JP2018205997A - 警報器 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、
監視エリアの異常を検出して検出信号を出力する異常センサ部と、
警報を含む所定の事象を報知する報知部と、
異常センサ部の検出信号に基づいて異常を検出した場合に、報知部の警報音と警報表示により異常警報を出力させる異常監視部と、
を備えた警報器に於いて、
警報器の周囲環境の異常を検出する環境異常検出センサ部と、
環境異常検出センサ部により検出した周囲環境が動作範囲外の場合に動作妨害要因として保持し、異常監視部による異常警報に連携して動作妨害要因を出力させる動作妨害要因監視部と、
を設けたことを特徴とする。
環境異常検出センサ部は、警報器の周囲温度を検出する温度センサを備え、動作妨害要員監視部は、温度センサにより検出された温度が所定の動作温度範囲の上限温度以上となった場合に動作妨害要因として保持し、異常警報に連携して音声メッセージにより出力させる。
環境異常検出センサ部は、警報器の受ける電気的ノイズを検出するノイズセンサを備え、
動作妨害要員監視部は、ノイズセンサにより検出されたノイズレベルが所定の閾値レベル以上となった場合に動作妨害要因として保持し、異常警報に連携して音声メッセージにより出力させる。
環境異常検出センサ部は、警報器の周囲に存在する物体との距離を検出する距離センサを備え、
動作妨害要因監視部は、距離センサにより検出された距離が所定の閾値距離以下となった場合に動作妨害要因を示す警報を出力させる。
環境異常検出センサ部は、警報器の受ける風速を検出する風速センサを備え、
動作妨害要因監視部は、風速センサにより検出された風速が所定の閾値風速以上となった場合に動作妨害要因を示す警報を出力させる。
動作妨害要因監視部は、所定周期毎に及び所定の操作を検出した場合に、環境異常検出センサ部を作動してその検出結果に基づき動作妨害要因が発生しているか否か判断する。
本発明は、監視エリアの異常を検出して検出信号を出力する異常センサ部と、警報を含む所定の事象を報知する報知部と、異常センサ部の検出信号に基づいて異常を検出した場合に、報知部の警報音と警報表示により異常警報を出力させる異常監視部とを備えた警報器に於いて、警報器の周囲環境の異常を検出する環境異常検出センサ部と、環境異常検出センサ部により検出した周囲環境が動作範囲外の場合に動作妨害要因として保持し、異常監視部による異常警報に連携して動作妨害要因を出力させる動作妨害要因監視部とを設けるようにしたため、警報器を適正な位置に設置して使用している状態で、火災以外の原因により火災警報が出力される非火災報が出された場合には、居住者が火災でないことを確認して警報停止操作を行うと、例えば音声メッセージにより、そのとき保持している動作妨害要因が出力され、これにより居住者は非火災報となる動作妨害要因を知ることで、一過性の動作妨害要因であれば、それに納得して警報器そのものが原因でないことが分かることで信頼性を保つことができ、解消可能な動作妨害要因であれば、必要な対処を行って非火災報の再発を抑制することが可能となる。
また、環境異常検出センサ部は、警報器の周囲温度を検出する温度センサを備え、動作妨害要員監視部は、温度センサにより検出された温度が所定の動作温度範囲の上限温度以上となった場合に動作妨害要因として保持し、異常警報に連携して音声メッセージにより出力させるようにしたため、非火災報となる動作妨害要因が例えば室内の異常高温であることを知り、その後の気温の状況から非火災報の可能性を推測できるので不必要に不安になることがなく、また、高温注意報が出されたような場合には室内温度が上がりすぎないようにするといった対処が可能となる。
また、環境異常検出センサ部は、警報器の受ける電気的ノイズを検出するノイズセンサを備え、動作妨害要員監視部は、ノイズセンサにより検出されたノイズレベルが所定の閾値レベル以上となった場合に動作妨害要因として保持し、異常警報に連携して音声メッセージにより出力させるようにしたため、非火災報となる動作妨害要因が電気的ノイズによることを知り、警報器の近くに新たにノイズ源となる電気機器を配置した場合には、電気機器を警報器から遠ざけるといった対応をとることが可能となり、また、非火災報が出たときに雷雨があったような場合には、落雷ノイズが動作妨害原因であることが推定でき、非火災報の原因が五感で認識できない電気的ノイズによるものであっても、不安にかられることなく、必要な対処や心構えが可能となる。
また、環境異常検出センサ部は、警報器の周囲に存在する物体との距離を検出する距離センサを備え、動作妨害要因監視部は、距離センサにより検出された距離が所定の閾値距離以下となった場合に動作妨害要因を示す警報を出力させるようにしたため、家具や家電機器を設置したときに、動作妨害要因を示す警報が出力された場合、警報器に近づけすぎていることを知り、警報の出ない適正位置に配置することで動作妨害要因を取り除くことを可能とする。
また、環境異常検出センサ部は、警報器の受ける風速を検出する風速センサを備え、動作妨害要因監視部は、風速センサにより検出された風速が所定の閾値風速異常となった場合に動作妨害要因を示す警報を出力させるようにしたため、壁面に扇風機を設置したり、エアコンの運転した場合の風を受けて動作妨害要因を示す警報が出力されることで、居住者は設置環境が不適切になったことを知り、扇風機の設置場所を変えたり、エアコンの風向きを調整するといった対応により、動作妨害要因を取り除くことを可能とする。
また、動作妨害要因監視部は、所定周期毎に及び所定の操作を検出した場合に、環境異常検出センサ部を作動してその検出結果に基づき動作妨害要因が発生しているか否か判断するようにしたため、例えば1時間に1回といった周期で環境異常検出センサ部を作動して設置環境の変化を監視でき、居住者による操作を必要とすることなく、設置環境の変化を監視して動作妨害要因を示す警報を可能とする。また、新たに家具や家電機器を設置した場合には、警報器に設けた警報停止スイッチ等を長押し操作することで、環境異常検出センサ部を作動して動作妨害要因となっているか否かを確認可能とする。
図1は住警器の外観を示した説明図であり、図1(A)に正面図を、図1(B)に側面図を示している。
(住警器の機能構成)
図2は図1に示した住警器の第1実施形態を機能構成により示したブロック図である。図2に示すように、住警器10はワンチップCPUとして知られたプロセッサ24を備え、プロセッサ24に対しては異常センサ部として機能する検煙部16、操作部として機能する警報停止スイッチ20、表示部として機能する駆動回路を含むLED22、音響報知部として機能する駆動回路を含むスピーカ26、及び環境異常検出センサ部28を設けており、図示しない電池により各部に電源を供給して動作させる。
火災監視部56は、検煙部16からの煙検出信号から火災を検出した場合に、スピーカ26から火災を示す警報音を出力させると共に、LED22を駆動させて警報表示させる制御を行う。
動作妨害要因監視部58は、環境異常検出センサ部28の温度センサ30又はノイズセンサ32により検出した非火災現象が所定の閾値を越えた場合に動作妨害要因として保持し、火災監視部56による火災警報に連携してそのとき保持している動作妨害要因を音声メッセージによりスピーカ26から出力させる制御を行う。
図3は図2の住警器における制御動作を示したフローチャートであり、図2のCPU34に設けた火災監視部56及び動作妨害要因監視部58による制御動作となる。
(住警器の機能構成)
図4は図1に示した住警器の第2実施形態を機能構成により示したブロック図である。図4に示すように、本実施形態にあっては、図2の第1実施形態と同様、住警器10はワンチップCPUとして知られたプロセッサ24を備え、プロセッサ24に対しては検煙部16、警報停止スイッチ20、LED22、スピーカ26、及び環境異常検出センサ部28を設けており、図示しない電池により各部に電源を供給して動作させるが、更に環境異常検出センサ部28に住警器10の設置環境を検出する機能として、本実施形態にあっては、距離センサ62と風速センサ64を設けている。
距離センサ62としては、例えば超音波センサを使用しており、住警器10の周囲に存在する物体との距離を検出する。距離センサ62として使用する超音波センサは、送波器により超音波を対象物に向けて発信し、その反射波を受波器により受信し、送信から受信までの超音波伝播時間に基づいて対象物までの距離を検出する。
環境異常検出センサ部28に設けた風速センサ64は、住警器10の受ける風速を検出して風速検出信号を出力する。本実施形態の風速センサ64は、例えば半導体ゲルマニウム単結晶を金属球や金属管に封入した数ミリ程度の高さをもつ風速プローブを使用する。
図5は図4の住警器における制御動作を示したフローチャート、図6は図5のステップS22における設置環境監視処理の詳細を示したフローチャートである。
図7は無線連動型となる住警器の第3実施形態による機能構成を示したブロック図である。
上記の実施形態は火災を検出して警報する住警器を例にとるものであったが、ガス漏れ警報器、CO警報器、防犯用警報器等、各種の警報器についても適用できる。
12:カバー
14:本体
15:取付フック
16:検煙部
18:音響孔
20:警報停止スイッチ
22:LED
24:プロセッサ
26:スピーカ
28:環境異常検出センサ部
30:温度センサ
32:ノイズセンサ
34:CPU
36:バス
38:制御ロジック
40:ROM
42:RAM
44,52,54,66,68:AD変換ポート
46:入力ポート
48,50:出力ポート
58:動作妨害要因監視部
62:距離センサ
64:風速センサ
72:通信部
Claims (7)
- 監視エリアの異常を検出して検出信号を出力する異常センサ部と、
警報を含む所定の事象を報知する報知部と、
前記異常センサ部の検出信号に基づいて異常を検出した場合に、前記報知部の警報音と警報表示により異常警報を出力させる異常監視部と、
を備えた警報器に於いて、
警報器の周囲環境の異常を検出する環境異常検出センサ部と、
前記環境異常検出センサ部により検出した周囲環境が動作範囲外の場合に動作妨害要因として保持し、前記異常監視部による異常警報に連携して前記動作妨害要因を出力させる動作妨害要因監視部と、
を設けたことを特徴とする警報器。
- 請求項1記載の警報器に於いて、
前記環境異常検出センサ部は、警報器の周囲温度を検出する温度センサを備え、
前記動作妨害要因監視部は、前記温度センサにより検出された温度が所定の動作温度範囲の上限温度以上となった場合に前記動作妨害要因として保持し、前記異常警報に連携して音声メッセージにより出力させることを特徴とする警報器。
- 請求項1記載の警報器に於いて、
前記環境異常検出センサ部は、警報器の受ける電気的ノイズを検出するノイズセンサを備え、
前記動作妨害要因監視部は、前記ノイズセンサにより検出されたノイズレベルが所定の閾値レベル以上となった場合に前記動作妨害要因として保持し、前記異常警報に連携して音声メッセージにより出力させることを特徴とする警報器。
- 請求項1記載の警報器に於いて、
前記環境異常検出センサ部は、警報器の周囲に存在する物体との距離を検出する距離センサを備え、
前記動作妨害要因監視部は、前記距離センサにより検出された距離が所定の閾値距離以下となった場合に前記動作妨害要因を示す警報を出力させることを特徴とする警報器。
- 請求項4記載の警報器に於いて、
前記距離センサは、少なくとも警報器の下側に存在する物体との距離を検出し、
前記動作妨害要因監視部は、前記距離センサにより検出された下側に存在する物体との距離が所定の閾値距離以下となった場合に前記動作妨害要因を示す警報を出力させることを特徴とする警報器。
- 請求項1記載の警報器に於いて、
前記環境異常検出センサ部は、警報器の受ける風速を検出する風速センサを備え、
前記動作妨害要因監視部は、前記風速センサにより検出された風速が所定の閾値風速以上となった場合に前記動作妨害要因を示す警報を出力させることを特徴とする警報器。
- 請求項1記載の警報器に於いて、前記動作妨害要因監視部は、所定周期毎に及び所定の操作を検出した場合に、前記環境異常検出センサを作動してその検出結果に基づき前記動作妨害要因が発生したか否か判断することを特徴とする警報器。
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