JP2018501934A - 先細精密ブレード電気外科用器具 - Google Patents

先細精密ブレード電気外科用器具 Download PDF

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Abstract

電気外科用電極は、断面積と、平面に沿った電気外科的切除のために適合された長手方向切断縁部を形成する長手方向側縁部と、を有する細長い本体を備える。該本体は、側縁部の厚さが、0.01インチ以下であり、1つのみの切断縁部を形成し、かつ断面積対切断縁部の数の比が、1つの切断縁部当たり0.00097cm2(0.000150in2)以下である構成、又は第1の側縁部の厚さが、0.254mm(0.01インチ)超であり、第2の側縁部の厚さが、0.254mm(0.01インチ)以下であり、かつ断面積対切断縁部の数の比が、1つの切断縁部当たり0.006cm2(0.001in2)以下である構成を有する。

Description

本開示は、電気外科用装置に関する。より具体的には、本開示は、電気外科手術を行う際に使用するための電気外科用電極に関する。
現代の外科手技は、組織を切断すること、及び/又は及び切断組織を焼灼して、外科処置の実行中に遭遇した出血を凝固若しくは止血することを伴う場合が多い。電気外科手術の領域において、組織を切断する、及び/又は漏出している血管を焼灼する医療処置は、高周波(RF)電気エネルギーを用いることによって行われる。RFエネルギーは、波発電機によって生成され、外科医によって操作される手持ち式電極を通じて患者の組織に伝送される。手持ち式電極は、電極に隣接した患者の体内の細胞質に放電を送達する。この放電が、組織を切断する、及び/又は血管を焼灼するために、細胞質の加熱を生じさせる。かかる手技の歴史的観点及び詳細に関しては、D’Amelioらに発行された米国特許第4,936,842号、発明の名称「Electroprobe Apparatus」が参照され、その全体開示はこの参照により本明細書に組み込まれる。
電気外科手術は広く使用され、切断及び焼灼/凝固両方のための単一外科器具の使用を含む、多くの利点をもたらす。典型的な単極電気外科用システムは、手術を行うために、外科医によって患者の手術部位に適用される、例えば、ハンドピース及び導電電極(例えば、チップ又はブレード)を有する電気外科器具の形態の活性電極と、患者を発電機に再接続する戻り電極とを有し、これにより回路が完成する。電気外科器具の電極は、組織を切断又は凝固する外科的効果をもたらすために、患者との接触点において、高密度RF電流を生成する。戻り電極は、電気外科用器具の電極又は先端に提供されるものと同じRF電流を搬送し、RF電流が患者を通過した後、回路を完成させることにより、電気外科用発電機に戻る経路を提供する。
これまで様々な提案が、既存の電気外科用用具において実現されている。かかる提案の実施例には、Leonard S.Taylorへの米国特許第4,534,347号、Peter Staszへの米国特許第4,674,498号、及びG.Marsden Blanchへの米国特許第4,785,807号に記載されるものが含まれ、各々の全体の開示が、この参照により本明細書に組み込まれる。前述の特許のうち最初の2つは、従来の機械的組織切断を行うために用いられる、先鋭化した露出縁部(例えば、ナイフブレード様の幾何形状)を有する用具を例示している。最後の特許は、切断が、従来の機械的作用によってではなく、絶縁層にわたって容量的に移動された電気エネルギーによって行われるように、絶縁層で全体的にコーティングされた非先鋭化ブレードについて記載している。
電気外科手術において、エネルギー移動が組織細胞内の水を沸騰させるのに十分であり、故に外力ではなく内力によって細胞膜を断裂させるときに、「切断」が達成されることは広く受け入れられている。かかる電気外科的切断を生じさせるのに高レベルのエネルギーが必要であり、電極の対応する高温につながる。電気外科手術に伴う高温は、電極に隣接した組織の熱性壊死を引き起こし得る。より長く電気外科手術に伴う高温に組織が露出されると、組織が熱性壊死を起こす可能性が高くなる。組織の熱性壊死は、組織を切断する速度を減少させ、術後合併症、痂皮生成、及び治癒時間を増加させ得ると共に、切断部位から離れた組織への熱損傷の発生率を増加させ得る。
Blanchの提案は、当該技術分野において重要な進歩をもたらし、電気外科手術の分野において幅広い支持を得てきたが、切断の精度を高め、熱性壊死を低減し、それにより、治癒時間及び術後合併症を減少させ、痂皮生成を低減し、切断部位から離れた組織への熱損傷の発生率を低減し、切断速度を高めるために、電気外科手術における更なる改善の継続的必要性が存在している。具体的に、伝統的な電気外科用電極は、それらのエネルギー適用においてあまり精密ではなく、結果として、それらがもたらす熱拡散及び組織損傷が問題となり得る。同様に、伝統的な電極は、小型、コンパクト、又は敏感な組織場所において有効に操作可能でない。この理由で、伝統的な単極電気外科用電極は、ある特定の処置において、又はある特定の条件下では(例えば、神経学的/脊髄/頭蓋手術及び小児科処置)、まだ非常に効果的ではない。
電気外科手術のための伝統的な電気外科用電極の使用におけるこれら及び他の不利益を克服するために、電気外科用針電極が、ある程度の成功を伴って用いられてきた。しかしながら、電気外科用針は、特にそれらの切除又は切断能力(例えば、平面に沿った長い切開若しくは切除)及び操作性において、ある特定の制限を有する。
したがって、従来の電気外科用装置において、対処され得る多数の不利益が存在する。具体的には、高度に操作性があり、組織平面に沿って切除又は切断するために適合された電極であり、かつ望まれない組織損傷を制限し、術後合併症を低減し、切断の速度及び精度を高め、より迅速な治癒を促す電極を有することが有利である。しかしながら、本明細書で開示及び/又は特許請求される対象は、いずれかの不利益を解消するか、又は上記のような環境においてのみ動作する実施形態に限定されない。むしろこの背景技術は単に、本明細書に記載されるいくつかの実施形態が実施され得る、1つの例示的な技術領域を例示するために提示される。
本開示は、高度に操作性があり、組織平面に沿って切除又は切断するために適合された精密電気外科用電極又はブレードに関する。加えて、精密電気外科用電極又はブレードは、望まれない組織損傷を制限し、術後合併症を低減し、切断の速度及び精度を高め、かつ/又は迅速な治癒を促し得る。例えば、実施形態には、電気外科手術手技を行う際に使用するために適合された電気外科用電極が含まれる。電極は、第1の端部と第2の端部との間に延びる本体を備え得る。この本体は、導電材料で形成され得、電気外科用発電機に電気的に接続され得る(例えば、発電機から電極の本体への電気エネルギーの伝達を促進するため、及び/又は高周波電気エネルギーを患者組織に伝達して、電気外科手術処置をそこで行うため)。
少なくとも1つの実施形態において、本体は、(i)1つ又は2つ以上の主表面(例えば、第1の主表面、及び第1の主表面と反対側の第2の主表面)、(ii)1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間に少なくとも部分的に配設され、かつ/又は第1の端部から第2の端部に向かってある長さだけ延びる)、並びに/あるいは(iii)断面積(例えば、第1の主表面及び/又は第2の主表面及び/又は1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部の間に少なくとも部分的に配設される)を含み得る。
1つ又は2つ以上の実施形態において、長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、厚さ(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間)を有する。更に、長手方向側縁部は、組織の第1の場所から組織の第2の場所へと延びる平面に沿って組織を電気外科的に切除するために適合され得、第2の場所は、第1の場所から長手方向側縁部に対して概して垂直な方向に、ある距離だけ分離される。
少なくとも1つの実施形態において、長手方向側縁部(複数可)の厚さは、約0.254mm(0.01インチ)超であり得る。長手方向側縁部が、約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有する場合、長手方向側縁部は、2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を形成し得るか、若しくは含み得、かつ/又は本体は、1つの長手方向切断縁部当たり約0.0026平方センチメートル(0.0004平方インチ)(cm/E(in/E))以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比を含み得る。
1つ又は2つ以上の他の実施形態において、長手方向側縁部(複数可)は、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有し得る。長手方向側縁部が、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する場合、長手方向側縁部は、1つの長手方向切断縁部を形成し得るか、若しくは含み得、かつ/又は本体は、1つの長手方向切断縁部当たり約0.00097平方センチメートル(0.000150平方インチ)(cm/E(in/E))以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比を含み得る。
1つ又は2つ以上の他の実施形態において、電極は、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(各々が、1つの長手方向切断縁部を含む)、及び約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有する1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(各々が、2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を含む)を含み得る。実施形態が、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さ(複数可)を有する長手方向側縁部(複数可)、及び約0.254mm(0.01インチ)超の厚さ(複数可)を有する長手方向側縁部(複数可)のハイブリッドを含む場合、電極の本体は、1つの長手方向切断縁部当たり約0.006平方センチメートル(0.001平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比(cm/E(in/E))を含み得る。
この概要は、下記の詳細な説明にて更に記載される選択された概念を単純な形態で紹介するために提供するものである。この概要は、特許請求対象の主要な特徴又は必須の特徴を特定することを意図しておらず、また特許請求対象の範囲を決定する際の補助として使用されることをも意図していない。
本開示の例示的な実施形態の追加の特徴及び利点は、以下の説明に記載されることで、ある程度この説明から明らかとなるか、又はかかる例示的な実施形態の実践によって習得され得る。かかる実施形態の特徴及び利点は、特に添付の特許請求の範囲において指摘する器具及び組み合わせによって実現及び取得され得る。これら及び他の特徴は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲からより完全に明らかとなるか、又は以下に記載されるような例示的な実施形態の実践によって習得され得る。
本発明の上記及び他の利点及び特徴を更に明確にするために、本発明のより具体的な説明が、添付の図面に例示されるその特定の実施形態を参照することによって提供される。これらの図面は、本発明の単なる例示の実施形態を描き、したがって、その範囲の限定とみなされるものではないことが理解される。本発明は、以下の添付図面の使用により、更に具体的かつ詳細に記載及び説明される。
本開示の実施形態による、例示的な電気外科用システムの概略図を示す。 図1の電気外科用システムと共に使用するための例示的な電気外科用電極の平面図を示す。 図2の電気外科用電極の断面図を示す。 別の例示的な電気外科用電極の平面図を示す。 図3の電気外科用電極の断面図を示す。 別の例示的な電気外科用電極の斜視図を示す。 図4の電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。 各々が、本開示の実施形態による、例示的な電気外科用電極の断面図を示す。
本開示を詳細に説明する前に、本開示は、特定の例示されたシステムのパラメータ、方法、装置、製品、プロセス、構成、及び/又はキットに制限されず、これらは、当然のことながら異なり得ることが理解されるべきである。また、本明細書に使用される専門用語は、単に本発明の特定の実施形態を説明する目的のためであり、いかなる方法においても本発明の範囲を制限することを意図するものではないことも理解されるべきである。故に、本開示は、特定の構成を参照して詳細に説明されることになるが、これらの説明は例示的であり、本発明の範囲を制限するものとして見なされるべきではない。特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、例示した構成に様々な修正を行うことができる。より良い理解のために、同様の構成要素は、様々な添付図面全体を通して同様の参照番号によって指定されている。
本開示は、高度に操作性があり、組織平面に沿って切除又は切断するために適合された精密電気外科用電極又はブレードに関する。加えて、精密電気外科用電極又はブレードは、望まれない組織損傷を制限し、術後合併症を低減し、切断の速度及び精度を高め、かつ/又は迅速な治癒を促し得る。例えば、実施形態には、電気外科手術処置を行う際に使用するために適合された電気外科用電極が含まれる。電極は、第1の端部と第2の端部との間に延びる本体を備え得る。この本体は、導電材料で形成され得、電気外科用発電機に電気的に接続され得る(例えば、発電機から電極の本体への電気エネルギーの伝達を促進するため、及び/又は高周波電気エネルギーを患者組織に伝達して、電気外科手術処置をそこで行うため)。
少なくとも1つの実施形態において、本体は、(i)1つ又は2つ以上の主表面(例えば、第1の主表面、及び第1の主表面と反対側の第2の主表面)、(ii)1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間に少なくとも部分的に配設され、かつ/又は第1の端部から第2の端部に向かってある長さだけ延びる)、並びに/あるいは(iii)断面積(例えば、第1の主表面及び/又は第2の主表面及び/又は1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部の間に少なくとも部分的に配設される)を含み得る。
1つ又は2つ以上の実施形態において、長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、厚さ(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間)を有する。更に、長手方向側縁部は、組織の第1の場所から組織の第2の場所へと延びる平面に沿って組織を電気外科的に切除するために適合され得、第2の場所は、第1の場所から長手方向側縁部に対して概して垂直な方向に、ある距離だけ分離される。
少なくとも1つの実施形態において、長手方向側縁部(複数可)の厚さは、約0.254mm(0.01インチ)(0.254mm)超であり得る。長手方向側縁部が、約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有する場合、長手方向側縁部は、2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を形成し得るか、若しくは含み得、かつ/又は本体は、1つの長手方向切断縁部当たり約0.0026平方センチメートル(0.0004平方インチ)(cm/E(in/E))以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比を含み得る。
1つ又は2つ以上の他の実施形態において、長手方向側縁部(複数可)は、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有し得る。長手方向側縁部が、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する場合、長手方向側縁部は、1つの長手方向切断縁部を形成し得るか、若しくは含み得、かつ/又は本体は、1つの長手方向切断縁部当たり約0.00097平方センチメートル(0.000150平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比を含み得る。
1つ又は2つ以上の他の実施形態において、電極は、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(各々が、1つの長手方向切断縁部を含む)、及び約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有する1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(各々が、2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を含む)を含み得る。実施形態が、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さ(複数可)を有する長手方向側縁部(複数可)と、約0.254mm(0.01インチ)超の厚さ(複数可)を有する長手方向側縁部(複数可)とのハイブリッドを含む場合、電極の本体は、1つの長手方向切断縁部当たり約0.006平方センチメートル(0.001平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比(cm/E(in/E))を含み得る。
本明細書で使用するとき、「側縁部」、「長手方向側縁部」、及び同様の用語は、2つの主表面間の移行領域及び/又は構造特徴部を指す。当業者であれば、任意の出発点から該出発点に戻るまでを取り囲む連続表面であっても、2つの主表面(例えば、出発点のそれぞれの側に1つ)を形成できることを理解するであろう。同様に、その1つの端部を別の(反対側の)端部に近付けるように取り囲む連続表面が、2つの主表面を形成することができる。
本明細書で使用するとき、「切断縁部」、「長手方向切断縁部」、及び同様の用語は、解剖学的若しくは天然に存在する組織平面、又は組織の種類、組織の境界、若しくは構造間の分離線内で、それに沿って、及び/又はそれを通じて、患者の組織を切断するように構造的に操作可能な、適合及び/若しくは構成された、並びに/又は切除することができる電気外科用電極の一部分を指す。当業者であれば、かかる切除が、ある距離に沿って及び/又はある距離にわたって(例えば、第1の位置から第2の位置に向かって)起こることを理解するであろう。更に、電気外科的切除平面は、直線、曲線、有角線、円形線(その距離に沿った切除の後に、第2の位置が第1の位置に対応する)、及び/又はこれらの組み合わせを含み得る。
1つ又は2つ以上の実施形態は、電極の長手方向長さに平行に配置された少なくとも1つ又は2つ以上の縁部との組み合わせで、電極の断面積を制限する、いわゆる「精密技術」を実現する。いくつかの実施形態において、精密技術の設計原理(複数可)は、強化された操作性、いくつかの既存の技術と比較して低減した電力要件、いくつかの既存の技術と比較して切開部位の周囲組織への壊死損傷の量を低減する低い熱拡散、及び/又は平面に沿って容易に切除し、かつ/若しくはより小さい、狭い、制限された、萎縮した、又は限局化した領域内で安全に動作する能力を有する、組織への電気外科エネルギーの精密印加が可能な、そのために適合及び/又は構成された電極の創出を可能にする。
具体的に、断面積(A)対長手方向切断縁部の数(E)の比は、本開示のある特定の実施形態に関する1つ又は2つ以上の利点(又はその決定)にとって予想外に重要である。具体的に、1つ又は2つ以上の実施形態において、本体は、約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有する長手方向側縁部(複数可)、少なくとも2つの長手方向切断縁部(例えば、各長手方向側縁部と関連した)、及び/又は0.0026cm/E(0.0004in/E)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比(のみ)を含み得る。1つ又は2つ以上の他の実施形態において、本体は、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する長手方向側縁部(複数可)、各長手方向側縁部と関連した1つの長手方向切断縁部、及び/又は約0.00097cm/E(0.000150in/E)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比(のみ)を含み得る。1つ又は2つ以上の他の実施形態において、本体は、(a)約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する長手方向側縁部(複数可)(各々がそれと関連した1つ(のみ)の長手方向側縁部を有する)、及び(b)約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有する長手方向側縁部(複数可)(各々がそれと関連した少なくとも2つの長手方向側縁部を有する)のハイブリッド、組み合わせ、又は混合を含み得る。ハイブリッド実施形態は、約0.006cm/E(0.001in/E)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比を有し得る。記載のとおり、断面積対長手方向切断縁部の数の比の測定値は、1つの長手方向切断縁部(E)当たりの平方センチメートル(cm)(平方インチ(in))(すなわち、cm/E(in/E))であり得る。
当業者であれば、本明細書に記載される実施形態の断面積が、電気外科用電極の本体の断面積を含むことを理解するであろう。様々な断面積測定手技は、当該技術分野において既知であり、本明細書において企図される。例えば、矩形本体の断面積は、その(垂直及び水平)寸法を測定し、乗算すること(例えば、底辺(又は幅)×高さ(又は厚さ))によって決定され得る。同様に、三角形、台形、菱形、及び/又はダイヤモンド形本体の断面積は、その(垂直及び水平)寸法を測定して乗算し、2で割ること(例えば、1/2底辺(又は幅)×高さ(又は厚さ))によって決定され得る。
実例として、電極が、0.254mm(0.01インチ)以下の第1の側縁部厚さ、及び0.254mm(0.01インチ)超の第2の側縁部厚さ、並びにそれら2つの縁部間に均一の線形先細りを有する本体で構成される場合、本体の断面積は、これら2つの縁部厚さの平均(すなわち、(第1の厚さ+第2の厚さ)/2)に基づいて算出され得る。上に示されるように、この構成の断面積対切断縁部の比は、約0.006cm/E(0.001in/E)(すなわち、(W×T平均)/E≦0.006cm/E(0.001in/E))以下であり得る。
いかなる理論にも拘束されるものでも、又は本開示の出願時現在の限定に制限されるものでもないが、当業者であれば、電気外科用電極の製造が、1つ又は2つ以上の真の幾何形状の形成を可能にしない場合があることも理解するであろう。具体的に、例えば、幾何学的角部、点、接線、又は側面の交差は、理想的であるが、使用可能な製造プロセス又は方法によって獲得できない場合がある。したがって、本明細書に記載される1つ又は2つ以上の実施形態は、1つ又は2つ以上の少なくとも部分的に円形の縁部(例えば、顕微鏡レベルで)含み得るが、当業者であれば、「矩形」、「三角形」、「台形」、又は他の幾何学的若しくは非幾何学的断面が、本体の最も正確な表現又は説明であり得ることを理解するであろう。
少なくとも1つの実施形態において、断面積は、本体の断面が密接に関連する(又はそれが最も近似する)1つ又は2つ以上の幾何学的又は非幾何学的形状の断面積を決定することによって決定され得る。故に、実質的に矩形本体の断面積は、その(垂直及び水平)寸法を測定し、乗算すること(例えば、底辺(又は幅)×高さ)によって、推定(又は決定)され得る。代替実施形態において、真の断面積(例えば、小さい、又は更に微細な縁部及び/若しくは角円形部の不在を説明する)が、決定及び/又は測定され得る。例えば、モデリングソフトウェア又は他の測定機構を用いて、電気外科用電極の本体を形成する材料(複数可)によって占められる実際の断面積を決定することができる。故に、1つ又は2つ以上の突出部又は他の形状の特徴部を有するある特定の実施形態は、正確かつ/又は精密に決定された真の断面積を有し得る。
他の実施形態において、断面積は、本体の(最も外側の)寸法、縁部、突出部、及び/又は表面によって囲まれる、包含される、被覆される、及び/又は占められる断面積(例えば、本体の最小の共通寸法(複数可)及び/又は断面積)を含み得る。例えば、断面積は、x平面における本体の最長又は最も外側の寸法×y平面における本体の最長又は最も外側の寸法、又は他の同様の計算を含み得る。
ある特定の実施形態は、電気外科用電極の本体内に1つ又は2つ以上の(凹状)チャネル又は溝を含み得る。かかるチャネル又は溝は、本体の断面図において陥没部として現れ得る。1つ又は2つ以上の陥没部を有する本体の断面積は、本体部分(又はその材料)の断面積、及び陥没部(複数可)又は陥没部分(複数可)の断面積の両方を含み得る。故に、本体の断面積は、本体の最も外側の寸法、縁部、突出部、及び/又は表面によって囲まれた断面積を含み得る(例えば、陥没部分(複数可)が本体の一部であるかのように)。代替実施形態において、1つ又は2つ以上の陥没部を有する本体の断面積は、電極の本体部分(又はその物理的材料)の断面積のみを含み得る。
同様に、1つ又は2つ以上の(凸状)突出部を有する本体の断面積は、突出部(複数可)及び本体部分の(複合した)外側寸法によって定義される、及び/又は囲まれる断面積を含み得る。故に、突出部間の明らかに陥没した部分は、いくつかの実施形態において本体の断面積に寄与し得る。1つ又は2つ以上の突出部を有する本体の断面積はまた、突出部(複数可)の断面積+本体部分(突出部なし)の断面積を含み得る。故に、突出部間の明らかに陥没した部分は、いくつかの実施形態において本体の断面積に寄与しない場合がある。
少なくとも1つの実施形態において、1つ又は2つ以上の凹状部分を有する本体は、凹状部分を計算に含めることによって決定された断面積を有し得る。例えば、実質的に三角形の陥没部分を内部に有する実質的に三角形の本体は(例えば、図7Nを参照)、本体の一部として陥没部分を含む断面積を有し得る(すなわち、三角形本体に凹状、陥没部分がないかのように)。故に、1つ又は2つ以上の凹状部分を有する本体は、本体及び1つ又は2つ以上の凹状部分によって囲まれた面積を含む断面積を有し得る。他の実施形態において、凹状部分を有しない本体は、本体を形成する材料の実際の断面積に等しい断面積を有し得る。故に、凸状(又は全体的に凸状)本体を有する本体は、本体によって占められる面積を含む断面積(又は上記のように、その適切な近似)を有し得る。
上に示されるように、本開示の実施形態は、(i)1つ又は2つ以上の主表面(例えば、第1の主表面、及び第1の主表面と反対側の第2の主表面)、(ii)1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間に少なくとも部分的に配設された)、約0.254mm(0.01インチ)(0.254mm)超の厚さを有する1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つ、(該1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を有する)、(iii)断面積(例えば、第1の主表面及び/又は第2の主表面及び/又は1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部の間に少なくとも部分的に配設された)、並びに/又は(iv)0.0026cm/E(0.0004in/E)以下の断面積対(有効な)長手方向切断縁部(複数可)の数の比を有する本体を備える、電気外科用電極を含み得る。
少なくとも1つの実施形態において、本体は、第1の端部と第2の端部との間に長手方向に延びる細長い本体を備え得る。第1の端部及び第2の端部は、第1の長さによって分離され得る。同様に、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部は、第1の端部と第2の端部との間に第2の長さだけ延び得る。少なくとも1つの実施形態において、第1の長さ及び第2の長さは、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、第1の端部と第2の端部との間に延びるように、実質的に等しくなり得る。他の実施形態において、第2の長さは、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、第1の端部と第2の端部との間全体に延びないように、第1の長さより短くなり得る。
いくつかの実施形態において、1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部及び/又は1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つの厚さは、第1の主表面と第2の主表面(例えば、第1の主表面と反対側の)との間で測定され得る。いくつかの実施形態において、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、第1の主表面及び第2の主表面と連続的であり、それにより、(i)2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つが、第1の主表面と1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つとの間に接合部を含み、(ii)2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つが、第2の主表面と1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つとの間に接合部を含む。具体的に、約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有し、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、ある特定の実施形態において、1つを超える有効な長手方向切断縁部を生成及び/又は提示し得る。したがって、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、いくつかの実施形態において、2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を有する。
いくつかの実施形態において、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部は、複数の長手方向側縁部を含み得、その複数の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部、及び第1の主表面と第2の主表面との間に約0.254mm(0.01インチ)超の厚さを有する。更に、複数の長手方向側縁部は、第1の主表面と第2の主表面との間に約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する、少なくとも1つの長手方向側縁部を含み得る。かかるハイブリッド実施形態は、約0.006cm/E(0.001in/E)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比を有し得る。
別の実施形態において、本体は、(i)1つ又は2つ以上の主表面(例えば、第1の主表面、及び第1の主表面と反対側の第2の主表面)、(ii)1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間に少なくとも部分的に配設された)、約0.254mm(0.01インチ)(0.254mm)以下の厚さを有する1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つ(該1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、1つの長手方向切断縁部を有する)、(iii)断面積(例えば、第1の主表面及び/又は第2の主表面及び/又は1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部の間に少なくとも部分的に配設された)、並びに/又は(iv)約0.00097cm/E(0.000150in/E)以下の断面積対(有効な)長手方向切断縁部(複数可)の数の比を含み得る。
1つ又は2つ以上の実施形態において、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、第1の主表面及び第2の主表面と連続的であり、それにより、その長手方向切断縁部は、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つと、第1の主表面及び第2の主表面との間に接合部を含む。具体的に、約0.254mm(0.01インチ)以下の長手方向側縁部厚さを有し、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、ある特定の実施形態において、1つを超える有効な長手方向切断縁部を生成及び/又は提示しない。したがって、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、いくつかの実施形態において、1つの長手方向切断縁部を有する。
いくつかの実施形態において、本体の断面積は、第1の主表面と第2の主表面との間に断面高さを有し得る。断面高さは、約0.254mm(0.01インチ)超であり得る。更に、1つ又は2つ以上の主表面(例えば、第1の主表面及び/又は第2の主表面)のうちの少なくとも1つは、1つ又は2つ以上の先細部分を含み得る(例えば、1つ又は2つ以上の主表面のうちの少なくとも1つの一部分から1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(例えば、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つ(1つの長手方向切断縁部を有する)へと延び、それにより、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部の厚さは、約0.254mm(0.01インチ)以下である)。ある特定の実施形態において、1つ又は2つ以上の先細部分は、本体の断面高さが約0.254mm(0.01インチ)超であること、及び1つ又は2つ以上の長手方向側縁部の厚さが、約0.254mm(0.01インチ)以下であることを可能にする。故に、ハイブリッド構成は、1つ又は2つ以上の先細部分によって形成され得る。かかるハイブリッド実施形態は、約0.006cm/E(0.001in/E)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比を有し得る。
上に示されるように、いくつかの実施形態において、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部は、複数の長手方向側縁部を含み得る(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間に配設され、本体の第1の端部と本体の第2の端部との間に少なくともある長さだけ延びる)。複数の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つは、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さ(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間)を有し得る。
いくつかの実施形態において、1つ又は2つ以上の先細部分は、複数の先細部分を含み得る(例えば、第1の主表面及び第2の主表面のうちの少なくとも1つの一部分から(例えば、複数の長手方向切断縁部の)1つ又は2つ以上の長手方向切断縁部へと延びる)。例えば、実施形態は、第1の主表面の一部分から複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる、複数の先細部分を含み得る。
別の実施形態は、第1の主表面の一部分から複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分、及び第2の主表面の一部分から複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分を含み得る。別の実施形態は、第1の主表面の一部分から複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分、及び第2の主表面の一部分から複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分を含み得る。別の実施形態は、第1の主表面の一部分から複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分、及び第1の主表面の一部分から複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分を含み得る。
ある特定の実施形態において、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部は、第1の主表面及び/又は第2の主表面と連続的であり得る。更に、電極は、先端を含み得る(例えば、本体の第1の端部に配設される)。先端はまた、第1の主表面と第2の主表面との間に少なくとも部分的に配設され得、かつ/又は第1の主表面、第2の主表面、及び1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上と連続的であり得る。先端はまた、鈍形構成、尖形構成、円形構成、有角構成、又は任意の他の好適な構成を有し得る。
1つ又は2つ以上の実施形態は、絶縁コーティングを含み得る(例えば、本体の少なくとも一部分を被覆する)。絶縁コーティングは、本体から組織への高周波電気エネルギーの伝送を保証するのに十分な厚さで提供され得る。絶縁コーティングは、当該技術分野において既知のように、非付着性コーティングを含み得るか、又は非付着性コーティングであり得る。絶縁コーティングは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、シリコーン、セラミック、ガラス、フッ素化炭化水素、ダイヤモンド、高温ポリマー、親水性ポリマー、キャパシタ誘導体、及び/又はこれらの組み合わせ等の材料で形成され得るか、又は含み得る。
少なくとも1つの実施形態において、本体の断面積は、断面幅(例えば、対向する側縁部間)を有し得る。一実施形態において、断面幅は、約0.140センチメートル(0.055インチ)以下であり得る。代替実施形態において、断面幅は、約0.140センチメートル(0.055インチ)超であり得る。断面積はまた、断面高さ(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間)を有し得る。断面高さは、いくつかの実施形態において、約0.254mm(0.01インチ)以下であり得る。あるいは、断面高さは、いくつかの実施形態において、約0.254mm(0.01インチ)超であり得る。1つ又は2つ以上の側縁部の断面高さと厚さとの間の差異(複数可)は、本体の構成を決定し得、かつ/又はそれに寄与し得る。例えば、1つ又は2つ以上の側縁部の厚さより少ない断面高さを有する本体は、凹状構成を有し得る。
更に、断面積は、断面形状又は構成を有し得る。例えば、ある特定の実施形態には、1つ又は2つ以上の円形、有角、尖頂、鋸歯、平滑、突出、若しくは他の要素、又はこれらの組み合わせが含まれ得る。例えば、いくつかの実施形態には、(実質的に)星形断面、正方形断面、矩形断面、菱形断面、平行四辺形断面、ダイヤモンド断面、翼又は涙のしずく断面、部分的翼又は涙のしずく断面、三角形断面、1つ又は2つ以上の橋台を有する円形断面、多面断面、矢じり断面、「C」形断面、「D」形断面、「L」形断面、「J」形断面、「T」形断面、「X」形断面、「V」形断面、レンズ形断面、部分的レンズ形断面(例えば、半レンズ、4分の1レンズ等)、多葉断面、及び半円形断面、及び/又は部分的「陰陽」断面(例えば、半陰陽等)が含まれ得、これらの任意の好適な組み合わせを含む。
製造抑制が、前述の構成のうちの1つ又は2つ以上を形成するために必要とされる、完全に及び/又は幾何学的に「先鋭化した」角部の形成を許容しない場合があることを理解するであろう。それにも関わらず、当業者であれば、断面構成が、少なくとも部分的に円形の角部を含み得、依然として列挙される断面形状又は構成を含み得ることを理解するであろう。
少なくとも1つの実施形態において、電極は、同じ又は類似の組織型又は場所において、標準電気外科用ブレード電極に使用される典型的な電力レベルより少なくとも、約、又は5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、1/4、1/3、1/2、2/3、3/4超、若しくはそれ以上低減された電力レベルで、電気外科手術処置を行う際に使用するために適合され得る。例えば、所望の結果を達成するために精密電極を使用する場合、一般的な外科処置に使用される30ワット(又はJ/s)の典型的な電力レベルは、10ワットに低減され得、改善した熱性転帰及び改善したユーザー操作性を伴う。加えて、電極は、断面積対切断縁部の比、(a)約0.0026cm/E(0.0004in/E)超、(b)約0.00097cm/E(0.000150in/E)超、及び/又は(c)約0.006cm/E(0.001in/E)超を有する電気外科用ブレード電極と比較して(例えば、上記を超える比を有する電極の同じ又は類似の組織型又は場所において典型的に使用される電力レベルと比較して)、少なくとも、約、又は5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、1/4、1/3、1/2、2/3、3/4超、若しくはそれ以上低減された電力レベルで電気外科手術処置を行う際に特定用途のために適合され得る。故に、本開示の実施形態は、組織を通る著しく低い電力伝送を可能にし、それにより、電気外科手術の使用から典型的に利益を享受しない、特に熱性損傷に対して敏感な領域又は組織において容易に有用かつ適用可能なかかる電極実施形態を作製する。
他の実施形態には、電気外科手術処置を行うために、(例えば、上記のように)電気外科用電極を使用する方法が含まれる。電極は、本明細書に記載される実施形態のうちの1つ又は2つ以上に従い構成され得る。ある特定の実施形態において、本方法は、(i)組織を1つ又は2つ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つと接触させる一方で、(例えば、典型的に電気外科用設定より少なくとも2/3少ない電力レベルで)発電機から伝達された高周波電気エネルギーで電極を増力させることにより、組織を剪断すること、(ii)増力された電極をある特定の距離だけ前進させることにより、組織の第1の場所から組織の第2の場所へと延びる平面に沿って組織を電気外科的に切除すること、(iii)1つ若しくは2つ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つを、患者組織との接触から離すことと、(iv)凝固を必要とする1つ若しくは2つ以上の患者部位を特定すること、並びに/又は(iv)第1の主表面又は第2の主表面の少なくとも一部と接触させることによって凝固を必要とする1つ若しくは2つ以上の患者部位を焼灼し、(例えば、典型的に電気外科用設定より少なくとも2/3少ない電力レベルで)電極を高周波電気エネルギーで増力させる一方で、凝固を必要とする1つ若しくは2つ以上の患者部位を、第1の主表面及び/若しくは第2の主表面の少なくとも一部と接触させるか、又は電極の表面及び/若しくは縁部からの組織をスプレーコーティングすることを含み得る。
いくつかの実施形態において、この方法は、組織を本体の第1の端部に配設された先端(例えば、第1の主表面と第2の主表面との間)と接触させる一方で、(例えば、典型的に電気外科用設定より少なくとも2/3少ない電力レベルで)発電機から伝達された高周波電気エネルギーで電極を増力させることにより、組織を剪断することを含み得る。更に、この方法は、電極を前進させる一方で、典型的な電気外科用設定より少なくとも2/3少ない電力レベルで発電機から伝達された高周波電気エネルギーで電極を増力させることにより、組織の第1の場所から組織の第2の場所へと延びる平面に沿って組織の少なくとも一部分を電気外科的に切除することを含み得る。
少なくとも1つの実施形態において、電気外科手術処置には、神経学的手術若しくは処置、脊髄手術若しくは処置、頭蓋手術若しくは処置、及び/又は小児科手術若しくは処置が含まれ得る。ある特定の実施形態において、増力した電極を前進させることは、切除中又は切開を創出する間に1つ又は2つ以上の方向変更を含み得る。例えば、増力した電極を前進させることは、右向き、左向き、上向き、又は下向き方向の平滑、円形、又は先鋭、有角変化を含み得る(例えば、切除/切開経路又は平面に沿って増力した電極を前進させる間)。
ここで図面を参照して、図1及び対応する考察は、本開示の1つ又は2つ以上の実施形態が実現され得る、例示的な電気外科用システムの簡潔な一般的説明を提供することが意図される。具体的に、波発電機110、ケーブル又はコード140、手持ち式器具又はハンドピース120、電気外科用電極130、戻り電極125、及びケーブル又はコード135を含む、電気外科用システム100が例示される。発電機110は、好ましい実施形態において、RF波発電機である。したがって、外科医又は他のユーザーは、手術又は他の処置中に電気外科用システム100を使用して、患者組織を切断し、かつ/又は患者の組織の血管を焼灼することができる。
例示の電気外科処置において、RF電気エネルギーは、波発電機110等の波発電機によって生成される。RF電気エネルギーは、ハンドピース120を介して電極130に移動され、コード140を介して波発電機110に電気的に連結される。当業者であれば、波発電機110が、電気外科手術中に組織を切断し、かつ/又は血管を焼灼するために使用され得るRF電気エネルギー波を生成するために、高周波振動器及び増幅器(複数可)を含み得ることを理解するであろう。
RF電気エネルギー波は、電極130から患者組織への放電を生じさせるために、ハンドピース120に送電する。放電は、電極130と直接(又は間接、例えば、密接若しくは極めて密接)接触している患者組織の細胞質の加熱を引き起こし得る。具体的に、エネルギー移動は、組織細胞内の水を沸騰させるのに十分であり得、故に、細胞膜を断裂させ、それにより、患者組織を電気外科的に切断、剪断及び/又は切除する。少なくとも1つの実施形態において、電気外科的切断、剪断、及び/又は切除は、著しい量又は程度の機械的切断、剪断、及び/又は切除を必要としない。いくつかの実施形態において、電極125は、患者の体内の周囲組織に放散する電荷のために、コード135を介して波発電機110への電気復路を提供する。切断、剪断、及び/又は切除等の用語は、様々な種類の外科的組織分離等を反映するように、本明細書において同義的に使用され得る。
いくつかの実施形態において、電気外科手術中に、電極130からの放電を使用して、独立して、又は同時に切断及び焼灼することができる。例えば、波発電機110によって供給され、ハンドピース120に伝送された一定正弦波は、電極130が、患者の体内の組織を切断するのを可能にする。あるいは、波発電機110によって供給され、ハンドピース120に伝送された減衰波は、電極130が、漏出している血管を焼灼するのを可能にする。少なくとも1つの実施形態において、電極130が同時に切断及び焼灼するのを可能にするために、一定正弦波及び減衰波の組み合わせが、波発電機110によってハンドピース120に供給され得、それにより、外科処置中の組織外傷及び失血を最小限に抑える。例えば、1つ又は2つ以上の実施形態において、電極130が同時に切断及び焼灼するのを可能にするために、一定正弦波及び/又は減衰波の代替伝送は、波発電機110によってハンドピース120に供給され得、それにより、外科処置中の組織外傷及び失血を最小限に抑える。
導入によって、図2、3、及び4は、(交換可能)電極130、又はその様々な特徴、設計、及び/若しくは構成の例示的な組み合わせを示す。図2A、3A、4A、及び5A〜8Gは、電気外科用電極130(の本体)の断面構成の例示的な組み合わせを示す。
図2は、例えば、例示の目的で汎用電極を示す。図2に例示されるように、電極130は、(i)波発電機110によって生成されたRF電気エネルギーが、ハンドピース120を通じて電極130に伝送されるのを可能にするためにハンドピース120に連結されるように構成された接続端部150、及び(ii)患者組織を接触させ、放電を患者組織に印加するように構成された作動端部160を有する。少なくとも1つの実施形態において、作動端部160及び接続端部150は、電極130の反対端部を含み得る。
しかしながら、電極130は、図2に例示されるように、細長い構成を含む必要がないことを理解するであろう。例えば、電極130は、本開示の範囲から逸脱することなく、曲線、有角、円形、扁平、幅広、又は他の構成を有し得る。実際に、いくつかの実施形態において、電極130は、電気外科処置における使用に適した任意の構成を有し得る。
いくつかの実施形態において、接続端部150は、ハンドピース120に連結されるように構成された接続部材155を含み得る。接続端部150及び/又はその接続部材155の長さは、特定型の電極及び/又は電極が使用される処置の種類に応じて異なり得る。例えば、接続端部の長さは、ある特定の実施形態において、約6.35cm〜約48cmの範囲であり得る。様々な実施形態において、接続端部の長さは、それぞれ約6.35cm、6.9cm、10.16cm、15.24cm、33cm、45cm、及び48cmであり得る。接続端部の長さが、任意の好適な長さであり得、本開示の範囲を限定することを意図しないことを理解するであろう。
電極130はまた、絶縁体として作用し、保護を提供し、かつ/又はハンドピース120による電極130の保持を容易にするスリーブ又はコーティング400(例えば、電極130の少なくとも一部分を取り囲む)を含み得る。例えば、絶縁材料は、作動端部160の一部分と患者組織との間に絶縁障壁を提供するために、電極130の作動端部160の一部分に適用され得る。
一実施形態において、絶縁材料は、電極130(例えば、電気外科手術中の使用のために露出された電極先端の離脱部(例えば、ほんの小さな部分)の作動端部160の少なくとも一部分の周りに適用され得る。例えば、絶縁材料は、電極130の端部又はその作動端部160における約0.3cmを除いて、全体作動端部を被覆し得る。次いで、露出した部分を使用して、電極130(又はその作動端部160)の残りと患者組織との間の放電なしに、電気外科手術を行うことができる。代替実施形態において、絶縁材料は、露出された電極130の作動端部160の大部分を残し得る。
いくつかの実施形態において、コーティングは、PTFE、フルオロポリマー、ポリオレフィン、セラミック、PARYLENE、又はこれらの組み合わせを含み得る。かかるコーティングは、例えば、作動端部160の一部分と患者組織との間に絶縁障壁を提供するために、電極130の作動端部160の一部分に適用され得る。
電極130の作動端部160はまた、患者組織に接触し、患者の体内に放電を印加するように構成された本体200を含み得る。本体200(及び/又は電極130の他の部分)は、導電材料を備え得る、含み得る、及び/又はそれで形成され得る。例えば、導電材料は、ステンレス鋼又は他の非腐食材料を含み得る。ある特定の実施形態はまた、又は代替として、例えば、真鍮、ニッケル、アルミニウム、チタン、銅、銀、金、他の種類の鋼、又は(これらの)合金を含み得る。いくつかの実施形態にはまた、ある特定の導電プラスチック等の非金属導電物質が含まれ得る(例えば、それらが所望の要件を満たすのに十分な安全性及び完全性の固有の品質を有することを条件とする)。
以下で更に詳述されるように、電極130の本体200は、細長い設計又は構成を有し得る。例えば、本体200は、第1の端部210及び第2の端部220を含み得る(例えば、長さ500と同一又は同様の長さだけ分離される)。しかしながら、本体200が、図2に例示されるような細長い構成を含む必要がないことを理解するであろう。例えば、本体200は、本開示の範囲から逸脱することなく、曲線、有角、円形、扁平、幅広、又は他の構成を有し得る。実際に、いくつかの実施形態において、本体200は、電気外科処置における使用に適した任意の構成を有し得る。
少なくとも1つの実施形態において、電極130は、少なくとも1つの先端300を任意に含み得る(例えば、本体200の第1の端部210上、その周囲、及び/又はそれに隣接して配設される)。例えば、いくつかの実施形態において、本体200は、先端300を含み得る、又は備え得る。ある特定の実施形態において、第1の端部210は、先端300を含み得る(例えば、先端300は、第1の端部210から延び得る)。同様に、第2の端部220は、接続端部150又はその接続部材155に接続され得る、取り付けられ得る、及び/又は隣接し得る。しかしながら、第1及び/又は第2に対応する表記が、単なる例示であり、本開示の範囲を限定することを意図しないことを理解するであろう。故に、いくつかの実施形態において、第1の端部210は、接続端部150又はその接続部材155に接続され得る、取り付けられ得る、及び/又は隣接し得る(及び/又はそれから延び得る)。
同様に、1つ又は2つ以上の先端300は、電極130、作動端部160、及び/又は本体200の周囲の他の場所及び/又は位置に配設され得る。例えば、本体200は、その上に(長手方向に)配設され、かつ/又は本体200に沿って1つ又は2つ以上のピークを形成する、1つ又は2つ以上の先端300を含み得る。以下で更に詳述されるように、先端300は、1つ又は2つ以上の特定の電気外科処置に適した1つ又は2つ以上の様々な設計構成を含む、任意の構成を有し得るか、又は含み得る。
本体200は、少なくとも1つの主表面230及び少なくとも1つの側縁部260を更に含み得る。いくつかの実施形態において、主表面230は、第1の側面240及び/又は(反対側の)第2の側面250を含み得る。少なくとも1つの実施形態において、側縁部(複数可)260は、主表面230の第1の側面240及び/又は第2の側面250に位置付けられ得るか、又は隣接し得る。更に、長手方向側縁部260は、長さ500だけ延び得る(例えば、細長い本体200の第1の端部210と第2の端部220との間)。
少なくとも1つの実施形態において、側縁部260は、1つ又は2つ以上の切断縁部270を含み得る。例えば、側縁部260は、切断縁部270が、主表面230と側縁部260との間に接合部を含む(又はそこに形成される)ように、主表面230と連続的であり得る。同様に、主表面230と側縁部260との間の接合部は、切断縁部270を形成し得る。
図2Aに示されるように、本体200は、第1の主表面230a(第1の側面240a及び第2の側面250aを有する)、及び第2の主表面230b(第1の側面240b及び第2の側面250bを有する)を含み得る。第1の(長手方向)側縁部260aは、第1の主表面230aの第1の側面240a及び第2の主表面230bの第1の側面240bに位置付けられ得るか、又は隣接し得る(又はその間にあり得る)。同様に、第2の(長手方向)側縁部260bは、第1の主表面230aの第2の側面250a及び第2の主表面230bの第2の側面250bに位置付けられ得るか、又は隣接し得る(又はその間にあり得る)。
更に、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部(複数可)(例えば、長手方向側縁部260a及び/又は260b)は、厚さ600を含み得る(例えば、第1の主表面230aと第2の主表面230bとの間)。例えば、長手方向側縁部260aは、その第1の側面240aの、又はそれに隣接した第1の主表面230aと、その第1の側面240bの、又はそれに隣接した第2の主表面230bとの間に厚さ600を有し得る。長手方向側縁部260bが、同一に、同様に、又は異なって構成され得ることを理解するであろう。例えば、長手方向側縁部260aは、長手方向側縁部260bの厚さを超える厚さを有し得るか、又はその逆もまた同様であり得る。
少なくとも1つの実施形態において、厚さ600(の大きさ)は、本体200に含まれる切断縁部(E)270の数に寄与し、かつ/又はそれを決定することができる。例えば、当業者であれば、いくつかの実施形態において、一旦、厚さ600が十分に大きくなると、第1の主表面230aと第2の主表面230bとの間(又は主表面230と側縁部260との間)の移行部が、2つ又はそれ以上の切断縁部270の形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することを理解するであろう。しかしながら、いくつかの実施形態において、側縁部260が、(例えば、厚さ600が、約0.254mm(0.01インチ)超である場合でも)単一切断縁部270を含み得ることを理解するであろう。
少なくとも1つの実施形態において、約0.254mm(0.01インチ)超の厚さ600(側縁部260の、及び/又は主表面230の間)は、2つ又はそれ以上の切断縁部270の形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することができる。例えば、約0.028(0.011)、0.030(0.012)、0.0318(0.0125)、0.038(0.015)、0.0445(0.0175)、0.0470(0.0185)、0.0495(0.0195)、0.05(0.02)、及び/又は0.13センチメートル(0.05インチ)(又はその間の任意の値若しくは値の範囲)の厚さ600は、2つ又はそれ以上の(有効な)切断縁部270の形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することができる。故に、本開示の実施形態は、(i)約、(ii)以上〜約、(iii)少なくとも約、及び/又は(iv)約0.028(0.011)、0.030(0.012)、0.0318(0.0125)、0.038(0.015)、0.0445(0.0175)、0.0470(0.0185)、0.0495(0.0195)、0.05(0.02)、0.13(0.05)、及び0.190センチメートル(0.075インチ)の間(又はその間の任意の値若しくは値の範囲)の厚さを含み得る。
図2Aに示されるように、例えば、本体200は、4つの切断縁部270a、270b、270c、及び270dを含み得る。具体的に、側縁部260aと第1の主表面230a(その第1の側面240aにおける)との間の接合部又は移行部は、第1の(別個かつ/若しくは有効な)切断縁部270aの形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することができる。同様に、側縁部260aと第2の主表面230b(その第1の側面240bにおける)との間の接合部又は移行部は、第2の(別個かつ/若しくは有効な)切断縁部270bの形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することができる。同様に、側縁部260bと第1の主表面230a(その第2の側面250aにおける)との間の接合部又は移行部は、第3の(別個かつ/若しくは有効な)切断縁部270cの形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することができる。同様に、側縁部260bと第2の主表面230b(その第2の側面250bにおける)との間の接合部又は移行部は、第4の(別個かつ/若しくは有効な)切断縁部270dの形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することができる。
以下で更に詳述されるように、当業者であれば、一旦、厚さ600が十分に小さくなると、第1の主表面230aと第2の主表面230bとの間の移行部が、いくつかの実施形態において、単一切断縁部270の形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することも理解するであろう。例えば、以下で更に論じられるように、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さ600は、いくつかの実施形態において、単一切断縁部270の形成を含む、収容する、形成する、及び/又は許容することができる。
長手方向側縁部260a及び260bはまた、幅900によって分離され得る。少なくとも1つの実施形態において、幅900は、それぞれ第1及び第2の主表面230a、230bの第1の端部240a、240bと第2の端部250a、250bとの間の距離を含み得る。幅900は、厚さ600及び/又は長さ500のサイズ、測定値、又は値を超えるか、それより小さいか、若しくはそれに等しいもの含む、任意の好適なサイズ、測定値、又は値を含み得る。
更に、本体200は、断面積700を有し得る(例えば、第1の主表面230aと第2の主表面230bとの間、及び第1の長手方向縁部260aと第2の長手方向側縁部260bとの間に配設される)。しかしながら、ある特定の実施形態において(例えば、単一長手方向側縁部260を有する実施形態、又は2つを超える長手方向側縁部260を有する実施形態)、断面積700は、異なって配設、結合、定義、及び/又は構成され得る。故に、第1の主表面230a、第2の主表面230b、及び1つ又は2つ以上の長手方向側縁部260は、断面積700に少なくとも部分的に結合され得る。断面積700はまた、断面高さ800を有し得る(例えば、第1の主表面230aと第2の主表面230bとの間)。
いくつかの実施形態において、長さ500、厚さ600、断面積700、断面高さ800、及び/又は幅900のうちのいずれか対任意の他のサイズ、測定値、又は値の比は、本開示の範囲から必ずしも逸脱することなく異なり得る。しかしながら、いくつかの実施形態において、前述のサイズ、測定値、又は値のうちの2つ又はそれ以上の間の比は、本開示のある特定の実施形態の1つ又は2つ以上の利点(又はその決定因子)に対して重要であり得る。例えば、断面積(A)700対切断縁部(E)270の比は、具体的に、本開示のある特定の実施形態の前述の利点のうちの1つ又は2つ以上に対して想定外に重要であり得る。
ここで図3及び3Aを参照すると、電気外科用電極130aは、本体200aを備え得る。本体200a(又はその1つ又は2つ以上の構成要素)は、長さ500aを有し得る。図3Aに例示されるように、本体200aは、第1及び第2の主表面230a及び230b(例えば、断面高さ800によって分離される)、並びに第1及び第2の長手方向側縁部260a及び260b(例えば、各々が厚さ600を有する)を含み得る。少なくとも1つの実施形態において、本体200aは、幅900aを有し得、かつ/又は長手方向側縁部260a及び260bは、幅900aによって分離され得る。幅900aの測定値は(例えば、長さ500a、断面高さ800、及び/又は厚さ600と共に)、断面積700aの計算に寄与し得る。
いくつかの実施形態において、幅900aは、幅900以下であり得る(図2Aを参照)。より小さい幅900aは、電気外科処置における高レベルの精度を許容する、可能にする、及び/又は実現することができる。例えば、ユーザーは、幅900を幅900aに低減することによって、望まれない組織損傷又は傷害の生成を制限することができる。具体的に、幅900aは、ユーザーが、電気外科処置中に、患者組織を損傷することなく、幅900によって起こるものと同じ程度で方向変更を行うのを可能にすることができる。少なくとも1つの実施形態において、低減された幅900aは、断面積700a及び/又は先端200aのサイズの低減に寄与し得る。
少なくとも1つの実施形態において、(側縁部(複数可)260a及び/又は260b)の厚さ600aは、約0.254mm(0.01インチ)(0.254mm)超であり得る。加えて、断面積700a対長手方向切断縁部270の数の比は、1つの長手方向切断縁部当たり約0.0026平方センチメートル(0.0004平方インチ)(cm2/E(in2/E))であり得る(例えば、長手方向側縁部(複数可)260が、約0.254mm(0.01インチ)超である場合)。例示的な実施形態において、例示の本体200a(実質的に矩形の断面を有する)は、約0.4699mm(0.0185インチ)の実質的に均一な断面高さ800を有し得る。約1.27mm(0.05インチ)の幅900aによって分離された対向する長手方向側縁部260a及び260bはまた、それぞれ約0.4699mm(0.0185インチ)の厚さを有し得る。したがって、本体200aは、4つの長手方向切断縁部270及び0.596773mm(0.000925平方インチ(in))の断面積700aを有し得る。結果として、本体200aは、0.1492mm/E(例えば、1つの長手方向切断縁部当たり0.000231平方インチ(in/E))の断面積700a対長手方向切断縁部270の数の比を有し得る。
追加のサイズ、測定値、値、及び/又は比が、本明細書において企図される一方で、前述の実施形態において、各々が、必要とされるパラメータ(すなわち、約0.254mm(0.01インチ)超の長手方向側縁部厚さ、及び約0.0026cm/E(0.0004in/E)以下の断面積700a対長手方向切断縁部270の数の比)に一致しなければならないことを理解するであろう。故に、約0.0026cm/E(0.0004in/E)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比をもたらす、それぞれのサイズ、測定値、及び/又は値の任意の組み合わせ(例えば、約0.254mm(0.01インチ)超の長手方向側縁部厚さの場合、長手方向側縁部長さ、切断縁部長さ、本体長さ、本体幅、本体高さ、断面厚さ、断面幅、断面高さ、及び/又は断面積等)が、本明細書において企図される。
1つ又は2つ以上の他の実施形態において、電気外科用電極の本体は、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する少なくとも1つの側縁部と、約0.00097cm/E(0.000150in/E)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比と、を含み得る。少なくとも1つの実施形態において、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有する長手方向側縁部は、約0.254mm(0.01インチ)超の断面高さから長手方向側縁部までの本体の少なくとも一部分を先細にすることによって達成され得る。例えば、ここで図4及び4Aを参照すると、電気外科用電極130bは、側縁部260c及び260d、先端部300b、並びに少なくとも1つの先細部分280を有する本体200bを有し得る。
図4Aに例示されるように、本体200bは、対向する側縁部260c及び260dに移行する(又はそれと連続的な)、対向する主表面230c及び230dを有し得る。重要なことに、本体200bは、第1の主表面230cの一部分から第1の側縁部260cまで、又はそれに向かって延びる、先細部分280aを含み得る。同様に、本体200bは、第1の主表面230cの一部分から第2の側縁部260dまで、又はそれに向かって延びる先細部分280bを含み得る。同様に、本体200bは、第2の主表面230dの一部分から第1の側縁部260cまで、又はそれに向かって延びる、先細部分280cを含み得る。同様に、本体200bは、第2の主表面230dの一部分から第2の側縁部260dまで、又はそれに向かって延びる先細部分280dを含み得る。
いくつかの実施形態において、本体200bは、高さ800を有し得る(本体200の高さ800と同様又は異なる)。同様に、本体200bは、幅900を有し得る(本体200の幅900と同様又は異なる)。例えば、幅900は、いくつかの実施形態において、幅900aに対応し得る。実際に、高さ800、幅900、900a、及び/又は厚さ600、600aの実際の(線形又は曲線)測定値は、任意の好適な値であり得るか、又は含み得る(例えば、本明細書に開示及び/又は記載されるパラメータ(断面積対長手方向切断縁部の数の比(複数可)の場合)に準拠するのに十分な任意の値の範囲内又は値の組み合わせ)。
更に、先細部分280に起因して、側縁部260cから側縁部260dまでの主表面230a及び/又は230bの表面長さは、本体200bの線形幅より大きいか、又は長い場合がある。同様に、側縁部(複数可)260c、260dの厚さ600aは、本体200bの高さ800未満であり得る。したがって、本体200bの断面積700bは、いくつかの実施形態において、高さ800及び幅900の結果未満であり得る。当業者であれば、高さ800及び/又は幅900を低減することが、いくつかの実施形態において、断面積700bを減少させ得ることも理解するであろう。
当業者であれば、一旦、厚さ600aが十分に小さくなると、第1の主表面230cと第2の主表面230dとの間の移行部(複数可)は、単一の(有効な)切断縁部270e、270fを、側縁部260c、260dの一方又は両方に形成し得ることを理解するであろう。換言すれば、第1の主表面230cと側縁部260cとの間の接合部は、いくつかの実施形態において、第2の主表面230dと側縁部260cとの間の接合部上で外科的に区別できない場合がある。故に、側縁部260cは、実際に切断縁部270eになるか、又はそれを構成する。これは側縁部260dにも適用することができ、側縁部260dが、切断縁部270fになるか、又はそれを構成することができる。
1つ又は2つ以上の実施形態において、本体200bは、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さ、及び約0.00097cm/E(0.000150in/E)以下の断面積700b対長手方向切断縁部の数の比を有する、少なくとも1つの側縁部260c、260dを含み得る。少なくとも1つの実施形態において、本体200bは、約0.01超の断面高さ800、及び/又は少なくとも1つの先細部分280を有し得る。故に、少なくとも1つの実施形態において、本体200bは、図4Aに例示されるように、円形及び/又はレンズ形断面(又は断面形状若しくは構成)を含み得る。
更に、約0.254mm(0.01インチ)以下の側縁部厚さ600aを有する場合、側縁部260cは、ある特定の実施形態において、1つ(のみの)(有効な)長手方向切断縁部270eを生成及び/又は提示し得る。同様に、約0.254mm(0.01インチ)以下の厚さ600aを有する側縁部260dもまた、ある特定の実施形態において、1つ(のみの)(有効な)長手方向切断縁部270fを生成及び/又は提示し得る。故に、側縁部厚さ600aが約0.254mm(0.01インチ)以下の側縁部260c及び260dを有する本体200bは、2つの有効な切断縁部270e、270fのみを含み得る(例えば、本体200及び/又は200aにあるような4つの有効な切断縁部270a、270b、270c、及び270dとは反対に)。
当業者であれば、様々な断面形状及び/又は構成が、本開示のある特定の実施形態において実現され得ることも理解するであろう。様々な断面構造は、直線、線形、曲線、鋸歯、有角、及び/又は他の縁部、表面、及び/又は他の構成要素を含み得る。例えば、ある特定の実施形態は、円形又は曲線形態又は構成を有する1つ又は2つ以上の先細部分を含み得る。他の実施形態は、1つ又は2つ以上の直線又は線形の先細部分を含み得る。円形又は曲線及び直線又は線形の先細部分の組み合わせもまた、本明細書において企図される。同様に、幅広、狭小、円形、尖頂、先鋭化、及び/又は他の形状、形態、及び/又は構成を含む、様々な側縁部が本明細書において企図される。様々な側縁部の組み合わせもまた、本明細書において企図される。
図5A〜5Hは、例えば、前述の図面において例示される実施形態に関する一部の変型を示す。図5Aは、側縁部260a、実質的に直線又は線形の先細部分280e、及び側縁部260cを有する本体200cを示す。したがって、本体200cは、いくつかの実施形態において、3つの有効な切断縁部270a、270b、及び270eを有し得る。図5Bは、実質的に曲線又は円形の先細部分280fを有する本体200dを示す。図5Cは、実質的に直線又は線形の第1の主表面230a、及び実質的に曲線又は円形の第2の主表面230cを有する本体200eを示す。したがって、本体200e(又はその第2の主表面230c)は、2つの先細部分280hを含み得る。図5Dは、2つの実質的に直線又は線形の先細部分280eを有する本体200fを示す。
いくつかの実施形態において、1つ又は2つ以上の主表面、側縁部、及び/又は有効な切断縁部は、伸長した構成を有し得る。例えば、図5Eは、伸長又は突出した側縁部260eを有する本体200gを示す。更に、本体200gは、伸長又は突出した側縁部260eに隣接した2つの反転した先細部分280g、及び反転した先細部分280gから延びる2つの実質的に直線又は線形の先細部分280eを含む。図5Fは、4つの主表面230e、230f、230g、及び230hを有する本体200hを示す。主表面230e及び230f、並びに主表面230g及び230hは、側縁部260aによって分離される(又はそれに合流若しくは移行する)。主表面230e及び230g、並びに主表面230f及び230hは、側縁部260cによって分離される(又はそれに合流若しくは移行する)。図5Gは、介在する側縁部260cを持つ4つの主表面230iを有する本体200iを示す。図5Hは、伸長又は突出した側縁部260eを有する本体200jを示す。
当業者であれば、サイズ、形状、構成、移行部、及び/又は曲率半径が、外科医又は他のユーザーの要件に基づいて修正され得ることを理解するであろう。例えば、側縁部(複数可)260cを示す例示的な本体は、例えば、代替として、本明細書において開示及び/又は記載される側縁部(複数可)260a、260e、及び/又は任意の他の側縁部(複数可)で構成され得る。特定の側縁部の例示的な説明は、必ずしも例示の側縁部に限定されない。むしろ、側縁部(複数可)、切断縁部(複数可)、主表面(複数可)等の任意の好適な組み合わせが、本明細書において企図される。故に、0.254mm(0.01インチ)以下の測定値に対応すると思われる側縁部(複数可)は、それほど制限されない。代わりに、かかる側縁部(複数可)は、代替として、本開示の範囲から必ずしも逸脱することなく、0.254mm(0.01インチ)超の測定値(複数可)を含み得る。
図6A〜6Eは、様々な幾何学的断面形状及び/又は構成を示す。例えば、図6Aは、実質的に正方形の断面構成を有する本体200kを示す。しかしながら、当業者であれば、多種多様の四辺形構成が、本開示の様々な実施形態において実現され得ることを理解するであろう。例えば、本体200kはまた、又は代替として、矩形、菱形、台形の断面構成を含み得る。平行四辺形もまた、本明細書において企図される。
ダイヤモンド形断面を有する本体200l(図6B)、星形断面を有する本体200m(図6C)、六角形断面を有する本体200n(図6D)、及び三角形断面を有する本体200o(図6E)を含む、他の多角形構成(凹状、凸状、規則的、及び不規則的を含む)もまた、本明細書において企図される。五角形、七角形、八角形、及び他の多角形構成もまた、本明細書において企図されることも理解するであろう。更に、三角形構成は、正三角形、二等辺三角形、不等辺三角形、直角三角形、鋭角三角形、及び/又は鈍角三角形を含み得る。
いくつかの実施形態には、様々な非幾何学的、円形、部分的に円形、又は他の形状、形態、及び/又は構成が含まれ得る。例えば、図7Aは、翼又は涙のしずく断面又は断面構成を有する本体200pを示す。図7Bは、部分的(例えば、半分の)翼又は涙のしずく断面を有する本体200qを示す。図7Cは、同様に、部分的(例えば、半分の)翼又は涙のしずく断面を有する本体200rを示す。図7Dは、レンズ形断面を有する本体200sを示す。図7Eは、部分的(例えば、半分の)レンズ形断面を有する本体200tを示す。図7Fは、同様に、部分的(例えば、半分の)レンズ形断面を有する本体200uを示す。しかしながら、本明細書で使用するとき、「部分的な」は、完全な形状又は構成の4分の1、4分の3、又は他の割合を含み得ることを理解するであろう。
図7Gは、部分的(例えば、半分の)円錐断面を有する本体200vを示す。完全円錐及び他の同様の構成もまた、本明細書において企図される。図7Hは、二葉断面を有する本体200wを示す。図7Iは、三葉断面を有する本体200xを示す。他の多葉構成もまた、本明細書において企図されることを理解するであろう。図7Jは、半円形断面を有する本体200yを示す。図7Kは、1つの橋台を有する円形断面を有する本体200zを示す。図7Lは、複数の橋台を有する円形断面を有する本体200aaを示す。図7Mは、手裏剣断面を有する本体200bbを示す。図7Nは、矢じり断面を有する本体200ccを示す。図7Oは、部分的「陰陽」断面(例えば、半陰陽等)を有する本体200ddを示す。
様々な断面構成はまた、アラビア文字、ローマ字、又は他の文字若しくは記述文字等の形状を採用することもできる。例えば、図8Aは、「C」形断面を有する本体200eeを示す。図8Bは、「D」形断面を有する本体200ffを示す。図8Cは、「L」形断面を有する本体200ggを示す。図8Dは、「J」形断面を有する本体200hhを示す。図8Eは、「T」形断面を有する本体200iiを示す。図8Fは、「X」形断面を有する本体200jjを示す。図8Gは、「V」形断面を有する本体200kkを示す。
本開示の1つ又は2つ以上の実施形態の断面構成は、本体の第1の端部から本体の第2の端部まで均一であり得る。しかしながら、当業者であれば、様々な断面構成も本明細書において企図されることを理解するであろう。例えば、本体の先端は、1つ又は2つ以上の実施形態において先細であり得、本体に、その第1の端部と第2の端部との間の様々な断面構成を付与する。更に、断面構成は、本開示の範囲から逸脱することなく、本体の長さに沿って変化し得る。同様に、細長い本体の第1の端部と第2の端部との間の長さは、完全に、又は実質的に平坦及び/又は線形である必要はない。例えば、曲線、屈曲、及び/又は細長い形状の他の変化もまた、本明細書において企図される。
電気外科用電極の作動端部は、様々な異なる外科処置において組織及び/又は血管を切断及び/又は焼灼する際に著しい汎用性を提供するように構成され得る。更に、電極の先端は、切断効率の著しく改善した性能、望まれない組織損傷の劇的な低減、及び改善した術後回復をもたらすように構成され得る。例えば、前述の図面に示される電極の各々は、1つ又は2つ以上の成形又は先鋭化された作動縁部を含み得るか、又はそれで形成され得る。成形された作動縁部は、電極から患者の組織に移動した電気エネルギーを更に集束させることができる。更に集束された電気エネルギーは、切開速度を増加させることによって周囲組織への外部電荷喪失の量を更に低減することができ、それにより、切開部位を取り囲む組織における熱性壊死の活性化時間及びレベルを低減する。
同様に、例示した電極の各々は、電極内で蓄積し得る潜熱又は熱エネルギーの量を制限するために、制限した厚さ、高さ、幅、及び/又は質量で形成され得る。電極内の潜熱の量の低減は、電極から組織に移動される潜熱の量を更に低減し得、これが切開部位を取り囲む組織内で引き起こされる組織損傷の量を低減する。
追加として、非付着性コーティングは、ブレードへの炭化組織の粘着を排除又は低減する役割を果たすことができ、それにより、望まれない組織損傷の発生率を低減する。コーティングとしての使用に適した非付着性材料は、PTFE、又は誘起材料及び無機材料のうちの少なくとも1つの組み合わせを含み得、かつ高温安定性、及びコーティング層がスプレー又は浸漬プロセスによって適用され得るように、低温適用条件等の望ましい特性を有するコーティング表面を提供する、ハイブリッド材料であり得るか、又はそれに限定されない。ハイブリッドコーティングの実施例は、2005年10月4日にGreepに対して発行された米国特許第6,951,559号、発明の名称「Utilization of a Hybrid Material in a Surface Coating of an Electrosurgical Instrument」に提供され、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
前述の実施例及び実施形態は、例示的な実施形態を表し、単なる例示目的で提供される。したがって、開示される実施例及び実施形態は、本発明の1つ又は2つ以上の態様を例示することを意味し、本発明の範囲を制限することを意図しない。本開示の1つ又は2つ以上の実施形態の範囲に相当する、及び/又はその範囲内で企図される様々な態様は、米国特許第5,496,315号、米国特許第5,697,926号、米国特許第5,893,849号、米国特許第6,039,735号、米国特許第6,039,735号、米国特許第6,066,137号、米国特許第8,439,910号、及び米国特許第8,500,727号に見出すことができ、各々の全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示が、具体的に例示された製品のパラメータ、プロセス、構成、キット、及び/又は方法に限定されず、当然のことながら、異なり得ることが理解されるべきである。本明細書に使用される専門用語は、単に本開示の特定の実施形態を説明する目的のためであり、いかなる方法においても本発明の範囲を制限することを意図しないことも理解されるべきである。
追加として、用語「含む(including)」、「有する(having)」、「伴う(involving)」、「含有する(containing)」、「特徴とする(characterized by)」、及びそれらの変型(例えば、「含む(includes)」、「有する(has)」、及び「伴う(involves)」、「含有する(contains)」等)は、特許請求の範囲を含む本明細書で使用するとき、包括的及び/又は無制限であるべきであり、単語「備える(comprising)」及びその変形(例えば、「備える(comprise)」及び「備える(comprises)」と同じ意味を有するべきであり、追加の列挙されない要素又は方法ステップを例示的に排除しない。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用するとき、単数形「a」、「an」、及び、「the」は、前後の内容によって明確な指定がない限り、複数の参照部分を含むことに留意されたい。故に、例えば、「側縁部」に関する言及は、1つ、2つ、又はそれ以上の支持部材を含む。
本開示の様々な態様は、1つ又は2つ以上の例示的な実施形態を参照して例示され得る。本明細書で使用するとき、用語「例示的な」は、「実施例、事例、又は実例としての役割を果たす」ことを意味し、必ずしも本明細書で開示される他の実施形態に対して好ましい又は有利であると解釈される必要はない。
範囲値(例えば、ある値未満、超、少なくとも、若しくは最大その値、又は2つの列挙される値の間)が、本明細書に記載される実施形態のうちのいずれかと関連して開示又は列挙され、開示される値の範囲内に含まれる値の任意の特定の値又は範囲が、同様に本明細書に開示され、企図されることも理解されるであろう。例えば、0.0026cm/E(0.0004in/E)以下、又は0〜0.0026cm/Eの間(0〜0.0004in/Eの間)の断面積対長手方向切断縁部の比は、例示的に、(i)0.0006cm/E(0.0001in/E)、0.00161cm/E(0.00025in/E)、0.002574cm/E(0.000399in/E)、0.0026cm/E(0.0004in/E)、又は0〜0.0026cm/E(0〜0.0004in/E)の間の断面積対長手方向切断縁部の数の比、及び/又は(ii)0.00006cm/E(0.00001in/E)〜0.00226cm/E(0.00035in/E)の間、0.013cm/E(0.0002in/E)〜0.019cm/E(0.0003in/E)の間、0.00161cm/E〜0.001774cm/E(0.00025in/E〜0.000275in/E)の間、及び/又は0〜0.0026cm/E(0〜0.0004in/E)の間の任意の他の値の範囲の断面積対長手方向切断縁部の数の比の特定の開示を含む。
別段の規定がない限り、本明細書で使用される技術用語及び科学用語はすべて、本開示が属する技術分野における当業者によって一般的に理解されている意味と同一の意味を有する。本明細書に記載されるものと同様又は同等の多数の方法及び材料を本開示の実施に使用することができるが、本明細書では好ましい材料及び方法のみについて記載する。
様々な態様及び実施形態が、本明細書において開示されてきたが、他の態様及び実施形態も企図される。本明細書に開示される様々な態様及び実施形態は、例示の目的であり、制限することを意図しない。本発明のある特定の実施形態に従う製品、プロセス、構成、キット、及び方法が、本明細書に記載及び/又は開示される他の実施形態に記載される特性、特徴、構成要素、部材、及び/又は要素を含み得るか、組み込み得るか、又は他の方法で備え得ることに留意されたい。故に、一実施形態に関連する特定の特徴に関する言及は、該実施形態内だけでの適用に制限されるものとみなされるべきではない。加えて、様々な実施形態を組み合わせて、本発明又は本開示の範囲から逸脱することなく、追加の実施形態を形成することができる。
本発明は、その趣旨又は本質的な特性から逸脱することなく、他の特定の形態を実施することができる。記載される実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。したがって、本発明の範囲は、前述の説明によるというよりはむしろ、添付の特許請求の範囲によって示される。本発明を例示する目的で、ある特定の実施形態及び詳細が本明細書及び添付の発明の開示に含まれたが、本明細書に開示される製品、プロセス、構成、キット、及び方法において様々な変更が、添付の特許請求の範囲内で定義される、本発明の範囲から逸脱することなく行われ得ることは、当業者には明らかとなるであろう。特許請求の範囲に相当する意味及び範囲内に含まれる全ての変更は、それらの範囲内に包含されるべきである。添付の特許請求の範囲内に含まれる様々な修正は、当業者には明らかとなるであろう。
〔実施の態様〕
(1) 電気外科手術手技を行う際に使用するために適合された電気外科用電極であって、
第1の端部と第2の端部との間に長手方向に延びる細長い本体を備え、前記本体が、導電材料で形成され、かつ電気外科用発電機に電気的に接続されて、高周波電気エネルギーを患者組織に伝達し、そこで電気外科手術手技を行うために、前記発電機から前記電極への電気エネルギーの伝達を促進するように適合され、前記本体が、
前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部であって、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つが、0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有し、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つが、1つの長手方向切断縁部を含む、長手方向側縁部と、
断面積と、
1つの長手方向切断縁部当たり0.00097平方センチメートル(0.000150平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比と、を有する、電極。
(2) 前記本体が、第1の主表面、及び前記第1の主表面と反対側の第2の主表面を更に含み、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に配設されている、実施態様1に記載の電極。
(3) 前記断面積が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に断面高さを有し、前記断面高さが、0.254mm(0.01インチ)超であり、前記第1の主表面及び前記第2の主表面のうちの少なくとも1つが、前記第1の主表面及び前記第2の主表面のうちの前記少なくとも1つの一部分から前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つへと延びる1つ又は2つ以上の先細部分を含み、それにより、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つの厚さが、0.254mm(0.01インチ)以下である、実施態様2に記載の電極。
(4) 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に配設され、前記本体の前記第1の端部と前記本体の前記第2の端部との間に少なくとも1つの長さだけ延びる、複数の長手方向側縁部を含み、前記1つ又は2つ以上の先細部分が、
前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる、複数の先細部分、
前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分、及び前記第2の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分、
前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分、及び前記第2の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分、並びに
前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分、及び前記第2の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分からなる群から選択される複数の先細部分を含む、実施態様3に記載の電極。
(5) 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つが、前記第1の主表面及び前記第2の主表面と連続的であり、それにより、その長手方向切断縁部が、前記第1の主表面と、前記1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間、又は前記第2の主表面と、前記1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間に接合部を含む、実施態様2に記載の電極。
(6) 前記本体の前記第1の端部に配設された先端を更に含む、実施態様2に記載の電極。
(7) 前記先端が、前記第1の主表面、前記第2の主表面、及び前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上と連続的であり、前記先端が、鈍端構成、尖頭構成、円形構成、及び有角構成からなる群から選択される構成を含む、実施態様6に記載の電極。
(8) 前記電極が、約0.00097cm/E(0.000150in/E)超の断面積対切断縁部の比を有する電気外科用ブレード電極と比較して10%以上低減された電力レベルで電気外科手術手技を行う際に使用するために適合されている、実施態様1に記載の電極。
(9) 前記本体の少なくとも一部分を被覆する絶縁コーティングを更に含む、実施態様1に記載の電極。
(10) 前記絶縁コーティングが、PTFE、シリコーン、セラミック、ガラス、塩素化炭化水素、フッ素化炭化水素、ダイヤモンド、高温ポリマー、親水性ポリマー、及びキャパシタ誘電体からなる群から選択される材料を含み、前記絶縁コーティングが、前記本体から前記組織への前記高周波電気エネルギーの伝送を保証するのに十分な厚さで提供される、実施態様9に記載の電極。
(11) 前記断面積が、星断面、正方形断面、矩形断面、菱形断面、台形断面、平行四辺形断面、ダイヤモンド断面、翼又は涙のしずく断面、部分的翼又は涙のしずく断面、三角形断面、1つ又は2つ以上の橋台を有する円形断面、多面断面、矢じり断面、「C」断面、「D」断面、「L」断面、「J」断面、「T」断面、「X」断面、レンズ形断面、部分的レンズ形断面、多葉断面、及び半円形断面からなる群から選択される断面形状又は構成を含む、実施態様1に記載の電極。
(12) 前記断面積が、0.140センチメートル(0.055インチ)以下の断面幅を有する、実施態様1に記載の電極。
(13) 前記電極は、
前記本体が、1つ又は2つ以上の凹状部分を含み、前記断面積が、前記本体及び1つ又は2つ以上の凹状部分によって囲まれた面積を含むか、又は
前記本体が、凸状本体を含み、前記断面積が、前記本体によって占められる面積を含むように構成されている、実施態様1に記載の電極。
(14) 患者組織上で電気外科手術手技を行う際に使用するために適合された電気外科用電極であって、
第1の端部と第2の端部との間に長手方向に延びる細長い本体を備え、前記本体が、導電材料で形成され、かつ電気外科用発電機に電気的に接続されて、高周波電気エネルギーを患者組織に伝達し、そこで電気外科手術手技を行うために、前記発電機から前記電極への電気エネルギーの伝達を促進するように適合され、前記本体が、
前記第1の端部から前記第2の端部に向かって延び、厚さを有する少なくとも1つの長手方向側縁部であって、平面に沿って前記組織を電気外科的に切除するために適合された少なくとも1つの長手方向切断縁部を含む、長手方向側縁部と、
断面積と、を有し、
前記電極は、
前記少なくとも1つの長手方向側縁部の厚さが0.254mm(0.01インチ)以下であり、前記少なくとも1つの長手方向側縁部が単一の長手方向切断縁部を含み、1つの長手方向切断縁部当たり0.00097平方センチメートル(0.000150平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比である構成、並びに
前記少なくとも1つの長手方向側縁部のうちの第1の長手方向側縁部の厚さが0.254mm(0.01インチ)超であり、前記第1の長手方向側縁部が2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を有し、前記少なくとも1つの長手方向側縁部のうちの第2の長手方向側縁部の厚さが0.254mm(0.01インチ)以下であり、前記第2の長手方向側縁部が単一の長手方向切断縁部を含み、1つの長手方向切断縁部当たり0.006平方センチメートル(0.001平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比である構成、からなる群から選択される構成を有する、電極。
(15) 前記電極は、
前記本体が、1つ又は2つ以上の凹状部分を含み、前記断面積が、前記本体及び1つ又は2つ以上の凹状部分によって囲まれた面積を含むか、又は
前記本体が、凸状本体を含み、前記断面積が、前記本体によって占められる面積を含むように構成されている、実施態様14に記載の電極。
(16) 前記本体が、第1の主表面、及び前記第1の主表面と反対側の第2の主表面を更に含み、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に配設されている、実施態様14に記載の電極。
(17) 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つが、前記第1の主表面及び前記第2の主表面と連続的であり、それにより、
前記2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つが、前記第1の主表面と、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間に接合部を含み、
前記2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つが、前記第2の主表面と、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間に接合部を含む、実施態様16に記載の電極。
(18) 前記本体の前記第1の端部に配設された先端を更に含む、実施態様17に記載の電極。
(19) 前記先端が、前記第1の主表面、前記第2の主表面、及び前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上と連続的であり、前記先端が、鈍端構成、尖頭構成、円形構成、及び有角構成からなる群から選択される構成を含む、実施態様18に記載の電極。
(20) 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、複数の長手方向側縁部を含む、実施態様14に記載の電極。
(21) 前記断面積が、0.140センチメートル(0.055インチ)以下の断面幅を有する、実施態様14に記載の電極。
(22) 前記断面積が、星断面、部分的に正方形の断面、部分的に矩形の断面、菱形断面、台形断面、平行四辺形断面、ダイヤモンド断面、翼又は涙のしずく断面、部分的翼又は涙のしずく断面、三角形断面、1つ又は2つ以上の橋台を有する円形断面、多面断面、矢じり断面、「C」断面、「D」断面、「L」断面、「J」断面、「T」断面、「X」断面、レンズ形断面、部分的レンズ形断面、多葉断面、及び半円形断面からなる群から選択される断面形状又は構成を含む、実施態様14に記載の電極。
(23) 前記本体の少なくとも一部分を被覆する絶縁コーティングを更に含む、実施態様14に記載の電極。
(24) 前記絶縁コーティングが、PTFE、シリコーン、セラミック、ガラス、フッ素炭化水素、ダイヤモンド、高温ポリマー、親水性ポリマー、及びキャパシタ誘電体からなる群から選択される材料を含み、前記本体から前記組織への前記高周波電気エネルギーの伝送を保証するのに十分な厚さで提供される、実施態様23に記載の電極。
(25) 前記電極が、約0.006cm/E(0.001in/E)超の断面積対切断縁部の比を有する電気外科用ブレード電極と比較して10%以上低減された電力レベルで、電気外科手術手技を行う際に使用するために適合されている、実施態様14に記載の電極。

Claims (25)

  1. 電気外科手術手技を行う際に使用するために適合された電気外科用電極であって、
    第1の端部と第2の端部との間に長手方向に延びる細長い本体を備え、前記本体が、導電材料で形成され、かつ電気外科用発電機に電気的に接続されて、高周波電気エネルギーを患者組織に伝達し、そこで電気外科手術手技を行うために、前記発電機から前記電極への電気エネルギーの伝達を促進するように適合され、前記本体が、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる、1つ又は2つ以上の長手方向側縁部であって、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの少なくとも1つが、0.254mm(0.01インチ)以下の厚さを有し、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つが、1つの長手方向切断縁部を含む、長手方向側縁部と、
    断面積と、
    1つの長手方向切断縁部当たり0.00097平方センチメートル(0.000150平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比と、を有する、電極。
  2. 前記本体が、第1の主表面、及び前記第1の主表面と反対側の第2の主表面を更に含み、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に配設されている、請求項1に記載の電極。
  3. 前記断面積が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に断面高さを有し、前記断面高さが、0.254mm(0.01インチ)超であり、前記第1の主表面及び前記第2の主表面のうちの少なくとも1つが、前記第1の主表面及び前記第2の主表面のうちの前記少なくとも1つの一部分から前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つへと延びる1つ又は2つ以上の先細部分を含み、それにより、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つの厚さが、0.254mm(0.01インチ)以下である、請求項2に記載の電極。
  4. 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に配設され、前記本体の前記第1の端部と前記本体の前記第2の端部との間に少なくとも1つの長さだけ延びる、複数の長手方向側縁部を含み、前記1つ又は2つ以上の先細部分が、
    前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる、複数の先細部分、
    前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分、及び前記第2の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分、
    前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分、及び前記第2の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上へと延びる1つ又は2つ以上の先細部分、並びに
    前記第1の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分、及び前記第2の主表面の一部分から前記複数の長手方向側縁部のそれぞれの長手方向側縁部へと延びる複数の先細部分からなる群から選択される複数の先細部分を含む、請求項3に記載の電極。
  5. 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つが、前記第1の主表面及び前記第2の主表面と連続的であり、それにより、その長手方向切断縁部が、前記第1の主表面と、前記1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間、又は前記第2の主表面と、前記1つ若しくは2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間に接合部を含む、請求項2に記載の電極。
  6. 前記本体の前記第1の端部に配設された先端を更に含む、請求項2に記載の電極。
  7. 前記先端が、前記第1の主表面、前記第2の主表面、及び前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上と連続的であり、前記先端が、鈍端構成、尖頭構成、円形構成、及び有角構成からなる群から選択される構成を含む、請求項6に記載の電極。
  8. 前記電極が、約0.00097cm/E(0.000150in/E)超の断面積対切断縁部の比を有する電気外科用ブレード電極と比較して10%以上低減された電力レベルで電気外科手術手技を行う際に使用するために適合されている、請求項1に記載の電極。
  9. 前記本体の少なくとも一部分を被覆する絶縁コーティングを更に含む、請求項1に記載の電極。
  10. 前記絶縁コーティングが、PTFE、シリコーン、セラミック、ガラス、塩素化炭化水素、フッ素化炭化水素、ダイヤモンド、高温ポリマー、親水性ポリマー、及びキャパシタ誘電体からなる群から選択される材料を含み、前記絶縁コーティングが、前記本体から前記組織への前記高周波電気エネルギーの伝送を保証するのに十分な厚さで提供される、請求項9に記載の電極。
  11. 前記断面積が、星断面、正方形断面、矩形断面、菱形断面、台形断面、平行四辺形断面、ダイヤモンド断面、翼又は涙のしずく断面、部分的翼又は涙のしずく断面、三角形断面、1つ又は2つ以上の橋台を有する円形断面、多面断面、矢じり断面、「C」断面、「D」断面、「L」断面、「J」断面、「T」断面、「X」断面、レンズ形断面、部分的レンズ形断面、多葉断面、及び半円形断面からなる群から選択される断面形状又は構成を含む、請求項1に記載の電極。
  12. 前記断面積が、0.140センチメートル(0.055インチ)以下の断面幅を有する、請求項1に記載の電極。
  13. 前記電極は、
    前記本体が、1つ又は2つ以上の凹状部分を含み、前記断面積が、前記本体及び1つ又は2つ以上の凹状部分によって囲まれた面積を含むか、又は
    前記本体が、凸状本体を含み、前記断面積が、前記本体によって占められる面積を含むように構成されている、請求項1に記載の電極。
  14. 患者組織上で電気外科手術手技を行う際に使用するために適合された電気外科用電極であって、
    第1の端部と第2の端部との間に長手方向に延びる細長い本体を備え、前記本体が、導電材料で形成され、かつ電気外科用発電機に電気的に接続されて、高周波電気エネルギーを患者組織に伝達し、そこで電気外科手術手技を行うために、前記発電機から前記電極への電気エネルギーの伝達を促進するように適合され、前記本体が、
    前記第1の端部から前記第2の端部に向かって延び、厚さを有する少なくとも1つの長手方向側縁部であって、平面に沿って前記組織を電気外科的に切除するために適合された少なくとも1つの長手方向切断縁部を含む、長手方向側縁部と、
    断面積と、を有し、
    前記電極は、
    前記少なくとも1つの長手方向側縁部の厚さが0.254mm(0.01インチ)以下であり、前記少なくとも1つの長手方向側縁部が単一の長手方向切断縁部を含み、1つの長手方向切断縁部当たり0.00097平方センチメートル(0.000150平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比である構成、並びに
    前記少なくとも1つの長手方向側縁部のうちの第1の長手方向側縁部の厚さが0.254mm(0.01インチ)超であり、前記第1の長手方向側縁部が2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部を有し、前記少なくとも1つの長手方向側縁部のうちの第2の長手方向側縁部の厚さが0.254mm(0.01インチ)以下であり、前記第2の長手方向側縁部が単一の長手方向切断縁部を含み、1つの長手方向切断縁部当たり0.006平方センチメートル(0.001平方インチ)以下の断面積対長手方向切断縁部の数の比である構成、からなる群から選択される構成を有する、電極。
  15. 前記電極は、
    前記本体が、1つ又は2つ以上の凹状部分を含み、前記断面積が、前記本体及び1つ又は2つ以上の凹状部分によって囲まれた面積を含むか、又は
    前記本体が、凸状本体を含み、前記断面積が、前記本体によって占められる面積を含むように構成されている、請求項14に記載の電極。
  16. 前記本体が、第1の主表面、及び前記第1の主表面と反対側の第2の主表面を更に含み、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、前記第1の主表面と前記第2の主表面との間に配設されている、請求項14に記載の電極。
  17. 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つが、前記第1の主表面及び前記第2の主表面と連続的であり、それにより、
    前記2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つが、前記第1の主表面と、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間に接合部を含み、
    前記2つ又はそれ以上の長手方向切断縁部のうちの少なくとも1つが、前記第2の主表面と、前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの前記少なくとも1つとの間に接合部を含む、請求項16に記載の電極。
  18. 前記本体の前記第1の端部に配設された先端を更に含む、請求項17に記載の電極。
  19. 前記先端が、前記第1の主表面、前記第2の主表面、及び前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部のうちの1つ又は2つ以上と連続的であり、前記先端が、鈍端構成、尖頭構成、円形構成、及び有角構成からなる群から選択される構成を含む、請求項18に記載の電極。
  20. 前記1つ又は2つ以上の長手方向側縁部が、複数の長手方向側縁部を含む、請求項14に記載の電極。
  21. 前記断面積が、0.140センチメートル(0.055インチ)以下の断面幅を有する、請求項14に記載の電極。
  22. 前記断面積が、星断面、部分的に正方形の断面、部分的に矩形の断面、菱形断面、台形断面、平行四辺形断面、ダイヤモンド断面、翼又は涙のしずく断面、部分的翼又は涙のしずく断面、三角形断面、1つ又は2つ以上の橋台を有する円形断面、多面断面、矢じり断面、「C」断面、「D」断面、「L」断面、「J」断面、「T」断面、「X」断面、レンズ形断面、部分的レンズ形断面、多葉断面、及び半円形断面からなる群から選択される断面形状又は構成を含む、請求項14に記載の電極。
  23. 前記本体の少なくとも一部分を被覆する絶縁コーティングを更に含む、請求項14に記載の電極。
  24. 前記絶縁コーティングが、PTFE、シリコーン、セラミック、ガラス、フッ素炭化水素、ダイヤモンド、高温ポリマー、親水性ポリマー、及びキャパシタ誘電体からなる群から選択される材料を含み、前記本体から前記組織への前記高周波電気エネルギーの伝送を保証するのに十分な厚さで提供される、請求項23に記載の電極。
  25. 前記電極が、約0.006cm/E(0.001in/E)超の断面積対切断縁部の比を有する電気外科用ブレード電極と比較して10%以上低減された電力レベルで、電気外科手術手技を行う際に使用するために適合されている、請求項14に記載の電極。
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