JP2018204329A - 仮設足場用連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】単管クランプと突出管とを溶接によらず安定した状態で固定することができるようにし、布材に対して中間支柱を安定した状態で連結できるようにするとともに、連結した状態にある中間支柱の鉛直度を出しやすくする。【解決手段】仮設足場用連結具1は、突出管20の内面における下端部から上方に離れた部分に固定された被締結板21を備えている。被締結板21を単管クランプ10に締結固定する。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば建設現場等で構築される仮設足場の一部を構成する仮設足場用の部材であり、特に、布材の中間部分に設けられる中間支柱を当該布材に連結するための連結具の構造の技術分野に属する。
従来より、例えば建設現場等で構築される仮設足場は、複数本の支柱を左右方向及び前後方向に間隔をあけて配置するとともに、それら支柱を布材によって連結することによって骨格部分が構成されており、この骨格部分に対して足場板や幅木等が固定されるようになっている。
特開2014−234685号公報
ところで、仮設足場の布材の中間部分に上下方向に延びる中間支柱を設けたい場合がある。この中間支柱を設ける場合には、布材をクランプするための単管クランプと、単管クランプから上方へ突出するように設けられた突出管とからなる連結具を使用することが考えられる。この連結具を使用する際には、単管クランプで布材の所定位置をクランプした状態とし、この状態で上方へ突出している突出管を中間支柱の下側に差し込むようにすることで、中間支柱を布材の所定位置において上下方向に延びるように連結することが可能になる。
ここで、突出管を単管クランプに固定する方法として、一般的な溶接による方法を挙げることができる。ところが、突出管を溶接によって単管クランプに固定する場合には、突出管が中間支柱に対して該中間支柱の下側から差し込まれるものであることから、突出管の下端部を単管クランプの上面に対して溶接することになる。このようにすると、溶接ビードが突出管の下端部から外方へはみ出てしまい、中間支柱の下端部が溶接ビードに接触する恐れがある。溶接ビードは形状が定まってないので、中間支柱の下端部が溶接ビードに接触すると、中間支柱の下端部が安定しにくくなるとともに、中間支柱の鉛直度が出にくくなるといった問題が発生する。
このことに対し、突出管の内面を単管クランプに溶接することが考えられる。しかし、突出管の下端部を単管クランプに溶接する必要があることには変わりなく、溶接棒を突出管の上端部から該突出管の内側に差し込んで該突出管の下端部に到達させなければならない。このとき、突出管は中間支柱に差し込んだ状態で該中間支柱を安定させるために一定以上の長さが必要であり、そのように長く形成された中間支柱の上端部から下端部に溶接棒を到達させるのは容易ではないとともに、外部から溶接部分を見ることができない。よって、溶接作業が極めて困難なものになり、突出管の内面を単管クランプに溶接することは現実的ではない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、単管クランプと突出管とを溶接によらず安定した状態で固定することができるようにし、布材に対して中間支柱を安定した状態で連結できるようにするとともに、連結した状態にある中間支柱の鉛直度を出しやすくすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、突出管の下端部から上方に離れた内面に被締結板を設け、この被締結板を単管クランプに締結固定するようにした。
第1の発明は、仮設足場を構成する布材の中間部分に上下方向に延びる中間支柱を連結する仮設足場用連結具において、上記布材の中間部分をクランプする単管クランプと、上記単管クランプから上方へ突出し、上記中間支柱の下側に差し込まれる突出管と、上記突出管の内面における該突出管の下端部から上方に離れた部分に固定され、該突出管の径方向に延びる被締結板と、上記被締結板を上記単管クランプに締結する締結部材とを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、突出管の内面に固定されている被締結板が締結部材によって単管クランプに固定される。このとき、被締結板は、突出管の内面において下端部から上方に離れているので、例えば被締結板を突出管の内面に溶接したとしても溶接ビードが突出管の下端部から外方へはみ出すことはない。また、締結部材による単管クランプへの締結前に被締結板を突出管の内面に溶接すればよいので、被締結板を突出管に溶接する作業が容易に行える。
さらに、溶接ビードが突出管の内面に形成されていて、該突出管の下端部から外方へはみ出していないので、突出管を中間支柱の下側に差し込んだときに中間支柱が溶接ビードに接触することはない。これにより、布材に対して中間支柱が安定した状態で連結されるとともに、中間支柱の鉛直度が出やすくなる。
第2の発明は、第1の発明において、上記突出管の下端部と上記単管クランプの上面との間には、該突出管の径方向外方へ突出する中間板が設けられ、上記中間板の上面は、上記突出管の中心線と略直交するように延び、上記中間支柱の下端部が当接する当接面であることを特徴とする。
この構成によれば、突出管を中間支柱の下側に差し込むと、中間支柱の下端部が中間板の当接面に当接する。このとき、当接面が突出管の中心線と略直交するように延びているので、中間支柱の下端部がより一層安定する。
第3の発明は、第2の発明において、上記被締結板と上記中間板の上記当接面とは、上記突出管の中心線方向に互いに離れていることを特徴とする。
すなわち、突出管は、被締結板と、当接面に当接する下端部とによって単管クランプに固定されることになるが、このとき、被締結板と当接面とが突出管の中心線方向に離れていることで突出管を安定させることが可能になる。
第4の発明は、第3の発明において、上記締結部材はボルト及び該ボルトに螺合するナットで構成され、上記単管クランプ、上記中間板及び上記被締結板には、上記ボルトが挿通する挿通孔がそれぞれ形成され、上記単管クランプ、上記中間板及び上記被締結板の上記挿通孔に挿通した上記ボルトに上記ナットが螺合していることを特徴とする。
この構成によれば、単管クランプ、中間板及び突出管が共通のボルト及びナットによって共締めされる。
第5の発明は、第4の発明において、上記単管クランプの上側には、上記突出管の径方向に延びる上側板部が設けられ、該上側板部に上記挿通孔が形成され、上記上側板部と上記中間板とが厚み方向に重なるように配置されて上記締結部材によって締結されていることを特徴とする。
この構成によれば、単管クランプの上側板部と中間板とを厚み方向に重ねた状態で締結することにより、上側板部が中間板によって補強されることになり、突出管をより一層安定させることが可能になる。
第1の発明によれば、突出管の内面における下端部から上方に離れた部分に被締結板を固定し、この被締結板を単管クランプに締結するようにしたので、単管クランプと突出管とを溶接によらず安定した状態で固定することができる。これにより、溶接ビードが中間支柱に接触することはないので、布材に対して中間支柱を安定した状態で連結できるとともに、連結した状態にある中間支柱の鉛直度を出しやすくすることができる。
第2の発明によれば、突出管の下端部と単管クランプの上面との間に中間板を設け、中間板の上面を、突出管の中心線と略直交するように延びる当接面としたので、中間支柱の下端部をより一層安定させることができる。
第3の発明によれば、被締結板と中間板の当接面とが突出管の中心線方向に互いに離れているので、突出管を単管クランプに固定した状態で安定させることができる。
第4の発明によれば、単管クランプ、中間板及び被締結板の挿通孔に挿通したボルトにナットを螺合させるようにしたので、単管クランプ、中間板及び突出管を共締めによって締結することができ、部品点数を削減できる。
第5の発明によれば、単管クランプの上側板部と中間板とを厚み方向に重なるように配置して締結部材によって締結したので、上側板部を中間板によって補強することができ、突出管をより一層安定させることができる。
実施形態に係る仮設足場用連結具を布材に固定した状態を示す斜視図である。 実施形態に係る仮設足場用連結具を使用して中間支柱を布材に連結した状態を示す斜視図である。 仮設足場用連結具の側面図である。 仮設足場用連結具の分解斜視図である。 仮設足場用連結具の部分断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る仮設足場用連結具1を布材100に固定した状態を示す斜視図であり、また、図2は、仮設足場用連結具1を使用して中間支柱200を布材100に連結した状態を示す斜視図である。仮設足場は、例えば建築現場や建築物の補修、改修、解体現場等において支柱(図示せず)、布材100、筋交い(図示せず)、足場板(図示せず)、幅木(図示せず)等を組み合わせることによって構築される。支柱は鉛直方向に延びる姿勢とされて左右方向及び前後方向に互いに間隔をあけて配置される。布材100は水平方向に延びる姿勢とされて隣合う支柱を連結する場合等に使用される。図1、図2では、布材100の長手方向中間部分の一部を示している。
(仮設足場用連結具1の全体構成)
仮設足場用連結具1は、仮設足場を構成する布材100の中間部分に、上下方向に延びる中間支柱(図2にのみ示す)200を連結するための仮設足場用の部材である。仮設足場用連結具1は、単管クランプ10と、突出管20と、被締結板21と、中間板30と、ボルト40及びナット41とを少なくとも備えている。単管クランプ10が布材100の中間部分をクランプした状態で、突出管20が上方へ突出する姿勢となり、この突出管20を中間支柱200の下側に差し込むことによって中間支柱200を布材100に連結することができるようになっている。単管クランプ10の布材100に対する位置を変更することで中間支柱200の位置を容易に変更することができるようになっている。
(単管クランプ10の構成)
単管クランプ10は、仮設足場の組み立て現場で従来から使用されている部材であり、各種パイプを径方向に挟持することによって該パイプに固定されるように構成されている。すなわち、単管クランプ10は、布材100の外面における上側部分を覆うように全体として湾曲形成された上側クランプ部材11と、布材100の外面における下側部分を覆うように全体として湾曲形成された下側クランプ部材12と、ネジ棒13と、ネジ棒13に螺合するナット14とを備えている。これら各部材は金属製とすることができる。図3に示すように、上側クランプ部材11と下側クランプ部材12の一端部(図3における右端部)同士は、布材100の中心線方向に延びる回動軸11bによって相対的に回動可能に連結されている。上側クランプ部材11の他端部(図3における左端部)には、上記ネジ棒13の上端部が支軸11aによって回動可能に連結されている。この支軸11aも布材100の中心線方向に延びている。
下側クランプ部材12の他端部(図3における左端部)には、図4等に示すように上記ネジ棒13の下端部を入れることが可能な形状の切欠部12aが形成されている。切欠部12aは、下側クランプ部材12の外方へ向けて開放されており、ネジ棒13を支軸11a周りに下方へ回動させて切欠部12aの開放部分から該切欠部12aに入れることができるようになっている。
ナット14は、ネジ棒13に螺合することによって上側クランプ部材11の他端部と、下側クランプ部材12の他端部とを互いに接近させるための部材である。上側クランプ部材11と下側クランプ部材12とで布材100を径方向に挟持する力は、ナット14をネジ棒13に螺合させる量によって任意に設定することができる。この実施形態では、中間支柱200が使用中に倒れることのないように、上側クランプ部材11と下側クランプ部材12とによる布材100の挟持力を調整している。
上側クランプ部材11の上側には、突出管20の径方向に延びる上側板部11cが設けられている。この上側板部11cの外形状は、後述する中間板30の外形状よりも大きく設定されている。上側板部11cの略中央部には、ボルト40が挿通する円形の挿通孔11dが該上側板部11cを厚み方向に貫通するように形成されている。布材100に固定した状態の単管クランプ10を上方から見たときに、上側板部11cの挿通孔11dの中心が布材100の中心線上に位置するように、該挿通孔11dの形成位置が設定されている。
(突出管20の構成)
突出管20は、金属製の直管部材で構成されており、単管クランプ10から上方へ突出し、中間支柱200の下側に差し込まれる部材である。すなわち、突出管20の外径は中間支柱200に差し込むことができるように、該中間支柱200の内径よりも若干小さめに設定されているが、突出管20の外周面と中間支柱200の内周面との間には隙間が殆どできないようになっている。これにより、突出管20を中間支柱200に差し込んだ状態でぐらつきやガタつきが抑制される。
突出管20の上部には、上端へ行くほど外径が小さくなるように形成された縮径部20aが設けられている。突出管20を中間支柱200に差し込む際に両者の中心線が径方向に多少ずれていたとしても、縮径部20aの外面に中間支柱200の下端部が摺接することによって突出管20の中心線と中間支柱200の中心線とが次第に一致するようになり、突出管20を中間支柱200に容易に差し込むことができる。また、突出管20の上下方向中間部分には複数の孔部20bが互いに周方向に間隔をあけて形成されている。
(被締結板21の構成)
被締結板21は、ボルト40及びナット41によって単管クランプ10に締結固定される部材である。被締結板21は、突出管20の内面における該突出管20の下端部から上方に離れた部分に固定され、該突出管20の径方向(使用状態において水平方向)に延びている。突出管20は円管部材で構成されていることから、被締結板21の外形状は円形とされており、この被締結板21の外周部の全体が突出管20の内面に接触するようになっている。そして、被締結板21の外周部の全体が突出管20の内面に溶接されている。
被締結板21の厚みは、突出管20の肉厚及び単管クランプ10の上側板部11cの厚みよりも厚く設定されており、被締結板21は上側板部11cよりも高剛性に構成されている。
被締結板21の中心部には、ボルト40が挿通する円形の挿通孔21aが該被締結板21を厚み方向に貫通するように形成されている。被締結板21の挿通孔21aは、上方から見たときに、上側板部11cの挿通孔11dと一致するように配置されている。
(中間板30の構成)
中間板30は、突出管20の下端部と単管クランプ10の上面との間に設けられている。具体的には、中間板30は、単管クランプ10の上側板部11cの上面に沿って延びる円形の板状に形成されており、その外周部が全周に亘って突出管20の下端部から径方向外方へ突出している。従って、突出管20の下端部と、単管クランプ10の上側板部11cの上面との間には、中間板30の外周部によって段部が形成されることになる。
中間板30の上面は、突出管20の中心線と略直交するように延び、中間支柱200の下端部が当接する当接面30aとされている。当接面30aは、使用状態において水平方向に延びている。中間板30の厚みも突出管20の肉厚及び単管クランプ10の上側板部11cの厚みよりも厚く設定されている。
中間板30の中心部には、ボルト40が挿通する円形の挿通孔30bが該中間板30を厚み方向に貫通するように形成されている。中間板30の挿通孔30bは、上方から見たときに、上側板部11cの挿通孔11dと一致するように配置されている。
また、上記被締結板21が突出管20の下端部から上方に離れた部分に固定されているので、被締結板21と中間板30の当接面30aとは、突出管20の中心線方向に互いに離れることになる。一方、中間板30と、単管クランプ10の上側板部11cとは、厚み方向に重なるように配置されるので、中間板30と上側板部11cとによって2重板構造が構成される。
(締結部材の構成)
本発明の締結部材はボルト40及びナット41で構成されている。ボルト40は頭部が下に位置した状態とされて、該ボルト40の軸部が単管クランプ10の上側板部11cの下方から該上側板部11cの挿通孔11d、中間板30の挿通孔30b、被締結板21の挿通孔21aに順に挿通される。挿通孔11d、30b、21aに挿通されたボルト40の軸部が挿通孔21aから上方へ突出し、この挿通孔21aから上方へ突出した部分にナット41を螺合させて締め付けることによって被締結板21を単管クランプ10に締結することができるようになっている。ボルト40にナット41を螺合させることにより、単管クランプ10の上側板部11cと中間板30とが厚み方向に締結される。つまり、単管クランプ10の上側板部11c、中間板30及び被締結板21をボルト40及びナット41で共締めすることができる。
尚、本発明の締結部材としては、ボルト40及びナット41以外にも、例えば、ネジ、ビス、リベット等で構成することもでき、板材を締結する際に使用することが可能な各種締結部材であってもよい。
(実施形態の作用効果)
本実施形態によれば、突出管20の内面に固定されている被締結板21がボルト40及びナット41によって単管クランプ10に固定される。このとき、被締結板21は、突出管20の内面において下端部から上方に離れているので、例えば被締結板21を突出管20の内面に溶接したとしても溶接ビードが突出管20の下端部から外方へはみ出すことはない。
また、ボルト40及びナット41による単管クランプ20への締結前に被締結板21を突出管20の内面に溶接すればよいので、例えば溶接棒を突出管20の下端部側から該突出管20の内方に差し込んで被締結板21を容易に溶接することができる。
また、溶接ビードが突出管20の内面に形成されていて、該突出管20の下端部から外方へはみ出していないので、突出管20を中間支柱200の下側に差し込んだときに中間支柱200が溶接ビードに接触することはない。これにより、布材100に対して中間支柱200が安定した状態で連結されるとともに、中間支柱200の鉛直度が出やすくなる。
そして、突出管20を中間支柱200の下側に差し込むと、中間支柱200の下端部が中間板30の当接面30aに当接する。このとき、当接面30aが突出管20の中心線と略直交するように延びているので、中間支柱200の下端部がより一層安定する。
また、突出管20は、ボルト40及びナット41によって単管クランプ10に締結すると、被締結板21と、当接面30aに当接する下端部とによって固定されることになる。このとき、被締結板21と当接面30aとが突出管20の中心線方向に離れていることで突出管20を安定させることが可能になる。
また、単管クランプ10の上側板部11cと中間板30とを厚み方向に重ねた状態で締結することにより、上側板部11cが中間板30によって補強されることになり、突出管20をより一層安定させることが可能になる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る仮設足場用連結具は、例えば、中間支柱を布材に連結する場合に使用することができる。
1 仮設足場用連結具
10 単管クランプ
11c 上側板部
11d 挿通孔
20 突出管
21 被締結板
21a 挿通孔
30 中間板
30a 当接面
30b 挿通孔
40 ボルト
41 ナット
100 布材
200 中間支柱

Claims (5)

  1. 仮設足場を構成する布材の中間部分に上下方向に延びる中間支柱を連結する仮設足場用連結具において、
    上記布材の中間部分をクランプする単管クランプと、
    上記単管クランプから上方へ突出し、上記中間支柱の下側に差し込まれる突出管と、
    上記突出管の内面における該突出管の下端部から上方に離れた部分に固定され、該突出管の径方向に延びる被締結板と、
    上記被締結板を上記単管クランプに締結する締結部材とを備えていることを特徴とする仮設足場用連結具。
  2. 請求項1に記載の仮設足場用連結具において、
    上記突出管の下端部と上記単管クランプの上面との間には、該突出管の径方向外方へ突出する中間板が設けられ、
    上記中間板の上面は、上記突出管の中心線と略直交するように延び、上記中間支柱の下端部が当接する当接面であることを特徴とする仮設足場用連結具。
  3. 請求項2に記載の仮設足場用連結具において、
    上記被締結板と上記中間板の上記当接面とは、上記突出管の中心線方向に互いに離れていることを特徴とする仮設足場用連結具。
  4. 請求項3に記載の仮設足場用連結具において、
    上記締結部材はボルト及び該ボルトに螺合するナットで構成され、
    上記単管クランプ、上記中間板及び上記被締結板には、上記ボルトが挿通する挿通孔がそれぞれ形成され、
    上記単管クランプ、上記中間板及び上記被締結板の上記挿通孔に挿通した上記ボルトに上記ナットが螺合していることを特徴とする仮設足場用連結具。
  5. 請求項4に記載の仮設足場用連結具において、
    上記単管クランプの上側には、上記突出管の径方向に延びる上側板部が設けられ、該上側板部に上記挿通孔が形成され、
    上記上側板部と上記中間板とが厚み方向に重なるように配置されて上記締結部材によって締結されていることを特徴とする仮設足場用連結具。
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