の上げ下げを達成するために、リフトレバー比は少なくとも2:1が好ましい。
一旦クランプ機構204がレール208に乗せられ、クランプフレーム222の垂直方向下方へのさらなる移動が不可能になった場合、主クランプレバー210の下端は、レールクランプ200が到達したブレーキ位置まで引き下げた第2の段階において、レール208の側面に向かって配置される。クランプフレーム222の垂直方向へのさらなる移動がレール208との接触により妨げられたとしても、ばね板246とクランプフレーム222との間の(クランプ方向及び解放方向の)相対的な動きは、穴をあけたリフトリンク258の細長い穴の中でリフトレバーピン262が自由に動くので、クランプ機構の動きのこの第2の段階においても、動きを続けることが可能となる。
ばね板246とクランプフレーム222との間の(動きの第1の段階と第2の段階の両方における)相対的な動きにより、アセンブリ256の対となったカムローラー257がベアリング面242に向かって相応する移動を行うことになる。メインレバー210(及び/又はメインレバー自身)の向かい合った上端のベアリング面242は、メインレバー210が枢動するピボット軸のそれぞれからの距離が減少するにつれて、ベアリング面242相互の側方水平距離が減少するように、お互いに内側に傾くよう構成されている。従って、対となったカムローラー257がメインレバー210に対して相対的に上方に垂直に動くとき(そして、それに応じてメインレバーが側方に外側に振れるとき)、メインレバー210の上端238が側方に離れるように動き、下部の迎え角「a」が生じ、大きな機械的な利点もまた生じる。加えて、対となったカムローラー257がメインレバー210のピボット軸236から離れて垂直に伸びることでレバー比「Le」が大きくなり、これにより機械的な利点が増すことになる。レールクランプ200の運転範囲全体にわたって、メインレバー210のベアリング面242と対となったカムローラー257との間で持続的な接触を維持するために、対向するメインレバー210の上端238にバイアスをかける1以上の補助伸縮ばね(不図示)が設けられる。
メインレバー210の下端240(すなわち、レールクランプの「顎」)は、レール幅の変動に、及びブレーキシュー241の摩耗に対応することが出来なければならず、これには、メインレバー210がまずレール幅に応じて位置を変えるために回転することが必要となる。図13bは、レールクランプ200が完全に引き下げられ標準幅のレールに対しブレーキ位置になったときの迎え角「a」及びレバー比「Le」を示し、図13cは、レールクランプ200が完全に引き下げられ幅の狭いレールに対しブレーキ位置になったときの迎え角「a」及びレバー比「Le」を示す。
どのようなばねも(主ぜんまいばね248を含む)伸びると、そのばね定数に従い力を失う。従って、ばねによる補償がなければ、レールクランプ200は、標準幅のレールに比べて(又はブレーキシューの摩耗により)幅の狭いレールに対してレールクランプ200の能力が損なわれる。上述の通り、レールクランプ200において、ばね力は、メインレバー210の上端で向き合うベアリング面242の内側に向かい合う構成により生じた平面内で傾いた迎え角「a」により、及び、ばねの伸びに応じて変化するが、レバー比「Le」により、増大する。幅の狭いレール又は摩耗したブレーキシューを受け入れるためにメインレバー210の下端240が回転するので、カム迎え角「a」が事実上減少する。これにより、対になったカムローラー257に対して相対的に傾斜角が小さくなるという結果になり、従って、結果として生じる力の増大により機械的な利点が増す。さらに加えて、対になったカムローラー257がメインレバー210に対して相対的に垂直上方に動くので、ローラーがカムの先端に接触する。これにより、レバーアーム「Le」を長くし、それに応じてメインレバー210のレバー比が増大する。これら2つの特性が組み合わさって、主ぜんまいばね248が伸びたときクランプ機構204の機械的な利点が全体的に増大する結果となる。カムの角度やばね定数を有するレバーの長さのような、クランプ機構の特性を調和させることで、クランプ機構は、ばね力の損失を実質的に効果的に保証する。
レールガイド244の両方が内側に傾いたカム面との間に1つだけ接触点ができるとき(中央にないレールにクランプ機構が引き下げられたときにおこる可能性がある)、クランプ機構204が側面に踏み込むことを防止するために、クランプ機構204は対になったリフトレバー206の間に中間アセンブリ264をさらに具備する。上述したように、リフトレバー206は、荷重伝達フレーム202に設けられた対応する側方に対向する1対の横方向のC型チャンネル234内で、一般に側方に水平に(すなわちレール208の縦方向と実質的に垂直に)、抵抗が最低の状態でクランプ機構204が「動く」ことが出来るように、リフトレバー206のそれぞれの自由端に減摩カムローラー232を具備する。中間リンク264は対になったリフトレバー206に枢動可能に結合し、中間リンクと対になったリフトレバーの1つとの間のピボット軸は、上部フレームプレート226上の両方のリフトレバーの主ピボット軸と向かい合って中間リンクと対になったリフトレバーの第2のレバーとの間の対応するピボット軸と垂直に向き合う。例えば、第1のレバーのリフトレバー/中間レバーピボット軸が主ピボット軸の垂直上部に位置する場合、第2のレバーのリフトレバー/中間レバーピボット軸は主ピボット軸の垂直下部に位置する。中間リンクのリンケージは、これによりリフトレバー206同士の動きと同期して動き、対向する横断C型チャンネル234により、対となったリフトレバーの自由端の垂直方向及び水平方向に対する制約と組み合わさって、荷重伝達フレーム202内のクランプ機構204の動きは、実質的に垂直方向と実質的に水平方向だけに限定される。
ここに開示した対象物を実行する現在考えられる最良の形態を記載した。記載は対象物の一般的な原理を概説することを目的とし、限定するためではない。当業者は本発明の根底にある原理を理解することにより明らかなので、記載した対象物について、本発明の技術的範囲から離れることなく色々な形態での利用を見出すことができる。

Claims (11)

  1. レールに取り付けられた機械を、縦長のレール部材の対辺をクランプすることで制動又は固定するための伸縮式レールクランプであって、前記レールクランプは、
    前記機械に堅固に固定された荷重伝達フレームと、
    下部メインレバー連結プレート又は下部メインレバーアセンブリにより上部フレームプレート又はフレームアセンブリに連結された、少なくとも2つの間隔を隔たてガイドポストを有するクランプフレームを具備するクランプ機構であって、前記クランプ機構は、少なくとも左右1対の枢着されたリフトレバーにより前記荷重伝達フレーム内に吊るされ、引き上げられたブレーキ解除位置と引き下げられたブレーキ位置との間での操作が可能であり、前記クランプ機構の対向する少なくとも1つの対になったメインレバーは、前記レールの側面に係合することを特徴とするクランプ機構と、
    を具備することを特徴とするレールクランプ。
  2. 前記少なくとも1対のリフトレバーは前記上部フレームプレートの互いに反対側にある側面に設けられたブラケットに枢着され、前記リフトレバーは、対応する側方に対向する少なくとも1対の横置きC型チャンネル内で、又は、荷重伝達フレームに取り付けられた少なくとも1対のペグで、前記レールの縦方向に対して実質的に垂直に、抵抗が最低の状態でクランプ機構が動くことが出来るようにリフトレバーの自由端に減摩カムローラーをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
  3. 引き上げられたブレーキ解除位置と引き下げられたブレーキ位置との間での操作を行うための単一の油圧シリンダーをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
  4. 前記荷重伝達フレーム及び前記クランプ機構は、広く様々なレールの高さ及びレールの台車を受け入れるために引き上げられたブレーキ解除位置にあるとき、レール部材から完全に後退することを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
  5. リフトレバー比は2:1より大きいことを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
  6. 少なくとも1対の穴のあるリフトリンクはばね板のお互いに反対側にある端部でブラケットに枢着され、リフトリンクの各々は枢着されたリフトレバーの側方の少なくとも1対のうちの対応する1つの細長いボディに沿って選択された長さで取り付けられたピンとスライド可能に係合することを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
  7. 前記少なくとも1対のリフトレバーの間に中間同期リンケージを具備し、前記荷重伝達フレームに対して実質的に垂直又は実質的に水平にのみに前記クランプ機構の動きを制限することを特徴とする請求項2に記載のレールクランプ。
  8. お互いに接触する対となったカムローラーをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
  9. 前記対となったカムローラーは、傾いた平面の角度が減少しその結果、クランプが前記引き上げられたブレーキ解除位置から引き下げられブレーキ位置に延ばされるにつれて、合力の機械的利点が増大するようにレバーを支えるカムに接触することを特徴とする請求項8に記載のレールクランプ。
  10. 前記クランプ機構が垂直に前記レール上に下げられ引き下げられたブレーキ位置になるとき前記クランプ機構が前記レールの中央に乗るように両側に傾いた二重カム輪郭を有するレールガイドをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
  11. 前記荷重伝達フレームは、前記荷重伝達フレーム内の前記クランプ機構が引き上げられた位置に戻ってブレーキ解放位置に戻った時、前記クランプ機構の側方の中央になるよう、ビーム又はブレースの内部の側方に伸びる溝を具備することを特徴とする請求項1に記載のレールクランプ。
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