JP2018206738A - バスバー - Google Patents

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Abstract

【課題】接続対象との接続箇所に対する応力負荷の集中を抑制する。【解決手段】金属製のバスバー1が、第1延在面11aに沿って平板状に形成された第1接続部11と、第1延在面11aと同一の第2延在面12aに沿って平板状に形成された第2接続部12と、第1接続部11及び第2接続部12を互いに繋ぐ帯板部13と、本体部131の幅方向D11に延出して中途で湾曲して折り返されて逆向きに延出するU字状に形成されて、第1接続部11及び第2接続部12のそれぞれを帯板部13に繋げる第1連結部132及び第2連結部133と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、金属製のバスバーに関するものである。
従来、例えば複数の電源セルを備える電源モジュール等において、隣り合う電源セルの電極どうしを電気的に接続する部材等に金属製のバスバーが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。このようなバスバーによる接続形態の最もシンプルで強固な接続形態の一例として、バスバーを帯板状に形成しておき、その一端を一方の接続対象にネジ止め固定し、他端を他方の接続対象にネジ止め固定する形態が挙げられる。
特開2006−40819号公報
しかしながら、上記のような接続形態では、バスバーの製造公差や接続対象の製造公差等に起因してバスバーと接続対象との間に位置ずれが生じ、その結果、バスバーと接続対象との接続箇所に応力負荷が集中して掛かる可能性がある。
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、接続対象との接続箇所に対する応力負荷の集中を抑制することができるバスバーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のバスバーは、金属製のバスバーであって、第1延在面に沿って平板状に形成された第1接続部と、前記第1延在面と同一、又は当該第1延在面と平行な第2延在面に沿って平板状に形成され、前記第1延在面又は前記第2延在面に対する平面視で、前記第1接続部と離れた位置に配置される第2接続部と、帯板状に形成されて前記第1接続部及び前記第2接続部を互いに繋ぐ帯板部と、を備え、前記帯板部が、前記第1延在面及び前記第2延在面の面外方向に幅方向が沿うように帯状に延在する本体部、及び、当該本体部から前記幅方向に延出して中途で湾曲して折り返されて逆向きに延出するU字状に形成されて、前記第1接続部及び前記第2接続部のうち少なくとも一方の接続部を前記本体部に繋げる連結部、を備えていることを特徴とする。
本発明のバスバーでは、帯板部において、上記の少なくとも一方の接続部と本体部とがU字状の連結部を介して繋がれている。これにより、製造公差等に起因してバスバーと接続対象との間に位置ずれが生じたとしても、この位置ずれによって接続箇所に生じる応力負荷が、U字状の連結部が撓むことで吸収される。つまり、本発明のバスバーによれば、接続対象との接続箇所に対する応力負荷の集中を抑制することができる。
バスバーの一実施形態を示す図である。 図1に示されているバスバーの展開体を示す図である。 図1に示されているバスバーを、図中の矢印V11方向から見た側面図である。 図1及び図3に示されているバスバーが、隣り合って配列された2つの電源セルを直列接続するように設置された様子を示す図である。 図1〜図4に示されている実施形態のバスバーと比較するための比較例を示す図である。 図5に示されている比較例のバスバーを、図中の矢印V51方向から見た側面図である。 図5及び図6に示されている比較例のバスバーが、隣り合って配列された2つの電源セルを直列接続するように設置された様子を示す図である。 別例のバスバーを示す図である。 図8に示されている別例のバスバーの展開体を示す図である。
以下、バスバーの一実施形態について説明する。
図1は、バスバーの一実施形態を示す図である。
図1に示されているバスバー1は、後述するように2つの電源セルを直列接続するための金属製の部材であり、第1接続部11と、第2接続部12と、帯板部13と、を備えている。
第1接続部11は、一方の電源セルの電極に接続される部位であり、その電極の接続面を含む第1延在面11aに沿って矩形平板状に形成されている。その中央には、電極とネジ止めにより接続されるための貫通孔111が設けられている。第2接続部12は、他方の電源セルの電極に接続される部位であり、その電極の接続面を含む第2延在面12aに沿って矩形平板状に形成されている。その中央にも、電極とネジ止めにより接続されるための貫通孔121が設けられている。本実施形態では、第2延在面12aは、上記の第1延在面11aと同一の面となっている。ただし、第2接続部12は、第1延在面11a又は第2延在面12aに対する平面視で、第1接続部11と離れた位置に配置されている。
帯板部13は、帯板状に形成されて第1接続部11及び第2接続部12を互いに繋ぐ部位である。この帯板部13は、本体部131と、第1連結部132と、第2連結部133と、を備えている。
本体部131は、第1延在面11a及び第2延在面12aの面外方向に幅方向D11が沿うように帯状に延在する。そして、本体部131の両端部それぞれに、第1接続部11に繋がる第1連結部132、及び第2接続部12に繋がる第2連結部133、が設けられている。また、第1接続部11及び第2接続部12それぞれが、本体部131の幅方向D11の中途位置に配置されている。
これら第1連結部132及び第2連結部133は、何れも、本体部131から幅方向D11に延出して中途で湾曲して折り返されて逆向きに延出するU字状に形成された部位となっている。また、第1連結部132と第2連結部133とは、形成位置と延出方向とを除いて、湾曲半径や湾曲幅が互いに同等に形成されている。
ここで、本実施形態では、第1接続部11が、本体部131の一端部131aにおける幅方向D11の一方側の縁131a−1に第1連結部132を介して繋がっている。また、第2接続部12が、本体部131の他端部131bにおける幅方向D11の他方側の縁131b−1に第2連結部133を介して繋がっている。
このようなバスバー1は、次のような形状の展開体を折り曲げる板金加工によって形成される。
図2は、図1に示されているバスバーの展開体を示す図である。
この図2に示されている展開体2では、本体部131の一端部131aにおける一方側の縁131a−1から湾曲前の第1連結部132と第1接続部11が直線状に延出している。本体部131の他端部131bにおける他方側の縁131b−1からは湾曲前の第2連結部133と第2接続部12が直線状に延出している。この結果、展開体2は、したZ字型の形状となる。本実施形態では、このような展開体2が一枚の金属板から打抜き加工等によって切り出される。このとき、Z字型の展開体2は、図2中に点線で記載したように一枚の金属板に複数個を、Z字の各直線部分が互いに近接して且つ平行に並ぶように配列して描くことができる。
図3は、図1に示されているバスバーを、図中の矢印V11方向から見た側面図である。
この図3及び上記の図1に示されているように、本実施形態では、第1連結部132は、上記の一方側の縁131a−1から、幅方向D11について、第1延出方向D111に延出して第1接続部11を一方側の縁131a−1に繋げる。また、第2連結部133は、他方側の縁131b−1から第1延出方向D111とは逆向きの第2延出方向D112に延出して第2接続部12を他方側の縁131b−1に繋げる。
ここで、帯板部13では、幅方向D11について、一端部131aにおける一方側の縁131a−1が第1連結部132の湾曲半径に応じたズレ量d11で、他端部131bにおける同じ側の縁131b−2から第2延出方向D112にずれて位置している。逆に、他端部131bにおける他方側の縁131b−1が第2連結部133の湾曲半径に応じたズレ量で一端部131aにおける同じ側の縁131a−2から第1突出方向D111にずれて位置している。このとき、上述したように、第1連結部132と第2連結部133とでは湾曲半径が互いに同等に形成されている。このため、他端部131bにおける他方側の縁131b−1の幅方向D11についてのズレ量も、一端部131aにおける一方側の縁131a−1のズレ量d11と同等となる。そして、本体部131は、一端部131aと他端部131bとの間で幅方向D11についてこのような相対的な位置関係が成り立つように、幅方向D11に傾いて斜行して形成されている。
また、本実施形態では、第1連結部132は、本体部13の表裏面のうちの第1面131cの側で第1接続部11を、当該第1接続部11が第1面131cから離れる第1突出方向D121に突出して延在するように、本体部131の一端部131aに繋げている。また、第2連結部133は、本体部13の表裏面のうちの第2面131dの側で第2接続部12を、当該第2接続部12が第2面131dから離れる第2突出方向D122に突出して延在するように、本体部131の他端部131bに繋げている。
そして、本体部131では、厚み方向D12について、一端部131aが、第1連結部132の湾曲幅に応じたズレ量w11で他端部131bから第2突出方向D122にずれて位置している。逆に、他端部131bも、第2連結部133の湾曲幅に応じたズレ量で一端部131aから第1突出方向D121にずれて位置している。ここで、上述したように、第1連結部132と第2連結部133とでは湾曲幅が互いに同等に形成されている。このため、他端部131bの厚み方向D12についてのズレ量も、一端部131aのズレ量w11と同等となる。そして、本体部131は、一端部131aと他端部131bとの間で厚み方向D12についてこのような相対的な位置関係が成り立つように、厚み方向D12にも傾いて斜行して形成されている。
図4は、図1及び図3に示されているバスバーが、隣り合って配列された2つの電源セルを直列接続するように設置された様子を示す図である。
この図4の例では、第1電源セル31と第2電源セル32とが、プラス電極311,321どうし、及び、マイナス電極312,322どうしが互いに隣り合うように配列されている。プラス電極311,321及びマイナス電極312,322は、何れも各セル表面313,323から突出した矩形状の突起台として形成されており、セル表面313,323からの高さは互いに同一となっている。図1に示されている第1延在面11a及び第2延在面12aは、プラス電極311,321及び、マイナス電極312,322の各上面を含む面となっている。本実施形態のバスバー1では、これら同一高さのプラス電極311,321やマイナス電極312,322に重ねられて接続されるように、第1接続部11や第2接続部12が、互いに同一の第1延在面11a及び第2延在面12aに沿って形成されている。
図4には、第1電源セル31と第2電源セル32とを直列接続するための、バスバー1の設置形態として、次の2例が並べて示されている。
第1の設置形態は、第1電源セル31のマイナス電極312及び第2電源セル32のプラス電極321を繋いでバスバー1が設置された設置形態である。この第1の設置形態では、第1電源セル31のマイナス電極312にバスバー1の第2接続部12が接続され、第2電源セル32のプラス電極321にバスバー1の第1接続部11が接続されている。このとき、第2連結部133が、第1電源セル31のマイナス電極312と、第2電源セル32のマイナス電極322と、の間の空間に収まる。そして、第1連結部132が、第1電源セル31及び第2電源セル32のプラス電極311,321の側で突出した状態となる。
他方、第2の設置形態は、第1電源セル31のプラス電極311及び第2電源セル32のマイナス電極322を繋いでバスバー1が設置された設置形態である。この第2の設置形態では、上記の第1の設置形態に対してバスバー1が裏返されて更に180°回転された状態で設置されている。これにより、第1電源セル31のプラス電極311にバスバー1の第2接続部12が接続され、第2電源セル32のマイナス電極322にバスバー1の第1接続部11が接続されている。このときには、第1連結部132が、第1電源セル31のマイナス電極312と、第2電源セル32のマイナス電極322と、の間の空間に収まる。そして、第2連結部133が、第1電源セル31及び第2電源セル32のプラス電極311,321の側で突出した状態となる。
本実施形態では、バスバー1において、図3に示されているように本体部131の幅方向D11について第1接続部11及び第2接続部12が略中央に位置している。また、この中央からの第1連結部132のピーク高さと、第2連結部133のピーク高さと、が略同等に形成されている。このため、第1電源セル31と第2電源セル32とにおける電極形状や電極配置と相俟って、上記のようにバスバー1を裏返して更に180°回転した状態で設置することが可能となっている。このように、本実施形態では、2つの設置形態において、置き方を変えるだけでバスバー1を共通に使用することができる。
以上に説明した本実施形態のバスバー1では、第1接続部11と本体部131の一端部131aとがU字状の第1連結部132を介して繋がれ、第2接続部12と本体部131の他端部131bとがU字状の第2連結部133を介して繋がれている。仮に、製造公差等に起因してバスバー1と、接続対象である第1電源セル31の電極や第2電源セル32の電極との間に位置ずれが生じたと仮定する。本実施形態のバスバー1では、このような位置ずれによって接続箇所に生じる応力負荷が、U字状の第1連結部132や第2連結部133が撓むことで吸収される。つまり、本実施形態のバスバー1によれば、接続対象との接続箇所に対する応力負荷の集中を抑制することができる。
また、本実施形態のバスバー1では、第1接続部11及び第2接続部12それぞれに至る第1連結部132及び第2連結部133によって上記の応力負荷が二重に吸収される。即ち、本実施形態のバスバー1によれば、接続対象との接続箇所に対する応力負荷の集中を一層抑制することができる。
また、本実施形態のバスバー1では、上述したように第1接続部11及び第2接続部12それぞれが、本体部131の幅方向D11の中途位置に配置されている。このような位置に第1接続部11及び第2接続部12を配置することで、次のような効果を得ることができる。
図5は、図1〜図4に示されている実施形態のバスバーと比較するための比較例を示す図であり、図6は、図5に示されている比較例のバスバーを、図中の矢印V51方向から見た側面図である。また、図7は、図5及び図6に示されている比較例のバスバーが、隣り合って配列された2つの電源セルを直列接続するように設置された様子を示す図である。
この比較例のバスバー5も、図1〜図4に示されている実施形態のバスバー1と同様に、第1電源セル31及び第2電源セル32を直列接続するための部材である。
比較例のバスバー5は、矩形平板状の第1接続部51及び第2接続部52が帯板部53の両端に設けられたものである。その一方で、上述した実施形態とは異なり、第1接続部51は、帯板部53の一端部531における電源セル側の縁531aを折り目として単純に折り曲げられたものである。同様に、第2接続部52も、帯板部53の他端部532における電源セル側の縁532aを折り目として単純に折り曲げられたものとなっている。
このような形状のために、比較例のバスバー5では、帯板部53の幅方向D51について、第1接続部51及び第2接続部52の位置は、帯板部53の一端部531における電源セル側の縁531aや他端部532における電源セル側の縁532aと一致する。
従って、図6に示されているように、第1接続部51及び第2接続部52における電源セル側の面51a,52aから、帯板部53における電源セル側とは反対側の縁53aまでの高さ寸法H51は、帯板部53の幅と略同寸法となる。そして、この高さ寸法H51が、図7に示されているように第1電源セル31及び第2電源セル32に取り付けられたときの、比較例のバスバー5の取付け高さとなる。
この比較例のバスバー5に対し、上述した実施形態のバスバー1では、図3に示されているように、帯板部13の本体部131の幅方向D11について、第1接続部11及び第2接続部12それぞれが、本体部131の幅方向D11の中途位置に配置されている。従って、第1接続部11及び第2接続部12における電源セル側の面11a,12aから、帯板部13における電源セル側とは反対側の縁までの高さ寸法H11は、本体部131の幅よりも小さくなる。つまり、実施形態のバスバー1では、比較例のバスバー5に比べて、第1電源セル31及び第2電源セル32に取り付けられたときの取付け高さを低く抑えることができるので、バスバー1を含む電源モジュール自体を小型化することができる。
また、本実施形態のバスバー1では、第1接続部11が、本体部131の一端部131aにおける幅方向D11の一方側の縁131a−1に繋がっており、第2接続部12が、本体部131の他端部131bにおける幅方向D11の他方側の縁131b−1に繋がっている。このバスバー1は、図2に示されているように、折り曲げ前の展開体2の形状がZ字型の形状となる。そして、このようなZ字型の展開体2は、図2に示されているように、一枚の金属板に複数個を、Z字の各直線部分が互いに近接して且つ平行に並ぶように配列して描くことができる。これにより、例えば、一枚の金属板からC字型の展開体を切り出す場合等と比較して、無駄となる部分の発生を抑えて切り出すことができる。つまり、本実施形態のバスバー1によれば、良好な歩留りの下で一枚の金属板から複数個を製造することができる。
また、本実施形態のバスバー1では、帯板部13が、その幅方向D11について、上述したように斜めに延在している。その結果、本体部131の一端部131aにおいて第1連結部132が延出する一方側の縁131a−1は、他端部131bの同じ側の縁131a−2よりも第1連結部132の湾曲半径に応じたズレ量d11で上記の第2延出方向D112にずれている。逆に、他端部131bにおいて第2連結部133が延出する他方側の縁131b−1も、一端部131aの同じ側の縁131b−2よりも第2連結部133の湾曲半径に応じたズレ量d11で上記の第1延出方向D111にずれている。これにより、一端部131aの一方側の縁131a−1と他端部131bの同じ側の縁131a−2との間に第1連結部132の湾曲のためのストローク分の空間が確保される。逆に、他端部131bの他方側の縁131b−1と一端部131aの同じ側の縁131b−2との間にも第2連結部133の湾曲のためのストローク分の空間が確保される。そして、これによれば、例えば帯板部13が幅方向D11について斜行せずに直進して形成されている場合と比較して、第1連結部132における延出のピークと第2連結部133における延出のピークとの間の間隔を短く抑えることができる。つまり、本実施形態のバスバー1によれば、第1連結部132及び第2連結部133それぞれの湾曲のためのストローク分の空間を確保しつつも、本体部131の幅方向D11についてのバスバー1の高さ寸法H12(図3参照。)を抑えて小型化することができる。
また、本実施形態では、帯板部13が、その厚み方向D12についても、上述したように斜めに延在している。その結果、本体部131の一端部131aは、他端部131bよりも第1連結部132の湾曲幅に応じたズレ量w11で第2突出方向D122にずれた位置にある。第1連結部132及び第1接続部11は、このずれた位置から、ここでのずれの向きとは逆向きの第1突出方向D121に突出している。これにより、一端部131aの側において、他端部131bとの間に第1連結部132の湾曲のためのストローク分の空間が確保される。逆に、本体部131の他端部131bは、一端部131aよりも上記のズレ量w11で第1突出方向D121にずれた位置にあり、このずれた位置から、ここでのずれの向きとは逆向きの第2突出方向D122に第2接続部12が突出している。これにより、他端部131bの側において、一端部131aとの間に第2連結部133の湾曲のためのストローク分の空間が確保される。そして、このような構造によれば、例えば帯板部13が厚み方向D12について斜行せずに直進して形成されている場合と比較して、第1接続部11の先端11bと第2接続部12の先端12bとの間の間隔を短く抑えることができる。つまり、本実施形態のバスバー1によれば、第1連結部132及び第2連結部133それぞれの湾曲のためのストローク分の空間を確保しつつも、帯板部13の厚み方向D12についてのバスバー1の幅寸法W11(図3参照。)を抑えて小型化することができる。
次に、以上に説明した実施形態に対する別例について説明する。
図8は、別例のバスバーを示す図であり、図9は、図8に示されている別例のバスバーの展開体を示す図である。尚、これらの図8及び図9では、図1及び図2に示されている構成要素と同等な構成要素については図1及び図2と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
別例のバスバー6では、帯板部63における本体部631の一端部631aにおいて、他端部131bで第2連結部133が延出している他方側の縁131b−1と同じ側の縁631a−2から第1連結部632が延出している。また、第1連結部632と第2連結部133とが互いに同じ側の縁631a−2,131b−1から延出していることから、この別例のバスバー6では、本体部631が、その幅方向D61に斜行しておらず、直進して延在している。他方で、第1連結部632及び第1接続部11と、第2連結部133及び第2接続部12と、は互いに逆向きに設けられている。このため、第1連結部632及び第2連結部133それぞれの湾曲のためのストロークを確保するために、本体部631は、その厚み方向D62に斜行して設けられている。
ここで、第1連結部632と第2連結部133とが互いに同じ側の縁631a−2,131b−1から延出していることから、別例のバスバー6の展開体7は、図9に示されているようにC字型の形状となる。
以上に説明した別例のバスバー6によっても、上述した実施形態のバスバー1と同様に、接続対象としての電源セルの電極との接続箇所に対する応力負荷の集中を抑制することができることは言うまでもない。一方で、この別例のバスバー6に比べて、上述した実施形態のバスバー1によれば、図2を参照して説明したように展開体2がZ字型の形状となるので良好な歩留りの下で一枚の金属板から複数個を製造することができる点は、上述した通りである。
尚、以上に説明した実施形態や別例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、これらの実施形態や別例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のバスバーの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態や別例では、本発明にいうバスバーの一例として、複数の電源セルを直列接続するためのバスバー1,6が例示されている。しかしながら、本発明にいうバスバーはこれに限るものではなく、その具体的な適用態様を問うものではない。
また、上述した実施形態や別例では、本発明にいうバスバーの一例として、第1連結部132,632及び第1接続部11と、第2連結部133及び第2接続部12と、が帯板部13,63から互いに逆向きに突出したバスバー1,6が例示されている。しかしながら、本発明にいうバスバーは、これらに限るものではなく、例えば、第1連結部及び第1接続部と、第2連結部及び第2接続部と、が帯板部から互いに同じ向きに突出したもの等であってもよい。
また、上述した実施形態や別例では、本発明にいうバスバーの一例として、第1接続部11が第1連結部132,632で帯板部13,63に繋がれ、第2接続部12が第2連結部133で帯板部13,63に繋がれたバスバー1,6が例示されている。しかしながら、本発明にいうバスバーは、これらに限るものではなく、例えば、第1接続部と第2接続部とのうち一方のみがU字状の連結部で帯板部に繋がれたもの等であってもよい。
また、上述した実施形態や別例では、本発明にいう第1接続部及び第2接続部の各一例として、第1延在面11aに沿った第1接続部11、及び、第1延在面11aと同一の面となった第2延在面12aに沿った第2接続部12、が例示されている。しかしながら、本発明にいう第1接続部及び第2接続部はこれらに限るものではない。本発明にいう第1接続部及び第2接続部は、第1延在面に沿った第1接続部、及び、第1延在面と平行な第2延在面に沿った第2接続部であってもよい。この場合は、第1接続部が接続される電極等の接続対象と、第2接続部が接続される電極等の接続対象と、が互いに異なる高さで形成されている場合等が当たる。
1,6 バスバー
2,7 展開体
11 第1接続部
11a 第1延在面
12 第2接続部
12a 第2延在面
13,63 帯板部
131,631 本体部
131a,631a 一端部
131a−1 一方側の縁
131a−2,631a−2,132b−2 同じ側の縁
131b 他端部
131b−1 他方側の縁
132,632 第1連結部
133 第2連結部
D11,D62 幅方向
D12,D62 厚み方向
D111 第1延出方向
D112 第2延出方向
D121 第1突出方向
D122 第2突出方向
H11,H12 高さ寸法
W11 幅寸法
d11,w11 ズレ量

Claims (6)

  1. 金属製のバスバーであって、
    第1延在面に沿って平板状に形成された第1接続部と、
    前記第1延在面と同一、又は当該第1延在面と平行な第2延在面に沿って平板状に形成され、前記第1延在面又は前記第2延在面に対する平面視で、前記第1接続部と離れた位置に配置される第2接続部と、
    帯板状に形成されて前記第1接続部及び前記第2接続部を互いに繋ぐ帯板部と、を備え、
    前記帯板部が、前記第1延在面及び前記第2延在面の面外方向に幅方向が沿うように帯状に延在する本体部、及び、当該本体部から前記幅方向に延出して中途で湾曲して折り返されて逆向きに延出するU字状に形成されて、前記第1接続部及び前記第2接続部のうち少なくとも一方の接続部を前記本体部に繋げる連結部、を備えていることを特徴とするバスバー。
  2. 前記連結部は、前記第1接続部を前記本体部の一端部に繋げるものと、前記第2接続部を前記本体部の他端部に繋げるものと、の2つが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバスバー。
  3. 前記第1接続部及び前記第2接続部それぞれが、前記本体部の前記幅方向の中途位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のバスバー。
  4. 前記第1接続部が、前記本体部の一端部における前記幅方向の一方側の縁に繋がっており、
    前記第2接続部が、前記本体部の他端部における前記幅方向の他方側の縁に繋がっていることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載のバスバー。
  5. 前記連結部は、前記一方側の縁から第1延出方向に延出して前記第1接続部を前記一方側の縁に繋げるものと、前記他方側の縁から前記第1延出方向とは逆向きの第2延出方向に延出して前記第2接続部を前記他方側の縁に繋げるものと、の2つが設けられ、
    前記本体部の前記幅方向について、前記一端部における前記一方側の縁が少なくとも前記連結部の湾曲半径に応じたズレ量で前記他端部における同じ側の縁から前記第2延出方向にずれて位置するように、逆に、前記他端部における前記他方側の縁が少なくとも前記ズレ量で前記一端部における同じ側の縁から前記第1突出方向にずれて位置するように、前記本体部が斜めに延在していることを特徴とする請求項4に記載のバスバー。
  6. 前記連結部は、前記本体部の一端部に設けられて、前記本体部の表裏面のうちの第1面の側で前記第1接続部に、当該第1接続部が前記第1面から離れる第1突出方向に突出して延在するように繋がるものと、前記本体部の他端部に設けられて、前記本体部の表裏面のうちの第2面の側で前記第2接続部に、当該第2接続部が前記第2面から離れる第2突出方向に突出して延在するように繋がるものと、の2つが設けられ、
    前記本体部の厚み方向について、前記一端部が少なくとも前記連結部の湾曲幅に応じたズレ量で前記他端部から前記第2突出方向にずれて位置するように、逆に、前記他端部が少なくとも前記ズレ量で前記一端部から前記第1突出方向にずれて位置するように、前記本体部が斜めに延在していることを特徴とする請求項1〜5のうち何れか一項に記載のバスバー。
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