JP2018205402A - 定着装置 - Google Patents

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勇介 城田
Yusuke Shirota
勇介 城田
佐藤 智則
Tomonori Sato
智則 佐藤
康治 内山
Yasuharu Uchiyama
康治 内山
鈴木 雅博
Masahiro Suzuki
雅博 鈴木
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Abstract

【課題】第1の回転体よりも低い曲げ剛性の摺動体を撓ませて第1の回転体の内面に沿わせることで、第1の回転体の内面に対する摺動体の当接状態の不均一性を抑制できる定着装置を提供する。
【解決手段】トナー像を担持した記録材を加熱して定着する定着装置であって、筒状で、基層として金属層を備えた第1の回転体と、前記第1の回転体に対向し、前記第1の回転体と共に前記記録材を挟持搬送するニップ部を形成する第2の回転体と、前記第1の回転体の内面が摺動するように前記第1の回転体の内面側に設けられ、前記記録材の搬送方向に直交する長手方向における単位長さ当たりの曲げ剛性が前記金属層よりも低い摺動体と、前記摺動体を撓ませて前記第1の回転体の内面に沿わせる加圧部材と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、定着装置に関し、例えば電子写真方式を採用した複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に適用されるものである。
フィルム加熱方式の定着装置として、互いに圧接して回転する定着フィルムと加圧ローラとでニップ部を形成し、ヒータをニップ部における定着フィルムの内周面に当接させることにより、記録材上にトナー像を定着させる装置が知られている(特許文献1)。このようなフィルム加熱方式では、幅の狭い記録材を長時間連続して通紙させると、端部の非通紙領域が昇温してしまい、破損を防ぐためにはプリント速度を落とす(プリント生産性を落とす)ことで対応している。
これに対し、摺動板をニップ部における定着フィルムの内周面に当接させ、摺動板から離れた位置にハロゲンヒータを設け、ベルト部材及びニップ部形成部材を加熱して未定着トナーを定着させるハロゲンフィルム方式が提案されている(特許文献2)。このようなハロゲンフィルム方式では、摺動板に金属等の熱伝導率が高い部材を用いると、ニップ部における長手方向の温度ムラを緩和し、生産性の低下を軽減させることができる。
特開昭63−313182号公報 特開2009−104114号公報
しかしながら、摺動板を用いる場合(熱伝導率が高い部材に限らず、熱伝導率が低い部材を含む)、記録材の搬送方向において、第1の回転体としての定着ローラ内面と摺動体としての摺動板との当接状態が均一にならず、摺動板が局所的に削れてしまう。すなわち、定着ローラ内面に対する摺動板の当接状態が不均一な場合、当接面積が小さいことで、摺動板に局所的に大きな圧力が加わり、その領域が局所的に削れてしまう。
本発明の目的は、第1の回転体よりも低い曲げ剛性の摺動体を撓ませて第1の回転体の内面に沿わせることで、第1の回転体の内面に対する摺動体の当接状態の不均一性を抑制できる定着装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る定着装置は、トナー像を担持した記録材を加熱して定着する定着装置であって、筒状で、基層として金属層を備えた第1の回転体と、前記第1の回転体に対向し、前記第1の回転体と共に前記記録材を挟持搬送するニップ部を形成する第2の回転体と、前記第1の回転体の内面が摺動するように前記第1の回転体の内面側に設けられ、前記記録材の搬送方向に直交する長手方向における単位長さ当たりの曲げ剛性が前記金属層よりも低い摺動体と、前記摺動体を撓ませて前記第1の回転体の内面に沿わせる加圧部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1の回転体よりも低い曲げ剛性の摺動体を撓ませて第1の回転体の内面に沿わせることで、第1の回転体の内面に対する摺動体の当接状態の不均一性を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る定着装置の概略構成図 本発明の実施形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置の概略構成図 本発明の実施形態に係る定着装置における温度制御系を表す概略構成図 (a)は第1の実施形態に係る定着装置における定着ローラを除いた斜視図、(b)は加圧バネの説明図 本発明の実施形態に係る定着装置における定着ローラの概略構成図 本発明の実施形態に係る定着装置における加圧ローラの概略構成図 第1の実施形態における加圧の有無による摺動板の変形を説明する図 第1の実施形態の変形例における加圧の有無による摺動板の変形を説明する図 比較例1に係る概略構成図 第1の実施形態と比較例1とを比較した通紙耐久試験の結果を示す図 第2の実施形態における加圧の有無による摺動板の変形を説明する図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
図2に示すように、本発明の実施形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置100は、転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタである。101は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光体ドラムと記す)であり、矢印方向(時計方向)に所定の周速度にて回転駆動される。感光体ドラム101は、その回転過程で接触帯電ローラ102により所定の極性・電位に一様に帯電処理される。
103は、画像露光手段としてのレーザービームスキャナである。不図示のイメージスキャナ・コンピュータ等の外部機器から入力する目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応してオン/オフ変調したレーザー光Lを出力して、感光体ドラム101の帯電処理面を走査露光(照射)する。この走査露光により、感光体ドラム101表面の露光明部の電荷が除電されて、感光体ドラム101表面に目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
104は現像装置であり、現像ローラ104aから感光体ドラム101表面に現像剤(トナー)が供給されて、感光体ドラム101表面の静電潜像が可転写像であるトナー像として順次に現像される。
105は給紙カセットであり、記録材Pを積載収納させてある。給紙スタート信号に基づいて給紙ローラ106が駆動されて、給紙カセット105内の記録材Pが一枚ずつ分離給紙される。そして、レジストローラ107を介して、感光体ドラム101と接触型・回転型の転写部材としての転写ローラ108との当接ニップ部である転写部位108Tに所定のタイミングで導入される。
すなわち、感光体ドラム101上のトナー像の先端部が転写部位108Tに到達したとき、記録材Pの先端部も転写部位108Tに到達するタイミングとなるように、レジストローラ107で記録材Pの搬送が制御される。
転写部位108Tに導入された記録材Pは、この転写部位108Tで挟持搬送され、その間、転写ローラ8には不図示の転写バイアス印加電源から所定に制御された転写電圧(転写バイアス)が印加される。転写ローラ8には、トナーと逆極性の転写バイアスが印加されることで、転写部位108Tにおいて感光体ドラム101表面側のトナー像が記録材Pの表面に静電的に転写される。
転写部位108Tにおいてトナー像の転写を受けた記録材Pは、感光体ドラム101表面から分離されて、搬送ガイド109を通って加熱装置としての定着装置Aに導入されてトナー画像の熱定着処理を受ける。
一方、記録材分離後(記録材Pに対するトナー像転写後)の感光体ドラム101表面は、クリーニング装置110で転写残トナーや紙粉等の除去を受けて清浄面化され、繰り返して作像に供される。定着装置Aを通った記録材Pは、排紙口111から排紙トレイ112上に排出される。
(定着装置)
本実施形態の定着装置の断面図を図1に、また温度制御系を図3に、そして本実施形態の定着装置の俯瞰図を図4に示す。以下、記録材の搬送方向および記録材の厚さ方向に直交する方向を長手方向という。図1で、30は筒状の定着ローラ(定着用回転体、回転体)であり、基層31が曲げ剛性を備え、内側に空間が設けられる。21は、定着ローラ30をその内部から加熱する加熱手段(加熱源)としてのヒータであり、例えば記録材の搬送方向および記録材の厚さ方向を含む断面内(図1)で、定着ローラ30の中心位置に設けられる。
22は、定着ローラ30の表面に当接する温度検知手段である。40は加圧ローラであり、定着ローラ30に対向する対向体として回転自在な加圧部材である。
50は定着ローラ30の内部(内面側)に位置し、加圧ローラ40との間に定着ローラ30を挟んで圧接ニップ部(定着ニップ部、ニップ部)を形成する摺動体(摺擦体)としての摺動板である。摺動板50は、定着ローラ30の軌道を安定化させることができる。このような摺動板50は、定着ローラ30の内面と当接する面の形状は、定着ローラ30の内面と当接しない状態で平面である。
70は、支持部材として摺動板を内面から支持し、かつ定着ローラの軌跡を安定化させる摺動板ホルダである。また、71は摺動板ホルダ70を押える押え部材である。
(定着ローラ30)
定着ローラ30の層構成を、図5に示す。定着ローラ30は、基層31とその上(外周)にシリコーンゴム等の弾性層32を配置する。さらに、その弾性層32の周囲(外周)に表層33を形成する。定着ローラ30は加圧ローラ40に圧接され、加圧ローラ40の駆動力により回転駆動される。なお、定着ローラ30の端部に駆動ギアを取り付けて不図示の駆動源より定着ローラ30を回転駆動させても良い。定着ローラ30の内面は、ヒータ21による輻射熱の吸収効率を上げるため内面コート層(不図示)を形成する。
基層31の材料としては、曲げ剛性を保ち、摺動板50との摺擦に耐えられる耐久性に優れた物質が適している。例えば、アルミニウム、鉄、SUS、ニッケル、銅等の金属がある。本実施形態では、基層には金属層としてSUSを用い、基層の厚みは300μm(3mm)とした。基層である金属層は、定着ローラの曲げ剛性に関して支配的なものである。
弾性層32の材料としては、耐熱性を有するシリコーンゴムやフッ素ゴム等を用いる。なお、弾性層32の材料に、蓄熱性を持たせるためにアルミナやSiC、カーボン等の高熱伝導フィラーを配合しても良い。
表層33は、定着ローラ30へのトナーの付着、及び画像不良の発生を防止することを目的として形成する。表層33の材質は、非粘着性に優れた物質が適している。例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン樹脂)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン樹脂)が用いられる。あるいは、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン樹脂)、ECTFE(クロロトリフルオエチレン・エチレン樹脂)等が用いられる。本実施形態では、表層33の材質はPFAを用い、厚みは15μmとした。
本実施形態では、定着ローラ30の内径(基層31の内径)は24mmであり、基層31には厚みが300μmのSUSを用い、弾性層32には厚みが250μmのシリコーンゴムを用いた。基層31の内面に設けられる内面コート層は、ヒータ21による輻射熱の吸収効率を上げるため、オキツモ(株)製の厚みが30μmのオキツモNo.8000を用いた。
なお、熱容量が小さい程、素早く昇温することが出来、定着器をクイックスタートさせるのに有利である。そのため、定着ローラ30は、可能な限り基層31、弾性層32、離型層33を薄く形成し、直径は小さくする方が構成として望ましい。
定着ローラ30に関連し、図4(b)に示すように、長手方向の両端付近に、摺動板ホルダ70と嵌合された端部フランジ15を加圧バネ80により所定の圧力で加圧ローラ40の軸線方向に付勢している。この加圧バネ80の付勢力により、定着ローラ30と加圧ローラ40が圧接され、加圧ローラ40の弾性層42が変形して所定幅の定着ニップ部Nが形成される。
加圧バネ80による加圧力は、10kgf〜25kgf程度である。この加圧バネ80(図4(b))の材料としては、鉄やSUS等の金属が適している。本実施形態では、加圧力は15kgf、バネの材質はSUSを用いた。
(ヒータ21)
ヒータ21は、定着ローラ30の内部(摺動板50から離れた位置)に設置し、定着ローラ30を記録材P上のトナーを定着させるのに必要な温度まで昇温させる。ヒータ21は、ハロゲンヒータやセラミックヒータ、面上の発熱体等が適している。温度検知手段22が定着ローラ30の表面に当接しており、検知温度によりヒータ21への電力投入量が制御されている。なお、ヒータ21は、必ずしも1つである必要は無く、2本以上設置しても良い。複数設置することで、定着ローラ30を定着に必要な温度まで昇温させるのに時間を短縮することが可能である。
ヒータ21は、定着ローラ30の内面に直接輻射熱が伝熱できるように設置される。すなわち、ヒータ21は電圧印加されると発熱し、その熱エネルギーは、図4(a)に示す複数の押え部材71の間の空間を介して定着ローラ30(図1)に伝熱される。ヒータ21は、好ましくは円筒状のハロゲンランプを用いるのが良い。本実施形態では、φ12mm、出力800Wのハロゲンランプヒータを1本用いた。なお、加熱方式はこの方式に限定されるものではなく、電磁誘導を用いたIH加熱方式を用いても良い。
(加圧ローラ40)
加圧ローラ40の層構成を、図6に示す。加圧ローラ40は、芯金41と、弾性層42と、離型層43からなる。
軸受24(図4(b))を備える加圧ローラ40は、駆動ギア25(図4(b))を含む駆動系により回転駆動され、定着ニップ部において摩擦力により定着ローラ30に駆動力が作用し、定着ローラ30は回転駆動(従動回転)する。すなわち、定着ローラ30は、定着ニップ部において摺動板50と摺擦しながら回転し、加圧ローラ40の回転周速度とほぼ同じ周速度で従動回転する。なお、定着ローラ30を回転駆動させて加圧ローラ40を従動回転させてもよい。なお、本実施形態では、加圧ローラ40の外径は30mmとした。
加圧ローラ40の芯金41の材料としては、SUSやアルミ、鉄等の金属が適している。本実施形態では、芯金41の材質はSUSを用いた。
また、弾性層42の材料としては、耐熱性を有するシリコーンゴムやフッ素ゴム等が適している。また、弾性層42として、断熱性を向上させるため、以下の材料を用いても良い。すなわち、マイクロバルーンなどの中空フィラーなどを配合したバルーンゴム、吸水性ポリマーが含有されたシリコーンゴム、シリコーンゴムを水発泡させたスポンジゴム等の低熱容量でありかつ断熱性を有する材料を弾性層42として形成しても良い。本実施形態では、弾性層42として厚さが3mmのシリコーンゴムを用いた。
離型層43は、加圧ローラ40へのオフセットトナーの付着、及び画像不良の発生を防止することを目的として形成する。離型層43の材質は、非粘着性に優れた物質が適しており、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン樹脂)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル樹脂)が用いられる。あるいは、、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン樹脂)、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン樹脂)、ECTFE(クロロトリフルオエチレン・エチレン樹脂)等が用いられる。本実施形態では、離型層43は厚みが30μmのPFAを用いた。
(摺動板50)
摺動板50は、加圧ローラ40との間に定着ローラ30を挟み、上述した加圧バネ80(図4(b))により所定の押圧力にて加圧されることで、所望の幅の定着ニップ部Nを形成する。そして、加圧時に、摺動板50がニップ部Nに垂直な方向に撓み、摺動板50を定着ローラの内面にならわせる(沿わせる)ことで、摺動板50と定着ローラ30の当接状態を安定化させる。そのために、摺動板50は、定着ローラ30よりも低い曲げ剛性とし、具体的には定着ローラ30の基層31である金属層よりも曲げ剛性の低い形状あるいは材質とする。
ここで、摺動板50の曲げ剛性に関し、紙幅方向(定着ローラ30の長手方向)の単位長さあたりの曲げ剛性Mは、以下の式(1a)に示すようにヤング率Eと単位幅あたりの断面二次モーメントIとの積で規定される。
=E・I・・・(1a)
そして、式(1)における単位幅あたりの断面二次モーメントIは、摺動板50の厚みをh、紙幅方向(定着ローラ30の長手方向)の単位幅をbとすると、以下の式(2a)のように規定される。
=bh/12 ・・・(2a)
一方、定着ローラ30の曲げ剛性に関し、紙幅方向(定着ローラ30の長手方向)の単位長さあたりの曲げ剛性Mは、以下の式(1b)に示すようにヤング率Eと単位幅あたりの断面二次モーメントIとの積で規定される。
=E・I・・・(1b)
そして、式(1b)における単位幅あたりの断面二次モーメントIは、定着ローラ30の基層(金属層)の厚みをt、紙幅方向(定着ローラ30の長手方向)の単位幅をbとすると、以下の式(2b)のように規定される。
=bt/12 ・・・(2b)
本実施形態においては、長手方向で単位長さあたりの曲げ剛性に関し、以下の大小関係を満たす。
< M・・・(3)
本実施形態では、摺動板50および定着ローラ30の単位幅bは1.00[mm]とする。摺動板50の材質は、耐熱性に優れた材質が適しており、例えば、アルミニウム、鉄、SUS、ニッケル、銅等の金属やポリイミド、ポリアミドイミド、LCP、PEEK、PPS等の耐熱性樹脂等が用いられる。一般的に樹脂と比べて金属の方が曲げ応力による割れに対する耐性が強い傾向があるため、本実施形態では摺動板50の材質に金属であるアルミニウムを用いて金属板とし、厚みは0.3mmとした。
定着ローラ30における単位長さあたりの曲げ剛性の値は、1.0×10−7[N・m]以上で1.1[N・m]以下の範囲内であり、本実施形態では4.43×10−4[N・m]である。一方、摺動板50における単位長さあたりの曲げ剛性の値は、1.0×10−8[N・m]以上で1.0×10−2[N・m]以下の範囲内であり、本実施形態では、1.58×10−4[N・m]である。
定着ローラ30と摺動板50の曲げ剛性を比較すると、摺動板50の曲げ剛性の方が低い値となる。本実施形態で用いた摺動板50と摺動板ホルダ70の拡大図を図7に示し、無加圧状態を図7(a)、加圧状態を図7(b)に示す。
図7(a)の様に、無加圧状態では、摺動板50の記録材搬送方向における中央領域(図中Aの領域)において、定着ローラ30の内面との間に隙間がある。図7(b)の加圧状態では、加圧により摺動板50が摺動板ホルダ70に押されて、記録材搬送方向で中央領域(図中Aの領域)が撓み、定着ローラ30の内面に沿う形状となる。なお、摺動板50の形状は必ずしも平板状である必要は無く、例えば図8に示すように定着ローラ30と接する面を定着ローラ30の内面形状に近い曲面状に形成しても良い。図8において、無加圧状態を図8(a)、加圧状態を図8(b)に示す。
ここで、定着ローラ30の内側の面の曲率半径(内径)をR(mm)、摺動板50のニップ部に近い側の面の曲率半径(外径)をr(mm)とするとき、R<rなる関係を満足するようにする。これにより、無加圧状態では、摺動板50は、ニップ部における記録材搬送方向の上下流端部(両端部)にて定着ローラ30と当接する。そして、記録材搬送方向の中央領域(図中Aの領域)にて、定着ローラ30との隙間がある状態となる。
そして、図8(b)に示す加圧状態では、加圧により摺動板50が摺動板ホルダ70に押されて、記録材搬送方向の中央領域(図中Aの領域)が撓み、摺動板50は定着ローラ30の内面に沿う形状となる。
摺動板50は、定着ローラ30との摺擦における摺動抵抗の低下や耐摩耗性を向上させるため、摺動板50の表層にはNTN株式会社製ベアリーFL7067を用い、表層の厚みは30μmとした。
(摺動板ホルダー70)
摺動板ホルダー70は、摺動板50を保持し内面から支持する。そして、加圧バネ80(図4)による加圧時に、摺摺動板ホルダー70は摺動板50を撓ませて定着ローラ30の内面に沿わせるようにする。図7(a)に示すように、本実施形態では、摺動板ホルダー70における摺動板50と当接する領域を曲面で形成し、摺動板50の記録材搬送方向で中央領域に相当する位置で当接させる。そうすることで、図7(b)に示すように、摺動板50の記録材搬送方向で中央部(全長を均等に3分割したときの中央の分割領域の範囲内)を撓ませて、定着ローラ30の内面に沿わせて当接状態を安定化させる。
摺動板ホルダ70の材質は、耐熱性に優れた材質が適しており、例えば、耐熱性樹脂やアルミ、SUS、銅等の金属等が用いられる。本実施形態では、耐熱性PPSを用いた。
(加熱定着動作)
加圧ローラ40は、芯金41の長手方向端部に設けられた駆動ギアが、回転駆動系(図示せず)により駆動されることにより、図1の矢印方向に回転される。その状態で、図3に示すように、制御手段としての温度制御部100が通電駆動手段としてのトライアック素子101をONし、AC電源102よりヒータ21の電極部(図示せず)を通じてヒータ21への通電を開始する。ヒータ21は、通電されることで発熱、昇温する。サーミスタ等の温度検知手段22により、所定部材の温度が検知され、その検知信号を温度制御部100が取り込む。
温度制御部100は、その検知信号に基づき、トライアック素子101をON/OFFしてヒータ21への通電を制御することにより、ヒータ21を所定の温度(目標温度)に維持する温度制御を行う。そのヒータ21の輻射熱が、回転中の定着ローラ30内面及び、摺動板50に伝熱されることによって、定着ローラ30表面は、記録材Pのトナーを溶融し記録材P上に定着可能な温度に保たれる。
ヒータ21の温度制御方式としては、検知信号に応じて印加される電圧のデューティー比や波数等を適切に制御することで、ヒータ21を所定の温度に温度制御する。ヒータ21の温度制御を行う他の構成として、摺動板50の表面温度を温度検知手段(図示せず)で検知し、ヒータ21を所定の温度に維持するようにしてもよい。すなわち、摺動板50の表面温度の検知信号に基づき、温度制御部100によりトライアック素子101をON/OFFしてヒータ21への通電を制御することよって、ヒータ21を所定の温度に維持するようにしてもよい。
上記のように、定着ローラ30の表面を定着可能温度とするようにヒータ21を温度制御することによって、記録材Pの定着性を一定に保つことができる。それとともに、記録材Pに対し熱を与えすぎることによって発生する、ホットオフセットなどの画像不良も防止できる。
定着ローラ30表面を定着可能温度に保った状態で、未定着トナー像Tを担持した記録材Pが定着ニップ部に導入される。その記録材Pは、定着ニップ部において定着ローラ30表面と加圧ローラ40により挟持搬送される。そして、その搬送過程において、記録材P上の未定着トナー像Tを定着ローラ30から伝熱された熱エネルギーで記録材P上に加熱定着して固着画像とする。ここで、加圧ローラ40は弾性層により断熱され、また熱容量が小さいため、定着ローラ30の熱エネルギーは記録材Pに迅速に伝熱され、非常に短い接触時間でも、記録材P上のトナー画像Tを加熱定着することが可能である。
(効果検証1)
本実施形態の効果を確認するため、以下のような検証を行った。図9は、本検証の比較例1として用いた摺動板50aと摺動板ホルダー70の断面図である。本検証の比較例1として用いた摺動板50aは、前述した実施形態(摺動板50の材質に金属であるアルミニウムを用い、厚みは0.3mm)と同じく板状としているが、材質はSUSを用い、厚みは1.0mmとした。
上述した実施形態における摺動板50の単位幅あたりの曲げ剛性Mは、1.58×10−4 [N・m]であったが、比較例1における摺動板50aの曲げ剛性Mは、1.64×10−2 [N・m]である。また、定着ローラ30の曲げ剛性Mは上述した実施形態と同様に、4.43×10−4 [N・m]である。比較例1における定着ローラ30と摺動板50aの曲げ剛性Mを比較すると、摺動板50aの曲げ剛性Mの方が定着ローラ30の曲げ剛性Mより高い値となる。その他の構成は、第1の実施形態と同じとした。
本実施形態と比較例1の構成とで、通紙耐久試験を行い、摺動板の表層の膜厚の推移を計測して、本実施形態の効果を検証した。なお、本検証ではプリント温度は150℃とした。通紙耐久試験による摺動板の表層膜厚の変化を、図10に示す。なお、図10では、表層の膜厚は各条件にて測定した中で、最も膜厚の薄いポイントをプロットしている。
図10より、比較例1と比べて本実施形態の方が、摺動板の表層の削れ量が少ないことが分かる。この理由を以下に説明する。比較例1では、定着ローラ30と摺動板50aの曲げ剛性Mを比較すると、摺動板50aの曲げ剛性Mの方が高い値となる。そのため、加圧時に摺動板50aの撓み量よりも定着ローラ30の撓み量が大きく、摺動板50aと定着ローラ30の当接状態が不均一となり、当接領域に当接圧力が集中しその領域で摺動板50aが局所的に多く削れてしまう。
一方、本実施形態の構成では、加圧時に摺動板50が撓んで定着ローラ30の内面に沿って均一に当接できるため、当接圧力が均一に分散される。その結果、本実施形態の構成の方が、削れ速度に関して、比較例1の構成と比べ小さくなる。この当接状態の違いが、本実施形態の方が削れ速度を小さくできた要因である。以上の検証により、本実施形態は、比較例1と比べて、耐久磨耗を軽減する効果があることを確認できた。
なお、本実施形態では、定着ローラ30に厚みが0.3mmのSUSを用い、摺動板50には厚みが0.3mmのアルミニウムを用いたが、本発明はこれに限られるものではない。定着ローラ30に厚みが30μmのアルミニウム、摺動板50に厚みが15μmのアルミニウムを用いた場合には、定着ローラ30の曲げ剛性は1.58×10−7 [N・m]、摺動板50の曲げ剛性は1.98×10−8 [N・m]となる。
また、定着ローラ30に厚みが4.0mmのSUS、摺動板50に厚みが1.2mmのアルミニウムを用いた場合には、定着ローラ30の曲げ剛性は1.05 [N・m]、摺動板50の曲げ剛性は1.01×10−2 [N・m]となる。上記二つの構成の場合でも、加圧状態では摺動板50が摺動板ホルダ70に押され、摺動板50が定着ローラ30の内面に沿う形状となり、上述した実施形態と同様の効果を得ることができた。
《第2の実施形態》
以下、本発明の第2の実施形態を説明する。図11は、本実施形態における摺動板50’と摺動板ホルダ70’の断面図であり、図11(a)は無加圧時、図11(b)は加圧時の状態を示す。第1の実施形態では、摺動板ホルダー70は、ニップ部における記録材搬送方向の中央部で摺動体50に当接したが、本実施形態では、ニップ部における記録材搬送方向の両端部で摺動体50に当接する。また、本実施形態の摺動板50’は、薄肉の曲面で構成される。画像形成装置の構成、及び定着装置の定着ローラ30、ヒータ21、加圧ローラ40(図6)、加圧バネ80(図4)は、第1の実施形態と同様であり、説明を省略する。
本実施形態では、摺動板ホルダ70’が、ニップ部における記録材搬送方向の上下流端部で摺動板50’に当接し、摺動板50’が保持(支持)されるため、ヒータ21の輻射熱が直接摺動板50’に伝熱される。これにより、本実施形態では、ウォームアップ時間の短縮を図ることができる。
本実施形態の摺動板50’は薄肉の曲面で構成され、材質はアルミニウムを用い、厚みは0.3mmとした。そして、定着ローラ30の内側の面の曲率半径(内径)をR(mm)、摺動板50’のニップ部に近い側の面の曲率半径(外径)をr(mm)とするとき、R>rなる関係を満足する。
これにより、図11(a)に示すような無加圧時の状態では、摺動板50’は、定着ローラ30の内面と、ニップ部の記録材搬送方向における中央部で当接する。そして、記録材の搬送方向の上下流端部の領域(図中Bの領域)では、定着ローラ30との間に隙間が存在する。本実施形態では、定着ローラの内径Rを24mm、摺動板50’の外径rを23mmとした。
摺動板ホルダ70’は、ニップ部における記録材搬送方向の中央部が空いており、その領域を通過してヒータ21の輻射熱が摺動板50’に直接伝熱される。そして、図11(b)に示す加圧状態では、加圧により摺動板50’が摺動板ホルダ70’に押されて、ニップ部における記録材の搬送方向の上下流端部の領域(図中Bの領域)が撓み、摺動板50’が定着ローラ30の内面に沿う形状となる。
(効果検証2)
ウォームアップ時間として1枚目のプリント完了までの時間をより短縮し改善するという本実施形態の効果を確認するため、以下のような検証を行った。第1の実施形態の構成と、本実施形態の構成とで、動作開始から1枚プリントが完了するまでの時間を比較した。本検証では、通紙試験のプリントスピードは230[mm/s]、記録材はOce Red Label 80[g/cm]を用い、温度検知素子が220℃となるように電力を制御した。その結果を表1に示す。表1より、本実施形態では、プリント完了までの時間を改善することができることが検証できた。
すなわち、第1の実施形態の構成では6.0[s]であったのに対し、本実施形態の構成では5.0[s]であり、プリント完了までの時間をより短縮し改善できた。これは、本実施形態の構成では、摺動板ホルダ70’がニップ部における記録材搬送方向の中央部(中央領域)で空いていることに因る。すなわち、摺動板ホルダに伝熱される熱量が減り、その領域を通過して摺動板50’を加熱することで、昇温させることができたためと考えられる。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。そして、本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(変形例1)
上述した実施形態では、摺動板50は熱伝導率の高い材質(例えば、金属)として説明したが、本発明における摺動体はこれに限られず、熱伝導率の低い材質(例えば樹脂)であっても良い。
(変形例2)
上述した実施形態では、第2の回転体としての加圧ローラが第1の回転体としての定着ローラを加圧する場合を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず第1の回転体としての定着ローラが第2の回転体を加圧する場合にも同様に適用できる。また、摺動板50は支持部材である摺動板ホルダ70を介して加圧され撓む場合に限らず、摺動板50は直接加圧され撓む構成であっても良い。
(変形例3)
上述した実施形態では、記録材として記録紙を説明したが、本発明における記録材は紙に限定されるものではない。一般に、記録材とは、画像形成装置によってトナー像が形成されるシート状の部材であり、例えば、定型或いは不定型の普通紙、厚紙、薄紙、封筒、葉書、シール、樹脂シート、OHPシート、光沢紙等が含まれる。なお、上述した実施形態では、便宜上、記録材(シート)Pの扱いを給紙、通紙、排紙などの用語を用いて説明したが、これによって本発明における記録材が紙に限定されるものではない。
(変形例4)
上述した実施形態では、未定着トナー像をシートに定着する定着装置を例に説明したが、本発明は、これに限られない。画像の光沢を向上させるべく、シートに仮定着されたトナー像を加熱加圧する装置(この場合も定着装置と呼ぶ)にも同様に適用可能である。
30・・定着ローラ、40・・加圧ローラ、50・・摺動板、51・・摺動板表層、70・・摺動板ホルダ、80・・加圧バネ、P・・記録材

Claims (13)

  1. トナー像を担持した記録材を加熱して定着する定着装置であって、
    筒状で、基層として金属層を備えた第1の回転体と、
    前記第1の回転体に対向し、前記第1の回転体と共に前記記録材を挟持搬送するニップ部を形成する第2の回転体と、
    前記第1の回転体の内面が摺動するように前記第1の回転体の内面側に設けられ、前記記録材の搬送方向に直交する長手方向における単位長さ当たりの曲げ剛性が前記金属層よりも低い摺動体と、
    前記摺動体を撓ませて前記第1の回転体の内面に沿わせる加圧部材と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記第1の回転体は、前記金属層の外周に設けられる弾性層と、前記弾性層の外周に設けられる表層と、を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記摺動体を支持する支持部材を備え、
    前記加圧部材は、前記支持部材に対し前記第2の回転体へ向けて加圧する加圧バネを有し、
    前記加圧バネの付勢力で、前記支持部材が前記摺動体を撓ませることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記支持部材は、前記ニップ部における前記記録材の搬送方向の中央部で前記摺動体に当接することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記支持部材は、前記ニップ部における前記記録材の搬送方向の両端部で前記摺動体に当接することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  6. 前記摺動体は、金属板であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記記録材の搬送方向および前記記録材の厚さ方向を含む断面内で、前記第1の回転体を加熱する加熱源を、前記第1の回転体の中心位置に設けることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記第1の回転体における単位長さあたりの前記曲げ剛性の値は、1.0×10−[N・m]以上で1.1[N・m]以下の範囲内であり、前記摺動体における単位長さあたりの前記曲げ剛性の値は、1.0×10−[N・m]以上で1.0×10− [N・m]以下の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記摺動体における前記第1の回転体の内面と当接する面の形状は、前記第1の回転体の内面と当接しない状態で平面であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記摺動体における前記第1の回転体の内面と当接する面の形状は、前記第1の回転体の内面と当接しない状態で曲面であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記第1の回転体の内径をR(mm)、前記曲面の外径をr(mm)とするとき、
    R<r
    なる関係を満足することを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記第1の回転体の内径をR(mm)、前記曲面の外径をr(mm)とするとき、
    R>r
    なる関係を満足することを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
  13. 前記第2の回転体は、弾性層を備えた加圧ローラであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の定着装置。
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