JP2018198354A - サブキャリアダイバーシティ合成装置及び受信システム - Google Patents

サブキャリアダイバーシティ合成装置及び受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のアンテナを利用し、ダイバーシティ効果を十分に得ることができる、高性能なサブキャリアダイバーシティ合成装置及び受信システムを提供する。
【解決手段】サブキャリアダイバーシティ合成装置において、少なくとも3系統以上の中間周波数(IF)信号入力を備え、複数の中間周波数信号から復調・復号したOFDM信号をサブキャリアごとにダイバーシティ合成し、合成信号を中間周波数信号として出力するサブキャリアダイバーシティ合成回路を、少なくとも2系統備える。また、当該サブキャリアダイバーシティ合成装置と、複数波対応OFDM受信機とにより、OFDM方式ラジオマイクの受信システムを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サブキャリアダイバーシティ合成装置及び受信システムに係り、特に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式ラジオマイクにおける、サブキャリアダイバーシティ合成装置及び受信システムに関する。
近年、デジタル方式のワイヤレスマイクの研究が精力的に行われており、特に、OFDM方式ラジオマイク(ワイヤレスマイク)の実用化が進められている(非特許文献1)。OFDM方式ラジオマイクは、OFDM信号がガードインターバルを有しているため、マルチパスフェージングによる受信品質の低下を防止することができ、また、遅延時間も小さく、高品質な送受信が可能なラジオマイクである。
図5に、従来のOFDM方式ラジオマイクの送受信構成を示す。OFDM方式ラジオマイクの送信側では、マイク10,11に送信機が内蔵されており、音声信号(単に「音声」ということがある。)をOFDM変調して、例えば1200MHz帯の電波で送信する。一般に、送信側ではマイクごとに送信周波数を変えることができ、マイク10は第1の周波数f1で送信し、マイク11は第2の周波数f2で送信する。
受信側では、受信アンテナ111,112で、マイク10,11から送信された1200MHz帯の2種類の周波数の電波を受信し、受信アンテナ111,112に接続された周波数コンバータ121,122により200MHz帯の中間周波数(IF:Intermediate Frequency)信号に変換する。
図5の受信アンテナ111,112は、複数種類の周波数で送信された電波をそれぞれ受信可能であり、周波数コンバータ121,122は、1200MHz帯の複数種類の周波数を含む電波を200MHz帯の中間周波数に変換する。したがって、周波数コンバータ121,122は、f1で送信されたOFDM信号とf2で送信されたOFDM信号を含む200MHz帯のIF信号をそれぞれ出力する。f1で送信され中間周波数に変換されたOFDM信号(f1(IF))とf2で送信され中間周波数に変換されたOFDM信号(f2(IF))は、2波対応OFDM受信機(OFDM方式ラジオマイク受信機)130に供給される。
なお、受信アンテナと周波数コンバータは1系統でも複数の周波数に対応可能である。しかしながら、ここでは、空間ダイバーシティを利用するために、2系統の受信アンテナ及び周波数コンバータを用いている。
2波対応OFDM受信機(OFDM方式ラジオマイク受信機)130は、1台の受信機で互いに周波数が異なる2波(2本のラジオマイクの電波)の受信が可能な構成になっており、中間周波数に変換されたOFDM信号(f1(IF)、f2(IF))を入力として、復調・復号処理を行い、マイク10から周波数f1で伝送された音声信号とマイク11から周波数f2で伝送された音声信号を、それぞれ音声(f1)、音声(f2)として出力する。
図5に示す2波対応OFDM受信機130には2系統のIF信号入力が設けられており、電波伝搬におけるフェージング等による受信品質の劣化を、ダイバーシティにより低減することができる。
次に、2波対応OFDM受信機(OFDM方式ラジオマイク受信機)130の構成について説明する。図6に、2波対応OFDM受信機130の構成例のブロック図を示す。図6の2波対応OFDM受信機130は、2つのIF信号入力を有しており、周波数選択部141〜144、FFT(Fast Fourier Transform)復調部151〜154、サブキャリアダイバーシティ合成部161,162、音声再生部171,172を備える。
入力端子に接続する周波数選択部141〜144には、それぞれ、中間周波数に変換されたOFDM信号(f1(IF)、f2(IF))が入力される。各周波数選択部141〜144は、中間周波数(約200MHz)の信号を信号処理用周波数に変換する周波数変換機(図示せず)と、1種類の周波数帯域(ここではf1(IF)又はf2(IF))を選択するためのバンドパスフィルタ(図示せず)が含まれており、特定の周波数のOFDM信号を選択して出力する。
例えば、周波数選択部141は、第1の入力端子に接続され、入力されたIF信号から、周波数f1で送信されたOFDM信号を選択し、FFT復調部151へ出力する。また、周波数選択部142は、第1の入力端子に接続され、入力されたIF信号から、周波数f2で送信されたOFDM信号を選択し、FFT復調部152へ出力する。第2の入力端子に接続された周波数選択部143,144も同様である。なお、各周波数選択部は、送信側からの任意の送信周波数で動作可能とすることができるように、選択可能な無線周波数(f1,f2)を可変にすることが望ましい。
FFT復調部151〜154は、それぞれ周波数選択部141〜144で選択された周波数で送信されたOFDM信号が入力され、この信号をFFT(高速フーリエ変換)処理して、データキャリアシンボルを生成し、サブキャリアダイバーシティ合成部161,162に出力する。
なお、FFT復調部151〜154は、通常、周波数変換された受信信号を直交復調する直交復調部と、直交復調で生成されたOFDM信号からガードインターバルを除去して、有効シンボル信号を生成する窓処理部と、有効シンボル信号に対してFFT処理を施すFFT演算部(いずれも図示せず)とを備えている。
すなわち、FFT復調部151は、第1のアンテナ111で受信された周波数f1で送信されたOFDM信号に基づく出力信号(データキャリアシンボル)を、サブキャリアダイバーシティ合成部161に出力する。また、FFT復調部152は、第1のアンテナ111で受信された周波数f2で送信されたOFDM信号に基づく出力信号を、サブキャリアダイバーシティ合成部162に出力する。なお、ここでは受信性能を高めるために2つのアンテナで空間ダイバーシティを行っているが、空間ダイバーシティを行わない場合は、FFT復調部151,152の出力信号を直接、音声再生部171,172に送っても良い。
同様に、FFT復調部153は、第2のアンテナ112で受信された周波数f1で送信されたOFDM信号に基づく出力信号を、サブキャリアダイバーシティ合成部161に出力する。また、FFT復調部154は、第2のアンテナ112で受信された周波数f2で送信されたOFDM信号に基づく出力信号を、サブキャリアダイバーシティ合成部162に出力する。
サブキャリアダイバーシティ合成部161,162は、第1のアンテナ111で受信されたOFDM信号に基づいて生成された信号(データキャリアシンボル)と第2のアンテナ112で受信されたOFDM信号に基づいて生成された信号をサブキャリアごとにダイバーシティ合成を行うことで、受信品質の劣化を低減し、品質の高い信号を得る。本明細書では、複数のOFDM信号を、それぞれキャリアシンボルに復調・復号した後、サブキャリアごとに信号合成すること(或いは、サブキャリアごとの信号合成と等価な処理)を、「サブキャリアダイバーシティ合成」又は「サブキャリア合成」と呼ぶ。
すなわち、サブキャリアダイバーシティ合成部161は、周波数f1で送信されたOFDM信号について、第1のアンテナ111で受信された信号と第2のアンテナ112で受信された信号とをサブキャリア合成し、合成された信号を、音声再生部171に出力する。同様に、サブキャリアダイバーシティ合成部162は、周波数f2で送信されたOFDM信号について、第1のアンテナ111で受信された信号と第2のアンテナ112で受信された信号とをサブキャリア合成し、合成された信号を、音声再生部172に出力する。
図7は、2波対応OFDM受信機130の音声再生部171,172の構成例を示すブロック図である。音声再生部171,172は、時間デインターリーブ部173、周波数デインターリーブ部174、キャリア復調部175、誤り訂正復号部176、誤り検出復号部177、及び、D/A(デジタル/アナログ)変換部178を備える。
音声再生処理では、まず、図示しないパイロット信号除去部で、ARIB(Association of Radio Industries and Business)標準規格に基づいて予め送信側で離散的に埋め込まれたパイロット信号を除去し、データシンボルを抽出する。
時間デインターリーブ部173は、サブキャリアダイバーシティ合成部161,162で合成された信号に対して、時間デインターリーブ処理を行い、各キャリアで時間方向に送信側で並び替えられたデータシンボルの順を元に戻す。
周波数デインターリーブ部174は、時間デインターリーブ部173からの信号に対して、周波数デインターリーブ処理を行い、送信側で周波数的に並び替えられたデータシンボルの配列を元に戻す。
キャリア復調部175は、周波数デインターリーブ部174から入力される信号に対して、キャリアごとに復調を行い、誤り訂正復号部176に出力する。キャリア復調部175は、例えば、その内部に図示しないデマッピング部とビットデインターリーブ部を備えており、推定された伝送路特性に基づいて、図示しないデマッピング部でデータシンボル(I信号値とQ信号値)からビット単位のデータに復調する。また、図示しないビットデインターリーブ部において、送信側においてビット単位で並べ替えたデータを、元の配列に戻す。
誤り訂正復号部176は、キャリア復調部175から入力される信号を誤り訂正復号処理する。誤り訂正復号処理としては、例えば、ビタビ復号等を行うことができ、他の誤り訂正復号処理であっても良い。
誤り検出復号部177は、送信側で付加した誤り検出符号を利用して、誤り訂正又は誤り検出を行う。誤り検出処理の結果、誤りなしとされたデータをその後の音声信号処理に用い、誤っていると判定されたデータは、削除する(音声信号をミュートする)か、何らかの代替データとする。また、伝送路において生じた誤りが訂正可能であれば、誤り訂正を行っても良い。誤り訂正又は誤り検出されたデータは、D/A変換部178に出力する。
D/A変換部178は、処理されたデジタルデータを、デジタル/アナログ変換し、音声信号を出力する。
以上が、従来の周波数ダイバーシティを用いた受信機の概要である。この例では、2系統のIF信号入力をOFDM方式のサブキャリアごとに受信機でダイバーシティ合成することで受信品質の劣化を低減している。
ダイバーシティ入力端子の数は多い方が優れた性能(ダイバーシティ効果)が得られることは自明であるが、OFDM方式ラジオマイク受信機の大きさや回路規模の観点から、IF入力端子の数は2系統で設計される場合が一般的である。
「特定ラジオマイクの陸上移動局の無線設備(テレビホワイトスペース帯、1.2GHz帯)標準規格」、ARIB STD−T112 1.2版 平成26年3月18日改定、電波産業会
上記のとおり、2系統のダイバーシティにおけるOFDM方式ラジオマイク受信機の検討が進められている。しかしながら、ラジオマイクの運用形態の拡大に伴い、さらに受信アンテナの数を増やして受信エリアを拡大させたいというユーザー側の要求もある。
図8に、混合分配器180を用いた従来の多数アンテナによるOFDM方式ラジオマイクの受信構成を示す。
OFDM方式ラジオマイクの送信側では、送信機が内蔵されたマイク10,11により、音声信号をOFDM変調して1200MHz帯の電波で送信する。マイク10は第1の周波数f1で送信し、マイク11は第2の周波数f2で送信する。
受信側では、4系統の受信アンテナ111〜114で、マイク10,11から送信された1200MHz帯の2種類の周波数の電波を受信し、周波数コンバータ121〜124により200MHz帯のIF信号に変換する。
混合分配器180は、一例として、4系統のIF信号入力端子と2系統のIF信号出力端子を備えている。周波数コンバータ121〜124で変換されたIF信号(f1(IF)、f2(IF))をそれぞれの入力端子に入力し、内部で4系統のIF信号の混合を行うとともに、混合された信号を2系統に分配し、2系統のIF信号を、2波対応OFDM受信機130に出力する。
2波対応OFDM受信機(OFDM方式ラジオマイク受信機)130の構成は、図5〜図7に示したものと同じであり、2波(互いに周波数が異なる電波)の受信が可能な構成になっている。混合分配器180からの2系統のIF出力信号を、それぞれ2波対応OFDM受信機130の2つのIF入力端子に接続する。2波対応OFDM受信機130は、IF信号(f1(IF)、f2(IF))を入力として、復調・復号処理を行い、マイク10から周波数f1で伝送された音声信号とマイク11から周波数f2で伝送された音声信号を、それぞれ音声(f1)、音声(f2)として出力する。
この受信システムでは、2入力のOFDM受信機130に対して、4入力の混合分配器180を接続することにより、入力電力を増強し、受信エリアを拡大するものである。
しかしながら、混合分配器180は、複数の受信信号を電力的に合成・分配するものであって、OFDM方式のサブキャリアごとにダイバーシティ合成するものではないため、この手法は十分なダイバーシティ効果が得られるものではなかった。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、複数のアンテナを利用し、ダイバーシティ効果を十分に得ることができる、高性能なサブキャリアダイバーシティ合成装置及び受信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るサブキャリアダイバーシティ合成装置は、少なくとも3系統以上の中間周波数(IF)信号入力を備え、複数の中間周波数信号から復調・復号したOFDM信号をサブキャリアごとにダイバーシティ合成し、合成信号を中間周波数信号に変換して出力するサブキャリアダイバーシティ合成回路を少なくとも2系統備えたことを特徴とする。
また、前記サブキャリアダイバーシティ合成装置は、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路が、中間周波数信号を周波数変換し、特定の周波数のOFDM信号を選択する複数の第1の周波数変換部と、直交復調された前記OFDM信号をFFT演算する複数のFFT演算部と、前記FFT演算された信号をサブキャリアごとに合成するサブキャリア合成部と、前記サブキャリア合成部の出力信号をIFFT演算するIFFT演算部と、前記IFFT演算され直交変調された信号を特定の周波数の中間周波数に変換する第2の周波数変換部と、を備えていることが望ましい。
また、前記サブキャリアダイバーシティ合成装置は、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路が、中間周波数信号を周波数変換し、特定の周波数のOFDM信号を選択する複数の第1の周波数変換部と、直交復調された前記OFDM信号をフィルタ処理する複数の複素FIRフィルタと、前記複素FIRフィルタで処理された信号を複素加算する複素加算部と、前記複素加算され直交変調された信号を特定の周波数の中間周波数に変換する第2の周波数変換部と、を備えていることが望ましい。
そして、前記サブキャリアダイバーシティ合成装置は、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路が、さらに、前記複素FIRフィルタの係数を推定する伝送路特性推定部を備えていることが望ましい。
また、前記サブキャリアダイバーシティ合成装置は、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路が、前記特定の周波数を設定する受信チャンネル設定機能と出力チャンネル設定機能を備えていることが望ましい。
上記課題を解決するために本発明に係る受信システムは、前記のサブキャリアダイバーシティ合成装置と、第1の周波数のOFDM信号から復調されたデータシンボルから第1の音声信号を生成し、第2の周波数のOFDM信号から復調されたデータシンボルから第2の音声信号を生成し、前記第1及び第2の音声信号を出力する複数波対応OFDM受信機と、を備えたことを特徴とする。
本発明におけるサブキャリアダイバーシティ合成装置及び受信システムによれば、複数のアンテナを利用し、高いダイバーシティ効果を得ることができる。
本発明のサブキャリアダイバーシティ合成装置を備えた受信システムの構成例を示すブロック図である。 サブキャリアダイバーシティ合成回路の第1の構成例を示すブロック図である。 サブキャリアダイバーシティ合成回路の第2の構成例を示すブロック図である。 伝送路特性推定部の構成例を示すブロック図である。 従来のOFDM方式ラジオマイクの送受信構成を示すブロック図である。 2波対応OFDM受信機の構成例を示すブロック図である。 2波対応OFDM受信機の音声再生部の構成例を示すブロック図である。 混合分配器を用いた従来の多数アンテナによるOFDM方式ラジオマイクの受信構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。
図1に、本発明のサブキャリアダイバーシティ合成装置200を備えた、受信システム100の構成例を示す。
受信システム100は、マイク(OFDM方式ラジオマイク送信機)10,11から送信された、音声信号をOFDM変調して、例えば1200MHz帯の電波とした送信信号を受信する。マイク10,11は送信周波数を変えることができ、マイク10は第1の周波数f1で送信し、マイク11は第2の周波数f2で送信している。
ここでは、1200MHz帯の電波として、1240MHzから1260MHzの周波数範囲の中に、約600KHzの帯域幅を有するOFDM方式の送信信号が、複数の異なる中心周波数(f1,f2)で送信される状況を例として説明する。
受信側では、一例として、4系統の受信アンテナ111〜114で、マイク10,11から送信された1200MHz帯の2種類の周波数の電波を受信し、さらに、受信アンテナ111〜114の直近に接続された4つの周波数コンバータ121〜124により、各受信アンテナで受信した信号を200MHz帯の中間周波数(IF)信号に変換する。この受信アンテナ111〜114及び周波数コンバータ121〜124は、汎用品を用いることができる。
受信アンテナ111〜114は、それぞれが複数種類の周波数の電波を受信可能であり、周波数コンバータ121〜124は、複数種類の周波数を含む1200MHz帯の電波を200MHz帯の中間周波数に変換する。したがって、周波数コンバータ121〜124は、それぞれが、f1で送信されたOFDM信号とf2で送信されたOFDM信号を含む200MHz帯のIF信号を出力する。f1で送信され中間周波数に変換されたOFDM信号(f1(IF))とf2で送信され中間周波数に変換されたOFDM信号(f2(IF))は、例えば、数十〜数百m離れた場所に設置されるサブキャリアダイバーシティ合成装置200にケーブルを介して供給される。なお、IF信号に変換してケーブル伝送することで、ケーブルによる損失を低減することができる。
サブキャリアダイバーシティ合成装置200は、少なくとも3系統以上のIF信号入力を備えた2系統のサブキャリアダイバーシティ合成回路201,202を備えている。図1の構成例では、4系統のIF信号入力としているが、さらに多数のIF信号入力に対応する構成としても良い。サブキャリアダイバーシティ合成回路201,202を2系統とし、出力を2つのIF信号出力としているのは、後段となる2波対応OFDM受信機130が、2系統のIF信号入力を備えていることを想定しているためである。このサブキャリアダイバーシティ合成回路は、必要に応じて1つ(1系統、1信号出力)としても良く、また、後段の2波対応OFDM受信機130のIF信号入力数に応じて、サブキャリアダイバーシティ合成装置200の内部の処理系統(サブキャリアダイバーシティ合成回路)の数をさらに増やすこともできる。また、IF信号入力系統数については、後段の2波対応OFDM受信機130が2系統のIF信号入力を備えていることを想定し、それより大きい空間ダイバーシティ効果を得るために、サブキャリアダイバーシティ合成回路201,202は、少なくとも3系統以上のIF信号入力としている。
サブキャリアダイバーシティ合成装置200は、4系統の周波数コンバータ121〜124のIF出力信号を、それぞれサブキャリアダイバーシティ合成回路201,202に接続・供給するよう構成し、サブキャリアダイバーシティ合成回路201,202内で、4系統のIF信号から得られたOFDM信号について、サブキャリアごとにダイバーシティ合成を行い、合成信号を再びIF信号に変換して、2系統のIF信号として出力する。なお、IF信号出力は、一方がf1で送信されたOFDM信号に基づくFI信号(f1(IF))であり、他方がf2で送信されたOFDM信号に基づくFI信号(f2(IF))となる。サブキャリアダイバーシティ合成装置200のIF信号出力は、2波対応OFDM受信機130に出力される。サブキャリアダイバーシティ合成回路201,202の詳細は後述する。
2波対応OFDM受信機(OFDM方式ラジオマイク受信機)130の構成は、図5〜図7に示したものと同じであり、2波(互いに周波数が異なる電波)の受信が可能な構成になっている。サブキャリアダイバーシティ合成装置200からの2系統のIF信号を入力信号として、それぞれ2波対応OFDM受信機130の2つのIF入力端子に入力する。2波対応OFDM受信機130は、2つのIF信号(f1(IF)、f2(IF))の復調・復号処理を行い、マイク10から周波数f1で伝送された音声信号とマイク11から周波数f2で伝送された音声信号を、それぞれ音声(f1)、音声(f2)として出力する。
このように、本発明では、サブキャリアダイバーシティ合成装置200を用いることにより、2系統以下の入力のOFDM受信機において、3系統以上の空間ダイバーシティを行うことができ、高品質の音声信号を出力することができる。
次に、サブキャリアダイバーシティ合成装置200におけるサブキャリアダイバーシティ合成回路201,202の構成について説明する。
図2にサブキャリアダイバーシティ合成回路の第1の構成例(実施例1)のブロック図を示す。図2のサブキャリアダイバーシティ合成回路は、少なくとも3系統以上(図2では4系統)のIF信号入力を備えており、複数の200MHz帯IF信号を入力し、これをサブキャリア合成(周波数軸での信号合成)した後、1つの200MHz帯IF信号として出力する。
図2のサブキャリアダイバーシティ合成回路は、周波数変換部(第1の周波数変換部)211〜214、受信チャンネル設定部215、直交復調部221〜224、窓処理部231〜234、FFT(Fast Fourier Transform)演算部241〜244、サブキャリア合成部250、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算部260、ガードインターバル付加部270、直交変調部280、周波数変換部(第2の周波数変換部)290、及び、出力チャンネル設定部295から構成される。
入力端子に接続する周波数変換部(第1の周波数変換部)211〜214には、それぞれ、異なるアンテナ111〜114で受信され、周波数コンバータ121〜124で中間周波数(200MHz帯)に変換されたOFDM信号(f1(IF)、f2(IF))が入力される。また、受信チャンネル設定部215は、外部(ユーザ)からの設定に基づいて、受信すべきチャンネル(周波数)の情報を各周波数変換部211〜214に与え、サブキャリアダイバーシティ合成回路が受信するチャンネルを設定する。
各周波数変換部(第1の周波数変換部)211〜214は、中間周波数(約200MHz)のIF信号を信号処理用周波数に変換するとともに、1種類の周波数帯域(ここではf1(IF)又はf2(IF))を選択するためのバンドパスフィルタ(図示せず)を備えており、受信チャンネル設定部215からの情報に基づいて、指定されたチャンネル(周波数)のOFDM信号を選択して出力する。
直交復調部221〜224は、周波数変換された信号を直交復調し、元のOFDM信号(複素信号)に変換し、窓処理部231〜234に出力する。
窓処理部231〜234は、ガードインターバル除去部とも呼ばれ、入力されたOFDM信号からガードインターバルを除去して、有効シンボル信号を生成し、FFT演算部241〜244に出力する。
FFT演算部241〜244は、有効シンボル信号に対してFFT(高速フーリエ変換)処理を施し、サブキャリアごとの信号(キャリアシンボル)に変換する。
サブキャリア合成部250は、各FFT演算部241〜244から出力された信号、すなわち、4つのIF信号入力から復調・復号したそれぞれの信号をサブキャリアごとに合成し、合成信号をIFFT演算部260に出力する。サブキャリア合成部250は、各アンテナ111〜114で受信されたOFDM信号に基づいて生成された信号(キャリアシンボル)をサブキャリアごとにダイバーシティ合成を行うことで、受信品質の劣化を低減し、品質の高い信号を得ることができる。
IFFT演算部260は、合成された信号に対してIFFT(逆高速フーリエ変換)演算を行って、再び有効シンボル信号を生成し、ガードインターバル付加部270に出力する。
ガードインターバル付加部270は、IFFT演算部260から入力される有効シンボル信号の先頭に、有効シンボル信号の後半部分をコピーしたガードインターバルを挿入する。ガードインターバルは、本来はOFDM信号を送受信する際にシンボル間干渉を低減させるために挿入されるものであるが、ここでは後続の2波対応OFDM受信機130において、通常のガードインターバルを含むOFDM信号と区別無く処理できるように、ガードインターバルを付加している。
直交変調部280は、ガードインターバルを付加したOFDM信号を直交変調し、周波数変換部290に出力する。
周波数変換部(第2の周波数変換部)290は、このようにして再変調された信号に対して、予め出力チャンネル設定部295で設定したチャンネルの中間周波数(200MHz帯)に変換し、設定されたチャンネルのIF信号(f1(IF)又はf2(IF))を出力する。
このように、サブキャリアダイバーシティ合成回路は、複数のIF信号を入力し、入力信号のOFDM信号をサブキャリアダイバーシティ合成した後、音声信号ではなく、再びIF信号に変換して出力することにより、通常のIF入力のOFDM方式ラジオマイク受信機に対して、ダイバーシティ効果の高い合成信号を出力することができる。
なお、特殊な構成として、後段の2波対応OFDM受信機130が、音声再生部171,172へ直接入力する入力端子を備えていた場合は、サブキャリアダイバーシティ合成回路内でIFFT演算部260以降の処理を行うことなく、サブキャリア合成部250の出力を直接音声再生部171,172へ入力しても良い。
図3にサブキャリアダイバーシティ合成回路の第2の構成例(実施例2)のブロック図を示す。図3のサブキャリアダイバーシティ合成回路は、少なくとも3系統以上(図3では4系統)のIF信号入力を備えており、複数の200MHz帯IF信号を入力し、これを複素FIR(Finite Impulse Response)フィルタ処理及び複素加算(時間軸での信号合成)した後、1つの200MHz帯IF信号として出力する。この構成例は遅延時間が小さいという特長がある。
図3のサブキャリアダイバーシティ合成回路は、周波数変換部(第1の周波数変換部)211〜214、受信チャンネル設定部215、直交復調部221〜224、複素FIRフィルタ311〜314、伝送路特性推定部321〜324、複素加算部340、直交変調部280、周波数変換部(第2の周波数変換部)290、及び、出力チャンネル設定部295から構成される。
入力端子に接続する周波数変換部(第1の周波数変換部)211〜214には、それぞれ、異なるアンテナ111〜114で受信され、周波数コンバータ121〜124で中間周波数(200MHz帯)に変換されたOFDM信号(f1(IF)、f2(IF))が入力される。周波数変換部211〜214、及び受信チャンネル設定部215の構成・動作は、図2と同じであり、各周波数変換部211〜214は、中間周波数(約200MHz)のIF信号を信号処理用周波数に変換するとともに、受信チャンネル設定部215からの情報に基づいて、指定されたチャンネル(周波数)のOFDM信号を選択して出力する。
直交復調部221〜224は、周波数変換された信号を直交復調し、元のOFDM信号(複素信号)に変換し、複素FIRフィルタ311〜314、及び伝送路特性推定部321〜324に出力する。
伝送路特性推定部321〜324は、それぞれの直交復調部221〜224の出力信号に基づいて、複素FIRフィルタ311〜314のフィルタ係数を生成する。伝送路特性推定部321〜324の詳細は後述する。
複素FIRフィルタ311〜314は、伝送路特性推定部321〜324によって生成されたフィルタ係数に基づいて、直交復調されたOFDM信号(複素信号)をフィルタ処理し、複素加算部340に出力する。
複素加算部340は、少なくとも3系統以上(図3では4系統)の複素FIRフィルタ311〜314の出力信号について、複素加算を行って合成する。これは、各系統で受信したOFDM信号をサブキャリアごとに時間軸でダイバーシティ合成することに相当し、品質の高い信号を得ることができる。
直交変調部280は、複素加算部340で合成された信号(複素信号)を直交変調し、周波数変換部290に出力する。
周波数変換部(第2の周波数変換部)290は、このようにして再変調された信号に対して、予め出力チャンネル設定部295で設定したチャンネルの中間周波数(200MHz帯)に変換し、設定されたチャンネルのIF信号(f1(IF)又はf2(IF))を出力する。
図2の第1の構成例は、本線の信号に対してFFT演算あるいはIFFT演算を行う構成であるため、FFT及びIFFTのためのバッファメモリによる処理遅延が発生するが、図3の構成は本線の信号に対してFFT演算やIFFT演算を行わないため、処理速度が速い。
図4は、伝送路特性推定部の構成例を示すブロック図である。各伝送路特性推定部321〜324は、窓処理部331、FFT演算部332、パイロット抽出部333、内挿フィルタ部334、IFFT演算部335、及び係数抽出部336を備える。
窓処理部331は、OFDM信号からガードインターバルを除去して、有効シンボル信号を生成し、FFT演算部332に出力する。
FFT演算部332は、有効シンボル信号に対してFFT(高速フーリエ変換)処理を施し、OFDM信号を周波数領域の信号(キャリアシンボル)に変換する。
パイロット抽出部333は、ARIB標準規格に基づいて予め送信側で離散的に埋め込まれたパイロット信号(Scattered Pilot:SP信号)を抽出する。
内挿フィルタ334は、抽出されたパイロット信号に基づいて、内挿処理を行い、離散的に埋め込まれた信号から各データキャリアシンボル位置における伝送路特性を連続的に推定し、内挿されたパイロット信号をIFFT演算部335に出力する。
IFFT演算部335は、内挿されたパイロット信号に対してIFFT演算を行い、結果を係数抽出部336に出力する。
係数抽出部336は、IFFT演算の結果に基づいて、係数(複素FIRフィルタ係数)を抽出し、これを各複素FIRフィルタに書き込む。
この伝送路特性推定部321〜324は、受信された信号に対して時々刻々フィルタ係数を生成し、複素FIRフィルタ311〜314の特性を適応的に調整することが望ましい。伝送路特性推定部321〜324は、その内部でFFT演算及びIFFT演算を行っているが、演算のためのバッファメモリによる処理遅延は、伝送路特性の変化に比較すると僅かであるので、フィルタ処理に影響は与えない。また、本線の信号処理は、複素FIRフィルタ処理であって、FFT演算やIFFT演算を行わないため、処理速度が速い。
以上のように、本発明のサブキャリアダイバーシティ合成装置200は、内部に図2又は図3のサブキャリアダイバーシティ合成回路を、必要な系統数だけ備えている。各サブキャリアダイバーシティ合成回路は、その内部でサブキャリア合成を行った後、設定されたチャンネルのIF信号を出力するため、後段の2波対応OFDM受信機130は、サブキャリアダイバーシティ合成部161,162を実質的に機能させる必要が無く、多数アンテナによるサブキャリアダイバーシティ合成された音声を出力できる。
サブキャリアダイバーシティ合成装置200は、2波対応OFDM受信機130と別体で、例えば、アダプタとして構成することができ、また、必要に応じて、2波対応OFDM受信機130と一体の装置として構成することもできる。本発明のサブキャリアダイバーシティ合成装置と、既設のOFDMラジオマイク受信機の組み合わせにより、ダイバーシティ効果が大きい高性能なサブキャリアダイバーシティ合成を行う受信システムが提供できる。
上記の実施の形態では、サブキャリアダイバーシティ合成装置200の構成と動作について説明したが、本発明はこれに限らず、サブキャリアダイバーシティ合成装置200に搭載される半導体チップであって、サブキャリアダイバーシティ合成回路の機能を有するチップとして構成されてもよい。すなわち、少なくとも3系統以上の中間周波数(IF)信号入力を備え、複数の中間周波数信号から復調・復号したOFDM信号をサブキャリアごとにダイバーシティ合成し、合成信号を中間周波数信号として出力するチップとして構成されても良い。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
100 受信装置
111〜114 受信アンテナ
121〜124 周波数コンバータ
130 2波対応OFDM受信機
141〜144 周波数選択部
151〜154 FFT復調部
161,162 サブキャリアダイバーシティ合成部
171,172 音声再生部
173 時間デインターリーブ部
174 周波数デインターリーブ部
175 キャリア復調部
176 誤り訂正復号部
177 誤り検出復号部
178 D/A変換部
180 混合分配器
200 サブキャリアダイバーシティ合成装置
201,202 サブキャリアダイバーシティ合成回路
211〜214 周波数変換部
215 受信チャンネル設定部
221〜224 直交復調部
231〜234 窓処理部
241〜244 FFT演算部
250 サブキャリア合成部
260 IFFT演算部
270 ガードインターバル付加部
280 直交変調部
290 周波数変換部
295 出力チャンネル設定部
311〜314 複素FIRフィルタ
321〜324 伝送特性推定部
331 窓処理部
332 FFT演算部
333 パイロット抽出部
334 内挿フィルタ部
335 IFFT演算部
336 係数抽出部
340 複素加算部

Claims (6)

  1. 少なくとも3系統以上の中間周波数(IF)信号入力を備え、複数の中間周波数信号から復調・復号したOFDM信号をサブキャリアごとにダイバーシティ合成し、合成信号を中間周波数信号に変換して出力するサブキャリアダイバーシティ合成回路を少なくとも2系統備えた、サブキャリアダイバーシティ合成装置。
  2. 請求項1に記載のサブキャリアダイバーシティ合成装置において、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路は、
    中間周波数信号を周波数変換し、特定の周波数のOFDM信号を選択する複数の第1の周波数変換部と、
    直交復調された前記OFDM信号をFFT演算する複数のFFT演算部と、
    前記FFT演算された信号をサブキャリアごとに合成するサブキャリア合成部と、
    前記サブキャリア合成部の出力信号をIFFT演算するIFFT演算部と、
    前記IFFT演算され直交変調された信号を特定の周波数の中間周波数に変換する第2の周波数変換部と、を備えている
    サブキャリアダイバーシティ合成装置。
  3. 請求項1に記載のサブキャリアダイバーシティ合成装置において、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路は、
    中間周波数信号を周波数変換し、特定の周波数のOFDM信号を選択する複数の第1の周波数変換部と、
    直交復調された前記OFDM信号をフィルタ処理する複数の複素FIRフィルタと、
    前記複素FIRフィルタで処理された信号を複素加算する複素加算部と、
    前記複素加算され直交変調された信号を特定の周波数の中間周波数に変換する第2の周波数変換部と、を備えている
    サブキャリアダイバーシティ合成装置。
  4. 請求項3に記載のサブキャリアダイバーシティ合成装置において、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路は、さらに、前記複素FIRフィルタの係数を推定する伝送路特性推定部を備えている、サブキャリアダイバーシティ合成装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載のサブキャリアダイバーシティ合成装置において、前記サブキャリアダイバーシティ合成回路は、前記特定の周波数を設定する受信チャンネル設定機能と出力チャンネル設定機能を備えている、サブキャリアダイバーシティ合成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサブキャリアダイバーシティ合成装置と、
    第1の周波数のOFDM信号から復調されたデータシンボルから第1の音声信号を生成し、第2の周波数のOFDM信号から復調されたデータシンボルから第2の音声信号を生成し、前記第1及び第2の音声信号を出力する複数波対応OFDM受信機と、
    を備えた、受信システム。
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