JP2018200125A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレームと蓋を有する操作部を備えた加熱調理器において、操作部を、少ない部品点数で且つメンテナンス性の高い構造で提供する。【解決手段】加熱調理器は、操作部と、操作部が連結される連結枠5を具備する。操作部は、操作パネルが設けられる頂板41とこれの左右両端部から下方に延長された一対の側板42を有するフレーム4と、フレーム4の開口を塞ぐように装着される蓋6を備える。連結枠5は、各側板42の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結されるフレーム連結部54と、蓋6の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結される蓋連結部55を、互いに異なる箇所に有する。【選択図】図9

Description

本発明は、操作部を備えた加熱調理器に関する。
特許文献1には、操作部を備えた加熱調理器が開示されている。この加熱調理器において、操作部は、操作パネルが設けられたフレームと、フレームの前面の開口を塞ぐ蓋(内蓋)を備える。フレームと蓋は、操作部の左右の側壁間に架け渡された一本のシャフトを介して、前後に回転自在に支持されている。
特開2014−44030号公報
上記の加熱調理器は、操作部にシャフトを架け渡す必要があることから、構造が複雑となり、部品点数の削減が困難である。
また、上記の加熱調理器において、メンテナンスのためにフレームをいったん取り外す場合には、操作部からシャフトを抜き取る必要があり、この際に、操作部の全体が分解される。そのため、メンテナンス性を向上させることが困難である。
本発明は、フレームと蓋を有する操作部を備えた加熱調理器において、操作部を、少ない部品点数で且つメンテナンス性の高い構造で提供することを、目的とする。
本発明の一様態に係る加熱調理器は、加熱部と、前記加熱部を操作するための操作パネルが設けられた操作部と、前記操作部が連結される連結枠と、前記加熱部と前記連結枠が装備された調理器本体を具備する。
前記操作部は、前記操作パネルが設けられた頂板とこれの左右両端部から下方に延長された一対の側板を有するフレームと、前記フレームの前面に形成される開口を塞ぐように装着される蓋を備える。
前記連結枠は、各側板の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結されるフレーム連結部と、前記蓋の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結される蓋連結部を、互いに異なる箇所に有する。
本発明は、フレームと蓋を有する操作部を備えた加熱調理器において、操作部を、少ない部品点数で且つメンテナンス性の高い構造で提供することができるという効果を奏する。
図1は、一実施形態の加熱調理器を示す正面図である。 図2は、同上の加熱調理器が備える操作ユニットを示す斜視図である。 図3は、同上の操作ユニットを別角度から視た斜視図である。 図4は、同上の操作ユニットにおいて外蓋を開いた状態を示す斜視図である。 図5は、同上の操作ユニットにおいて外蓋と蓋を開いた状態を示す斜視図である。 図6は、同上の操作ユニットにおいて操作パネルを前方に迫り出させた状態を示す斜視図である。 図7は、同上の操作ユニットが備える外蓋、蓋、フレームおよび連結枠を分解して示す斜視図である。 図8は、同上の外蓋、蓋、フレームおよび連結枠が連結し、且つ外蓋が開いた状態を示す正面図である。 図9は、同上の蓋、フレームおよび連結枠が連結した状態を示す正面図である。 図10は、同上の蓋、フレームおよび連結枠が連結し、且つ蓋が開いた状態を示す正面図である。 図11は、同上の状態を示す側面図である。 図12は、同上のフレームと連結枠が連結した状態を示す正面図である。
本発明の加熱調理器について、一実施形態に基づいて説明する。
(全体)
図1には、一実施形態の加熱調理器の全体を示している。一実施形態の加熱調理器は、ビルトイン式のグリル付きガスこんろであり、図示略のキッチンキャビネットに組み込まれる調理器本体1と、調理器本体1に装備された加熱部2と、調理器本体1に装備された複数(二つ)の操作ユニット3を備える。
加熱部2は、複数(三つ)のこんろバーナ21と、グリル部23を含む。三つのこんろバーナ21は、調理器本体1のトッププレート11に、互いに距離をあけて設置されている。グリル部23は、調理器本体1の前面に開口するように形成されたグリル庫231と、グリル庫231を開閉するように構成されたグリル扉235を備える。
本文中では、調理器本体1に対して、これを利用するユーザーが位置する方向を前方向、これの逆方向を後方向と定義する。左右方向においては、調理器本体1を利用するときのユーザーの視点を基準として左方向と右方向を定義する。
操作ユニット3は、調理器本体1の前面において、グリル扉235を挟んだ左右の両側に設置されている。左側の操作ユニット3と、右側の操作ユニット3は、基本的に共通の構造を有する。
つまり、左右の操作ユニット3において、下側の半部には、操作パネル300(図3等参照)を含む操作部30が設けられ、上側の半部には、火力調整用操作部31と点消火用操作部32が設けられている。
操作部30は、調理器本体1の前部において、前後に回転自在に支持されている。操作部30がその回転範囲内のうち最も後方の位置P1(図2、図3等参照)にあるときには、操作パネル300は調理器本体1に隠れるように収納される。操作部30がその回転範囲のうち最も前方の位置P2(図6等参照)に位置するときには、操作パネル300はユーザー側に露出するように、調理器本体1から前方に迫り出して位置する。操作部30は、調理器本体1の前部に組み込まれた矩形枠状の連結枠5を介して、調理器本体1に対して前後に回転自在に連結されている。
操作パネル300は、加熱部2での加熱調理の設定を行うことのできる各種のボタンを備える。加熱調理の設定は、たとえば、各こんろバーナ21の加熱モード(おかゆモード、ご飯モード、湯沸しモード等)の設定、グリル庫231に備えられる図示略のグリルバーナの加熱モード(姿焼モード、切身モード、干物モード等)の設定である。
火力調整用操作部31は、少なくとも一つの操作レバー315を備える。左側の操作ユニット3の火力調整用操作部31は、二つの操作レバー315を備える。二つの操作レバー315のうち一方は、左側のこんろバーナ21の火力調整用であり、他方は、後側のこんろバーナ21の火力調整用である。右側の操作ユニット3の火力調整用操作部31は、操作レバー315を一つ備える。この操作レバー315は、右側のこんろバーナ21の火力調整用である。
点消火用操作部32は、押し操作式のスイッチ325を二つ備える。左側の操作ユニット3の点消火用操作部32が備える二つのスイッチ325のうち一方は、左側のこんろバーナ21の点消火用であり、他方は、後側のこんろバーナ21の点消火用である。右側の操作ユニット3の点消火用操作部32が備える二つのスイッチ325のうち一方は、右側のこんろバーナ21の点消火用であり、他方は、グリルバーナの点消火用である。
(操作部)
次に、操作部30の具体的な構造について、説明する。
既述したように、左右の操作ユニット3は基本的に共通の構造を有するので、以下においては、左側の操作ユニット3に基づいて、操作部30の具体的な構造を説明する。
図2は、操作ユニット3を斜め前方から視た図であり、図3は、この操作ユニット3を斜め後方から視た図である。図2と図3において、操作部30は、操作パネル300が後方に収納される位置P1にある。
操作部30は、前面に開口40(図5参照)を有するフレーム4と、開口40を塞ぐようにフレーム4に装着される蓋6と、蓋6の前方を覆うように蓋6に装着される外蓋7を備える。操作パネル300は、フレーム4の上面に設けられる。なお、開口40は蓋6によって完全に塞がれるのではなく、蓋6が装着された状態においても、多少のスペースは設けられる。
フレーム4と蓋6と外蓋7は、それぞれが連結枠5に対して前後に回転自在である(図7等参照)。フレーム4に対して蓋6と外蓋7が装着された状態で、フレーム4と蓋6と外蓋7は、連結枠5に対して一体に回転移動する。
(フレーム)
操作部30の主要な骨格部分を構成するフレーム4は、操作パネル300が設けられる平板状の頂板41と、頂板41の左右の両端部から下方に延長される一対の側板42を備える(図7等参照)。一対の側板42の各々は、下側の部分ほど前後の幅が狭くなるような逆三角形状の外形を有する。一対の側板42の下端部からは、互いに離れる方向(外側)に向けて、円柱状の凸軸43が突出している。
フレーム4は、合成樹脂を用いて一体に成形されており、一対の側板42はそれぞれ左右方向に撓むことのできる弾性を有する。
一対の凸軸43が、連結枠5の下部に形成された一対のフレーム連結部54に回転自在に嵌ることで(図6等参照)、フレーム4は、左右方向に伸びる仮想的な回転軸まわりに、回転自在に連結される。フレーム4の回転範囲は、フレーム4の一部が連結枠5に当たることで、所定の範囲内で規制される。
(蓋)
図5、図7等に示すように、蓋6は、矩形板状の蓋本体61と、蓋本体61の左右の両端縁部から後方に突出した一対の内側連結片62と、同じく蓋本体61の左右の両端縁部から後方に突出した一対の規制壁68と、蓋本体61の上端縁部に形成された複数の係止部63と、蓋本体61の下端縁部に形成された複数の軸受け64と、同じく蓋本体61の下端縁部に形成された引掛け片66を備える。
蓋本体61は、電池ケース8を出し入れするための開口610を有する。開口610は、蓋本体61の下端縁から上方に切り欠かれた部分で構成されている。
一対の内側連結片62は、左右に距離をあけて位置する。一対の内側連結片62には、それぞれ左右方向に貫通するように貫通孔65が形成されている。
一対の内側連結片62のそれぞれの周縁部からは、左右方向の外側にむけて、周壁67が突出している。各内側連結片62の外側を向く外側面621には、貫通孔65の開口が位置し、この開口を囲むように周壁67が位置する。
周壁67は、貫通孔65の開口の全周を囲んで位置するのではなく、貫通孔65の開口の前側には、周壁67が設けられていない。周壁67は、貫通孔65の開口の上方、後方および下方をコ字状に囲み、貫通孔65の開口の前方においては周壁67が切り欠かれた構造となっている。この切り欠き部分は、外蓋7が有する後述の外側連結片72が挿入される部分である。
一対の規制壁68は、一対の内側連結片62のそれぞれの下方に位置する。各規制壁68は、その上方に位置する内側連結片62および周壁67と一体に成形されている。具体的には、周壁67の突先の一部分から、下方に向けて規制壁68が延長されている。
蓋6がフレーム4の開口40を塞ぐ位置(以下「閉位置P61」)にあるとき、一対の規制壁68は、フレーム4が有する一対の側板42の内側に位置する(図9等参照)。一対の規制壁68は、一対の側板42に近接して位置し、一対の側板42の内側への撓みを規制するように機能する。
蓋6は、図9等に示す閉位置P61と、図10と図11に示すようにフレーム4の開口40を前方に開放する位置(以下「開位置P62」)との間で、前後に回転自在である。
複数の係止部63は、左右に距離をあけて設けられた二つの係止部63である。蓋6が有する二つの係止部63が、フレーム4が有する頂板41の前端縁部に対して弾性的に引っ掛かることにより、蓋6は、フレーム4に対して着脱自在に装着される。
複数の軸受け64は、左右に距離をあけて設けられた二つのC字状の軸受け64である。各軸受け64は、連結枠5が有する後述の蓋連結部55に対して、回転自在に且つ着脱自在に連結される部分である。
引掛け片66は、二つの軸受け64の間に設けられた円弧状の片である。引掛け片66は、連結枠5が有する後述の軸体56に対して、回転自在に且つ着脱自在に引っ掛かる部分である。
蓋6は、合成樹脂を用いて一体に成形されており、各軸受け64は或る程度撓むことのできる弾性を有する。
(外蓋)
外蓋7は、蓋本体61よりも一回り大きな矩形板状の外蓋本体71と、外蓋本体71から後方に突出した一対の外側連結片72と、外蓋本体71の下端縁部に形成された複数の軸受け74を備える。
一対の外側連結片72は、外蓋本体71を蓋6に装着させるための部分である。一対の外側連結片72は、左右に距離をあけて位置する。
一対の外側連結片72からは、左右方向において互いに近づく側(内側)にむけて、円柱状の突起75が突出している。
外蓋7が有する一対の外側連結片72の突起75が、蓋6が有する一対の内側連結片62の貫通孔65に外側から嵌り込むことにより、外蓋7は、蓋6に対して着脱自在に装着される。
複数の軸受け74は、左右に距離をあけて設けられた二つのC字状の軸受け74である。各軸受け74は、フレーム4が有する凸軸43に対して、回転自在に且つ着脱自在に連結される部分である。
外蓋7は、合成樹脂を用いて一体に成形されており、各外側連結片72と各軸受け74は、或る程度撓むことのできる弾性を有する。
(連結枠)
連結枠5は、調理器本体1の前部に装着される矩形枠状の本体部51と、電池ケース8を前後にスライド自在に支持するカバー53を、一体に備える。フレーム4と蓋6と外蓋とは、本体部51の下部に対して、直接的または間接的に連結される。
本体部51の下端縁部の左右の両端には、フレーム4を連結させるための一対のフレーム連結部54が形成されている。各フレーム連結部54は、フレーム4の凸軸43が内側から嵌り込むように左右に貫通形成された軸孔540である。軸孔540は、少なくとも内側が開口していればよい。
本体部51の下端縁部のうち、左右両端のフレーム連結部54より内側の部分には、蓋6を連結させるための複数の蓋連結部55が形成されている(図12等参照)。複数の蓋連結部55は、左右に距離をあけて位置する二つの蓋連結部55である。各蓋連結部55は、蓋6の軸受け64が回転自在に嵌るように形成された支軸550である。支軸550は、左右方向を軸方向とした円柱状の支軸である。
本体部51の下端縁部のうち、左右の蓋連結部55の間の部分には、蓋6の引掛け片66が引っ掛かるための軸体56が形成されている(図12等参照)。蓋6が閉位置P61にあるとき、引掛け片66が軸体56に対して後方から引っ掛かることで、キックバネ59(図4参照)の弾性力によって蓋6の中央部が前方に膨らむことが抑えられる。また、軸体56は、蓋6が前後に回転するときの支軸としても機能する。
本体部51の下端縁部において、左右両端のフレーム連結部54と二つの蓋連結部55と軸体56は、左右に一直線状に位置する。
外蓋7は、連結枠5に対して直接的に連結されるのではなく、フレーム4を介して連結される。つまり、既述したように、外蓋7の下端縁部に形成された各軸受け74は、連結枠5の一部に連結されるのではなく、フレーム4が有する側板42の一部分である凸軸43に対して、連結される。
以上、説明したように、一実施形態の加熱調理器は、調理器本体1と、操作パネル300が設けられた操作部30を備える。操作部30は、調理器本体1に装着された連結枠5を介して、調理器本体1に前後に回転自在に連結されている。操作部30の回転によって、操作パネル300は、調理器本体1に隠れて操作不能な位置P1と、調理器本体1から前方に迫り出して操作可能となる位置P2との間で、自在に切り換わる。
操作部30の主要な骨格部分を構成するフレーム4は、その前面に開口40を有している。開口40は、頂板41の前端縁部と一対の側板42の前端縁部とで囲まれる部分であり、フレーム4の内部空間が、開口40を通じて前方に開放される。開口40は、連結枠5に回転自在に連結される蓋6によって、開閉自在に塞がれる。さらに連結枠5には、フレーム4を介して外蓋7が回転自在に連結されており、外蓋7によって蓋6が隠される。
連結枠5は、フレーム4の一部分(凸軸43)が回転自在に且つ着脱自在に連結される一対の軸孔540と、蓋6の一部分(軸受け64)が回転自在に且つ着脱自在に連結される支軸550を、その下端縁部の互いに異なる箇所に有する。外蓋7の一部分(軸受け74)は、フレーム4の一部分(凸軸43)に対して回転自在に且つ着脱自在に連結される。
そのため、一実施形態の加熱調理器が備える操作部30においては、従来技術のようなシャフトを架け渡す必要がなく、部品点数の削減やコスト低減が実現される。また、メンテナンスのためにフレーム4をいったん取り外す場合にも、従来技術のようにシャフトを引き抜く必要がないので、メンテナンス性が向上する。
フレーム4を取り外すには、図8に示すように、まず外蓋7を蓋6から外して(外蓋7が有する各突起75を対応する貫通孔65から抜いて)前方に倒し、そのまま外蓋7に対して下方乃至前方に外力を加えれば、合成樹脂製であるC字状の軸受け74が弾性変形して、軸受け74が凸軸43から外れる。これにより、外蓋7が簡単に取り外される(図9参照)。
次いで、図10と図11に示すように、さらに蓋6をフレーム4から外して(蓋6が有する各係止部63をフレーム4が有する頂板41の前端縁部から外して)前方に倒し、そのまま蓋6に対して下方乃至前方に外力を加えれば、合成樹脂製であるC字状の軸受け64が弾性変形して、軸受け64が支軸550から外れる。これにより、蓋6が簡単に取り外される(図12参照)。
蓋6が取り外されることにより、フレーム4が有する一対の側板42の内側には、蓋6が有する一対の規制壁68が存在しなくなる。そのため、一対の側板42の下部を内側に向けて大きく撓ませることが可能になる。一対の側板42の下部を内側に向けて撓ませることで、図12に矢印で示すように、両側の凸軸43が内側に移動し、それぞれが軸孔540から抜け出る。これにより、フレーム4が簡単に取り外される。
メンテナンス終了後は、連結枠5に対してフレーム4と蓋6を装着した後に、フレーム4が有する一対の凸軸43に対して、外蓋7が有する一対の軸受け74を前方から嵌め込めばよい。
ここで、各凸軸43に軸受け74が嵌め込まれることで、フレーム4のがたつき防止が図られる。つまり、一実施形態の加熱調理器では、各凸軸43の先端側の半部が軸孔540に嵌り、各凸軸43の基端側の半部は、軸孔540に嵌らないように構成されている。この基端側の半部に対してC字状の軸受け74が嵌ることで、フレーム4のがたつきが抑えられる。
また、一実施形態の加熱調理器が備える操作部30においては、連結枠5に蓋6が装着された状態のままでフレーム4を取り外すことも可能である。つまり、図9に示すように蓋6が閉位置P61にあるときには、フレーム4が有する一対の側板42は、その内側に位置する一対の規制壁68によって撓みが規制される。これに対して、図10、図11に示すように、蓋6を開位置P62にまで回転させたときには、蓋6が有する一対の規制壁68は、開口40よりも前方に位置し、一対の側板42の内側に位置しない。そのため、連結枠5に蓋6が装着された状態のままで、一対の側板42を内側に撓ませて、凸軸43と軸孔540の連結を解除することができる。
(効果)
一実施形態に基づいて説明したように、本発明の加熱調理器は、加熱部(2)と、加熱部(2)を操作するための操作パネル(300)が設けられた操作部(30)と、操作部(30)が連結される連結枠(5)と、加熱部(2)と連結枠(5)が装備された調理器本体(1)を具備する。
操作部(30)は、操作パネル(300)が設けられた頂板(41)とこれの左右両端部から下方に延長された一対の側板(42)を有するフレーム(4)と、フレーム(4)の前面に形成される開口(40)を塞ぐように装着される蓋(6)を備える。
連結枠(5)は、各側板(42)の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結されるフレーム連結部(54)と、蓋(6)の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結される蓋連結部(55)を、互いに異なる箇所に有する。
したがって、本発明の加熱調理器によれば、連結枠(5)に対してフレーム(4)と蓋(6)を回転自在に連結させるために、従来技術のようなシャフトを架け渡す必要がなく、部品点数の削減やコスト低減が図られる。また、メンテナンスのためにフレーム(4)を取り外す作業が、従来技術のようにシャフトを引き抜くことなく行われるので、メンテナンス性の向上が図られる。
また、一実施形態に基づいて説明したように、フレーム(4)は、一対の側板(42)が内側に撓むことにより、フレーム連結部(54)との連結が解除されるように構成され、蓋(6)は、開口(40)を塞ぐように設けられた蓋本体(61)と、蓋本体(61)の左右に距離をあけた箇所から後方に突出する一対の規制壁(68)を備え、一対の規制壁(68)は、一対の側板(42)の内側への撓みを規制するように構成されていることが好ましい。
この場合、蓋(6)が装着された状態では、フレーム(4)が不意に外れることを一対の規制壁(68)によって抑制することができる。加えて、蓋(6)を取り外した状態では、一対の側板(42)を内側に撓ませてフレーム(4)を容易に取り外すことができる。
また、一実施形態に基づいて説明したように、蓋連結部(55)は、左右方向を軸方向とする支軸(550)であり、蓋(6)の一部分は、支軸(550)に対して回転自在に且つ着脱自在に連結されるように蓋本体61の下部に形成されたC字状の軸受け(64)であることが好ましい。
この場合、連結枠(5)から蓋(6)だけを簡単に取り外すことができ、延いては、蓋(6)とフレーム(4)をこの順で連結枠(5)から簡単に取り外すことができる。
また、一実施形態に基づいて説明したように、蓋(6)は、開口(40)を塞ぐ閉位置(P61)と、開口(40)を前方に開放する開位置(P62)との間で、前後に回転自在であり、一対の規制壁(68)は、蓋(6)が閉位置(P61)にあるときに、一対の側板(42)の内側に位置して撓みを規制し、蓋(6)が開位置(P62)にあるときには、一対の側板(42)の内側に位置しないことが好ましい。
この場合、蓋(6)を連結枠(5)から外さずとも、フレーム(4)を連結枠(5)から簡単に取り外すことができる。
また、一実施形態に基づいて説明したように、操作部(30)は、蓋(6)の前方を覆うように装着される外蓋(7)をさらに備え、各側板(42)の前記一部分は、一対の側板(42)の下端部から外側に突出した凸軸(43)であり、外蓋(7)は、凸軸(43)に対して回転自在に且つ着脱自在に連結されるC字状の軸受け(74)を有することが好ましい。
この場合、連結枠(5)に対して、フレーム(4)を介して外蓋(7)を簡単に着脱することができる。加えて、フレーム(4)に外蓋(7)が装着された状態においては、凸軸(43)に連結された軸受け(74)の存在によって、フレーム(4)のがたつきが抑えられる。
以上、本発明の加熱調理器について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明の加熱調理器はこれらの形態に限定されず、各構成において適宜の設計変更を行うことが可能である。
1 調理器本体
2 加熱部
30 操作部
300 操作パネル
4 フレーム
40 開口
41 頂板
42 側板
43 凸軸
5 連結枠
54 フレーム連結部
55 蓋連結部
550 支軸
6 蓋
61 蓋本体
64 軸受け
68 規制壁
7 外蓋
74 軸受け
P61 閉位置
P62 開位置

Claims (5)

  1. 加熱部と、
    前記加熱部を操作するための操作パネルが設けられた操作部と、
    前記操作部が連結される連結枠と、
    前記加熱部と前記連結枠が装備された調理器本体を具備し、
    前記操作部は、
    前記操作パネルが設けられた頂板とこれの左右両端部から下方に延長された一対の側板を有するフレームと、
    前記フレームの前面に形成される開口を塞ぐように装着される蓋を備え、
    前記連結枠は、
    各側板の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結されるフレーム連結部と、
    前記蓋の一部分が回転自在に且つ着脱自在に連結される蓋連結部を、
    互いに異なる箇所に有する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記フレームは、前記一対の側板が内側に撓むことにより、前記フレーム連結部との連結が解除されるように構成され、
    前記蓋は、
    前記開口を塞ぐように設けられた蓋本体と、
    前記蓋本体の左右に距離をあけた箇所から後方に突出する一対の規制壁を備え、
    前記一対の規制壁は、前記一対の側板の内側への撓みを規制するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記蓋連結部は、左右方向を軸方向とする支軸であり、
    前記蓋の前記一部分は、前記支軸に対して回転自在に且つ着脱自在に連結されるように前記蓋本体の下部に形成されたC字状の軸受けである
    ことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記蓋は、前記開口を塞ぐ閉位置と、前記開口を前方に開放する開位置との間で、前後に回転自在であり、
    前記一対の規制壁は、
    前記蓋が前記閉位置にあるときに、前記一対の側板の内側に位置して撓みを規制し、
    前記蓋が前記開位置にあるときには、前記一対の側板の内側に位置しない
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の加熱調理器。
  5. 前記操作部は、
    前記蓋の前方を覆うように装着される外蓋をさらに備え、
    各側板の前記一部分は、各側板の下端部から外側に突出した凸軸であり、
    前記外蓋は、前記凸軸に対して回転自在に且つ着脱自在に連結されるC字状の軸受けを有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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