JP2018206931A - ウエーハの研削方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工不良を抑制することができるウエーハの研削方法を提供すること。【解決手段】ウエーハの研削方法は、ウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程ST2と、保護部材側を保持テーブルに保持して加工点に冷却水及び洗浄水を供給しながらウエーハの裏面側から研削手段で研削する研削工程ST3と、を少なくとも備える。ウエーハの研削方法は、研削工程ST3において保持テーブルに吸収される水量を測定してウエーハが保持テーブルに適切に吸着されているかを判断する。【選択図】図9

Description

本発明は、ウエーハの研削方法に関する。
半導体デバイスが表面に形成されたシリコンなどからなる半導体ウエーハや、光デバイスが形成されたサファイア、SiC(炭化ケイ素)などからなる光デバイスウエーハなどの各種ウエーハは、厚さを薄くするため、研削砥石で研削されて薄化される(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−89713号公報
特許文献1等に示すウエーハの研削方法は、ウエーハの連続研削中に以下のような問題が起こる可能性がある。
特許文献1等に示すウエーハの研削方法は、連続研削中に、カセットにウエーハが斜めに収容されていて取り出そうとした搬送手段がウエーハに衝突し搬送手段の位置がずれる及び位置合わせユニットの故障等が原因で、保持テーブルに保持テーブルの中央からウエーハがずれて吸着されるという問題が起こる可能性がある。この種の問題が起きると、研削方法は、砥石がウエーハ全面に均等に当たらず削り残しや面やけなどの加工不良が発生する。
また、特許文献1等に示すウエーハの研削方法は、保持テーブル上に異物が載ってしまい、ウエーハを保持テーブルに十分に吸着できないという問題が起こる可能性がある。この種の問題が起きると、研削方法は、研削中にウエーハがばたつきウエーハのエッジにチッピングが発生するなどの加工不良が発生する。
また、特許文献1等に示すウエーハの研削方法は、研削用の保護テープの種類が適切でなく、保護テープがウエーハのエッジ部の傾斜に追従してしまいウエーハの外周付近が保持テーブルに十分に吸着されていないという問題が起こる可能性がある。この種の問題が起きると、研削方法は、研削中にウエーハがばたつきウエーハのエッジにチッピングが発生する加工不良が発生する。
このように、特許文献1に示すウエーハの研削方法は、所望の研削精度でウエーハを研削することが困難となる加工不良を発生するという問題が起こる可能性がある。
本発明は、加工不良を抑制することができるウエーハの研削方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のウエーハの研削方法は、ウエーハを研削する研削方法であって、ウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程と、該保護部材側を保持テーブルに保持して加工点に冷却水及び洗浄水を供給しながらウエーハの裏面側から研削手段で研削する研削工程と、を少なくとも備え、該研削工程において該保持テーブルに吸収される水量を測定してウエーハが保持テーブルに適切に吸着されているかを判断することを特徴とする。
前記ウエーハの研削方法において、該研削工程において該保持テーブルに吸収される該水量のしきい値を定めるしきい値設定工程を更に備え、該水量が該しきい値を超えた場合はウエーハが保持テーブルに適切に吸着されていないと判断してエラーを出しても良い。
本願発明のウエーハの研削方法は、ウエーハの加工不良を抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るウエーハの研削方法の研削対象のウエーハを裏面側からみた斜視図である。 図2は、図1に示すウエーハの表面に保護部材が貼着された状態の斜視図である。 図3は、実施形態1に係るウエーハの加工方法で用いられる研削装置の構成例の斜視図である。 図4は、図3に示された研削装置の保持テーブルなどの構成を示す説明図である。 図5は、図3に示された研削装置の研削中に検出する質量流量の変化の例を示す図である。 図6は、図3に示された研削装置の保持テーブルにウエーハが適切に吸着されていない際に研削中に検出する質量流量の変化の一例を示す図である。 図7は、図3に示された研削装置の保持テーブルにウエーハが適切に吸着されていない際に研削中に検出する質量流量の変化の他の例を示す図である。 図8は、図3に示された研削装置の保持テーブルにウエーハが適切に吸着されていない際に研削中に検出する質量流量の変化の更に他の例を示す図である。 図9は、実施形態1に係るウエーハの研削方法を示すフローチャートである。 図10は、図9に示されたウエーハの研削方法の保護部材貼着工程を示す斜視図である。 図11は、図9に示されたウエーハの研削方法の研削工程を示す側面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係るウエーハの研削方法を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係るウエーハの研削方法の研削対象のウエーハを裏面側からみた斜視図である。図2は、図1に示すウエーハの表面に保護部材が貼着された状態の斜視図である。
実施形態1に係るウエーハの研削方法は、図1に示すウエーハ200の裏面201を研削する研削方法であって、ウエーハ200の所定の仕上げ厚さに薄化する方法である。実施形態1に係るウエーハの研削方法の研削対象であるウエーハ200は、シリコンを母材とする円板状の半導体ウエーハやサファイア、SiC(炭化ケイ素)などを母材とする光デバイスウエーハである。ウエーハ200は、図1に示すように、表面202に形成された格子状の分割予定ライン203に区画された複数の領域にデバイス204が形成されている。ウエーハ200は、図2に示すように、表面202に保護部材205が貼着された状態で裏面201が研削される。保護部材205は、ウエーハ200と同じ大きさの円板状に形成され、可撓性を有する合成樹脂により構成されている。
実施形態1に係るウエーハの研削方法は、図3に示す研削装置1を用いてウエーハ200の裏面201を研削する。図3は、実施形態1に係るウエーハの加工方法で用いられる研削装置の構成例の斜視図である。図4は、図3に示された研削装置の保持テーブルなどの構成を示す説明図である。図5は、図3に示された研削装置の研削中に検出する質量流量の変化の例を示す図である。
研削装置1は、ウエーハ200の裏面201を研削する装置である。研削装置1は、図3に示すように、装置本体2と、第1の研削ユニット3と、第2の研削ユニット4と、ターンテーブル6上に設置された例えば4つの保持テーブル7と、カセット8,9と、位置合わせユニット10と、搬送ユニット11と、洗浄ユニット13と、搬出入ユニット14と、制御ユニット100とを主に備えている。
ターンテーブル6は、装置本体2の上面に設けられた円盤状のテーブルであり、水平面内で回転可能に設けられ、所定のタイミングで回転駆動される。このターンテーブル6上には、例えば4つの保持テーブル7が、例えば90度の位相角で等間隔に配設されている。これら4つの保持テーブル7は、保持面7−1に真空チャックを備えた保持テーブル構造のものであり、ウエーハ200が保護部材205を介して保持面7−1上に載置されて、ウエーハ200を保持する。これら保持テーブル7は、研削時には、鉛直方向と平行な軸を回転軸として、回転駆動機構によって水平面内で回転駆動される。このように、保持テーブル7は、ウエーハ200を回転可能に保持する保持面7−1を有している。このような保持テーブル7は、ターンテーブル6の回転によって、搬入位置101、粗研削位置102、仕上げ研削位置103、搬出位置104、搬入位置101に順次移動される。
なお、これら4つの保持テーブル7を互いに区別する際には、第1の保持テーブル7、第2の保持テーブル7、第3の保持テーブル7及び第4の保持テーブル7と記す。また、保持テーブル7の詳細な構成は、後述する。
第1の研削ユニット3は、研削手段である粗研削用砥石31を備える粗研削用の研削ホイール32が装着されて、保持テーブル7に保持されたウエーハ200の裏面201側から粗研削用砥石31で粗研削する研削ユニットである。粗研削用の研削ホイール32は、Z軸移動ユニット33により鉛直方向と平行なZ軸方向に移動自在なスピンドル34の下端に装着される。第1の研削ユニット3は、スピンドル34により粗研削用の研削ホイール32が回転されるとともに純水により構成される冷却水及び研削水を粗研削位置102の保持テーブル7に保持されたウエーハ200の裏面201に供給しながらZ軸移動ユニット33により粗研削用砥石31が保持テーブル7に所定の送り速度で近づけられることによって、ウエーハ200の裏面201を粗研削する。
第2の研削ユニット4は、研削手段である仕上げ研削用砥石41を備える仕上げ研削用の研削ホイール42が装着されて、保持テーブル7に保持されたウエーハ200の裏面201側から仕上げ研削用砥石41で仕上げ研削する研削ユニットである。第2の研削ユニット4は、第1の研削ユニット3によって粗研削されたウエーハ200を仕上げ研削するものである。仕上げ研削用の研削ホイール42は、Z軸移動ユニット43により鉛直方向と平行なZ軸方向に移動自在なスピンドル44の下端に装着される。第2の研削ユニット4は、スピンドル44により仕上げ研削用の研削ホイール42が回転されるとともに冷却水及び研削水を仕上げ研削位置103の保持テーブル7に保持されたウエーハ200の裏面201に供給しながらZ軸移動ユニット43により仕上げ研削用砥石41が保持テーブル7に所定の送り速度で近づけられることによって、粗研削されたウエーハ200の裏面201を仕上げ研削する。
なお、実施形態1において、第1の研削ユニット3及び第2の研削ユニット4の研削ホイール32,42の回転中心である軸心と、保持テーブル7の回転中心である軸心とは、互いに平行であるとともに、水平方向に間隔をあけて配置されて、研削用砥石31,41がウエーハ200の裏面201の中心又は中心付近を通る。
カセット8,9は、複数のスロットを有するウエーハ200を収容するための収容器である。一方のカセット8は、研削前のウエーハ200を収容し、他方のカセット9は、研削後のウエーハ200を収容する。また、位置合わせユニット10は、カセット8から取り出されたウエーハ200が仮置きされて、その中心位置合わせを行うためのテーブルである。
搬送ユニット11は、2つ設けられている。2つの搬送ユニット11は、ウエーハ200を吸着する吸着パッドを有している。一方の搬送ユニット11は、位置合わせユニット10で位置合わせされた研削前のウエーハ200を吸着保持して搬入位置101に位置する保持テーブル7上に搬入する。他方の搬送ユニット11は、搬出位置104に位置する保持テーブル7上に保持された研削後のウエーハ200を吸着保持して洗浄ユニット13に搬出する。なお、2つの搬送ユニット11は、保持テーブル7等の正規の位置にウエーハ200を搬入出するために、装置本体2に対する位置がオペレータにより微調整される。
搬出入ユニット14は、例えばU字型ハンド14−1を備えるロボットピックであり、U字型ハンド14−1によってウエーハ200を吸着保持して搬送する。具体的には、搬出入ユニット14は、研削前のウエーハ200をカセット8から取り出して、位置合わせユニット10へ搬出するとともに、研削後のウエーハ200を洗浄ユニット13から取り出して、カセット9へ搬入する。洗浄ユニット13は、研削後のウエーハ200を洗浄し、研削された加工面である裏面201に付着している研削屑等のコンタミネーションを除去する。
次に、保持テーブル7の詳細な構成を説明する。保持テーブル7は、図4に示すように、円盤状の保持部71と、保持部71を囲繞しかつリング状の枠部73を有するテーブル本体72とを備える。保持部71は、ポーラスセラミック等の多孔質材から形成されることにより流体を吸引可能な孔が設けられ、上面が保持面7−1となっている。なお、実施形態1において、保持部71が多孔質材により構成されるが、本発明では、多孔質材に限定されない。テーブル本体72は、ステンレス鋼等の金属により構成され、かつ枠部73と、枠部73を外縁部に設けた円盤状の本体部74とを備える。本体部74と保持部71との間には、空間75が形成されている。空間75は、本体部74、枠部73及び保持部71により密閉されている。
保持テーブル7の空間75は、真空トラップ76を介して吸引装置77と接続されている。保持テーブル7は、吸引装置77により吸引されることで、ウエーハ200を保持面7−1に吸引、保持するとともに、研削中に供給される冷却水及び研削水等により構成される水を、保持部71を通して吸収する。
真空トラップ76は、保持部71が吸収した水から気体を分離する。真空トラップ76は、分離した気体を吸引装置77に吸引させる。真空トラップ76は、水を質量流量計78を介して、廃水タンク79に排出する。なお、実施形態1において、保持部71から吸収され真空トラップ76で分離された水は、廃水タンク79内に溜められるが、本発明では、周知の純水回収装置に供給されても良い。
質量流量計78は、真空トラップ76から排出される水の水量である質量流量(単位時間当たりの水の質量)を検出し、検出結果を制御ユニット100に出力する。実施形態1において、質量流量計78は、コリオリ式質量流量計であるが、これに限定されない。
なお、質量流量計78が研削ユニット3,4の研削中に検出する水の質量流量301(図5に示す)は、研削用砥石31,41が保持テーブル7に保持されたウエーハ200の裏面201に押し付けられるので、図5に示すように、研削ユニット3,4の研削ホイール32,42の保持テーブル7から離れてターンテーブル6が回転する際に検出する質量流量302よりも減少する。なお、図5は、各研削位置102,103に位置する保持テーブル7の保持面7−1から吸収されて質量流量計78で検出された水の質量流量を示している。また、図5は、保持テーブル7の保持面7−1の正規の位置にウエーハ200が保持され、ウエーハ200に正規の種類の保護部材205が貼着されるとともに、保持テーブル7の保持面7−1上に異物がない状態でウエーハ200が吸引、保持された際の各研削位置102,103に位置する保持テーブル7の保持面7−1が吸収する水の質量流量を示している。即ち、図5に示された質量流量301は、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着された際に各研削ユニット3,4の研削中の保持テーブル7の保持面7−1が吸収する水の質量流量を示している。
図5の縦軸は、質量流量計78の検出結果である質量流量(kg/s)を示し、図5の横軸は、各研削ユニット3,4の研削開始からの経過時間(秒)を示す。また、図5は、各研削ユニット3,4が第1の保持テーブル7に保持されたウエーハ200を研削している時を範囲401で示し、第2の保持テーブル7に保持されたウエーハ200を研削している時を範囲402で示し、第3の保持テーブル7に保持されたウエーハ200を研削している時を範囲403で示し、第4の保持テーブル7に保持されたウエーハ200を研削している時を範囲404で示している。実施形態1において、質量流量301は、0.1kg/sであるがこれに限定されないとともに、質量流量302は、0.7kg/sであるがこれに限定されない。
また、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されていない(不適切に吸着されているともいう)際に、各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78が検出する質量流量501,502,503は、図6、図7及び図8に示すように、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着された際に各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78が検出する質量流量301よりも大きく、ターンテーブル6の回転中に質量流量計78が検出する質量流量302よりも小さくなる。
図6は、図3に示された研削装置の保持テーブルにウエーハが適切に吸着されていない際に研削中に検出する質量流量の変化の一例を示す図である。図7は、図3に示された研削装置の保持テーブルにウエーハが適切に吸着されていない際に研削中に検出する質量流量の変化の他の例を示す図である。図8は、図3に示された研削装置の保持テーブルにウエーハが適切に吸着されていない際に研削中に検出する質量流量の変化の更に他の例を示す図である。なお、図6、図7及び図8は、図5と同様に、各研削位置102,103に位置する保持テーブル7の保持面7−1から吸収されて質量流量計78で検出された水の質量流量を示しており、図5と共通する部分に同一符号を記す。図6、図7及び図8の縦軸及び横軸は、図5と同様の質量流量及び研削開始からの経過時間を示している。
実施形態1において、ウエーハ200が保持テーブル7に不適切に吸着された状態は、保持テーブル7の保持面7−1の正規の位置から所定距離以上ずれた位置にウエーハ200が吸引、保持された状態と、誤った種類の保護部材205が貼着されたウエーハ200が吸引、保持された状態と、保持テーブル7の保持面7−1上に異物が存在した状態でウエーハ200が吸引、保持された状態との少なくとも一つの状態である。
図6は、保持テーブル7の保持面7−1の正規の位置から所定距離以上ずれた位置にウエーハ200が吸引、保持された際に、各研削位置102,103に位置する保持テーブル7の保持面7−1から吸収されて質量流量計78で検出された水の質量流量を示している。ウエーハ200が保持面7−1の正規の位置から所定距離以上ずれた位置に吸引、保持される状態は、搬送ユニット11の位置ずれ及び位置合わせユニット10の故障などを原因として生じる。なお、図6の状態では、ウエーハ200に正規の種類の保護部材205が貼着されるとともに、保持テーブル7の保持面7−1上に異物がない状態でウエーハ200が吸引、保持されている。
また、図6は、最初の第1の保持テーブル7と第2の保持テーブル7とにはウエーハ200が正規の位置に吸引、保持され、最初の第3の保持テーブル7以降の保持テーブル7にはウエーハ200が正規の位置から所定距離以上ずれた位置に吸引、保持されたことを示している。なお、ウエーハ200が正規の位置から所定距離以上ずれた位置に吸引、保持されると、保持面7−1の露出する面積が増加するために、質量流量計78が検出する質量流量501が、質量流量301よりも大きくなる。
図7は、誤った種類の保護部材205が貼着されたウエーハ200が吸引、保持された際に、各研削位置102,103に位置する保持テーブル7の保持面7−1から吸収されて質量流量計78で検出された水の質量流量を示している。なお、図7の状態では、保持テーブル7の保持面7−1上に異物がない状態でウエーハ200が吸引、保持されているとともに、保持テーブル7の保持面7−1の正規の位置にウエーハ200が吸引、保持されている。
また、図7は、研削開始から2回目の第2の保持テーブル7に吸引、保持されたウエーハ200に誤った種類の保護部材205が貼着され、他の保持テーブル7に吸引、保持されたウエーハ200には正規の種類の保護部材205が貼着されたことを示している。なお、誤った種類の保護部材205が貼着されたウエーハ200を吸引、保持すると、保護部材205がウエーハ200のエッジの傾斜に追従して、ウエーハ200のエッジ付近が保持面7−1に十分に吸引されなくなって、保持面7−1の露出する面積が増加するために、質量流量計78が検出する質量流量502が、質量流量301よりも大きくなる。
図8は、保持テーブル7の保持面7−1上に異物が存在した状態でウエーハ200が吸引、保持された際に、各研削位置102,103に位置する保持テーブル7の保持面7−1から吸収されて質量流量計78で検出された水の質量流量を示している。異物は、例えば、研削により生じる研削屑である。なお、図8の状態では、ウエーハ200に正規の種類の保護部材205が貼着されるとともに、保持テーブル7の保持面7−1の正規の位置にウエーハ200が吸引、保持されている。
また、図8は、第2の保持テーブル7の保持面7−1上に異物が存在し、他の保持テーブル7上には異物がない場合を示している。なお、保持テーブル7の保持面7−1上に異物が存在すると、ウエーハ200を保持テーブル7に十分に吸引できなく、保持面7−1から吸収される水が増加するために、質量流量計78が検出する質量流量503が、質量流量301よりも大きくなる。実施形態1において、質量流量501,502,503は、互いに等しいが、本発明では、互いに異なっても良い。また、実施形態1において、質量流量501,502,503は、0.4kg/sであるがこれに限定されない。
制御ユニット100は、研削装置1を構成する上述した構成要素をそれぞれ制御するものである。即ち、制御ユニット100は、ウエーハ200に対する研削動作を研削装置1に実行させるものである。制御ユニット100は、コンピュータプログラムを実行可能なコンピュータである。また、制御ユニット100は、加工動作の状態や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される表示ユニット110や、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる入力ユニット111と接続されている。入力ユニット111は、表示ユニット110に設けられたタッチパネルと、キーボード等とのうち少なくとも一つにより構成される。
制御ユニット100は、図3に示すように、記憶部120と、判断部121とを備える。記憶部120は、各研削ユニット3,4の研削中に保持テーブル7の保持面7−1から吸収される水の質量流量のしきい値600(図5等に示す)を記憶している。しきい値600は、オペレータが入力ユニット111を操作することなどによって、記憶部120に記憶される。しきい値600は、ウエーハ200が保持テーブル7の保持面7−1に適切に吸着されているか否かを判断部121が判断するための値である。しきい値600は、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着された際に各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78が検出する質量流量301よりも大きく、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されていない際に、各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78が検出する質量流量501,502,503よりも小さい値である。
判断部121は、質量流量計78の検出結果に基づいて、各研削ユニット3,4の研削中に保持テーブル7に吸収される質量流量を測定して、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されているかを判断するものである。具体的には、判断部121は、各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78の検出した質量流量がしきい値600を超えた場合は、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されていない、即ち、不適切に吸着されていると判断する。判断部121は、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されていない、即ち、不適切に吸着されていると判断すると、研削装置1の加工動作を停止するとともに、制御ユニット100に接続した図3に示す報知ユニット112に光と音との少なくとも一方を報知させて、エラーを出す。また、判断部121は、各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78の検出した質量流量がしきい値600以下の場合には、研削装置1の加工動作を継続する。
次に、実施形態1に係るウエーハの研削方法、即ち研削装置1の加工動作を説明する。図9は、実施形態1に係るウエーハの研削方法を示すフローチャートである。図10は、図9に示されたウエーハの研削方法の保護部材貼着工程を示す斜視図である。図11は、図9に示されたウエーハの研削方法の研削工程を示す側面図である。
ウエーハの研削方法(以下、単に研削方法と記す)は、図9に示すように、しきい値設定工程ST1と、保護部材貼着工程ST2と、研削工程ST3とを備える。しきい値設定工程ST1は、研削工程ST3において判断部121が判断する際に用いる保持テーブル7に吸収される質量流量のしきい値600を定める工程である。しきい値設定工程ST1では、オペレータが、入力ユニット111を操作して、しきい値600を制御ユニット100に入力する。しきい値設定工程ST1では、制御ユニット100がしきい値600の入力を受け付けると、入力されたしきい値600を記憶部120に記憶する。
保護部材貼着工程ST2は、図2に示すように、ウエーハ200の表面202に保護部材205を貼着する工程である。保護部材貼着工程ST2では、図10に示すように、ウエーハ200の表面202に保護部材205を対向させた後に、ウエーハ200の表面202に保護部材205を貼着する。また、保護部材貼着工程ST2では、オペレータ等が保護部材205が表面202に貼着された研削前のウエーハ200をカセット8に収容する。
研削方法は、その後、オペレータが加工内容情報を制御ユニット100に登録し、オペレータが研削前のウエーハ200を収容したカセット8と、ウエーハ200を収容していないカセット9を装置本体2に取り付ける。研削方法は、オペレータから加工動作の開始指示があった場合に、研削装置1により研削工程ST3を実施する。
研削工程ST3は、図11に示すように、保護部材205側を各研削位置102,103に位置する保持テーブル7に保持して、ウエーハ200の裏面201の一部分である加工点206に冷却水及び研削水を供給しながらウエーハ200の裏面201側から研削用砥石31,41で研削する工程である。なお、加工点206は、裏面201の研削用砥石31,41に接触する位置である。
研削工程ST3では、研削装置1の制御ユニット100は、搬出入ユニット14にカセット8からウエーハ200を取り出させて、位置合わせユニット10へ搬出させる。制御ユニット100は、位置合わせユニット10にウエーハ200の中心位置合わせを行わせ、搬送ユニット11に位置合わせされたウエーハ200の表面202側を搬入位置101に位置する保持テーブル7上に搬入する。
研削装置1の制御ユニット100は、ウエーハ200の表面202側を保護部材205を介して搬入位置101の保持テーブル7に保持し、裏面201を露出させて、ターンテーブル6でウエーハ200を粗研削位置102、仕上げ研削位置103、搬出位置104、搬入位置101に順に搬送し、粗研削、仕上げ研削を順に施す。なお、研削装置1の制御ユニット100は、ターンテーブル6が90度回転する度に、研削前のウエーハ200を搬入位置101の保持テーブル7に搬入する。
研削装置1の制御ユニット100は、研削後のウエーハ200を搬送ユニット11により洗浄ユニット13に搬入し、洗浄ユニット13で洗浄し、洗浄後のウエーハ200を搬出入ユニット14の搬送パッドでウエーハ200の保護部材205側から保持して、カセット9へ搬入する。研削装置1の制御ユニット100は、カセット8内の全てのウエーハ200に研削を施すと、研削工程ST3を終了する。
また、研削工程ST3において、制御ユニット100の判断部121は、質量流量計78の検出結果に基づいて、保持テーブル7に吸収される水の質量流量を測定してウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されているか否かを判断する。研削工程ST3において、判断部121は、各研削ユニット3,4が研削中に質量流量計78が検出した質量流量が、しきい値600を越えた場合は、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されていないと判断して、研削装置1の加工動作を停止するとともに、制御ユニット100に接続した報知ユニット112に光と音との少なくとも一方を報知させてエラーを出して、研削工程ST3を終了する。また、判断部121は、各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78の検出した質量流量がしきい値600以下の場合には、研削工程ST3を継続する。
前述した制御ユニット100は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有する。制御ユニット100の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、研削装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して研削装置1の上述した構成要素に出力する。また、制御ユニット100の記憶部120の機能は、演算処理装置が記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムを実行し、入力されたしきい値600を記憶装置に記憶することにより実現される。また、制御ユニット100の判断部121の機能は、演算処理装置が記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
以上のように、実施形態1に係る研削方法は、研削工程ST3において、ウエーハ200が適切に吸着されているか否かにより変化する研削中に保持テーブル7に吸収される水の質量流量に基づいて、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されているか否かを判断する。このため、研削方法は、ウエーハ200が適切に吸着されているかを正確に判断することができる。その結果、研削方法は、ウエーハ200が適切に吸着されていない場合には、直ちに、適切に吸着されていないことを把握できるので、適切に吸着できるように研削装置1の不具合箇所などを修正することができる。よって、研削方法は、保持テーブル7に適切に吸着されていないことを抑制できるので、ウエーハ200の加工不良を抑制することができる。
また、実施形態1に係る研削方法は、研削工程ST3において、各研削ユニット3,4の研削中の水の質量流量がしきい値600を越えた場合にウエーハ200が適切に吸着されていないと判断してエラーを出す。このため、研削方法は、各研削ユニット3,4の研削中の水の質量流量と、しきい値設定工程ST1において設定されたしきい値600とに基づいて判断するので、適切に吸着されているか否かを正確に判断できる。
また、実施形態1に係る研削方法は、しきい値600が、ウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着された際に各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78が検出する質量流量301よりも大きく、かつウエーハ200が保持テーブル7に適切に吸着されていない際に、各研削ユニット3,4の研削中に質量流量計78が検出する質量流量501,502,503よりも小さい。このため、研削方法は、各研削ユニット3,4の研削中の質量流量がしきい値600を越えた場合にウエーハ200が適切に吸着されていないと判断することで、ウエーハ200が適切に吸着されていないことを正確に把握することができる。
なお、前述した実施形態1に係る研削方法によれば、以下の研削装置が得られる。
(付記1)
ウエーハを研削する研削装置であって、
該ウエーハを保持する保持テーブルと、
該保持テーブルに保持されたウエーハに冷却水及び洗浄水を供給しながらウエーハの裏面側から研削手段で研削する研削ユニットと、
該研削ユニットの研削中に該保持テーブルに吸収される水量を測定してウエーハが保持テーブルに適切に吸着されているかを判断する判断部と、
を備えたことを特徴とする研削装置。
(付記2)
該判断部が該保持テーブルに吸収される該水量のしきい値を記憶する記憶部を更に備え、
該判断部は、該水量が該しきい値を超えた場合はウエーハが保持テーブルに適切に吸着されていないと判断してエラーを出すことを特徴とする付記1に記載の研削装置。
上記研削装置は、実施形態1に係る研削方法と同様に、研削中に保持テーブルに吸収される水の水量に基づいて判断するので、ウエーハが適切に吸着されているかを正確に判断することができる。その結果、研削装置は、ウエーハが適切に吸着されていないことを直ちに把握できるので、適切に吸着できるように研削装置1の不具合箇所などを修正することができる。よって、研削装置は、保持テーブルに適切に吸着されていないことを抑制できるので、ウエーハの加工不良を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。実施形態1に係る研削方法では、研削装置1の制御ユニット100の判断部121がウエーハ200が質量流量計78が検出した質量流量に基づいて適切に吸着されているか否かを判断したが、本発明では、例えば、オペレータが廃水タンク79内に供給される水の質量流量を目視などにより認識して、ウエーハ200が適切に吸着されているか否かを判断しても良い。また、実施形態1に係る研削方法では、研削ユニット3,4を2つ(即ち、複数)備える研削装置1を用いたが、本発明では、これに限定されることなく、研削ユニットを1つ備える研削装置、複数の研削ユニットに加え研磨ユニットを更に備える研削装置を用いても良い。
7 保持テーブル
31 粗研削用砥石(研削手段)
41 仕上げ研削用砥石(研削手段)
200 ウエーハ
201 裏面
202 表面
205 保護部材
206 加工点
600 しきい値
ST1 しきい値設定工程
ST2 保護部材貼着工程
ST3 研削工程

Claims (2)

  1. ウエーハを研削する研削方法であって、
    ウエーハの表面に保護部材を貼着する保護部材貼着工程と、
    該保護部材側を保持テーブルに保持して加工点に冷却水及び洗浄水を供給しながらウエーハの裏面側から研削手段で研削する研削工程と、
    を少なくとも備え、
    該研削工程において該保持テーブルに吸収される水量を測定してウエーハが保持テーブルに適切に吸着されているかを判断することを特徴とするウエーハの研削方法。
  2. 該研削工程において該保持テーブルに吸収される該水量のしきい値を定めるしきい値設定工程を更に備え、
    該水量が該しきい値を超えた場合はウエーハが保持テーブルに適切に吸着されていないと判断してエラーを出すことを特徴とする請求項1に記載のウエーハの研削方法。
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