JP2018200523A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像を配置して表示するためのテンプレートや枠を変更する場合のユーザの作業量を軽減すること。
【解決手段】情報処理装置は、画像の一部を枠に表示するよう制御する表示制御部と、前記画像を一意に識別するための識別情報と、該画像が表示された枠を一意に識別するための枠情報と、前記枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶する記憶部と、を有し、前記表示制御部は、第1の画像を第1の枠に表示する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を前記第1の枠に表示するよう制御する。
【選択図】図8
【解決手段】情報処理装置は、画像の一部を枠に表示するよう制御する表示制御部と、前記画像を一意に識別するための識別情報と、該画像が表示された枠を一意に識別するための枠情報と、前記枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶する記憶部と、を有し、前記表示制御部は、第1の画像を第1の枠に表示する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を前記第1の枠に表示するよう制御する。
【選択図】図8
Description
本発明は、情報処理装置の制御方法に関する。
所定のテンプレートに配置する画像を選択し、画像に関するコメントを入力することで容易に電子ブックを作成することができるシステムがある。テンプレートには、選択された画像を配置するための画像表示枠と、画像に関するコメントを入力するためのコメント入力欄がある。ユーザが画像表示枠に配置する画像を選択し、画像表示枠内に収める画像の範囲を指定すると、画像が画像表示枠の形状に応じてクリップ(トリミング)処理され、指定された画像の範囲の部分が画像表示枠内に配置される。また、画像の近傍に、コメント入力欄に入力されたコメントが表示される。
例えば、特許文献1には、単葉又は見開きのいずれかのレイアウトが画像毎に指定され、指定されたレイアウトに応じて画像をクリップ処理し、各ページに画像を配置するシステムが開示されている。
しかしながら、テンプレートに画像を配置した後、画像を配置するテンプレートを変更する場合やテンプレートに配置する画像を変更する場合には、再度画像表示枠内に収める画像の範囲を指定する必要があり、作業のやり直しが発生する。また、他のページで同じ画像を使う場合にも、再度画像表示枠内に収める画像の範囲を指定する必要があり、これまでの作業を有効利用できない。
本発明は、上記の問題点に鑑み、テンプレート及び画像を変更する場合のユーザの作業量を軽減するシステムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の問題点に鑑み、テンプレート及び画像を変更する場合のユーザの作業量を軽減するシステムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、画像の一部を枠に表示するよう制御する表示制御部と、前記画像を一意に識別するための識別情報と、該画像が表示された枠を一意に識別するための枠情報と、前記枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶する記憶部と、を有し、前記表示制御部は、第1の画像を第1の枠に表示する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を前記第1の枠に表示するよう制御することを特徴とする情報処理装置を提供する。
本発明の第二態様は、画像の一部を枠に表示するよう制御するステップと、前記画像を一意に識別するための識別情報と、該画像が表示された枠を一意に識別するための枠情報と、前記枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶するステップと、を有し、前記制御するステップにおいて、第1の画像を第1の枠に表示する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を前記第1の枠に表示するよう制御することを特徴とする情報処
理方法を提供する。
理方法を提供する。
本発明の第三態様は、コンピュータを第一態様に記載された情報処理装置の各部として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、画像を配置して表示するためのテンプレートや枠を変更する場合のユーザの作業量を軽減することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の構成については原則として同一の参照番号をふり、重複する説明は省略する。また、説明を具体化するために例示する数値等は、特に言及しない限りは、これに限定するものではない。
また、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって下記実施例の各構成が適宜修正又は変更されてもよい。
また、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって下記実施例の各構成が適宜修正又は変更されてもよい。
<実施例1>
(情報処理装置100のハードウェア構成)
図1は、情報処理装置100のハードウェア構成の例を示す図である。図1において、制御部101は、情報処理装置100全体を制御し、例えばCPU(Central Processing
Unit)である。ROM(Read Only Memory)102は、変更を必要としないプログラム
やパラメータを格納する。RAM(Random Access Memory)103は外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶する。記憶装置104(記憶部)は、情報処理装置100に固定して設置されたハードディスクやメモリカードなどであり、OS(Operating System)などのプログラムを記憶する。入力インターフェース105は、ユーザの操作を受け、データを入力するポインティングデバイスやキーボードなどの入力装置と接続する。BMU(Bit Move Unit)106は、例えばメモリ間(例えば、VRAM107と
他のメモリとの間)や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、ネットワークインターフェイス109)間のデータ転送を制御する。VRAM(Video RAM)107は、表示部11
1に表示する為の画像を描画する。このVRAM107に生成した画像を、所定の規定に従って表示部111に送信し、表示部111は受信した画像を表示する。NETI/F(Network Interface)109はインターネットなどのネットワーク回線110に接続する
。システムバス112は101〜109の各ユニットの通信経路である。
(情報処理装置100のハードウェア構成)
図1は、情報処理装置100のハードウェア構成の例を示す図である。図1において、制御部101は、情報処理装置100全体を制御し、例えばCPU(Central Processing
Unit)である。ROM(Read Only Memory)102は、変更を必要としないプログラム
やパラメータを格納する。RAM(Random Access Memory)103は外部装置などから供給されるプログラムやデータを一時記憶する。記憶装置104(記憶部)は、情報処理装置100に固定して設置されたハードディスクやメモリカードなどであり、OS(Operating System)などのプログラムを記憶する。入力インターフェース105は、ユーザの操作を受け、データを入力するポインティングデバイスやキーボードなどの入力装置と接続する。BMU(Bit Move Unit)106は、例えばメモリ間(例えば、VRAM107と
他のメモリとの間)や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、ネットワークインターフェイス109)間のデータ転送を制御する。VRAM(Video RAM)107は、表示部11
1に表示する為の画像を描画する。このVRAM107に生成した画像を、所定の規定に従って表示部111に送信し、表示部111は受信した画像を表示する。NETI/F(Network Interface)109はインターネットなどのネットワーク回線110に接続する
。システムバス112は101〜109の各ユニットの通信経路である。
情報処理装置100は、ページ毎にユーザによって選択された画像を、ページ毎に設けられた枠に配置することで電子ブックを作成する。電子ブックを作成するための各機能は
、制御部101によって実現される。
制御部101は、該画像の一部を枠に表示させるよう制御する表示制御部としての機能を有する。例えば、制御部101は、クリップ処理によりクリップ画像を生成し、枠に配置する。クリップ処理は、ユーザによって選択された画像の範囲を切り取り、配置する枠の形状に応じて切り取った画像を拡大及び縮小等する処理である。また、クリップ処理により生成された画像がクリップ画像である。
また、記憶装置104は、枠に表示された画像の識別情報(後述する画像ID)と、該画像が配置されて表示された枠の枠情報(後述する枠サイズ等)と、枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶する。なお、履歴データは、後述するクリップ情報管理テーブル700の各レコードに対応する。また、範囲情報は、後述するクリップ処理で用いられるクリップ先頭位置、拡大倍率等に対応する。
、制御部101によって実現される。
制御部101は、該画像の一部を枠に表示させるよう制御する表示制御部としての機能を有する。例えば、制御部101は、クリップ処理によりクリップ画像を生成し、枠に配置する。クリップ処理は、ユーザによって選択された画像の範囲を切り取り、配置する枠の形状に応じて切り取った画像を拡大及び縮小等する処理である。また、クリップ処理により生成された画像がクリップ画像である。
また、記憶装置104は、枠に表示された画像の識別情報(後述する画像ID)と、該画像が配置されて表示された枠の枠情報(後述する枠サイズ等)と、枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶する。なお、履歴データは、後述するクリップ情報管理テーブル700の各レコードに対応する。また、範囲情報は、後述するクリップ処理で用いられるクリップ先頭位置、拡大倍率等に対応する。
以下では第1の画像を第1の枠に配置する場合の表示制御処理について説明する。
制御部101は、第1の画像を第1の枠に配置する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを記憶部から対応履歴データとして取得し、対応履歴データの範囲情報に基づいて、第1の画像の一部を第1の枠に表示させる。
例えば、記憶装置104に同じ履歴データがある場合、制御部101は、履歴データと同じ条件のクリップ画像を生成する。これにより、同じ履歴データがある場合にクリップ画像の作成を省略することができ効率化することができる。
制御部101は、第1の画像を第1の枠に配置する場合に、第1の履歴データがない場合、第1の画像の識別情報と、第1の枠と縦横のサイズが同じ枠の枠情報とを含む第2の履歴データを記憶部から対応履歴データとして取得する。そして、対応履歴データの範囲情報に基づいて、第1の画像の一部を第1の枠に表示させてもよい。これにより、枠のサイズが同じ履歴データがある場合に画像の一部を表示させるための作業を省略することができ作業を効率化することができる。
制御部101は、第1の画像を第1の枠に配置する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを記憶部から対応履歴データとして取得し、対応履歴データの範囲情報に基づいて、第1の画像の一部を第1の枠に表示させる。
例えば、記憶装置104に同じ履歴データがある場合、制御部101は、履歴データと同じ条件のクリップ画像を生成する。これにより、同じ履歴データがある場合にクリップ画像の作成を省略することができ効率化することができる。
制御部101は、第1の画像を第1の枠に配置する場合に、第1の履歴データがない場合、第1の画像の識別情報と、第1の枠と縦横のサイズが同じ枠の枠情報とを含む第2の履歴データを記憶部から対応履歴データとして取得する。そして、対応履歴データの範囲情報に基づいて、第1の画像の一部を第1の枠に表示させてもよい。これにより、枠のサイズが同じ履歴データがある場合に画像の一部を表示させるための作業を省略することができ作業を効率化することができる。
制御部101は、第1の画像を第1の枠に配置する場合に、第1の履歴データがない場合、第1の画像の識別情報と、第1の枠と縦横比が同じ枠の枠情報とを含む第3の履歴データを記憶部から対応履歴データとして取得する。そして、対応履歴データの範囲情報に基づいて、第1の画像の一部を第1の枠に表示させてもよい。
また、制御部101は、第3の履歴データの範囲情報に基づいて、第1の画像の一部を第1の枠に表示させる場合に、第1の枠の縦横のサイズに応じて第1の画像を拡大又は縮小してもよい。例えば、制御部101は、後述するクリップ情報管理テーブル700の拡大倍率の項目の情報に従い、第1の枠の縦横のサイズに応じて一部をクリップしたクリップ画像を生成する。これにより、枠の縦横比が同じ履歴データがある場合にユーザが指定する可能性の高い画像の領域を枠内に表示させることができ、作業を効率化することができる。
制御部101は、第3の履歴データが複数ある場合に、第1の枠と枠のサイズが最も近い枠情報を含む第3の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、該対応履歴データの範囲情報を用いてもよい。
また、履歴データは、クリップ処理が行われた日時情報(後述する適応日時)をさらに含んでもよい。この場合に、制御部101は、対応履歴データが複数ある場合、日時情報が最新の対応履歴データの範囲情報を用いてもよい。これにより、ユーザが作成しようとしている可能性がより高いクリップ画像を生成することができる。
また、制御部101は、第3の履歴データの範囲情報に基づいて、第1の画像の一部を第1の枠に表示させる場合に、第1の枠の縦横のサイズに応じて第1の画像を拡大又は縮小してもよい。例えば、制御部101は、後述するクリップ情報管理テーブル700の拡大倍率の項目の情報に従い、第1の枠の縦横のサイズに応じて一部をクリップしたクリップ画像を生成する。これにより、枠の縦横比が同じ履歴データがある場合にユーザが指定する可能性の高い画像の領域を枠内に表示させることができ、作業を効率化することができる。
制御部101は、第3の履歴データが複数ある場合に、第1の枠と枠のサイズが最も近い枠情報を含む第3の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、該対応履歴データの範囲情報を用いてもよい。
また、履歴データは、クリップ処理が行われた日時情報(後述する適応日時)をさらに含んでもよい。この場合に、制御部101は、対応履歴データが複数ある場合、日時情報が最新の対応履歴データの範囲情報を用いてもよい。これにより、ユーザが作成しようとしている可能性がより高いクリップ画像を生成することができる。
制御部101は、第1の画像を第1の枠に配置する場合に対応履歴データがない場合、第1の画像のうち枠に表示された回数が多い領域を前記第1の枠に表示させてもよい。これにより、ユーザが作成しようとしている可能性が高いクリップ画像を特定することができる。
制御部101は、第1の画像を前記第1の枠に表示する場合に、対応履歴データがない場合、第1の画像のうち枠に表示された回数が多い領域を第1の枠に表示させてもよい。これにより、ユーザが必要としている可能性の高い範囲を表示させることができる。
また、制御部101は、ユーザの指示に応答して位置を変更し、変更された位置と対応する第1の画像の一部を表示させてもよい。すなわち、制御部101は、画像の一部(クリップ画像)を表示させた後もユーザの指示に応じて画像の表示させる範囲を変更してもよい。
なお、記憶装置104は、本実施例のフォトサイトのアプリケーションプログラムソフトウエア(以下「フォトアプリ」と言う)を記憶したり、撮像装置によって生成された画像ファイル等のコンテンツを記憶したりする。
なお、本実施例はこれに限らず、キーボード操作、あるいは表示部111がタッチセンサを有するタッチパネルである場合は、当該センサの出力に従って操作してもよい。
なお、本実施例はこれに限らず、キーボード操作、あるいは表示部111がタッチセンサを有するタッチパネルである場合は、当該センサの出力に従って操作してもよい。
なお、情報処理装置100は、単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数のコンピュータ装置で構成される場合は、互いに通信可能なようにLocal Area Network(LAN)などの通信回線で接続されている。
(制御部101による処理)
図2は、電子ブックを作成する処理の例を示すフローチャート図である。以下の処理は情報処理装置100の制御部101が記憶装置104から画像レイアウトアプリを読み出し、これにしたがって上述の各モジュールを制御することにより実現される。なお、画像レイアウトアプリは、上述のフォトアプリの機能である。
ステップS201で制御部101は、ユーザによって選択された電子ブックを取得する。具体的には、制御部101は、編集中及び編集済みの電子ブックのタイトルを画面に一覧表示させ、ユーザにその中の一のタイトルを選択させ、選択されたタイトルに対応する電子ブックのブックIDを記憶装置104から取得する。ここでブックIDは、電子ブックを一意に識別するための番号である。
制御部101は、ブックIDを用いて電子ブックを記憶装置104から取得する。また、制御部101は、ユーザが新規の電子ブックを作成する場合には、新規の電子ブックとこれに対応する新規のブックIDとを生成する。なお、ユーザに編集する電子ブックを選択させる際に、制御部101は、ブックID以外に電子ブックのタイトル、ページ総数等の情報をさらに画面に表示してもよい。
以下の図2のフローチャートの説明では、新規の電子ブックを作成する場合について説明する。
図2は、電子ブックを作成する処理の例を示すフローチャート図である。以下の処理は情報処理装置100の制御部101が記憶装置104から画像レイアウトアプリを読み出し、これにしたがって上述の各モジュールを制御することにより実現される。なお、画像レイアウトアプリは、上述のフォトアプリの機能である。
ステップS201で制御部101は、ユーザによって選択された電子ブックを取得する。具体的には、制御部101は、編集中及び編集済みの電子ブックのタイトルを画面に一覧表示させ、ユーザにその中の一のタイトルを選択させ、選択されたタイトルに対応する電子ブックのブックIDを記憶装置104から取得する。ここでブックIDは、電子ブックを一意に識別するための番号である。
制御部101は、ブックIDを用いて電子ブックを記憶装置104から取得する。また、制御部101は、ユーザが新規の電子ブックを作成する場合には、新規の電子ブックとこれに対応する新規のブックIDとを生成する。なお、ユーザに編集する電子ブックを選択させる際に、制御部101は、ブックID以外に電子ブックのタイトル、ページ総数等の情報をさらに画面に表示してもよい。
以下の図2のフローチャートの説明では、新規の電子ブックを作成する場合について説明する。
ステップS202で制御部101は、電子ブックのページにレイアウトする画像のリソース元を選択する。具体的には、制御部101は、図3A及び図3Bのリソース元選択画面300を表示させて、ユーザに画像のリソース元を選択させる。
図3A及び図3Bは、画像データを選択するユーザインタフェースの例を示す図である。図3Aのリソース元選択画面300では画像のリソース元として、情報処理装置100の記憶装置104に記憶されている画像を選択するためのボタン301が表示される。また、情報処理装置100のNETI/F109を介してダウンロード可能なストレージ装置に記憶されている画像を選択するボタン302が表示される。そして、制御部101は、ユーザがボタン301または302のいずれかを押下したことを検知し、押下されたボタン301または302と対応するリソース元を選択する。
図3A及び図3Bは、画像データを選択するユーザインタフェースの例を示す図である。図3Aのリソース元選択画面300では画像のリソース元として、情報処理装置100の記憶装置104に記憶されている画像を選択するためのボタン301が表示される。また、情報処理装置100のNETI/F109を介してダウンロード可能なストレージ装置に記憶されている画像を選択するボタン302が表示される。そして、制御部101は、ユーザがボタン301または302のいずれかを押下したことを検知し、押下されたボタン301または302と対応するリソース元を選択する。
ステップS203で制御部101は、ステップS202で選択されたリソース元から画
像情報を取得する。例えば、制御部101は、ユーザによりボタン301が押下されたことを検知すると、記憶装置104に記憶されている画像のサムネイル画像やファイル名等を取得する。また、制御部101は、ユーザによりボタン302が押下されたことを検知すると、NETI/F109を介してインターネット又はLAN上のストレージ装置にアクセスし、記憶されている画像のサムネイル画像やファイル名等を取得する。
なお、情報処理装置100に外部ストレージ装置が接続されている場合には、ユーザによりボタン301が押下された際に、制御部101は、外部ストレージ装置(不図示)をリソース元として選択してもよい。
像情報を取得する。例えば、制御部101は、ユーザによりボタン301が押下されたことを検知すると、記憶装置104に記憶されている画像のサムネイル画像やファイル名等を取得する。また、制御部101は、ユーザによりボタン302が押下されたことを検知すると、NETI/F109を介してインターネット又はLAN上のストレージ装置にアクセスし、記憶されている画像のサムネイル画像やファイル名等を取得する。
なお、情報処理装置100に外部ストレージ装置が接続されている場合には、ユーザによりボタン301が押下された際に、制御部101は、外部ストレージ装置(不図示)をリソース元として選択してもよい。
ステップS204で制御部101は、ステップS203で取得された画像情報にしたがって画像一覧画面310の表示データを生成し、画像一覧画面310を表示部111に表示させる。図3Bの画像一覧画面310には、選択されたリソース元に記憶されている画像データのサムネイル画像311が一覧表示される。また、全ての画像を選択するための“全選択”ボタン312、全ての画像の選択を解除するための“全解除”ボタン313、画像の選択処理を終了するための“選択した画像を追加する”ボタン314、が表示される。また、図3Aのリソース元選択画面300に戻るための“戻る”ボタン315が表示され、画像を選択するためのチェックボックス316が各サムネイル画像の近傍に表示される。
ステップS205で制御部101は、ユーザによってチェックされたチェックボックス316の画像を選択することで画像の選択処理を実行する。なお、画像を選択するためのユーザインタフェースは図3Bに限定されない。例えば、サムネイル画像311を押下することでサムネイル画像311の周囲に枠が表示され、画像が選択状態であることを示してもよい。
ステップS206で制御部101は、画像の選択処理が終了すると、電子ブックの各ページに選択された各画像を画像の選択順に配置した表示データを生成する。
ステップS207で制御部101は、ステップS206で生成された表示データに基づいて電子ブックの初期状態を示す編集画面400(図4A)を表示部111に表示するよう表示制御する。
図4A及び図4Bは、ページを編集するためのユーザインタフェースの例を示す図である。編集画面400には、電子ブックの各ページ401が縮小画像で一覧表示される。各ページ401は、見開きの状態で表示され、各ページの下にはページ番号402が付される。また、各ページ401には、選択された画像が表示される。
編集画面400の領域内に全てのページ401を表示しきれない場合、制御部101は、先頭から途中のページまでを編集画面400内に表示させ、それ以降のページ401はユーザのスクロール操作に応じて編集画面400内に表示させる。
図4Aの例では、初期状態として、各ページの上2/3の枠に応じて画像がクリップ処理され、クリップ処理されたクリップ画像が枠内に配置される。なお、枠のサイズなどの初期状態に関しては、ユーザが設定できるようにしてもよい。
ステップS207で制御部101は、ステップS206で生成された表示データに基づいて電子ブックの初期状態を示す編集画面400(図4A)を表示部111に表示するよう表示制御する。
図4A及び図4Bは、ページを編集するためのユーザインタフェースの例を示す図である。編集画面400には、電子ブックの各ページ401が縮小画像で一覧表示される。各ページ401は、見開きの状態で表示され、各ページの下にはページ番号402が付される。また、各ページ401には、選択された画像が表示される。
編集画面400の領域内に全てのページ401を表示しきれない場合、制御部101は、先頭から途中のページまでを編集画面400内に表示させ、それ以降のページ401はユーザのスクロール操作に応じて編集画面400内に表示させる。
図4Aの例では、初期状態として、各ページの上2/3の枠に応じて画像がクリップ処理され、クリップ処理されたクリップ画像が枠内に配置される。なお、枠のサイズなどの初期状態に関しては、ユーザが設定できるようにしてもよい。
また、編集画面400の右側にレイアウト領域403と画像領域404とが配置される。レイアウト領域403には、ページに用いるテンプレートの形式画像が列挙される。例えば、図4Aの例では、レイアウト領域403には、ページの上2/3の枠に画像を配置するテンプレート、ページ全体の枠に画像を配置するテンプレート、見開きの2頁全体の枠に画像を配置するテンプレートなどの形式画像がある。ユーザは、レイアウト領域403にあるテンプレートから各ページに適応するテンプレートを選択することができる。
また、テンプレートの形式画像には、ページ内の画像の枠の範囲及び位置が示される。例えば図4Aの例では、ページの上2/3の枠に画像を配置するテンプレートに対応する形式画像には、ページの上2/3の枠の部分が網掛けで塗りつぶされて表示される。なお
、テンプレートを変更する処理に関しては後述する。
また、ユーザは、画像領域404に一覧表示された画像の中から各ページに配置する画像を選択することができる。
また、テンプレートの形式画像には、ページ内の画像の枠の範囲及び位置が示される。例えば図4Aの例では、ページの上2/3の枠に画像を配置するテンプレートに対応する形式画像には、ページの上2/3の枠の部分が網掛けで塗りつぶされて表示される。なお
、テンプレートを変更する処理に関しては後述する。
また、ユーザは、画像領域404に一覧表示された画像の中から各ページに配置する画像を選択することができる。
なお、本実施例では、画像とその画像に対する横書きでのコメントを扱うような製本アプリへの適応を説明するため、左綴じ(本の右側が開く状態)の例を示したが、これに限定されない。例えば、縦書きでのコメントを扱う場合は右綴じであってもよく、右綴じにする場合は本実施例の見開きの左右のページを逆に変更すればよい。
保存ボタン405は、編集中の電子ブックのブックデータを保存するためのボタンである。保存ボタン405が押下されると、制御部101は、ユーザの編集中の電子ブックのブックデータを記憶装置104に保存する。このように電子ブックのブックデータが保存された場合、ステップS201においてユーザが当該電子ブックを選択することが可能となる。
電子ブックのブックデータは、保存ボタン405を押下した場合や後述するようにクリップ画像を作成した場合等にその都度更新される。以下、電子ブックのブックデータのデータ構造について説明する。
図5は、ブックデータのデータ構造の一例を示す図である。ブックデータ500は、上位層から順にブック情報501、ページ情報502および画像関連情報503からなる階層構造を有し、各情報は下位層へのリンクを有する。
ブック情報501は、ブックID511、ブックタイトル512、ページ総数513など電子ブック全体に関する情報を含む。ブックID511は、電子ブックを一意に識別するための情報である。また、ブックタイトル512は電子ブックの名称を示し、ページ総数513は電子ブックの総ページ数を示す。
図5は、ブックデータのデータ構造の一例を示す図である。ブックデータ500は、上位層から順にブック情報501、ページ情報502および画像関連情報503からなる階層構造を有し、各情報は下位層へのリンクを有する。
ブック情報501は、ブックID511、ブックタイトル512、ページ総数513など電子ブック全体に関する情報を含む。ブックID511は、電子ブックを一意に識別するための情報である。また、ブックタイトル512は電子ブックの名称を示し、ページ総数513は電子ブックの総ページ数を示す。
例えば、ステップS201で制御部101は、ブックデータ500が保存されている電子ブック毎にブック情報501を参照し、それぞれのブックID511、ブックタイトル512及びページ総数513をユーザインタフェースに一覧表示させる。ユーザは各電子ブックのブック情報501を参照し、編集する電子ブックを選択することができる。さらに制御部101は、電子ブックの表紙に用いる画像をユーザインタフェースに表示させてもよい。そして、編集中の電子ブックが選択されると、制御部101は、選択された電子ブックのブック情報501、ページ情報502及び画像関連情報503の各情報を取得し、編集中の電子ブックを表示させる。
ページ情報502は、電子ブック内でページを一意に特定するページ番号521、ページのレイアウトパターン522など各ページに関する情報を含む。レイアウトパターンは、各ページに適応されたテンプレートに対応する識別番号である。ページに適応するテンプレートが変更された場合、制御部101は、変更されたテンプレートに対応する識別番号をレイアウトパターンに格納する。
画像関連情報503は、各ページにレイアウトされる画像のファイルパスを示す画像リンク531、クリッピングID532を含む。クリッピングID532はクリップ処理された画像毎に一意に付される識別番号であり、クリッピングID532により画像関連情報503がクリップ情報管理テーブル700の各レコードと対応付けられる。クリップ情報管理テーブル700は、画像のクリップ処理に関する情報を管理するテーブルである。なお、クリップ情報管理テーブル700のデータ構造に関しては後述する。
さらに、画像関連情報503は、画像に関連するコメントが格納されたテキスト533を含む。
なお、画像が見開きのレイアウトで配置されている場合は、その画像関連情報503は
見開きページを構成する2つのページのうち一方のページのページ情報502に対応付けられる。
さらに、画像関連情報503は、画像に関連するコメントが格納されたテキスト533を含む。
なお、画像が見開きのレイアウトで配置されている場合は、その画像関連情報503は
見開きページを構成する2つのページのうち一方のページのページ情報502に対応付けられる。
図4Aに戻る。編集完了ボタン406は、電子ブックの編集を完了させるためのボタンである。編集完了ボタン406が押下されると、制御部101は、ユーザの編集中の電子ブックを記憶装置104に保存し、保存された電子ブックを元に印刷用のデータを生成する。
また、制御部101は、編集完了ボタン406が押下された場合に、画面に印刷注文のためのユーザインタフェースを表示させてもよい。制御部101は、ユーザインタフェースに注文部数、注文者情報、配送先情報、支払い情報などの注文情報の入力欄を表示させる。制御部101は、注文情報が確定されると、注文情報を製本業者の端末に送信する。なお、印刷注文のためのユーザインタフェースの詳細については省略する。
なお、編集完了ボタン406が押下された際に、ユーザの操作により更新されたが保存されていない情報があった場合、制御部101は、ポップアップを表示させ、ユーザに電子ブックの編集を完了してもよいか否かを確認してもよい。
また、制御部101は、編集完了ボタン406が押下された場合に、画面に印刷注文のためのユーザインタフェースを表示させてもよい。制御部101は、ユーザインタフェースに注文部数、注文者情報、配送先情報、支払い情報などの注文情報の入力欄を表示させる。制御部101は、注文情報が確定されると、注文情報を製本業者の端末に送信する。なお、印刷注文のためのユーザインタフェースの詳細については省略する。
なお、編集完了ボタン406が押下された際に、ユーザの操作により更新されたが保存されていない情報があった場合、制御部101は、ポップアップを表示させ、ユーザに電子ブックの編集を完了してもよいか否かを確認してもよい。
図4Bは、詳細編集画面410の例を示す図である。ユーザが電子ブックの編集画面400上のページ401のサムネイルを押下すると、図4Bのように押下されたページ401の詳細編集画面410が表示される。詳細編集画面410は、左方向のページ(前のページ)に遷移するためのボタン411と、右方向のページ(次のページ)に遷移するためのボタン412と、画像サムネイル413とを備える。さらに詳細編集画面410は、テキストを編集する画面に遷移するための領域414と、遷移元の電子ブックの編集画面400への戻るためのボタン415を備える。また、詳細編集画面410には、編集画面400と同様にレイアウト領域403、画像領域404、保存ボタン405及び編集完了ボタン406が表示される。詳細編集画面410においても、編集画面400と同様にユーザはページに適応するテンプレートを選択したり、画像を選択したりすることができる。
また、詳細編集画面410では、編集画面400上で押下されたページ401のサムネイルの表示欄全体に画像が拡大されるので、電子ブックが完成した場合の各ページの状態がよりイメージしやすい。
また、詳細編集画面410では、編集画面400上で押下されたページ401のサムネイルの表示欄全体に画像が拡大されるので、電子ブックが完成した場合の各ページの状態がよりイメージしやすい。
図2に戻る。ステップS208〜ステップS213で制御部101は、各ページの編集処理を行う。
ステップS208で制御部101は、ユーザにより編集完了ボタン406が押下された場合に、図2のフローの処理を終了させ、押下されるまで各ページの編集処理を続行する。
ステップS208で制御部101は、ユーザにより編集完了ボタン406が押下された場合に、図2のフローの処理を終了させ、押下されるまで各ページの編集処理を続行する。
ステップS209で制御部101は、ユーザによって図4Bの画像サムネイル413が押下されると、テンプレート内の画像領域に画像のどの部分をクリップ処理するかを確定させるためのクリップ処理画面600を表示させる。
ステップS210で制御部101は、クリップ処理画面600においてクリップ画像の作成を受け付ける。
図6A〜図6Eは、クリップ処理画面600の一例を示す図である。図6Aのように、クリップ処理画面600は、画像601と、画像を回転させるための回転ボタン602と、画像の拡大・縮小をするためのスライダー603とを備える。さらに、クリップ処理画面600は、クリップ処理をキャンセルするためのキャンセルボタン604と、クリップ処理を確定させるためのOKボタン605とを備える。
ステップS210で制御部101は、クリップ処理画面600においてクリップ画像の作成を受け付ける。
図6A〜図6Eは、クリップ処理画面600の一例を示す図である。図6Aのように、クリップ処理画面600は、画像601と、画像を回転させるための回転ボタン602と、画像の拡大・縮小をするためのスライダー603とを備える。さらに、クリップ処理画面600は、クリップ処理をキャンセルするためのキャンセルボタン604と、クリップ処理を確定させるためのOKボタン605とを備える。
クリップ処理画面600では、画像601のうちクリップ処理する部分が明るく表示され、それ以外の部分が暗く表示される。これにより、ユーザは画像601のクリップ画像に入る部分とクリップ画像から外れる部分とを確認することができる。
なお、このクリップ画像は、レイアウト領域403において選択されたテンプレートに応じた形状となっている。図6Aに示す例では、ページの上2/3の領域に画像を配置するテンプレートを選択した場合のクリップ画像が示されている。
なお、このクリップ画像は、レイアウト領域403において選択されたテンプレートに応じた形状となっている。図6Aに示す例では、ページの上2/3の領域に画像を配置するテンプレートを選択した場合のクリップ画像が示されている。
ユーザはマウスなどで画像601を動かすことで、クリップ画像に入る画像の部分を変更することができる。例えば、ユーザが画像601を左に移動させた場合、図6Bのように画像601の右端がクリップ画像に入るようになり、画像601を右に移動させた場合、図6Cのように画像601の左端がクリップ画像に入るようになる。また、ユーザが回転ボタン602を押下すると、図6Dのように画像601が90°右回転した状態となる。なお、制御部101は、回転ボタン602が押下された場合に画像601の回転角度を指定するためのポップアップを表示させ、ポップアップにおいて回転角度を指定させてもよい。
また、ユーザがスライダー603を右方向にずらすと、図6Eのように、ずらした量に比例して画像601が拡大される。一方で、ユーザがスライダー603を左方向にずらすと、ずらした量に比例して画像601が縮小される。なお、画像601を拡大するためのユーザインタフェースは、スライダー603に限定されず、画像601の拡大倍率を入力するための入力欄等であってもよい。
また、ユーザがスライダー603を右方向にずらすと、図6Eのように、ずらした量に比例して画像601が拡大される。一方で、ユーザがスライダー603を左方向にずらすと、ずらした量に比例して画像601が縮小される。なお、画像601を拡大するためのユーザインタフェースは、スライダー603に限定されず、画像601の拡大倍率を入力するための入力欄等であってもよい。
ユーザがクリップ画像を確定させたい場合には、OKボタン605を押下することでクリップ画像が確定する。一方で、クリップ画像を元に戻したい場合は、キャンセルボタン604を押下することで元のクリップ画像に戻る。
OKボタン605が押下された場合、制御部101は、記憶装置104に記憶されているクリップ情報管理テーブル700を更新する。クリップ情報管理テーブル700では、各ページに適応されたテンプレート、枠サイズ、画像の位置、画像の拡大倍率(縮小倍率)等の情報が管理されている。
OKボタン605が押下された場合、制御部101は、記憶装置104に記憶されているクリップ情報管理テーブル700を更新する。クリップ情報管理テーブル700では、各ページに適応されたテンプレート、枠サイズ、画像の位置、画像の拡大倍率(縮小倍率)等の情報が管理されている。
次に、クリップ情報管理テーブル700のデータ構造について説明する。
図7A及び図7Bは、クリップ情報管理テーブル700のデータ構造の例を示す図である。図7Aは、クリップ情報管理テーブル700の各項目の内容及びデータ型を示しており、図7Bは、クリップ情報管理テーブル700のデータ構造を示している。クリップ情報管理テーブル700は、クリッピングID(nClippingID)、画像ID(nImageID)、
レイアウトパターン(nLayoutID)及び枠サイズ(cSize)を含む。さらにクリップ情報管理テーブル700は、クリップ先頭位置(cClipPoint)、拡大倍率(fMagnification)、右回転回数(nRotate)及び適応日時(dDate)を含む。
クリッピングIDは、クリップ画像毎に一意に付される識別番号であり、クリップ処理の度に生成される。画像IDは、電子ブックに使用された画像毎に付与される識別番号である。レイアウトパターンは、テンプレートを識別するための番号である。枠サイズは、画像を配置する枠の縦方向及び横方向のサイズをそれぞれピクセル数で示したものである。
クリップ先頭位置は、クリップ画像の左上の角の部分の座標位置(x,y)を示す。なお、本実施例では、元の画像の左上の角の部分の座標を(0,0)とし、横方向をX軸、縦方向をY軸とする。
拡大倍率は、クリップ処理された画像の拡大倍率を示す。右回転回数は、図形を右に90度回転させる操作が何回行われたかを示す。適応日時は、クリップ処理が実行された日時を示す。
上記の各項目がクリップ情報管理テーブル700の各レコードに関連付けられる。図6のOKボタン605が押下される度に、クリップ情報管理テーブル700のレコードが追加され、クリップ画像に関する情報が記録される。
図7A及び図7Bは、クリップ情報管理テーブル700のデータ構造の例を示す図である。図7Aは、クリップ情報管理テーブル700の各項目の内容及びデータ型を示しており、図7Bは、クリップ情報管理テーブル700のデータ構造を示している。クリップ情報管理テーブル700は、クリッピングID(nClippingID)、画像ID(nImageID)、
レイアウトパターン(nLayoutID)及び枠サイズ(cSize)を含む。さらにクリップ情報管理テーブル700は、クリップ先頭位置(cClipPoint)、拡大倍率(fMagnification)、右回転回数(nRotate)及び適応日時(dDate)を含む。
クリッピングIDは、クリップ画像毎に一意に付される識別番号であり、クリップ処理の度に生成される。画像IDは、電子ブックに使用された画像毎に付与される識別番号である。レイアウトパターンは、テンプレートを識別するための番号である。枠サイズは、画像を配置する枠の縦方向及び横方向のサイズをそれぞれピクセル数で示したものである。
クリップ先頭位置は、クリップ画像の左上の角の部分の座標位置(x,y)を示す。なお、本実施例では、元の画像の左上の角の部分の座標を(0,0)とし、横方向をX軸、縦方向をY軸とする。
拡大倍率は、クリップ処理された画像の拡大倍率を示す。右回転回数は、図形を右に90度回転させる操作が何回行われたかを示す。適応日時は、クリップ処理が実行された日時を示す。
上記の各項目がクリップ情報管理テーブル700の各レコードに関連付けられる。図6のOKボタン605が押下される度に、クリップ情報管理テーブル700のレコードが追加され、クリップ画像に関する情報が記録される。
図2に戻る。ステップS211でユーザがクリップ画像の作成、テンプレート及び画像
の変更以外のその他の処理を行った場合、ステップS213の処理に移行し、制御部101は、その他の処理を行う。例えば、制御部101は、ユーザが画像に関連するコメントを編集した場合、図5の画像関連情報503のテキスト533を変更する。
一方、ユーザがレイアウト領域403の中の別のテンプレートをページに適応した場合、又はページ内の画像が、画像領域404の中の別の画像に変更された場合、制御部101はステップS212の処理に移行する。なお、ページ内に画像が配置されていない場合に、画像領域404の中の画像を配置した場合においても同様に、制御部101はステップS212の処理に移行する。
の変更以外のその他の処理を行った場合、ステップS213の処理に移行し、制御部101は、その他の処理を行う。例えば、制御部101は、ユーザが画像に関連するコメントを編集した場合、図5の画像関連情報503のテキスト533を変更する。
一方、ユーザがレイアウト領域403の中の別のテンプレートをページに適応した場合、又はページ内の画像が、画像領域404の中の別の画像に変更された場合、制御部101はステップS212の処理に移行する。なお、ページ内に画像が配置されていない場合に、画像領域404の中の画像を配置した場合においても同様に、制御部101はステップS212の処理に移行する。
なお、画像領域404の中から所望の画像のサムネイルをドラッグし、変更したいページの上でドロップすることにより、ページ内の画像が変更される。また、テンプレートを変更する場合も同様に、レイアウト領域403の中から所望のテンプレートの形式画像をドラッグし、変更したいページの上でドロップすることにより、ページに適応するテンプレートが変更される。
図8は、ユーザの指示に応答して、テンプレート又は画像を変更する処理のフローチャート図である。図8のフローチャートは、図2のステップS212に対応し、テンプレート及び画像を変更した場合にクリップ画像の初期値を設定する処理である。
ステップS801で制御部101は、ユーザによって指定された変更するテンプレート又は画像を受け付ける。
ステップS802で制御部101は、クリップ情報管理テーブル700を参照し、変更しようとするレイアウトパターン及び画像IDの組み合わせと同じ内容のレコードが存在するか否かを判断する。例えば、レイアウトパターンが「3」のテンプレートに画像ID
が「1」の画像を適応させる場合、制御部101は、図7のクリップ情報管理テーブル7
00を参照し、クリッピングID「3」が同じ内容と判断する。
ステップS801で制御部101は、ユーザによって指定された変更するテンプレート又は画像を受け付ける。
ステップS802で制御部101は、クリップ情報管理テーブル700を参照し、変更しようとするレイアウトパターン及び画像IDの組み合わせと同じ内容のレコードが存在するか否かを判断する。例えば、レイアウトパターンが「3」のテンプレートに画像ID
が「1」の画像を適応させる場合、制御部101は、図7のクリップ情報管理テーブル7
00を参照し、クリッピングID「3」が同じ内容と判断する。
制御部101は、クリップ情報管理テーブル700にレイアウトパターン及び画像IDが同じレコードが存在すると判定した場合、ステップS803の処理に移行する。ステップS803で制御部101は、クリップ情報管理テーブル700の該当するレコードのうち、適応日時708が最新のレコードのクリップ先頭位置705、拡大倍率706及び右回転回数707を取得する。
ステップS804で制御部101は、クリップ情報管理テーブル700の新しいレコードに新規のクリッピングID701を生成し、新規レコードに入力する。さらに制御部101は、新規レコードに、ステップS803で取得したクリップ先頭位置705、拡大倍率706及び右回転回数707を初期値として入力する。
ステップS804で制御部101は、クリップ情報管理テーブル700の新しいレコードに新規のクリッピングID701を生成し、新規レコードに入力する。さらに制御部101は、新規レコードに、ステップS803で取得したクリップ先頭位置705、拡大倍率706及び右回転回数707を初期値として入力する。
ステップS805で制御部101は、さらに新規レコードに対して、画像ID702、レイアウトパターン703及び枠サイズ704を入力する。ステップS806で制御部101は、さらに現在日時を新規レコードの適応日時708に入力する。
ステップS807で制御部101は、新規レコードの値に基づき画像をテンプレートに配置し、編集画面400(又は詳細編集画面410)に表示させる。
以上のステップS803〜S805を経由する経路は、クリップ情報管理テーブル700で、同じレイアウトパターン及び画像IDの組み合わせを持つレコードが見つかった場合の経路である。この経路では、該当するレコードのうち最新のレコードがクリップ処理の初期値として反映されることになる。
ステップS807で制御部101は、新規レコードの値に基づき画像をテンプレートに配置し、編集画面400(又は詳細編集画面410)に表示させる。
以上のステップS803〜S805を経由する経路は、クリップ情報管理テーブル700で、同じレイアウトパターン及び画像IDの組み合わせを持つレコードが見つかった場合の経路である。この経路では、該当するレコードのうち最新のレコードがクリップ処理の初期値として反映されることになる。
ステップS802で制御部101が、クリップ情報管理テーブル700にレイアウトパターン及び画像IDが同じレコードが存在しないと判定した場合、ステップS808の処理に移行する。ステップS808で制御部101は、適応するテンプレートの枠サイズの縦横比を算出する。
ステップS809で制御部101は、クリップ情報管理テーブル700に画像IDが同じで枠サイズの縦横比が同じレコードが存在するか否かを判定する。例えば、枠サイズの縦、横が(600,900)(ピクセル)のテンプレートに、画像IDが「1」の画像を適応させる場合、制御部101は、クリップ情報管理テーブル700のクリッピングID「2」の
枠サイズの縦横比が同じと判定する。
ステップS809で制御部101は、クリップ情報管理テーブル700に画像IDが同じで枠サイズの縦横比が同じレコードが存在するか否かを判定する。例えば、枠サイズの縦、横が(600,900)(ピクセル)のテンプレートに、画像IDが「1」の画像を適応させる場合、制御部101は、クリップ情報管理テーブル700のクリッピングID「2」の
枠サイズの縦横比が同じと判定する。
制御部101は、画像IDが同じで枠サイズの縦横比が同じレコードが存在すると判定した場合、ステップS810の処理に移行する。ステップS810で制御部101は、該当するレコードが複数ある場合、その中の適応日時が最新のレコードから枠サイズを取得する。続いてステップS811で制御部101は、取得した枠サイズに応じたクリップ画像のクリップ先頭位置と拡大倍率とを算出する。
枠サイズの縦横比が同じレコードが存在する場合のクリップ画像のクリップ先頭位置及び拡大倍率の取得について図9A及び図9Bを用いて説明する。
図9A及び図9Bは、クリップ先頭位置及び拡大倍率を取得する処理を例を示す図である。図9A及び図9Bにおいては、網掛けされた領域は画像全体を示しており、網掛けされた領域の中にクリップ画像の領域が示される。図9Aは、クリップ情報管理テーブル700のクリッピングID「2」のレコードのクリップ画像を示す図である。図9Bは、ク
リッピングID「2」のレコードを用いて、枠サイズに応じてクリップ処理した場合のク
リップ画像を示す図である。
以下では、図9Aのクリップ画像に対応するクリップ情報管理テーブル700のクリッピングID「2」のレコードに基づいて、元の画像から図9Bに示されるクリップ画像を
生成する場合について説明する。
図9A及び図9Bは、クリップ先頭位置及び拡大倍率を取得する処理を例を示す図である。図9A及び図9Bにおいては、網掛けされた領域は画像全体を示しており、網掛けされた領域の中にクリップ画像の領域が示される。図9Aは、クリップ情報管理テーブル700のクリッピングID「2」のレコードのクリップ画像を示す図である。図9Bは、ク
リッピングID「2」のレコードを用いて、枠サイズに応じてクリップ処理した場合のク
リップ画像を示す図である。
以下では、図9Aのクリップ画像に対応するクリップ情報管理テーブル700のクリッピングID「2」のレコードに基づいて、元の画像から図9Bに示されるクリップ画像を
生成する場合について説明する。
クリッピングID「2」のレコードのクリップ画像については、図9Aのように画像の
左上を原点(0,0)としたとき、クリップ先頭位置が(100,100)であり、クリップ画像の縦、横のピクセル数が(1200,1800)となっている。一方で、図9Bのように、適応しよ
うとしているテンプレートの枠の縦、横のピクセル数は(1800,2700)であり、図9Aと
比べて枠サイズが縦、横ともに1.5倍の大きさとなっている。
この場合、制御部101は、元の画像を1.5倍に拡大し、1.5倍に拡大されことに応じてクリップ先頭位置を(150,150)とし、図9Bのクリップ画像を生成する。このよ
うに、制御部101は、クリップ情報管理テーブル700のレコードに基づいてクリップ画像を生成し、クリップ画像を拡大(縮小)した後、先頭位置をずらす処理を行う。
左上を原点(0,0)としたとき、クリップ先頭位置が(100,100)であり、クリップ画像の縦、横のピクセル数が(1200,1800)となっている。一方で、図9Bのように、適応しよ
うとしているテンプレートの枠の縦、横のピクセル数は(1800,2700)であり、図9Aと
比べて枠サイズが縦、横ともに1.5倍の大きさとなっている。
この場合、制御部101は、元の画像を1.5倍に拡大し、1.5倍に拡大されことに応じてクリップ先頭位置を(150,150)とし、図9Bのクリップ画像を生成する。このよ
うに、制御部101は、クリップ情報管理テーブル700のレコードに基づいてクリップ画像を生成し、クリップ画像を拡大(縮小)した後、先頭位置をずらす処理を行う。
図8に戻る。ステップS812で制御部101は、新たにクリッピングID701を生成し、クリップ情報管理テーブル700の新規レコードに入力する。さらに制御部101は、新規レコードに、ステップS811で算出したクリップ先頭位置と、画像の拡大倍率とを入力する。
ステップS813で制御部101は、新規レコードに、クリップ処理された画像の画像ID702と、テンプレートのレイアウトパターン703と、枠サイズと、クリップ処理時の右回転回数707を入力する。
ステップS806で制御部101は、現在日時を新規レコードの適応日時708に入力する。
ステップS807で制御部101は、新規レコードの値に基づき画像をレイアウトに配置し、編集画面400(又は詳細編集画面410)に表示させる。
以上のステップS810及びS811を経由する経路では、枠サイズの縦横比が同じレコードがクリップ情報管理テーブル700で見つかった場合、縦横比の比率に応じた拡大倍率及びクリップ先頭位置がクリップ処理の初期値に設定されることになる。
ステップS813で制御部101は、新規レコードに、クリップ処理された画像の画像ID702と、テンプレートのレイアウトパターン703と、枠サイズと、クリップ処理時の右回転回数707を入力する。
ステップS806で制御部101は、現在日時を新規レコードの適応日時708に入力する。
ステップS807で制御部101は、新規レコードの値に基づき画像をレイアウトに配置し、編集画面400(又は詳細編集画面410)に表示させる。
以上のステップS810及びS811を経由する経路では、枠サイズの縦横比が同じレコードがクリップ情報管理テーブル700で見つかった場合、縦横比の比率に応じた拡大倍率及びクリップ先頭位置がクリップ処理の初期値に設定されることになる。
ステップS809で制御部101は、画像IDが同じで枠サイズの縦横比が同じレコー
ドが存在しないと判定した場合、ステップS814の処理に移行する。
ステップS814で制御部101は、クリップ画像の画像IDに対するクリップ情報管理テーブル700のレコードをすべて取得する。
ステップS815で制御部101は、各レコードの値を基に画像を矩形に分割し、矩形毎に表示回数をカウントする。
ステップS816で制御部101は、矩形毎の表示回数に応じて優先領域と除外領域とを設定し、優先領域を含み、かつ除外領域を除く範囲で、クリップ画像の拡大倍率(縮小倍率)及びクリップ先頭位置を設定する。ここで優先領域とは、クリップ処理で優先的にクリップ画像とする領域である。例えば、制御部101は、表示された回数が最も多い矩形の領域を優先領域とする。また、除外領域は、クリップ画像から除外する領域である。例えば、制御部101は、1度も表示されなかった領域又は表示回数が最も少ない領域を除外領域とする。
ドが存在しないと判定した場合、ステップS814の処理に移行する。
ステップS814で制御部101は、クリップ画像の画像IDに対するクリップ情報管理テーブル700のレコードをすべて取得する。
ステップS815で制御部101は、各レコードの値を基に画像を矩形に分割し、矩形毎に表示回数をカウントする。
ステップS816で制御部101は、矩形毎の表示回数に応じて優先領域と除外領域とを設定し、優先領域を含み、かつ除外領域を除く範囲で、クリップ画像の拡大倍率(縮小倍率)及びクリップ先頭位置を設定する。ここで優先領域とは、クリップ処理で優先的にクリップ画像とする領域である。例えば、制御部101は、表示された回数が最も多い矩形の領域を優先領域とする。また、除外領域は、クリップ画像から除外する領域である。例えば、制御部101は、1度も表示されなかった領域又は表示回数が最も少ない領域を除外領域とする。
例えば、制御部101は、クリップ画像の拡大倍率を、クリップ画像が優先領域を包含できる最小の倍率に設定する。さらに、制御部101は、クリップ先頭位置を、クリップ画像に優先領域が全て入り、かつ除外領域に入らない位置に設定する。
一方で、クリップ画像の拡大倍率を包含できる最小の倍率に設定し、クリップ画像に優先領域が全て入るようにクリップ画像を配置すると、クリップ画像をどのように配置しても必ず除外領域を含んでしまう場合がある。
この場合、制御部101は、クリップ画像の拡大倍率を包含できる最小の倍率に設定し、クリップ先頭位置を、クリップ画像に優先領域が全て入り、かつ除外領域に入る面積が最小となる位置に設定してもよい。
具体的には、制御部101は、クリップ画像の縦の辺と優先領域の縦の辺と長さの比率(優先領域の縦の辺/クリップ画像の縦の辺)と、クリップ画像の横の辺と優先領域の横の辺との長さ比率(優先領域の横の辺/クリップ画像の横の辺)とを比較する。続いて、制御部101は、比率が大きい方の辺の長さが優先領域と同じとなるようにクリップ画像の拡大倍率を設定する。続いて、制御部101は、クリップ画像のクリップ先頭位置を、クリップ画像に優先領域が全て入り、かつ除外領域に入る面積が最小となる位置に設定する。
一方で、クリップ画像の拡大倍率を包含できる最小の倍率に設定し、クリップ画像に優先領域が全て入るようにクリップ画像を配置すると、クリップ画像をどのように配置しても必ず除外領域を含んでしまう場合がある。
この場合、制御部101は、クリップ画像の拡大倍率を包含できる最小の倍率に設定し、クリップ先頭位置を、クリップ画像に優先領域が全て入り、かつ除外領域に入る面積が最小となる位置に設定してもよい。
具体的には、制御部101は、クリップ画像の縦の辺と優先領域の縦の辺と長さの比率(優先領域の縦の辺/クリップ画像の縦の辺)と、クリップ画像の横の辺と優先領域の横の辺との長さ比率(優先領域の横の辺/クリップ画像の横の辺)とを比較する。続いて、制御部101は、比率が大きい方の辺の長さが優先領域と同じとなるようにクリップ画像の拡大倍率を設定する。続いて、制御部101は、クリップ画像のクリップ先頭位置を、クリップ画像に優先領域が全て入り、かつ除外領域に入る面積が最小となる位置に設定する。
また、制御部101は、クリップ画像が除外領域に入らない範囲で、優先領域に入る面積が最大となるように拡大倍率及びクリップ先頭位置を設定してもよい。
具体的には、制御部101は、クリップ画像の縦の辺と優先領域の縦の辺と長さの比率(優先領域の縦の辺/クリップ画像の縦の辺)と、クリップ画像の横の辺と優先領域の横の辺との長さ比率(優先領域の横の辺/クリップ画像の横の辺)とを比較する。続いて、制御部101は、比率が小さい方の辺の長さが優先領域と同じとなるように拡大倍率を設定する。続いて、制御部101は、クリップ画像が除外領域に入らない範囲で、優先領域に入る面積が最大となるようにクリップ先頭位置を設定する。
なお、優先領域及び除外領域の条件は適宜変更してもよい。
具体的には、制御部101は、クリップ画像の縦の辺と優先領域の縦の辺と長さの比率(優先領域の縦の辺/クリップ画像の縦の辺)と、クリップ画像の横の辺と優先領域の横の辺との長さ比率(優先領域の横の辺/クリップ画像の横の辺)とを比較する。続いて、制御部101は、比率が小さい方の辺の長さが優先領域と同じとなるように拡大倍率を設定する。続いて、制御部101は、クリップ画像が除外領域に入らない範囲で、優先領域に入る面積が最大となるようにクリップ先頭位置を設定する。
なお、優先領域及び除外領域の条件は適宜変更してもよい。
図10A〜図10Dは、優先領域及び除外領域の設定例を示す図である。図10A及び図10Bは、画像のクリップされた領域を例示する図である。図10A及び図10Bで網掛けされていない部分がクリップ画像である。クリップ情報管理テーブル700に図10A及び図10Bに対応するレコードがあるものとする。
図10Cは、図10A及び図10Bの2回のクリップ処理に応じて矩形に分割し、矩形毎に表示回数を示したものであり、矩形c1及びc4の表示回数が1回で、矩形c2の表示回数が2回で、矩形c3及びc5の表示回数が0回である。
ここで制御部101は、表示回数が2回で最も表示回数が多い矩形c2を優先領域に設定し、表示回数が0回で一度も表示されていない矩形c3及びc5を除外領域に設定する。
優先領域の矩形c2の縦、横のサイズが(1000,2000)(ピクセル)で、枠の縦、横の
サイズが(1200,2000)の場合、制御部101は、矩形c2を含み矩形c3及びc5を含
まない図10Dの点線で示す範囲を特定する。続いて、制御部101は、図10Dの点線で示す範囲に基づいて画像の拡大倍率及びクリップ先頭位置を設定する。
図10Cは、図10A及び図10Bの2回のクリップ処理に応じて矩形に分割し、矩形毎に表示回数を示したものであり、矩形c1及びc4の表示回数が1回で、矩形c2の表示回数が2回で、矩形c3及びc5の表示回数が0回である。
ここで制御部101は、表示回数が2回で最も表示回数が多い矩形c2を優先領域に設定し、表示回数が0回で一度も表示されていない矩形c3及びc5を除外領域に設定する。
優先領域の矩形c2の縦、横のサイズが(1000,2000)(ピクセル)で、枠の縦、横の
サイズが(1200,2000)の場合、制御部101は、矩形c2を含み矩形c3及びc5を含
まない図10Dの点線で示す範囲を特定する。続いて、制御部101は、図10Dの点線で示す範囲に基づいて画像の拡大倍率及びクリップ先頭位置を設定する。
図8に戻る。ステップS816以降のステップS812、ステップS813、ステップS806及びステップS807の処理は、ステップS810及びS811を経由する場合と同様である。
以上のステップS814〜S816を経由する経路では、縦横比が同じレコードがクリップ情報管理テーブル700で見つからなかった場合に、矩形毎に表示回数をカウントし、表示回数に応じてクリップ処理の初期値が設定されることになる。
以上のステップS814〜S816を経由する経路では、縦横比が同じレコードがクリップ情報管理テーブル700で見つからなかった場合に、矩形毎に表示回数をカウントし、表示回数に応じてクリップ処理の初期値が設定されることになる。
なお、ステップS810で同じ画像IDで枠サイズの縦横比が同じレコードが複数ある場合に、制御部101は、該当レコードのうちの適応日時が最新のレコードから枠サイズを取得することが記載されているが、これに限定されない。制御部101は、該当レコードのうちの枠のサイズが最も近いレコードから枠サイズを取得してもよい。例えば、制御部101は、該当レコードのうちの枠のサイズが同じレコードがあった場合、当該レコードから枠のサイズを取得してもよい。
なお、上述では、新規の電子ブックを作成する場合の処理について説明したが、ステップS201で編集中の電子ブックを選択した場合には、編集が完了していないページに対して図2及び図8のフローチャートを適用することができる。
以上説明したようにクリップ処理を行うことで、ページに配置する画像を変更する場合、またページに適応させるテンプレートを変更する場合にクリップ処理する画像の範囲の指定を省略することができ、作業のやり直しを抑制することができる。また、これから編集しようとしているページに対しても、編集済みのページのクリップ処理の履歴に基づいて同様にクリップ画像を生成することができ、これまでの作業を有効利用することができる。これにより、電子ブックを作成する作業を効率化することができる。
(他の実施例)
上記実施例では、電子ブック毎に生成されるクリップ情報管理テーブル700に基づいて画像のクリップ処理が行われたが、これに限定されない。他の電子ブックのクリップ情報管理テーブル700に基づいて画像のクリップ処理が行われてもよい。
上記実施例では、電子ブック毎に生成されるクリップ情報管理テーブル700に基づいて画像のクリップ処理が行われたが、これに限定されない。他の電子ブックのクリップ情報管理テーブル700に基づいて画像のクリップ処理が行われてもよい。
上記実施例では、制御部101は、クリップ情報管理テーブル700の枠サイズ、クリップ先頭位置、拡大倍率等に基づいてクリップ画像を生成したが、クリップ画像を生成する方法はこれに限定されない。例えば、クリップ情報管理テーブル700は、クリップ画像の右斜め下の角の部分の座標位置(x,y)を示すクリップ後尾位置をさらに項目として記憶し、制御部101は、クリップ後尾位置を用いてクリップ画像を生成してもよい。なお、この場合、クリップ情報管理テーブル700は、拡大倍率の項目を記憶しなくてもよく、クリップ先頭位置、クリップ後尾位置及び枠サイズに基づいて拡大倍率を算出してもよい。
また、制御部101は、クリップ先頭位置、拡大倍率、上記のクリップ後尾位置等に基づいてクリップ画像を生成してもよい。
また、制御部101は、クリップ先頭位置、拡大倍率、上記のクリップ後尾位置等に基づいてクリップ画像を生成してもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウエア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけではない。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーションシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけではない。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーションシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
100:表示装置、101:制御部、104:記憶装置
Claims (9)
- 画像の一部を枠に表示するよう制御する表示制御部と、
前記画像を一意に識別するための識別情報と、該画像が表示された枠を一意に識別するための枠情報と、前記枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶する記憶部と、を有し、
前記表示制御部は、第1の画像を第1の枠に表示する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を前記第1の枠に表示するよう制御することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示制御部は、前記第1の画像を前記第1の枠に表示する場合に、前記第1の履歴データがない場合、前記第1の画像の識別情報と、前記第1の枠と縦横のサイズが同じ枠の枠情報とを含む第2の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を前記第1の枠に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御部は、前記第1の画像を前記第1の枠に表示する場合に、前記第1の履歴データがない場合、前記第1の画像の識別情報と、前記第1の枠と縦横比が同じ枠の枠情報とを含む第3の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を拡大または縮小して前記第1の枠に表示するよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御部は、前記第3の履歴データが複数ある場合に、前記第1の枠と縦横のサイズが最も近い枠情報を含む第3の履歴データの範囲情報を用いることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記履歴データは、前記履歴データに含まれる前記識別情報の画像が前記履歴データに含まれる枠情報の枠に表示された日時を示す日時情報をさらに含み、
前記表示制御部は、対応履歴データが複数ある場合、日時情報が最新の対応履歴データの範囲情報を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御部は、前記第1の画像を前記第1の枠に表示する場合に、前記対応履歴データがない場合、前記第1の画像のうち枠に表示された回数が多い領域を前記第1の枠に表示するよう制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御部は、ユーザの指示に応答して前記位置を変更し、前記変更された位置と対応する前記第1の画像の一部を表示するよう制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 画像の一部を枠に表示するよう制御するステップと、
前記画像を一意に識別するための識別情報と、該画像が表示された枠を一意に識別するための枠情報と、前記枠に表示された画像の一部の位置を示す範囲情報とを含む履歴データを記憶部に記憶するステップと、を有し、
前記制御するステップにおいて、第1の画像を第1の枠に表示する場合に、第1の画像の識別情報と第1の枠の枠情報とを含む第1の履歴データを前記記憶部から対応履歴データとして取得し、
前記対応履歴データの範囲情報の示す位置と対応する前記第1の画像の一部を前記第1の枠に表示するよう制御することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを請求項1〜7のいずれか1項に記載された情報処理装置の各部として機能させるためのプログラム。
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US15/985,810 US20180341647A1 (en) | 2017-05-26 | 2018-05-22 | Information processing apparatus and information processing method |
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