JP2018205669A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、前記第2規制部は、発熱領域を持つ発熱部材に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に記載の発明は、前記発熱部材の前記発熱領域は平たんに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置である。
請求項4に記載の発明は、前記加圧部材および前記接触部材を含む断面において、前記第1規制部の突出端と前記第2規制部の突出端とが互いに異なる位置であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1規制部の突出端は、前記第2規制部の突出端よりも前記加圧部材側に位置することを特徴とする請求項4に記載の定着装置である。
請求項6に記載の発明は、回転可能に保持されて一方向に加圧する加圧部材と、前記加圧部材に対峙して回転可能に保持され当該加圧部材との間で用紙が通過するニップ部を形成し、記録材に接触する接触部材と、前記接触部材の回転方向において、前記ニップ部よりも上流側又は下流側の少なくとも一方で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する第1規制部と、前記ニップ部で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する第2規制部と、を備える定着装置である。
請求項7に記載の発明は、回転可能に保持されて一方向に加圧する加圧部材と、前記加圧部材に対峙して回転可能に保持され当該加圧部材との間で用紙が通過するニップ部を形成し、記録材に接触する接触部材と、前記接触部材を支持する支持部材と、前記支持部材に設けられ、前記接触部材の回転方向において、前記ニップ部よりも上流側又は下流側の少なくとも一方で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する規制部と、前記規制部を除く前記支持部材の表面よりも前記加圧部材側に突出し、前記ニップ部に熱を供給する熱供給部と、を備える定着装置である。
請求項8に記載の発明は、前記支持部材と前記熱供給部との間に設けられ、当該熱供給部を当該支持部材よりも前記加圧部材側に突出させる部材をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の定着装置である。
請求項9に記載の発明は、記録材への画像形成を行う画像形成手段と、当該画像形成手段により当該記録材に形成された画像を当該記録材に定着する定着装置と、を備え、当該定着装置が請求項1ないし8のいずれか1項に記載のものである画像形成装置である。
請求項2によれば、第2規制部を発熱部材以外の部材に設ける場合に比べ、定着による記録材の変形をより確実に抑制することが可能になる。
請求項3によれば、発熱領域が平たんに形成されていない場合に比べ、ニップ部でより確実に加熱することが可能になる。
請求項4によれば、第1規制部の突出端と第2規制部の突出端とが互いに異なる位置でない場合に比べ、定着による記録材の変形を抑制することが可能になる。
請求項5によれば、第1規制部の突出端が第2規制部の突出端よりも加圧部材側に位置しない場合に比べ、定着による記録材の変形を抑制することが可能になる。
請求項6によれば、第1規制部を備えた構成において、第2規制部を備えない場合に比べ、定着による記録材の変形を抑制することが可能になる。
請求項7によれば、規制部を備えた構成において、熱供給部を備えない場合に比べ、定着による記録材の変形を抑制することが可能になる。
請求項8によれば、部材を設けない場合に比べ、コストの上昇を抑制することが可能になる。
請求項9によれば、第1規制部または規制部を備えた構成において、第2規制部または熱供給部を備えない場合に比べ、定着による記録材の変形を抑制することが可能になる。
図1は、画像形成装置1の全体構成図である。
画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンタである。画像形成装置1は、画像形成手段の一例としての画像形成部10を備える。画像形成部10は、各色の画像データに基づき、記録材の一例である用紙Pへの画像形成を行う。
各画像形成ユニット11は、現像器15(後述)に収納されるトナーを除いて、同様に構成されている。各画像形成ユニット11は、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像(画像)を形成する。
感光体ドラム12は、帯電器200による帯電が行われる。さらに、感光体ドラム12は、LPH300により露光され、感光体ドラム12には、静電潜像が形成される。
さらに、各画像形成ユニット11には、感光体ドラム12に形成された静電潜像を現像する現像器15と、感光体ドラム12の表面を清掃するクリーナ(不図示)と、が設けられている。
また、画像形成部10には、中間転写ベルト20上に転写されたトナー像を用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写ロール22と、用紙Pに転写されたトナー像をこの用紙Pに定着させる定着装置40と、が設けられている。
定着ベルトモジュール41は、用紙搬送経路R1の図中左側に配置されている。加圧ロール46は、用紙搬送経路R1の図中右側に配置されている。さらに、定着ベルトモジュール41に対して、加圧ロール46が押し当てられている。
接触部材の一例としての定着ベルト411は、例えば、最外層に位置し用紙Pに接触する離型層と、離型層の一つ内側に位置する弾性層と、この弾性層を支持する基層とにより構成される。
さらに、定着ベルト411は、無端状に形成され、図中反時計周り方向に循環移動する。また、定着ベルト411の内周面411Aには、潤滑のためのオイルが塗布されており、後述する加熱源等と定着ベルト411との摺動抵抗が減じられている。
さらに、定着ベルトモジュール41には、定着ベルト411の内側に、定着ベルト411を加熱する加熱源(後述)が設けられている。
また、加圧ロール46は、モータ(不図示)により、図中時計回り方向に回転する。加圧ロール46が、時計回り方向に回転すると、定着ベルト411が、加圧ロール46から駆動力を受けて反時計回り方向に回転する。
そして、例えば、黒(K)色の画像形成ユニット11Kでは、感光体ドラム12が矢印A方向に回転しながら、帯電器200により帯電され、画像処理部35から送信された画像データに基づいて発光するLPH300により露光される。
同様に、画像形成ユニット11Y,11M,11Cでは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色トナー像が形成される。
中間転写ベルト20上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト20の移動に伴って二次転写ロール22が位置する箇所(二次転写部T)に搬送される。そして、このトナー像が二次転写部Tに搬送されるタイミングに合わせて、用紙収容部1Bから二次転写部Tへ用紙Pが供給される。
その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、中間転写ベルト20から剥離され、定着装置40まで搬送される。
これにより、用紙Pの加圧および加熱が行われて、用紙P上のトナー像が、この用紙Pに定着される。そして、定着が終了した後の用紙Pは、排出ロール500によって、用紙積載部1Eへ搬送される。
図2は、定着装置40の構成を説明する図であり、(a)は、定着装置40の概略図であり、(b)は、(a)に破線で示す矩形領域の部分拡大図である。
図2(a)に示す定着装置40は、上述したように、定着ベルトモジュール41および加圧ロール46を備えている。そして、定着ベルトモジュール41には、用紙Pへのトナー像の定着に用いられる定着ベルト411が設けられ、この定着ベルト411が、用紙Pのうちのトナー像が形成された面に押し当てられる。
具体的には、加圧ロール46は、定着ベルト411の外周面411Bに接触配置され、用紙Pが加圧されながら通過する領域であるニップ部ないし加圧領域N(以下、ニップ部Nという)を、定着ベルト411との間に形成する。
本実施形態では、このニップ部Nを用紙Pが通過する過程で、用紙Pに対して加熱源(後述)と加圧ロール46とによる加圧が行われると共に加熱源(後述)による加熱が行われ、用紙Pへのトナー像の定着が行われる。
かかる支持部材412は、加圧ロール46に対向する位置に凹部を持ち、かかる凹部にて定着ベルト411を加熱する既出の加熱源413を支持する。熱供給部の一例としての加熱源413は、板状に形成された面状ヒータを含んで構成され、定着ベルト411の移動方向および幅方向に沿うように設けられている。
加圧ロール46に対峙して用紙Pを加圧する部材が加熱源413であり、加熱効果を兼ねる構成を採用する。また、加熱源413の面状ヒータは、平面の発熱領域を持つものであり、これにより、ニップ部Nでより確実に加熱することが可能になる。また、所定幅の平面の発熱領域を持つヒータを採用することで、所定幅よりも狭い場合に比べて軸方向(図2における紙面垂直方向)でたわみ易くなり、また、製造が容易になり、コストダウンを図ることが可能である。
また、本実施の形態では、加熱源413を支持部材412と別の部材で構成しているが、両者を一体とする構成例も考えられる。
より詳細には、支持部材412の上流側突起414および下流側突起415は、ニップ部Nの外側に位置し、ニップ部Nからはみ出ている。言い換えると、上流側突起414は、ニップ部Nよりも用紙搬送方向上流側に形成され、また、下流側突起415は、ニップ部Nよりも用紙搬送方向下流側に形成されている。なお、本実施の形態における上流側突起414および下流側突起415は、その形状が互いに異なるが、同じ形状にすることも考えられる。
すなわち、上流側突起414により、用紙Pを加熱源413に長く沿わせられるようになることから、より早いタイミングで加熱することが可能になり、加熱時間を長く確保することが可能になる(定着性の向上)。また、下流側突起415により、定着ベルト411から用紙Pをより確実に剥離させることが可能になる(剥離性の向上)。
そこで、本実施の形態に係る画像形成装置1ないし定着装置40では、定着後の用紙Pの変形を抑制するための構成を備えている。
以下、定着後における用紙Pの変形を抑制するための構成について、具体的に説明する。
図2(b)に示すように、加熱源413は、ニップ部Nで定着ベルトモジュール41の定着ベルト411側から加圧ロール46側に向けて突出する。すなわち、加熱源413を加圧ロール46側に凸となる形状にしている。このような凸形状により、上流側突起414により曲げられた用紙Pは、ニップ部Nで逆方向(逆側)に曲げられることで矯正され、また、下流側突起415により曲げられることになる用紙Pをニップ部Nで事前に逆方向に曲げることで、矯正される。
さらに説明すると、加熱源413の凸の量を、ニップ部Nを通過している用紙Pの曲率の総和が最小値(例えば0)になるようにする。これにより、用紙Pの曲げ量がニップ通過内で0になり、カールと搬送経路差が最少(例えば0)になる。
なお、ここにいう加熱源413における面状ヒータの基材413a(図3(b)参照)を、セラミックやステンレス(SUS)で製造することが考えられるが、本実施の形態では、後者を用いている。これにより、所望の凸形状に形成された加熱源413についての耐久性を確保することが可能になる。
図3は、第1の実施の形態に係る定着装置40を説明する図であり、同図(a)は、定着装置40の概略図であり、(b)は、加熱源413の凸形状を示す断面図である。また、図3(c)は、用紙Pの曲率を説明するグラフであり、横軸が用紙搬送方向の位置Xであり、縦軸が用紙Pの曲率(曲げ量)である。
なお、図3(a)および(c)に示す破線は、用紙Pの曲がり具合を強調して表したものである。また、同図(c)では、上流側突起414による用紙Pの曲率をA領域として示し、下流側突起415による用紙Pの曲率をB領域として示す。また、加熱源413の凸形状による用紙Pの曲率をC領域として示す。
また、図3(a)および(b)に示すように、第1の実施の形態に係る定着装置40では、加熱源413の基材413aを凸形状すなわち円弧状に形成している。より具体的には、円弧状の基材413aは、断面形状における略中央位置に頂部413aaを備えている。そのため、基材413aの頂部413aaにより、同図(c)に示すように、A領域およびB領域とは反対の方向のC領域の曲率が用紙Pに生じる。
加熱源413の凸形状は、C領域の曲率がA領域の曲率にB領域の曲率を足したものと等しくなるように、形成されている(A+B=C)。このため、上流側突起414および下流側突起415による用紙Pの曲げ量は、ニップ部Nを通過することで最少になり、カールと搬送経路差も最少になる。但し、少なくともA領域およびB領域とは反対の方向にC領域の曲率が形成されていれば、カールが抑制される。
こうして、ニップ部N外の上流側突起414および下流側突起415による用紙Pの曲げを、ニップ部N内の加熱源413の凸形状(頂部413aa)により、矯正することが可能になる。
その理由を説明する。頂部413aaはニップ部N内である一方で、上流側突起414および下流側突起415はニップ部N外であることから、頂部413aaによるカール効果は、上流側突起414および下流側突起415によるカール効果よりも大きいことによる。
なお、上流側突起414と下流側突起415のいずれか一方のみを備える構成を採用する場合には、図3(c)に示すC領域の曲率がA領域の曲率またはB領域の曲率と等しくなるように形成される。
図4(a)および(b)に示すように、第2の実施の形態に係る定着装置40の加熱源413は、凸部分に略直線部分を含む断面形状となる基材413aを備えている。より具体的には、基材413aは、略直線部分とアール形状部分との境界付近に形成される角部413abおよび角部413acを備えている。角部413ab,413acは、断面形状における略中央位置とは異なる位置にある。
付言すると、第2の実施の形態の基材413aは、かかる断面形状の点で、円弧状である第1の実施の形態とは異なる。さらに説明すると、第2の実施の形態では、基材413aに2つの凸部(角部413ab,413ac)を形成する構成であり、2回に分けて逆カールを付けていく。また、第2の実施の形態の場合には、1つの凸部(頂部413aa)を基材413aに形成する第1の実施の形態の場合よりも、凸部の突出量を少なくすることができる。このため、追加する構成による逆方向の曲げが用紙Pに与える影響を低減することが可能である。
なお、第2の実施の形態の場合も、第1の実施の形態の場合と同じく、加圧ロール46および定着ベルト411を含む断面において、上流側突起414および下流側突起415の突出端は、角部413ab,413acの突出端よりも加圧ロール46寄りである。
図5(a)および(b)に示すように、第3の実施の形態に係る定着装置40では、支持部材412の一部を、加圧ロール46側に向けて突出させている。すなわち、支持部材412は、同図(b)に示すように、加圧ロール46側に凸となる形状部である凸部416,417を備えている。これら凸部416,417は、ニップ部Nに位置する。
なお、第3の実施の形態の場合も、第1ないし第2の実施の形態の場合と同じく、加圧ロール46および定着ベルト411を含む断面において、図5(b)の図示では凸部416,417が上流側突起414および下流側突起415よりも突出しているが、実際は、その逆で、上流側突起414および下流側突起415の突出端は、凸部416,417の突出端よりも加圧ロール46寄りである。
さらに説明すると、第3の実施の形態は、凸形状部を2つ設ける点で、2つの角部413ab,413acを設ける第2の実施の形態と同じであるが、凸部416,417の形状は、角部413ab,413acとは異なる。すなわち、第3の実施の形態における凸部416,417は、図5(b)に示すように、一方が他方に対向する対向面416a,417aを備える点で、そのような対向面を備えていない角部413ab,413ac(図4(b)参照)と相違する。このため、対向面416a,417aにより、用紙Pに対してより確実に曲げ作用を与えることができる。
また、第3の実施の形態の場合は、加熱源413として従来のものを用いることができ、また、樹脂製の支持部材412の構造変更で済むことから、コストアップを抑制することが可能である。
このため、上流側突起414および下流側突起415による用紙Pの曲げ量は、ニップ部Nを通過することで最少になり、カールと搬送経路差も最少になり、定着後の用紙Pの変形を抑制することが可能になる。但し、少なくともA領域およびB領域とは反対の方向にD領域およびE領域の曲率が形成されていれば、カールが抑制される。
図6に示すように、第4の実施の形態に係る定着装置40は、支持部材412と加熱源413との間に設けられるスペーサ418を備えている。かかるスペーサ418は、加熱源413を支持部材412の表面よりも加圧ロール46側に突出させるためのものである。この場合の突出量はSであり、加熱源413は、上流側突起414および下流側突起415よりも突出している。
スペーサ418により加圧ロール46側に突出した加熱源413の用紙搬送方向上流側の角および下流側の角により、A領域およびB領域とは反対の方向の曲率が用紙Pに生じ、定着後の用紙Pの変形を抑制することが可能になる。
Claims (9)
- 回転可能に保持されて一方向に加圧する加圧部材と、
前記加圧部材に対峙して回転可能に保持され当該加圧部材との間で用紙が通過するニップ部を形成し、記録材に接触する接触部材と、
前記接触部材の回転方向において、前記ニップ部よりも上流側および下流側で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する第1規制部と、
前記ニップ部で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する第2規制部と、
を備える定着装置。 - 前記第2規制部は、発熱領域を持つ発熱部材に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記発熱部材の前記発熱領域は平たんに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記加圧部材および前記接触部材を含む断面において、前記第1規制部の突出端と前記第2規制部の突出端とが互いに異なる位置であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記第1規制部の突出端は、前記第2規制部の突出端よりも前記加圧部材側に位置することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 回転可能に保持されて一方向に加圧する加圧部材と、
前記加圧部材に対峙して回転可能に保持され当該加圧部材との間で用紙が通過するニップ部を形成し、記録材に接触する接触部材と、
前記接触部材の回転方向において、前記ニップ部よりも上流側又は下流側の少なくとも一方で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する第1規制部と、
前記ニップ部で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する第2規制部と、
を備える定着装置。 - 回転可能に保持されて一方向に加圧する加圧部材と、
前記加圧部材に対峙して回転可能に保持され当該加圧部材との間で用紙が通過するニップ部を形成し、記録材に接触する接触部材と、
前記接触部材を支持する支持部材と、
前記支持部材に設けられ、前記接触部材の回転方向において、前記ニップ部よりも上流側又は下流側の少なくとも一方で前記接触部材側から前記加圧部材側に向けて突出し、当該接触部材の形状を規制する規制部と、
前記規制部を除く前記支持部材の表面よりも前記加圧部材側に突出し、前記ニップ部に熱を供給する熱供給部と、
を備える定着装置。 - 前記支持部材と前記熱供給部との間に設けられ、当該熱供給部を当該支持部材よりも前記加圧部材側に突出させる部材をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
- 記録材への画像形成を行う画像形成手段と、当該画像形成手段により当該記録材に形成された画像を当該記録材に定着する定着装置と、を備え、当該定着装置が請求項1ないし8のいずれか1項に記載のものである画像形成装置。
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