JP7033408B2 - Ofdm送信機およびofdm送受信システム - Google Patents

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Description

本発明は無線通信機に関し、パイロットキャリアを配置するOFDM送信機およびOFDM受信機を有するOFDM送受信システムに適用可能である。
地上デジタル放送や放送番組素材無線伝送装置(FPU:Field Pick-up Unit)ではデジタル無線伝送方式として直交周波数分割多重(以下、OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が採用されている。OFDM方式で送信された信号を受信機で復調するためには、伝送路の振幅や位相特性を推定する必要があり、その推定結果に基づき復調(等化)処理を行う。この伝送路特性の推定のために、送信側では振幅、位相が既知のパイロットキャリアを周波数(キャリア)方向、時間(シンボル)方向に所定の間隔で挿入し、受信側では受信したパイロットキャリアを周波数方向、時間方向に内挿補間することでパイロットキャリアが配置されていないデータキャリア部分の伝送路特性を推定することが可能となる。
上記のパイロットキャリアは伝搬路の特性に応じて配置させることが望ましく、長遅延のマルチパスが存在するような伝送路では周波数方向のパイロット間隔を密に配置し、時間的な変動が激しい伝送路では時間方向のパイロット間隔を密に配置することにより、高精度な伝送路推定が可能となる。
1.2/2.3GHz帯で運用する規格であるARIB STD-B57(非特許文献1参照)ではSP(Scattered Pilot)と称するパイロット配置が用いられ、図1に示すように、時間方向、周波数方向にパイロットキャリアを分散配置させている。図1において、横軸方向が周波数、縦軸方向が時間となっており、横1列が1シンボルとなっている。SPモードを用いた際の伝送路推定において、4シンボル間の時間変動が小さいと仮定すると、4シンボル間隔のパイロット信号を時間方向に内挿補間することで周波数方向のパイロット間隔を等価的に2本とすることができ、長遅延マルチパスに対応可能となる。この伝送路推定方式を用いた等化方式を、以下では4シンボル等化と称することにする。
また、7/10GHz帯で運用する規格であるARIB STD-B33(非特許文献2参照)では、キャリア周波数が高く、移動伝送を行った際の時間変動が激しくなるため、CP(Continual Pilot)と称するパイロット配置が用いられ、図2に示すように、時間方向の間隔を密にした配置が採用されている。図2も、図1と同様に、横軸方向が周波数、縦軸方向が時間となっており、横1列が1シンボルとなっている。受信機では、1シンボル単位に伝送路推定を行うことで、高速な時変動に追従することが可能となる。この伝送路推定方式を用いた等化方式を、以下では1シンボル等化と称することにする。
また、ARIB STD-B33を用いた運用においてヘリコプターに搭載したFPUの送信アンテナからFPU受信基地局へ映像を無線伝送する。この場合、ヘリコプターは移動、旋回を行うため、二つの送信アンテナをヘリコプターの機体の離れた位置に搭載し、機体の向きとFPU受信基地局の方向の関係により、どちらかの適切な送信アンテナを選択して切り替えて、伝送が途切れないようにしている。
それぞれの送信アンテナからFPU受信基地局の間の伝搬路長は、一般的には異なるため、二つの送信アンテナを切り替えた瞬間には、位相が大きく変動する。
このアンテナ切替えタイミングは、OFDMシンボル内で位相変動しないように、OFDMシンボルの先頭のガードインターバルで切り替えるように制御している。
このようにアンテナ切替えを用いたシステムでは時間的に隣接するシンボルで位相が大きく変動するため、受信側の復調方法は1シンボル等化にすることが望ましい。
1.2GHz/2.3GHz帯テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システム標準規格 ARIB STD-B57 2.0版 テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システム標準規格 ARIB STD-B33 1.2版
前述したように、高速な時変動伝送路やアンテナ切替え運用のように急激な位相変動が生じる伝送路環境では、CPモードの1シンボル等化を用いて運用しているが、CPモードではパイロット間隔が8本であり、長遅延のマルチパスが混入した伝送路の特性を高精度に推定することは困難である。
一方、SPモードでは一般的に4シンボル等化を用いることで等価的なパイロット間隔が2本となり、長遅延マルチパスにも対応することが可能ではあるが、上述のように時間的に伝送路特性が急激に変動するような環境では4シンボル等化を行うと伝送路推定精度が劣化してしまうため、CPモードのように1シンボル等化を行う必要がある。
図3に示す1シンボル等化の処理概要として、周波数方向にパイロットキャリアを内挿補間する際に、複数タップ(一般的には数十から数百タップ)のFIR(Finite Impulse Response)フィルタを用いる手法が良く用いられている。ここで、図中の丸頭の点線で示した帯域端またはその近傍キャリアの伝送路推定を行う際、タップ数の半分程度には有効な受信パイロットキャリアを得ることができているが(実線矢印)。しかし、残りの半分のタップには帯域外の伝送路特性が必要であるが、これは帯域外の伝送路特性のため不明であり、帯域端またはその近傍に配置されているパイロットキャリアから外挿補間して推定することが多い(点線矢印)。
外挿補間の手法としては、帯域の端に配置されているパイロットキャリアを帯域外にコピーする0次ホールド外挿や、帯域端またはその近傍の2つのパイロットキャリアの複素平面上での傾きを算出し、帯域端またはその近傍のパイロットキャリアに対してその傾きを延長する線形1次外挿などが用いられている。
これら外挿方式の推定精度は最も帯域の端に位置するパイロットキャリアが帯域の端に近い程、その推定精度は向上する。しかしながら、SPモードの1シンボル等化では、最も帯域の端に配置されているパイロットキャリアはCPモードと比較して内側に配置されているため、外挿推定精度が劣化し、その結果、帯域端またはその近傍の伝送路推定精度も劣化してしまうという課題がある。
特に、1024QAM(Quadrature Amplitude Modulation)や4096QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの超多値変調を用いる場合、高精度な伝送路推定が必要となり、帯域端またはその近傍の推定精度の劣化により、著しい等化性能の劣化が生じてしまう。
本発明の課題は、帯域端またはその近傍の伝送路推定精度劣化を軽減可能なOFDM送信機およびOFDM送受信システムを提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、OFDM送信機は、パイロットキャリアとデータキャリアとを、時間方向および周波数方向に、配置して第1OFDM信号を生成する第1OFDM信号生成回路と、前記第1OFDM信号を送出する第1送信手段と、を含む。前記パイロットキャリアは、帯域の下端と前記帯域の上端とに配置されると共に、前記帯域の前記下端と前記帯域の前記上端との間に分散して配置される。
上記OFDM送信機によれば、パイロットキャリアを帯域の両端(下端および上端)に配置させることで、パイロットキャリアを時間方向、周波数方向に分散配置するSPモードでの1シンボル等化時に生じる帯域端またはその近傍の伝送路推定精度劣化を軽減することが可能となる。
SPのキャリア配置を説明するための図である。 CPのキャリア配置を説明するための図である。 1シンボル等化の処理概要を説明するための図である。 実施例1に係るOFDM送受信システムを示すブロック図である。 実施例1に係るパイロットキャリア配置を説明するための図である。 パイロットグループ数Bが偶数の場合のパイロットキャリア配置を示す図である。 パイロットグループ数Bが奇数の場合のパイロットキャリア配置を示す図である。 放送番組素材無線伝送装置に適したパラメータを説明するための図である。 伝送路推定部の構成を説明するための図である。 パイロット信号の定義を説明するための図である。 パイロット配置に対する伝送路推定処理を説明するための図である。 2系統の送信アンテナを設けた場合のOFDM送受信システム1aの構成例を説明するためのブロック図である。 実施例2に係る2系統の送信アンテナを設けた場合のパイロット信号を符号で直交化した構成例を示す図である。 実施例2に係る2系統の送信アンテナを設けた場合のパイロット信号を周波数で直交化した構成例を示す図である。 実施例2に係る2系統の送信アンテナを設けた場合のパイロット信号を周波数で直交化した他の構成例を示す図である。
以下、実施例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。なお、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
図4は、実施例1に係るOFDM送受信システムを示すブロック図である。図5は、実施例1に係るパイロットキャリア配置を説明するための図である。図6A、図6Bは、図5に示されるパイロットキャリア配置の一般化を説明するための図であり、図6Aは実施例1に係るパイロットグループ数B(パイロットグループの定義に関しては後述する)が偶数の場合のパイロットキャリア配置を示す図であり、図6Bは実施例1に係るパイロットグループ数Bが奇数の場合のパイロットキャリア配置を示す図である。図7は、放送番組素材無線伝送装置に適したパラメータを説明するための図である。図8は、伝送路推定部23の構成を説明するための図である。図9は、パイロット信号の定義を説明するための図である。図10は、パイロット配置に対する伝送路推定処理を説明するための図である。
以下、本発明の実施例1について、図4―図10を用いて、詳細に説明する。
OFDM送受信システム1は、OFDM送信機2と、OFDM受信機3と、を有する。OFDM送信機2は、伝送符号生成部11と、第1OFDM信号生成回路OC1と、第1送信アンテナ18と、を含む。第1OFDM信号生成回路OC1は、マッピング部12と、パイロット信号生成部13と、キャリア配置部14と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部15と、ガードインターバル付加部16と、周波数変換部17と、を含む。第1OFDM信号生成回路OC1により生成された第1OFDM信号は、第1送信アンテナ18から電波として送出される。
送信機2において、伝送符号生成部11にて、入力された情報ビットに対して誤り訂正符号化等の処理を行い、伝送符号系列を生成する。生成された伝送符号系列はマッピング部12に入力され、伝送符号系列を1024QAMや4096QAM等の複素平面にマッピングし、データキャリアを生成する。また、パイロット信号生成部13では、振幅、位相を既知とした複素信号をパイロットキャリアとして生成する。一般的に、パイロット信号はBPSK変調を用いることが多く、伝送路推定精度を向上させるために、その振幅もデータキャリアよりも大きくすることが多いが、必ずしもその限りではない。
キャリア配置部14では、データキャリアとパイロットキャリアを所定の規則に基づいて配置する。本発明はパイロットキャリアの配置方法にかかり、図5に示すように、全てのシンボルに対して、帯域の両端(帯域の上端と帯域の下端)にパイロットキャリアを配置し、帯域中央(帯域の上端と帯域の下端との間)はSPモードにおけるパイロットキャリア配置のように、時間方向および周波数方向に、パイロットキャリアを分散配置している。図5において、横軸方向が周波数、縦軸方向が時間となっており、横1列が1シンボルとなっている。
図5に示されるキャリア配置の一般化について、図6A、図6Bを用いて説明する。図6Aは、パイロットグループ数Bが偶数の場合のパイロットキャリア配置を示し、図6Bはパイロットグループ数Bが奇数の場合のパイロットキャリア配置を示している。図6A、図6Bにおいて、横軸方向が周波数、縦軸方向が時間となっており、横1列が1シンボルとなっている。
図6Aおよび図6Bにおいて、周波数方向のパイロット間隔をF(Fは正の整数)とし、この周波数パイロット間隔Fで構成されるキャリアグループをパイロットグループと称することにする。パイロットグループは、図6A、図6Bにおいて、黒四角の太線で囲まれた領域(b1、b2、b3、b4、b5)として記載されている。帯域全体に設けるパイロットグループ数をB(Bは正の整数)とすると、全パイロットグループBの総キャリア数はB×Fキャリアとなる。
また、帯域の上端と帯域の下端にパイロットキャリアをそれぞれ配置する。図6A、図6Bにおいて、帯域の上端はA2で示され、帯域の下端はA1で示される。
更に、左右対称性を考慮し、帯域の下端(A1)のパイロットキャリアの隣に、データキャリアを(F/T-1)本配置する。ここで、Tは時間方向のパイロットの間隔を示している(Tは正の整数)。図6A、図6Bにおいて、帯域の下端(A1)のパイロットキャリアの隣に設けられたデータキャリアはDとして示される。
また、帯域の中心キャリアにパイロットキャリアやデータキャリアを配置せず、ヌルキャリアを配置する。図6A、図6Bにおいて、中心キャリアはCとして示される。
このパイロットキャリア配置とすることで、以下の効果が挙げられる。
(1)帯域両端(A1、A2)にパイロットキャリアを配置することにより、外挿特性を向上することができる。
(2)中心キャリア(C)にパイロットキャリアが割り当たらないため、中心キャリアをヌルキャリアとすることができる。
(3)左右対称のキャリア数となる。
上記(1)の効果については、後述の伝送路推定部23にて説明し、ここでは(2)(3)の効果について説明する。
近年、中心周波数が直流(DC)である変調信号を直接RF(Radio Frequency)信号に周波数変換するダイレクトコンバージョンが実現している。このダイレクトコンバージョンでは変調信号に対して、RF周波数のローカル信号で直接ミキシングすることにより、周波数変換を行い、従来のスーパーヘテロダイン方式と比較して回路規模を大幅に削減することができる。しかしながら、ダイレクトコンバージョンではローカル信号が帯域内に漏洩してしまうため、そのキャリアは大きく劣化してしまう。
本発明のキャリア配置を用いることで、中心キャリアがパイロットキャリアに割り当たることがなくなるため、中心キャリアをヌルキャリアとして未使用とすることで、ローカル信号が漏えいしても問題となることはない。
また、(非特許文献1)ARIB STD-B57規格の周波数帯域幅、及び伝送パラメータに類似し、放送番組素材無線伝送装置(FPU)に適した伝送パラメータについて、図7を用いて説明する。
図7には、FFTポイントと、帯域幅と、周波数方向のパイロット間隔F、パイロットグループ数B、総キャリア数との関係が示されている。帯域幅は、フル帯域と、ハーフ帯域とを含む。総キャリア数は、以下に示される式Aで求められるものとする。なお、図7では、時間方向のパイロット間隔Tは、T=4の場合である。
BF+2+(F/T-1)・・・式A
FFTポイントが1024で、帯域幅がフル帯域の時、F=8、B=107が好適であり、この時、総キャリア数は859になる。FFTポイントが1024で、帯域幅がハーフ帯域の時、F=8、B=53が好適であり、この時、総キャリア数は427になる。
FFTポイントが2048で、帯域幅がフル帯域の時、F=8、B=215が好適であり、この時、総キャリア数は1723になる。FFTポイントが2048で、帯域幅がハーフ帯域の時、F=8、B=105が好適であり、この時、総キャリア数は843である。
FFTポイントが4096で、帯域幅がフル帯域の時、F=16、B=215が好適であり、この時、総キャリア数は3445になる。FFTポイントが4096で、帯域幅がハーフ帯域の時、F=16、B=105が好適であり、この時、総キャリア数は1685である。
FFTポイントが8192で、帯域幅がフル帯域の時、F=32、B=215が好適であり、この時、総キャリア数は6889になる。FFTポイントが8192で、帯域幅がハーフ帯域の時、F=32、B=105が好適であり、この時、総キャリア数は3369である。
図7で示されるように伝送パラメータを設定する事により、ヘリコプターに搭載された放送番組素材無線伝送装置(FPU)の送信アンテナからFPU受信基地局の受信アンテナへ映像のデジタル無線伝送を良好に行うことが可能となる。
データキャリアとパイロットキャリアを配置した結果はIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部15に入力され、周波数領域の信号から時間領域に変換される。その後、ガードインターバル付加部16ではOFDMの特徴であるガードインターバルとして、シンボル後半の信号をシンボルの前半に巡回付加する。
以上の処理により生成されたOFDM信号(第1OFDM信号)は、周波数変換部17にてRF(Radio Frequency)帯の周波数に変換され、送信アンテナ(第1送信アンテナ)18から電波として送出される。
受信機3において、受信アンテナ19で受信した信号を周波数逆変換部20にてRF周波数から低周波数への変換を経由して、デジタル信号に変換する。
得られた受信デジタル信号はシンボル間干渉が生じないように適切な時間位置にFFT時間窓を設け、FFT(Fast Fourier Transform)部21に入力する。FFT部21では時間領域の信号を周波数領域に変換する。
FFT部21からの信号はパイロットキャリア抽出部22と等化部24に入力する。パイロットキャリア抽出部22ではキャリア配置部14で配置したパイロット位置に基づいて、パイロット信号のみを抽出する。
パイロット信号は伝送路推定部23に入力され、伝送路推定部23ではパイロット信号から伝送路の特性を推定する。伝送路推定部23は、図8に示すように、時間内挿部231、周波数外挿部232、周波数内挿部233から構成される。
時間内挿部231では、同一のキャリア位置に時間方向に分散配置されているパイロットキャリアを用いて、配置されていないシンボル(時間)の伝送路特性を内挿補間処理により推定する。
内挿補間処理としては、パイロットで挟まれた期間を線形1次内挿する方式や、最も時間的に近いパイロット信号を0次ホールドする方式などがある。しかし、前述したように高速移動環境やアンテナ切替え時には伝送路特性が急激に変動するため、これらの時間方向の内挿補間処理により逆に推定精度が劣化してしまうことがある。
そのため、伝送路特性が急激に変動する伝送路状況においては時間方向の内挿補間を実施しない(1シンボル等化)、もしくは時間方向の内挿補間フィルタの通過帯域幅を広帯域になるように時間方向の内挿補間処理を切り替える必要がある。
本発明はこのような伝送路においても高精度な伝送路推定を実現することを目的としているため、以下の説明においては時間方向の内挿補間を実施しない(1シンボル等化)場合について説明を行うが、伝送路変動が緩やかであり、時間内挿を実施しても推定精度が劣化しない場合には、時間内挿補間処理を実施しても差し支えない。
時間内挿部231からの信号は、周波数外挿部232に入力される。周波数外挿部232では、帯域端に配置されているパイロット信号から帯域外の伝送路特性を推定する。
図9に示すように帯域の両端にパイロット信号を配置し、帯域下端のパイロット信号をP(0)、帯域上端のパイロット信号をP(N)とする。また、帯域下端から一つ内側に配置されたパイロットキャリアをP(K)、帯域上端から一つ内側に配置されたパイロットキャリアをP(K)とする。
これらパイロットキャリアを用いた周波数外挿処理の一例として、式1、式2に示すように、2つのパイロットキャリアから複素平面での傾きΔK0、ΔKNを算出し、低い周波数の帯域外のm番目(m<0)及び高い周波数の帯域外のn番目(n>N)キャリアの外挿予測は式3、式4に示すように、線形一次外挿を用いることができる。
ΔK0=((P(0)-P(K))/K ・・・・式1
ΔKN=((P(N)-P(K))/K ・・・・式2
est(m)=P(0)+ΔK0・m ・・・・式3
est(n)=P(N)+ΔKN・n ・・・・式4
また、式5、式6に示すように、0次ホールド外挿を適用することも可能である。
est(m)=P(0) ・・・・式5
est(n)=P(N) ・・・・式6
式3―式6に示した外挿方式以外にも更に高い次数を用いた外挿補間方式であっても良い。
このように前述の本発明の効果(1)は、帯域端(0番目キャリア、及びN番目キャリア)にパイロットキャリアを配置することにより、帯域外の外挿推定精度を向上させることが可能となり、その結果として、周波数内挿補間精度を向上させることができる。
周波数外挿部232では、上記で説明した外挿補間処理を行い、その結果を周波数内挿部233に入力する。周波数内挿部233では等化対象とする反射波の遅延時間に適した通過帯域幅のフィルタにより内挿補間処理を実施する。一般的な内挿補間処理は、外挿処理後のパイロット間隔が等間隔である方が処理の簡略化のため望ましいが、不等間隔であっても差し支えない。
この周波数外挿部232、周波数内挿部233の処理の一例について、図10に示すパイロット配置に対する伝送路推定処理を説明する。
受信したパイロットキャリアは帯域下端からP(0)、P(6)、P(14)、P(22)、・・となる。線形一次外挿補間処理を用いる場合、式7に示す複素傾きΔK0が得られる。
ΔK0=(P(0)-P(6))/6 ・・・・式7
前述したように、帯域端にパイロット信号P(0)を配置させることにより、複素傾きΔK0に基づく外挿推定精度を向上させることが可能となる。
次に、等間隔パイロット信号を対象とした内挿補間処理を行うため、複素傾きΔK0を用いた負周波数方向の外挿補間処理を式8、式9、式10に示す。
est(-2)=P(0)-2ΔK0 ・・・・式8
est(-10)=P(0)-10ΔK0 ・・・・式9
est(-18)=P(0)-18ΔK0 ・・・・式10
このように等間隔の外挿補間結果と受信パイロット信号・・・Pest(-18)、Pest(-10)、Pest(-2)、P(6)、P(14)、P(22)、・・・から周波数方向に内挿補間を行う。この周波数内挿補間処理は図3で説明した動作と同様である。
以上説明した時間内挿部231、周波数外挿部232、周波数内挿部233により伝送路特性が推定される。
伝送路推定部23からの推定伝送路特性は等化部22に入力され、等化部22ではFFT部20からの信号と推定伝送路特性に基づいて復調(等化)処理を行う。
等化処理の例として、FFT部20からの信号を推定伝送路特性で複素除算するzero-forcingアルゴリズムや、推定伝送路特性から受信信号点レプリカを生成し、受信点とレプリカのユークリッド距離に基づいて送信信号とその尤度を推定するMLD(Maximum Likelihood Docoding)アルゴリズムなどが挙げられる。本発明は、パイロット配置に基づく伝送路推定精度の向上を目的としているため、復調アルゴリズムを限定するものではない。
復調結果は復号部25入力され、伝送符号生成部11に対応する誤り訂正復号等の処理を行い、情報ビットを再生することにより無線伝送を実現する。
以上説明したように、本発明は帯域端にパイロット信号を配置することにより、SPモードで運用時の1シンボル等化であっても、帯域端またはその近傍の伝送路推定精度を向上させ、その結果として伝送路誤りを軽減させることが可能なOFDM送受信システムまたは無線伝送システムを提供することが可能である。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例2は複数の送受信アンテナを用いて伝送を行うMultiple Input Multiple Output(以下MIMO)伝送や複数の送信アンテナと1つの受信アンテナを用いて伝送を行うMultiple Input Single Output(以下MISO)伝送に適用されるパイロット配置に関する。
MIMOあるいはMISOにおいて各送信アンテナから各受信アンテナまでの伝送路特性を推定する必要がある。そのため、パイロット信号は各送信アンテナ間で直交させる必要がある。
実施例2では帯域端に配置したパイロットキャリアの直交性について言及する。
図11は、実施例2に係る複数の送受信アンテナを用いて伝送を行うOFDM送受信システムのブロック図である。図11は、2系統の送信アンテナ(18、18a)を設けた場合のOFDM送受信システム1aの構成例を示している。OFDM送受信システム1aの構成は、図4に示すOFDM送受信システム1に対して、第2OFDM信号生成回路OC2及び第2送信アンテナ18aが追加されている。第2OFDM信号生成回路OC2により生成された第2OFDM信号は、第2送信アンテナ18aから電波として送出される。
OFDM送受信システム1aは、送信機2aと、受信機3と、を有する。送信機2aは、伝送符号生成部11と、伝送符号生成部11の出力を受ける第1OFDM信号生成回路OC1と第2OFDM信号生成回路OC2と、を有する。第1OFDM信号生成回路OC1の構成は、図4と同様であり、その説明は省略する。第2OFDM信号生成回路OC2の構成は、第1OFDM信号生成回路OC1の構成と同様であり、マッピング部12a、パイロット信号生成部13a、キャリア配置部14a、IFFT部15a、ガードインターバル付加部16a、周波数変換部17a、を含む。第2OFDM信号生成回路OC2に含まれる各部(12a―17a)の機能自体は、第1OFDM信号生成回路OC1に含まれる各部(12―17)の機能と同等である。
ただし、図12-図14で示されるように、送信アンテナ18および送信アンテナ18aから出力される電波の生成において、データキャリアおよびパイロットキャリアの配置が異なっている。すなわち、第1OFDM信号生成回路OC1に含まれるマッピング部12、パイロット信号生成部13、キャリア配置部14によるデータキャリアおよびパイロットキャリアの配置(1系キャリア配置)と、第2OFDM信号生成回路OC2に含まれるマッピング部12a、パイロット信号生成部13a、キャリア配置部14aによるデータキャリアおよびパイロットキャリアの配置(2系キャリア配置)とは、異なる。他の構成は、図4と同じである。
次に、図12-図14を用いて、MIMO伝送やMISO伝送に好適に用いられるパイロットキャリア信号の配置を説明する。
図12は、実施例2に係る2系統の送信アンテナを設けた場合のパイロット信号を符号で直交化した構成となっている。これは送信アンテナ1系(OC1、18またはOC2、18a)では2シンボル間のパイロットシンボルに対して+1、+1を乗じ、送信アンテナ2系(OC2、18aまたはOC1、18、)では2シンボル間のパイロットシンボルに対して+1、-1を乗じることで直交化させる。
受信機2では、連続する2シンボル間で伝送路特性に大きな変動がないと仮定すると、2つのパイロット信号に対して+0.5、+0.5を乗じた後に合成することで、送信アンテナ1系(OC1、18)と受信アンテナ19間の伝送路特性を推定することができる。これは送信アンテナ2系(OC2、18a)のパイロットの符号が+、-となっているため、同符号で加算することにより、送信アンテナ2系(OC2、18a)からの信号成分がキャンセルされて、送信アンテナ1系(OC1、18)からの信号のみ抽出することができるためである。
同様に、送信アンテナ2系(OC2、18a)と受信アンテナ19間の伝送路特性推定するためには、2つのパイロット信号に対して+0.5、-0.5を乗じた後に合成することで、送信アンテナ1系(OC1、18)からの信号をキャンセルさせることで、送信アンテナ2系(OC2、18a)と受信アンテナ19間の伝送路特性を推定することができる。
図13は、実施例2に係る2系統の送信アンテナを設けた場合のパイロット信号を周波数で直交化した構成例を示す図である。図14は、実施例2に係る2系統の送信アンテナを設けた場合のパイロット信号を周波数で直交化した他の構成例を示す図である。これは、一方の送信アンテナ(18または18a)からパイロット信号を送出する場合、もう一方の送信アンテナ(18aまたは18)は信号振幅を0としたヌル信号とすることで、それぞれのアンテナ(18、18a)間で干渉することがなく、直交化することができる。
実施例2の目的は、実施例1と同様に、帯域端にパイロット信号を配置することにより、帯域端またはその近傍の伝送路推定精度を向上させることであり、MIMO、MISOへ適用においても、パイロットを直交化することでその目的を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
また、本発明では、OFDM信号を電波により無線送受信するシステムについて説明したが、例えばトライアックスカメラシステム等の有線伝送におけるOFDM信号の送受信システムにも適用できる。
本明細書には、少なくとも次の構成が含まれる。
第1の構成は、請求項1において、
前記帯域の中心は、ヌルキャリアとされる、OFDM送信機。
第2の構成は、請求項1において、
前記時間方向の前記第1パイロットキャリアの間隔をT(Tは正の整数)とし、
前記周波数方向の前記第1パイロットキャリアの間隔をF(Fは正の整数)とし、
前記帯域の前記下端の隣において、(F/T-1)本のデータキャリアが配置される、OFDM送信機。
第3の構成は、請求項3において、
前記第1パイロットキャリアは、正符号とされ、
前記帯域の前記下端と前記帯域の前記上端とに配置される前記第2パイロットキャリアは、前記正符号または負符号とされ、
前記帯域の前記下端と前記帯域の前記上端との間に分散して配置される前記第2パイロットキャリアは、前記正符号とされる、OFDM送受信システム。
第4の構成は、請求項3において、
前記第1パイロットキャリアが配置された領域は、前記第2OFDM信号において、ヌルキャリアが配置され、
前記第2パイロットキャリアが配置された領域は、前記第1OFDM信号において、ヌルキャリアが配置される、OFDM送受信システム。
第5の構成は、前記第3の構成または前記第4の構成において、
前記第1OFDM信号および前記第2OFDM信号において、
前記帯域の中心は、ヌルキャリアとされる、OFDM送受信システム。
第5の構成は、請求項5において、
前記OFDM送信機は、
第2パイロットキャリアと第2データキャリアとを、時間方向および周波数方向に、配置して第2OFDM信号を生成する第2OFDM信号生成回路と、
前記第2OFDM信号を送出する第2送信手段と、を含み、
前記第2パイロットキャリアは、前記帯域の前記下端と前記帯域の前記上端とに配置されると共に、前記帯域の前記下端と前記帯域の前記上端との間に分散して配置される、OFDM送受信システム。
1、1a:OFDM送受信システム
2、2a:OFDM送信機
3:OFDM受信機
OC1:第1OFDM信号生成回路
OC2:第2OFDM信号生成回路
A1:帯域の下端
A2:帯域の上端
C:帯域中心
b1、b2、b3、b4、b5:パイロットグループ

Claims (4)

  1. 第1パイロットキャリアと第1データキャリアとを、時間方向および周波数方向に、配置して第1OFDM信号を生成する第1OFDM信号生成回路と、
    前記第1OFDM信号を送出する第1送信手段と、を含み、
    前記第1パイロットキャリアは、帯域の下端と前記帯域の上端とに配置されると共に、
    前記帯域の前記下端と前記帯域の前記上端との間に分散して配置され
    前記時間方向の前記第1パイロットキャリアの間隔をT(Tは正の整数)とし、
    前記周波数方向の前記第1パイロットキャリアの間隔をF(Fは正の整数)とし、
    前記周波数方向の前記第1パイロットキャリアの間隔Fで構成されるキャリアグループをパイロットグループとし
    帯域全体に設ける前記パイロットグループの数をB(Bは正の整数)とし、次式
    BF+2+(F/T-1)を満たし、
    前記式において、
    BFは、全パイロットグループBの総キャリア数はB×Fキャリアであり、
    +2は、BFの帯域の上端と下端に配置されたパイロットキャリアであり、
    (F/T-1)は、パイロットを周波数方向に等間隔に配置し、帯域全体を対称とするために前記帯域の下端若しくは上端のパイロットキャリアの隣に配置されたキャリアであり、
    帯域の中心キャリアにヌルキャリアを配置することで、時間方向にパイロットキャリアを内挿補間した後に、周波数方向にF/T間隔で等価的なパイロットとみなされる、
    OFDM送信機。
  2. 請求項1に記載のOFDM送信機と、
    前記第1送信手段から送出された前記第1OFDM信号を受ける受信手段を有する受信機と、を含む、
    OFDM送受信システム。
  3. 請求項1に記載のOFDM送信機と、
    受信手段を有する受信機と、を含み、
    前記OFDM送信機は、
    第2パイロットキャリアと第2データキャリアとを、時間方向および周波数方向に、配置して第2OFDM信号を生成する第2OFDM信号生成回路と、
    前記第2OFDM信号を送出する第2送信手段と、を含み、
    前記第2パイロットキャリアは、帯域の下端と前記帯域の上端とに配置されると共に、前記帯域の前記下端と前記帯域の前記上端との間に分散して配置される、
    OFDM送受信システム。
  4. 請求項に記載のOFDM送信機と、
    受信手段を有する受信機と、を含む、
    OFDM送受信システム。
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