JP2018205215A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018205215A
JP2018205215A JP2017112953A JP2017112953A JP2018205215A JP 2018205215 A JP2018205215 A JP 2018205215A JP 2017112953 A JP2017112953 A JP 2017112953A JP 2017112953 A JP2017112953 A JP 2017112953A JP 2018205215 A JP2018205215 A JP 2018205215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display area
light
light emitting
illumination light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017112953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6897346B2 (ja
Inventor
花央理 田中
Kaori Tanaka
花央理 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2017112953A priority Critical patent/JP6897346B2/ja
Publication of JP2018205215A publication Critical patent/JP2018205215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6897346B2 publication Critical patent/JP6897346B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Measuring Devices (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

【課題】発光縁部により二つの表示領域に区分けされていても、ユーザからの見た目上で二つの表示領域を近接させた配置が可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示装置1には、第一表示領域110と、第二表示領域120と、第一表示領域および第二表示領域を区分けする発光縁部131とが形成されている。表示装置は、光源118と、経路形成体としてのバルブカバー114および前面ケース140とを備える。光源は、発光縁部を発光させる照明光を射出する。経路形成体は、第一表示領域および第二表示領域の背面側に位置する。経路形成体は、照明光を発光縁部の背面側に導光する導光経路150を形成している。経路形成体は、第二表示領域よりも正面方向に突出した位置に第一表示領域を配置するよう、第一表示領域および第二表示領域の間に段差面部151を形成している。経路形成体は、導光経路の出口開口152を段差面部に形成している。【選択図】図3

Description

本開示は、発光部を備える表示装置に関する。
特許文献1には、表示装置の一種として、文字板の外周に発光部を配置した計器が開示されている。発光部は、光源からの照明光の供給により発光する。こうした発光部を備える表示装置では、光源からの照明光を導くために、背面側から正面方向に向かう導光経路が設けられる。
特許第5816042号公報
特許文献1に記載のような発光部は、二つの表示領域の間に設けることにより、二つの表示領域を区分けする発光縁部を形成可能である。このような発光縁部を設けられた表示装置において、二つの表示領域の間に導光経路の出口開口が形成される。出口開口は、照明光を発光縁部に導くことが可能な開口面積に形成される。従って、二つの表示領域の見た目上の距離は、照明光を導くことが可能な開口面積が確保されるよう離す必要が生じ得た。
本開示は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、第一表示領域および第二表示領域が発光縁部により区分けされていても、ユーザからの見た目上で二つの表示領域を近接させた配置が可能な表示装置を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、本開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本開示は、情報を表示する第一表示領域および第二表示領域が形成された表示装置であって、互いに隣接する第一表示領域および第二表示領域の間に位置し、第一表示領域および第二表示領域を区分けする発光縁部が設けられた発光部材と、発光縁部を発光させる照明光を射出する光源と、第一表示領域および第二表示領域の背面側に位置し、光源から射出された照明光を発光縁部の背面側に導光する導光経路を形成している経路形成体と、を備え、経路形成体は、第二表示領域よりも正面方向に突出した位置に第一表示領域を配置するよう、第一表示領域および第二表示領域の間に段差面部を形成しており、導光経路の出口開口が、段差面部に形成されている。
以上の構成によれば、経路形成体は、第二表示領域よりも正面方向に突出した位置に第一表示領域を配置している。そのため、発光縁部に照明光を導光する導光経路の出口開口は、第一表示領域および第二表示領域の間の段差面部に形成可能となる。このように、第一表示領域および第二表示領域に対し傾斜した姿勢となる段差面部に出口開口が形成されていれば、ユーザからの見た目上で互いに隣接する第一表示領域および第二表示領域を大きく離さなくても、出口開口の開口面積は確保され得る。したがって、第一表示領域および第二表示領域が発光縁部で区分けされた表示装置であっても、ユーザからの見た目上で二つの表示領域を近接させた配置が可能になる。
表示装置1の外観の一部を示す図である。 表示面100を形成する部材を図1の範囲II部分について切り出して示した図である。 図1のIII−III線切断面を矢視した部分断面図である。 第二表示板121を取り除いた表示装置1の外観を示す図である。 第二表示板121および発光部材130を取り除いた表示装置1の外観を示す図である。 発光縁部131の背面方向の構造を示す図である。 図1のIII−III線切断面を矢視した部分断面図の別例である。
以下、本開示の実施形態としての表示装置1を図面に基づいて説明する。図1に沿って表示装置1の外観を説明する。表示装置1は、いわゆるコンビネーションメータである。表示装置1は、運転席に着座したユーザ、すなわちドライバに対して車両の情報を表示する。表示装置1は、インストルメントパネルの運転席に対向する位置に、表示面100を運転席に向けて設けられている。表示面100には、第一表示領域110、第二表示領域120、発光縁部131が形成されている。
以下、表示面100に対して垂直な方向であって、表示面100からドライバに向かう方向を正面方向と表現する。また、表示面100に対して垂直な方向であって、正面方向とは反対の方向を背面方向と表現する。
第一表示領域110は、発光縁部131により囲われた円形の領域である。第一表示領域110には、第一表示板111および指針112によりメータ表示が形成されている。第一表示板111は、透光性の樹脂により形成された円板状の部材である。透光性の樹脂は、例えばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂である。第一表示板111の正面方向の面により、第一表示領域110の外観が形成されている。第一表示板111は、遮光性または半透光性の印刷が部分的に施されている。第一表示板111の背面方向より供給される照明光は、第一表示板111に施された印刷によって部分的に遮光または減光されて正面方向に出射される。これにより第一表示板111は、いわゆる文字板としてドライバに視認される数値または目盛を表示する。
指針112は、モータに駆動されることにより、第一表示板111に表示された数値または目盛を指示する部材である。指針112が第一表示板111に表示された数値または目盛を指示することにより、メータ表示として、例えば車速がドライバに表示される。
第二表示領域120は、ドライバからの見た目上で発光縁部131の外側の領域である。第二表示領域120には、画像表示部122および警告表示部123が形成されている。第二表示領域120の外観は、第二表示板121により形成されている。第二表示板121は、第一表示板111と同様に透光性の樹脂により形成された板状の部材である。第二表示板121の正面方向の面により、第二表示領域120の外観が形成されている。第二表示板121のうち、画像表示部122および警告表示部123を除く領域には、遮光性の印刷が施されている。
画像表示部122は、ドライバに種々の情報を提示するための画像を表示する表示部である。画像表示部122は、後述のディスプレイ124により実現される。警告表示部123は、ドライバに種々の警告を行う表示部である。警告表示部123は、第二表示板121への遮光性の印刷により形成されている。具体的には、印刷を施されていない部分が警告する内容を示すマークとして視認されるように印刷を施されることにより形成されている。警告表示部123は、第二表示板121の背面方向に設けられた光源に照明されることにより、警告する内容を示すマークとして点灯する。これにより警告表示部123は、点灯させたマークによって種々の警告を行う。発光縁部131は、表示面100にて円環状に発光する。発光縁部131は、ドライバの見た目上で、第一表示領域110と第二表示領域120とを区分けしている。
次に、表示装置1の機械的な構成の詳細を、図2および図3を用いて説明する。表示装置1は、上述の第一表示板111、第二表示板121に加えて、発光部材130、拡散板113、ディスプレイ124、前面ケース140、バルブカバー114、導光リング115、回路基板116、背面ケース160を備えている。
第一表示板111は、第二表示板121よりも正面方向に配置されている。第二表示板121には、第一表示領域110に相当する位置に、メータ開口125が形成されている。メータ開口125の内側には、第一表示領域110を形成する複数の部材が配置されている。
発光部材130は、第一表示板111と、第二表示板121との隙間をまたぐ環状の部材である。発光部材130は、第一表示板111の正面方向の面と、第二表示板121の正面方向の面との両方に接触するように配置されている。発光部材130は、透光基材132と、遮光層133とにより構成されている。発光部材130は、正面部136、内周側壁137、および外周側壁138を備えたリング状の外観形状に形成されている。発光部材130には、発光縁部131、導入部135、および接触部134などが形成されている。透光基材132は、透光性の樹脂により形成された環状の部材である。透光基材132により、発光部材130の外観形状が形成されている。
遮光層133は、光を遮断する。遮光層133は、透光基材132の表面のうち、照明光の出射を制限する領域に設けられる。遮光層133は、例えばめっきや蒸着などの処理により透光基材132の表面に設けられた金属膜である。透光基材132と接する遮光層133の蒸着面は、照明光を反射することにより透光基材132の外部に向かう照明光を遮蔽する。
正面部136は、表面の一面を正面方向に向けて、第一表示板111と、第二表示板121との隙間の正面方向に配置された環状の面部である。内周側壁137は、正面部136の内周より背面方向に延びて、第一表示板111の正面方向の面に接する環状の壁部である。外周側壁138は、正面部136の外周より背面方向に延びて、第二表示板121の正面方向の面に接する環状の壁部である。外周側壁138は、第一表示板111が第二表示板121よりも正面方向に配置されているため、内周側壁137よりも背面方向に長く延びた形状である。
発光縁部131は、透光基材132表面の遮光層133が設けられていない部分のうち、正面部136の正面方向に向いた表面に形成された、正面方向から目視可能な部分である。発光縁部131は、照明光を出射することにより発光する。
導入部135は、透光基材132表面の遮光層133が設けられていない部分のうち、後述する出口開口152に向いている部分である。導入部135は、出口開口152からの照明光を透光基材132に導入する。接触部134は、発光部材130のうち、外周側壁138の第二表示板121と接触する部分である。
拡散板113は、第一表示板111に供給される照明光を拡散させる板状の部材である。従って拡散板113の厚さThは、第一表示板111に供給される照明光が十分に拡散され、第一表示板111の発光のムラが抑制されるように決定される。厚さThは、例えば1.5mmとすればよい。拡散板113は、例えば表面への微小な凹凸の形成などにより光を拡散する機能を付加された透光性の樹脂により実現される。
ディスプレイ124は、画像表示部122を形成する装置である。ディスプレイ124は、例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor=TFT)よりなるTFT液晶パネルにより実現される。
前面ケース140は、第二表示板121の背面方向に位置する部材である。前面ケース140は、第二表示板121と共に第二表示領域120の外観形状を形成する。前面ケース140は、例えば白色のABS樹脂やポリプロピレン樹脂などにより形成される。前面ケース140のうち、第一表示領域110に相当する部分には、メータ配置穴141が形成されている。メータ配置穴141は、メータ開口125より背面方向に延びる配置である。メータ配置穴141には、第一表示領域110を形成する複数の部材が配置されている。
前面ケース140は、第二表示領域120を形成する第二表示板121に対し正面方向に突出した遮蔽部142を形成している。遮蔽部142の第二表示板121に対して突出する長さは、遮蔽部142の正面方向に、後述する出口開口152を形成する余地を残す長さである。遮蔽部142は、メータ配置穴141の全周にわたって、メータ配置穴141を囲うように形成されている。遮蔽部142は、第二表示領域120に対し正面方向に突出しているため、第二表示領域120に沿って接触部134に進む照明光を遮蔽する。
バルブカバー114は、第一表示板111を発光させるための光源を囲う部材である。バルブカバー114は、第一表示板111を発光させるための照明光と、発光縁部131を発光させるための照明光との混合を抑止する。従ってバルブカバー114は、遮光性の素材により形成されている。バルブカバー114は、例えば前面ケース140と同様に白色のABS樹脂やポリプロピレン樹脂などにより形成されている。バルブカバー114は、第一表示板111と発光縁部131との間から背面方向に延びるように設けられている。
バルブカバー114および前面ケース140は、請求項の経路形成体に相当する。従ってバルブカバー114および前面ケース140が、段差面部151、導光経路150、および出口開口152を形成している。
まず、段差面部151を形成している構成を説明する。バルブカバー114は、第二表示板121より正面方向に突出した位置に第一表示板111を配置するように形成されている。これにより、第一表示領域110は、第二表示領域120よりも正面方向に突出した位置に配置されている。第二表示板121から突出する距離は、後述の出口開口152の開口面積が確保可能となる段差面部151が形成されるように決定する。一例として、バルブカバー114は、第一表示板111が第二表示板121から5mm突出するように配置されている。
段差面部151は、第一表示板111が第二表示板121よりも正面方向に突出した位置に配置されている構成により、第一表示領域110と第二表示領域120との間に形成されている面である。段差面部151は、メータ開口125の内周より正面方向に延び、第一表示板111の外周に至る面である。従って段差面部151は、正面方向に沿って形成されている。
導光経路150および出口開口152を形成する構成を説明する。バルブカバー114は、円錐台面部114aと、円筒部114bを組み合わせた形状となっている。円錐台面部114aは、第一表示板111を底面として、背面方向に向かって延びるとともに緩やかに径が小さくなる円錐台の周面をなす形状である。円筒部114bは、円錐台面部114aの背面方向の端部より、背面方向に向かって伸びる円筒形状である。
従って、円錐台面部114aの外面は、背面方向に向かうにつれて、段差面部151およびメータ配置穴141の内面から離れるように形成されている。また、円筒部114bの外面は、メータ配置穴141の内面から離れて形成されている。
導光経路150は、メータ配置穴141の内面と、円錐台面部114aおよび円筒部114bの外面との間の空間である。出口開口152は、段差面部151のうち、円錐台面部114aの外面とメータ配置穴141の内面との間の領域である。
導光リング115は、導光経路150の背面方向に配置されている。導光リング115は、導光経路150を介して照明光を発光部材130の全周にわたって供給する部材である。導光リング115は、透光性の樹脂により環状に形成されている。導光リング115は、背面方向から照明光を導入する。導光リング115は、少なくとも正面方向に向けて導入した照明光を出射する。
回路基板116は、板状に形成された樹脂やセラミックスなどの絶縁基材に、銅などによる導体パターンおよび電子部品を設けることによって回路が形成された部材である。回路基板116に設けられる電子部品は、導光リング115に照明光を供給する光源118を含む。光源118は、導体パターンを介して電力の供給を受けることにより照明光を射出する。光源118は、例えば発光ダイオードが用いられる。
背面ケース160は、回路基板116を背面方向から覆い、表示装置1の背面方向の外観形状を形成する部材である。背面ケース160は、例えば前面ケースと同様に白色のABS樹脂やポリプロピレン樹脂などにより形成されている。
[実施形態のまとめ]
以上、説明した実施形態によれば、導光リング115は、全周にわたって光源118より供給された照明光を正面方向に出射する。導光リング115より出射された照明光は、導光リング115の正面方向に形成された導光経路150により導光される。照明光は、出口開口152に向けて直接、または導光経路150の内壁に反射されて導光され、出口開口152より出射される。
出口開口152より出射された照明光は、導入部135より透光基材132に導入される。導入された照明光は、直接、または遮光層133に反射されて発光縁部131に向かい、発光縁部131より出射される。照明光は、以上の経路で発光縁部131に導かれ、発光縁部131を発光させる。これにより、表示装置1は、第一表示領域110および第二表示領域120を、照明光により発光する発光縁部131で区分けした構成となっている。
一方、バルブカバー114および前面ケース140は、第二表示領域120よりも正面方向に突出した位置に第一表示領域110を配置している。これにより、発光縁部131に照明光を導光する導光経路150の出口開口は、第一表示領域および第二表示領域の間に形成された段差面部151に形成可能となる。このとき、段差面部151は、第一表示領域110および第二表示領域120に対して傾斜した姿勢となる。このような段差面部151に出口開口152が形成されていることにより、ユーザからの見た目上で互いに隣接する第一表示領域110および第二表示領域120を大きく離すことなく、出口開口152の開口面積を確保可能である。これにより、表示装置1は、二つの表示領域を近接させた構成となっている。
従って、表示装置1は、第一表示領域110および第二表示領域120が発光縁部131で区分けされており、かつドライバからの見た目上で二つの表示領域を近接させた構成となっている。
また、バルブカバー114および前面ケース140は、段差面部151を正面方向に沿って形成している。これにより、段差面部151の外側に形成される出口開口152の見た目上の面積を小さくすることが可能となる。従って、ドライバからの見た目上で二つの表示領域の間の距離をより近づけることが可能である。
本実施形態における第一表示領域110と第二表示領域120との見た目上の距離を図4および図5を用いて説明する。第二表示板121を取り除いた状態の表示面100では、図4に示すように画像表示部122を形成するディスプレイ124と第一表示板111が近接している。また、発光部材130は、一部がディスプレイ124の正面方向を覆うように配置されている。
第二表示板121に加えて発光部材130を取り除いた状態の表示面100では、図5に示すように第一表示板111と前面ケース140とが見た目上で隣接している。これにより表示面100は、第一表示領域110と第二表示領域120との間の見た目上の距離を短くした構成となる。
本実施形態では、前面ケース140は、第二表示領域120から視認方向に突出した遮蔽部142を形成している。遮蔽部142は、第二表示領域120に沿って接触部134に向かう照明光を遮蔽する。従って遮蔽部142は、接触部134と第二表示領域120との間からの光漏れを抑制可能である。
本実施形態では、遮光層133は、照明光の反射により透光基材132の外部に向かう照明光を遮光する。このため遮光層は、遮光による発光部材130の内部での照明光の減衰を抑制する。従って、発光部材130は、透光基材132に導入される照明光のうち、遮光層により遮光される光量が多い場合であっても、発光縁部131より出射する光量の減少を抑制可能である。すなわち、発光部材130は、導入される照明光のうち、正面方向に向かう光量が少ない場合であっても、出射する光量が減少することを抑制可能である。
本実施形態では、表示装置1は、導光経路150により第二表示板121の正面方向に形成された発光縁部131を発光させる構成である。導光経路150は、メータ配置穴141の内面と、円錐台面部114aおよび円筒部114bの外面との間の空間として形成されている。このため表示装置1は、第二表示領域120の背面方向において発光縁部131までに至る形状を備えた特別な導光部材を配置することなく、発光縁部131を発光させうる。従って表示装置1は、表示面100よりも背面方向に位置する導光部材の配置による、表示面100のデザインの制限が抑制可能である。
本実施形態における表示面100に対する構成部材の配置を、図6を用いて説明する。導光リング115は、正面方向から見てメータ配置穴141の内側に位置するように配置されている。また、導光経路150は、メータ配置穴141の内側に形成されている。このように、発光縁部131を発光させるための構成は、第二表示板121の背面方向には配置されず、第一表示板111の背面方向に配置されている。
導光経路150を形成するバルブカバー114および前面ケース140が白色の樹脂で形成されている場合、導光経路150の内壁も白色となる。従って、導光経路150により導光される照明光は、導光経路150の内壁に乱反射されつつ出口開口152に向かう。これにより、導光される照明光の減衰が抑制される。また、照明光が拡散され、発光縁部131の発光ムラが抑制される。
以上、本開示の実施形態を説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本開示の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
<変形例1>
実施形態において、バルブカバー114は、円錐台形状と円柱形状とを組み合わせた外観形状としていた。また、前面ケース140は遮蔽部142を形成していた。しかし、段差面部151を形成するとともに、段差面部151に出口開口152を形成する導光経路150を形成可能であれば、バルブカバー114の外観形状や前面ケース140の形状はこれに限られない。
バルブカバー114の外観形状や前面ケース140の形状の別例を図7に沿って説明する。図7に示すように、バルブカバー114の外観形状が、背面方向に向かうにつれて段階的に前面ケース140から離れる形状であってもよい。また、図7に示すように、前面ケース140が、第二表示領域120よりも正面方向に突出した部分を有さない、すなわち遮蔽部142を形成しない形状であってもよい。
また、実施形態において、遮光層133は金属膜であったが、照明光の遮断が可能であれば、遮光層133の構成はこれに限られない。例えば、図7に示すように、遮光層133が、塗料層133aと、金属層133bとにより構成されていてもよい。塗料層133aは、透光基材132の表面に配置された、黒色の塗料である。金属層133bは、塗料層133aの表面にめっきや蒸着などにより設けられた、実施形態における遮光層133と同様の金属膜である。すなわち、透光基材132と金属膜との間に、塗料層133aを追加で設けた構成である。塗料層133aは、遮光層133からの光漏れを抑制可能である。
また、透光基材132の表面に、照明光を拡散する拡散層139を設けてもよい。拡散層139は、例えば表面に微細な凹凸を設ける、いわゆるシボ加工を施すことにより形成される。拡散層139は、例えば導入部135のうち、発光縁部131の背面方向に位置する部分に設けられる。拡散層139は、発光縁部131の発光ムラを抑制可能である。
1:表示装置 100:表示面 110:第一表示領域 111:第一表示板 112:指針 113:拡散板 114:バルブカバー 114a:円錐台面部 114b:円筒部 115:導光リング 116:回路基板 118:光源 120:第二表示領域 121:第二表示板 122:画像表示部 123:警告表示部 124:ディスプレイ 130:発光部材 131:発光縁部 132:透光基材 133:遮光層 134:接触部 135:導入部 140:前面ケース 141:メータ配置穴 142:遮蔽部 150:導光経路 151:段差面部 152:出口開口 160:背面ケース

Claims (4)

  1. 情報を表示する第一表示領域(110)および第二表示領域(120)が形成された表示装置(1)であって、
    互いに隣接する前記第一表示領域および前記第二表示領域の間に位置し、前記第一表示領域および前記第二表示領域を区分けする発光縁部(131)が設けられた発光部材(130)と、
    前記発光縁部を発光させる照明光を射出する光源(118)と、
    前記第一表示領域および前記第二表示領域の背面方向に位置し、前記光源から射出された前記照明光を前記発光縁部の背面方向に導光する導光経路(150)を形成している経路形成体(114、140)と、を備え、
    前記経路形成体は、前記第二表示領域よりも正面方向に突出した位置に前記第一表示領域を配置するよう、前記第一表示領域および前記第二表示領域の間に段差面部(151)を形成しており、
    前記導光経路の出口開口(152)が、前記段差面部に形成されている表示装置。
  2. 前記経路形成体は、前記段差面部を前記正面方向に沿って形成している請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記発光部材は、前記第二表示領域と接する接触部(134)を備え、
    前記経路形成体は、
    前記第二表示領域に対し前記正面方向に突出して、前記接触部に向かう前記照明光を遮蔽する遮蔽部(142)を形成する請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記発光部材は、
    透光性を有し、前記照明光を導入して前記正面方向に出射する透光基材(132)と、
    前記透光基材の表面のうち前記照明光の出射を制限する領域に設けられ、前記照明光の反射により、前記透光基材の外部に向かう前記照明光を遮光する遮光層(133)とを備える請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
JP2017112953A 2017-06-07 2017-06-07 表示装置 Active JP6897346B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017112953A JP6897346B2 (ja) 2017-06-07 2017-06-07 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017112953A JP6897346B2 (ja) 2017-06-07 2017-06-07 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018205215A true JP2018205215A (ja) 2018-12-27
JP6897346B2 JP6897346B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=64955608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017112953A Active JP6897346B2 (ja) 2017-06-07 2017-06-07 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6897346B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6897346B2 (ja) 2021-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8814375B2 (en) Display device with translucent background panel
JP6063308B2 (ja) 自動車用メータの立体意匠部構造
EP1407917B1 (en) Display device for vehicle
JP6478009B2 (ja) 表示装置
US20140233208A1 (en) Pointer-type display device
JP2013076571A (ja) 計器
JP5510076B2 (ja) 表示装置
JP6897346B2 (ja) 表示装置
JP2008261664A (ja) メータ装置
JP2007078604A (ja) 指示計器
JP2015040740A (ja) 表示装置
JP2012173231A (ja) 環状導光装置
JP2018054291A (ja) 車両用計器
JP5338070B2 (ja) 計器装置
JP6634756B2 (ja) 表示装置
JP2020106572A (ja) 表示装置
JP5978841B2 (ja) 表示装置
JP5387879B2 (ja) 指針照明装置
JP4792909B2 (ja) 計器の指針照明装置
JP2019011952A (ja) 車両表示装置
JP2010243253A (ja) 導光体及び車両用表示装置
JP2018040625A (ja) 車両表示装置
JP2010096528A (ja) 計器装置
JP4268553B2 (ja) 計器装置
JP2021189032A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210524

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6897346

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250