JP2018198590A - 乳蛋白凝固食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】人の老化の原因が体内でのコラーゲン生成の失調によると言われ、コラーゲン生成にはビタミンCが不可欠である。両者は経口で取り入れても、胃で分解されるので、この問題を解決する食品の提供。【解決手段】ビタミンCを乳汁中の蛋白質カゼインと反応させると、凝縮すると同時に、カゼインを構成しているアミノ酸と複合体であるを作るので、胃液の消化作用を受けずに腸に達し、体内のコラーゲン生成に役立つ乳蛋白凝固食品。乳汁にビタミンCを加えて、凝固分離したもの、又は更に乾燥粉砕した乳蛋白凝固食品。【選択図】なし
Description
本発明は、牛や羊などの乳汁を凝固分離した乳蛋白凝固食品に関するものである。
従来、牛や羊などの乳汁を凝固分離する技術による食品にチーズがある。
以下、乳汁を凝固分離する技術を簡単に説明する。
牛や羊などの乳汁は従来子牛や子羊の胃液から作られるレンネットの作用や乳酸菌の作用を利用して凝固分離し、チーズ等の食品が作られている。
牛や羊などの乳汁は従来子牛や子羊の胃液から作られるレンネットの作用や乳酸菌の作用を利用して凝固分離し、チーズ等の食品が作られている。
以上に述べた乳汁を凝固分離して得る食品は、すぐれた蛋白質食品として用いられて来たが、人の高齢化に伴った高齢者の健康を維持するにたる食品とは言えず、さまざまな問題、たとえば血管障害、筋肉痛等が生じている。
人の老化の原因の多くは、体の結合組織を形成する蛋白質の一種のコラーゲンの生成量の不足と言われている。
そしてコラーゲンの体内生成にはビタミンC(アスコルビン酸)が不可欠な成分であることが判明している。
そしてコラーゲンの体内生成にはビタミンC(アスコルビン酸)が不可欠な成分であることが判明している。
コラーゲンは経口で摂り入れた場合、胃の消化活動で分解され、腸に至って単体のアミノ酸に分解されて吸収されるため、生体のコラーゲン不足を解消するものとはならない。
本発明は、従来の食生活の問題を解決しようとするものであり、人の高齢化に伴って健康で長生きするための栄養素を補い、且つ美味な食品を作り出すことを目的とするものである。
牛や羊の親子の生態を見るとき、子牛や子羊の胃液の成分レンニン(レンネット)は、乳汁を凝固させて、胃での消化分解に抵抗している点に注目して、コラーゲン生成に不可欠なビタミンCを乳汁に加え、乳汁中の蛋白質成分(カゼイン)と反応させて、乳汁を凝固し、同時にカゼインを構成しているアミノ酸と複合体を作り、これを摂取した時、胃の消化作用に抵抗して、腸へ送り出される食品を作り出したものである。
上記の作業の構成は、乳汁(生乳)約200mlを容器に取り入れ、温浴上にて、およそ30℃〜40℃に温め、ビタミンCを正確に2g秤取して乳汁に加え撹拌混合する。
直後、反応して凝縮が始まり、液体成分と固形分とに分離する。
これを濾過し、ろ液と分離して固形物を得る。
その固形物の性状は、白色で粘土質の塊で、におい、酸味は殆ど無く、僅かに甘味があり美味である。
本発明は、以上の構成よりなる乳蛋白凝固食品である。
直後、反応して凝縮が始まり、液体成分と固形分とに分離する。
これを濾過し、ろ液と分離して固形物を得る。
その固形物の性状は、白色で粘土質の塊で、におい、酸味は殆ど無く、僅かに甘味があり美味である。
本発明は、以上の構成よりなる乳蛋白凝固食品である。
上述したように、本発明の乳蛋白凝固食品は、白色で、匂い、酸味は殆ど無く、僅かに上品な甘味があって美味である。
また、乳蛋白とビタミンCの関わりから、高齢者の健康長寿のための栄養源として提供できる。
また、乳蛋白とビタミンCの関わりから、高齢者の健康長寿のための栄養源として提供できる。
以下本発明を実施するための形態を説明する。
乳汁(生乳)200mlを正確に秤量し、適当な容器に取り入れ、温浴上にて30℃〜40℃に温めビタミンC(アスコルビン酸)を正確に2g秤取して乳汁中に加えて撹拌混合する。直後に反応して乳汁中の蛋白質(カゼイン)は凝固して液体成分と分離して白色のかたまりの集合体となる。
これを濾過してろ液と分離すると粘土状のかたまりの食品を得る。
乳汁(生乳)200mlを正確に秤量し、適当な容器に取り入れ、温浴上にて30℃〜40℃に温めビタミンC(アスコルビン酸)を正確に2g秤取して乳汁中に加えて撹拌混合する。直後に反応して乳汁中の蛋白質(カゼイン)は凝固して液体成分と分離して白色のかたまりの集合体となる。
これを濾過してろ液と分離すると粘土状のかたまりの食品を得る。
その味には、ビタミンC特有の酸味は殆ど無く僅かに上品な甘味があり美味である。このことは乳汁に含まれる蛋白質成分が、ビタミンCと複合体を形成したものと思われる。
この様にして作られた食品は、コラーゲン失調により老化した高齢者のコラーゲン不足を補う格好の食品として提供する事が出来る。
Claims (2)
- 乳汁にビタミンCを加えて、凝固分離して得る乳蛋白凝固食品。
- 乳汁にビタミンCを加えて、凝固分離した後、乾燥粉砕した請求項1の乳蛋白凝固食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017117259A JP2018198590A (ja) | 2017-05-29 | 2017-05-29 | 乳蛋白凝固食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017117259A JP2018198590A (ja) | 2017-05-29 | 2017-05-29 | 乳蛋白凝固食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018198590A true JP2018198590A (ja) | 2018-12-20 |
Family
ID=64667461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017117259A Pending JP2018198590A (ja) | 2017-05-29 | 2017-05-29 | 乳蛋白凝固食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018198590A (ja) |
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2017
- 2017-05-29 JP JP2017117259A patent/JP2018198590A/ja active Pending
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