JP2018201268A - 異種シールド接続方法 - Google Patents

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【課題】異なる形式の個別シールドケーブルと一括シールドケーブルとに夫々対応した機器同士の相互接続を一方の機器の新規開発を伴わずに実現する。【解決手段】複数の個別シールドケーブル1の端部におけるシース2を所要範囲に亘り除去して個別シールド3を部分的に剥き出し状態とし、その剥き出し状態の個別シールド3とコア線4との間にスリーブ5を挿入してシース2に突き当たる位置まで押し込み、前記スリーブ5が押し込み位置から戻らないよう該押し込み位置の手前で前記複数の個別シールド3をテープ6により束ねて固定し、複数のコア線4をまとめて被覆することが可能な一括シールドを前記テープ6により束ねた各個別シールド3に被せ、前記一括シールドにおける前記スリーブ5の押し込み位置に対応する部位を金属バンドで結束する。【選択図】図4

Description

本発明は、異種シールド接続方法に関するものである。
従来、高電圧ケーブルには、該高電圧ケーブルから出る電磁波が周囲の機器に悪影響を及ぼすことがないよう電磁シールド機能を持つシールドケーブルが用いられており、該シールドケーブルは、ポリエチレン等の絶縁体により被覆されたコア線を、銅線等で筒状に編み込まれたシールドにより被覆し、その外周を樹脂製のシース(保護外被覆)により更に被覆した構造となっている。
この種のシールドケーブルには、コア線を個別にシールド(以下では個別シールドと称する)で被覆した個別シールドケーブルと、複数のコア線を一括してシールド(以下では一括シールドと称する)で被覆した一括シールドケーブルの二種類があるため、各種の機器は、個別シールドケーブル(下記の特許文献1を参照)と一括シールドケーブル(下記の特許文献2を参照)の何れかの形式に合わせた受け構造を備えることになる。
実開平4−6129号公報 特開2012−35803号公報
しかしながら、異なる形式の個別シールドケーブルと一括シールドケーブルとに夫々対応した機器同士を相互に接続したい場合、何れかの形式に統一するために受け構造を一方に合わせて変更した機器の新規開発を行わなければならず、このような新規開発によりコストの大幅な増加を招いてしまうという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、異なる形式の個別シールドケーブルと一括シールドケーブルとに夫々対応した機器同士の相互接続を一方の機器の新規開発を伴わずに実現することを目的とする。
本発明は、複数の個別シールドケーブルの端部におけるシースを所要範囲に亘り除去して個別シールドを部分的に剥き出し状態とし、その剥き出し状態の個別シールドとコア線との間にスリーブを挿入してシースに突き当たる位置まで押し込み、前記スリーブが押し込み位置から戻らないよう該押し込み位置の手前で前記複数の個別シールドをテープにより束ねて固定し、複数のコア線をまとめて被覆することが可能な一括シールドを前記テープにより束ねた各個別シールドに被せ、前記一括シールドにおける前記スリーブの押し込み位置に対応する部位をバンドで結束することを特徴とする異種シールド接続方法、に係るものである。
而して、このようにすれば、複数の個別シールドケーブルの端部における剥き出し状態の個別シールドとコア線との間にスリーブを押し込むことで前記コア線の保護を図りつつバンドによる結束時の反力を取り易い構造を作り、この構造部分を前記各個別シールドをテープにより束ねて固定した上で一括シールドによりまとめて包み込み且つバンドで結束することで前記各個別シールドと一括シールドとを確実に面接触させて接続し、相互の連続的な導通状態を確保して良好な等電位化を図ることが可能となる。
この結果、複数の個別シールドケーブルの端部が一括シールドにより一括して被覆された一括シールドケーブルの形式として再構成され、これにより一括シールドケーブルの形式に合わせた受け構造を持つ既存の機器への接続が可能となり、個別シールドケーブルに対応した機器と、一括シールドケーブルに対応した機器とを相互に接続したい場合でも、何れかの形式に統一するために受け構造を一方に合わせて変更した機器を新規開発する必要がなくなる。
また、本発明においては、テープにより束ねた各個別シールドに被せるための一括シールドとして、一括シールドケーブル用のコネクタに具備された一括シールドを使用し、該一括シールド内を通して各個別シールドケーブルのコア線を前記コネクタの端子に接続することが好ましく、このようにすれば、一括シールドケーブルの形式に合わせた受け構造を持つ既存の機器に対し前記コネクタを介して簡便に接続を行うことが可能となる。
上記した本発明の異種シールド接続方法によれば、異なる形式の個別シールドケーブルと一括シールドケーブルとに夫々対応した機器同士の相互接続を一方の機器の新規開発を伴わずに実現することができ、このような機器の新規開発を不要として既存の機器をそのまま用いることができることによりコストの大幅な削減を図ることができるという種々の優れた効果を奏し得る。
複数の個別シールドケーブルの端部における個別シールドを剥き出しの状態にした概略図である。 図1の個別シールドとコア線との間にスリーブを挿入している状態を示す概略図である。 図2のスリーブをシースに突き当たる位置まで押し込んだ状態を示す概略図である。 図3のスリーブの押し込み位置の手前で各個別シールドをテープにより束ねて固定した状態を示す概略図である。 図4の各個別シールドに一括シールドを被せて金属バンドで結束した状態を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図5は本発明を実施する形態の一例を示すもので、本形態例においては、図1に示す如く、複数の個別シールドケーブル1の端部におけるシース2を所要範囲に亘り除去して個別シールド3を部分的に剥き出し状態とし、次いで、図2に示す如く、剥き出し状態となっている個別シールド3とコア線4との間にスリーブ5を挿入し、図3に示す如く、これらのスリーブ5をシース2に突き当たる位置まで押し込み、更に、図4に示す如く、前記スリーブ5が押し込み位置から戻らないよう該押し込み位置の手前で前記複数の個別シールド3をテープ6により束ねて固定する。
そして、図5に示す如く、このようにしてテープ6により束ねた各個別シールド3に対し、一括シールドケーブル用のコネクタ7に具備された一括シールド8(複数のコア線4をまとめて被覆することが可能な一括シールド8)を被せ、前記一括シールド8における前記スリーブ5の押し込み位置に対応する部位を金属バンド9で結束する。
ここで、前記一括シールド8内を通して各個別シールドケーブル1のコア線4を前記コネクタ7の端子7aに接続しておくと共に、前記一括シールド8及び前記金属バンド9の外周には、ここには図示していない絶縁テープ等をシースの代わりとして巻いて絶縁保護するようにしておくと良い。
尚、図1〜図5中における符号10は個別シールドケーブル1の反対側の端部に残る従前通りの個別シールドケーブル1用のコネクタを示しており、このコネクタ10を介して個別シールドケーブル1の形式に合わせた受け構造を持つ既存の機器に対し接続を行い得るようにしてある。
而して、このようにすれば、複数の個別シールドケーブル1の端部における剥き出し状態の個別シールド3とコア線4との間にスリーブ5を押し込むことで前記コア線4の保護を図りつつ金属バンド9による結束時の反力を取り易い構造を作り、この構造部分を前記各個別シールド3をテープ6により束ねて固定した上で一括シールド8によりまとめて包み込み且つ金属バンド9で結束することで前記各個別シールド3と一括シールド8とを確実に面接触させて接続し、相互の連続的な導通状態を確保して良好な等電位化を図ることが可能となる。
この結果、複数の個別シールドケーブル1の端部が一括シールド8により一括して被覆された一括シールドケーブルの形式として再構成され、これにより一括シールドケーブルの形式に合わせた受け構造を持つ既存の機器への接続が可能となり、個別シールドケーブル1に対応した機器と、一括シールドケーブルに対応した機器とを相互に接続したい場合でも、何れかの形式に統一するために受け構造を一方に合わせて変更した機器を新規開発する必要がなくなる。
また、特に本形態例においては、テープ6により束ねた各個別シールド3に被せるための一括シールド8として、一括シールドケーブル用のコネクタ7に具備された一括シールド8を使用し、該一括シールド8内を通して各個別シールドケーブル1のコア線4を前記コネクタ7の端子に接続するようにしているので、一括シールドケーブルの形式に合わせた受け構造を持つ既存の機器に対し前記コネクタ7を介して簡便に接続を行うことが可能となる。
従って、上記形態例によれば、異なる形式の個別シールドケーブル1と一括シールドケーブルとに夫々対応した機器同士の相互接続を一方の機器の新規開発を伴わずに実現することができ、このような機器の新規開発を不要として既存の機器をそのまま用いることができることによりコストの大幅な削減を図ることができる。
尚、本発明の異種シールド接続方法は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、個別シールドケーブルと一括シールドケーブルとの直接的な接続における個別シールドと一括シールドの接続にも適用できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 個別シールドケーブル
2 シース
3 個別シールド
4 コア線
5 スリーブ
6 テープ
7 コネクタ
7a 端子
8 一括シールド
9 金属バンド(バンド)

Claims (2)

  1. 複数の個別シールドケーブルの端部におけるシースを所要範囲に亘り除去して個別シールドを部分的に剥き出し状態とし、その剥き出し状態の個別シールドとコア線との間にスリーブを挿入してシースに突き当たる位置まで押し込み、前記スリーブが押し込み位置から戻らないよう該押し込み位置の手前で前記複数の個別シールドをテープにより束ねて固定し、複数のコア線をまとめて被覆することが可能な一括シールドを前記テープにより束ねた各個別シールドに被せ、前記一括シールドにおける前記スリーブの押し込み位置に対応する部位をバンドで結束することを特徴とする異種シールド接続方法。
  2. テープにより束ねた各個別シールドに被せるための一括シールドとして、一括シールドケーブル用のコネクタに具備された一括シールドを使用し、該一括シールド内を通して各個別シールドケーブルのコア線を前記コネクタの端子に接続することを特徴とする請求項1に記載の異種シールド接続方法。
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