JP2018500492A - 内燃機関用の動弁機構およびそれに対応する内燃機関 - Google Patents

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Abstract

本発明は内燃機関(1)用の動弁機構(2)に関するものであり、少なくとも1つのメインカムシャフト(4)を有し、その上には弁作動カムを有する少なくとも1つのカムキャリアが、回転方向へは固定かつ軸方向へは少なくとも2つの軸方向位置の間で変位可能に設けられており、カムキャリアには、アクチュエータ(5)による軸方向への変位のためにシフトゲート(3)が設けられており、その外周には2つのゲート軌道(8,9)があり、これらはお互いから部分的に離間していて軸方向で互いに反対側に位置し、互いに1つの出口部(12)へと繋がっており、両ゲート軌道(8,9)はそれぞれ、反対側のゲート軌道(9,8)を軸方向に画定するゲート軌道壁(16,17)の方向に向いた軸方向突出部(18,19)を有するものに関する。本発明は内燃機関(1)にも関する。【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関用の動弁機構に関するものであり、少なくとも1つのメインカムシャフトを有し、その上には弁作動カムを有する少なくとも1つのカムキャリアが、回転方向へは固定かつ軸方向へは少なくとも2つの軸方向位置の間で変位可能に設けられており、カムキャリアには、アクチュエータによる軸方向への変位のためにシフトゲートが設けられており、その外周には2つのゲート軌道があり、これらはお互いから部分的に離間していて軸方向で互いに反対側に位置し、互いに1つの出口部へと繋がっており、両ゲート軌道はそれぞれ、反対側のゲート軌道を軸方向に画定するゲート軌道壁の方向に向いた軸方向突出部を有するものに関する。本発明は内燃機関にも関する。
こうした動弁機構は内燃機関と共に使用されること、特に構成要素として使用されることを目的として設計される。動弁機構が内燃機関のために使用されて、内燃機関の個々のシリンダーのガス交換弁の作動の働きが熱力学の特性を改善するために寄与できる。カム片とも呼べる少なくとも1つカムキャリアは、メインカムシャフト上に回転方向に固定され軸方向に移動または変位可能となるように配置される。
通常では複数、すなわち少なくとも2つの弁駆動カムがカムキャリアに割り当てられる。これらの弁作動カムの各々は偏心部を持ち、内燃機関のガス交換弁の1つをメインカムシャフトの特定の回転角度で作動させる働きをする。従って、弁作動カムは、メインカムシャフトと共に移動し、その結果、内燃機関のそれぞれのガス交換弁は、対応する弁作動カムまたはその偏心部によってメインカムシャフトの1回転につき少なくとも1回作動される。ここで弁作動カムは、好ましくはガス交換弁のローラ牽引レバーと協働して、ガス交換弁と接触する。
好ましくは複数の弁作動カムが設けられており、これらを別々のカム群に割り当てるのがよい。カム群の弁作動カムは、例えば、その偏心部の角度位置および/または径方向(高さ)および/または周方向(長さ)の広がりのそれぞれの位置でメインカムシャフトの回転軸に対して別々に回転する。カムキャリアが軸方向に変位することにより、カムキャリアは、少なくとも2つの軸方向位置、例えば第1および第2の軸方向位置に動くことができる。ガス交換弁は、第1の軸方向位置において第1の弁作動カムによって作動され、第2の軸方向位置において同じカム群に割り当てられた第2の弁作動カムによって作動される。カムキャリアの変位により、ガス交換弁の開放時間、開放時間および/またはストロークを、特に内燃機関の運転状態に応じて、選択して設定することができる。
軸方向のカムキャリアの移動または変位は、通常は内燃機関のシリンダヘッド内において、カムキャリア上のシフトゲートと、固定的に配置されたアクチュエータで構成される位置決め装置によって行われる。アクチュエータには伸長可能な駆動子が設けられており、これを用いて、シフトゲートの螺旋状または渦巻き形のゲート軌道などと係合することができる。カムキャリアに対応するシフトゲートには1つまたは複数のゲート軌道が設けられている。例えばシフトゲートは、カムキャリア上に形成されるか、軸方向に変位可能なように連結される。
ゲート軌道は、必ずしも連続的ではないが好ましくは連続した曲線経路の経路に沿って延びており、好ましくはアクチュエータの駆動子の幅に一致する一定の幅を有する。通常、ゲート軌道は、駆動子よりもわずかに広いので、駆動子はゲート軌道をスムーズに通過可能である。ゲート軌道は例えば、シフトゲートの周面を通過する径方向溝の形態であり、終端部が開口している。曲線経路は例えば、ゲート軌道の中央にある数学的意味での線である。この線は、複数の線区間で構成されうる。以下においてゲート軌道の点について述べる場合は、ゲート軌道に基づく曲線軌道上の点を意味する。
ゲート軌道は、少なくとも軸方向の反対側で延びており、出口部で互いに合流している。ゲート軌道は、部分的にお互いに離間しているため、直接的には相互に流れ込むことはない。例えばゲート軌道は、全体的にY字形に配置されており、メインカムシャフトの回転軸に対する周方向についてみると、両ゲート軌道は第1の方向では出口部から分かれて互いに離間し、第1の方向とは逆の第2の方向では共通ゲート軌道の形態で延びている。
例えば特許文献1から従来技術が知られている。この技術は、カムシャフトを有する内燃機関の動弁機構に関し、このカムシャフトは、キャリアシャフトと、その上に回転方向に固定されかつ軸方向に変位可能に配置されたカム片とを備え、これはガス切換弁の可変作動のために別々の高さを持つ2つの直に隣り合ったカムからなるカム群と、2つの交差するプリセット用の外側ガイド壁との軸方向連結部とを有し、軸方向連結部に径方向から係合可能な作動ピンがあり、これはカム片をゲート軌道の2つの方向に変位させる。カム片は、外側ガイド壁に対して軸方向に移動可能な内側ガイド壁を形成するのに寄与するフレキシブルなガイド素子を備え、スイッチの仕方で、ゲート軌道の交差部においてこれらの間を切り替えるようになっていて、ゲート軌道の1つが作動ピンのために解放され、他のゲート軌道は閉鎖される。
さらに引用文献2には、内燃機関の可変ストローク弁駆動用のカムシャフトが記載されている。このカムシャフトは、キャリアシャフトと、その上に配置され、回転方向に固定され軸方向に変位可能に配置されたカム片とを有し、カムキャリアとスリーブとが設けられており、カムキャリアは直に隣接したカム群を備えている。スリーブに対応するピンがあり、スリーブの周面に延びる溝の形態のゲート軌道がある。スリーブはキャリアシャフト上でカムキャリアを変位させるピンの軸方向のゲート軌道を提供する働きをする。このゲートは、板金材料の非切削成形によってスリーブへ設けられるとよい。
さらに、特許文献3には、内燃機関の動弁機構が記載されている。この内燃機関の動弁機構は、メインカムシャフトと、このメインカムシャフトに回転不能かつ軸方向に変位可能に取り付けられたカムキャリアとを有し、弁を相互動作させるための少なくとも2つのカムがある。カムキャリアをシフトさせるために、少なくとも1つのアクチュエータが設けられ、2つのシフト曲線が割り当てられる。それぞれの切り替え曲線は、アクチュエータのための設定領域と、アクチュエータによってカムキャリアを変位させる変位領域と、離脱領域とを有する。2つの切り替え曲線は、変位領域において交差する。この交差点では、アクチュエータは切替曲線と接触しない。そして、カムキャリアをそのシフト位置にロックするためのロック機構が設けられている。ロック機構のバネ付きロック部材は、カムキャリアの変位位置において作動し、アクチュエータは、カムキャリアを変位させるための切り替え力がこのロック部材に導入されるように、切り替え曲線の交差点に配置される。
最後に、特許文献4には、少なくとも1つのメインカムシャフトを備えた内燃機構の動弁機構が記載されている。メインカムシャフトには少なくとも1つのカムキャリアが回転方向に固定され、これは少なくとも2つの軸方向に変位可能である。少なくとも2つの軸方向の位置の間に少なくとも1つの弁作動カムが設けられており、カムキャリアはゲート軌道に割り当てられたアクチュエータによって軸方向に変位可能であり、2つの軸方向の位置は、周面上において軸方向で反対側に位置し、各々が反転点を備えた2つの対向するゲート軌道が交差して設けられている。この場合、反転点は周方向に互い違いになるようにされている。
独国特許出願公開第102008024911号明細書 独国特許出願公開第102008054254号明細書 独国特許出願公開第102013111476号明細書 独国特許出願公開第102011114300号明細書
本発明の目的は、公知の従来技術に対して優れた内燃機関用の動弁機構を提供することであり、特に、アクチュエータ用または駆動子用のより大きな軸方向の変位経路を備えていながらも、同時に製造が簡便なものとすることである。
この課題は請求項1に記載の特徴を備えた本発明に係る動弁機構で達成される。これはゲート軌道の軸方向突出部が、周方向に互いにオフセットして配置される。つまり基本的には、両ゲート軌道はそれぞれ、反対側のゲート軌道を軸方向に画定するゲート軌道壁の方向に向いた軸方向突出部を有する。この軸方向突出部があることにより、少なくとも1つのゲート軌道のシフト経路が長くなる。これの意味するところは、ゲート軌道のゲート軌道壁は、それぞれ他のゲート軌道を画定するゲート軌道壁に向けて軸方向に突出しているということである。これにより、従来の動弁機構の実施形態の場合に比べて、アクチュエータまたはその駆動子が、軸方向突出部によってさらに軸方向へと変位する。
この説明においては、軸方向突出部は、特に、ある周方向位置でメインカムシャフトの回転軸に対して軸方向に最大の寸法を有し、この周方向位置の上下流側では、軸方向の最大寸法よりも小さく構成される。軸方向突出部は、例えば、軸方向の球状突起の形態である。
このようなゲート軌道の実施形態では、カムキャリアの不完全な変位が効果的に回避される。不完全な変位の場合には、キャリアが片持ち状態になったり、ローラ牽引レバーが斜めになったりする可能性があり、転倒したり、表面圧力が許容範囲を超えたりするリスクがある。不完全な変位が起きる理由の1つは、例えば、カムキャリアとメインカムシャフトとの間の、特に、メインカムシャフトの外部歯部と、カムシャフトに係合するカムキャリアの内部歯部との間の摩擦が増加していることによる場合がある。弁作動カム上のローラ牽引レバーの接触に起因して摩擦が増大していることもある。
説明したゲート軌道の構成は、カムキャリアまたはシフトゲートに、複数の軸方向位置のうちのそれぞれの箇所にカムキャリアを保持するラッチ装置が割り当てられている場合に特に有用である。特に、ラッチ装置は、いくつかの軸方向位置のそれぞれにカムキャリアを保持する。例えば、少なくとも2つ、特にちょうど2つの互いに異なる軸方向位置が提供される。軸方向位置を変更する際にラッチ装置のラッチ力を上回るためには、所定の力が加えられなければならない。これは、アクチュエータの助けを借りて達成される。しかし、アクチュエータによるインパルスが十分でない場合には、カムキャリアが所望の軸方向位置に到達せず、上述した不完全なシフトが生じる。
2つのゲート軌道の各々は、ゲート軌道の他方を軸方向に画定するゲート軌道壁の方向の軸方向突出部を有する。不完全なシフトの問題は、1つのゲート軌道だけでなく、両方のゲート軌道において効果的に除去される。好ましくは、軸方向突出部は、同じ寸法、特に軸方向寸法、特に最大の軸方向寸法および/または周方向において同じ広がりを有する。
しかし、2つの軸方向突出部によって、ゲート軌道の幅が減少され、またはゲート軌道を所定の幅としてカムキャリアが広げられる。後者は原則として、設置スペースが限られているため望ましくない。前者は、特定の領域、特に共通ゲート軌道の部分での幅があまりにも狭くなるため、他の部分のゲート軌道を形成するのに使用されるのと同じフライス工具でその領域を形成することができず、動弁機構の製造が困難となることに繋がる。
最終的に、ゲート軌道の軸方向突出部が周方向に互いに対してずらされて配置されることが提供される。これは、軸方向の突出量が最大となる周方向位置が周方向にオフセットされることを意味する。ただし、軸方向突出部が対向して配置される場合には、ゲート軌道がフライス工具を使用するには狭くなりすぎてしまいかねない問題が再び生じる。そのため、軸方向突出部が互いに対してオフセットされて配置されている、すなわちそれらが周方向で互いに向かい合っていないことが特に有効である。
本発明の更なる実施形態の一例では、軸方向突出部のオフセットが、これら軸方向突出部間の最小距離がゲート軌道の幅の少なくとも一方に相当するように選択される。この軸方向突出部間の最小距離は、好ましくは、軸方向突出部を結ぶ直線の長さ、または軸方向突出部が軸方向に最大限に延びる周方向位置として定義される。この最小距離は、ゲート軌道の少なくとも一方の幅に対応しなければならず、ここでゲート軌道は通常は同じ幅を有する。しかし当然ながら、軸方向突出部間の最小距離は、ゲート軌道の幅よりも大きくてもよい。
本発明のより好ましい実施形態の一例においては、ゲート軌道が、出口部の上流側で互いに分離しており、出口部の下流側で1つの共通ゲート軌道の形態になり、この共通ゲート軌道に押出斜面が形成されている。このような実施形態は上述したものである。周方向に見て、出口部の上流側では、ゲート軌道は互いに所定の間隔を空けて位置しており、これを形成する窪みは同じ周方向位置で互いに合流しないことを意味する。
ゲート軌道は出口部で初めて重なる、あるいはお互いに合流する。出口部の周方向下流側において、ゲート軌道は共に共通ゲート軌道を形成するように延びる。後者の場合には、押出斜面が設けられており、特に、出口部から離れていく方向にゲート軌道の深さが減少していったり、ゲート軌道の底部が持ち上がっていったりする。カムキャリアを移動させるために、駆動子は、出口部の上流のゲート軌道の1つに係合し、それを通って出口部を通過する。その後、それは共通ゲート軌道を通過し、押出斜面によって径方向外側に押し出されるので、好ましくは共通ゲート軌道を通過した後、初期位置に戻される。
本発明のより好ましい実施形態の一例においては、軸方向突出部が、共通ゲート軌道内に位置する。好ましいのは、軸方向突出部が軸方向に最大寸法となる少なくとも1つの周方向位置が、周方向において、共通ゲート軌道内、または出口部となることである。
本発明の更なる実施形態の一例では、軸方向突出部のそれぞれが、軸方向に最大限突出した位置において、共通ゲート軌道の長手方向中心経路から、アクチュエータの駆動子の軸方向の広がりの少なくとも半分に相当する距離だけ離間するように、軸方向突出部の軸方向の広がりが選択される。この長手方向中心経路は例えば、上述した曲線経路に相当し、常に各ゲート軌道の中央に位置する。例えば、各ゲート軌道の長手方向中心経路は、ゲート軌道内の軸方向中央およびその底面上に延びている。
好ましくは、軸方向突出部の長手方向中心軸からの距離は、駆動子の軸方向の広がりのちょうど半分に相当する。これは、駆動子が軸方向突出部によってゲート軌道の経路から変位されるということを意味し、軸方向突出部より下流側では、軸方向に見て、ゲート軌道または共通ゲート軌道のほぼ中央、好ましくはちょうど中央へと配置される。特に、両方の軸方向突出部またはその軸方向の広がりが相応に選択されることにより、どのゲート軌道を通過するかに依らず、駆動子は周方向における軸方向突出部の近くではゲート軌道の軸方向中心に位置する。
本発明の更なる実施形態の一例においては、ゲート軌道の溝深さが、同じ周方向位置において同一である。ここで溝深さは、好ましくは、それぞれのゲート軌道の底面とシフトゲートの周面との間の距離として理解されるべきである。溝深さが小さいほど、メインカムシャフトの回転軸とゲート軌道の底面との径方向の距離が大きくなる。同じ周方向位置においてゲート軌道が同じ溝深さであれば、1つのゲート軌道の底面が径方向の段差なしに他のゲート軌道の底面と合流し、その結果、共通ゲート軌道は、連続的に、あるいは径方向の段差なしに設けられる。
本発明の更なる実施形態例は最終的には、周方向上流側に位置する軸方向突出部が軸方向に最大限突出した位置から、押出斜面を形成するために溝深さが減少する。既に説明したように、押出斜面は、ゲート軌道または複数のゲート軌道から径方向への駆動子の押し出しを行う。この目的のために、押出斜面の領域における溝深さが減少し、好ましくは連続的に減少する。具体的には、押出傾斜、つまり周方向の溝深さの減少は、軸方向突出部が軸方向に最大限突出する周方向位置から既に始まっている。
周方向にオフセットして配置された複数の軸方向突出部が存在する場合には、周方向上流側に配置された軸方向突出部、つまり共通ゲート軌道から離れた軸方向突出部から溝深さの減少を開始していくとよい。当然ながら、溝深さの減少の開始は、周方向下流側に位置する軸方向突出部から始めることも可能である。
本発明は動弁機構を備えた内燃機関にも関するものであり、この動弁機構はとりわけ上述の実施形態に係るものであり、少なくとも1つのメインカムシャフトを有し、弁作動カムを有する少なくとも1つのカムキャリアが、回転方向へは固定かつ軸方向へは少なくとも2つの軸方向位置の間で変位可能に設けられており、カムキャリアには、アクチュエータによる軸方向への変位のためにシフトゲートが設けられており、その外周には2つのゲート軌道があり、これらはお互いから部分的に離間していて軸方向で互いに反対側に位置し、互いに1つの出口部へと繋がっており、両ゲート軌道はそれぞれ、反対側のゲート軌道を軸方向に画定するゲート軌道壁の方向に向いた軸方向突出部を有する。ここで、ゲート軌道の軸方向突出部が、周方向に互いにオフセットして配置されている。
このような内燃機関や動弁機構の実施形態の利点は既に説明した通りである。内燃機関も動弁機構と同じく上述の通りさらに発展させることができるということについて、ここで言及しておく。
以下、実施形態例を表しており本発明を限定するものではない図面を用いて、本発明をより詳しく説明する。図面が意味するところは以下の通り。
内燃機関の一部、詳しくは動弁機構のシフトゲートの図。 シフトゲートのゲート軌道からの推移の模式図。
図1は内燃機関1の一部を示しており、特に動弁機構2を示している。具体的にはシフトゲート3が示されており、これは動弁機構2のメインカムシャフト4上に軸方向へ変位可能に設けられている。この目的のために例えばシフトゲート3は内面噛合部を備え、これがメインカムシャフト4の外面噛合部に嵌り込む。シフトゲート3は少なくとも1つの、ここでは図示しないカムキャリアに設けられており、これには弁作動カムが備えられている。弁作動カムは内燃機関1の少なくとも1つのガス交換弁の動作に寄与する。
カムキャリアには特に複数の弁作動カムが備えられており、カムキャリアの異なる軸方向位置においては異なる弁作動カムがガス交換弁の動作に寄与する。カムキャリアはシフトゲート3を用いることにより軸方向へ変位可能である。この目的のために動弁機構2は駆動子6を備えたアクチュエータ5を有している。このアクチュエータ5は駆動子6がメインカムシャフト4の回転軸7に係る径方向に変位可能となるよう構成されている。これは初期位置が実線で、伸長位置が点線で図示されている。
このシフトゲート3は、第1のゲート軌道8と第2のゲート軌道9とを有する。各ゲート軌道8,9は、長手方向中心経路10または11によって定義され、これらはゲート軌道8,9のそれぞれの軸方向で見て中央に延びている。ゲート軌道8,9は、出口部12で互いに合流する。出口点12は、長手方向中心経路10と11が互いに合流する点13で定義することができる。また、出口点12での周方向位置については、この位置を起点にゲート軌道8と9との間にある隔壁14がなくなることがわかる。
ゲート軌道8,9が出口点12の上流側では互いに離間していることは明らかであり、特にそれらの間には隔壁14が設けられている。ただしこれら軌道は軸方向の反対側に設けられており、お互いへと向けて延び、出口点12で互いに合流する。出口点12の下流側では、これらは共通ゲート軌道15の形態で延びていく。このことは、ここでは長手方向中心経路10と11のコースが重なり合うという形で特性が表されている。軸方向外側において、ゲート軌道8,9はそれぞれゲート軌道壁16または17で画定されている。
シフトゲート3が少なくとも1つのカムキャリアと共に軸方向に変位させられる場合には、アクチュエータ5が制御されて、駆動子6が径方向すなわちメインカムシャフト4の方向に変位するようにされる。これにより、ゲート軌道8,9のいずれか(ここでは第1のゲート軌道8)に嵌り込む。シフトゲート3がメインカムシャフト4によって周方向に駆動されるため、駆動子6は、ゲート軌道8を共通ゲート軌道15の方向に通っていく。このとき少なくとも部分的にゲート軌道壁16に当接し、その結果として、シフトゲート3がカムキャリアと共に径方向へ変位させられる。
ここで例示した実施形態の両ゲート軌道8,9のうち、ゲート軌道8,9の少なくとも一方が、軸方向突出部18または19を備えている。これらはそれぞれ反対側のゲート軌道9または8を軸方向に画定するゲート軌道壁17または16の方向に突出している。軸方向突出部18または19は、それぞれ反対側のゲート軌道9または8を画定するゲート軌道壁17または16へ向けた軸方向の広がりが、最大の軸方向寸法に達するまで拡大し続けるように構成されている。この最大の軸方向寸法となる周方向位置より周方向の下流側では、軸方向の広がりが再び減少する。
このことは、ここに示す例示的な実施形態の場合、ゲート軌道8,9または共通ゲート軌道15の幅が、最大の軸方向寸法となる周方向位置より下流で増大すること、あるいは軸方向突出部18または19がそこから減少することを意味する。ここに示されている例示的実施形態では、軸方向突出部18,19は周方向に互いに向かい合って配置される。これにより、これらの最大の軸方向寸法となる周方向位置が対応関係にあるのが好ましいことがわかる。
こうした実施形態は、シフトゲート3の変位経路を増加させる。シフトゲート3の他の実施形態と比較して、共通ゲート軌道15は軸方向に狭いので、共通ゲート軌道15の製造は、出口点12の上流側の周方向にゲート軌道8,9を製造するのと同じフライス工具ではできない可能性がある。このため、軸方向突出部18,19がお互いに対して周方向にオフセットして配置されているのが特に好ましい。
これを図2に基づいて説明する。ここでは、ゲート軌道8,9の経路を模式的に示しており、単に例示として駆動子6のいくつかの位置を示している。ここで示す実施形態では、第2のゲート軌道9が最大の軸方向寸法となる周方向位置は、軸方向突出部18が現れていない周方向位置にある。もちろん、最大の軸方向寸法となる周方向の位置は、軸方向突出部18の周方向下流側に配置することもできる。
軸方向突出部18,19は、軸方向突出部18,19同士の最小距離20がゲート軌道8,9の少なくとも一方の幅21に相当するように選択されて周方向オフセットが設定されている。好ましくは、これらは同じ幅を有する。さらに、軸方向突出部18と19の間における最小距離22が、少なくとも駆動子6の軸方向の広がり23相当するように寸法設定されているとよい。この距離22は、正確に広がり23と同じ大きさであってもよいし、それよりわずかに大きくてもよい。
距離20がゲート軌道8,9の少なくとも一方の幅21に相当するよう選択されることにより、ゲート軌道8,9の簡便な製造が可能となる。このとき、共通ゲート軌道15は、ゲート軌道8,9と同じフライス工具で形成することができる。

Claims (8)

  1. 内燃機関(1)用の動弁機構(2)であって、少なくとも1つのメインカムシャフト(4)を有し、その上には弁作動カムを有する少なくとも1つのカムキャリアが、回転方向へは固定かつ軸方向へは少なくとも2つの軸方向位置の間で変位可能に設けられており、カムキャリアには、アクチュエータ(5)による軸方向への変位のためにシフトゲート(3)が設けられており、その外周には2つのゲート軌道(8,9)があり、これらはお互いから部分的に離間していて軸方向で互いに反対側に位置し、互いに1つの出口部(12)へと繋がっており、両ゲート軌道(8,9)はそれぞれ、反対側のゲート軌道(9,8)を軸方向に画定するゲート軌道壁(16,17)の方向に向いた軸方向突出部(18,19)を有する動弁機構において、
    ゲート軌道(8,9)の軸方向突出部(18,19)が、周方向に互いにオフセットして配置されていること
    を特徴とする動弁機構。
  2. 軸方向突出部(18,19)のオフセットが、これら軸方向突出部(18,19)間の最小距離(20)がゲート軌道(8,9)の幅(21)の少なくとも一方に相当するように選択されること
    を特徴とする請求項1に記載の動弁機構。
  3. ゲート軌道(8,9)が、出口部(12)の上流側で互いに分離しており、出口部(12)の下流側で1つの共通ゲート軌道(15)の形態になり、この共通ゲート軌道(15)に押出斜面が形成されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の動弁機構。
  4. 軸方向突出部(18,19)が、共通ゲート軌道(15)内に位置すること
    を特徴とする請求項3に記載の動弁機構。
  5. 軸方向突出部(18,19)のそれぞれが、軸方向に最大限突出した位置において、共通ゲート軌道(15)の長手方向中心経路(10,11)から、アクチュエータ(5)の駆動子(6)の軸方向の広がり(23)の少なくとも半分に相当する距離だけ離間するように、軸方向突出部(18,19)の軸方向の広がりが選択されること
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の動弁機構。
  6. ゲート軌道(8,9)の溝深さが、同じ周方向位置において同一であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の動弁機構。
  7. 周方向上流側に位置する軸方向突出部(18,19)が軸方向に最大限突出した位置から、押出斜面を形成するために溝深さが減少すること
    を特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1項に記載の動弁機構。
  8. 動弁機構(2)を有する内燃機関(1)であって、少なくとも1つのメインカムシャフト(4)を有し、弁作動カムを有する少なくとも1つのカムキャリアが、回転方向へは固定かつ軸方向へは少なくとも2つの軸方向位置の間で変位可能に設けられており、カムキャリアには、アクチュエータ(5)による軸方向への変位のためにシフトゲート(3)が設けられており、その外周には2つのゲート軌道(8,9)があり、これらはお互いから部分的に離間していて軸方向で互いに反対側に位置し、互いに1つの出口部(12)へと繋がっており、両ゲート軌道(8,9)はそれぞれ、反対側のゲート軌道(9,8)を軸方向に画定するゲート軌道壁(16,17)の方向に向いた軸方向突出部(18,19)を有する内燃機関において、
    ゲート軌道(8,9)の軸方向突出部(18,19)が、周方向に互いにオフセットして配置されていること
    を特徴とする内燃機関。
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