JP2000020213A - 情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000020213A JP19180698A JP19180698A JP2000020213A JP 2000020213 A JP2000020213 A JP 2000020213A JP 19180698 A JP19180698 A JP 19180698A JP 19180698 A JP19180698 A JP 19180698A JP 2000020213 A JP2000020213 A JP 2000020213A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面上の作業領域を確保しつつアイコン
の操作性を向上させることを課題とする。 【解決手段】 操作または処理の内容を絵で示すアイコ
ンを表示する表示画面201を有し、表示画面201に
表示されたアイコンが選択されることにより操作または
処理がなされる情報処理装置であって、表示画面201
上にアイコンを表示するための複数の表示領域を設定す
る表示領域設定部202と、表示領域設定部202によ
り設定された表示領域に表示されるアイコンの表示サイ
ズを変更するアイコン表示サイズ変更部203とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操作または処理
の内容を絵で示すアイコンを表示する表示画面を有し、
前記表示画面に表示されたアイコンが選択されることに
より操作または処理がなされる情報処理装置、情報処理
方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、操作または処理の内容を絵で示す
アイコンは、それらが選択されるだけで操作または処理
がなされるため、パーソナルコンピュータ等の情報処理
装置においては多くもちいられている。また、アイコン
は、例えばワードプロセッサ機能を備えた情報処理装置
においては、作成する文書によって、作図や罫線に関す
るアイコンが必要な場合とそうでない場合があり、この
ように、操作者にとって必要なアイコンを表示させた
り、また、不必要なアイコンを表示画面から消去するこ
とができた。さらに、アイコン全体のサイズを「大」あ
るいは「小」に変更することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報処理装置においては、アイコンをすべて表示させる
と、アイコンの表示領域が拡大し、作業領域を圧迫する
という問題点があった。特に、機能の増加に伴うアイコ
ン数の増加により、作業領域はより圧迫され、さらにノ
ート型パーソナルコンピュータやモバイルパーソナルコ
ンピュータ等に代表されるように、情報処理装置の携帯
性を重視するための表示画面は小型化し、それに伴っ
て、アイコンの表示領域に関する上記問題点はより顕著
となっている。
【0004】また、アイコンのサイズを全体的に縮小し
てしまうと、今度はカーソルをもちいてアイコンを選択
する際の操作性が低下するといった問題点があった。す
なわち、アイコンのサイズが小さいため、カーソルを所
望のアイコンに合わせるのが困難になり、アイコン間の
距離も同様に短くなるため、誤って近傍のアイコンを選
択してしまうといった問題点があった。
【0005】さらに、アイコンのサイズを縮小する代わ
りに、必要なアイコンだけを表示させ、不必要なアイコ
ンを消去する場合、アイコンを消去する作業および消去
したアイコンを再表示させる作業をその都度おこなわな
ければならず、作業に応じてアイコンを使い分ける際に
それらの作業が極めて煩雑になるという問題点があっ
た。また、一度消去されたアイコンを再表示させてから
そのアイコンを選択するよりも、他の操作指示方法によ
りおこなう方が効率的であることから、一度消去された
アイコンの利用が十分図れないという問題点があった。
【0006】この発明は、上述した従来例による問題点
を解決するため、表示画面上の作業領域を確保しつつア
イコンの操作性を向上させることが可能な情報処理装
置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る情報処理装
置は、操作または処理の内容を絵で示すアイコンを表示
する表示画面を有し、前記表示画面に表示されたアイコ
ンが選択されることにより操作または処理がなされる情
報処理装置において、前記表示画面上に前記アイコンを
表示するための複数の表示領域を設定する表示領域設定
手段と、前記表示領域設定手段により設定された表示領
域に表示されるアイコンの表示サイズを変更するアイコ
ン表示サイズ変更手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によれば、アイコンを
表示するための複数の表示領域を設定し、設定された表
示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更するこ
とができるので、サイズの異なるアイコンを同時に表示
させることができ、表示画面上の作業領域を確保しつつ
アイコンの操作性を向上させることが可能である。
【0009】また、請求項2の発明の係る情報処理装置
は、請求項1の発明において、さらに、前記表示領域設
定手段により設定された表示領域の表示位置および/ま
たは表示サイズを変更する表示領域変更手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】この請求項2の発明によれば、表示領域の
表示位置、表示サイズを変更することができるので、操
作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することがで
き、表示画面上の作業領域を確保しつつアイコンの操作
性を向上させることが可能である。
【0011】また、請求項3の発明の係る情報処理装置
は、操作または処理の内容を絵で示すアイコンを表示す
る表示画面を有し、前記表示画面に表示されたアイコン
が選択されることにより操作または処理がなされる情報
処理装置において、前記表示画面に表示されたアイコン
を移動するアイコン移動手段と、前記アイコン移動手段
により移動されたアイコンが前記表示画面のどの位置に
表示されているかを認識するアイコン位置認識手段と、
アイコン位置認識手段により認識された位置に基づいて
前記アイコン移動手段により移動されたアイコンの表示
サイズを変更するアイコン表示サイズ変更手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0012】この請求項3の発明によれば、アイコンの
表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操作
のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じた
作業領域の確保が容易にでき、表示画面上の作業領域を
確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能で
ある。
【0013】また、請求項4の発明の係る情報処理装置
は、請求項1〜3の発明において、前記アイコンが、関
連性のある複数のアイコンから構成されるツールボック
スであることを特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、互いの関連
性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボッ
クスとして扱うことができるので、アイコンの移動作業
を効率よくおこなうことができ、表示画面上の作業領域
を確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能
である。
【0015】また、請求項5の発明の係る情報処理方法
は、操作または処理の内容を絵で示すアイコンを表示す
る表示画面を有し、前記表示画面に表示されたアイコン
が選択されることにより操作または処理がなされる情報
処理方法において、前記表示画面上に前記アイコンを表
示するための複数の表示領域を設定する表示領域設定工
程と、前記表示領域設定工程により設定された表示領域
に表示されるアイコンの表示サイズを変更するアイコン
表示サイズ変更工程と、を含んだことを特徴とする。
【0016】この請求項5の発明によれば、アイコンを
表示するための複数の表示領域を設定し、設定された表
示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更するこ
とができるので、サイズの異なるアイコンを同時に表示
させることができ、表示画面上の作業領域を確保しつつ
アイコンの操作性を向上させることが可能である。
【0017】また、請求項6の発明の係る情報処理方法
は、請求項5の発明において、さらに、前記表示領域設
定工程により設定された表示領域の表示位置および/ま
たは表示サイズを変更する表示領域変更工程を含んだこ
とを特徴とする。
【0018】この請求項6の発明によれば、表示領域の
表示位置、表示サイズを変更することができるので、操
作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することがで
き、表示画面上の作業領域を確保しつつアイコンの操作
性を向上させることが可能である。
【0019】また、請求項7の発明の係る情報処理方法
は、操作または処理の内容を絵で示すアイコンを表示す
る表示画面を有し、前記表示画面に表示されたアイコン
が選択されることにより操作または処理がなされる情報
処理方法において、前記表示画面に表示されたアイコン
を移動するアイコン移動工程と、前記アイコン移動工程
により移動されたアイコンが前記表示画面のどの位置に
表示されているかを認識するアイコン位置認識工程と、
アイコン位置認識工程により認識された位置に基づいて
前記アイコン移動工程により移動されたアイコンの表示
サイズを変更するアイコン表示サイズ変更工程と、を含
んだことを特徴とする。
【0020】この請求項7の発明によれば、アイコンの
表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操作
のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じた
作業領域の確保が容易にでき、表示画面上の作業領域を
確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能で
ある。
【0021】また、請求項8の発明の係る情報処理方法
は、請求項5〜7の発明において、前記アイコンが、関
連性のある複数のアイコンから構成されるツールボック
スであることを特徴とする。
【0022】この請求項8の発明によれば、互いの関連
性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボッ
クスとして扱うことができるので、アイコンの移動作業
を効率よくおこなうことができ、表示画面上の作業領域
を確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能
である。
【0023】また、請求項9の発明に係る記憶媒体は、
請求項5〜8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項5〜8の
動作をコンピュータによって実現することが可能であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る情報処理装置、情報処理方法およびその方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0025】(実施の形態1)まず、この発明の実施の
形態1による情報処理装置のハードウエア構成を説明す
る。図1は、実施の形態1による情報処理装置のハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、101はシステム全体を制
御するCPUを、102はブートプログラム等を記憶し
たROMを、103はCPU101のワークエリアとし
て使用されるRAMを、104はCPU101の制御に
したがってHD(ハードディスク)105に対するデー
タのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスク
ドライブ)を、105はHDD104の制御で書き込ま
れたデータを記憶するHDを、106はCPU101の
制御にしたがってFD(フロッピーディスク)107に
対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フロ
ッピーディスクドライブ)を、107はFDD106の
制御で書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFD
を、108はアイコンあるいはツールボックスをはじ
め、ドキュメント、画像、機能情報等のデータに関する
ウインドウを表示するディスプレイをそれぞれ示してい
る。
【0027】また、109は通信回線110を介してネ
ットワークNETに接続され、そのネットワークNET
と内部のインターフェイスを司るインターフェイス(I
/F)を、111は文字、数値、各種指示等の入力のた
めのキーを備えたキーボードを、112はカーソルの移
動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変
更し、さらにはアクティブウインドウの切り替え等をお
こなうマウスを、113は画像を光学的に読み取るスキ
ャナを、114はウインドウに表示された内容等を印刷
するプリンタを、115は上記各部を接続するためのバ
スをそれぞれ示している。
【0028】また、図2は、実施の形態1による情報処
理装置の構成を機能的に示すブロック図である。図2に
おいて、情報処理装置は、表示部200と、表示部20
0に含まれる表示画面201と、表示領域設定部202
と、アイコン表示サイズ変更部203が設けられてい
る。
【0029】表示部200は、表示画面201を有し、
表示画面201を制御することによりアイコンを含む画
像データを表示するものである。具体的には、表示画面
201に表示されているアイコンデータやウインドウデ
ータ(イメージデータ、テキストデータ等)等のデータ
やそれらのデータの位置情報、ウインドウ同士の重なり
に関する階層情報等のデータを記憶し、記憶されたデー
タに基づいて表示画面201を制御して画像データを表
示する。
【0030】表示画面201は、操作または処理の内容
を絵で示すアイコンを表示するものである。表示画面2
01は、例えば、ディスプレイ108等であり、ディス
プレイ108にはLCDや液晶ディスプレイ等がある。
【0031】表示領域設定部202は、表示画面201
上にアイコンを表示するための複数の表示領域を設定す
るものである。また、アイコン表示サイズ変更部203
は、表示領域設定部202により設定された表示領域に
表示されるアイコンの表示サイズを変更するものであ
る。
【0032】なお、表示部200、表示領域設定部20
2、アイコン表示サイズ変更部203は、それぞれ、R
OM102、RAM103またはハードディスク10
5、フロッピーディスク107等の記録媒体に記録され
たプログラムに記載された命令にしたがってCPU10
1等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実
現するものである。
【0033】つぎに、アイコンとツールボックスとの関
係について説明する。図3は、実施の形態1による情報
処理装置の表示画面201に表示されるツールボックス
の一例を示す説明図である。ツールボックスとは、関連
性のある複数のアイコンから構成されるものであり、図
3において、ツールボックス300は3つのアイコン3
01、302,303から構成される。
【0034】3つのアイコンは、それぞれ切り取り機能
に関するアイコン301、コピー機能に関するアイコン
302、張り付け機能に関するアイコン303であり、
ともに文書を編集する際にもちいられるため、互いに関
連性を有する。このように、アイコンを単体で扱う代わ
りに、複数のアイコンのまとまりを1つのツールボック
スとして扱う場合もある。以下、ツールボックスの形態
になっているものも含めて「アイコン」と称する。
【0035】つぎに、実施の形態1の概要について説明
する。図4は、実施の形態1による情報処理装置の表示
画面201の表示の一例を示す説明図である。図4にお
いて、ウインドウ400には、表示領域(大)401お
よび表示領域(小)402が設けられている。表示領域
(大)401において表示されるツールボックス40
3、アイコン404は比較的大きく表示され、一方、表
示領域(小)402において表示されるツールボックス
405,アイコン406は比較的小さく表示される。
【0036】これにより、頻繁に使用するアイコンは大
きく表示するようにして、選択しやすく、一方、余り頻
繁に使用しないアイコンは小さく表示するようにして、
その分だけ作業領域を広く確保することができる。
【0037】また、図5は、実施の形態1による情報処
理装置の表示画面201の表示の別の一例を示す説明図
である。図4においては表示領域(大)401と表示領
域(小)402をウインドウ400の上下に並べて表示
するようにしたが、これに対して、図5においては表示
領域(大)501と表示領域(小)502とをウインド
ウ500の左右に並べて表示するようにした。これによ
り、さらに作業領域を広く確保することができる。表示
画面201における表示領域の表示位置および表示サイ
ズの変更についての詳細は実施の形態2において説明す
る。
【0038】つぎに、アイコンの表示領域設定の内容に
ついて説明する。図6は、実施の形態1による情報処理
装置のアイコンの表示領域設定処理の手順を示すフロー
チャートである。図6のフローチャートにおいて、ま
ず、表示領域設定の指示があったか否かを判断し(ステ
ップS601)、表示領域設定の指示があるのを待っ
て、指示があった場合(ステップS601肯定)は、つ
ぎに、表示領域をどこに表示するかその領域指定があっ
たか否かを判断する(ステップS602)。領域指定
は、例えば、マウス112等をもちいて、矩形を描くこ
とにより、その矩形を表示領域として指定することがで
きる。
【0039】ステップS602において、領域指定がな
かった場合(ステップS602否定)は、表示領域設定
をキャンセルする旨の指示があったか否かを判断する
(ステップS603)。キャンセルする旨の指示とは、
例えば、表示画面201上に表示されたキャンセルボタ
ンがマウス112等により押下されたり、キーボード1
11に設けられたエスケープキー等が押下されることに
よりおこなわれる。
【0040】ステップS603において、キャンセルす
る旨の指示がない場合(ステップS603否定)は、ス
テップS602へ移行し、再度領域指定があるのを待
つ。一方、ステップS603において、キャンセルする
旨の指示があった場合(ステップS603肯定)は、ス
テップS601へ移行し、再度表示領域設定の指示があ
るのを待つ。
【0041】一方、ステップS602において、領域指
定があった場合(ステップS602肯定)は、指定され
た領域にすでに他の表示領域が存在するか否かを判断す
る(ステップS604)。指定されて領域にすでに他の
表示領域が存在するか否かの判断は、表示部200内に
記憶されている表示画面201の表示内容の位置情報と
指定された領域の位置情報とを比較することによりおこ
なわれる。
【0042】ここで、他の表示領域が存在する場合(ス
テップS602肯定)は、ステップS602へ移行し、
再度領域指定があるのを待つ。ステップS602へ移行
する際、他の表示領域が存在する旨を操作者に警告する
ようにしてもよい。
【0043】一方、ステップS604において、他の表
示領域が存在しない場合(ステップS605)は、指定
された領域へ表示領域を設定する(ステップS60
5)。表示領域の設定は、表示領域の位置、サイズ等、
表示領域に関する情報を、図示は省略するが、表示部2
00内の所定のメモリ領域に記憶することによりおこな
われる。
【0044】つぎに、その表示領域に表示させるアイコ
ンが選択されたか否かを判断する(ステップS60
6)。ここで、アイコンが選択されるのを待って、アイ
コンが選択された場合(ステップS606肯定)は、そ
のアイコンを表示領域内の表示する(ステップS60
7)。
【0045】つぎに、アイコンの選択がすべて終了した
か否かを判断し(ステップS608)、終了していない
場合(ステップS608否定)は、ステップS606へ
移行し、ステップS606〜S608を繰り返しおこな
う。ステップS608においてアイコンの選択がすべて
終了した場合(ステップS608肯定)は、表示領域の
設定処理は終了する。なお、アイコンの追加や削除は、
表示領域の設定処理とは別個におこなうこともできる。
【0046】つぎに、アイコン表示サイズの変更処理に
ついて説明する。図7は、実施の形態1による情報処理
装置のアイコン表示サイズの変更処理の手順を示すフロ
ーチャートである。図7のフローチャートにおいて、ま
ず、表示領域が選択されたか否かを判断する(ステップ
S701)。表示領域の選択は、例えば、マウス112
をもちいてカーソルを所望の表示領域内へ移動させ、マ
ウスボタンをクリックすることによりおこなわれる。
【0047】ステップS701において、表示領域が選
択されるのを待って、表示領域が選択された場合(ステ
ップS701肯定)は、図8に示すダイアログボックス
800を表示画面201上に表示する(ステップS70
2)。なお、ダイアログボックス800についての説明
は後述する。
【0048】つぎに、アイコン表示サイズを変更する指
示があったか否かを判断する(ステップS703)。こ
こで、変更指示がなかった場合(ステップS703否
定)は、アイコン表示サイズの変更をキャンセルする旨
の指示があったか否かを判断する(ステップS70
4)。キャンセルする旨の指示とは、例えば、表示画面
201上に表示されたキャンセルボタンがマウス112
等により押下されたり、キーボード111に設けられた
エスケープキー等が押下されることによりおこなわれ
る。
【0049】ステップS704において、キャンセルす
る旨の指示がない場合(ステップS704否定)は、ス
テップS703へ移行し、再度変更指示があるのを待
つ。一方、ステップS703において、キャンセルする
旨の指示があった場合(ステップS704肯定)は、ス
テップS701へ移行し、再度アイコン表示サイズを変
更する指示があるのを待つ。
【0050】一方、ステップS703において、アイコ
ン表示サイズを変更する指示があった場合(ステップS
703肯定)は、アイコンの表示サイズを変更する(ス
テップS705)。変更の結果は、表示領域に関する情
報として、表示部201内の所定のメモリ領域に記憶さ
れる。
【0051】さらに、ダイアログボックス800を消去
するとともに、変更された表示サイズに基づいてアイコ
ンを再表示し(ステップS706)、アイコン表示サイ
ズ変更処理は終了する。
【0052】つぎに、表示領域のアイコン表示サイズを
変更するためのダイアログボックス800について説明
する。図8は、実施の形態1による情報処理装置の表示
画面201に表示されるダイアログボックスを示す説明
図である。図8において、ダイアログボックス800
は、ラジオボタン801〜803と、「OK」ボタン8
04と、「キャンセル」ボタン805等とからなる。ラ
ジオボタンは、上側から701には「大」、702には
「中」、703には「小」がそれぞれ割り当てられてお
り、これらは変更するアイコンの表示サイズを示してい
る。
【0053】変更するアイコンの表示サイズを選択する
場合には、マウス112をもちいて、所望するサイズに
対応するボタンが表示されている位置にカーソルを移動
させ、マウスボタンを押下することにより、選択したラ
ジオボタンに黒い点が表示される。図8においては、
「大」に対応するラジオボタン701に黒い点が表示さ
れており、サイズ「大」が選択されていることを示して
いる。ラジオボタン801〜803は単一選択するよう
構成されているため、他のラジオボタンを選択すると、
今まで選択されていたボタンの黒い点は自動的に消去さ
れる。したがって、同時に2以上のボタンを選択するこ
とはできない。
【0054】選択が終了した場合は「OK」ボタン80
4を押下することにより、アイコンの表示サイズの変更
が完了する。また、操作の途中で「キャンセル」ボタン
805を押下することにより、それまでおこなわれた処
理はすべて無効となり、ダイアログボックス800は閉
じられる。
【0055】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、アイコンを表示するための複数の表示領域を設定
し、設定された表示領域に表示されるアイコンの表示サ
イズを変更することができるので、サイズの異なるアイ
コンを同時に表示させることができ、アイコンの操作性
を損なうことなく、作業領域を広く確保をすることがで
きる。
【0056】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1では、表示領域を複数設定し、設定された表示領域
に表示されるアイコンの表示サイズを変更するようにし
たが、以下に説明する実施の形態2のように、さらに、
設定された表示領域の表示位置、表示サイズを変更する
ようにしてもよい。
【0057】この発明の実施の形態2による情報処理装
置のハードウエア構成については図1に示した実施の形
態1のハードウエア構成と同様であるので、その説明は
省略する。
【0058】また、図9は、実施の形態2による情報処
理装置の構成を機能的に示すブロック図である。図9に
おいて、情報処理装置は、表示部200と、表示部20
0に含まれる表示画面201と、表示領域設定部202
と、アイコン表示サイズ変更部203と、さらに、表示
領域変更部901とが設けられている。なお、図2に示
した実施の形態1の情報処理装置の構成と同一の構成部
は同一の符号を付してその説明は省略する。
【0059】表示領域変更部901は、表示領域設定部
202により設定された表示領域を変更するものであ
る。表示領域の変更には表示位置の変更、表示サイズの
変更(拡大、縮小)、およびそれらの両方が考えられ
る。なお、表示領域変更部901は、ROM202、R
AM203またはハードディスク205、フロッピーデ
ィスク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケ
ーションプログラム等のプログラムに記載された命令に
したがってCPU201等が命令処理を実行することに
より、各部の機能を実現するものである。
【0060】つぎに、表示領域変更処理のうち、表示領
域の表示位置の変更処理について説明する。図10は、
実施の形態2による情報処理装置の表示画面201の表
示の一例を示す説明図である。図10において、(a)
は表示位置の変更処理前の状態を示しており、一方、
(b)は表示位置の変更処理後の状態を示している。
【0061】図10(a)および(b)において、ウイ
ンドウ1000には、表示領域1001が表示されてお
り、図10(a)と図10(b)を比較すると、表示領
域1001がウインドウ1000の左側から右側へ移動
していることがわかる。このように、表示領域変更部9
01は表示領域の表示位置をウインドウ1000におい
て変更することができる。
【0062】つぎに、表示領域の表示位置の変更処理の
手順について説明する。図11は、実施の形態2による
情報処理装置の表示領域の表示位置の変更処理の手順を
示すフローチャートである。図11のフローチャートに
おいて、まず、表示領域が選択されたか否かを判断する
(ステップS1101)。表示領域の選択は、例えば、
マウス112をもちいてカーソルを所望の表示領域内へ
移動させ、マウスボタンを押下することによりおこなわ
れる。
【0063】ステップS1101において、表示領域が
選択されるのを待って、選択された場合(ステップS1
101肯定)は、つぎに、変更先の表示位置が指定され
たか否かを判断する(ステップS1102)。表示位置
の指定の方法としては、例えば、上述のように表示領域
の選択の際押下したマウスボタンを押下し続けた状態
で、表示領域を所望の変更先の表示位置までドラッグし
た後、その位置でマウスボタンを離して表示領域をドロ
ップする方法がある。
【0064】ステップS1102において、変更先の表
示位置が指定されなかった場合(ステップS1102否
定)は、表示位置の変更をキャンセルする旨の指示があ
ったか否かを判断する(ステップS1103)。キャン
セルする旨の指示とは、例えば、表示画面201上に表
示されたキャンセルボタンがマウス112等により押下
されたり、キーボード111に設けられたエスケープキ
ー等が押下されることによりおこなわれる。
【0065】ステップS1103において、キャンセル
する旨の指示がない場合(ステップS1103否定)
は、ステップS1102へ移行し、再度変更指示がある
のを待つ。一方、ステップS1103において、キャン
セルする旨の指示があった場合(ステップS1103肯
定)は、ステップS1101へ移行し、再度表示位置を
変更する指示があるのを待つ。
【0066】一方、ステップS1102において、変更
先の表示位置が指定された場合(ステップS1102肯
定)は、指定された表示位置に表示領域を表示する(ス
テップS1104)。つぎに、変更位置が確定されたか
否かを判断する(ステップS1105)。確定する方法
としては、例えば、表示画面201上にメッセージボッ
クスを表示し、メッセージボックス内に表示された確定
ボタンをクリックすることによりおこなう方法がある。
【0067】ステップS1105において、確定されな
い場合(ステップS1105否定)は、ステップS11
03へ移行する。一方、ステップS1105において、
確定された場合(ステップS1105肯定)は、表示位
置の変更をおこなう(ステップS1106)。具体的に
は、表示部201内の所定のメモリ領域に記憶されてい
る表示領域に関する情報のうちの表示位置に関する情報
を変更先の表示位置となるように書換えをおこなうこと
により実行する。ステップS1106により表示位置の
変更がおこなわれた後、すべての処理は終了する。
【0068】つぎに、表示領域変更処理のうち、表示領
域の表示サイズの変更処理について説明する。図12
は、実施の形態2による情報処理装置の表示画面201
の表示の別の一例を示す説明図である。図12におい
て、(a)は表示サイズの変更処理前の状態を示してお
り、一方、(b)は表示サイズの変更処理後の状態を示
している。
【0069】図12(a)および(b)において、表示
領域1201には、アイコンが11個(ツールボックス
が3個)表示されている。図12(a)と図12(b)
を比較すると、表示領域1201が下方向へ拡大されて
おり、表示領域1201の表示サイズが大きくなってい
ることがわかる。このように、表示領域変更部901は
表示領域の表示サイズを変更することができる。
【0070】つぎに、表示領域の表示サイズの変更処理
の手順について説明する。図13は、実施の形態2によ
る情報処理装置の表示領域の表示サイズの変更処理の手
順を示すフローチャートである。図13のフローチャー
トにおいて、まず、表示領域が選択されたか否かを判断
する(ステップS1301)。表示領域の選択は、例え
ば、マウス112をもちいてカーソルを所望の表示領域
内へ移動させ、マウスボタンを押下することによりおこ
なわれる。
【0071】ステップS1301において、表示領域が
選択されるのを待って、選択された場合(ステップS1
301肯定)は、つぎに、表示サイズが指定されたか否
かを判断する(ステップS1302)。表示サイズの指
定の方法としては、例えば、選択された表示領域に所定
位置(例えば、領域枠の下側または右下隅)へカーソル
を移動させ、マウスボタンを押下して上記領域枠をつか
み、その状態でドラッグすることにより領域枠を移動さ
せることにより、領域サイズを変更する方法がある。ま
た、図示は省略するが、表示サイズ変更のダイアログボ
ックスを表示させ、その中から、所望のサイズを選択あ
るいは数値を入力することにより、表示領域のサイズを
変更する方法であってもよい。
【0072】ステップS1302において、表示サイズ
が指定されなかった場合(ステップS1302否定)
は、表示位置の変更をキャンセルする旨の指示があった
か否かを判断する(ステップS1303)。キャンセル
する旨の指示とは、例えば、表示画面201上に表示さ
れたキャンセルボタンがマウス112等により押下され
たり、キーボード111に設けられたエスケープキー等
が押下されることによりおこなわれる。
【0073】ステップS1303において、キャンセル
する旨の指示がない場合(ステップS1303否定)
は、ステップS1102へ移行し、再度変更指示がある
のを待つ。一方、ステップS1303において、キャン
セルする旨の指示があった場合(ステップS1303肯
定)は、ステップS1301へ移行し、再度表示サイズ
を変更する指示があるのを待つ。
【0074】一方、ステップS1302において、表示
サイズが指定された場合(ステップS1302肯定)
は、指定された表示サイズで表示領域を表示する(ステ
ップS1304)。つぎに、変更された表示サイズが確
定されたか否かを判断する(ステップS1305)。確
定する方法としては、例えば、表示画面201上にメッ
セージボックスを表示し、メッセージボックス内に表示
された確定ボタンをクリックすることによりおこなう方
法がある。
【0075】ステップS1305において、確定されな
い場合(ステップS1305否定)は、ステップS13
03へ移行する。一方、ステップS1305において、
確定された場合(ステップS1305肯定)は、表示サ
イズの変更をおこなう(ステップS1306)。具体的
には、表示部201内の所定のメモリ領域に記憶されて
いる表示領域に関する情報のうちの表示サイズに関する
情報を変更された表示サイズになるように書換えをおこ
なうことにより実行する。ステップS1306により表
示位置の変更がおこなわれた後、すべての処理は終了す
る。
【0076】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、表示領域の表示位置、表示サイズを変更することが
できるので、操作の内容に基づいて作業領域を自由に変
更することができる。
【0077】(実施の形態3)さて、上述した実施の形
態1または2では、表示領域を複数設定し、設定された
表示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更する
ようにしたが、以下に説明する実施の形態3のように、
表示領域間においてアイコンを移動させることで表示領
域に設定されたアイコンの表示サイズを変更するように
してもよい。
【0078】この発明の実施の形態3による情報処理装
置のハードウエア構成については図1に示した実施の形
態1のハードウエア構成と同様であるので、その説明は
省略する。また、図14は、実施の形態3による情報処
理装置の構成を機能的に示すブロック図である。
【0079】図14において、情報処理装置は、表示部
1400と、表示部1400に含まれる表示画面140
1と、アイコン移動部1402と、アイコン位置認識部
1403と、アイコン表示サイズ変更部1404とが設
けられている。なお、表示部1400と表示画面140
1は、図2に示した実施の形態1の表示部200と表示
画面201と同様の構成であるので、その説明は省略す
る。
【0080】アイコン移動部1402は、表示画面14
01に表示されたアイコンを移動する。また、アイコン
位置認識部1403は、アイコン移動部1402により
移動されたアイコンが表示画面1401のどの位置に表
示されているかを認識する。また、アイコン表示サイズ
変更部1404は、アイコン位置認識部1403により
認識された位置に基づいてアイコン移動部1402によ
り移動されたアイコンの表示サイズを変更する。
【0081】なお、表示部1400、アイコン移動部1
402、アイコン位置認識部1403、アイコン表示サ
イズ変更部1404は、それぞれ、ROM202、RA
M203またはハードディスク205、フロッピーディ
スク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケー
ションプログラム等のプログラムに記載された命令にし
たがってCPU201等が命令処理を実行することによ
り、各部の機能を実現するものである。
【0082】つぎに、実施の形態3の概要について説明
する。図15は、実施の形態3による情報処理装置の表
示画面201の表示の一例を示す説明図である。図15
において、(a)はアイコンの移動前の状態を示してお
り、一方、(b)はアイコンの移動後の状態を示してい
る。
【0083】図15(a)および(b)において、表示
領域(大)1501および表示領域(小)1502が設
けられている。また、図15(a)において、表示領域
(大)1501には移動の対象となる「切り取り」アイ
コン1503が表示されており、その領域内にはカーソ
ル1504が移動されていることを示している。ここ
で、「切り取り」アイコン1503は、表示領域(大)
1501内に存在することから、その表示は大きく表示
されている。
【0084】つぎに、カーソル1504をもちいて「切
り取り」アイコン1503をドラッグし、表示領域
(小)1502へ移動する。図15(b)において、表
示領域(小)1502内でドロップされた「切り取り」
アイコン1503は、単に表示位置を移動しただけでは
なく、アイコンの表示サイズも表示領域(小)1502
内の他のアイコンのサイズと同じように小さくなってい
ることがわかる。これにより、アイコンの表示サイズの
変更を表示領域間の移動という簡易な操作のみでおこな
うことで、作業の状況に応じた作業領域の確保が容易に
できるようになる。
【0085】つぎに、アイコン移動処理、アイコン位置
認識処理、アイコン表示サイズ変更処理の内容について
説明する。図16は、実施の形態3による情報処理装置
のアイコン移動処理、アイコン位置認識処理、アイコン
表示サイズ変更処理の一連の手順を示すフローチャート
である。
【0086】図16のフローチャートにおいて、まず、
移動の対象となるアイコンが指定されたか否かを判断す
る(ステップS1601)。アイコンの指定方法は、例
えば、上述のように、アイコンをクリックする、すなわ
ち、マウス112をもちいてカーソルをアイコンの表示
領域内に移動させ、マウスボタンを押下することにより
おこなう方法がある。
【0087】ステップS1601において、アイコンが
指定されるのを待って、アイコンが指定された場合(ス
テップS1601肯定)は、つぎに、アイコンの移動指
示があったか否かを判断する(ステップS1602)。
アイコンの移動指示があったか否かは、例えば、アイコ
ンのドラッグ操作がなされたか等によって判断する。
【0088】ステップS1602において、アイコンの
移動指示がなかった場合(ステップS1602否定)
は、アイコンの移動をキャンセルする旨の指示があった
か否かを判断する(ステップS1603)。キャンセル
する旨の指示とは、例えば、表示画面201上に表示さ
れたキャンセルボタンがマウス112等により押下され
たり、カーソルが別の位置へ移動されたり、キーボード
111に設けられたエスケープキー等が押下されること
によりおこなわれる。
【0089】ステップS1603において、キャンセル
する旨の指示がない場合(ステップS1603否定)
は、ステップS1602へ移行し、再度移動指示がある
のを待つ。一方、ステップS1603において、キャン
セルする旨の指示があった場合(ステップS1603肯
定)は、ステップS1601へ移行し、再度アイコンの
指定があるのを待つ。
【0090】一方、ステップS1602において、アイ
コンの移動指示があった場合(ステップS1602肯
定)は、指示にしたがってアイコンを移動する(ステッ
プS6104)。つぎに、移動位置が確定されたか否か
を判断する(ステップS1105)。確定されたか否か
を判断する方法としては、例えば、上述のように押下し
続けていたマウスボタンが離されたのを検知することに
よりおこなう方法がある。
【0091】ステップS1605において、確定されな
い場合(ステップS1605否定)は、ステップS16
04へ移行する。一方、ステップS1605において、
確定された場合(ステップS1605肯定)は、つぎ
に、確定された位置がアイコンの表示領域内であるか否
かを判断する(ステップS1606)。この判断は、表
示部1400内の所定のメモリ領域内に記憶されている
表示領域情報から各表示領域の表示位置に関する情報を
読み出し、上記確定された位置といずれかの表示領域内
に表示位置とを比較することによりおこなうことができ
る。
【0092】ステップS1606において、確定された
位置がアイコンの表示領域内でない場合(ステップS1
606否定)は、操作者に対して警告を発して移動を禁
止する(ステップS1607)。警告は、例えば、「ア
イコンは表示領域外には移動できません。」という内容
のメッセージボックスを表示することによりおこなう。
さらに、それまでの移動処理を無効にし、その後、ステ
ップS1603へ移行する。
【0093】ステップS1606において、確定された
位置がアイコンの表示領域内である場合(ステップS1
606肯定)は、つぎに、移動元の表示領域におけるア
イコンのサイズと移動先の表示領域におけるアイコンの
表示サイズとが同一であるか否かを判断する(ステップ
S1608)。この判断もステップS1606における
判断と同様に、表示部1400内の所定のメモリ領域内
に記憶されている表示領域情報から各表示領域の表示サ
イズに関する情報を読み出し、それらの情報同士を比較
することによりおこなうことができる。
【0094】ステップS1608において、アイコンの
表示サイズが現状の表示サイズと同一である場合(ステ
ップS1608肯定)は、何もせずに処理は終了する。
一方、アイコン表示サイズが同一でない場合(ステップ
S1608否定)は、表示サイズを移動先の表示領域の
表示サイズに変更する(ステップS1609)。変更し
た結果は、表示部1400内の所定のメモリ領域内に記
憶されている表示領域情報を書換えることにより記憶す
る。
【0095】その後、変更された表示サイズでアイコン
を再表示し(ステップS1610)、すべての処理は終
了する。この処理の手順を実行することにより、図15
で示した動作を実現する。
【0096】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、アイコンの表示サイズの変更を表示領域間の移動と
いう簡易な操作のみでおこなうことができるので、作業
の状況に応じた作業領域の確保が容易にできる。
【0097】なお、実施の形態1〜3で説明した情報処
理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーション等のコンピュータ
で実行することにより実現される。このプログラムは、
ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、
MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒
体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み
出されることによって実行される。またこのプログラム
は、上記記録媒体を介して、ネットワークを介して配布
することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、アイコンを表示するための複数の表示領域を設
定し、設定された表示領域に表示されるアイコンの表示
サイズを変更することができるので、サイズの異なるア
イコンを同時に表示させることができ、表示画面上の作
業領域を確保しつつアイコンの操作性を向上させること
が可能な情報処理装置が得られるという効果を奏する。
【0099】また、請求項2の発明によれば、表示領域
の表示位置、表示サイズを変更することができるので、
操作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することが
でき、表示画面上の作業領域を確保しつつアイコンの操
作性を向上させることが可能な情報処理装置が得られる
という効果を奏する。
【0100】また、請求項3の発明によれば、アイコン
の表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操
作のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じ
た作業領域の確保が容易にでき、表示画面上の作業領域
を確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能
な情報処理装置が得られるという効果を奏する。
【0101】また、請求項4の発明によれば、互いの関
連性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボ
ックスとして扱うことができるので、アイコンの移動作
業を効率よくおこなうことができ、表示画面上の作業領
域を確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可
能な情報処理装置が得られるという効果を奏する。
【0102】また、請求項5の発明によれば、アイコン
を表示するための複数の表示領域を設定し、設定された
表示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更する
ことができるので、サイズの異なるアイコンを同時に表
示させることができ、表示画面上の作業領域を確保しつ
つアイコンの操作性を向上させることが可能な情報処理
方法が得られるという効果を奏する。
【0103】また、請求項6の発明によれば、表示領域
の表示位置、表示サイズを変更することができるので、
操作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することが
でき、表示画面上の作業領域を確保しつつアイコンの操
作性を向上させることが可能な情報処理方法が得られる
という効果を奏する。
【0104】また、請求項7の発明によれば、アイコン
の表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操
作のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じ
た作業領域の確保が容易にでき、表示画面上の作業領域
を確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能
な情報処理方法が得られるという効果を奏する。
【0105】また、請求項8の発明によれば、互いの関
連性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボ
ックスとして扱うことができるので、アイコンの移動作
業を効率よくおこなうことができ、表示画面上の作業領
域を確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可
能な情報処理方法が得られるという効果を奏する。
【0106】また、請求項9の発明に係る記憶媒体は、
請求項5〜8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項5〜8の
動作をコンピュータによって実現することが可能な記録
媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による情報処理装置の
ハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1による情報処理装置の構成を機能
的に示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による情報処理装置の表示画面に
表示されるツールボックスの一例を示す説明図である。
【図4】実施の形態1による情報処理装置の表示画面の
表示の一例を示す説明図である。
【図5】実施の形態1による情報処理装置の表示画面の
別の一例を示す説明図である。
【図6】実施の形態1による情報処理装置のアイコンの
表示領域設定処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態1による情報処理装置のアイコン表
示サイズの変更処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】実施の形態1による情報処理装置の表示画面に
表示されるダイアログボックスを示す説明図である。
【図9】この発明の実施の形態2による情報処理装置の
構成を機能的に示すブロック図である。
【図10】実施の形態2による情報処理装置の表示画面
の表示の一例を示す説明図である。
【図11】実施の形態2による情報処理装置の表示領域
の表示位置の変更処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】実施の形態2による情報処理装置の表示画面
の表示の別の一例を示す説明図である。
【図13】発明の実施の形態2による情報処理装置の表
示領域の表示サイズの変更処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】この発明の実施の形態3による情報処理装置
の構成を機能的に示すブロック図である。
【図15】実施の形態3による情報処理装置の表示画面
の表示の一例を示す説明図である。
【図16】実施の形態3による情報処理装置のアイコン
移動処理、アイコン位置認識処理、アイコン表示サイズ
変更処理の一連の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 HDD 105 HD 106 FDD 107 FD 108 ディスプレイ 109 I/F 110 通信回線 111 キーボード 112 マウス 113 スキャナ 114 プリンタ 115 バス 200,1400 表示部 201,1301 表示画面 202 表示領域設定部 203 アイコン表示サイズ変更部 300,403,405 ツールボックス 301〜303,404,406 アイコン 400,500,1000 ウインドウ 401,1501 表示領域(大) 402,502,1502 表示領域(小) 800 ダイアログボックス 801〜803 ラジオボタン 804 「OK」ボタン 805 「キャンセル」ボタン 901 表示領域変更部 1001,1201 表示領域 1302 アイコン移動部 1303 アイコン位置認識部 1304 アイコン表示サイズ変更部 1503 「切り取り」アイコン 1504 カーソル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月18日(1999.6.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 情報処理装置、情報処理方法およびそ
の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操作または処理
の内容を絵で示すアイコンを表示する表示画面を有し、
前記表示画面に表示されたアイコンが選択されることに
より操作または処理がなされる情報処理装置、情報処理
方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、操作または処理の内容を絵で示す
アイコンは、それらが選択されるだけで操作または処理
がなされるため、パーソナルコンピュータ等の情報処理
装置においては多くもちいられている。また、アイコン
は、例えばワードプロセッサ機能を備えた情報処理装置
においては、作成する文書によって、作図や罫線に関す
るアイコンが必要な場合とそうでない場合があり、この
ように、操作者にとって必要なアイコンを表示させた
り、また、不必要なアイコンを表示画面から消去するこ
とができた。さらに、アイコン全体のサイズを「大」あ
るいは「小」に変更することができた。
【0003】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、従来の
情報処理装置においては、アイコンをすべて表示させる
と、アイコンの表示領域が拡大し、作業領域を圧迫する
という問題点があった。特に、機能の増加に伴うアイコ
ン数の増加により、作業領域はより圧迫され、さらにノ
ート型パーソナルコンピュータやモバイルパーソナルコ
ンピュータ等に代表されるように、情報処理装置の携帯
性を重視するための表示画面は小型化し、それに伴っ
て、アイコンの表示領域に関する上記問題点はより顕著
となっている。
【0004】また、アイコンのサイズを全体的に縮小し
てしまうと、今度はカーソルをもちいてアイコンを選択
する際の操作性が低下するといった問題点があった。す
なわち、アイコンのサイズが小さいため、カーソルを所
望のアイコンに合わせるのが困難になり、アイコン間の
距離も同様に短くなるため、誤って近傍のアイコンを選
択してしまうといった問題点があった。
【0005】さらに、アイコンのサイズを縮小する代わ
りに、必要なアイコンだけを表示させ、不必要なアイコ
ンを消去する場合、アイコンを消去する作業および消去
したアイコンを再表示させる作業をその都度おこなわな
ければならず、作業に応じてアイコンを使い分ける際に
それらの作業が極めて煩雑になるという問題点があっ
た。また、一度消去されたアイコンを再表示させてから
そのアイコンを選択するよりも、他の操作指示方法によ
りおこなう方が効率的であることから、一度消去された
アイコンの利用が十分図れないという問題点があった。
【0006】この発明は、上述した従来例による問題点
を解消するため、表示画面上の作業領域を確保しつつア
イコンの操作性を向上させることが可能な情報処理装
置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る情報処理装
置は、表示画面に表示する一つのウインドウまたは複数
のウインドウのうちの一つのウインドウ内に、前記一つ
のウインドウにおける所定の操作または処理の内容を絵
で示すアイコンを表示し、前記一つのウインドウ内に表
示されたアイコンが選択されることにより前記所定の操
作または処理がなされる情報処理装置において、前記ア
イコンを表示するための複数の表示領域を、前記一つの
ウインドウ内に設定する表示領域設定手段と、前記表示
領域設定手段により設定された表示領域に表示されるア
イコンの表示サイズを変更するアイコン表示サイズ変更
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によれば、アイコンを
表示するための複数の表示領域を設定し、設定された表
示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更するこ
とができるので、サイズの異なるアイコンを同時に表示
させることができ、表示画面に表示されるウインドウ上
の作業領域を確保しつつアイコンの操作性を向上させる
ことが可能である。
【0009】また、請求項2の発明の係る情報処理装置
は、請求項1の発明において、さらに、前記表示領域設
定手段により設定された表示領域の前記一つのウインド
ウ内における表示位置および/または表示サイズを変更
する表示領域変更手段を備えたことを特徴とする。
【0010】この請求項2の発明によれば、表示領域の
表示位置、表示サイズを変更することができるので、操
作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することがで
き、表示画面に表示されるウインドウ上の作業領域を確
保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能であ
る。
【0011】また、請求項3の発明の係る情報処理装置
は、表示画面に表示する一つのウインドウまたは複数の
ウインドウのうちの一つのウインドウ内に、前記一つの
ウインドウにおける所定の操作または処理の内容を絵で
示すアイコンを表示し、前記一つのウインドウ内に表示
されたアイコンが選択されることにより前記所定の操作
または処理がなされる情報処理装置において、前記一つ
のウインドウに表示されたアイコンを前記一つのウイン
ドウ内において移動するアイコン移動手段と、前記アイ
コン移動手段により移動されたアイコンが前記一つのウ
インドウにおけるどの位置に表示されているかを認識す
るアイコン位置認識手段と、アイコン位置認識手段によ
り認識された位置に基づいて前記アイコン移動手段によ
り移動されたアイコンの表示サイズを変更するアイコン
表示サイズ変更手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この請求項3の発明によれば、アイコンの
表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操作
のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じた
作業領域の確保が容易にでき、表示画面に表示されるウ
インドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの操作性を
向上させることが可能である。
【0013】また、請求項4の発明の係る情報処理装置
は、請求項1〜3の発明において、前記アイコンが、関
連性のある複数のアイコンから構成されるツールボック
スであることを特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、互いの関連
性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボッ
クスとして扱うことができるので、アイコンの移動作業
を効率よくおこなうことができ、表示画面上の作業領域
を確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能
である。
【0015】また、請求項5の発明の係る情報処理方法
は、表示画面に表示する一つのウインドウまたは複数の
ウインドウのうちの一つのウインドウ内に、前記一つの
ウインドウにおける所定の操作または処理の内容を絵で
示すアイコンを表示し、前記一つのウインドウ内に表示
されたアイコンが選択されることにより前記所定の操作
または処理がなされる情報処理方法において、前記一つ
のウインドウ内に前記アイコンを表示するための複数の
表示領域を設定する表示領域設定工程と、前記表示領域
設定工程により設定された表示領域に表示されるアイコ
ンの表示サイズを変更するアイコン表示サイズ変更工程
と、を含んだことを特徴とする。
【0016】この請求項5の発明によれば、アイコンを
表示するための複数の表示領域を設定し、設定された表
示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更するこ
とができるので、サイズの異なるアイコンを同時に表示
させることができ、表示画面上の作業領域を確保しつつ
アイコンの操作性を向上させることが可能である。
【0017】また、請求項6の発明の係る情報処理方法
は、請求項5の発明において、さらに、前記表示領域設
定工程により設定された表示領域の前記一つのウインド
ウ内における表示位置および/または表示サイズを変更
する表示領域変更工程を含んだことを特徴とする。
【0018】この請求項6の発明によれば、表示領域の
表示位置、表示サイズを変更することができるので、操
作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することがで
き、表示画面に表示されるウインドウ上の作業領域を確
保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能であ
る。
【0019】また、請求項7の発明の係る情報処理方法
は、表示画面に表示する一つのウインドウまたは複数の
ウインドウのうちの一つのウインドウ内に、前記一つの
ウインドウにおける所定の操作または処理の内容を絵で
示すアイコンを表示し、前記一つのウインドウ内に表示
されたアイコンが選択されることにより前記所定の操作
または処理がなされる情報処理方法において、前記一つ
のウインドウに表示されたアイコンを移動するアイコン
移動工程と、前記アイコン移動工程により移動されたア
イコンが前記一つのウインドウにおけるどの位置に表示
されているかを認識するアイコン位置認識工程と、アイ
コン位置認識工程により認識された位置に基づいて前記
アイコン移動工程により移動されたアイコンの表示サイ
ズを変更するアイコン表示サイズ変更工程と、を含んだ
ことを特徴とする。
【0020】この請求項7の発明によれば、アイコンの
表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操作
のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じた
作業領域の確保が容易にでき、表示画面に表示されるウ
インドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの操作性を
向上させることが可能である。
【0021】また、請求項8の発明の係る情報処理方法
は、請求項5〜7の発明において、前記アイコンが、関
連性のある複数のアイコンから構成されるツールボック
スであることを特徴とする。
【0022】この請求項8の発明によれば、互いの関連
性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボッ
クスとして扱うことができるので、アイコンの移動作業
を効率よくおこなうことができ、表示画面に表示される
ウインドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの操作性
を向上させることが可能である。
【0023】また、請求項9の発明に係る記憶媒体は、
請求項5〜8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項5〜8の
動作をコンピュータによって実現することが可能であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る情報処理装置、情報処理方法およびその方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0025】(実施の形態1)まず、この発明の実施の
形態1による情報処理装置のハードウエア構成を説明す
る。図1は、実施の形態1による情報処理装置のハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、101はシステム全体を制
御するCPUを、102はブートプログラム等を記憶し
たROMを、103はCPU101のワークエリアとし
て使用されるRAMを、104はCPU101の制御に
したがってHD(ハードディスク)105に対するデー
タのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスク
ドライブ)を、105はHDD104の制御で書き込ま
れたデータを記憶するHDを、106はCPU101の
制御にしたがってFD(フロッピーディスク)107に
対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フロ
ッピーディスクドライブ)を、107はFDD106の
制御で書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFD
を、108はアイコンあるいはツールボックスをはじ
め、ドキュメント、画像、機能情報等のデータに関する
ウインドウを表示するディスプレイをそれぞれ示してい
る。
【0027】また、109は通信回線110を介してネ
ットワークNETに接続され、そのネットワークNET
と内部のインターフェイスを司るインターフェイス(I
/F)を、111は文字、数値、各種指示等の入力のた
めのキーを備えたキーボードを、112はカーソルの移
動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変
更し、さらにはアクティブウインドウの切り替え等をお
こなうマウスを、113は画像を光学的に読み取るスキ
ャナを、114はウインドウに表示された内容等を印刷
するプリンタを、115は上記各部を接続するためのバ
スをそれぞれ示している。
【0028】また、図2は、実施の形態1による情報処
理装置の構成を機能的に示すブロック図である。図2に
おいて、情報処理装置は、表示部200と、表示部20
0に含まれる表示画面201と、表示領域設定部202
と、アイコン表示サイズ変更部203が設けられてい
る。
【0029】表示部200は、表示画面201を有し、
表示画面201を制御することによりアイコンを含む画
像データを表示するものである。具体的には、表示画面
201に表示されているアイコンデータやウインドウデ
ータ(イメージデータ、テキストデータ等)等のデータ
やそれらのデータの位置情報、ウインドウ同士の重なり
に関する階層情報等のデータを記憶し、記憶されたデー
タに基づいて表示画面201を制御して画像データを表
示する。
【0030】表示画面201は、操作または処理の内容
を絵で示すアイコンを表示するものである。表示画面2
01は、例えば、ディスプレイ108等であり、ディス
プレイ108にはLCDや液晶ディスプレイ等がある。
【0031】表示領域設定部202は、表示画面201
上にアイコンを表示するための複数の表示領域を設定す
るものである。また、アイコン表示サイズ変更部203
は、表示領域設定部202により設定された表示領域に
表示されるアイコンの表示サイズを変更するものであ
る。
【0032】なお、表示部200、表示領域設定部20
2、アイコン表示サイズ変更部203は、それぞれ、R
OM102、RAM103またはハードディスク10
5、フロッピーディスク107等の記録媒体に記録され
たプログラムに記載された命令にしたがってCPU10
1等が命令処理を実行することにより、各部の機能を実
現するものである。
【0033】つぎに、アイコンとツールボックスとの関
係について説明する。図3は、実施の形態1による情報
処理装置の表示画面201に表示されるツールボックス
の一例を示す説明図である。ツールボックスとは、関連
性のある複数のアイコンから構成されるものであり、図
3において、ツールボックス300は3つのアイコン3
01,302,303から構成される。
【0034】3つのアイコンは、それぞれ切り取り機能
に関するアイコン301、コピー機能に関するアイコン
302、張り付け機能に関するアイコン303であり、
ともに文書を編集する際にもちいられるため、互いに関
連性を有する。このように、アイコンを単体で扱う代わ
りに、複数のアイコンのまとまりを1つのツールボック
スとして扱う場合もある。以下、ツールボックスの形態
になっているものも含めて「アイコン」と称する。
【0035】つぎに、実施の形態1の概要について説明
する。図4は、実施の形態1による情報処理装置の表示
画面201の表示の一例を示す説明図である。図4にお
いて、ウインドウ400には、表示領域(大)401お
よび表示領域(小)402が設けられている。表示領域
(大)401において表示されるツールボックス40
3、アイコン404は比較的大きく表示され、一方、表
示領域(小)402において表示されるツールボックス
405、アイコン406は比較的小さく表示される。
【0036】これにより、頻繁に使用するアイコンは大
きく表示するようにして、選択しやすく、一方、余り頻
繁に使用しないアイコンは小さく表示するようにして、
その分だけ作業領域を広く確保することができる。
【0037】また、図5は、実施の形態1による情報処
理装置の表示画面201の表示の別の一例を示す説明図
である。図4においては表示領域(大)401と表示領
域(小)402をウインドウ400の上下に並べて表示
するようにしたが、これに対して、図5においては表示
領域(大)501と表示領域(小)502とをウインド
ウ500の左右に並べて表示するようにした。これによ
り、さらに作業領域を広く確保することができる。表示
画面201における表示領域の表示位置および表示サイ
ズの変更についての詳細は実施の形態2において説明す
る。
【0038】つぎに、アイコンの表示領域設定の内容に
ついて説明する。図6は、実施の形態1による情報処理
装置のアイコンの表示領域設定処理の手順を示すフロー
チャートである。図6のフローチャートにおいて、ま
ず、表示領域設定の指示があったか否かを判断し(ステ
ップS601)、表示領域設定の指示があるのを待っ
て、指示があった場合(ステップS601肯定)は、つ
ぎに、表示領域をどこに表示するかその領域指定があっ
たか否かを判断する(ステップS602)。領域指定
は、例えば、マウス112等をもちいて、矩形を描くこ
とにより、その矩形を表示領域として指定することがで
きる。
【0039】ステップS602において、領域指定がな
かった場合(ステップS602否定)は、表示領域設定
をキャンセルする旨の指示があったか否かを判断する
(ステップS603)。キャンセルする旨の指示とは、
例えば、表示画面201上に表示されたキャンセルボタ
ンがマウス112等により押下されたり、キーボード1
11に設けられたエスケープキー等が押下されることに
よりおこなわれる。
【0040】ステップS603において、キャンセルす
る旨の指示がない場合(ステップS603否定)は、ス
テップS602へ移行し、再度領域指定があるのを待
つ。一方、ステップS603において、キャンセルする
旨の指示があった場合(ステップS603肯定)は、ス
テップS601へ移行し、再度表示領域設定の指示があ
るのを待つ。
【0041】一方、ステップS602において、領域指
定があった場合(ステップS602肯定)は、指定され
た領域にすでに他の表示領域が存在するか否かを判断す
る(ステップS604)。指定されて領域にすでに他の
表示領域が存在するか否かの判断は、表示部200内に
記憶されている表示画面201の表示内容の位置情報と
指定された領域の位置情報とを比較することによりおこ
なわれる。
【0042】ここで、他の表示領域が存在する場合(ス
テップS602肯定)は、ステップS602へ移行し、
再度領域指定があるのを待つ。ステップS602へ移行
する際、他の表示領域が存在する旨を操作者に警告する
ようにしてもよい。
【0043】一方、ステップS604において、他の表
示領域が存在しない場合(ステップS605)は、指定
された領域へ表示領域を設定する(ステップS60
5)。表示領域の設定は、表示領域の位置、サイズ等、
表示領域に関する情報を、図示は省略するが、表示部2
00内の所定のメモリ領域に記憶することによりおこな
われる。
【0044】つぎに、その表示領域に表示させるアイコ
ンが選択されたか否かを判断する(ステップS60
6)。ここで、アイコンが選択されるのを待って、アイ
コンが選択された場合(ステップS606肯定)は、そ
のアイコンを表示領域内の表示する(ステップS60
7)。
【0045】つぎに、アイコンの選択がすべて終了した
か否かを判断し(ステップS608)、終了していない
場合(ステップS608否定)は、ステップS606へ
移行し、ステップS606〜S608を繰り返しおこな
う。ステップS608においてアイコンの選択がすべて
終了した場合(ステップS608肯定)は、表示領域の
設定処理は終了する。なお、アイコンの追加や削除は、
表示領域の設定処理とは別個におこなうこともできる。
【0046】つぎに、アイコン表示サイズの変更処理に
ついて説明する。図7は、実施の形態1による情報処理
装置のアイコン表示サイズの変更処理の手順を示すフロ
ーチャートである。図7のフローチャートにおいて、ま
ず、表示領域が選択されたか否かを判断する(ステップ
S701)。表示領域の選択は、例えば、マウス112
をもちいてカーソルを所望の表示領域内へ移動させ、マ
ウスボタンをクリックすることによりおこなわれる。
【0047】ステップS701において、表示領域が選
択されるのを待って、表示領域が選択された場合(ステ
ップS701肯定)は、図8に示すダイアログボックス
800を表示画面201上に表示する(ステップS70
2)。なお、ダイアログボックス800についての説明
は後述する。
【0048】つぎに、アイコン表示サイズを変更する指
示があったか否かを判断する(ステップS703)。こ
こで、変更指示がなかった場合(ステップS703否
定)は、アイコン表示サイズの変更をキャンセルする旨
の指示があったか否かを判断する(ステップS70
4)。キャンセルする旨の指示とは、例えば、表示画面
201上に表示されたキャンセルボタンがマウス112
等により押下されたり、キーボード111に設けられた
エスケープキー等が押下されることによりおこなわれ
る。
【0049】ステップS704において、キャンセルす
る旨の指示がない場合(ステップS704否定)は、ス
テップS703へ移行し、再度変更指示があるのを待
つ。一方、ステップS703において、キャンセルする
旨の指示があった場合(ステップS704肯定)は、ス
テップS701へ移行し、再度アイコン表示サイズを変
更する指示があるのを待つ。
【0050】一方、ステップS703において、アイコ
ン表示サイズを変更する指示があった場合(ステップS
703肯定)は、アイコンの表示サイズを変更する(ス
テップS705)。変更の結果は、表示領域に関する情
報として、表示部201内の所定のメモリ領域に記憶さ
れる。
【0051】さらに、ダイアログボックス800を消去
するとともに、変更された表示サイズに基づいてアイコ
ンを再表示し(ステップS706)、アイコン表示サイ
ズ変更処理は終了する。
【0052】つぎに、表示領域のアイコン表示サイズを
変更するためのダイアログボックス800について説明
する。図8は、実施の形態1による情報処理装置の表示
画面201に表示されるダイアログボックスを示す説明
図である。図8において、ダイアログボックス800
は、ラジオボタン801〜803と、「OK」ボタン8
04と、「キャンセル」ボタン805等とからなる。ラ
ジオボタンは、上側から701には「大」、702には
「中」、703には「小」がそれぞれ割り当てられてお
り、これらは変更するアイコンの表示サイズを示してい
る。
【0053】変更するアイコンの表示サイズを選択する
場合には、マウス112をもちいて、所望するサイズに
対応するボタンが表示されている位置にカーソルを移動
させ、マウスボタンを押下することにより、選択したラ
ジオボタンに黒い点が表示される。図8においては、
「大」に対応するラジオボタン701に黒い点が表示さ
れており、サイズ「大」が選択されていることを示して
いる。ラジオボタン801〜803は単一選択するよう
構成されているため、他のラジオボタンを選択すると、
今まで選択されていたボタンの黒い点は自動的に消去さ
れる。したがって、同時に2以上のボタンを選択するこ
とはできない。
【0054】選択が終了した場合は「OK」ボタン80
4を押下することにより、アイコンの表示サイズの変更
が完了する。また、操作の途中で「キャンセル」ボタン
805を押下することにより、それまでおこなわれた処
理はすべて無効となり、ダイアログボックス800は閉
じられる。
【0055】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、アイコンを表示するための複数の表示領域を設定
し、設定された表示領域に表示されるアイコンの表示サ
イズを変更することができるので、サイズの異なるアイ
コンを同時に表示させることができ、アイコンの操作性
を損なうことなく、作業領域を広く確保をすることがで
きる。
【0056】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1では、表示領域を複数設定し、設定された表示領域
に表示されるアイコンの表示サイズを変更するようにし
たが、以下に説明する実施の形態2のように、さらに、
設定された表示領域の表示位置、表示サイズを変更する
ようにしてもよい。
【0057】この発明の実施の形態2による情報処理装
置のハードウエア構成については図1に示した実施の形
態1のハードウエア構成と同様であるので、その説明は
省略する。
【0058】また、図9は、実施の形態2による情報処
理装置の構成を機能的に示すブロック図である。図9に
おいて、情報処理装置は、表示部200と、表示部20
0に含まれる表示画面201と、表示領域設定部202
と、アイコン表示サイズ変更部203と、さらに、表示
領域変更部901とが設けられている。なお、図2に示
した実施の形態1の情報処理装置の構成と同一の構成部
は同一の符号を付してその説明は省略する。
【0059】表示領域変更部901は、表示領域設定部
202により設定された表示領域を変更するものであ
る。表示領域の変更には表示位置の変更、表示サイズの
変更(拡大、縮小)、およびそれらの両方が考えられ
る。なお、表示領域変更部901は、図1に示した実施
の形態1のROM102、RAM103またはハードデ
ィスク105、フロッピーディスク107等の記録媒体
に記録されたOS、アプリケーションプログラム等のプ
ログラムに記載された命令にしたがってCPU101等
が命令処理を実行することにより、各部の機能を実現す
るものである。
【0060】つぎに、表示領域変更処理のうち、表示領
域の表示位置の変更処理について説明する。図10は、
実施の形態2による情報処理装置の表示画面201の表
示の一例を示す説明図である。図10において、(a)
は表示位置の変更処理前の状態を示しており、一方、
(b)は表示位置の変更処理後の状態を示している。
【0061】図10(a)および(b)において、ウイ
ンドウ1000には、表示領域1001が表示されてお
り、図10(a)と図10(b)を比較すると、表示領
域1001がウインドウ1000の左側から右側へ移動
していることがわかる。このように、表示領域変更部9
01は表示領域の表示位置をウインドウ1000におい
て変更することができる。
【0062】つぎに、表示領域の表示位置の変更処理の
手順について説明する。図11は、実施の形態2による
情報処理装置の表示領域の表示位置の変更処理の手順を
示すフローチャートである。図11のフローチャートに
おいて、まず、表示領域が選択されたか否かを判断する
(ステップS1101)。表示領域の選択は、例えば、
マウス112をもちいてカーソルを所望の表示領域内へ
移動させ、マウスボタンを押下することによりおこなわ
れる。
【0063】ステップS1101において、表示領域が
選択されるのを待って、選択された場合(ステップS1
101肯定)は、つぎに、変更先の表示位置が指定され
たか否かを判断する(ステップS1102)。表示位置
の指定の方法としては、例えば、上述のように表示領域
の選択の際押下したマウスボタンを押下し続けた状態
で、表示領域を所望の変更先の表示位置までドラッグし
た後、その位置でマウスボタンを離して表示領域をドロ
ップする方法がある。
【0064】ステップS1102において、変更先の表
示位置が指定されなかった場合(ステップS1102否
定)は、表示位置の変更をキャンセルする旨の指示があ
ったか否かを判断する(ステップS1103)。キャン
セルする旨の指示とは、例えば、表示画面201上に表
示されたキャンセルボタンがマウス112等により押下
されたり、キーボード111に設けられたエスケープキ
ー等が押下されることによりおこなわれる。
【0065】ステップS1103において、キャンセル
する旨の指示がない場合(ステップS1103否定)
は、ステップS1102へ移行し、再度変更指示がある
のを待つ。一方、ステップS1103において、キャン
セルする旨の指示があった場合(ステップS1103肯
定)は、ステップS1101へ移行し、再度表示位置を
変更する指示があるのを待つ。
【0066】一方、ステップS1102において、変更
先の表示位置が指定された場合(ステップS1102肯
定)は、指定された表示位置に表示領域を表示する(ス
テップS1104)。つぎに、変更位置が確定されたか
否かを判断する(ステップS1105)。確定する方法
としては、例えば、表示画面201上にメッセージボッ
クスを表示し、メッセージボックス内に表示された確定
ボタンをクリックすることによりおこなう方法がある。
【0067】ステップS1105において、確定されな
い場合(ステップS1105否定)は、ステップS11
03へ移行する。一方、ステップS1105において、
確定された場合(ステップS1105肯定)は、表示位
置の変更をおこなう(ステップS1106)。具体的に
は、表示部201内の所定のメモリ領域に記憶されてい
る表示領域に関する情報のうちの表示位置に関する情報
を変更先の表示位置となるように書換えをおこなうこと
により実行する。ステップS1106により表示位置の
変更がおこなわれた後、すべての処理は終了する。
【0068】つぎに、表示領域変更処理のうち、表示領
域の表示サイズの変更処理について説明する。図12
は、実施の形態2による情報処理装置の表示画面201
の表示の別の一例を示す説明図である。図12におい
て、(a)は表示サイズの変更処理前の状態を示してお
り、一方、(b)は表示サイズの変更処理後の状態を示
している。
【0069】図12(a)および(b)において、表示
領域1201には、アイコンが11個(ツールボックス
が3個)表示されている。図12(a)と図12(b)
を比較すると、表示領域1201が下方向へ拡大されて
おり、表示領域1201の表示サイズが大きくなってい
ることがわかる。このように、表示領域変更部901は
表示領域の表示サイズを変更することができる。
【0070】つぎに、表示領域の表示サイズの変更処理
の手順について説明する。図13は、実施の形態2によ
る情報処理装置の表示領域の表示サイズの変更処理の手
順を示すフローチャートである。図13のフローチャー
トにおいて、まず、表示領域が選択されたか否かを判断
する(ステップS1301)。表示領域の選択は、例え
ば、マウス112をもちいてカーソルを所望の表示領域
内へ移動させ、マウスボタンを押下することによりおこ
なわれる。
【0071】ステップS1301において、表示領域が
選択されるのを待って、選択された場合(ステップS1
301肯定)は、つぎに、表示サイズが指定されたか否
かを判断する(ステップS1302)。表示サイズの指
定の方法としては、例えば、選択された表示領域に所定
位置(例えば、領域枠の下側または右下隅)へカーソル
を移動させ、マウスボタンを押下して上記領域枠をつか
み、その状態でドラッグすることにより領域枠を移動さ
せることにより、領域サイズを変更する方法がある。ま
た、図示は省略するが、表示サイズ変更のダイアログボ
ックスを表示させ、その中から、所望のサイズを選択あ
るいは数値を入力することにより、表示領域のサイズを
変更する方法であってもよい。
【0072】ステップS1302において、表示サイズ
が指定されなかった場合(ステップS1302否定)
は、表示位置の変更をキャンセルする旨の指示があった
か否かを判断する(ステップS1303)。キャンセル
する旨の指示とは、例えば、表示画面201上に表示さ
れたキャンセルボタンがマウス112等により押下され
たり、キーボード111に設けられたエスケープキー等
が押下されることによりおこなわれる。
【0073】ステップS1303において、キャンセル
する旨の指示がない場合(ステップS1303否定)
は、ステップS1102へ移行し、再度変更指示がある
のを待つ。一方、ステップS1303において、キャン
セルする旨の指示があった場合(ステップS1303肯
定)は、ステップS1301へ移行し、再度表示サイズ
を変更する指示があるのを待つ。
【0074】一方、ステップS1302において、表示
サイズが指定された場合(ステップS1302肯定)
は、指定された表示サイズで表示領域を表示する(ステ
ップS1304)。つぎに、変更された表示サイズが確
定されたか否かを判断する(ステップS1305)。確
定する方法としては、例えば、表示画面201上にメッ
セージボックスを表示し、メッセージボックス内に表示
された確定ボタンをクリックすることによりおこなう方
法がある。
【0075】ステップS1305において、確定されな
い場合(ステップS1305否定)は、ステップS13
03へ移行する。一方、ステップS1305において、
確定された場合(ステップS1305肯定)は、表示サ
イズの変更をおこなう(ステップS1306)。具体的
には、表示部201内の所定のメモリ領域に記憶されて
いる表示領域に関する情報のうちの表示サイズに関する
情報を変更された表示サイズになるように書換えをおこ
なうことにより実行する。ステップS1306により表
示位置の変更がおこなわれた後、すべての処理は終了す
る。
【0076】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、表示領域の表示位置、表示サイズを変更することが
できるので、操作の内容に基づいて作業領域を自由に変
更することができる。
【0077】(実施の形態3)さて、上述した実施の形
態1または2では、表示領域を複数設定し、設定された
表示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更する
ようにしたが、以下に説明する実施の形態3のように、
表示領域間においてアイコンを移動させることで表示領
域に設定されたアイコンの表示サイズを変更するように
してもよい。
【0078】この発明の実施の形態3による情報処理装
置のハードウエア構成については図1に示した実施の形
態1のハードウエア構成と同様であるので、その説明は
省略する。また、図14は、実施の形態3による情報処
理装置の構成を機能的に示すブロック図である。
【0079】図14において、情報処理装置は、表示部
1400と、表示部1400に含まれる表示画面140
1と、アイコン移動部1402と、アイコン位置認識部
1403と、アイコン表示サイズ変更部1404とが設
けられている。なお、表示部1400と表示画面140
1は、図2に示した実施の形態1の表示部200と表示
画面201と同様の構成であるので、その説明は省略す
る。
【0080】アイコン移動部1402は、表示画面14
01に表示されたアイコンを移動する。また、アイコン
位置認識部1403は、アイコン移動部1402により
移動されたアイコンが表示画面1401のどの位置に表
示されているかを認識する。また、アイコン表示サイズ
変更部1404は、アイコン位置認識部1403により
認識された位置に基づいてアイコン移動部1402によ
り移動されたアイコンの表示サイズを変更する。
【0081】なお、表示部1400、アイコン移動部1
402、アイコン位置認識部1403、アイコン表示サ
イズ変更部1404は、それぞれ、ROM202、RA
M203またはハードディスク205、フロッピーディ
スク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケー
ションプログラム等のプログラムに記載された命令にし
たがってCPU201等が命令処理を実行することによ
り、各部の機能を実現するものである。
【0082】つぎに、実施の形態3の概要について説明
する。図15は、実施の形態3による情報処理装置の表
示画面201の表示の一例を示す説明図である。図15
において、(a)はアイコンの移動前の状態を示してお
り、一方、(b)はアイコンの移動後の状態を示してい
る。
【0083】図15(a)および(b)において、表示
領域(大)1501および表示領域(小)1502が設
けられている。また、図15(a)において、表示領域
(大)1501には移動の対象となる「切り取り」アイ
コン1503が表示されており、その領域内にはカーソ
ル1504が移動されていることを示している。ここ
で、「切り取り」アイコン1503は、表示領域(大)
1501内に存在することから、その表示は大きく表示
されている。
【0084】つぎに、カーソル1504をもちいて「切
り取り」アイコン1503をドラッグし、表示領域
(小)1502へ移動する。図15(b)において、表
示領域(小)1502内でドロップされた「切り取り」
アイコン1503は、単に表示位置を移動しただけでは
なく、アイコンの表示サイズも表示領域(小)1502
内の他のアイコンのサイズと同じように小さくなってい
ることがわかる。これにより、アイコンの表示サイズの
変更を表示領域間の移動という簡易な操作のみでおこな
うことで、作業の状況に応じた作業領域の確保が容易に
できるようになる。
【0085】つぎに、アイコン移動処理、アイコン位置
認識処理、アイコン表示サイズ変更処理の内容について
説明する。図16は、実施の形態3による情報処理装置
のアイコン移動処理、アイコン位置認識処理、アイコン
表示サイズ変更処理の一連の手順を示すフローチャート
である。
【0086】図16のフローチャートにおいて、まず、
移動の対象となるアイコンが指定されたか否かを判断す
る(ステップS1601)。アイコンの指定方法は、例
えば、上述のように、アイコンをクリックする、すなわ
ち、マウス112をもちいてカーソルをアイコンの表示
領域内に移動させ、マウスボタンを押下することにより
おこなう方法がある。
【0087】ステップS1601において、アイコンが
指定されるのを待って、アイコンが指定された場合(ス
テップS1601肯定)は、つぎに、アイコンの移動指
示があったか否かを判断する(ステップS1602)。
アイコンの移動指示があったか否かは、例えば、アイコ
ンのドラッグ操作がなされたか等によって判断する。
【0088】ステップS1602において、アイコンの
移動指示がなかった場合(ステップS1602否定)
は、アイコンの移動をキャンセルする旨の指示があった
か否かを判断する(ステップS1603)。キャンセル
する旨の指示とは、例えば、表示画面201上に表示さ
れたキャンセルボタンがマウス112等により押下され
たり、カーソルが別の位置へ移動されたり、キーボード
111に設けられたエスケープキー等が押下されること
によりおこなわれる。
【0089】ステップS1603において、キャンセル
する旨の指示がない場合(ステップS1603否定)
は、ステップS1602へ移行し、再度移動指示がある
のを待つ。一方、ステップS1603において、キャン
セルする旨の指示があった場合(ステップS1603肯
定)は、ステップS1601へ移行し、再度アイコンの
指定があるのを待つ。
【0090】一方、ステップS1602において、アイ
コンの移動指示があった場合(ステップS1602肯
定)は、指示にしたがってアイコンを移動する(ステッ
プS6104)。つぎに、移動位置が確定されたか否か
を判断する(ステップS1105)。確定されたか否か
を判断する方法としては、例えば、上述のように押下し
続けていたマウスボタンが離されたのを検知することに
よりおこなう方法がある。
【0091】ステップS1605において、確定されな
い場合(ステップS1605否定)は、ステップS16
04へ移行する。一方、ステップS1605において、
確定された場合(ステップS1605肯定)は、つぎ
に、確定された位置がアイコンの表示領域内であるか否
かを判断する(ステップS1606)。この判断は、表
示部1400内の所定のメモリ領域内に記憶されている
表示領域情報から各表示領域の表示位置に関する情報を
読み出し、上記確定された位置といずれかの表示領域内
に表示位置とを比較することによりおこなうことができ
る。
【0092】ステップS1606において、確定された
位置がアイコンの表示領域内でない場合(ステップS1
606否定)は、操作者に対して警告を発して移動を禁
止する(ステップS1607)。警告は、例えば、「ア
イコンは表示領域外には移動できません。」という内容
のメッセージボックスを表示することによりおこなう。
さらに、それまでの移動処理を無効にし、その後、ステ
ップS1603へ移行する。
【0093】ステップS1606において、確定された
位置がアイコンの表示領域内である場合(ステップS1
606肯定)は、つぎに、移動元の表示領域におけるア
イコンのサイズと移動先の表示領域におけるアイコンの
表示サイズとが同一であるか否かを判断する(ステップ
S1608)。この判断もステップS1606における
判断と同様に、表示部1400内の所定のメモリ領域内
に記憶されている表示領域情報から各表示領域の表示サ
イズに関する情報を読み出し、それらの情報同士を比較
することによりおこなうことができる。
【0094】ステップS1608において、アイコンの
表示サイズが現状の表示サイズと同一である場合(ステ
ップS1608肯定)は、何もせずに処理は終了する。
一方、アイコン表示サイズが同一でない場合(ステップ
S1608否定)は、表示サイズを移動先の表示領域の
表示サイズに変更する(ステップS1609)。変更し
た結果は、表示部1400内の所定のメモリ領域内に記
憶されている表示領域情報を書換えることにより記憶す
る。
【0095】その後、変更された表示サイズでアイコン
を再表示し(ステップS1610)、すべての処理は終
了する。この処理の手順を実行することにより、図15
で示した動作を実現する。
【0096】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、アイコンの表示サイズの変更を表示領域間の移動と
いう簡易な操作のみでおこなうことができるので、作業
の状況に応じた作業領域の確保が容易にできる。
【0097】なお、実施の形態1〜3で説明した情報処
理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーション等のコンピュータ
で実行することにより実現される。このプログラムは、
ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、
MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒
体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み
出されることによって実行される。またこのプログラム
は、上記記録媒体を介して、ネットワークを介して配布
することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、アイコンを表示するための複数の表示領域を設
定し、設定された表示領域に表示されるアイコンの表示
サイズを変更することができるので、サイズの異なるア
イコンを同時に表示させることができ、表示画面に表示
されるウインドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの
操作性を向上させることが可能な情報処理装置が得られ
るという効果を奏する。
【0099】また、請求項2の発明によれば、表示領域
の表示位置、表示サイズを変更することができるので、
操作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することが
でき、表示画面に表示されるウインドウ上の作業領域を
確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能な
情報処理装置が得られるという効果を奏する。
【0100】また、請求項3の発明によれば、アイコン
の表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操
作のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じ
た作業領域の確保が容易にでき、表示画面に表示される
ウインドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの操作性
を向上させることが可能な情報処理装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0101】また、請求項4の発明によれば、互いの関
連性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボ
ックスとして扱うことができるので、アイコンの移動作
業を効率よくおこなうことができ、表示画面に表示され
るウインドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの操作
性を向上させることが可能な情報処理装置が得られると
いう効果を奏する。
【0102】また、請求項5の発明によれば、アイコン
を表示するための複数の表示領域を設定し、設定された
表示領域に表示されるアイコンの表示サイズを変更する
ことができるので、サイズの異なるアイコンを同時に表
示させることができ、表示画面に表示されるウインドウ
上の作業領域を確保しつつアイコンの操作性を向上させ
ることが可能な情報処理方法が得られるという効果を奏
する。
【0103】また、請求項6の発明によれば、表示領域
の表示位置、表示サイズを変更することができるので、
操作の内容に基づいて作業領域を自由に変更することが
でき、表示画面に表示されるウインドウ上の作業領域を
確保しつつアイコンの操作性を向上させることが可能な
情報処理方法が得られるという効果を奏する。
【0104】また、請求項7の発明によれば、アイコン
の表示サイズの変更を表示領域間の移動という簡易な操
作のみでおこなうことができるので、作業の状況に応じ
た作業領域の確保が容易にでき、表示画面に表示される
ウインドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの操作性
を向上させることが可能な情報処理方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0105】また、請求項8の発明によれば、互いの関
連性のある複数のアイコンのまとまりを1つのツールボ
ックスとして扱うことができるので、アイコンの移動作
業を効率よくおこなうことができ、表示画面に表示され
るウインドウ上の作業領域を確保しつつアイコンの操作
性を向上させることが可能な情報処理方法が得られると
いう効果を奏する。
【0106】また、請求項9の発明に係る記憶媒体は、
請求項5〜8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項5〜8の
動作をコンピュータによって実現することが可能な記録
媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による情報処理装置の
ハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1による情報処理装置の構成を機能
的に示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による情報処理装置の表示画面に
表示されるツールボックスの一例を示す説明図である。
【図4】実施の形態1による情報処理装置の表示画面の
表示の一例を示す説明図である。
【図5】実施の形態1による情報処理装置の表示画面の
別の一例を示す説明図である。
【図6】実施の形態1による情報処理装置のアイコンの
表示領域設定処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態1による情報処理装置のアイコン表
示サイズの変更処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】実施の形態1による情報処理装置の表示画面に
表示されるダイアログボックスを示す説明図である。
【図9】この発明の実施の形態2による情報処理装置の
構成を機能的に示すブロック図である。
【図10】実施の形態2による情報処理装置の表示画面
の表示の一例を示す説明図である。
【図11】実施の形態2による情報処理装置の表示領域
の表示位置の変更処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】実施の形態2による情報処理装置の表示画面
の表示の別の一例を示す説明図である。
【図13】発明の実施の形態2による情報処理装置の表
示領域の表示サイズの変更処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】この発明の実施の形態3による情報処理装置
の構成を機能的に示すブロック図である。
【図15】実施の形態3による情報処理装置の表示画面
の表示の一例を示す説明図である。
【図16】実施の形態3による情報処理装置のアイコン
移動処理、アイコン位置認識処理、アイコン表示サイズ
変更処理の一連の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 HDD 105 HD 106 FDD 107 FD 108 ディスプレイ 109 I/F 110 通信回線 111 キーボード 112 マウス 113 スキャナ 114 プリンタ 115 バス 200,1400 表示部 201,1301 表示画面 202 表示領域設定部 203 アイコン表示サイズ変更部 300,403,405 ツールボックス 301〜303,404,406 アイコン 400,500,1000 ウインドウ 401,1501 表示領域(大) 402,502,1502 表示領域(小) 800 ダイアログボックス 801〜803 ラジオボタン 804 「OK」ボタン 805 「キャンセル」ボタン 901 表示領域変更部 1001,1201 表示領域 1302 アイコン移動部 1303 アイコン位置認識部 1304 アイコン表示サイズ変更部 1503 「切り取り」アイコン 1504 カーソル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作または処理の内容を絵で示すアイコ
    ンを表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示され
    たアイコンが選択されることにより操作または処理がな
    される情報処理装置において、 前記表示画面上に前記アイコンを表示するための複数の
    表示領域を設定する表示領域設定手段と、 前記表示領域設定手段により設定された表示領域に表示
    されるアイコンの表示サイズを変更するアイコン表示サ
    イズ変更手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記表示領域設定手段により設
    定された表示領域の表示位置および/または表示サイズ
    を変更する表示領域変更手段を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 操作または処理の内容を絵で示すアイコ
    ンを表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示され
    たアイコンが選択されることにより操作または処理がな
    される情報処理装置において、 前記表示画面に表示されたアイコンを移動するアイコン
    移動手段と、 前記アイコン移動手段により移動されたアイコンが前記
    表示画面のどの位置に表示されているかを認識するアイ
    コン位置認識手段と、 アイコン位置認識手段により認識された位置に基づいて
    前記アイコン移動手段により移動されたアイコンの表示
    サイズを変更するアイコン表示サイズ変更手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記アイコンが、関連性のある複数のア
    イコンから構成されるツールボックスであることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一つに記載された情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 操作または処理の内容を絵で示すアイコ
    ンを表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示され
    たアイコンが選択されることにより操作または処理がな
    される情報処理方法において、 前記表示画面上に前記アイコンを表示するための複数の
    表示領域を設定する表示領域設定工程と、 前記表示領域設定工程により設定された表示領域に表示
    されるアイコンの表示サイズを変更するアイコン表示サ
    イズ変更工程と、 を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記表示領域設定工程により設
    定された表示領域の表示位置および/または表示サイズ
    を変更する表示領域変更工程を含んだことを特徴とする
    請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 操作または処理の内容を絵で示すアイコ
    ンを表示する表示画面を有し、前記表示画面に表示され
    たアイコンが選択されることにより操作または処理がな
    される情報処理方法において、 前記表示画面に表示されたアイコンを移動するアイコン
    移動工程と、 前記アイコン移動工程により移動されたアイコンが前記
    表示画面のどの位置に表示されているかを認識するアイ
    コン位置認識工程と、 アイコン位置認識工程により認識された位置に基づいて
    前記アイコン移動工程により移動されたアイコンの表示
    サイズを変更するアイコン表示サイズ変更工程と、 を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記アイコンが、関連性のある複数のア
    イコンから構成されるツールボックスであることを特徴
    とする請求項5〜7のいずれか一つに記載された情報処
    理方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項5〜8のいずれか一つに記載
    された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
    録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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