JP6857921B1 - 走行クレーンのクランプ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、図11に示した走行クレーンのクランプ装置50は、クランプ本体51と、(2点鎖線をもって簡略図示した)クランプ本体取付枠52とを、具備し、クランプ本体取付枠52は取付ブラケットと呼ぶ場合もある。そして、このクランプ本体51は、レールRの頭部側面71,71を挾持する制動部材72を下端に有する左右一対のクランプアーム73,73を、備え、このクランプアーム73は、前後方向に水平に配設された軸74にて枢支され、この軸74の軸心廻りにクランプアーム73は揺動する(特許文献1参照)。
この左右一対のクランプアーム73,73は、前後方向に水平に配設された軸74にて枢支され、この軸74の軸心廻りにクランプアーム73は揺動する。この左右一対のクランプアーム73,73の上端の対向面に付設のクサビ76,76を、大型コイルスプリング77の弾発付勢力を受ける昇降連動部材78によって、(図11の)左右外方向に押し広げ、制動部材72,72の制動用シュー面Yを、レールRの頭部側面71,71に押圧して、クランプ(制動)する構成である。
従って、図11における制動部材72の制動用シュー面Yが、レールRの頭部側面71に圧接したクランプ(制動)状態では、大きな走行クレーン逸走阻止力の全てが、クランプ本体51及びクランプ本体取付枠52を介して、走行クレーンの下方フレームに、伝達される。
図12に於ては、制動部材72のシュー面YはレールRの頭部側面71に圧接したクランプ状態(制動状態)を示している。なお、油圧ユニット85が取付枠52に配設されている。
従って、図12,図13に於ても、(図11と同様に、)レールRの頭部側面71に対して、制動部材72のシュー面Yが圧接したクランプ(制動)状態では、大きな走行クレーン逸走阻止力の全てが、クランプ本体51及び取付枠52を介して、走行クレーンの下方フレームに、伝達される。
しかも、制動部材72のシュー面Yと、クランプアーム73の枢支軸74との上下方向の距離(間隔寸法)ΔHが、大きいために、クランプ本体51が転倒する方向に大きなモーメントが作用する。故に、クランプ本体51をクランプ本体取付枠52に取着する連結部位を、大きく丈夫な構造とせねばならないという問題もあった。
図1と図2に於て、走行クレーン40は、鋼材を立体的に組合せたフレーム構造体41と、このフレーム構造体41の下方部位に設けられた台車ユニット(走行装置)42,42とを、具備する。
台車ユニット42,42は、平行な2本のレールR,Rに沿って走行する車輪43を有する。
上記フレーム構造体41を、本発明の説明では、クレーン本体と呼ぶ場合もある。
本発明に係るクランプ装置Cは、走行クレーン40が、突風や地震等によって、逸走することを防止するものである。
また、クランプアーム5の下端部5Aを、レール頭部側面8に対して接近分離自在として、揺動させるために、コイルスプリング3と、(油圧シリンダ又は電動シリンダ等の)アクチュエータ4とを、クランプ本体1は、備えている。
つまり、図3の紙面に直交する方向の軸心L12に沿って、往復動する円錐状クサビ部材6がアクチュエータ4のロッド4Aに固着されている。
このようにして、枢支軸7廻りにクランプアーム5を揺動させて、レール頭部側面8,8に対して、下端部5Aを接近分離させるものである。
また、長尺部材10の先端は、クランプ本体1のクランプアーム5の下端部5Aと当接乃至連結されている。図3,図4で明らかなように、長尺部材10の先端は、レール頭部側面8と、クランプアーム5の下端部5Aとの間に介設される。そして、クランプアーム5の下端部5Aの接近作動時には、長尺部材10の先端は、強くレール頭部側面8に圧接して、制動状態となる。
ところで、長尺部材10の先端と、クランプアーム5の下端部5Aとを、連結するために、ボルトやピン等を用いるも望ましい。図5,図6では、そのようにボルトやピン等を挿入する小孔15を例示している。
言い換えれば、クレーン逸走阻止力FB の大半は、クランプ本体1及びクランプ本体取付枠52を介さずに、略水平状の長尺部材10にて(いわば)横取りされて、この長尺部材10を介して、フレーム構造体41へ伝達される。
なお、荷重受け板22をフレーム構造体41に対して固設するとは、両者の間に、連設用付加部材(取付用固定部材)を介在させる構造も包含し、そのような構造も技術的範囲に属する。
そして、第1矩形窓21と第2矩形窓23の横寸法(水平方向の前後寸法)を同一とすると共に、第1矩形窓21と第2矩形窓23の上記横寸法よりも、前記荷重伝達梁24の横寸法(水平方向の前後寸法)を、小さく設定する(図9参照)。
なお、長尺部材10と、荷重受け板22(フレーム構造体41)とが、水平前後方向に相対的に小寸法移動可能に連結するために、第1矩形窓21と第2矩形窓23の横寸法を相違させて、一方の横寸法のみを荷重伝達梁24の横寸法と同等としてがたつきを少なく挿入し、かつ、他方の横寸法を大きく設定しても、自由である(図示省略)。
走行クレーン40の通常走行状態下では、レールRの頭部側面8に対して、シュー面11が分離して、クランプ本体1は非制動(開放)状態である(例えば、図4参照)。
、この軸受29が嵌合する筒状ハウジング30と、このハウジング30を包囲状として設けられたゴムから成る弾性体31と、外ケース32と、長円形の窓部33を有して外ケース32の両端面に当接する一対の側板34,34と、平行な一対の矩形状の側板34,34の1辺側に固着された取付板35をもって、構成される。
窓部33は長円形であって、断面円形の牽引バー28が矢印Kのように前後水平方向に移動可能として、挿通される。
このような構造の弾性ブロック25,25を、図5と図7と図8のように、クランプ本体取付枠52に対して、左右に分離状として、一対取着する。一対の弾性ブロック25,25は左右方向に十分に分離して配設され、従って、一本の牽引バー28は十分に長尺とする。
なお、取付枠52に取着された取付アーム37,37に、荷重伝達梁24がボルト38で取着されている(図7参照)。また、36は、レールR上面を転動するローラである。
このように、小さな牽引力で十分な通常走行状態と、極めて大きなクレーン逸走阻止力FB が必要なクランプ状態とを、(機械的構造によって)自動的に、円滑かつ迅速に、切換えることができる。また、通常走行状態では、弾性ブロック25を介して弾性的に牽引され、逸走力を負荷する部材・部品───長尺部材10,荷重伝達梁24,荷重受け板22等───には、負荷が加わらず、経年的な損耗を、著しく低減できる。
3 コイルスプリング
4 アクチュエータ
5 クランプアーム
5A 下端部
8 レール頭部側面
10 長尺部材
10A 基端
11 シュー面
21 第1矩形窓
22 荷重受け板
23 第2矩形窓
24 荷重伝達梁
25 弾性ブロック
26 牽引部材
40 走行クレーン
41 フレーム構造体
52 クランプ本体取付枠
FB クレーン逸走阻止力
R レール
Claims (2)
- レール頭部側面(8)に対して下端部(5A)を接近分離自在として揺動するクランプアーム(5)と、該クランプアーム(5)を上記接近分離自在として揺動させるコイルスプリング(3)とアクチュエータ(4)とを、備えたクランプ本体(1)を、走行クレーン(40)のフレーム構造体(41)の下方部位に配設して逸走を防止する走行クレーンのクランプ装置に於て、
レール(R)に沿って略水平状に長尺部材(10)を配設し、かつ、該長尺部材(10)の先端は、上記クランプ本体(1)のクランプアーム(5)の下端部(5A)と当接乃至連結され、
しかも、上記長尺部材(10)の先端には、上記クランプアーム(5)の揺動により上記レール頭部側面(8)に対して圧接分離自在な制動用シュー面(11)が、形成され、
上記長尺部材(10)のシュー面(11)が上記レール頭部側面(8)に圧接したクランプ状態下で、クレーン逸走阻止力(FB )の大半が、上記クランプ本体(1)及びクランプ本体取付枠(52)を介さずに、上記略水平状の長尺部材(10)にて横取りされて、該長尺部材(10)を介して、上記フレーム構造体(41)へ伝達されるように構成したことを特徴とする走行クレーンのクランプ装置。 - 上記長尺部材(10)の基端(10A)に第1矩形窓(21)を設け、さらに、上記フレーム構造体(41)に固設された荷重受け板(22)には第2矩形窓(23)を設け、上記第1矩形窓(21)と第2矩形窓(23)を串挿状として、横断面矩形状の荷重伝達梁(24)を挿入すると共に、上記第1矩形窓(21)及び/又は第2矩形窓(23)の横寸法よりも上記荷重伝達梁(24)の横寸法を小さく設定して、
上記長尺部材(10)と上記フレーム構造体(41)とは、相対的に水平前後方向に小寸法移動可能に、連結され、
しかも、上記クランプ本体取付枠(52)と上記フレーム構造体(41)とは、弾性変形自在な弾性ブロック(25)と牽引部材(26)を介して連結し、
上記走行クレーン(40)の通常走行状態下では、上記牽引部材(26)と弾性ブロック(25)を介してクランプ本体取付枠(52)に対して牽引力が伝達されるように構成した請求項1記載の走行クレーンのクランプ装置。
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