JP2018198500A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】力率改善回路の入力電流の同期制御に用いられる脈流電圧の波形を歪ませることなく、当該脈流電圧のノイズを除去する。【解決手段】電源装置1は、交流電圧Vacを全波整流する整流回路20と、整流回路20の出力側に設けられるPFC(力率改善)回路30と、交流電圧Vacを全波整流した脈流電圧Vpuを出力する電圧変換回路40と、マイコン31とを備える。マイコン31は、電圧変換回路40から取得した脈流電圧Vpuを正弦波電圧Vsinに変換する処理を実行し、正弦波電圧Vsinに対してノイズを除去するフィルタ処理を施した正弦波電圧VFsinを算出し、正弦波電圧VFsinの絶対値をフィルタ処理後の脈流電圧VFpuとして算出する。マイコン31は、整流回路30からPFC回路30に入力される入力電流の位相を、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuの位相に同期させる。【選択図】図1

Description

本開示は、電源装置に関し、特に、力率改善(PFC:Power Factor Correction)回路を備える電源装置に関する。
系統電源等から受ける交流電圧を全波整流する整流回路と、整流回路の出力側に設けられた力率改善回路と、力率改善回路を制御する制御装置とを備える電源装置が知られている。制御装置は、力率改善回路の入力電流の位相を力率改善回路の入力電圧(交流電圧を全波整流した後の脈流電圧)の位相に同期させる同期制御を行なうことによって、力率改善回路の出力電力の力率を改善する。
このような電源装置について、たとえば特許第3829087号公報(特許文献1)には、力率改善回路の入力電流を正弦波電流にするアクティブフィルタを備えた構成が開示されている。
特許第3829087号公報
上記のような電源装置において、制御装置は、入力電流の同期制御を行なうために、交流電圧を全波整流した後の脈流電圧を取り込む。しかしながら、一般的に系統電源等から受ける交流電圧にはノイズが多く含まれており、したがって交流電圧を全波整流した後の脈流電圧にもノイズが多く含まれている。そのため、入力電流の同期制御を行なう際には、同期制御に用いられる脈流電圧に対してノイズを除去するフィルタ処理を施しておくことが望ましい。
しかしながら、正弦波状の交流電圧をゼロクロス点で折り返した脈流電圧の波形に対してフィルタ処理を施すと、フィルタ処理後の脈流電圧の波形が歪んでしまい、力率改善回路の入力電流を本来の脈流電圧に適切に同期させることができなくなることが懸念される。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、力率改善回路の入力電流の同期制御に用いられる脈流電圧の波形を歪ませることなく、当該脈流電圧のノイズを除去することである。
(1) 本開示による電源装置は、交流電圧を全波整流する整流回路と、整流回路の出力側に設けられる力率改善回路と、交流電圧を全波整流した第1脈流電圧を出力する出力回路と、出力回路から取得された第1脈流電圧を用いて、整流回路から力率改善回路に入力される入力電流を制御する制御装置とを備える。制御装置は、第1脈流電圧を第1正弦波電圧に変換する処理を実行し、第1正弦波電圧に対してノイズを除去するフィルタ処理を施した第2正弦波電圧を算出し、第2正弦波電圧の絶対値を第2脈流電圧として算出し、第2脈流電圧に同期するように入力電流を制御する。
上記構成によれば、フィルタ処理が、第1脈流電圧に対して直接施されるのではなく、第1脈流電圧を正弦波に変換した第1正弦波電圧に対して施される。そのため、フィルタ処理(ノイズ除去)による波形の歪みが抑制される。そして、フィルタ処理による波形の歪みが抑制された第2正弦波電圧の絶対値が第2脈流電圧として算出され、第2脈流電圧に同期するように力率改善回路の入力電流が制御される。その結果、力率改善回路の入力電流の同期制御に用いられる第2脈流電圧の波形を歪ませることなく、第2脈流電圧のノイズを除去することができる。
(2) ある実施の形態においては、フィルタ処理は、第1正弦波電圧の低周波成分を通過させ高周波成分を減衰させるローパスフィルタ処理と、ローパスフィルタ処理による位相の遅れを補償するハイパスフィルタ処理とを含む。
上記構成によれば、第1正弦波電圧に対するフィルタ処理として、高周波ノイズ成分を減衰させるローパスフィルタ処理と、ローパスフィルタ処理による位相の遅れを補償するハイパスフィルタ処理とが施される。これにより、フィルタ処理後の第2正弦波電圧を、ノイズが除去され、かつ位相の遅れが補償された波形とすることができる。
(3) ある実施の形態においては、制御装置は、第2脈流電圧の振幅に基づいて入力電流の大きさを決定する。制御装置は、第1脈流電圧または第2脈流電圧の実効値を算出し、予め定められた基準電圧と第1脈流電圧または第2脈流電圧の実効値との比に基づいて、第2脈流電圧の振幅の変動が抑制されるように第1脈流電圧または第2脈流電圧を補正する。
上記構成によれば、基準電圧(たとえば交流電圧の定格実効電圧)と第1脈流電圧または第2脈流電圧の実効値との比に基づいて、第2脈流電圧の振幅の変動が抑制されるように第1脈流電圧または第2脈流電圧が補正される。そのため、系統電源等から受ける交流電圧の実効値の変動に伴なって第1脈流電圧の実効値が変動しても、その影響が第2脈流電圧の振幅に及ぶことが抑制され、第2脈流電圧の振幅に基づいて決定される入力電流の大きさの変動も抑制される。その結果、交流電圧の実効値が変動しても、力率改善回路の入力電流の大きさ(振幅)の変動を適切に抑制することができる。
電源装置の全体構成の一例を模式的に示す図である。 マイコンの処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 フィルタ処理後の脈流電圧VFpu、目標インダクタ電流ILtag、およびインダクタ電流ILの波形の一例を示す図である。 脈流電圧Vpuの波形(実線)と、脈流電圧Vpuの波形のままローパスフィルタ(LPF)に通した後の電圧波形(一点鎖線)との一例を示す図である。 脈流電圧Vpuから生成される正弦波電圧Vsin(実線)と、正弦波電圧Vsinをローパスフィルタ(LPF)に通した後の電圧波形(一点鎖線)と、ローパスフィルタ(LPF)に通した後の電圧をさらにハイパスフィルタ(HPF)に通した後の正弦波電圧VFsin(二点鎖線)との一例を示す図である。 マイコンの処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 マイコンの処理手順の一例を示すフローチャート(その3)である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態による電源装置1の全体構成の一例を模式的に示す図である。電源装置1は、交流線A1,A2を介して交流電源(商用の系統電源等)10に接続されるとともに、正極線P3を介して負荷50に接続される。電源装置1は、交流電源10から入力される交流電力を直流電力に変換して負荷50に出力する。負荷50は、たとえば給湯器などに用いられるポンプを駆動するための直流モータである。
以下では、交流電源10から電源装置1に入力される交流電圧を「入力電圧Vac」とも記載し、電源装置1から負荷50に出力される直流電圧を「出力電圧Vdc」とも記載する。
電源装置1は、整流回路20と、PFC回路(力率改善回路)30と、マイコン(制御装置)31と、電圧変換回路(出力回路)40とを備える。整流回路20の入力側は、交流線A1,A2を介して交流電源10に接続され、整流回路20の出力側は、正極線P1および負極線Nを介してPFC回路30に接続される。
整流回路20は、ダイオードブリッジによって構成され、複数のダイオードを含む。整流回路20は、交流電源10から入力される交流を全波整流してPFC回路30に出力する。整流回路20から出力される電力の波形は、正弦波状の交流波形がゼロクロス点で折り返されて生成される、片極性の脈流電圧波形となる。
PFC回路30は、整流回路20を通過した後の電力の力率を改善するための回路である。PFC回路30は、インダクタLと、スイッチング素子SWと、ダイオードDと、キャパシタCと、駆動回路32と、電流センサ34と、電圧センサ35とを含む。
インダクタLは、正極線P1,P2間に配置される、昇圧用のコイルである。スイッチング素子SWは、正極線P2と負極線Nとの間に配置される、電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)などである。インダクタLおよびスイッチング素子SWは、昇圧チョッパ回路として機能する。
ダイオードDは、正極線P2から正極線P3に向かう方向を順方向として、正極線P2と正極線P3との間に配置される。キャパシタCは、正極線P3と負極線Nとの間に配置され、PFC回路30の出力を平滑化する。
電流センサ34は、スイッチング素子SWと負極線Nとを接続する接続線N1を流れる電流を検出する。スイッチング素子SWがオン状態であるとき、インダクタLを流れる電流(整流回路20からPFC回路30に入力される入力電流)は、スイッチング素子SWを通って負極線Nに流れるため、電流センサ34の検出値はインダクタLを流れる電流を示す値となる。以下では、電流センサ34の検出値を「インダクタ電流IL」とも記載する。
電圧センサ35は、正極線P3と負極線Nと間の電圧を「出力電圧Vdc」として検出する。
電圧変換回路40は、交流線A1,A2に接続されるとともに、マイコン31に接続される。電圧変換回路40は、複数のダイオードD1,D2と、複数の抵抗R1〜R4とを含む。電圧変換回路40は、交流電源10から交流線A1,A2に印加される入力電圧Vacを全波整流し、マイコン31に出力する。
電圧変換回路40からマイコン31に出力される電圧の波形は、正弦波状の入力電圧Vacの波形がゼロクロス点で折り返されて生成される、片極性の脈流電圧波形となる。以下では、電圧変換回路40からマイコン31に出力される電圧(入力電圧Vacが電圧変換回路40によって全波整流された後の電圧)を「脈流電圧Vpu」とも記載する。
マイコン31は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力バッファ等を含んで構成される。なお、図1においてはマイコン31がPFC回路30の内部に設けられる例が示されるが、マイコン31はPFC回路30の外部に設けられてもよい。
マイコン31は、電圧変換回路40、電流センサ34および電圧センサ35に接続される。マイコン31には、電圧変換回路40からの脈流電圧Vpu、電流センサ34からのインダクタ電流IL、電圧センサ35からの出力電圧Vdcが入力される。マイコン31は、これらの電圧を用いてスイッチング素子SWを駆動(オンオフ)するための制御信号を生成し、生成した制御信号を駆動回路32に出力する。駆動回路32は、マイコン31からの制御信号に従ってスイッチング素子SWを駆動(オンオフ)する。
<力率改善制御(同期制御)および定電圧制御>
マイコン31は、インダクタLを流れる電流(PFC回路30の入力電流)の位相を脈流電圧Vpuの位相に同期させることによって力率を改善する「力率改善制御(同期制御)」を行なう。さらに、マイコン31は、力率改善制御(同期制御)を行ないつつ、PFC回路30の出力電圧Vdcが予め定められた目標電圧VdctagとなるようにインダクタLを流れる電流の大きさ(振幅)をフィードバック制御する「定電圧制御」を行なう。これらの制御は、マイコン31がスイッチング素子SWの駆動を制御することによって実現される。
図2は、マイコン31が力率改善制御および定電圧制御を実行する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、所定周期で繰り返し実行される。
まず、マイコン31は、電圧変換回路40から脈流電圧Vpuを取得する(ステップS10)。
次いで、マイコン31は、ステップS10で取得された脈流電圧Vpuのフィルタ処理を行なう(ステップS20)。一般的に、交流電源10からの入力電圧Vacにはノイズが多く含まれており、したがって、入力電圧Vacを全波整流した後の脈流電圧Vpuにもノイズが多く含まれていることが懸念される。そこで、本実施の形態によるマイコン31は、誤作動防止の観点から、ステップS10で取得された脈流電圧Vpuを含む脈流電圧Vpuの波形に対して、ノイズを除去するためのフィルタ処理(ローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)処理およびハイパスフィルタ(HPF:Hi Pass Filter)処理)を施すことによって、「フィルタ処理後の脈流電圧VFpu」を算出する。なお、フィルタ処理の詳細については後ほど説明する。
次いで、マイコン31は、変数Aを算出する(ステップS30)。変数Aは、後述のステップS40において目標インダクタ電流ILtagの算出に用いられるパラメータである。マイコン31は、出力電圧Vdcが目標電圧Vdctagとなるようにフィードバック制御を行なうことによって、変数Aを算出する。
たとえば、マイコン31は、変数Aを下記の式(1)に従って算出する。
A=[ΔV×Kp]+[Σ(ΔV×Ki)] …(1)
式(1)において、「ΔV」は目標電圧Vdctagと出力電圧Vdcとの電圧偏差(=Vdctag−Vdc)であり、「Kp」は比例制御ゲインであり、「Ki」は積分制御ゲインである。式(1)に従って変数Aを設定することによって、電圧偏差ΔVを低減するためのフィードバック制御が実現される。このフィードバック制御が上述の「定電圧制御」に相当する。
なお、変数Aを算出するためのフィードバック制御は、必ずしも図2のフローチャートが実行される毎(所定周期毎)に実行する必要はなく、たとえば脈流電圧1波毎(ゼロクロス毎)に実行するようにしてもよい。
次いで、マイコン31は、目標インダクタ電流ILtagを下記の式(2)に従って算出する(ステップS40)。
ILtag=[VFpu]×[A] …(2)
式(2)において、「VFpu」はステップS20で算出されたフィルタ処理後の脈流電圧VFpuであり、「A」はステップS30で算出された変数Aである。なお、目標インダクタ電流ILtagは、基本的には0以上の値に設定されるため、式(2)で算出される目標インダクタ電流ILtagが負の値である場合には、目標インダクタ電流ILtagは「0」に設定される。
目標インダクタ電流ILtagが上記のように算出されることによって、目標インダクタ電流ILtagの位相はフィルタ処理後の脈流電圧VFpuの位相に同期されるとともに、目標インダクタ電流ILtagの大きさ(振幅)は出力電圧Vdcを目標電圧Vdctagに近づけるような値に調整される。
次いで、マイコン31は、ステップS50〜S58において、インダクタLを流れる電流が目標インダクタ電流ILtagに近づくように、スイッチング素子SWを駆動(オンオフ)する。
具体的には、マイコン31は、スイッチング素子SWがオフ状態であるか否かを判定する(ステップS50)。スイッチング素子SWがオフ状態である場合(ステップS50においてYES)、マイコン31は、スイッチング素子SWのオンタイミングであるか否かを判定する(ステップS52)。本実施の形態においては、スイッチング素子SWを一定周期毎(たとえば十数μs程度毎)にオンする。したがって、マイコン31は、スイッチング素子SWを前回オフ状態からオン状態に切り替えたタイミングから一定時間が経過している場合に、スイッチング素子SWのオンタイミングであると判定する。
スイッチング素子SWのオンタイミングである場合(ステップS52においてYES)、マイコン31は、スイッチング素子SWをオフ状態からオン状態に切り替える(ステップS54)。スイッチング素子SWのオンタイミングでない場合(ステップS52においてNO)、マイコン31は、ステップS54の処理をスキップしてリターンへと処理を移す。
スイッチング素子SWがオフ状態でない場合(ステップS50においてNO)、すなわちスイッチング素子SWがオン状態である場合、マイコン31は、インダクタ電流IL(電流センサ34の検出値)がステップS40において算出された目標インダクタ電流ILtag以上であるか否かを判定する(ステップS56)。
インダクタ電流ILが目標インダクタ電流ILtag以上である場合(ステップS56においてYES)、マイコン31は、スイッチング素子SWをオン状態からオフ状態に切り替える(ステップS58)。このように、IL≧ILtagでスイッチング素子SWをオン状態からオフ状態に切り替える機能は、「トリップ機能」とも称される。
なお、インダクタ電流ILが目標インダクタ電流ILtag以上でない場合(ステップS56においてNO)、マイコン31は、ステップS58の処理をスキップしてリターンへと処理を移す。
図3は、フィルタ処理後の脈流電圧VFpu、目標インダクタ電流ILtag、およびインダクタ電流ILの波形の一例を示す図である。図3において、横軸は時間を示し、縦軸の上段は電圧(フィルタ処理後の脈流電圧VFpu)を示し、縦軸の下段は電流(目標インダクタ電流ILtagおよびインダクタ電流IL)を示す。
フィルタ処理後の脈流電圧VFpuは、正弦波状の交流電圧をゼロクロス点で折り返されて生成される脈流波形となる。
目標インダクタ電流ILtagは、上述の式(2)に示したようにフィルタ処理後の脈流電圧VFpuと変数Aとの積である。そのため、目標インダクタ電流ILtagの波形は、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuに同期した波形となる。
スイッチング素子SWのオンタイミングとなってスイッチング素子SWがオンされると、インダクタ電流IL(電流センサ34の検出値)は上昇する。インダクタ電流ILが目標インダクタ電流ILtagに達すると、スイッチング素子SWがオフされ、インダクタ電流ILが低下する。その後、スイッチング素子SWのオンタイミングとなってスイッチング素子SWが再びオンされると、インダクタ電流ILは再び上昇する。このような処理が繰り返されることによって、インダクタ電流ILの波形は、目標インダクタ電流ILtagに近い波形となり、脈流電圧VFpuに同期した波形となる。これにより力率の改善が図られる。
<脈流電圧Vpuのフィルタ処理>
上述のように、本実施の形態によるマイコン31は、目標インダクタ電流ILtagを算出する際に、脈流電圧Vpuの波形にフィルタ処理(LPFおよびHPF)を施すことによって、脈流電圧Vpuに含まれるノイズを除去する。
しかしながら、正弦波状の交流電圧の波形をゼロクロス点で折り返した脈流電圧Vpuの波形に対して直接フィルタ処理を施すと、フィルタ処理後の脈流電圧波形が歪んでしまい、目標インダクタ電流ILtagをフィルタ処理前の脈流電圧Vpu(本来同期させるべき脈流電圧)に適切に同期させることができなくなることが懸念される。
図4は、脈流電圧Vpuの波形(実線)と、脈流電圧Vpuの波形のままローパスフィルタ(LPF)に通した後の電圧波形(一点鎖線)との一例を示す図である。図4から理解できるように、LPF後の電圧波形(一点鎖線)は、LPF前の脈流電圧Vpu(実線)に比べて歪んでしまう(なまってしまう)。
このような問題を回避するために、本実施の形態によるマイコン31は、脈流電圧Vpuに対して直接フィルタ処理を施すのではなく、脈流電圧Vpuを正弦波電圧Vsinに一旦変換し、正弦波電圧Vsinに対してフィルタ処理(LPFおよびHPF)を施した後に、再び脈流電圧の波形に戻す。このようにすることで、目標インダクタ電流ILtagの算出に用いられる脈流電圧の波形を歪ませることなくノイズを除去することができる。
なお、正弦波状の入力電圧Vacの波形をマイコン31に直接取り込むための専用の回路(ハードウェア)を追加することも考えられるが、そのような回路の構成は非常に複雑になり部品点数が増加してしまうことが想定される。しかしながら、本実施の形態においては、正弦波電圧Vsinをマイコン31の演算処理(ソフトウェア処理)によって生成するため、部品点数の増加が抑制される。
図5は、脈流電圧Vpuから生成される正弦波電圧Vsin(実線)と、正弦波電圧Vsinをローパスフィルタ(LPF)に通した後の電圧波形(一点鎖線)と、ローパスフィルタ(LPF)に通した後の電圧をさらにハイパスフィルタ(HPF)に通した後の正弦波電圧VFsin(二点鎖線)との一例を示す図である。
図5から理解できるように、LPF後の電圧波形(一点鎖線)は、LPF前の正弦波電圧Vsin(実線)に比べてほとんど歪んでいない。
LPF後の電圧波形(一点鎖線)は、LPF前の正弦波電圧Vsin(実線)に対して位相遅れ(ずれ)が生じている。LPF後の位相遅れは、ハイパスフィルタ(HPF)を通すことによって補償される。すなわち、HPF後の正弦波電圧VFsin(二点鎖線)は、LPF前の正弦波電圧Vsin(実線)の位相とほぼ同じになる。
この点を踏まえ、本実施の形態によるマイコン31は、脈流電圧Vpuに対するフィルタ処理として、高周波ノイズ成分を減衰させるローパスフィルタ処理と、ローパスフィルタ処理による位相遅れを補償するハイパスフィルタ処理とを行なう。これにより、フィルタ処理後の正弦波電圧VFsinを、ノイズが除去され、かつLPFによる位相遅れが補償された波形(正弦波電圧Vsinの位相とほぼ同じ位相の波形)とすることができる。なお、フィルタ処理後の正弦波電圧VFsin(二点鎖線)は、フィルタ処理前の正弦波電圧Vsin(実線)に対して減衰するが、この減衰分はゲインをかけることによって補正することができる。
図6は、マイコン31が脈流電圧Vpuのフィルタ処理(図2のステップS20の処理)を実行する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、マイコン31は、脈流電圧Vpuがゼロクロスした(0ボルトに低下した)か否かを判定する(ステップS21)。たとえば、マイコン31は、脈流電圧Vpuが所定値(たとえば数ボルト程度)未満に低下してから0ボルトになるまでの判定時間を予め記憶しておき、脈流電圧Vpuが所定値未満に低下してから判定時間を経過した時に脈流電圧Vpuがゼロクロスしたと判定する。
脈流電圧Vpuがゼロクロスした場合(ステップS21においてYES)、マイコン31は、後述のステップS23において脈流電圧Vpuに掛けられる「符号」を切り替える(ステップS22)。この「符号」は、正(+)および負(−)のどちらかに設定される。マイコン31は、これまでの符号が正(+)である場合には以降の符号を負(−)に切り替え、これまでの符号が負(−)である場合には以降の符号を正(+)に切り替える。その後、マイコン31は、ステップS23に処理を移す。
なお、脈流電圧Vpuがゼロクロスしていない場合(ステップS21においてNO)、マイコン31は、ステップS22(符号切替)を行なうことなく、ステップS23に処理を移す。
次いで、マイコン31は、脈流電圧Vpuに「符号」をかけた値を、正弦波電圧Vsinとして算出する(ステップS23)。
次いで、マイコン31は、ステップS23において算出された正弦波電圧Vsinに対してフィルタ処理を施して、フィルタ処理後の正弦波電圧VFsinを算出する(ステップS24)。上述したように、マイコン31は、フィルタ処理として、ローパスフィルタ処理と、ハイパスフィルタ処理とを行なう(図5参照)。
次いで、マイコン31は、ステップS24において算出されたフィルタ処理後の正弦波電圧VFsinの絶対値を、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuとして算出する(ステップS25)。
以上のように、本実施の形態によるマイコン31は、インダクタ電流ILの位相を脈流電圧Vpuの位相に同期させる同期制御を行なう際、脈流電圧Vpuのフィルタ処理を行なうことによって、脈流電圧Vpuのノイズを除去する。
マイコン31は、脈流電圧Vpuのフィルタ処理を行なうにあたり、脈流電圧Vpuに対して直接フィルタ処理を施すのではなく、脈流電圧Vpuを正弦波電圧Vsinに一旦変換し、正弦波電圧Vsinに対してフィルタ処理を施す。そのため、脈流電圧Vpuに対して直接フィルタ処理を施す場合に比べて、フィルタ処理による波形の歪みが抑制される。そして、マイコン31は、フィルタ処理後の正弦波電圧VFsinの絶対値をフィルタ処理後の脈流電圧VFpuとして算出する。その結果、インダクタ電流ILの同期制御に用いられる脈流電圧VFpuの波形を歪ませることなく、脈流電圧VFpuのノイズを除去することができる。
<変形例>
上述の実施の形態による電源装置1において、交流電源10から入力される入力電圧Vacが不安定な環境下では、入力電圧Vacの変動によって目標インダクタ電流ILtagが変動してしまうことが懸念される。
具体的には、目標インダクタ電流ILtagはフィルタ処理後の脈流電圧VFpuと変数Aとの積で算出される(上述の式(2)参照)。すなわち、目標インダクタ電流ILtagの大きさ(振幅)は、脈流電圧VFpuの振幅に基づいて決定される。そのため、入力電圧Vacの実効値が定格実効電圧(たとえば100ボルト)から変動すると、脈流電圧VFpuの振幅が変動し、目標インダクタ電流ILtagの大きさも変動し得る。この影響で、PFC回路30の出力電圧Vdcが変動すると、負荷50の耐圧を超えてしまうことが懸念される。
上記の点に鑑み、本変形例によるマイコン31は、電圧変換回路40からの脈流電圧Vpuの実効値(以下「脈流電圧実効値Vpu_mrs」ともいう)を逐次算出し、予め定められた基準電圧Vref(たとえば入力電圧Vacの定格実効値である100ボルト)と脈流電圧実効値Vpu_mrsとの比に基づいて脈流電圧Vpuを補正することによって、脈流電圧VFpuの振幅を抑制する。
図7は、本変形例によるマイコン31が力率改善制御および定電圧制御を実行する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、上述の図2に示すフローチャートに対して、ステップS11およびステップS12の処理を追加したものである。その他のステップ(上述の図2に示したステップと同じ番号を付しているステップ)については、既に説明したため詳細な説明はここでは繰り返さない。
マイコン31は、脈流電圧実効値Vpu_mrsを取得する(ステップS11)。なお、脈流電圧実効値Vpu_mrsは、別途、マイコン31によって所定のサンプリング周期T毎に算出されてメモリに記憶されている。
たとえば、脈流電圧実効値Vpu_mrsは下記の式(3)に従って算出される。
Vpu_mrs=√{Σ(Vpu)/T} …(3)
式(3)において、「T」は、脈流電圧Vpuの波形のサンプリング周期である。「Σ(Vpu)」は、直近のサンプリング周期T分の脈流電圧Vpuの瞬時値の2乗値を、サンプリング周期T分だけ積算した値である。「√{Σ(Vpu)/T}」は、「Σ(Vpu)/T」の平方根を表わす。
なお、脈流電圧実効値Vpu_mrsの算出周期(サンプリング周期T)は、脈流電圧Vpuの1波分制御が遅れても大きな問題が生じないのであれば、脈流電圧Vpuの1波分とすることができる。
次いで、マイコン31は、ステップS10で取得された脈流電圧Vpuを、ステップS11で取得された脈流電圧実効値Vpu_mrsを用いて補正する(ステップS12)。具体的には、マイコン31は、脈流電圧Vpuを下記の式(4)に従って補正する。
補正後Vpu=Vpu×(Vref/Vpu_mrs) …(4)
式(4)において、左辺の「補正後Vpu」は補正後の脈流電圧Vpuであり、右辺の「Vpu」はステップS10で取得された補正前の脈流電圧Vpuである。「Vref」は上述の基準電圧(たとえば入力電圧Vacの定格実効値である100ボルト)であり、「Vpu_mrs」はステップS11で取得された脈流電圧実効値Vpu_mrsである。したがって、「Vref/Vpu_mrs」は、基準電圧Vrefと脈流電圧実効値Vpu_mrsとの比である。式(4)に従って算出される補正後の脈流電圧Vpuは、入力電圧Vacの実効値が変動しても、その影響をほぼ受けない値となる。
そして、マイコン31は、ステップS12において算出された補正後の脈流電圧Vpuを用いて、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuを算出する(ステップS20)。そのため、入力電圧Vacの実効値が変動しても、その影響がフィルタ処理後の脈流電圧VFpuの振幅に及ぶことが抑制される。これにより、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuの振幅に基づいて決定される目標インダクタ電流ILtagの大きさ(振幅)の変動も抑制される。その結果、入力電圧Vacの実効値が変動しても、インダクタ電流IL(PFC回路30の入力電流)の大きさ(振幅)の変動を適切に抑制することができる。
なお、上述の例では基準電圧Vrefと脈流電圧実効値Vpu_mrsとの比に基づいて補正する対象をフィルタ処理前の脈流電圧Vpuとしているが、補正する対象を、フィルタ処理前の脈流電圧Vpuではなく、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuとするようにしてもよい。
また、脈流電圧Vpuまたは脈流電圧VFpuの補正に用いる実効値としては、フィルタ処理前の脈流電圧Vpuの実効値(脈流電圧実効値Vpu_mrs)を用いてもよいし、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuの実効値を用いてもよい。特に、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuはノイズが除去された値であるため、フィルタ処理後の脈流電圧VFpuの実効値を用いる場合には、フィルタ処理前の脈流電圧Vpuの実効値を用いる場合に比べて、より精度のよい補正を行なうことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電源装置、10 交流電源、20 整流回路、30 力率改善回路(PFC回路)、31 マイコン、32 駆動回路、34 電流センサ、35 電圧センサ、40 電圧変換回路、50 負荷、A1,A2 交流線、C キャパシタ、D ダイオード、L インダクタ、N 負極線、N1 接続線、P1,P2,P3 正極線、SW スイッチング素子。

Claims (3)

  1. 交流電圧を全波整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力側に設けられる力率改善回路と、
    前記交流電圧を全波整流した第1脈流電圧を出力する出力回路と、
    前記出力回路から取得された前記第1脈流電圧を用いて、前記整流回路から前記力率改善回路に入力される入力電流を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記第1脈流電圧を第1正弦波電圧に変換する処理を実行し、
    前記第1正弦波電圧に対してノイズを除去するフィルタ処理を施した第2正弦波電圧を算出し、
    前記第2正弦波電圧の絶対値を第2脈流電圧として算出し、
    前記第2脈流電圧に同期するように前記入力電流を制御する、電源装置。
  2. 前記フィルタ処理は、前記第1正弦波電圧の低周波成分を通過させ高周波成分を減衰させるローパスフィルタ処理と、前記ローパスフィルタ処理による位相の遅れを補償するハイパスフィルタ処理とを含む、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御装置は、前記第2脈流電圧の振幅に基づいて前記入力電流の大きさを決定し、
    前記制御装置は、
    前記第1脈流電圧または前記第2脈流電圧の実効値を算出し、
    予め定められた基準電圧と前記第1脈流電圧または前記第2脈流電圧の実効値との比に基づいて、前記第2脈流電圧の振幅の変動が抑制されるように前記第1脈流電圧または前記第2脈流電圧を補正する、請求項1または2に記載の電源装置。
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