JP2018199495A - スノー受けネットおよび保冷コンテナ - Google Patents

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【課題】冷蔵品の凍結を防止し、冷却効率が高く、かつランニングコストを削減できるスノー受けネット、およびそのようなスノー受けネットを備えた保冷コンテナを提供することを目的とする。【解決手段】スノードライアイスを保持するスノー受けネット20は、通気性のある底部26と、底部26の第1の辺から上方に延びている側板23と、底部26の第1の辺とは反対側の第2の辺から上方に延びている遮蔽板24とを備え、遮蔽板24は、液化炭酸ガスをスノー受けネット20上に流入させる吹き込み口25を備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、生鮮食料品などの物品を内部に収納し、その温度を維持しながら搬送することができる保冷コンテナに使用されるスノー受けネットに関する。また、本発明は、そのようなスノー受けネットを備えた保冷コンテナに関する。
従来から、生鮮食料品(例えば、青果物、肉類、および魚介類)などの冷蔵または冷凍が必要とされる物品を運搬する際に保冷コンテナが用いられている。保冷コンテナは、その内部の温度を低い温度に維持できるので、保冷コンテナに収納された物品の品質の劣化を防止することができる。このような保冷コンテナは、食料品のみならず、温度管理が必要な医薬品や工業製品を運搬する用途に使用されることもある。
保冷コンテナは、例えば、スノードライアイスを保持するスノー受けを有している(特許文献1参照)。スノードライアイスは、保冷コンテナの内部に液化炭酸ガスを注入し、該液化炭酸ガスが固化することにより得られる。スノー受け上のスノードライアイスによって、保冷コンテナの内部の温度は低い温度に維持され、その結果、保冷コンテナ内の物品の品質を劣化させずに、物品を、市場、レストラン、小売店、または家庭などに運搬することができる。
このような保冷コンテナを用いることにより、トラックなどの輸送車両に冷却装置を搭載することが不要になる。その結果、輸送車両にはより多くの物品を積載することが可能になる。さらに、冷却装置を駆動するために必要な動力コスト、および冷却装置のメンテナンスコストが不要になるため、ランニングコストを大幅に低減することができる。さらに、輸送車両の中継ターミナルで荷物の積み替えを行うときであっても、保冷コンテナの使用により、物品が常温雰囲気にさらされないので、その品質の劣化を防止することができる。
図18は、従来の保冷コンテナを示す一部切り欠き斜視図である。図18に示すように、保冷コンテナ100は、その内部に物品を収納するための閉じられた空間を形成する複数の壁102A〜102Fを有している。保冷コンテナ100は、上壁102A、底壁102B、右側壁102C、左側壁102D、前面壁102E、および背面壁102Fの6つの壁から構成された略六面体である。前面壁102Eは、開閉可能な扉を構成している。前面壁102Eは、複数のヒンジ105によって右側壁102Cに連結されている。前面壁102Eと左側壁102Dの側面には、ドアロック106が取り付けられている。
底壁102Bには、4つの車輪103(うち1つは図示せず)が取り付けられている。車輪103は、自由に向きを変えることができるように構成されたキャスターである。これらの車輪103が取り付けられた保冷コンテナ100は移動自在となっている。
背面壁102Fの上部には、この背面壁102Fを貫通するノズル挿入口108が形成されている。ノズル挿入口108は、保冷コンテナ100の内部に形成された、物品を収納するための閉じられた空間(以下、収納空間という)に連通している。背面壁102Fの内面には、ノズル挿入口108を閉じる板ばね109が設けられている。板ばね109は、外側から内側に向かって押されることによってノズル挿入口108を開き、押圧力を開放することによってノズル挿入口108を閉じる構造となっている。
上述の収納空間内には、通気性のあるスノー受けネット110が配置されている。より具体的には収納空間の上部にスノー受けネット110が配置されている。ノズル挿入口108は、スノー受けネット110に隣接している。スノー受けネット110は、スノードライアイスを保持するためのものである。
液化炭酸ガスは、保冷コンテナ100とは別に設けられた液化炭酸ガス供給装置から保冷コンテナ100に供給される。この液化炭酸ガス供給装置には、例えば、特許文献2に記載されている「コンテナ冷却装置」が使用される。液化炭酸ガスが供給される時、ノズル挿入口108に液化炭酸ガス供給装置の噴射ノズルが挿入され、保冷コンテナ100に液化炭酸ガスが供給される。液化炭酸ガスは、スノー受けネット110に向かって噴射され、スノー受けネット110上にスノードライアイスを形成する。スノー受けネット110は、通気性のある底部を有している。図18に示すスノー受けネット110の底部は、複数の貫通穴を有する金属板と、網目を有する金属製のネットから構成されている。スノードライアイスから昇華した炭酸ガスは、冷気としてスノー受けネット110の底部を下降し、保冷コンテナ100の収納空間を冷却する。
特許第2867116号公報 特許第3124677号公報 特開2017−030862号公報
しかしながら、上述の液化炭酸ガス供給装置から噴射される液化炭酸ガスの圧力は非常に高いため、液化炭酸ガスが噴射される時、保冷コンテナ100内には強い気流が発生する。この気流によって、一部のスノードライアイスは、余剰の炭酸ガスと一緒にコンテナ100の外部へ放出されることがあった。その結果、必要以上の炭酸ガスが消費され、ランニングコストが増加するという問題があった。
さらに、一部のスノードライアイスは、スノー受けネット110上に溜まらずに保冷コンテナ100の収納空間の下部に落下することがあった。このことは、保冷コンテナ100の冷却効率低下の一因となるだけでなく、保冷コンテナ100の収納空間内に収納された物品にスノードライアイスが直接触れ、その物品が凍結する原因にもなっていた。
本発明は、上述した従来の問題点を解決するためになされたもので、冷蔵品の凍結を防止し、冷却効率が高く、かつランニングコストを削減できるスノー受けネット、およびそのようなスノー受けネットを備えた保冷コンテナを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、スノードライアイスを保持するスノー受けネットにおいて、通気性のある底部と、前記底部の第1の辺から上方に延びている側板と、前記底部の前記第1の辺とは反対側の第2の辺から上方に延びている遮蔽板とを備え、前記遮蔽板は、液化炭酸ガスを前記スノー受けネット上に流入させる吹き込み口を備えていることを特徴とするスノー受けネットである。
本発明の好ましい態様は、前記遮蔽板は、液化炭酸ガス供給装置のノズル構造体の先端の形状に沿った表面形状を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記遮蔽板の全体が平坦であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記底部には、少なくとも1つのフィンが、前記底部の表面と垂直、かつ前記側板に対して斜めに取り付けられていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記遮蔽板の内面には、前記吹き込み口を覆うように吹き込み口カバーが設けられていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吹き込み口カバーは、一部が切り欠いた壁部を有し、前記壁部の切り欠いた部分が前記底部に固定されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記遮蔽板の下端に該遮蔽板と垂直にベース板が設けられ、前記吹き込み口カバーは、一部が切り欠いた壁部を有し、前記壁部の切り欠いた部分が前記ベース板に固定されており、前記ベース板は、前記第2の辺に沿って前記底部に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吹き込み口カバーは、その内部空間の断面積が前記吹き込み口カバーの先端に向かって徐々に小さくなる形状を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記吹き込み口カバーは、その軸心の周りに配列された複数の可動壁を備え、前記吹き込み口カバーは、その内部空間の断面積が先端に向かって徐々に小さくなる形状を有し、前記可動壁の内側から外側に向かって荷重を加えることによって、前記断面積が広がることを特徴とする。
本発明の一態様は、物品を収納するための閉じられた空間を形成する複数の壁を備え、前記複数の壁のうちの1つは、液化炭酸ガス供給装置のノズル構造体が挿入されるノズル挿入口を有し、前記空間内には、上記スノー受けネットが配置され、前記ノズル挿入口は、前記スノー受けネットに隣接していることを特徴とする保冷コンテナである。
本発明の好ましい態様は、前記スノー受けネットは、前記ノズル構造体が前記ノズル挿入口に挿入された時、前記遮蔽板の吹き込み口と、前記ノズル構造体の噴射口とが同じ高さになる位置に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記スノー受けネットは、前記ノズル構造体が前記ノズル挿入口に挿入された時、前記ノズル構造体の先端と、前記遮蔽板とが近接する位置に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記スノー受けネットは、前記ノズル構造体が前記ノズル挿入口に挿入された時、前記遮蔽板の吹き込み口と、前記ノズル構造体の噴射口とが、直線上に並ぶ位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、スノー受けネットに設けられた遮蔽板は、スノー受けネット上に溜められたスノードライアイスが、スノー受けネットの外部に排出されることを抑制することができる。その結果、冷蔵品の凍結を防ぎ、高い冷却効率と低いランニングコストを達成することができる。
本発明の一実施形態に係る保冷コンテナを示す正面斜視図である。 図1に示す保冷コンテナの背面斜視図である。 図1に示す保冷コンテナの一部切り欠き斜視図である。 液化炭酸ガス供給装置を示す模式図である。 スノー受けネットを示す斜視図である。 液化炭酸ガス供給時における、液化炭酸ガス供給装置のノズル構造体の配置を示す模式図である。 図6に示すノズル構造体とスノー受けネットの遮蔽板を上から見た図である。 本発明のスノー受けネットの他の実施形態を示す斜視図である。 本発明のスノー受けネットのさらに他の実施形態を示す斜視図である。 スノー受けネットの底部の外周付近に4つのフィンを取り付けたときのスノー受けネットを示す斜視図である。 本発明のスノー受けネットのさらに他の実施形態を示す斜視図である。 一部が切り欠いた壁部を有する吹き込み口カバーをスノー受けネットの底部に固定したときのスノー受けネットを示す斜視図である。 図13(a)および図13(b)は、従来のスノー受けネットに取り付けることができる遮蔽構造体を示す斜視図である。 本発明のスノー受けネットのさらに他の実施形態を示す斜視図である。 ノズル構造体の他の実施形態を示す斜視図である。 図15に示すノズル構造体の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスノー受けネットに、図15に示すノズル構造体を挿入したときのスノー受けネットの様子を示す図である。 従来の保冷コンテナを示す一部切り欠き斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る保冷コンテナを示す正面斜視図であり、図2は、図1に示す保冷コンテナの背面斜視図である。図1に示すように、保冷コンテナ1は、その内部に物品を収納するための閉じられた空間を形成する複数の壁2A〜2Fを有している。保冷コンテナ1は、上壁2A、底壁2B、右側壁2C、左側壁2D、前面壁2E、および背面壁2Fの6つの壁から構成された略六面体である。これら複数の壁2A〜2Fを特に区別することなく言及するときは、単に壁2という。複数の壁2のうちの1つは、開閉可能に構成されている。本実施形態では、前面壁2Eが開閉可能な扉を構成する。開閉可能な扉として機能する前面壁2Eは、複数のヒンジ5によって右側壁2Cに連結されている。前面壁2Eと左側壁2Dの側面には、ドアロック6が取り付けられている。本実施形態では、壁2はアルミニウム等の金属製である。一実施形態では、壁2の素材は、強化プラスチックや強化段ボールとしてもよい。
底壁2Bには、4つの車輪3(うち1つは図示せず)が取り付けられている。車輪3は、自由に向きを変えることができるように構成されたキャスターである。これらの車輪3が取り付けられた保冷コンテナ1は移動自在となっている。
背面壁2Fは、この背面壁2Fの上部を貫通するノズル挿入口8を有している。ノズル挿入口8は、保冷コンテナ1の内部に形成された、物品を収納するための閉じられた空間(以下、収納空間という)に連通している。背面壁2Fの内面には、ノズル挿入口8を閉じるシャッター9が設けられている。シャッター9は、開閉可能に構成されており、外側から内側に向かって押されたときに開くように構成されている。シャッター9の一例としては、板ばねでもよく、または自重で下降するシャッターでもよい。
図3は、図1に示す保冷コンテナ1の一部切り欠き斜視図である。上述の収納空間内には、通気性のあるスノー受けネット20が配置されている。より具体的には収納空間の上部にスノー受けネット20が配置されている。ノズル挿入口8は、スノー受けネット20に隣接している。スノー受けネット20は、液化炭酸ガスが固化することにより得られるスノードライアイスを保持するためのものである。
図4は、液化炭酸ガス供給装置を示す模式図である。液化炭酸ガスは、図4に示す液化炭酸ガス供給装置40から保冷コンテナ1に供給される。液化炭酸ガス供給装置40は、ガス供給源41と、ノズル構造体42とを備えている。ノズル構造体42は、ノズルカバー49と、複数の噴射ノズル44と、複数の排気口45と、シール部材47とを備えている。複数の噴射ノズル44はノズルカバー49で覆われている。噴射ノズル44と排気口45の数は限定されず、それぞれ一個ずつでもよい。本実施形態では、3つの噴射ノズル44と、4つの排気口45が設けられている。
噴射ノズル44と排気口45は並列かつ交互に配列されており、各噴射ノズル44の両側には排気口45が配置されている。排気口45は、ノズルカバー49の内面と、噴射ノズル44の外面とによって形成されている。シール部材47はノズル挿入口8よりも大きく、ノズル挿入口8を塞ぐのに十分な大きさを有している。噴射ノズル44と排気口45は、シール部材47を貫通している。複数の噴射ノズル44は、ガス供給源41と連通している。液化炭酸ガスは、ガス供給源41から複数の噴射ノズル44を通じて噴射される。排気口45は、余剰の炭酸ガスを保冷コンテナ1の外部へ排出するためのものであり、噴射ノズル44よりも大きい。そのため、余剰の炭酸ガスは、排気口45を通じて速やかに保冷コンテナ1の外部へ排出される。
図5は、スノー受けネット20を示す斜視図である。スノー受けネット20は、フレーム21と、ネット22と、側板23と、遮蔽板24とを備えている。フレーム21は、複数の貫通穴を有した薄板状部材であり、その表面には、貫通穴を塞ぐようにネット22が貼り付けられている。ネット22は、複数の通孔としての網目を有するメッシュ状部材である。ネット22の通孔(網目)の大きさは、スノードライアイスが落下しない程度の大きさである。すなわち、スノー受けネット20は通気性のある底部26を有し、底部26は、フレーム21と、ネット22から構成されている。側板23は、底部26の一辺(縁)から上方に延びており、遮蔽板24は、底部26の反対側の一辺(縁)から上方に延びている。本実施形態では、側板23と遮蔽板24は底部26の表面に対して垂直であり、側板23と遮蔽板24は互いに対向している。
本実施形態では、フレーム21は、ステンレス鋼等の金属製である。一実施形態では、フレーム21は、塩化ビニル等の樹脂や他の素材としてもよい。フレーム21の素材は、周囲温度の変化やスノードライアイスの荷重に影響を受けず、フレーム21の形状を維持できるものが好ましい。本実施形態では、ネット22は、ナイロン等の樹脂製である。一実施形態では、ネット22の素材は、ステンレス鋼等の金属としてもよい。
遮蔽板24は、液化炭酸ガスをスノー受けネット20上に流入させる複数の吹き込み口25を有している。吹き込み口25の数は、ノズル構造体42の噴射ノズル44の数に対応している。本実施形態では、3つの噴射ノズル44が設けられているので、3つの吹き込み口25が設けられている。噴射ノズル44が1つであれば、吹き込み口25も1つであってもよい。吹き込み口25の形状は、噴射ノズル44の噴射口の形状に対応している。本実施形態では、噴射ノズル44の噴射口の形状が四角形であるので、吹き込み口25の形状は四角形であるが、吹き込み口25は他の形状であってもよい。他の例として、吹き込み口25の形状は円形であってもよい。吹き込み口25は、噴射ノズル44の噴射口よりも大きく、排気口45よりも小さい。遮蔽板24は薄板状部材であり、ノズル構造体42の先端の形状に沿った表面形状を有する。本実施形態に係る遮蔽板24を、図18を参照して説明した従来のスノー受けネット110に取り付けることによって、本実施形態のスノー受けネット20を構成することも可能である。
図6は、液化炭酸ガス供給時における、液化炭酸ガス供給装置40のノズル構造体42の配置を示す模式図である。図6に示すように、液化炭酸ガスが液化炭酸ガス供給装置40から保冷コンテナ1に供給される時、液化炭酸ガス供給装置40のノズル構造体42がノズル挿入口8に挿入される。ノズル構造体42がシャッター9(図6では図示を省略)を外側から内側に向かって押すことによって、シャッター9が開かれる。ノズル構造体42は、シール部材47がノズル挿入口8を塞ぐまで、保冷コンテナ1の収納空間内に進入し、スノー受けネット20に接近することができる。本実施形態では、シール部材47によってノズル挿入口8が塞がれるまでノズル構造体42がノズル挿入口8に挿入された時、遮蔽板24の吹き込み口25と、ノズル構造体42の噴射ノズル44の噴射口とが同じ高さになる位置に、スノー受けネット20は配置されている。さらに、シール部材47によってノズル挿入口8が塞がれるまでノズル構造体42がノズル挿入口8に挿入された時、ノズル構造体42の先端とスノー受けネット20の遮蔽板24とが近接する位置に、スノー受けネット20は配置されている。
図7は、図6に示すノズル構造体42とスノー受けネット20の遮蔽板24を上から見た図である。図7に示すように、排気口45と遮蔽板24の外面との間には、隙間dwが形成される。この時、遮蔽板24の各吹き込み口25と、ノズル構造体42の各噴射ノズル44の噴射口とが、直線上に並ぶ位置にスノー受けネット20が配置される。
ノズル挿入口8がシール部材47によって塞がれた状態で、ノズル構造体42は、複数の噴射ノズル44を通じて、液化炭酸ガスを保冷コンテナ1の収納空間内に供給する。液化炭酸ガスは、スノー受けネット20に向かって噴射され、複数の吹き込み口25を通ってスノー受けネット20に到達し、スノー受けネット20上にスノードライアイスを形成する。スノードライアイスから昇華した炭酸ガスは、冷気としてスノー受けネット20の底部26を下降し、保冷コンテナ1の収納空間を冷却する。
上述の炭酸ガスは、約−80℃のスノードライアイス生成に伴い低い温度の為、保冷コンテナ1の収納空間内に存在する空気を排気口45を通じて保冷コンテナ1の外部に押し出すと同時に、壁2の内面を冷却することができる。従って、このような炭酸ガスは、保冷コンテナ1の収納空間を効率的に冷却することができる。
液化炭酸ガスの供給が終わると、ノズル構造体42はノズル挿入口8から引き抜かれる。同時に、シャッター9は、再びノズル挿入口8を閉じる。これにより、炭酸ガスの保冷コンテナ1の外部への漏洩がシャッター9によって防止される。
液化炭酸ガス供給装置40から噴射される液化炭酸ガスの圧力は非常に高いため、液化炭酸ガスが噴射される時、保冷コンテナ1内には強い気流が発生する。本実施形態によれば、スノー受けネット20の背面壁2F側の一辺に遮蔽板24が設けられている。この遮蔽板24は、上述の気流に伴うスノー受けネット20からのスノードライアイスの落下を防止することができる。さらに、複数の排気口45は、隙間dwで遮蔽板24の壁面に対向しているので、ノズル構造体42の4つの排気口45を通じて外部に放出されるスノードライアイス量を抑制することができる。本実施形態に係る保冷コンテナ1は、従来の保冷コンテナよりも、スノー受けネット上から落下するスノードライアイス量を約95%削減し、保冷コンテナ1の外部に放出されるスノードライアイス量を10%以上削減することが実験で確認できた。
このように、本実施形態に係るスノー受けネット20、およびそのようなスノー受けネット20を備えた保冷コンテナ1は、スノードライアイスの落下による冷蔵品の凍結を防止し、冷却効率を向上させ、かつランニングコストを削減することができる。
図8は、本発明のスノー受けネット20の他の実施形態を示す斜視図である。特に説明しない本実施形態に関する構成は、図5乃至図7を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、遮蔽板24の全体は平坦である。これにより、本実施形態では、遮蔽板24の形状を単純化したため、製造コストを下げることができる。本実施形態に係る遮蔽板24を、図18を参照して説明した従来のスノー受けネット110に取り付けることによって、本実施形態のスノー受けネット20を構成することも可能である。
図9は、本発明のスノー受けネット20のさらに他の実施形態を示す斜視図である。特に説明しない本実施形態に関する構成は、図5乃至図7を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、2つのフィン27がスノー受けネット20の底部26上に取り付けられている。2つのフィン27は、薄板状部材であり、底部26の表面と垂直になるように取り付けられている。2つのフィン27は、底部26の縁部上に、左右対称に取り付けられている。2つのフィン27は、側板23に対して斜めに取り付けられている。このように取り付けられたフィン27は、スノー受けネット20上に溜められたスノードライアイスの落下や、スノードライアイスが、スノー受けネット20の外部に放出されることを抑制することができる。これにより、本実施形態に係るスノー受けネット20は、さらに効率的にスノードライアイスを溜めることができる。
一実施形態では、3つ以上のフィン27を底部26の縁部上に取り付けてもよい。図10は、底部26の両縁部上に4つのフィン27を取り付けたときのスノー受けネット20を示す斜視図である。この場合、図10に示すように底部26の縁部上に、2つずつ左右対称にフィン27を取り付けてもよい。さらに一実施形態では、1つのフィン27を底部26の縁部上に取り付けてもよい。さらに一実施形態では、図8を参照して説明したスノー受けネット20に、図9または図10を参照して説明した構成で1つ以上のフィン27を取り付けてもよい。
図11は、本発明のスノー受けネット20のさらに他の実施形態を示す斜視図である。特に説明しない本実施形態に関する構成は、図5乃至図7を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、スノー受けネット20の遮蔽板24の全体は平坦であり、遮蔽板24の内面には、複数の吹き込み口25を覆うように複数の吹き込み口カバー29が設けられている。吹き込み口カバー29の数は、吹き込み口25の数に対応している。本実施形態では、3つの吹き込み口25が設けられているので、3つの吹き込み口カバー29が設けられている。吹き込み口25が1つであれば、吹き込み口カバー29も1つであってもよい。本実施形態では、吹き込み口カバー29の断面形状は四角形であるが、吹き込み口カバー29は他の断面形状を有してもよい。他の例として、吹き込み口カバー29の断面形状は円形であってもよい。本実施形態に係る吹き込み口カバー29が設けられた遮蔽板24を、図18を参照して説明した従来のスノー受けネット110に取り付けることによって、本実施形態のスノー受けネット20を構成することも可能である。
一実施形態では、吹き込み口カバー29は完全に閉じられた壁部を有さなくてもよい。例えば、図12に示すように、吹き込み口カバー29は、一部が切り欠いた壁部30を有し、壁部30の切り欠いた部分が底部26に固定されてもよい。本実施形態でも吹き込み口カバー29は、吹き込み口25を覆うように構成されている。本実施形態によれば、図11を参照して説明したスノー受けネット20よりも製造コストを下げることができる。本実施形態では、吹き込み口カバー29の断面形状は四角形であるが、吹き込み口カバー29は他の断面形状を有してもよい。他の例として、吹き込み口カバー29の断面形状はアーチ状の形状であってもよい。
一実施形態では、図13(a)に示すように、遮蔽板24の下端に遮蔽板24と垂直に、全体に平坦なベース板28aを設け、上述の壁部30の切り欠いた部分をベース板28aに固定した遮蔽構造体28を作製し、図13(b)に示すように、この遮蔽構造体28のベース板28aを底部26の側板23と反対側の一辺(縁)に沿って底部26に取り付けることにより、図12に示すスノー受けネットと同等の効果を得ることができる。本実施形態に係る遮蔽構造体28を、図18を参照して説明した従来のスノー受けネット110に取り付けることによって、本実施形態のスノー受けネット20を構成することも可能である。
上述のように、吹き込み口25はノズル構造体42の噴射ノズル44の噴射口よりも大きいため、液化炭酸ガスをスノー受けネット20に向けて噴射している時、スノー受けネット20上のスノードライアイスが吹き込み口25を通じてスノー受けネット20の外部に放出されることがある。複数の吹き込み口カバー29は、スノー受けネット20上に溜められたスノードライアイスが、吹き込み口25を通じてスノー受けネット20の外部に放出されることを抑制することができる。これにより、図11乃至図13を参照して説明した実施形態に係るスノー受けネット20は、さらに効率的にスノードライアイスを溜めることができる。
一実施形態では、吹き込み口カバー29は、その内部空間の断面積が吹き込み口カバー29の先端に向かって徐々に小さくなる形状を有してもよい。例えば、図14に示すように各吹き込み口カバー29を四角錐台の角筒状としてもよい。あるいは他の例として、吹き込み口カバー29を円錐台形状としてもよい。さらに一実施形態では、図5、図9、および図10を参照して説明した実施形態に係るスノー受けネット20に、図11乃至図14を参照して説明した複数の吹き込み口カバー29を設けてもよい。本実施形態に係る吹き込み口カバー29が設けられた遮蔽板24を、図18を参照して説明した従来のスノー受けネット110に取り付けることによって、本実施形態のスノー受けネット20を構成することも可能である。
図15は、ノズル構造体42の他の実施形態を示す斜視図である。特に説明しない本実施形態に関する構成は、図4、図6、および図7を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、噴射ノズル44は排気口45よりも長く、噴射ノズル44は排気口45の先端から突出している。本実施形態では、液化炭酸ガス供給時、各噴射ノズル44は、スノー受けネット20の遮蔽板24の各吹き込み口25を貫通し、各噴射ノズル44の先端は、スノー受けネット20の底部26の上方に位置する。このようなノズル構造体42を使用することによって、より確実にスノー受けネット20上にスノードライアイスを形成することができる。これにより、本実施形態に係るノズル構造体42は、さらに効率的にスノードライアイスをスノー受けネット20上に溜めることができる。本実施形態に係るノズル構造体42は、図5、および図8乃至図14を参照して説明した実施形態に係るスノー受けネット20と組み合わせて使用することができる。
図16は、図15に示すノズル構造体42の他の実施形態を示す斜視図である。特に説明しない本実施形態に関する構成は、図15を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、ノズルカバー49の上面に複数の排気口45が開口している。噴射ノズル44と排気口45は交互に配列されており、各噴射ノズル44の両側には排気口45が配置されている。一実施形態では、ノズルカバー49の下面に複数の排気口45が開口していてもよい。さらに一実施形態では、図4に示すノズル構造体42に、図16を参照して説明した実施形態の構成を適用してもよい。
本発明のスノー受けネット20のさらに他の実施形態では、複数の吹き込み口カバー29を可動式にしてもよい。本実施形態では、吹き込み口カバー29はその軸心の周りに配列された複数の可動壁31を備えている。吹き込み口カバー29は、その内部空間の断面積が先端に向かって徐々に小さくなる形状を有している。これら可動壁31の内側から外側に向かって荷重を加えることによって、吹き込み口カバー29の内部空間の断面積を広げることができる。本実施形態では、吹き込み口カバー29は、4つの可動壁31を備えている。図17は、本実施形態に係るスノー受けネット20に、図15に示すノズル構造体42を挿入したときのスノー受けネット20の様子を示す図である。図17に示すように、本実施形態に係るスノー受けネット20に、図15に示すノズル構造体42を挿入すると、ノズル構造体42の複数の噴射ノズル44が複数の吹き込み口カバー29を押し広げる。そして、各噴射ノズル44と各吹き込み口カバー29とが、吹き込み口カバー29の先端の開口部で密接し、各噴射ノズル44の先端は、スノー受けネット20の底部26の上方に位置する。
その結果、より確実にスノー受けネット20上にスノードライアイスを形成し、かつスノー受けネット20上のスノードライアイスが吹き込み口25を通じてスノー受けネット20の外部に放出されることを防止することができる。これにより、本実施形態に係るスノー受けネット20は、さらに効率的にスノードライアイスを溜めることができる。本実施形態に係るスノー受けネット20は、図16に示すノズル構造体42と組み合わせて使用してもよい。さらに一実施形態では、図5、図9、および図10を参照して説明した実施形態に係るスノー受けネット20に、本実施形態の構成を適用してもよい。本実施形態に係る可動壁31が設けられた遮蔽板24を、図18を参照して説明した従来のスノー受けネット110に取り付けることによって、本実施形態のスノー受けネット20を構成することも可能である。
ノズル構造体42がスノー受けネット20から引き抜かれると、吹き込み口カバー29の可動壁31は、復元力によって元の形状に戻る。このため、本実施形態に係るスノー受けネット20は繰り返し使用することができる。可動壁31はステンレス鋼等の金属製であるが、一実施形態では、可動壁31の素材はナイロンや塩化ビニル等の樹脂としてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 保冷コンテナ
2,2A〜2F 壁
3 車輪
5 ヒンジ
6 ドアロック
8 ノズル挿入口
9 シャッター
20 スノー受けネット
21 フレーム
22 ネット
23 側板
24 遮蔽板
25 吹き込み口
26 底部
27 フィン
28 遮蔽構造体
28a ベース板
29 吹き込み口カバー
30 壁部
31 可動壁
40 液化炭酸ガス供給装置
41 ガス供給源
42 ノズル構造体
44 噴射ノズル
45 排気口
47 シール部材
49 ノズルカバー
100 保冷コンテナ
102,102A〜102F 壁
103 車輪
105 ヒンジ
106 ドアロック
108 ノズル挿入口
109 板ばね
110 スノー受けネット

Claims (13)

  1. スノードライアイスを保持するスノー受けネットにおいて、
    通気性のある底部と、
    前記底部の第1の辺から上方に延びている側板と、
    前記底部の前記第1の辺とは反対側の第2の辺から上方に延びている遮蔽板とを備え、
    前記遮蔽板は、液化炭酸ガスを前記スノー受けネット上に流入させる吹き込み口を備えていることを特徴とするスノー受けネット。
  2. 前記遮蔽板は、液化炭酸ガス供給装置のノズル構造体の先端の形状に沿った表面形状を有することを特徴とする請求項1に記載のスノー受けネット。
  3. 前記遮蔽板の全体が平坦であることを特徴とする請求項1に記載のスノー受けネット。
  4. 前記底部には、少なくとも1つのフィンが、前記底部の表面と垂直、かつ前記側板に対して斜めに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスノー受けネット。
  5. 前記遮蔽板の内面には、前記吹き込み口を覆うように吹き込み口カバーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスノー受けネット。
  6. 前記吹き込み口カバーは、一部が切り欠いた壁部を有し、前記壁部の切り欠いた部分が前記底部に固定されていることを特徴とする請求項5に記載のスノー受けネット。
  7. 前記遮蔽板の下端に該遮蔽板と垂直にベース板が設けられ、
    前記吹き込み口カバーは、一部が切り欠いた壁部を有し、前記壁部の切り欠いた部分が前記ベース板に固定されており、
    前記ベース板は、前記第2の辺に沿って前記底部に取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のスノー受けネット。
  8. 前記吹き込み口カバーは、その内部空間の断面積が前記吹き込み口カバーの先端に向かって徐々に小さくなる形状を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載のスノー受けネット。
  9. 前記吹き込み口カバーは、その軸心の周りに配列された複数の可動壁を備え、
    前記吹き込み口カバーは、その内部空間の断面積が先端に向かって徐々に小さくなる形状を有し、
    前記可動壁の内側から外側に向かって荷重を加えることによって、前記断面積が広がることを特徴とする請求項5に記載のスノー受けネット。
  10. 物品を収納するための閉じられた空間を形成する複数の壁を備え、
    前記複数の壁のうちの1つは、液化炭酸ガス供給装置のノズル構造体が挿入されるノズル挿入口を有し、
    前記空間内には、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のスノー受けネットが配置され、
    前記ノズル挿入口は、前記スノー受けネットに隣接していることを特徴とする保冷コンテナ。
  11. 前記スノー受けネットは、前記ノズル構造体が前記ノズル挿入口に挿入された時、前記遮蔽板の吹き込み口と、前記ノズル構造体の噴射口とが同じ高さになる位置に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の保冷コンテナ。
  12. 前記スノー受けネットは、前記ノズル構造体が前記ノズル挿入口に挿入された時、前記ノズル構造体の先端と、前記遮蔽板とが近接する位置に配置されていることを特徴とする請求項10または11に記載の保冷コンテナ。
  13. 前記スノー受けネットは、前記ノズル構造体が前記ノズル挿入口に挿入された時、前記遮蔽板の吹き込み口と、前記ノズル構造体の噴射口とが、直線上に並ぶ位置に配置されていることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の保冷コンテナ。
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